JP2010190477A - レンジフードの運転制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチの1つの運動釦を操作してから直ちに1段速い方の運転釦を操作した場合に、電動モータのモータ軸の回転が急激に速くなることがなく、ファンやモータ軸に異常なねじれトルクが発生して損傷しないようにしたレンジフードの運転制御装置とする。
【解決手段】電動モータ11のモータ軸11aに取付けたファン12を回転することでフード1内の空気を捕集して屋外に排出するレンジフードにおいて、前記電動モータ11を駆動制御するモータ制御装置30は、レンジフードの運転状態を選択するスイッチ20の弱釦21を操作して弱運転信号を入力してから直ちに1段速い方の中釦22を操作して中運転信号を入力したときに、前記電動モータ11を一定時間だけ低速度で駆動した後に中速度で駆動して、電動モータ11の回転が急激に変化しないようにする。
【選択図】図3

Description

本発明は、レンジフードのファンの回転を制御してレンジフードを強運転、中運転、弱運転等とするレンジフードの運転制御装置に関する。
レンジフードとしては、フード内に送風機を設け、その送風機を駆動することで、調理時に発生した油煙などをフード内に捕集し、屋外に排出するものが一般的である。
このようなレンジフードにおいては、送風機を電動モータでファンを回転するものとし、そのファンの回転を制御することでレンジフードの運転を制御することが一般的に知られている。
例えば、特許文献1に開示したように、フードの前面にスイッチを取付ける。このスイッチは、複数の運転釦、例えば強釦、中釦、弱釦、切釦を備え、その強釦を押すことで電動モータが高速度段で駆動し、ファンが高速回転してレンジフードは強運転となる。
同様に、中釦、弱釦を押すことで電動モータが中速度段で駆動、低速度段で駆動し、ファンが中速回転、低速回転してレンジフードは中運転、弱運転となる。
前記切釦を押すことで電動モータが停止し、ファンも停止してレンジフードは運転停止となる。
特開平10−132351号公報
前述した従来のレンジフードに用いる送風機は、電動モータのモータ軸にファンを取付け、そのモータ軸とともにファンを回転するものである。
このために、電動モータのモータ軸の回転が急激に速くなると、ファンやモータ軸に異常なねじれトルクが発生し、ファンやモータ軸を損傷する恐れがある。
例えば、前述のスイッチの弱釦を押した後に、直ちに中釦を押した場合には、電動モータが低速度段に対応した低速回転となる以前の状態、つまり電動モータが前述の低速回転よりも遅い回転状態から中速度段に対応した中速回転となるので、電動モータが低速回転状態から中速回転となる場合に比べて、電動モータの回転変化が急となるから、電動モータのモータ軸の回転が急激に速くなる。
つまり、電動モータが操作した釦と見合う速度段に対応した回転速度で回転する定常状態となる以前に、その釦よりも速い方の釦を押した場合には、電動モータのモータ軸の回転が急激に速くなる。
また、前述のスイッチの弱釦を押して電動モータが低速回転している状態から強釦を押して電動モータを高速回転する場合にも電動モータの回転変化が急となり、電動モータのモータ軸の回転が急激に速くなる。
つまり、電動モータを、2段以上速い方の速度段とする場合にも電動モータの回転変化が急となり、電動モータのモータ軸の回転が急激に速くなる。
また、電動モータが停止している状態で、中釦を押した場合には、電動モータの回転が急激に速くなるから、その電動モータのモータ軸の回転が急激に速くなる。
本発明の目的は、スイッチの複数の運転釦を、どのように操作しても電動モータのモータ軸の回転が急激に速くなることがなく、ファンやモータ軸に異常なねじれトルクが発生して損傷することがないようにしたレンジフードの運転制御装置とすることである。
第1の発明は、フード1と、電動モータ11のモータ軸11aにファン12を取付けた送風機10と、複数の運転釦を有し、いずれか1つの運転釦を操作することで運転信号を出力するスイッチ20と、このスイッチ20が出力する運転信号に対応して前記電動モータ11を駆動制御していずれか1つの運転状態とするモータ制御装置30を備え、
前記電動モータ11でファン12を回転することで、前記フード1内の空気を排出するようにしたレンジフードであって、
前記モータ制御装置30は、現在入力されている運転信号よりも1段速い方の運転信号が新たに入力されたときには、前記電動モータ11を、現在入力されている運転信号に対応した回転速度で一定時間継続して駆動し、前記一定時間経過後に新たに入力された運転信号に対応した回転速度で駆動する構成としたことを特徴とするレンジフードの運転制御装置である。
第2の発明は、フード1と、電動モータ11のモータ軸11aにファン12を取付けた送風機10と、複数の運転釦を有し、いずれか1つの運転釦を操作することで運転信号を出力するスイッチ20と、このスイッチ20が出力する運転信号に対応して前記電動モータ11を駆動制御していずれか1つの運転状態とするモータ制御装置30を備え、
前記電動モータ11でファン12を回転することで、前記フード1内の空気を排出するようにしたレンジフードであって、
前記モータ制御装置30は、現在入力されている運転信号よりも2段以上速い方の運転信号が新たに入力されたときには、前記電動モータ11を、現在入力されている運転信号に対応した回転速度で一定時間継続して駆動し、その一定時間経過後に1段速い方の運転信号に対応した回転速度で一定時間継続して駆動し、その一定時間経過後に新たに入力された運転信号に対応した回転速度で駆動する構成としたことを特徴とするレンジフードの運転制御装置である。
第3の発明は、フード1と、電動モータ11のモータ軸11aにファン12を取付けた送風機10と、複数の運転釦を有し、いずれか1つの運転釦を操作することで運転信号を出力するスイッチ20と、このスイッチ20が出力する運転信号に対応して前記電動モータ11を駆動制御していずれか1つの運転状態とするモータ制御装置30を備え、
前記電動モータ11でファン12を回転することで、前記フード1内の空気を排出するようにしたレンジフードであって、
前記モータ制御装置30は、現在入力されている運転信号よりも2段以上速い方の運転信号が新たに入力されたときには、前記電動モータ11を、現在入力されている運転信号よりも1段速い方の運転信号に対応した回転速度で一定時間継続して駆動し、その一定時間経過後に新たに入力された運転信号に対応した回転速度で駆動する構成としたことを特徴とするレンジフードの運転制御装置である。
第4の発明は、フード1と、電動モータ11のモータ軸11aにファン12を取付けた送風機10と、複数の運転釦を有し、いずれか1つの運転釦を操作することで運転信号を出力するスイッチ20と、このスイッチ20が出力する運転信号に対応して前記電動モータ11を駆動制御していずれか1つの運転状態とするモータ制御装置30を備え、
前記電動モータ11でファン12を回転することで、前記フード1内の空気を排出するようにしたレンジフードであって、
