JPH01320362A - 車両用遊星歯車式変速装置 - Google Patents

車両用遊星歯車式変速装置

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JPH01320362A
JPH01320362A JP63154046A JP15404688A JPH01320362A JP H01320362 A JPH01320362 A JP H01320362A JP 63154046 A JP63154046 A JP 63154046A JP 15404688 A JP15404688 A JP 15404688A JP H01320362 A JPH01320362 A JP H01320362A
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carrier
sun gear
clutch
sun
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Toshiyuki Asada
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車や鉄道車両などの車両において原動機
と駆動輪との間に設けられる遊星歯車式変速装置の改良
に関するものである。
従来技術およびその問題点 車両においては、予め定められた複数のギヤ段を自動的
に選択をするために好適な遊星歯車式変速装置が多用さ
れている。このような遊星歯車式変速装置では、簡単且
つ小型であって、変速比幅を大きくとり得、且つ変速制
御が容易であることが望まれる。
これに対し、たとえば、特公昭51−39306号公報
、特公昭50−32913号公報、特公昭51−301
2号公報に記載されているような車両用遊星歯車式変速
装置が提供されている。これによれば、シングルピニオ
ン型の遊星歯車装置が3組連ねて配列されるので、比較
的構造が簡単になるとともに外形が小型となる特徴があ
る。
しかしながら、上記特公昭51−39306号公報に記
載された車両用遊星歯車式変速装置によれば、前進6速
までのギヤ段が得られるので、充分な変速比幅が得られ
る特徴があるが、変速制御の為に7つの摩擦係合要素お
よび1つの一方向クラッチが用いられるので、油圧アク
チュエータの数が多くなるとともに変速制御が複雑とな
る欠点があった。
また、特公昭50−32913号公報に記載された車両
用遊星歯車式変速装置によれば、前進5速のギヤ段が得
られるとともに、ギヤ段を切り換えるための摩擦係合装
置が6個に減少する。しかし、このような形式の車両用
遊星歯車式変速装置では、第2速から第3速へのギヤ段
の切換えに際して、それまでの動力入力経路を切り離す
と同時に次の動力入力経路を連結させるという所謂入力
切換えが行われるので、制御が微妙となる欠点があった
。すなわち、それまでの動力入力経路を切り離してから
次の動力入力経路を連結させるまでの間に動力伝達の空
白期間が発生するとエンジン 。
が吹き上がり、反対に、その入力切換えの際に一方が解
放されるとともに他方が係合させられる2つの摩擦係合
装置が同時に係合させられるとトランスミッションのロ
ックおよびそれに起因するショックが発生するから、エ
ンジンの吹き上がりおよびトランスミッションのロック
を発生させない微妙な切換え制御が要求され、円滑な切
換え制御を安定的に行うことが困難なのである。
また、特公昭51−3012号公報に記載された車両用
遊星歯車式変速装置によれば、上記の遊星歯車式変速装
置と同様に、前進5速のギヤ段が得られるとともに、摩
擦係合装置が6個となる。
しかし、第1速から第2速への切換えに際しては、上記
の遊星歯車式変速装置と同様に、所謂入力切換え力1行
われる欠点があるとともに、4個の摩擦係合装置を制御
しなければならないため、−層変速制御が複雑となる欠
点があった。
本発明は以上の事情を背景として為されたものであり、
その目的とするところは、3mのシングルピニオン型の
遊星歯車装置を配列した形式の変速装置において、前進
5段の変速ギヤ段および幅広い変速比範囲が得られ且つ
変速制御が容易な車両用遊星歯車式変速装置を提供する
ことにある。
問題点を解決するための手段 斯る目的を達成するため、本発明の要旨とするところは
、第1サンギヤ、第1遊星歯車を回転可能に支持する第
1キャリヤ、第1リングギヤを備えたシングルピニオン
型の第1遊星歯車装置と、第2サンギヤ、第2遊星歯車
