JPH0275974A - ケーブル絶縁不良点探知方法および装置 - Google Patents
ケーブル絶縁不良点探知方法および装置Info
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- JPH0275974A JPH0275974A JP22774588A JP22774588A JPH0275974A JP H0275974 A JPH0275974 A JP H0275974A JP 22774588 A JP22774588 A JP 22774588A JP 22774588 A JP22774588 A JP 22774588A JP H0275974 A JPH0275974 A JP H0275974A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は水トリー発生に起因する絶縁不良を生じたケー
ブルのように、直流低測定電圧下では極めて高抵抗を示
し、その不良点を探知することが不可能であるかまたは
標定誤差が大である場合に使用されるケーブル絶縁不良
点探知方法及び装置に関する。
ブルのように、直流低測定電圧下では極めて高抵抗を示
し、その不良点を探知することが不可能であるかまたは
標定誤差が大である場合に使用されるケーブル絶縁不良
点探知方法及び装置に関する。
(ロ)従来技術
高抵抗を示すケーブルの絶縁不良点の探知に当たっては
一般に倒立型ブリッジが高感度であるために用いられる
。しかし、抵抗値がIOMΩ以上になると零位法である
倒立ブリッジでは感度不足になり、偏位法である電位差
比較法が有力となる。
一般に倒立型ブリッジが高感度であるために用いられる
。しかし、抵抗値がIOMΩ以上になると零位法である
倒立ブリッジでは感度不足になり、偏位法である電位差
比較法が有力となる。
第2図は電位差比較法を示す回路構成図を示し、図中1
は絶縁不良ケーブル(3心ケーブルで例示する)の遮蔽
で、この中に3相の高圧導体2R。
は絶縁不良ケーブル(3心ケーブルで例示する)の遮蔽
で、この中に3相の高圧導体2R。
25.2Tが含まれている。この導体の内、2R。
2Sは健全導体であり、2Tは測定側端からケーブル全
長(全長を100%とする)のX%の位置に絶縁不良点
3を有する絶縁不良導体である。遮蔽1を往線、健全導
体を帰線とてループを構成するために、健全導体2Sの
非測定側端S+a。と遮蔽1の非測定側端11゜。とが
相互に接続され、測定端側では直列接続された直流低電
圧電源5と開閉器6とが遮蔽1の測定側端1゜と健全導
体2Sの測定側端S。との間に接続されている。健全導
体2Rは非測定側端1100の電位を測定側端に導くた
めに用いられるものであって、健全導体2Rの非測定側
端R1゜。は遮蔽1の非測定側端1□。。に接続され、
測定側端R0は測定端切換スイッチ7の一方の切換端で
ある端子L1゜。に接続されている。切換スイッチ7の
他方の切換端である端子L0は遮蔽1の測定側端1゜に
接続されて、1゜の電位を導いている。切換スイッチ7
の固定端子と端子Eとの間には微少電圧検出手段8と迷
走電流打消装置9が接続されている。第2図では迷走電
流打消装置9は直列型(電圧打消方式)で示したため、
微少電圧検出手段8からみた外部抵抗が極めて高くなり
、該手段8の時間応答性が悪くなりがちであるのでこれ
を防ぐため分流抵抗10が並列に接続されている。なお
、迷走電流打消装置9として並列型(電流打消方式)を
使用する場合は微少電流検出手段8に並列に設けられ、
この場合は分流抵抗10は不要である。前記端子Eは一
般に接地されること無く絶縁不良導体2Tの測定側端T
0に接続される。
長(全長を100%とする)のX%の位置に絶縁不良点
3を有する絶縁不良導体である。遮蔽1を往線、健全導
体を帰線とてループを構成するために、健全導体2Sの
非測定側端S+a。と遮蔽1の非測定側端11゜。とが
相互に接続され、測定端側では直列接続された直流低電
圧電源5と開閉器6とが遮蔽1の測定側端1゜と健全導
体2Sの測定側端S。との間に接続されている。健全導
体2Rは非測定側端1100の電位を測定側端に導くた
めに用いられるものであって、健全導体2Rの非測定側
