JPH0276949A - 車両用遊星歯車式変速装置 - Google Patents

車両用遊星歯車式変速装置

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JPH0276949A
JPH0276949A JP63225376A JP22537688A JPH0276949A JP H0276949 A JPH0276949 A JP H0276949A JP 63225376 A JP63225376 A JP 63225376A JP 22537688 A JP22537688 A JP 22537688A JP H0276949 A JPH0276949 A JP H0276949A
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JP
Japan
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gear
ring gear
clutch
carrier
sun gear
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JP63225376A
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English (en)
Inventor
Masayuki Fukai
昌之 深井
Noriyuki Takahashi
徳行 高橋
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車や鉄道車両などの車両において原動機
と駆動輪との間に設けられる遊星歯車式変速装置の改良
に関するものである。
従来の技術 車両においては、予め定められた複数のギヤ段を自動的
に選択するために好適な遊星歯車式変速装置が多用され
ている。このような遊星歯車式変速装置では、簡単且つ
小型であって、変速比幅を大きくとり得、且つ変速制?
111が容易であることが望まれる。
これに対し、たとえば、特開昭50−72066号公報
に記載されているような車両用遊星歯車式変速装置が提
供されている。これによれば、少なくとも2つのシング
ルビニオン型の遊星歯車装置と1つのダブルビニオン型
の遊星歯車装置とが連ねて配列されており、前進5段の
ギヤ段が得られるとともに、比較的幅広い変速比範囲が
得られ、且つギヤ段の切換えに際しては、それまでの動
力入力経路を切り離すと同時に次の動力入力経路を連結
させるという所謂入力切換えが不要となり、エンジンの
吹き上がりや遊星歯車のロックが解消されて変速制御が
容易となるという特徴がある。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような変速装置においては、互い
に隣接するシングルビニオン型の遊星歯車装置とダブル
ビニオン型の遊星歯車装置とにおいて、部品点数が多く
なるとともに組み立て作業も複雑となってしまうという
不都合があった。
本発明は、以上の事↑nを背景として為されたものであ
り、その目的とするところは、二組のシングルビニオン
型の遊星歯車装置と一組のダブルピニオン型の遊星歯車
装置とを配列した形式の変速装置において、幅広い変速
比範囲が得られ且つ変速制御が容易であると同時に、−
層部品点数が少なく小型である車両用遊星歯車式変速装
置を提供することにある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するため、本発明の要旨とするところ
は、第1サンギヤ、第1遊星歯車を回転可能に支持する
第1キャリア、第1リングギヤを備えたシングルビニオ
ン型の第1遊星歯車装置と、第2サンギヤ、互いに噛み
合う少なくとも一対の第2遊星歯車を回転可能に支持す
る第2キャリア、第2リングギヤを備えたダブルピニオ
ン型の第2遊星歯車装置と、第3サンギヤ、第3遊星歯
車を回転可能に支持する第3キャリア、第3リングギヤ
を備えたシングルビニオン型の第3遊星歯車装置とが同
じ軸線上に順次設けられ、入力部材の回転を段階的に変