を回転可能に支持する第2キャリヤ、第2リングギヤを
備えたシングルピニオン型の第2遊星歯車装置と、第3
サンギヤ、第3T1星歯車を回転可能に支持する第3キ
ャリヤ、第3リングギヤを備えたシングルピニオン型の
第3遊星歯車装置とが同じ軸線上に順次膜けられ、入力
部材の回転を段階的に変速して出力部材へ伝達する形式
の車両用遊星歯車式変速装置において、(a)前記第1
キャリヤと第2キャリヤとを互いに連結し、前記第1サ
ンギヤと第2サンギヤとを互いに連結し、前記第1リン
グギヤと第317ングギヤとを互いに連結し、前記第2
リングギヤと第3キャリヤと出力部材とを互いに連結す
る一方、(b)前記第3サンギヤを前記入力部材に選択
的に連結する第1係合装置と、前記第1キャリヤおよび
第2キャリヤを入力部材に選択的に連結する第2係合装
置と、前記第1サンギヤおよび第2サンギヤを入力部材
に選択的に連結する第3係合装置と、前記第1リングギ
ヤおよび第3リングギヤを位置固定部材に選択的に連結
する第4係合装置と、前記第1キャリヤおよび第2キャ
リヤを位置固定部材に選択的に連結する第5係合装置と
、前記第1サンギヤおよび第2サンギヤを位置固定部材
に選択的に連結する第6係合装置とを、設けたことにあ
る。
作用 このようにすれば、第1および第4係合装置によって、
入力部材と第3サンギヤとの間、および、第1リングギ
ヤおよび第3リングギヤと位置固定部材との間がそれぞ
れ同時に連結されると、最も大きい変速比の第1速ギヤ
段が得られる。第1および第5係合装置によって、入力
部材と第3サンギヤとの間、および、第1キャリヤおよ
び第2キャリヤと位置固定部材との間が同時に連結され
ると、第1速ギヤ段よりも小さい変速比の第2速ギヤ段
が得られる。第1および第6係合装置によって、入力部
材と第3サンギヤとの間、および、第1サンギヤおよび
第2サンギヤと位置固定部材との間が同時に連結される
と、第2速ギヤ段よりも小さい変速比の第3速ギヤ段が
得られる。第1および第2係合装置によって、入力部材
と第3サンギヤとの間、および、入力部材と第1キャリ
ヤおよび第2キャリヤとの間が同時に連結されると、第
3速ギヤ段よりも小さい変速比(=1.0)の第4速ギ
ヤ段が得られる。第2および第6係合装置によって、入
力部材と第1キャリヤおよび第2キャリヤとの間、およ
び、第1サンギヤおよび第2サンギヤと位置固定部材と
の間が同時に連結されると、第4速ギヤ段よりも小さい
変速比の第5速ギヤ段が得られる。
また、第3係合装置および第5係合装置によって、入力
部材と第1サンギヤおよび第2サンギヤとの間、および
、第1キャリヤおよび第2キャリヤと位置固定部材との
間が同時に連結されると後進ギヤ段が得られる。そして
、必要に応じて第3係合装置および第4係合装置によっ
て、入力部材と第1サンギヤおよび第2サンギヤとの間
、および、第1リングギヤおよび第3リングギヤと位置
固定部材との間が同時に連結されると、上記後進ギヤ段
よりも変速比の大きい第2の後進ギヤ段が得られる。
発明の効果 したがって、本発明によれば、係合装置の選択的な作動
によって前進5段の変速ギヤ段と幅広い変速比範囲が得
られるので、高速走行と発進・登板性能とを両立させる
ことができる。また、ギヤ段の切換えに際しては、所謂
入力切換えが必要とされず、しかも2つの係合装置の作
動状態を切り換えるためのアクチュエータを制御するだ
けで変速が可能となるので、変速制御が極めて容易とな
るのである。
なお、上記係合装置は、それぞれが設けられた要素間を
選択的に連結、すなわち適宜係合解除させるものであり
、多板式或いはバンド式のクラ・ソチやブレーキ、一方
向クラッチ、或いはそれらの組み合わせなどにより適宜
構成され得る。また、各係合装置は、独立に構成される
だけでな(、複数の係合装置が複数の機能を備えた単一
の製品により構成される場合もある。
実施例 以下、本発明の一実施例を示す図面に基づいて詳細に説
明する。
第1図は、車両用遊星歯車式変速機10の構成を示す骨
子図である0図において、変速機10は、車体に取り付
けられたトランスミッションケース12内において共通
の軸線上に順次配列された入力軸14、第1遊星歯車装
置16、第2遊星歯車装置18、第3遊星歯車装置20
、および出力軸22を備えている。入力軸14は、トル
クコンバータ24を介して車両のエンジン26に連結さ
れ、出力軸22は、図示しない差動歯車装置を介して車
両の駆動輪へ連結されるものである。本実施例では、上