前記モータ制御装置30は、レンジフード運転停止状態で前記スイッチ20から最低速の運転信号よりも速い方の運転信号が入力されたときに、前記電動モータ11を最低速の運転信号に対応した回転速度で起動して一定時間駆動し、その一定時間経過後に新たに入力された速い方の運転信号に対応した回転速度で駆動する構成としたことを特徴とするレンジフードの運転制御装置である。
第5の発明は、フード1と、電動モータ11のモータ軸11aにファン12を取付けた送風機10と、複数の運転釦を有し、いずれか1つの運転釦を操作することで運転信号を出力するスイッチ20と、このスイッチ20が出力する運転信号に対応して前記電動モータ11を駆動制御していずれか1つの運転状態とするモータ制御装置30を備え、
前記電動モータ11でファン12を回転することで、前記フード1内の空気を排出するようにしたレンジフードであって、
前記モータ制御装置30は、各運転信号に対応したモータ回転数を設定するモータ回転数設定部33と、前記電動モータ11の実際の回転数を検出する回転センサ35と、前記モータ設定回転数とモータ実回転数を比較するモータ回転数比較部34を有し、
前記モータ制御装置30は、現在入力されている運転信号よりも1段速い方の運転信号が新たに入力されたときに、前記モータ実回転数がモータ設定回転数よりも小さい場合には現在入力されている運転信号に対応した回転速度で電動モータ11を、モータ実回転数がモータ設定回転数よりも大きくなるまで継続して駆動し、前記モータ実回転数がモータ設定回転数よりも大きい場合には電動モータ11を新たに入力された運転信号に対応した回転速度で駆動する構成としたことを特徴とするレンジフードの運転制御装置である。
第6の発明は、フード1と、電動モータ11のモータ軸11aにファン12を取付けた送風機10と、複数の運転釦を有し、いずれか1つの運転釦を操作することで運転信号を出力するスイッチ20と、このスイッチ20が出力する運転信号に対応して前記電動モータ11を駆動制御していずれか1つの運転状態とするモータ制御装置30を備え、
前記電動モータ11でファン12を回転することで、前記フード1内の空気を排出するようにしたレンジフードであって、
前記モータ制御装置30は、電動モータ11の回転数を検出する回転センサ35と、この回転センサ35で検出したモータ回転数の設定時間内の変化が大きいときに非定常状態と判断し、かつ前述の変化が小さいときには定常状態と判断する判断手段36を有し、
前記モータ制御装置30は、現在入力されている運転信号よりも1段速い方の運転信号が新たに入力されたときに、前記判断手段36が定常状態と判断した場合は、新たに入力された運転信号に対応した回転数で電動モータ11を駆動し、前記判断手段36が非定常状態と判断した場合は、現在入力されている運転信号に対応した回転数で電動モータ11を、判断手段36が定常状態と判断するまで継続して駆動する構成としたことを特徴とするレンジフードの運転制御装置である。
第7の発明は、フード1と、電動モータ11のモータ軸11aにファン12を取付けた送風機10と、複数の運転釦を有し、いずれか1つの運転釦を操作することで運転信号を出力するスイッチ20と、このスイッチ20が出力する運転信号に対応して前記電動モータ11を駆動制御していずれか1つの運転状態とするモータ制御装置30を備え、
前記電動モータ11でファン12を回転することで、前記フード1内の空気を排出するようにしたレンジフードであって、
前記モータ制御装置30は、前回運転信号が入力されてから新たに運転信号が入力されるまでの経過時間を測定する測定手段37と、この測定した経過時間が設定した一定時間よりも小さいときの差を算出する比較演算部39を有し、
前記モータ制御装置30は、現在入力されている運転信号よりも1段速い方の運転信号が入力されたときに、前記一定時間と経過時間の差に相当する時間だけ電動モータ11を現在入力されている運転信号に対応した回転速度で継続して駆動し、前記差に相当する時間経過後に前記電動モータ11を、新たに入力された運転信号に対応した回転速度で駆動するようにしたことを特徴とするレンジフードの運転制御装置である。
第8の発明は、フード1と、電動モータ11のモータ軸11aにファン12を取付けた送風機10と、複数の運転釦を有し、いずれか1つの運転釦を操作することで運転信号を出力するスイッチ20と、このスイッチ20が出力する運転信号に対応して前記電動モータ11を駆動制御していずれか1つの運転状態とするモータ制御装置30を備え、
前記電動モータ11でファン12を回転することで、前記フード1内の空気を排出するようにしたレンジフードであって、
前記モータ制御装置30は、前回運転信号が入力されてから新たに運転信号が入力されるまでの経過時間を測定する時間測定手段40と、一定時間を設定した設定部41と、測定した経過時間と設定した一定時間の差を演算する演算部42を有し、
前記モータ制御装置30は、入力されている現在の運転信号に対応した回転速度で電動モータ11を駆動しているときに、1段速い方の運転信号が順次連続して入力された場合、前記時間測定手段40で測定した経過時間に関係なく、最初に運転信号が入力されたときには、現在入力されている運転信号に対応した回転速度で電動モータ11を前記一定時間継続して駆動し、この一定時間経過後に最初に入力された運転信号に対応した回転速度で前記電動モータを前記一定時間継続して駆動し、この一定時間経過後に2回目に入力された運転信号に対応した回転速度で前記電動モータ11を駆動する構成としたことを特徴とするレンジフードの運転制御装置である。
請求項1に係る発明によれば、スイッチ20の1つの運転釦を操作してから、直ちに1段速い方の運転釦を操作した場合に、電動モータ11のモータ軸11aの回転が急激に速くならないから、ファン12やモータ軸11aに異常なねじれトルクが発生して損傷することがない。
請求項2に係る発明によれば、スイッチ20の1つの運転釦を操作してから、2段以上速い方の運転釦を操作した場合に、電動モータ11のモータ軸11aの回転が急激に速くならないから、ファン12やモータ軸11aに異常なねじれトルクが発生して損傷することがない。
請求項3に係る発明によれば、スイッチ20の1つの運転釦を操作してから、2段以上速い方の運転釦を操作した場合に、電動モータ11のモータ軸11aの回転が急激に速くならないから、ファン12やモータ軸11aに異常なねじれトルクが発生して損傷することがない。
請求項4に係る発明によれば、レンジフードを運転開始する際に、スイッチ20の最低速の運転釦よりも速い方の運転釦を操作しても、電動モータ11は最低速の運転信号に対応した回転速度で起動して一定時間駆動し、その後に入力された運転信号に対応した回転速度で駆動する。
したがって、レンジフードを運転開始する際に電動モータ11のモータ軸11aの回転が急激に速くならないから、ファン12やモータ軸11aに異常なねじれトルクが発生して損傷することがない。
請求項5に係る発明によれば、スイッチ20の1つの運転釦を操作してから、直ちに1段速い方の運転釦を操作した場合に、電動モータ11のモータ軸11aの回転が急激に速くならないから、ファン12やモータ軸11aに異常なねじれトルクが発生して損傷することがない。
しかも、新たな運転信号が入力されたときに、モータ実回転数がモータ設定回転数よりも大きい場合には、電動モータ11を直ちに新たに入力された運転信号に対応した回転数で駆動するので、電動モータ11の無駄な継続駆動をせずに目標の回転数に切り替えできる。