端R1゜。は遮蔽1の非測定側端1□。。に接続され、
測定側端R0は測定端切換スイッチ7の一方の切換端で
ある端子L1゜。に接続されている。切換スイッチ7の
他方の切換端である端子L0は遮蔽1の測定側端1゜に
接続されて、1゜の電位を導いている。切換スイッチ7
の固定端子と端子Eとの間には微少電圧検出手段8と迷
走電流打消装置9が接続されている。第2図では迷走電
流打消装置9は直列型(電圧打消方式)で示したため、
微少電圧検出手段8からみた外部抵抗が極めて高くなり
、該手段8の時間応答性が悪くなりがちであるのでこれ
を防ぐため分流抵抗10が並列に接続されている。なお
、迷走電流打消装置9として並列型(電流打消方式)を
使用する場合は微少電流検出手段8に並列に設けられ、
この場合は分流抵抗10は不要である。前記端子Eは一
般に接地されること無く絶縁不良導体2Tの測定側端T
0に接続される。
端子Eを70−トする理由は遮蔽1には有限の、時とし
ては非常に低い値である遮蔽絶縁抵抗4が必ずといって
よい位大地との間に存在し、測定回路全体の接地点は自
動的に遮蔽絶縁抵抗4の存在位置によって決まるからで
ある。遮蔽絶縁抵抗4の値が無限大か絶縁不良点3の値
より2桁以上高ければ端子Eを接地できるものの、通常
はこの条件は成立セず、無理に端子Eを接地すれば好ま
しくない迷走電流が遮蔽1に流れて誤差発生の原因とな
る。
ては非常に低い値である遮蔽絶縁抵抗4が必ずといって
よい位大地との間に存在し、測定回路全体の接地点は自
動的に遮蔽絶縁抵抗4の存在位置によって決まるからで
ある。遮蔽絶縁抵抗4の値が無限大か絶縁不良点3の値
より2桁以上高ければ端子Eを接地できるものの、通常
はこの条件は成立セず、無理に端子Eを接地すれば好ま
しくない迷走電流が遮蔽1に流れて誤差発生の原因とな
る。
第2図の回路の絶縁不良点測定方法は次ぎり通りに行う
。開閉器6を開放の状態のまま迷走電流打消装置を稼動
させて微少電圧検出手段8の指示を零とする。この時、
測定端切換スイッチ7は切換位置L0でも位置L lo
。でも良い。次いで、開閉器6を投入し、直流低電圧電
源5から、遮蔽l及び健全導体2Sからなるループ回路
に電流を流す。
。開閉器6を開放の状態のまま迷走電流打消装置を稼動
させて微少電圧検出手段8の指示を零とする。この時、
測定端切換スイッチ7は切換位置L0でも位置L lo
。でも良い。次いで、開閉器6を投入し、直流低電圧電
源5から、遮蔽l及び健全導体2Sからなるループ回路
に電流を流す。
安定した指示が得られるようになった状態で切換位置し
0において微少電圧検出手段9の読みIE。
0において微少電圧検出手段9の読みIE。
1を得、切換位置L16゜に切換えた時の読みIEI。
。1を得る。この測定結果から、絶縁不良点3の存在位
置、即ち測定側端から全長のX%、非測定側端から全長
の(100−X)%は として標定できる。
置、即ち測定側端から全長のX%、非測定側端から全長
の(100−X)%は として標定できる。
(ハ)この発明が解決しようとする課題上述した従来の
ケーブル絶縁不良点探知方法および装置では次の問題が
あった。
ケーブル絶縁不良点探知方法および装置では次の問題が
あった。
測定対象は水トリー発生に起因する絶縁不良ケーブルで
あって、まだ電気破壊に至らず運転継続中である場合が
多い。そこで、絶縁不良点の標定作業が終われば運転再
開をしなければならないので、標定を容易にするため高
電圧をかけて抵抗値を下げる(いわゆる、焼成作業)こ
とは絶対に許されない。しかし、水トリー起因の絶縁不
良抵抗値は、金属抵抗や炭素被膜抵抗と異なり、櫃めて
電圧依存性がある。即ち、測定電圧を上昇させると抵抗
値が下がり、測定電圧を下げると抵抗値が上昇する。例
えば、tooovメガで測定して10MΩ程度の値が得
られたケーブルでもIOV程度の電圧で測定すると数百
MΩに上昇する。
あって、まだ電気破壊に至らず運転継続中である場合が
多い。そこで、絶縁不良点の標定作業が終われば運転再
開をしなければならないので、標定を容易にするため高
電圧をかけて抵抗値を下げる(いわゆる、焼成作業)こ
とは絶対に許されない。しかし、水トリー起因の絶縁不
良抵抗値は、金属抵抗や炭素被膜抵抗と異なり、櫃めて