記入力軸14および出力軸22が入力部材および出力部
材にそれぞれ対応する。また、トランスミッションケー
ス12は、位置固定部材に対応する。なお、変速機10
およびトルクコンバータ24は軸線に対して線対称に構
成されているため、第1図の骨子図において、軸線の下
側が省略して示されている。
上記第1遊星歯車装置16、第2遊星歯車装置18、お
よび第3′t1星歯車装置20は、それぞれよく知られ
たシングルビニオン型の遊星歯車装置を構成している。
第1!!Di歯車装置16は、第1サンギヤ16S、第
1遊星歯車16p1第1キャリヤ16c、第1リングギ
ヤ16rを備えており、第1キャリヤ16cにより回転
可能に支持された第1遊星歯車16pが第1サンギヤ1
6sおよび第1リングギヤ16rの間に位置してそれら
と噛み合わされている。また、第2遊星歯車装置1日は
、第2サンギヤ18s、第2遊星歯車lap、第2キャ
リヤ18c、第2リングギヤ18rを備えており、第2
キャリヤ18cにより回転可能に支持された第2遊星歯
車18pが第2サンギヤ18sおよび第2リングギヤ1
8rの間に位置してそれらと噛み合わされている。そし
て、第3遊星歯車装置20は、第3サンギヤ20s、第
3遊星歯車20p、第3キャリヤ20c、第3リングギ
ヤ20rを備えており、第3キャリヤ20cにより回転
可能に支持された第3yIi星歯車20pが第3サンギ
ヤ20sおよび第3リングギヤ20rの間に位置してそ
れらと噛み合わされている。
上記変速機10においては、前記第1サンギヤ16sと
第2サンギヤ18sとが一体的に連結され、第1キャリ
ヤ16cと第2キャリヤ18cととが一体的に連結され
、第1リングギヤ16rと第3リングギヤ2Orとが一
体的に連結され、第2リングギヤ18rと第3キャリヤ
20cと出力軸22とが一体的に連結されている。
そして、第3サンギヤ20sを入力軸14に選択的に連
結する第1クラツチに1と、第1キャリヤ16cおよび
第2キャリヤ18cを入力軸14に選択的に連結する第
2クラツチに2と、第1サンギヤ16sおよび第2サン
ギヤ18sを入力軸14に選択的に連結する第3クラツ
チに3と、第1リングギヤ16rおよび第3リングギヤ
20rをトランスミッションケース12に選択的に連結
する第1ブレーキB1と、第1キャリヤ16cおよび第
2キャリヤ18cをトランスミッションケース12に選
択的に連結する第2ブレーキB2と、第1サンギヤ16
sおよび第2サンギヤ18sをトランスミッションケー
ス12に選択的に連結する第3ブレーキB3とが、設け
られている。
上記第1クラツチに1、第2クラツチに2、第3クラツ
チに3、第1ブレーキB1、第2ブレーキB2、第3ブ
レーキB3は、従来の車両用自動変速機においてよく用
いられている形式の油圧アクチュエータにより作動させ
られるものであり、多板式のクラッチや、1本または巻
付は方向が反対の2本のバンドブレーキなどにより構成
される。
また、第1ブレーキBlと第1リングギヤ16rおよび
第3リングギヤ2Orとの間、第2ブレーキB2と第1
キャリヤ16cおよび第2キャリヤ18cとの間、或い
は第3ブレーキB3と第1サンギヤ16sおよび第2サ
ンギヤ18sとの間には、連結部材が必要に応じて適宜
膜けられ得る。
同様に、第1クラツチKlと第3サンギヤ20sとの間
、第2クラツチに2と第2キャリヤ18cとの間、第3
クラツチに3と第1サンギヤ16sとの間、各遊星歯車
装置16.18.20を構成する各要素の間、第3キャ
リヤ20cと出力軸22との間においても、必要に応じ
て連結部材が介在させられ得る。本実施例では、上記第
1クラッチKl、第2クラツチに2、第3クラツチに3
、第1ブレーキB1、第2ブレーキB2、第3ブレーキ
B3が、第1係合装置、第2係合装置、第3係合装置、
第4係合装置、第5係合装置、および第6係合装置にそ
れぞれ対応する。
以上のように構成された変速機10では、たとえば、第
2図のO印により作動状態が示されているように、前記
第1クラツチに1、第2クラツチに2、第3クラツチに
3、第1ブレーキB1、第2ブレーキB2、第3ブレー
キB3のうちの2つが油圧アクチュエータによって同時
に作動させられることにより所望のギヤ段が成立させら
れるとともに、その2つのうちの一方が他のものに切り
換えられることにより、前進5段・後進2段の変速が順
次行われ得る。第2図においては、第1遊星歯車゛装置
16のギヤ比ρ、が0.265、第2遊星歯車装置18
のギヤ比ρ2が0.471、第3遊星歯車装W20のギ