請求項6に係る発明によれば、スイッチ20の1つの運転釦を操作してから、直ちに1段速い方の運転釦を操作した場合に、電動モータ11のモータ軸11aの回転が急激に速くならないから、ファン12やモータ軸11aに異常なねじれトルクが発生して損傷することがない。
しかも、新たな運転信号が入力されたときに、モータ回転数が現在入力されている運転信号に対応した回転数と略同一回転数の場合には、直ちに新たに入力された運転信号に対応した回転数で駆動するので、電動モータ11の無駄な継続駆動をせずに目標の回転数に切り替えできる。
請求項7に係る発明によれば、スイッチ20の1つの運転釦を操作してから、直ちに1段速い方の運転釦を操作した場合に、電動モータ11が現在入力されている運転信号に対応した回転速度になってから新たに入力された運転信号に対応した回転速度になるので、電動モータ11のモータ軸11aの回転が急激に速くならないから、ファン12やモータ軸11aに異常なねじれトルクが発生して損傷することがない。
しかも、経過時間が設定した一定時間よりも大きい場合には、直ちに電動モータ11を、新たに入力された運転信号に対応した回転速度で駆動するので、電動モータ11の無駄な継続駆動をせずに目標の回転数に切り替えできる。
請求項8に係る発明によれば、レンジフードを運転している状態で、1段速い方の運転信号を順次一定時間内に入力した場合に、電動モータ11の回転速度が急に変化しないから、電動モータ11のモータ軸11aの回転が急激に速くなることがない。
したがって、ファン12やモータ軸11aに異常なねじれトルクが発生して損傷することがない。
本発明の実施の形態を示すレンジフードの全体一部破断側面図である。 電動モータの制御装置の概略説明図である。 本発明のモータ制御装置の第1の実施の形態を示す説明図である。 本発明のモータ制御装置の第2の実施の形態を示す説明図である。 本発明のモータ制御装置の第3の実施の形態を示す説明図である。 判断手段の第1の実施の形態を示す説明図である。 第1の判断手段の動作フローチャート図である。 判断手段の第2の実施の形態を示す説明図である。 第2の判断手段の動作フローチャート図である。 本発明のモータ制御装置の第4の実施の形態を示す説明図である。 本発明のモータ制御装置の第5の実施の形態を示す説明図である。
図1に示すように、本発明のレンジフードは、フード1と送風機10とスイッチ20を備え、そのスイッチ20を操作して送風機10を駆動することで、調理時に発生した油煙などを空気とともにフード1内に捕集して屋外に排出する。
前記送風機10は、電動モータ11のモータ軸11aにファン12を取付け、その電動モータ11を駆動することでモータ軸11aとともにファン12を回転し、レンジフードを運転する。
前記スイッチ20は、図2に示すように、レンジフードの運転状態を選択する複数の運転釦、例えば弱釦21、中釦22、強釦23、切釦24を備え、いずれか1つの運転釦を操作することで運転信号がモータ制御装置30に入力される。
前記モータ制御装置30は、入力された運転信号に応じて電動モータ11を駆動制御し、レンジフードをいずれか1つの運転状態とする。
例えば、弱釦21を操作して弱運転信号がモータ制御装置30に入力されたときには、電動モータ11を低速度段に対応した低速度で回転し、ファン12を低速回転してレンジフードを弱運転とする。
同様に、弱釦21よりも1段速い方の中釦22、中釦22よりも1段速い方の強釦23を操作して弱運転信号よりも1段速い中運転信号、中運転信号よりも1段速い強運転信号がモータ制御装置30に入力されたときには、電動モータ11を中速度段、高速度段に対応した中速度、高速度で回転してファン12を中速回転、高速回転してレンジフードを中運転、強運転とする。
前記切釦24を操作したときには停止信号がモータ制御装置30に入力されて電動モータ11を停止し、ファン12を停止してレンジフードを運転停止する。
前述の図2に示すスイッチ20は、照明釦25を有し、その照明釦25を操作すると図示しないランプが点燈するようにしてある。
前述のスイッチ20は、押釦タイプに限ることはなく、タッチタイプなどでも良いし、リモコンスイッチとすることができる。
図1に示すレンジフードを詳細に説明する。
フード1は、上面板2と周面板3で下面が開口した箱形状で、そのフード1内にフィルター4と整流板5が設けてある。
前記送風機10は、ケーシング13内にファン12を設け、そのケーシング13に設けた電動モータ11のモータ軸11aにファン12を取付けてある。
この送風機10はフード1内に設けてあり、ファン12を回転することで吸込口14から空気を吸い込み、排出ダクト15に吐出する。
前記スイッチ20は周面板3の前面3aに取付けてある。
本発明の運転制御装置は、前述した図1に示すレンジフードに限ることはなく、従来から知られている各種のレンジフードに適用できることは勿論である。
前記モータ制御装置30は、図3に示すように、スイッチ20から各種運転信号が入力される制御部31と、この制御部31から速度段制御信号が入力されるインターフェース部32を有している。
前記制御部31は、入力された運転信号に対して各種制御を行い、速度段制御信号(速調制御信号)をインターフェース部32に出力する。
前記インターフェース部32は、入力された速度段制御信号と対応した速度段となるように速度段指令(変調指令)を出力し、電動モータ11に、所定の速度段に対応した回転速度で駆動するように駆動電流を流し、電動モータ11を所定の速度段に対応した回転速度で駆動する。
本発明のモータ制御装置30は前述のものに限ることはなく、後述した動作を行うものであれば良い。
次に、レンジフードの運転を、現在の運転状態よりも1段速い方へと切り替える(つまり、1段増速する)際のモータ制御装置30の動作制御を説明する。
前記モータ制御装置30は現在入力されている運転信号を記憶している。
そして、モータ制御装置30に、記憶されている運転信号よりも1段速い方の運転信号が新たに入力されたときには、電動モータ11を、現在入力されている運転信号に対応した回転速度で一定時間継続して駆動する。
前記一定時間経過後に、電動モータ11を、新たに入力された運転信号に対応した回転速度で駆動する。
前述の一定時間とは、運転信号が入力されてから電動モータ11が、入力された運転信号に対応した回転速度で安定して駆動、つまり定常状態となるまでの時間である。
このようであるから、スイッチ20の1つの運転釦を操作してモータ制御装置30に運転信号を入力してから、前記一定時間が経過しないとき、つまり直ちに1段速い方の運転釦を操作して現在入力されている運転信号よりも1段速い方の運転信号をモータ制御装置30に入力した場合に、電動モータ11は現在入力されている運転信号に対応した回転速度まで増速した後に、新たに入力された運転信号に対応した回転速度まで増速され、電動モータ11の回転が急激に変化しないので、電動モータ11のモータ軸11aの回転が急激に速くなることがない。
したがって、スイッチ20の1つの運転釦を操作してから、直ちに1段速い方の運転釦を操作した場合でも、電動モータ11のモータ軸11aの回転が急激に速くなることがないので、ファン12やモータ軸11aに異常なねじれトルクが発生して損傷することがない。
