JPH0279258A - フレキシブル磁気ディスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、コンピュータの記憶装置等に使用するフレキ
シブル磁気ディスク装置に関する。

従来の技術 近年、ディジタルファイル装置の大容量化に伴い、フレ
キシブル磁気ディスク装置においてもバックアップ装置
として高密度、大容量化が求められている。

従来のフレキシブル磁気ディスク装置においては、トラ
ック密度、ビット密度がそれ程高くない為、欠陥セクタ
の交替処理は必要とされていなかったが、高トラツク密
度化、高ビツト密度化に伴い磁気記録媒体の欠陥の影響
が無視出来なくなり欠陥セクタの交替処理が必要とされ
ている。

従来、欠陥セクタの交替処理は、固定磁気ディスク装置
で使用されている。

以下図面を参照しながら、上述し九固定磁気ディスク装
置の一例について説明する。第５図は従来の固定磁気デ
ィスク装置の構成を示している。

第５図において、１は磁気記録媒体であり、スピンドル
モータ２に固定されている。３はリードライトヘッド、
４はリードライトアンプであり、ディジタル信号出力端
子η、ライトデータ入力端子５、ライトゲート入力端子
２６を有する。５はデータセパレータであり、データ信
号出力端子お、データウィンドウ信号出力端子冴を有す
る。６はインデックス信号検出手段である。７はバイト
カウンタであり、インデックス信号入力端子ｎ１　カウ
ンタプリセット端子沼、バイト同期信号入力端＋９、カ
ウンタキャリー出力端子２１を有する。８は、コントロ
ーラである。

次に上記従来例の動作について説明する。使用中、磁気
記録媒体ｌに、例えば第６図に示すようにセクタ番号ｎ
のデータ部に欠陥が生じた場合、それ以降セクタ番号ｎ
の欠陥を回避するために、セクタ番号ｎ０ＩＤ部を書替
え、該当セクタに欠陥が有ることを示すフラグと、交替
先のセクタがどこに有る−かを示す情報を書込むことに
よシ欠陥セクタの交替処理をすることができる。この動
作は、第５図においては、まず、コントローラ８によシ
回復不能なエラーがどのセクタに発生したかを検出する
ことによって磁気記録媒体の欠陥の発生が検出出来る。

欠陥セクタのＩＤ部書替えのタイミング発生は、バイト
カウンタ７に、インデックス信号検出手段６よりのイン
デックス信号から前記欠陥セクタのＩＤ部までの時間に
相当するカウンタプリセット値をコントローラ８からセ
ットし、インデックス信号検出手段６よシのインデック
ス信号をトリガ信号として、バイトカウンタ７をバイト
同期信号によりディクリメントし、バイトカウンタ７の
、カウンタキャリー出力端子２１が正となる立上りで発
生することができ、欠陥セクタのＩＤ部を書替え交替処
理に必要な情報を書込むことができる。このように従来
の固定ディスク装置でも、欠陥セクタの交替処理が出来
る。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の固定ｉ気ディスク装置では磁
気記録媒体がスピンドルモータに固定され交換不能であ
ったため、インデックス信号と各セクタとの時間間隔が
一定であったが、可換型媒体を使用するフレキシブル磁
気ディスク装置では、インデックス信号発生時のリード
ライトヘッドの円周方向の位置が装置によって基準位置
よシバラッキ、また装置によってスピンドルモータの回
転数がバラツクた。めインデックス信号と各セクタとの
時間間隔のバラツキが多きく、インデックス信号基準で
は、欠陥セクタのＩＤ部を書替えることができないとい
う問題があった。

本発明はこのような従来の問題を解決するものであり、
欠陥セクタの交替処理ができる優れたフレキシブル磁気
ディスク装置を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、指定セクタＩＤ検
出手段とインデックス信号と指定セクタＩＤ検出までの
時間計測手段と、この時間計測値に基づいて、インデッ
クス信号を遅延させる遅延回路を設け、遅延されたイン
デックス信号と指定セクタＩＤまでの時間間隔を一定に
保つようにしたものであり、指定セクタＩＤを基準に新
たなインデックス信号を発生するようにしたものである
。