ヤ比ρ3が0.420の場合における各変速ギヤ段の変
速比(入力軸14の回転速度/出力軸22の回転速度)
が□示されている。
なお、第1サンギヤ16sの歯数をZ 11、第1リン
グギヤ16「の歯数をZl、、、第2サンギヤ18Sの
歯数を2゜、第2リングギヤ18rの歯数をZZr、第
3サンギヤ20sの歯数をZ。、第31Jングギヤ2O
rの歯数を23rとすると、上記ギヤ比ρ1はZl=/
Zl−、ギヤ比ρ2はZ ! −/ Z ! r、ギヤ
比ρ、はZ3−/Z3−である。
以下、各ギヤ段の作動について説明する。
先ず、第1速ギヤ段の場合には、第1クラツチに1およ
び第1ブレーキB1が作動させられることにより、入力
軸14と第3サンギヤ20sとの間、および、第1リン
グギヤ16rおよび第3リングギヤ2Orとトランスミ
ッションケース12との間が連結される。これにより、
入力軸14から第3サンギヤ20sに入力された動力は
、専ら、第3遊星歯車20pを介して第3キャリヤ20
cおよび出力軸22へ伝達される。このとき、第3リン
グギヤ2Orは非回転状態であるので、出力軸22は入
力軸14に対して同じ正回転方向へ変速比(1+ρ3)
/ρ3にて減速回転させられる。
第2速ギヤ段の場合には、第1クラツチに1および第2
ブレーキB2が作動させられることにより、入力軸14
と第3サンギヤ20sとの間、および、第1キャリヤ1
6cおよび第2キャリヤ18cとトランスミッションケ
ース12との間が連結される。これにより、入力軸14
から第3サンギヤ20sに入力された動力は、第3遊星
歯車20pを介して第3キャリヤ20cに伝達され、そ
の一部は出力軸22へ伝達される。他の一部は、第2リ
ングギヤ18rから第21星歯車18pを介して第2サ
ンギヤ18sおよび第1サンギヤ16Sへ伝達され、さ
らに第1遊星歯車16Pを介して第1リングギヤ16r
および第3リングギヤ20rへ伝達され、第3遊星歯車
20pを介して第3キャリヤ20cへ再び伝達される。
このとき、第1キャリヤ16cおよび第2キャリヤ18
cが非回転状態とされていることから、第1リングギヤ
16r、第3リングギヤ2Or、および第3キャリヤ2
0cは、入力軸14と同じ方向へ回転させられるので、
出力軸22は入力軸14に対して同じ正回転方向へ変速
比(9g(1+ρ3)−ρ1)/ρ2ρ、にて減速回転
させられる。
第3速ギヤー段の場合には、第1クラツチに1および第
3ブレーキB3が作動させられることにより、入力軸1
4と第3サンギヤ20sとの間、および、第1サンギヤ
16sおよび第2サンギヤ18Sとトランスミッション
ケース12との間が連結される。これにより、入力軸1
4から第3サンギヤ20sに入力された動力は、第3遊
星歯車20pを介して第3キャリヤ20cからその一部
は出力軸22へ伝達される。他の一部は、第2リングギ
ヤ18rから第2遊星歯車18pを介して第2キャリヤ
18cおよび第1キャリヤ16cへ伝達され、この第1
キャリヤ16cから第1遊星歯車16pを介して第1リ
ングギヤ16rおよび第3リングギヤ2Orへ伝達され
、さらに、第3リングギヤ2Orから第3遊星歯車20
pを介して再び第3キャリヤ20cへ伝達される。この
とき、第1サンギヤ16sおよび第2サンギヤ18sは
非回転状態であるので、第1リングギヤ16r、第3リ
ングギヤ2Orと第2リングギヤ18r1第3キャリヤ
20cとは第3サンギヤ20sと同じ方向へ回転させら
れるので、出力軸22は入力軸14に対して同じ正回転
方向へ変速比(ρz(i+ρ2)+ρ2−ρ1)/ ρ
、(1+ρt)にて減速回転させられる。
第4速ギヤ段の場合には、第1クラツチに1および第2
クラツチに2が作動させられることにより、入力軸14
と第3サンギヤ20sとの間、および、入力軸14と第
1キャリヤ16cおよび第2キャリヤ18cとの間が連
結される。これにより、遊星歯車装置16.18.20
の各要素の相対回転が阻止されて全体として一体的に回
転させられるので、出力軸22は入力軸14に対して同
じ正回転方向へ変速比lにて回転させられる。
第5速ギヤ段の場合には、第2クラツチに2および第3
ブレーキB3が作動させられることにより、入力軸14
と第1キャリヤ16cおよび第2キャリヤ18cとの間
、および、第1サンギヤ16sおよび第2サンギヤ18
sとトランスミッションケース12との間が連結される
。これにより、入力軸14から入力された動力は、専ら
、第2キャリヤ18cから第2遊星歯車18pを介して