速して出力部材へ伝達する形式の車両用遊星歯車式変速
装置において、(a)前記第1キャリアと第2キャリア
と第3サンギヤと前記出力部材とを互いに連結し、前記
第1リングギヤと第2リングギヤと第3リングギヤとを
互いに連結する一方、b)前記第1サンギヤを前記入力
部材に選択的に連結する第1係合装置と、前記第1リン
グギヤ、第2リングギヤおよび第3リングギヤをその入
力部材に選択的に連結する第2係合装置と、前記第2サ
ンギヤを入力部材に選択的に連結する第3係合装置と、
前記第3キャリアを位置固定部材に選択的に連結する第
4係合装置と、前記第1リングギヤ、第2リングギヤお
よび第3リングギヤをその位置固定部材に選択的に連結
する第5係合装置と、第2サンギヤを位置固定部材に選
択的に連結する第6係合装置と、を設けたことにある。
作用 このようにすれば、第1係合装置および第4係合装置に
よって、第1サンギヤと入力部材との間、および第3キ
ャリアと位置固定部材との間が同時に連結されると、最
も大きい変速比の第1速ギヤ段が得られる。第1および
第5係合装置によって、第1サンギヤと入力部材との間
、および第1リングギヤ、第2リングギヤおよび第3リ
ングギヤと位置固定部材との間が同時に連結されると、
第1速ギヤ段よりも小さい変速比の第2速ギヤ段が得ら
れる。第1および第6係合装置によって、第1サンギヤ
と入力部材との間、および第2サンギヤと位置固定部材
との間が同時に連結されると、第2速ギヤ段よりも小さ
い変速比の第3速ギヤ段が得られる。第1および第2係
合装置によって、第1サンギヤと入力部材との間、およ
び第1リングギヤ、第2リングギヤおよび第3リングギ
ヤと入力部材との間が同時に連結されると、第3速ギヤ
段よりも小さい変速比(=1.0)の第4速ギヤ段が得
られる。第2および第6係合装置によって、第1リング
ギヤ、第2リングギヤおよび第3リングギヤと入力部材
との間、および第2サンギヤと位置固定部材との間が同
時に連結されると、第4速ギヤ段よりも小さい変速比の
第5速ギヤ段が得られる。そして、たとえば第3および
第4係合装置によって、第2サンギヤと入力部材との間
、および第3キャリアと位置固定部材との間が同時に連
結されると後進ギヤ段が得られる。
発明の効果 上記のように、本発明によれば、第1キャリアと第2キ
ャリアとが連結されていることから、それら第1キャリ
アおよび第2キャリアに回転可能に支持された、第1遊
星歯車と、少なくとも一対の第2遊星歯車のうちの一つ
とを、加工段階で長手状の単一のギヤとして製造するこ
とができ、従来の装置と比較して、加工工程が減少する
とともに、部品点数が節減されて組み立て作業が容易と
なるという効果が得られる。しかも、係合装置の選択的
な作動によって前進5段の変速ギヤ段と幅広い変速比範
囲が得られるとともに、ギヤ段の切換えに際しては、所
謂入力切換えは必要とされず、しかも2つの係合装置の
作動状態を切り換えるためのアクチュエータを制御する
だけで変速が可能となるのである。
なお、上記係合装置は、それぞれが設けられた要素間を
選択的に連結、すなわち適宜係合解除させるものであり
、多板式或いはバンド式のクラッチやブレーキ、一方向
クラッチ、或いはそれらの組み合わせなどにより適宜構
成され得る。
実施例 以下、本発明の一実施例を示す図面に基づいて詳細に説
明する。
第1図は、車両用遊星歯車式変速装置10(以下、単に
変速装置10という)の構成を示す骨子図である。図に
おいて、変速装置10は、車体に取り付けられたトラン
スミッションケース12内において共通の軸線上に順次
配列された入力軸14、第1遊星歯車装置16、第2遊
星歯車装置18、第3遊星歯車装置20、および出力歯
車22ヲ(R,tている。入力軸14は、トルクコンバ
ータ24を介して車両のエンジン26に連結され、出力
歯車22は、図示しない差動歯車装置を介して車両の駆
動輪へ連結されるものである。本実施例では、上記入力
軸14および出力歯車22が入力部材および出力部材に
それぞれ対応する。また、トランスミッションケース1
2は、位置固定部材に対応する。なお、変速装置10お
よびトルクコンバータ24は、軸線に対して線対称に構