前述の動作を詳細に説明する。
前記制御部31はスイッチ20から入力された運転信号を記憶している。
この制御部31に記憶されている運転信号よりも1段速い方の運転信号が制御部31に新たに入力されたときには、制御部31は記憶している運転信号に対応した速度段制御信号を一定時間継続して出力し、その一定時間経過後に新たに入力された運転信号に対応した速度段制御信号を出力する。
このようにすることで、スイッチ20の1つの運転釦を操作してから、前述の一定時間が経過せずに電動モータ11は操作した運転釦に見合う速度段に対応した回転速度以下の回転速度のときに、新たに1段速い方の運転釦を操作した場合に、電動モータ11が先に操作した運転釦に見合う速度段に対応した回転速度まで増速した後に、新たに操作した運転釦に見合う速度段に対応した回転速度となる。
したがって、電動モータ11のモータ軸11aの回転が急激に速くなることがないので、モータ軸11aやファン12に異常なねじれトルクが発生して損傷することがない。
例えば、スイッチ20の弱釦21を操作して弱運転信号が制御部31に入力されてから、電動モータ11が低速度段に対応した回転速度まで増速されないときに、スイッチ20の中釦22を操作して中運転信号が制御部31に入力された場合に、制御部31は直ちに中速度段制御信号をインターフェース部32に出力せずに、先に入力された弱運転信号に対応した低速度段制御信号を一定時間継続して出力し続ける。
そして、前述の一定時間経過後に、制御部31は中速度段制御信号をインターフェース部32に出力し、電動モータ11を中速度段に対応した回転速度まで増速する。
このようにすることで、電動モータ11は低速度段に対応した回転速度まで増速してから、中速度段に対応した回転速度に増速するので、電動モータ11の回転変化が急激になることがなく、電動モータ11のモータ軸11aの回転が急激に速くなることがない。
また、中釦22を操作してから強釦23を操作する場合には、前述と同様に、電動モータ11を中速度段に対応した回転速度で一定時間継続して駆動し、その一定時間経過後に高速度段に対応した回転速度で駆動すれば良い。
次に、レンジフードの運転を、現在の運転状態よりも2段以上速い方に切り替える際のモータ制御装置30の動作制御を説明する。
前記モータ制御装置30は、記憶されている運転信号よりも2段以上速い方の運転信号が新たに入力された場合には、現在の運転信号に対応した回転速度で電動モータ11を一定時間継続して駆動する。
前述の一定時間経過後に、現在の運転信号よりも1段速い方の運転信号に対応した回転速度で電動モータ11に一定時間駆動する。
前述の一定時間経過後に、新たに入力された運転信号に対応した回転速度で電動モータ11を駆動する。
このようであるから、電動モータ11は、現在の運転信号に対応した回転速度に増速した状態で、1段速い運転信号に対応した回転速度まで増速し、その状態で入力された運転信号に対応した回転速度に増速されるので、電動モータ11の回転が急激に変化することがなく、電動モータ11のモータ軸11aの回転は急激に速くならない。
したがって、レンジフードの運転を、現在の運転状態よりも2段以上速い方に切り替え操作した場合に、ファン12やモータ軸11aに異常なねじれトルクが発生して損傷することがない。
前述の動作を詳細に説明する。
前記スイッチ20の弱釦21を操作して制御部31に弱運転信号を入力している状態で、強釦23を操作して制御部31に強運転信号を入力した場合には、制御部31は低速度段制御信号をインターフェース部32に一定時間継続して出力し、電動モータ11を低速度段に対応した低速度で一定時間継続して駆動する。
前述の一定時間が経過したら、制御部31は中速度段制御信号をインターフェース部32に一定時間継続して出力し、電動モータ11を中速度段に対応した中速度で一定時間継続して駆動する。
前述の一定時間が経過したら、制御部31は高速度段制御信号をインターフェース部32に出力し、電動モータ11を高速度段に対応した高速度で駆動する。
このようであるから、電動モータ11は低速度段に対応した低速度から直接高速度段に対応した高速度に増速されることはなく、低速度段に対応した低速度で回転している状態から、中速度に対応した中速度に増速し、その中速度で回転している状態から高速度段に対応した高速度に増速される。
したがって、電動モータ11のモータ軸11aの回転が急激に速くなることがなく、ファン12やモータ軸11aに異常なねじれトルクが発生して損傷することがない。
前述したレンジフードの運転を、現在の運転状態よりも2段以上速い方に切り替える際のモータ制御装置30の動作制御は次のようでも良い。
前記モータ制御装置30は、記憶されている運転信号よりも2段以上速い方の運転信号が新たに入力された場合には、現在の運転信号よりも1段速い運転信号に対応した回転速度で電動モータ11を一定時間駆動する。
前述の一定時間経過後に、新たに入力された運転信号に対応した回転速度で駆動する。
このようにした場合でも、電動モータ11が2段以上速い方の運転信号に対応した回転速度に直接増速されることがない。
したがって、電動モータ11の回転が急激に変化し、その電動モータ11のモータ軸11aの回転が急激に速くならないので、ファン12やモータ軸11aに異常なねじれトルクが発生して損傷することがない。
次に、運転停止のレンジフードを運転開始するときのモータ制御装置30の動作制御を説明する。
前記電動モータ11が停止してレンジフードが運転停止の状態から、スイッチ20の最低速の運転釦を操作して最低速の運転信号をモータ制御装置30に入力したときには、前記モータ制御装置30は、その入力された最低の運転信号によって最低の速度段に対応した最低の回転速度で電動モータ11を起動する。
これにより、電動モータ11は最低の速度段に対応した最低の回転速度まで増速し、ファン12を最低の回転速度で回転してレンジフードを最低の運転状態とする。
例えば、弱釦21を操作して弱運転信号をモータ制御装置30に入力したときには、電動モータ11を低速度段に対応した低速度で回転し、ファン12を低速回転してレンジフードを弱運転とする。
具体的には、弱釦21を操作して弱運転信号を制御部31に入力すると、制御部31は低速度段制御信号をインターフェース部32に入力し、そのインターフェース部32は電動モータ11に低速度段指令を入力して電動モータ11を低速度で回転する。
これによって、ファン12が低速度で回転してレンジフードは弱運転状態となる。
前記電動モータ11が停止してレンジフードが運転停止の状態から、スイッチ20の最低速の運転釦よりも速い方の運転釦を操作して最低速よりも速い運転信号をモータ制御装置30に入力したときには、モータ制御装置30は次のように動作制御する。
前記モータ制御装置30は、運転信号が入力されると最低速の運転信号に対応した回転速度で電動モータ11を起動し、その回転速度で一定時間継続して駆動し、その一定時間経過後に入力された運転信号に対応した回転速度で電動モータ11を駆動し、その回転速度でファン12を回転してレンジフードを入力された運転信号に見合う運転状態とする。