第2リングギヤ18r、出力軸22へ伝達される。
このとき、第1サンギヤ16sおよび第2サンギヤ18
sは非回転状態であることから、第2リングギヤ18r
、第3キャリヤ20c、および出力軸22は入力軸14
と同じ方向に回転させられるので、出力軸22は入力軸
14に対して同じ正回転方向へ変速比1/(1+ρ2)
にて増速回転させられる。
後進ギヤ段の場合には、第3クラツチに3および第2ブ
レーキB2が作動させられることにより、入力軸14と
第1サンギヤ16sおよび第2サンギヤ18sとの間、
および、第1キャリヤ16cおよび第2キャリヤ18c
とトランスミッションケース12との間が連結される。
これにより、入力軸14から入力された動力は、専ら、
第2サンギヤ18sから第2遊星歯車18pを介して第
2リングギヤ18r、出力軸22へ伝達される。このと
き第1キャリヤ16cおよび第2キャリヤ18Cは非回
転状態とされていることから、第2リングギヤ18r、
第3キャリヤ20c、および出力軸22は入力軸14と
反対方向に回転させられるので、出力軸22は入力軸1
4に対して逆回転方向へ回転させられるとともに変速比
−1/ρ2にて減速回転させられる。     □さら
に、本実施例では、−層大きな変速比にて車両を後進さ
せる第2の後進ギヤ段が成立させられ得る。すなわち、
第3クラツチに3および第1ブレーキB1が作動させら
れることにより、入力軸14と第1サンギヤ16sおよ
び第2サンギヤ18sとの間、および、第1リングギヤ
16rおよび第3リングギヤ2Orとトランスミッショ
ンケース12との間が連結される。これにより、入力軸
14から入力された動力は、第2サンギヤ18Sから第
2遊星歯車18pを介してその一部は第2リングギヤ1
8r、出力軸22へ伝達される一方、他の一部は、第2
サンギヤ18sから第2キャリヤ18cおよび第1キャ
リヤ16cへ伝達され、第1遊星歯車16pを介して第
1サンギヤ216Sから再び第2サンギヤ18sへ戻さ
れる。
このとき、第1リングギヤ16rおよび第3リングギヤ
2Orは非回転状態であることから、第1キャリヤ16
cおよび第2キャリヤ18cは入力軸14と同じ方向へ
回転し、第2リングギヤ18「、第3キャリヤ20c、
および出力軸22は入力軸14と反対の方向へ回転させ
られる。このため、出力軸22は入力軸14に対して逆
回転方向へ回転させられるとともに変速比−(1+ρ1
)/(ρ2−ρ1)にて減速回転させられる。
上述のように、本実施例の変速機10によれば、3組の
シングルピニオン型の遊星歯車装置16゜18.20が
共通の軸線上に配列されて構成されているので、比較的
構造が簡単になるとともに外形が小型となるだけでなく
、以下に示す利点がある。
すなわち、3つのクラッチK1.に2.に3、および3
つのブレーキBl、B2.B3から成る合計6つの係合
装置の選択的な作動によって前進5段の変速ギヤ段と幅
広い変速比範囲が得られるので、高速走行と発進・登板
性能とを両立させることができる。また、ギヤ段の切換
えに際しては、所謂入力切換えが必要とされず、しかも
2つの係合装置の作動状態を切り換えるためのアクチュ
エータを制御するだけで変速が可能となるので、変速制
御が極めて容易となるのである。
また、本実施例の変速機10によれば、第1速ギヤ段乃
至第4速ギヤ段の変速比が、エンジンの特性に基づいて
車両用有段変速機の各ギヤ段の変速比として望まれる等
比級数に近い値、たとえば等比級数の90〜95%程度
の値に設定され得る利点がある。
また、本実施例の変速機10によれば、出力軸22がト
ランスミッションの非エンジン側の一端に位置しており
、プロペラシャフトを直接接続することが可能な構造と
なっているので、FR車両において好適に用いられるが
、出力軸22を出力歯車に替えることにより、FF車両
にも用いられ得る。
また、本実施例の変速機IOによれば、第3サンギヤ2
0sの軸心を貫通するシャフトが不要であるので、径寸
法が小さくなる利点がある。
また、本実施例の変速機10によれば、第1サンギヤ1
6sおよび第2サンギヤ18sが互いに一体的に連結さ
れているので、それら第1サンギヤ16sおよび第2サ
ンギヤ18sを、、共通の部材に形成された歯幅の長い
ロングビニオンにて構成することができ、このような場
合には、部品製作工数、部品点数、組付工数が少なくな
るとともに、軸方向の寸法が小さくなる利点がある。
また、本実施例の変速機10によれば、3つのクラッチ
Kl、に2.に3、および3つのブレーキBl、B2.
