JPH027881Y2 - - Google Patents

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JPH027881Y2
JPH027881Y2 JP5424386U JP5424386U JPH027881Y2 JP H027881 Y2 JPH027881 Y2 JP H027881Y2 JP 5424386 U JP5424386 U JP 5424386U JP 5424386 U JP5424386 U JP 5424386U JP H027881 Y2 JPH027881 Y2 JP H027881Y2
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JP
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barrel
liquid
bevel gear
barrel housing
surface treatment
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JP5424386U
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JPS62166264U (ja
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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
  • Chemical Treatment Of Metals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、外周壁に開口が形成され、該開口か
ら被処理物が供給されて、処理液中で揺動または
回転等の回動が施されるバレル筐体を備えた表面
処理用回動バレルに関する。
[従来技術] 前記表面処理用回動バレルの駆動は、第3図の
ように(例えば実公昭59−19732号に開示)、バレ
ル筐体aの支持軸bと同軸状に被動平歯車cを固
定し、該平歯車cを、往復走行チエンe等によつ
て可逆駆動するバレル筐体a上に平行に差渡した
駆動軸fの平歯車gに噛み合わせ、前記駆動軸b
の往復回動によりバレル筐体aの揺動を生じさせ
ている。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、かかる駆動機構によると、処理液槽
t内でバレル筐体aが回動する際に、被動平歯車
cは処理液槽t内に浸漬されているから、外部に
露出している駆動軸fの平歯車gにも処理液が転
着する。
このため、前記歯車c,g間に付着した液が駆
動休止時に乾燥して再結晶化することとなり、駆
動軸bの回動を阻害し、場合によつては、駆動不
能となることさえある。また、前記歯車c,g間
には、その回転に伴つて処理液が供給されるか
ら、該液が表面処理装置の周囲に飛散し、周囲環
境を汚すこととなる。さらには、前記結晶が次の
液槽tで溶解して、その処理液を汚染することと
なる。
本考案は、前記欠点のない駆動装置を備えた表
面処理用回動バレルを提供することを目的とする
ものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、外周壁に開口が形成され、該開口か
ら被処理物が供給されて、処理液中で回動が施さ
れるバレル筐体を備えた表面処理用回動バレルに
おいて、バレル筐体の支軸と同軸に被動傘歯車を
固定するとともに、前記バレル筐体の支持フレー
ムに、下端部に前記被動傘歯車と噛み合つて液中
に浸漬する傘歯車を設けた連動軸を上下方向に支
持し、さらに前記連動軸を駆動源と液外で連係さ
せてなる駆動装置を備えたことを特徴とするもの
である。
[作用] 前記被動傘歯車と、該歯車に噛み合う連動軸下
部の傘歯車とは液中に浸漬した状態にある。この
ため、その噛み合いによつて、液が飛散すること
もなく、かつ前記傘歯車相互は外部に露出してい
ないから処理液の乾燥に伴う再結晶化もない。
[実施例] 第1,2図について本考案の一実施例を説明す
る。
1はメツキ液等の処理液が流入するための通液
孔2を多数穿設された八角形断面のバレル筐体3
を備える表面処理用回動バレルでつて、バレル筐
体3には八角形の一辺を欠除した開口4が形成さ
れ、該開口4の両側縁に、内部に少し突出するス
トツパ5,6が設けられ、さらに開口4の中央部
の少し内方に支持軸7を差渡して扉片8を軸支す
るようにしている。
また前記バレル筐体3は、ブラケツトに吊持さ
れた支持フレーム11,12の下端の水平支軸1
3,14を側板9,9の中心に回転自由に通して
支持され、さらに水平支軸13,14には、支持
フレーム11,12に沿つて支持された可撓性リ
ード線15,15が通入し、その各突端の電極1
6,16を被処理物wに接触している。
前記バレル1は、間欠走行するキヤリアーに支
持されたブラケツトとともに昇降し、適宜の処理
液槽t内に降下してバレル筐体3を浸漬する。
次に表面処理用回動バレル1のバレル筐体3を
回動するための駆動装置について説明する。
前記支持フレーム11,12にはバレル筐体3
の浸漬下降位置でで、処理液槽t上に位置する駆
動軸20が差渡される。前記駆動軸20の端部に
は、スプロケツト21が固定され、往復走行チエ
ーン22に係合する。また前記駆動軸20には、
支持フレーム11の内面側寄りに傘歯車23が固
定されている。
前記支持フレーム11の内面には、上下に傘歯
車26,27が設けられた上下方向の連動軸25
が軸受28により支持され、その上端の傘歯車2
6を前記傘歯車23に液外で噛み合わせている。
また前記バレル1の側面には、水平支軸13,
14と同軸上に被動傘歯車29が固定され、前記
被動傘歯車29に連動軸25の下部の傘歯車27
が噛み合わされる。
かかる構成により、前記往復走行チエーン22
が往復走行すると、駆動軸20が往復回動し、か
かる駆動力は、傘歯車23,26の噛み合いによ
り連動軸25に伝導し、さらに前記傘歯車27,
29の噛み合いによりバレル筐体3の揺動を生ず
る。
かかる構成にあつて、前記傘歯車27,29は
処理液槽t内の処理液に浸漬されている。このた
め、処理液は、液上の各機構には転着することは
なく、かつ前記傘歯車27,29の噛み合いによ
つては当然乍ら液が周囲に飛散することはない。
尚、前記バレル筐体3は揺動のほか、一方向に
回転させる場合もある。
[考案の効果] 本考案の表面処理用回動バレル1は、上述のよ
うに、支持フレーム11,12に固定した駆動軸
20等の駆動源と連係する連動軸25の下部に設
けられた傘歯車27と、バレル1側面の被動傘歯
車29との噛み合いにより駆動力をバレル筐体3
に伝達する駆動装置を備えたから、前記傘歯車2
7,29は液中にあり、処理液が乾燥して再結晶
化することなく、良好な駆動ができるとともに、
結晶が次の液で溶解して該液を汚染させることも
ない、さらには液が周辺に飛散して、作業環境を
低下させることもない等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の表面処理用回動バレル1の浸
漬状態を示す処理液槽tの縦断側面図、第2図は
回動バレル筐体1の縦断側面図、第3図は従来装
置の縦断側面図である。 1……回動バレル、3……バレル筐体、11,
12……支持フレーム、13,14……水平支
軸、20……駆動軸、23……傘歯車、25……
連動軸、26,27……傘歯車、29……被動傘
歯車、t……処理液槽。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 外周壁に開口4が形成され、該開口4から被処
    理物wが供給されて、処理液中で回動が施される
    バレル筐体3を備えた表面処理用回動バレル1に
    おいて、 バレル筐体の支軸13,14と同軸に被動傘歯
    車29を固定するとともに、前記バレル筐体の支
    持フレーム11に、下端部に前記被動傘歯車29
    と噛み合つて液中に浸漬する傘歯車27を設けた
    連動軸25を上下方向に支持し、さらに前記連動
    軸25を駆動源と液外で連係させてなる駆動装置
    を備えたことを特徴とする表面処理用回動バレ
    ル。
JP5424386U 1986-04-11 1986-04-11 Expired JPH027881Y2 (ja)

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JP5424386U JPH027881Y2 (ja) 1986-04-11 1986-04-11

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JP5424386U JPH027881Y2 (ja) 1986-04-11 1986-04-11

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JPS62166264U JPS62166264U (ja) 1987-10-22
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JP5031692B2 (ja) * 2008-07-24 2012-09-19 シャープ株式会社 画像形成装置

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