例えば、運転停止の状態から中釦22を操作して中運転信号をモータ制御装置30に入力したときには、弱運転信号に対応した回転速度で電動モータ11を起動し、その回転速度で一定時間継続して駆動し、その一定時間経過後に電動モータ11を中運転信号に対応した回転速度で駆動する。
具体的には、運転停止の状態から中釦22を操作して中運転信号を制御部31に入力したときには、制御部31は低速度段制御信号をインターフェース部32に入力し、そのインターフェース部32から低速度段指令を出力して電動モータ11を低速度段に対応した低速度で起動する。
前記制御部31が低速度段制御信号を一定時間継続して出力した後に、その制御部31は中速度段制御信号をインターフェース部32に入力し、そのインターフェース部32から中速度段指令を出力し、電動モータ11を中速度段に対応した中速度で回転する。
前記入力された運転信号よりも遅い運転信号が複数ある場合には、最も遅い運転信号に対応した回転速度で電動モータ11を起動し、その回転速度で一定時間継続して駆動する。
前述した一定時間経過後に、次に遅い運転信号に対応した回転速度で電動モータ11を一定時間継続して駆動する。
そして、前述の一定時間経過後に入力された運転信号に対応した回転速度で電動モータ11を駆動する。
例えば、運転停止の状態でスイッチ20の強釦23を操作して強運転信号をモータ制御装置30に入力したときには、弱運転信号に見合う低速度段に対応した低速度で電動モータ11を起動し、その回転速度で一定時間継続して駆動する。
前述の一定時間経過後に、中運転信号に対応した中速度で電動モータ11を一定時間継続して駆動し、その一定時間経過後に、電動モータ11を強運転信号に見合う高速度段に対応した高速度で回転する。
具体的には、運転停止の状態でスイッチ20の強釦23を操作して強運転信号を制御部31に入力したときには、制御部31からインターフェース部32に低速度段制御信号を入力し、インターフェース部32が低速度段指令を出力して電動モータ11を低速度段に対応した低速度で起動する。
前記制御部31が低速度段制御信号を出力してから一定時間経過すると、その制御部31は中速度段制御信号をインターフェース部32に入力し、インターフェース部32が中速度段指令を出力して電動モータ11を中速度段に対応した中速度で回転する。
前記制御部31が中速度段制御信号を出力してから一定時間経過すると、その制御部31は高速度段制御信号をインターフェース部32に入力し、インターフェース部32が高速度段指令を出力して電動モータ11を高速度段に対応した高速度で駆動する。
前述のようにして運転停止状態のレンジフードを運転状態とするので、運転開始時に電動モータ11が最低速よりも速い運転信号に対応した回転速度で急に起動されることがなく、電動モータ11はゆっくりと起動されるから、その電動モータ11のモータ軸11aの回転が急激に速くなることがない。
したがって、ファン12やモータ軸11aに異常なねじれトルクが発生して損傷することがない。
前述の説明において、レンジフードが運転停止状態であることは、モータ制御装置30(制御部31)に停止信号が入力されていること、又は運転信号が入力されていないことなどによって判断することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。
この実施の形態はモータ制御装置30の構成が第1の実施の形態と相違し、他の構成は第1の実施の形態と同様である。
前記モータ制御装置30(制御部31)は図4に示すように、各運転信号に対応した電動モータ11の回転数を設定したモータ回転数設定部33、例えば、弱運転信号に対応した低速モータ回転数設定部33a、中運転信号に対応した中速モータ回転数設定部33b、強運転信号に対応した高速モータ回転数設定部33cと、モータ回転数比較部34を有している。
前記電動モータ11の実際の回転数が回転センサ35で検出され、その検出した電動モータ11のモータ実回転数は、前記モータ回転数比較部34でモータ回転数設定部33に設定した電動モータ11のモータ設定回転数と比較され、その比較結果によって電動モータ11の回転数を制御する。
前述のモータ制御装置30によりレンジフードの運転を、現在の運転状態よりも1段速い方へと切り替える動作(つまり増速動作)を説明する。
レンジフードが運転状態のときには、前記モータ制御装置30に入力されている運転信号に対応したモータ設定回転数が、モータ回転数設定部33からモータ回転数比較部34に入力されている。
前述の状態で、入力されている運転信号よりも速い方の運転信号がモータ制御装置30に新たに入力されたときには、電動モータ11のモータ実回転数とモータ設定回転数をモータ回転数比較部34で比較し、モータ実回転数がモータ設定回転数より小さいときには現在の回転数(入力されている運転信号に対応した回転数)で電動モータ11を継続して駆動する。
前記モータ実回転数がモータ設定回転数より大きくなった後に、新たに入力された運転信号に対応した回転速度で電動モータ11を駆動する。
例えば、制御部31に弱運転信号が入力されて電動モータ11が低速回転で駆動してレンジフードが弱運転しているときには、低速モータ回転数設定部33aから低速モータ設定回転数がモータ回転数比較部34に入力されている。
前述の状態からスイッチ20の中釦22を操作して中運転信号を制御部31に入力したときには、そのときのモータ実回転数と低速モータ設定回転数をモータ回転数比較部34で比較する。
前記モータ実回転数が低速モータ設定回転数よりも小さい時には、制御部31は低速度段制御信号を出力し続けて電動モータ11を低速回転数で継続して駆動する。
そして、モータ実回転数が低速モータ設定回転数より大きくなったときに、制御部31は中速度段制御信号をインターフェース部32に入力し、インターフェース部32から中速度段指令を出力して電動モータ11を中速回転で駆動する。
前述のように、新たに運転信号が入力されたときにモータ実回転数がモータ設定回転数よりも大きい場合には、直ちに中速度段制御信号をインターフェース部32に入力して電動モータ11を中速回転で駆動する。
前述の動作は、制御部31に中運転信号が入力されてレンジフードが中運転状態のときに、強運転信号が制御部31に入力された場合も同様に行われる。
このようにすることで、スイッチ20の1つの運転釦を操作してから直ちに1段速い方の運転釦を操作した場合に、電動モータ11は先に入力されている運転信号に対応した回転数となってから新たに入力された運転信号に対応した回転数となるので、電動モータ11のモータ軸11aの回転が急激に速くなることがなく、ファン12やモータ軸11aに異常なねじれトルクが発生して損傷することがない。
しかも、新たな運転信号が入力されたときに、モータ実回転数がモータ設定回転数よりも大きい場合には、直ちに電動モータ11は新たに入力された運転信号に対応した回転数で駆動されるので、無駄な継続運転をせずに目標の回転数に切り替えできる。
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。
この実施の形態は、モータ制御装置30が前述の第1の実施の形態と相違し、他の構成は第1の実施の形態と同様である。