B3から成る合計6つの係合装置が、トランスミッショ
ンのエンジン側端部に集中して配置されるので、トラン
スミッションの非エンジン側端部の径寸法が小さくなる
一方、油圧回路が短くなって配管損失および油圧回路め
占める空間が小さくなる利点がある。
また、本実施例の変速機10によれば、各遊星歯車装置
16,18.20のギヤ比ρ1.ρ2゜ρ3が適切な値
であるので、−層効率的に外径を小さくすることができ
る。
次に、本発明の他の実施例を説明する。なお、以下の説
明において前述の実施例と共通する部分には同一の符号
を付して説明を省略する。
第3図に示す車両用遊星歯車式変速機30においては、
出力軸22に替えて出力歯車23を設けるとともに、入
力軸14が第1サンギヤ16s、第2サンギヤ18s、
および第3サンギヤ20sの軸心を貫通させられており
、エンジン26およびトルクコンバータ24が出力歯車
23側に配設されている。上記変速機30は、横置きF
F車のトランスアクスル内に配設されるが、この場合に
は、変速機30から出力された駆動力を左右の駆動輪へ
等しく分配するためにトランスアクスル内に配設される
差動歯車装置28はエンジンルーム内のスペースとの関
連によって車両の中央側、すなわち変速機30に対して
出力歯車23側に配置される。このため、本実施例にお
いては、差動歯車装置2日と出力歯車23とが近傍に位
置できるため、出力歯車23から差動歯車装置28へ動
力を伝達するために変速機30の軸線と平行に設けるカ
ウンタ軸が不要となる利点がある。また、この他に第3
図において、第1クラツチに1、第2クラツチに2、第
3クラツチに3を出力歯車23とトルクコンバータ24
との間に配設したり、あるいは、出力歯車23と噛み合
うカウンタ軸を介して差動歯車装置28へ動力伝達した
りしてもよい。
次に、前記変速機10および30において、各係合装置
は、多板クラッチ、バンドブレーキ、および一方向クラ
ッチなどを組み合わせたものにより構成され得るので、
以下に例示する。
たとえば、第1係合装置は、第4図に示すような互いに
直列に接続された多板クラッチ44および一方向クラッ
チ46から成るものでもよく、このように構成されたも
のでも前記第1クラツチに1に替えて用いられ得る。そ
の一方向クラッチ46は、入力軸14から出力軸22へ
向かう方向のトルク伝達に際しては係合し、反対向きの
トルク伝達に際しては解放させられるように構成されて
いる。本実施例によれば、車両の第1速ギヤ段、第2速
ギヤ段、第3速ギヤ段、および第4速ギヤ段において、
車両の惰行走行時などにおいて一方向クラッチ46によ
り逆方向の動力伝達が遮断されるので、降板走行や惰行
走行などにおいてエンジンブレーキ作用がなく、燃費お
よび車両の静粛性が向上させられる。また、第1速ギヤ
段、第2速ギヤ段、第3速ギヤ段、または第4速ギヤ段
と第5速ギヤ段との間において、ギヤ段の切換えに際し
ては一方向クラッチ46の係合が自動的に解かれるので
、変速タイミングに細かな調整を必要とせず、変速制御
が簡単となる。
また、第1係合装置は、第5図に示すように、直列に接
続された多板クラッチ44および一方向クラッチ46と
それらに並列に設けられたエンジンブレーキ用の多板ク
ラッチ48とから成るものでもよく、このように構成さ
れても前記第1クランチに1に替えて用いられ得る。こ
のようにすれば、上記の実施例と同様な作用効果が得ら
れるのに加えて、多板クラッチ48を選択的に作動させ
ることにより、降板走行或いは惰行走行などに際して、
エンジンブレーキを必要に応じて作用させることができ
る。
また、第2係合装置は、上記第4固成いは第5図に示す
ように構成されたものでもよく、このように構成されて
も前記第2クラツチに2に替えて用いられ得る。このよ
うにすれば、車両の第4速ギヤ段および第5速ギヤ段走
行時において、上記の実施例と同様の理由により燃費お
よび静粛性が向上させられる利点がある。
また、第3係合装置は、上記第4固成いは第5図に示す
ように構成されたもの、第6図に示すように直列に接続
された多板クラッチ44および一方向クラッチ46とそ
れらに並列に設けられた一方向クラッチ50とから成る
もの、或いは、第7図に示すような互いに並列に接続さ
れた多板クラッチ44および一方向クラッチ50からな