また、指定セクタＩＤ検出手段と、ｎセクタ長に相当す
る時間分遅延させるセクタＩＤ検出信号遅延回路を設け
、ある指定されたセクタＩＤを基準に、ｎセクタ分遅延
したタイミング信号を発生するようにしたものである。

作用 本発明は上記のような構成により次のような作用を有す
る。すなわち、指定セクタＩＤを・基準に、インデック
ス信号を遅延させ、新たなインデックス信号を発生させ
ることができ、遅延されたインデックス信号と各セクタ
のＩＤ部との時間間隔を一定することが出来るため、遅
延されたインデックス信号を基準に、欠陥セクタＩＤ部
を書替え交替処理を行なうことができる。

また、指定セクタＩＤを基準に、ｎセクタ分遅延したタ
イミング信号を作ることができるため、欠陥セクタより
前で、欠陥セクタに近いセクタＩＤを基準に、欠陥セク
タＩＤ部の書替タイミングを作れるので回転変動による
タイミングずれを小さく押えることができる。

実施例 第１図は本発明の一実施例の構成を示すものである。第
１図において、１はフレキシブル磁気ディスク、２は前
記フレキシブル磁気ディスクを回転させるためのスピン
ドルモータ、３はリードライトヘッドであり、リードラ
イトアンプ４に接続されている。リードライトアンプ４
は、ディジタル信号出力端子ｎ１　ライトデータ入力端
子５、ライトゲート入力端子２６を有する。５はデータ
セノ（レータであり、リードライトアンプ４から出力さ
れるディジタル信号よりデータ信号を弁別するためのデ
ータ信号出力端子ｎ１　データウィンド信号出力端子２
４を有する。８はコントローラ、１０は指定セクタＩＤ
検出手段を有するセクタＩＤ検出回路でちゃ、コントロ
ーラ８よシ検出すべきセクタを指示できる指定セクタセ
クト入力端子路と指示セクタを検出したことを示す信号
を出力する指定セクタＩＤ検出信号出力端子四を有する
。６はインデックス信号検出手段であり、インデックス
信号を出力する。９はインデックス信号遅延回路であり
インデックス信号より一定時間ＴＤだけ遅延した遅延イ
ンデックス信号を出力する遅延インデックス信号出力端
子３５と、コントローラ８よシ指定セクタとインデック
ス信号の時間間隔を一定値に設定するための時間コント
ロール入力端子３６と、これによりインデックス信号か
らの遅延量を設定された基準インデックス信号出力端予
調を有する。

１１はセクタＩＤ検出信号遅延回路であシ、セクタＩＤ
検出回路１０よりの指定セクタＩＤ検出信号または、イ
ンデックス信号遅延回路９からのセクタ基準インデック
ス信号をトリガ信号として、１セクタ時間Ｔｓの整数倍
遅延し゛た信号を出力するセクタ基準信号出力端子３１
を有し、トリガ信号の選択および遅延量をコントローラ
８からセットできる遅延コントロール入力端子３６を有
する。１２はインデックス信号と、コントローラ８より
指定された指定セクタＩＤ検出信号との時間を計測する
時間計測回路であシ、計測時間をコントローラに出力す
るだめの時間計測値出力端子３３を有する。

次に上記実施例について説明する。上記実例において、
インデックス信号遅延回路９の入力であるインデックス
信号と出力である遅延インデックス信号の遅延時間ＴＤ
を、インデックス信号発生時のリードライトヘッドの円
周方向の位置の装置間のバラツキの最大値より大きくと
れば、遅延インデックス信号を使用してフレキシブル磁
気ディスクを第２図のようにフォーマットすると、この
フレキシブル磁気ディスクを他の装置に使用した時、イ
ンデックス信号とセクタ番号「１」の先頭との時間ＴＡ
を常に正の値とすることができる。