前記モータ制御装置30は図5に示すように、電動モータ11のモータ回転数を検出する回転センサ35と、その検出したモータ回転数を一定時間間隔で取り込み、そのモータ回転数の設定時間内での変化を検出し、その変化が一定範囲内のときには定常状態、一定範囲外のときには非定常状態と判断する判断手段36を有している。なお、回転センサ35がモータ回転数を一定時間間隔で検出するものとしても良い。
前記判断手段36は、スイッチ20の1つの運転釦を操作して1つの運転信号がモータ制御装置30に入力されてレンジフードが運転状態において、1段速い方の運転釦を操作して1段速い方の運転信号が新たに入力された場合に、前述の判断をする。
前記判断手段36が非定常状態と判断したとき、つまり回転センサ35で検出したモータ回転数の設定時間内の変化が大きく、予め設定した一定範囲外で、電動モータ11が加速状態で、先に入力されている運転信号に対応した回転数よりも遅いときに非定常状態と判断する。
この場合には、先に入力されている運転信号に対応した回転数で電動モータ11を継続して駆動する。
例えば、弱運転信号が制御部31に入力されて低速度段制御信号がインターフェース部32に入力され、電動モータ11が低速回転で駆動しているときに、中釦22を操作して中運転信号を制御部31に入力した場合に、電動モータ11が前述の低速回転に増速中であると、前述したモータ回転数の設定時間内の変化が大きく、判断手段36が非定常状態と判断する。
この場合には、電動モータ11を低速回転で継続して駆動する。
前述のように、先に入力されている運転信号に対応した回転数、例えば低速回転数で電動モータ11を継続して駆動することで、電動モータ11の回転数は前述の回転数、例えば低速回転に近づく。
これにより、前述したモータ回転数の設定時間内の変化が小さくなって一定範囲内となるので、判断手段36は定常状態と判断する。
なお、先に運転信号が入力されてから所定の時間経過後に1段速い方の運転信号を入力した場合には、電動モータ11は先に入力された運転信号に対応した回転数、例えば低速回転で駆動しているので、前述したモータ回転数の設定時間内の変化が小さく、判断手段36は定常状態と判断する。
前述のように判断手段36が定常状態と判断したら、モータ制御装置30は新たに入力された運転信号に対応した回転数で電動モータ11を駆動する。
例えば、前述のように新たに中運転信号を制御部31に入力した場合には、前述の定常状態の判断に基づいて制御部31は中速度段制御信号をインターフェース部32に入力し、インターフェース部32は中速度段指令を出力して電動モータ11を中速回転で駆動する。
このようにすることで、スイッチ20の1つの運転釦を操作してから直ちに1段速い方の運転釦を操作した場合に、電動モータ11は先に入力されている運転信号に対応した回転数と略同一の回転数となってから新たに入力された運転信号に対応した回転数となるので、電動モータ11のモータ軸11aの回転が急激に速くなることがなく、ファン12やモータ軸11aに異常なねじれトルクが発生して損傷することがない。
しかも、新たな運転信号が入力されたときに、モータ実回転数が先に入力されている運転信号に対応した回転数と略同一の回転数の場合に、電動モータ11は新たに入力された運転信号に対応した回転数で駆動されるので、無駄な継続運転をせずに目標の回転数に切り替えできる。
なお、前述の説明で略同一の回転数は、同一回転数を含むものである。
前述の判断手段36としては、図6に示すように、検出したモータ回転数を微分する微分回路36aと、設定微分値を設定した設定部36bと、前記微分回路36aで微分した微分値の絶対値と設定微分値を比較する比較部36cを有し、その比較部36cが、前記微分値の絶対値が設定微分値以下であれば定常状態と判断し、設定微分値よりも大きい場合には非定常状態と判断するように構成できる。
前述の構成の判断手段36の動作フローチャートは図7に示すようになる。
前記判断手段36は、図8に示すように、新たな運転信号が入力された時点の前後数秒間のモータ回転数の最大値と最小値の差を求める手段36dと、設定差分値を設定する設定部36eと、前記差の絶対値と設定差分値を比較する比較部36fを有し、前記比較部36fが、その差の絶対値が設定差分値以下であれば定常状態と判断し、設定差分値より大きい場合には非定常状態と判断する構成としても良い。
この構成の判断手段36の動作フローチャートは図9に示すようになる。
次に、本発明の第4の実施の形態を説明する。
この実施の形態は、モータ制御装置30が第1の実施の形態と相違し、他の構成は第1の実施の形態と同様である。
前記モータ制御装置30(制御部31)は、図10に示すように、運転信号の入力時間間隔を測定する運転信号切り替え時間の測定手段37と、一定時間の設定部38と、前記測定手段37で測定した切り替え時間と一定時間の差分を算出する比較演算手段39を有している。
前記モータ制御装置30は次の動作をする。
前記スイッチ20の1つの運転釦から運転信号が入力され、その運転信号に対応した回転速度で電動モータ11を駆動してレンジフードを運転している状態で、スイッチ20の現在操作されている運転釦よりも1段速い方の運転釦を新たに操作して現在入力されている運転信号を1段速い方の運転信号に切り替えたとき(つまり、スイッチ20の運転釦を切り替えたとき)に、前述の測定手段37で前回の運転釦を操作したとき(現在の運転信号が入力されたとき)から今回の運転釦を操作したとき(新たな運転信号が入力されたとき)までの経過時間、つまり運転信号の切り替え時間を測定する。
前述の経過時間が設定部38に設定した一定時間よりも大きいかを比較演算手段39で判断し、一定時間よりも経過時間が小さい場合には、一定時間と経過時間の差(時間)を算出する。
前記算出した差に相当する時間だけ現在入力されている運転信号に対応した回転速度で電動モータ11を継続して駆動する。
前述の時間差分だけ時間経過した後に、新たに入力された運転信号に対応した回転速度で電動モータ11を駆動する。
前記一定時間は、運転信号が入力されてから電動モータ11が、その運転信号に対応した回転速度まで増速する時間である。
例えば、スイッチ20の弱釦21を操作して制御部31に弱運転信号を入力している状態で、スイッチ20の中釦22を操作して制御部31に中運転信号を入力したときに、前記弱運転信号が入力してから中運転信号が入力するまでの時間(前述の経過時間)を測定手段27で測定する。
この測定した経過時間と設定部38で設定した一定時間を比較演算手段39で比較し、経過時間が一定時間よりも小さい場合には一定時間と経過時間の差を検出する。
そして、制御部31は前述の算出した差に相当する時間だけ低速度段制御信号を継続して出力し、電動モータ11を弱運転に見合う低速度段に対応した低速度で継続して駆動する。
前記差に相当する時間が経過した後に、制御部31は中速度段制御信号をインターフェース部32に入力し、電動モータ11を中速度段に対応した中速度で駆動する。
前記スイッチ20の中釦22を操作して電動モータ11を中速度段に対応した中速度で駆動しているときに、強釦23を操作した場合も前述と同様に制御される。