るものでもよい。このように構成されても前記第3クラ
ツチに3に替えて設けられ得る。上記一方向クラッチ5
0と一方向クラッチ46とは、係合作用の方向が反対に
構成されている。本実施例によれば、車両の後進走行時
において前述の実施例と同様に一方向クラッチ46の解
放作用により燃費および静粛性が向上させられる利点が
ある。また、この第3クラツチに3は、第1クラツチに
1および/または第2クラツチに2と同時に係合させら
れることにより、前記第4速ギヤ段と各要素の連結状態
が異なる他の第4速ギヤ段をそれぞれ成立させることが
できる。このような第1クラツチに1と同時の係合によ
る第4速ギヤ段では、上記と同様に一方向クラッチ46
の解放作用により燃費および静粛性が向上させられる利
点がある。また、第2クラツチに2と同時の係合による
第4速ギヤ段では、一方向クラッチ50の自動的な解放
作用により、燃費および静粛性が向上させられるととも
に、第4速ギヤ段と第5速ギヤ段との間において変速制
御が容易となる。
また、第4係合装置は、前記第4図または第5図に示さ
れるように構成されたもの、第8図に示すように直列に
接続された多板クラッチ44および一方向クラッチ46
と直列に接続された多板クラッチ48および一方向クラ
ッチ50とを並列に接続したもの、第9図に示すように
直列に接続された多板クラッチ44および一方向クラッ
チ50とそれらに並列に設けられた多板クラッチ48と
から成るもの、第10図に示すように回転制動すべき部
材に固定されるドラム56に一本のバンド52aが巻付
けられたバンドブレーキ52、或いは、第11図に示す
ようにドラム56に一対のバンド54aおよび54bが
互いに反対向きに巻付けられたバンドブレーキ54など
でもよい。このように構成されても前記第1ブレーキB
1に替えて用いられ得る。以下の実施例では、上記一方
向クラッチ46、バンドブレーキ52のバンド52a、
およびバンドブレーキ54の一方のバンド54aは、入
力軸14から出力軸22へ動力を伝達する正トルク伝達
時において回転制動すべき部材(本実施例では第1リン
グギヤ16rおよび第3リングギヤ20r)に加えられ
る反力を受けてそれの回転を阻止するが、反対方向の回
転を許容する係合トルクとなるように係合方向或いは巻
きつけ方向が設定されている。本実施例においては、出
力軸22から入力軸14へ向かって動力が伝達される状
態では、一方向クラッチ46の解放作用により、上記回
転制動すべき部材の反対方向の回転が許容されてエンジ
ンブレーキ作用が解消され、第1速ギヤ段走行時の燃費
および静粛性が向上させられるとともに、第1速ギヤ段
と他の前進ギヤ段との間における変速制御が容易となる
。また、第1ブレーキBlが第3クラツチに3とともに
作動させられて第2の後進ギヤ段が選択された場合には
、一方向クラッチ50の解放作用により燃費および静粛
性が向上させられる。
また、第5係合装置は、第5図、第8図、第9図、第1
0図、および第11図に示すものでもよく、このように
構成されても前記第2ブレーキB2に替えて用いられ得
る。本実施例においても、前述の実施例と同様に一方向
クラッチ46の解放作用により、第2速ギヤ段走行時の
燃費および静粛性が向上させられるとともに、第2速ギ
ヤ段と第3速ギヤ段以上の前進ギヤ段との間における変
速制御が容易となる。また、第2ブレーキB2が第3ク
ラツチに3とともに作動させられて後進ギヤ段が選択さ
れた場合には、前述の実施例と同様に一方向クラッチ5
0の解放作用により燃費および静粛性が向上させられる
また、第6係合装置は、第5図、第8図、第9図、第1
0図、および第11図に示すものでもよく、このように
構成されても前記第3ブレーキB3に替えて用いられ得
る。本実施例においても、前述の実施例と同様に一方向
クラッチ46の解放作用により、第3速ギヤ段走行時の
燃費および静粛性が向上させられるとともに、第3速ギ
ヤ段と第4速ギヤ段との間における変速制御が容易とな
る。また、第3ブレーキB3が第2クラツチに2ととも
に作動させられて第5速ギヤ段が選択された場合には、
一方向クラッチ50の解放作用により第5速ギヤ段走行
時の燃費および静粛性が向上させられる。
第12図には、第1係合装置、第4係合装置、第5係合