成されているため、第1図の骨子図において、軸線の下
側が省略して示されている。
上記第1遊星歯車装置16および第3遊星歯車装置20
は、それぞれよく知られたシングルピニオン型の遊星歯
車装置を構成している。第1遊星歯車装置16は、第1
サンギヤ16s、第1遊星歯車16p、第1キャリア1
6c、第1リングギヤ16rを備えており、第1キャリ
ア16cにより回転可能に支持された第1遊星歯車16
pが第1サンギヤ16sおよび第1リングギヤ16rの
間に位置してそれらと噛み合わされている。また、第2
遊星歯車装置18は、ダブルピニオン型であって、第2
サンギヤ18 s−、互いに噛み合う一対の第2遊星歯
車18p、第2キャリア18c、第2リングギヤ18r
を備えており、第2キャリア18cにより回転可能に支
持された第2遊星歯車18pが第2サンギヤ18sおよ
び第2リングギヤ18rの間に位置してそれらと噛み合
わされている。そして、第3遊星歯車装置20は、第3
サンギヤ20s、第3遊星歯車20p、第3キャリア2
0c1第3リングギヤ2Orを備えており、第3キャリ
ア20cにより回転可能に支持された第3遊星歯車20
pが第3サンギヤ20sおよび第3リングギヤ2Orの
間に位置してそれらと噛み合わされている。
上記変速装置10においては、第1キャリア16cと第
2キャリア18cと第3サンギヤ20sと出力歯車22
とが一体的に連結され、第1リングギヤ16rと第2リ
ングギヤ18rと第3リングギヤ2Orとが一体的に連
結されている。
そして、第1サンギヤ16sを入力軸14に選択的に連
結する第1クラツチC1と、第1リングギヤ16 r、
第2リングギヤ18rおよび第3リングギヤ20rを入
力軸14に選択的に連結する第2クラツチC2と、第2
サンギヤ18sを入力軸14に選択的に連結する第3ク
ラツチC3と、第3キャリア20cをトランスミッショ
ンケース12に選択的に連結する第1ブレーキB1と、
第1リングギヤ16r、第2リングギヤ18rおよび第
3リングギヤ2Orをトランスミッションケース12に
選択的に連結する第2ブレーキB2と、第2サンギヤ1
8sを1−ランスミンションケース12に選択的に連結
する第3ブレーキB3と、が設けられている。
」二足第1クラッチC1、第2クラツチC2、第3クラ
ツチC3、第1ブレーキB1、第2ブレーキB2、第3
ブレーキB3は、従来の車両用自動変速装置においてよ
く用いられている形式の油圧アクチュエータにより作動
させられるものであり、多板式のクラッチや、−本また
は巻付方向が反対の二本のバンドブレーキなどにより構
成される。
また、第1ブレーキB1と第3キャリア20cとの間、
第2ブレーキB2と第1リングギヤ16r。
第2リングギヤ18r、および第3リングギヤ2Orと
の間、第3ブレーキB3と第2サンギヤ18sとの間に
は、連結部材が必要に応じて適宜設けられ得る。同様に
、第1クラツチC1と第1サンギヤ16sとの間、第2
クラツチC2と第1リングギヤ16r5第2リングギヤ
18r5および第3リングギヤ2Orとの間、第3クラ
ツチC3と第2サンギヤ18sとの間、各遊星歯車装置
16.18.20を構成する各要素の間、第3サンギヤ
20sと出力歯車22との間においても、必要に応じて
連結部材が介在させられ得る。本実施例では、上記第1
クラツチC1、第2クラツチC2、第3クラツチC3、
第1ブレーキB1、第2ブレーキB2、第3ブレーキB
3が、第1係合装置、第2係合装置、第3係合装置、第
4係合−装置、第5係合装置、および第6係合装置にそ
れぞれ対応する。
以上のように構成された変速装置10では、たとえば、
第2図のO印により作動状態が示されているように、前
記第1クラツチC1、第2クラツチC2、第3クラツチ
C3、第1ブレーキBl。
第2ブレーキB2、第3ブレーキB3から成る係合装置
のうちの2つが油圧アクチュエータによって同時に作動
させられることにより所望のギヤ段が成立させられると
ともに、その2つのうちの一方が他のものに切り換えら
れることにより、前進5段の変速が行われ得る。第2図
においては、第1遊星歯車装置16のギヤ比ρ、が0.