このようにすることで、スイッチ20の1つの運転釦を操作してから、直ちに1段速い方の運転釦を操作した場合に、電動モータ11が現在入力されている運転信号に対応した回転速度になってから新たに入力された運転信号に対応した回転速度になるので、電動モータ11のモータ軸11aの回転が急激に速くならないから、ファン12やモータ軸11aに異常なねじれトルクが発生して損傷することがない。
しかも、経過時間が設定した一定時間よりも大きい場合には、直ちに電動モータ11を、新たに入力された運転信号に対応した回転速度で駆動するので、電動モータ11の無駄な継続駆動をせずに目標の回転数に切り替えできる。
次に、本発明の第5の実施の形態を説明する。
この実施の形態は、モータ制御装置30が前述の第1の実施の形態と相違し、他の構成は第1の実施の形態と同様である。
前記モータ制御装置30(制御部31)は、図11に示すように運転信号の入力された時間間隔、つまり前回の運転信号が入力されてから新たに運転信号が入力されるまでの経過時間を測定する時間測定手段40と、前述の一定時間を設定する設定部41と、測定した経過時間と設定した一定時間の差を演算する演算部42を有している。
前記モータ制御装置30は、スイッチ20の1つの運転釦を操作して1つの運転信号が入力され、電動モータ11を、その運転信号に対応した回転速度で駆動してレンジフードを運転している状態で、1段速い方の運転釦を操作して1段速い運転信号が入力されたときに、現在入力されている運転信号に対応した回転速度で電動モータ11を、前記設定部41に設定された一定時間継続して駆動し、その一定時間継続後に新たに入力された運転信号に対応した回転速度で電動モータ11を駆動する。
例えば、制御部31に弱運転信号が入力されて電動モータ11を低速度段に対応した低速度で駆動しているときに、スイッチ20の中釦22を操作して中運転信号を制御部31に入力したときに、制御部31は低速度段制御信号を一定時間継続して出力し、その一定時間経過後に制御部31は中速度段制御信号をインターフェース部32に入力して電動モータ11を中速度段に対応した中速度で駆動する。
この動作は、本発明の第1の実施の形態と同様である。
前記モータ制御装置30は、前述のようにレンジフードが運転状態で、現在入力されている運転信号よりも速い方の複数の運転信号が、順次連続して前記一定時間以内に入力されたときに、次のように電動モータ11を動作制御する。
まず、現在の運転信号よりも1段速い方の最初の運転信号が入力されたときに、現在入力されている運転信号に対応した回転速度で電動モータ11を継続して駆動する。
次に、最初の運転信号よりも1段速い方の2回目の運転信号が入力されたときに、最初の運転信号が入力されてから2回目の運転信号が入力されるまでの経過時間を、時間測定手段40で測定する。
前述のように測定した経過時間と設定した一定時間との差を演算部42で演算し、その差に相当する時間だけ電動モータ11を、現在入力されている運転信号に対応した回転速度で継続して駆動する。
そして、最初の運転信号が入力されてから設定した一定時間経過後に、電動モータ11を、最初に入力された運転信号に対応した回転速度で設定した一定時間継続して駆動する。
前記一定時間継続後に、電動モータ11を、2回目に入力された運転信号に対応した回転速度で駆動する。
例えば、スイッチ20の弱釦21を操作して弱運転信号を制御部31に入力して電動モータ11を低速度段に対応した低速度で駆動しているときに、スイッチ20の中釦21を操作して中運転信号を制御部31に入力した場合、制御部31は低速度段制御信号を出力し続けて電動モータ11を低速度で駆動し続ける。
次に、スイッチ20の強釦23を操作して制御部31に強運転信号が入力されたときには、中運転信号が入力されてから強運転信号が入力されるまでの経過時間(例えば2秒)を時間測定手段40で測定する。
この測定した経過時間(例えば2秒)を一定時間(例えば5秒)から引き算して差を演算し、その差に相当する時間(例えば3秒)だけ制御部31は低速度段制御信号を継続して出力し、電動モータ11を低速度で継続して駆動する。
そして、前述の差に相当する時間経過(つまり、最初の運転信号が入力されてから一定時間(例えば5秒)経過後に、制御部31は中速度段制御信号を設定した一定時間(例えば5秒)継続してインターフェース部32に入力し、電動モータ11を中速度で一定時間時間(例えば5秒)継続して駆動する。
前述の一定時間経過後に制御部31は、高速度段制御信号をインターフェース部32に入力し、電動モータ11を高速度で駆動する。
このように、設定した一定時間内に、1段速い方の運転信号が順次連続して入力されたときに、その運転信号の経過時間に関係なく、電動モータ11を、現在の運転信号に対応した回転速度で一定時間駆動し、その後に最初に入力された運転信号に対応した回転速度で一定時間駆動し、その後に2回目に入力した運転信号に対応した回転速度で駆動するので、電動モータ11の回転速度が急激に変化しないから、電動モータ11のモータ軸11aの回転が急激に速くなることがない。
したがって、ファン12やモータ軸11aに異常なねじれトルクが発生して損傷することがない。
1…フード、10…送風機、11…電動モータ、11a…モータ軸、12…ファン、20…スイッチ、21…弱釦、22…中釦、23…強釦、30…モータ制御装置、31…制御部、32…インターフェース部、33…モータ回転数設定部、34…比較部、35…回転センサ、36…判断手段、37…測定手段、39…比較演算部、40…時間測定手段、41…設定部、42…演算部。

Claims (8)

  1. フード1と、電動モータ11のモータ軸11aにファン12を取付けた送風機10と、複数の運転釦を有し、いずれか1つの運転釦を操作することで運転信号を出力するスイッチ20と、このスイッチ20が出力する運転信号に対応して前記電動モータ11を駆動制御していずれか1つの運転状態とするモータ制御装置30を備え、
    前記電動モータ11でファン12を回転することで、前記フード1内の空気を排出するようにしたレンジフードであって、
    前記モータ制御装置30は、現在入力されている運転信号よりも1段速い方の運転信号が新たに入力されたときには、前記電動モータ11を、現在入力されている運転信号に対応した回転速度で一定時間継続して駆動し、前記一定時間経過後に新たに入力された運転信号に対応した回転速度で駆動する構成としたことを特徴とするレンジフードの運転制御装置。
  2. フード1と、電動モータ11のモータ軸11aにファン12を取付けた送風機10と、複数の運転釦を有し、いずれか1つの運転釦を操作することで運転信号を出力するスイッチ20と、このスイッチ20が出力する運転信号に対応して前記電動モータ11を駆動制御していずれか1つの運転状態とするモータ制御装置30を備え、
    前記電動モータ11でファン12を回転することで、前記フード1内の空気を排出するようにしたレンジフードであって、
    前記モータ制御装置30は、現在入力されている運転信号よりも2段以上速い方の運転信号が新たに入力されたときには、前記電動モータ11を、現在入力されている運転信号に対応した回転速度で一定時間継続して駆動し、その一定時間経過後に1段速い方の運転信号に対応した回転速度で一定時間継続して駆動し、その一定時間経過後に新たに入力された運転信号に対応した回転速度で駆動する構成としたことを特徴とするレンジフードの運転制御装置。