装置、および第6係合装置が他の形式のものに変更され
た変速機lOが例示されている。
また、前述の実施例においては、トルクコンバータ24
が用いられているが、それに替えて、ロックアツプクラ
ッチ付トルクコンバータ、フルードカップリング、磁粉
式電磁クラッチ、多板あるいは単板式摩擦クラッチなど
が用いられ得る。
また、前述の実施例においては、第4速ギヤ段が第1ク
ラツチに1および第2クラツチに2の同時連結によって
成立させられていたが、第1クラッチKl、第2クラツ
チに2、第3クラツチに3の少なくとも2つが同時連結
されることにより成立させられてもよい。
なお、上述したのはあくまでも本発明の一実施例であり
、本発明はその精神を逸脱しない範囲で種々変更が加え
られ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例である車両用遊星歯車式変
速装置を含む動力伝達装置の要部構成を示す骨子図であ
る。第2図は、第1図の実施例の変速ギヤ段とそれを成
立させるために必要な係合装置との関係を示す図表であ
る。第3図は、本発明の他の実施例を差動歯車装置とと
もに示す骨子図である。第4図乃至第11図は、第1図
の実施例における係合装置の他の例をそれぞれ示す図で
ある。第12図は、第1図の実施例において他の形式の
係合装置が用いられた場合を例示する骨子図である。 10.30:車両用遊星歯車式変速機 12ニドランスミツシヨンケース(位置固定部材)14
;入力軸(入力部材) 16:第1遊星歯車装置 18:第2遊星歯車装置 20:第3遊星歯車装置 22:出力軸(出力部材) 23:出力歯車(出力部材) 16s :第−lサンギヤ 16p:第1遊星歯車 16c:第1キャリヤ 16r:第1リングギヤ 18s:第2サンギヤ 18p:第2遊星歯車 18c :第2キャリヤ 18r:第2リングギヤ 20s:第3サンギヤ 20p:第3遊星歯車 20c:第3キャリヤ 20r:第3リングギヤ Klj第1クラッチ(第1係合装置) K2:第2クラツチ(第2係合装置) K3:第3クラツチ(第3係合装W、)Bl:第1ブレ
ーキ(第4係合装置) B2:第2ブレーキ(第5係合装置) B3:第3ブレーキ(第6係合装置) 第1図 第3図 第4図    第5図    第6図 第7図   第8図   第9図 第10図      第1LII

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 第1サンギヤ、第1遊星歯車を回転可能に支持する第1
    キャリヤ、第1リングギヤを備えたシングルピニオン型
    の第1遊星歯車装置と、第2サンギヤ、第2遊星歯車を
    回転可能に支持する第2キャリヤ、第2リングギヤを備
    えたシングルピニオン型の第2遊星歯車装置と、第3サ
    ンギヤ、第3遊星歯車を回転可能に支持する第3キャリ
    ヤ、第3リングギヤを備えたシングルピニオン型の第3
    遊星歯車装置とが同じ軸線上に順次設けられ、入力部材
    の回転を段階的に変速して出力部材へ伝達する形式の車
    両用遊星歯車式変速装置において、前記第1キャリヤと
    第2キャリヤとを互いに連結し、前記第1サンギヤと第
    2サンギヤとを互いに連結し、前記第1リングギヤと第
    3リングギヤとを互いに連結し、前記第2リングギヤと
    第3キャリヤと前記出力部材とを互いに連結する一方、
    前記第3サンギヤを前記入力部材に選択的に連結する第
    1係合装置と、前記第1キャリヤおよび第2キャリヤを
    該入力部材に選択的に連結する第2係合装置と、前記第
    1サンギヤおよび第2サンギヤを該入力部材に選択的に
    連結する第3係合装置と、前記第1リングギヤおよび第
    3リングギヤを位置固定部材に選択的に連結する第4係
    合装置と、前記第1キャリヤおよび第2キャリヤを該位
    置固定部材に選択的に連結する第5係合装置と、前記第
    1サンギヤおよび第2サンギヤを該位置固定部材に選択
    的に連結する第6係合装置とを、設けた ことを特徴とする車両用遊星歯車式変速装置。
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