ここでもし、セクタ番号「１」が欠陥であったとすると
、交替処理をするためには、セクタ番号「１」のＩＤ部
を書替える必要が有る。しかし、７ｔ−マット上には、
スピンドルモータ２の回転変動を吸収するためのギャッ
プが必要であシ第２図に示すように最終セクタ番号Ｍと
セクタ番号「１」との間にギヤ１プとしてＧ４が有り、
このＧ４の長さは回転変動によシ変化するため、セクタ
番号ＭのＩＤをセクタＩＤ検出回路ｌＯによシ検出しこ
の信号を基準にしてタイミングを作ることはできない。

そこで、時間計測回路１２とセクタＩＤ検出回路１０に
よって、インデックス信号と、セクタ番号「１」のＩＤ
検出までの時間（第３図においては時間ＴＡ）を計測し
、この時間に相当する遅延量（第３図においては時間Ｔ
Ｂをコントロール８から、インデックス信号遅延回路９
に与えることにより、セクタ基準インデックス信号とセ
クタ番号「１」を、第３図のように一致させることがで
き交替処理を行なうことができる。次に、もし、最終セ
クタ番号Ｍに欠陥があった場合には、上述のようにセク
タ基準インデックス信号をセクタ番号「１」のＩＤに一
致させ、セクタＩＤ検出信号遅延回路１１によって、１
セクタ長時間ＴｓのＭ倍だけ遅延したセクタ基準信号を
第４図のように出力し交替処理をすることができる。

しかし、上述のセクタ基準信号はスピンドルモータ２の
回転変動の影響を受ける。そこでもう一つの方法として
欠陥セクタであるセクタ番号Ｍよシーつ手前のセクタ番
号（Ｍ−１）のＩＤ部をセクタＩＤ検出回路１０で検出
し、セクタＩＤ検出信最遅延回路１１で第４図のように
１セクタ長時間Ｔｓだけ遅延させることによシ回転変動
の影響の少ないセクタ基準信号を作ることができ正確な
交替処理ができる。

このように上記実施例によれば、任意の指定セクタを基
準とし７て、目的である欠陥セクタＩＤ部の書替えタイ
ミングを作ることができるため、可換型のフレキシブル
磁気ディスク装置においても交替処理が可能であるとい
う効果を有する。

発明の効果 本発明は上記実施例よシ明らかなように、交替処理のた
めの欠陥セクタのＩＤ部の書替えタイミングを、インデ
ックス信号を基準とせずに、フレキシブル磁気ディスク
上にフォーマットされた任意のセクタを基準としている
ため、可換型媒体を使用するフレキシブル磁気ディスク
装置においても欠陥セクタの交替処理ができるという利
点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるフレキシブル磁気デ
ィスク装置の概略ブロック図、第２図、第３図、第４図
は同装置のフォーマットと信号の関係図、第５図は従来
の固定ディスク装置の概略ブロック図、第６図は従来の
固定ディスク装置の交替処理の概念図である。 ４・・・リードライトアンプ、５・・・データセパレー
タ、６・・・インデックス信号検出手段、８・・・コン
トローラ、９・・・イン、デックス信号遅延回路、１０
・・・セクタ″ＩＤ検出回路、１１・・・セクタＩＤ検
出信号遅延回路、１２・・・時間計測回路。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名コ　
　　　　　　ロ 、　　　　　　　　　　　　ｅう

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁気記録媒体の先頭を表わすインデックス信号を検出す
   るインデックス信号検出手段と、前記インデックス信号
   を一定時間遅延させるインデックス信号遅延回路と、磁
   気記録媒体上に記録されたソフトセクタ情報から指定セ
   クタＩＤを検出しセクタＩＤ検出信号を発生するセクタ
   ＩＤ検出手段と、前記セクタＩＤ検出信号をｎセクタ長
   に相当する時間分遅延させるセクタＩＤ検出信号遅延回
   路と、前記インデックス信号と指定セクタＩＤ検出まで
   の時間を計測する時間計測手段を設け、前記セクタＩＤ
   検出信号を基準として欠陥が発生したセクタの交替処理
   のために、欠陥セクタＩＤ情報を書替えるためのタイミ
   ング信号を発生する手段を備えたフレキシブル磁気ディ
   スク装置。