  3. フード1と、電動モータ11のモータ軸11aにファン12を取付けた送風機10と、複数の運転釦を有し、いずれか1つの運転釦を操作することで運転信号を出力するスイッチ20と、このスイッチ20が出力する運転信号に対応して前記電動モータ11を駆動制御していずれか1つの運転状態とするモータ制御装置30を備え、
    前記電動モータ11でファン12を回転することで、前記フード1内の空気を排出するようにしたレンジフードであって、
    前記モータ制御装置30は、現在入力されている運転信号よりも2段以上速い方の運転信号が新たに入力されたときには、前記電動モータ11を、現在入力されている運転信号よりも1段速い方の運転信号に対応した回転速度で一定時間継続して駆動し、その一定時間経過後に新たに入力された運転信号に対応した回転速度で駆動する構成としたことを特徴とするレンジフードの運転制御装置。
  4. フード1と、電動モータ11のモータ軸11aにファン12を取付けた送風機10と、複数の運転釦を有し、いずれか1つの運転釦を操作することで運転信号を出力するスイッチ20と、このスイッチ20が出力する運転信号に対応して前記電動モータ11を駆動制御していずれか1つの運転状態とするモータ制御装置30を備え、
    前記電動モータ11でファン12を回転することで、前記フード1内の空気を排出するようにしたレンジフードであって、
    前記モータ制御装置30は、レンジフード運転停止状態で前記スイッチ20から最低速の運転信号よりも速い方の運転信号が入力されたときに、前記電動モータ11を最低速の運転信号に対応した回転速度で起動して一定時間駆動し、その一定時間経過後に新たに入力された速い方の運転信号に対応した回転速度で駆動する構成としたことを特徴とするレンジフードの運転制御装置。
  5. フード1と、電動モータ11のモータ軸11aにファン12を取付けた送風機10と、複数の運転釦を有し、いずれか1つの運転釦を操作することで運転信号を出力するスイッチ20と、このスイッチ20が出力する運転信号に対応して前記電動モータ11を駆動制御していずれか1つの運転状態とするモータ制御装置30を備え、
    前記電動モータ11でファン12を回転することで、前記フード1内の空気を排出するようにしたレンジフードであって、
    前記モータ制御装置30は、各運転信号に対応したモータ回転数を設定するモータ回転数設定部33と、前記電動モータ11の実際の回転数を検出する回転センサ35と、前記モータ設定回転数とモータ実回転数を比較するモータ回転数比較部34を有し、
    前記モータ制御装置30は、現在入力されている運転信号よりも1段速い方の運転信号が新たに入力されたときに、前記モータ実回転数がモータ設定回転数よりも小さい場合には現在入力されている運転信号に対応した回転速度で電動モータ11を、モータ実回転数がモータ設定回転数よりも大きくなるまで継続して駆動し、前記モータ実回転数がモータ設定回転数よりも大きい場合には電動モータ11を新たに入力された運転信号に対応した回転速度で駆動する構成としたことを特徴とするレンジフードの運転制御装置。
  6. フード1と、電動モータ11のモータ軸11aにファン12を取付けた送風機10と、複数の運転釦を有し、いずれか1つの運転釦を操作することで運転信号を出力するスイッチ20と、このスイッチ20が出力する運転信号に対応して前記電動モータ11を駆動制御していずれか1つの運転状態とするモータ制御装置30を備え、
    前記電動モータ11でファン12を回転することで、前記フード1内の空気を排出するようにしたレンジフードであって、
    前記モータ制御装置30は、電動モータ11の回転数を検出する回転センサ35と、この回転センサ35で検出したモータ回転数の設定時間内の変化が大きいときに非定常状態と判断し、かつ前述の変化が小さいときには定常状態と判断する判断手段36を有し、
    前記モータ制御装置30は、現在入力されている運転信号よりも1段速い方の運転信号が新たに入力されたときに、前記判断手段36が定常状態と判断した場合は、新たに入力された運転信号に対応した回転数で電動モータ11を駆動し、前記判断手段36が非定常状態と判断した場合は、現在入力されている運転信号に対応した回転数で電動モータ11を、判断手段36が定常状態と判断するまで継続して駆動する構成としたことを特徴とするレンジフードの運転制御装置。
  7. フード1と、電動モータ11のモータ軸11aにファン12を取付けた送風機10と、複数の運転釦を有し、いずれか1つの運転釦を操作することで運転信号を出力するスイッチ20と、このスイッチ20が出力する運転信号に対応して前記電動モータ11を駆動制御していずれか1つの運転状態とするモータ制御装置30を備え、
    前記電動モータ11でファン12を回転することで、前記フード1内の空気を排出するようにしたレンジフードであって、
    前記モータ制御装置30は、前回運転信号が入力されてから新たに運転信号が入力されるまでの経過時間を測定する測定手段37と、この測定した経過時間が設定した一定時間よりも小さいときの差を算出する比較演算部39を有し、
    前記モータ制御装置30は、現在入力されている運転信号よりも1段速い方の運転信号が入力されたときに、前記一定時間と経過時間の差に相当する時間だけ電動モータ11を現在入力されている運転信号に対応した回転速度で継続して駆動し、前記差に相当する時間経過後に前記電動モータ11を、新たに入力された運転信号に対応した回転速度で駆動するようにしたことを特徴とするレンジフードの運転制御装置。
  8. フード1と、電動モータ11のモータ軸11aにファン12を取付けた送風機10と、複数の運転釦を有し、いずれか1つの運転釦を操作することで運転信号を出力するスイッチ20と、このスイッチ20が出力する運転信号に対応して前記電動モータ11を駆動制御していずれか1つの運転状態とするモータ制御装置30を備え、
    前記電動モータ11でファン12を回転することで、前記フード1内の空気を排出するようにしたレンジフードであって、
    前記モータ制御装置30は、前回運転信号が入力されてから新たに運転信号が入力されるまでの経過時間を測定する時間測定手段40と、一定時間を設定した設定部41と、測定した経過時間と設定した一定時間の差を演算する演算部42を有し、
    前記モータ制御装置30は、入力されている現在の運転信号に対応した回転速度で電動モータ11を駆動しているときに、1段速い方の運転信号が順次連続して入力された場合、前記時間測定手段40で測定した経過時間に関係なく、最初に運転信号が入力されたときには、現在入力されている運転信号に対応した回転速度で電動モータ11を前記一定時間継続して駆動し、この一定時間経過後に最初に入力された運転信号に対応した回転速度で前記電動モータを前記一定時間継続して駆動し、この一定時間経過後に2回目に入力された運転信号に対応した回転速度で前記電動モータ11を駆動する構成としたことを特徴とするレンジフードの運転制御装置。
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