633、第2遊星歯車装置18のギヤ比ρ2が0.39
9、第3遊星歯車装置20のギヤ比ρ、が0.582の
場合における各変速ギヤ段の変速比(入力軸14の回転
速度/出力歯車22の回転速度)が示されている。なお
、第1サンギヤ16sの歯数を211、第1リングギヤ
16rの歯数をZlr、第2サンギヤ18sの歯数をZ
 Z*s第2リングギヤ18rの歯数をZ2r、第3サ
ンギヤ20sの歯数をZ3t、第3リングギヤ2Orの
歯数をZffrとすると、上記ギヤ比ρ1はZ、、/Z
、、、ギヤ比ρ2はZ2./Z2F、ギヤ比ρ3はZ3
よ/Z1.である。
すなわち、本実施例の変速装置10においては、第1ク
ラツチC1および第1ブレーキB1によって、第1サン
ギヤ16sと入力軸14との間、および第3キャリア2
0cとトランスミッションケース12との間が同時に連
結されると、最も大きい変速比の第1速ギヤ段が得られ
、出力歯車22が変速比r 3.5 Jにて入力軸14
と同じ方向に回転させられる。
また、第1クラツチC1および第2ブレーキB2によっ
て、第1サンギヤ16sと入力軸14との間、および第
1リングギヤ16r、第2リングギヤ18rおよび第3
リングギヤ2Orとトランスミッションケース12との
間が同時に連結されると、第1速ギヤ段よりも小さい変
速比の第2速ギヤ段が得られ、出力歯車22が変速比r
 2.58 Jにて入力軸14と同じ方向に回転させら
れる。
また、第1クラツチCIおよび第3ブレーキB3によっ
て、第1サンギヤ16sと入力軸14との間、および第
2サンギヤ18sとトランスミッションケース12との
間が同時に連結されると、第2速ギヤ段よりも小さい変
速比の第3速ギヤ段が得られ、出力歯車22が変速比r
 1.63 Jにて入力軸14と同じ方向に回転させら
れる。
また、第1クラツチC1および第2クラツチC2によっ
て、第1サンギヤ16sと入力軸14との間、および第
1リングギヤ16r、第2リングギヤ18rおよび第3
リングギヤ20rと入力軸14との間が同時に連結され
ると、第3速ギヤ段よりも小さい変速比の第4速ギヤ段
が得られ、出力歯車22が変速比r1.00Jにて入力
軸14と同じ方向に回転させられる。
・また、第2クラツチC2および第3ブレーキB3によ
って、第1リングギヤ16r、第2リングギヤ18rお
よび第3リングギヤ2Orと入力軸14との間、および
第2サンギヤ18sとトランスミッションケース12と
の間が同時に連結されると、第4速ギヤ段よりも小さい
変速比の第5速ギヤ段が得られ、出力歯車22が変速比
r 0.60 Jにて入力軸14と同じ方向に回転させ
られる。
そして、第3クラツチC3および第1ブレーキB1によ
って、第2サンギヤ18sと入力軸14との間、および
第3キャリア20cとトランスミッションケース12と
の間が同時に連結されると後進ギヤ段が得られ、出力歯
車22が変速比「2゜968」にて入力軸14と逆の方
向に回転させられる。
以上のように、本実施例においては、第1キャリア16
cと第2キャリア18cとが連結されており、それら第
1キャリア16cおよび第2キャリア18cに回転可能
に支持された第1遊星歯車16pと一対の第2遊星歯車
18pのうちの一つとを、加工段階で長手状の単一のギ
ヤとして製造することができるので、従来の装置と比較
して、加工工程が減少するとともに、部品点数が節減さ
れて組み立て作業が容易となるという効果が得られる。
しかも、第1クラッチCI、第2クラッチC2,第3ク
ラッチC3,第1ブレーキBl、第2ブレーキB2.第
3ブレーキB3の各係合装置の選択的な作動によって前
進5段の変速ギヤ段と幅広い変速比範囲が得られるとと
もに、ギヤ段の切換えに際しては、所謂入力切換えは必
要とされず、しかも2つの係合装置の作動状態を切り換
えるためのアクチュエータを制御するだけで変速が可能
となるのである。
また、本実施例によれば、各サンギヤ16s。
18s、20sを設ける軸を二重に配設するだけでよい
ので、各サンギヤ16s、18s、20sの径寸法を比
較的小さくし得る。
また、本実施例の変速装置10によれば、第1速ギヤ段
乃至第4速ギヤ段の変速比が、エンジンの特性に基づい
て車両用有段変速機の各ギヤ段の変速比として望まれる
等比級数に近い値、たとえば等比級数の90〜95%程
度の値に設定され得る利点がある。因に、本実施例の各
ギヤ段についての等比級数は、第1速ギヤ段がr3.7
2J、第2速ギヤ段がr2.40J、第3速ギヤ段が「
1.55」、第4速ギヤ段がrl、OJ、第5速ギヤ段
がrO,645Jである。
また、本実施例によれば、第3速ギヤ段以外の全てのギ
ヤ段において動力循環が発生しないので、充分に高い動
力伝達効率が得られると同時に、第1クラツチC1およ
び第2クラツチC2によって成立させられる第4速ギヤ
段において、それらクラッチCIおよびC2のトルク容
量を、その動力循環に備えて、入力軸14より伝達され
る入力軸トルク以上に大きく設定する必要がないという
利点がある。
また、本実施例の変速装置10によれば、各遊星歯車装
置16.18.20のギヤ比ρ1.ρ2゜ρ3が適切な
値を取り得るため、−層効率的に外形を小さくすること
ができる。
また、本実施例によれば、ブレーキBl、B2゜B3が
比較的近接して設けられているので、それらブレーキB
l、B2.B3に接続される油圧回路をコンパクトにま
とめることができる。
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて説明したが、
本発明はその他の態様にても好適に実施され得るもので
ある。
たとえば、前述の実施例において、後進ギヤ段は第3ク
ラツチC3および第1ブレーキB1によって成立させら
れていたが、これに替えて、第3クラツチC3および第
2ブレーキB2によって成立させられるようにしても差
支えないのである。
また、前述の実施例においては、トルクコンバータ24
が用いられているが、それに替えて、ロックアンツクラ
ッチ付トルクコンバータ、フルードカップリング、磁粉
式電磁クランチ、多板あるいは単板式摩擦クラッチなど
が用いられ得る。
また・前述の各係合装置は、独立に構成されるだけでな
く、たとえば、一方向への移動によってブレーキB1を
係合させ、他方向の移動によってブレーキB2を係合さ
せる共通のピストンを備えることにより、ブレーキB1
およびB2が複数箇所の機能を備えた単一の係合装置に
より構成され得る。
なお、上述したのはあくまでも本発明の一実施例であり
、本発明はその精神を逸脱しない範囲において種々変更
が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である車両用遊星歯車式変速
装置を含む動力伝達装置の要部構成を概略的に示す骨子
図である。第2図は、第1図の実施例の変速ギヤ段とそ
れを成立させるために必要な係合装置との関係を示す図
表である。 10:車両用遊星歯車式変速装置 12ニドランスミツシヨンケース(位置固定部材)14
:入力軸(入力部材) 16:第1i星歯車装置 16s:第1サンギヤ 16P:第1遊星歯車 16c:第1キャリア 16r:第1リングギヤ 18:第2i星歯車装置 18s:第2サンギヤ 18P:第2遊星歯車 18c:第2キャリア 18r:第2リングギヤ 2(l第3遊Mm車装置 20s:第3サンギヤ 20ρ:第3遊星歯車 20c:第3キャリア 20r:第3リングギヤ 22:出力歯車(出力部材) C1:第1クラツチ(第1係合装置) C2:第2クラツチ(第2係合装置) C3;第3クランチ(第3係合装置) B1:第1ブレーキ(第4係合装置) B2:第2ブレーキ(第5係合装置) B3:第3ブレーキ(第6係合装置) 出願人  トヨタ自動車株式会社 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 第1サンギヤ、第1遊星歯車を回転可能に支持する第1
    キャリア、第1リングギヤを備えたシングルピニオン型
    の第1遊星歯車装置と、第2サンギヤ、互いに噛み合う
    少なくとも一対の第2遊星歯車を回転可能に支持する第
    2キャリア、第2リングギヤを備えたダブルピニオン型
    の第2遊星歯車装置と、第3サンギヤ、第3遊星歯車を
    回転可能に支持する第3キャリア、第3リングギヤを備
    えたシングルピニオン型の第3遊星歯車装置とが同じ軸
    線上に順次設けられ、入力部材の回転を段階的に変速し
    て出力部材へ伝達する形式の車両用遊星歯車式変速装置
    において、 前記第1キャリアと第2キャリアと第3サンギヤと前記
    出力部材とを互いに連結し、前記第1リングギヤと第2
    リングギヤと第3リングギヤとを互いに連結する一方、 前記第1サンギヤを前記入力部材に選択的に連結する第
    1係合装置と、前記第1リングギヤ、第2リングギヤお
    よび第3リングギヤを該入力部材に選択的に連結する第
    2係合装置と、前記第2サンギヤを該入力部材に選択的
    に連結する第3係合装置と、前記第3キャリアを位置固
    定部材に選択的に連結する第4係合装置と、前記第1リ
    ングギヤ、第2リングギヤおよび第3リングギヤを該位
    置固定部材に選択的に連結する第5係合装置と、該第2
    サンギヤを該位置固定部材に選択的に連結する第6係合
    装置と、を設けた ことを特徴とする車両用遊星歯車式変速装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5766108A (en) * 1995-05-08 1998-06-16 Johnston; Thomas A. Continuously variable transmission utilizing variable viscous coupling
DE19961472B4 (de) * 1999-07-08 2007-10-25 Hyundai Motor Co. Automatisch schaltbares Fünfganggetriebe
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