電圧依存性がある。即ち、測定電圧を上昇させると抵抗
値が下がり、測定電圧を下げると抵抗値が上昇する。例
えば、tooovメガで測定して10MΩ程度の値が得
られたケーブルでもIOV程度の電圧で測定すると数百
MΩに上昇する。
第3図は直流測定電圧に対する絶縁不良抵抗値の変化の
実例を示している。この例では1000Vメガでは14
MΩが測定されt;。一般に標定作業で扱い得る直流電
圧電源の電圧値は50V以下である。第3図において1
00vでは既に75MΩ、IOVでは400MΩ以上に
上昇している。
実例を示している。この例では1000Vメガでは14
MΩが測定されt;。一般に標定作業で扱い得る直流電
圧電源の電圧値は50V以下である。第3図において1
00vでは既に75MΩ、IOVでは400MΩ以上に
上昇している。
ここで、測定電源電圧6V下で最高測定感度100MΩ
と性能表傍していても実際には測定不能となる。かりに
、測定電源として100vを用いたとしても(実際には
電圧に比例してループ通電電流が莫大となり、実用性か
らは外れる)、次の第2の問題が生じる。微少電圧検出
手段8により測定される電圧は遮蔽1の電圧降下、即ち
長さXおよび100−Xに比例する電圧であるが、Xが
50%の場合を除き微少電圧検出手段の読みは長さに比
例しなくなり、誤差を生じる。第3図の例において、例
えばXが20%とすると、20Vの電圧での抵抗値は2
45MΩ、80Vの電圧での抵抗値は87MΩであるか
ら、 と標定され、真値の20%から小さくなる方向に大きく
ずれることになる。
と性能表傍していても実際には測定不能となる。かりに
、測定電源として100vを用いたとしても(実際には
電圧に比例してループ通電電流が莫大となり、実用性か
らは外れる)、次の第2の問題が生じる。微少電圧検出
手段8により測定される電圧は遮蔽1の電圧降下、即ち
長さXおよび100−Xに比例する電圧であるが、Xが
50%の場合を除き微少電圧検出手段の読みは長さに比
例しなくなり、誤差を生じる。第3図の例において、例
えばXが20%とすると、20Vの電圧での抵抗値は2
45MΩ、80Vの電圧での抵抗値は87MΩであるか
ら、 と標定され、真値の20%から小さくなる方向に大きく
ずれることになる。
上述のように、実用的な直流測定電圧では絶縁抵抗値が
高くなりすぎて標定が実施できない問題に加え、たとえ
標定できたとしても標定誤差が大きくなる問題があった
。
高くなりすぎて標定が実施できない問題に加え、たとえ
標定できたとしても標定誤差が大きくなる問題があった
。
この発明の目的は、直流低測定電圧下では極めて高抵抗
値を示し、その不良点を探知することが感度不足のため
不可能な場合、及び標定誤差が大である場合に使用して
も正確な測定をすることができるケーブル絶縁不良点探
知方法及び装置を提供することである。
値を示し、その不良点を探知することが感度不足のため
不可能な場合、及び標定誤差が大である場合に使用して
も正確な測定をすることができるケーブル絶縁不良点探
知方法及び装置を提供することである。
(ニ)課題を解決するための手段
この発明のケーブル絶縁不良点探知方法は、絶縁不良導
体と遮蔽との間に交流低電圧変圧器の出力をコンデンサ
を介して印加することにより、絶縁不良点の抵抗を低位
に保持した状態でフィルタ回路を保有する微少電圧検出
手段により絶縁不良点を標定する。
体と遮蔽との間に交流低電圧変圧器の出力をコンデンサ
を介して印加することにより、絶縁不良点の抵抗を低位
に保持した状態でフィルタ回路を保有する微少電圧検出
手段により絶縁不良点を標定する。
また、この発明のケーブル絶縁不良点探知装置は、絶縁
不良ケーブルの遮蔽を往線、健全導体を帰線として構成
されたループの開放端に接続された直流低電圧電源と、
前記遮蔽の測定側端および非測定側端と絶縁不良導体と
の間の電位差を検出する、フィルタ回路を有する微少N
、圧検出手段と、前記遮蔽と前記絶縁不良導体の間にコ
ンデンサを介して接続され、絶縁不良点の抵抗を低位に
保持する交流変圧器と、を備えて構成される。
不良ケーブルの遮蔽を往線、健全導体を帰線として構成
されたループの開放端に接続された直流低電圧電源と、
前記遮蔽の測定側端および非測定側端と絶縁不良導体と
の間の電位差を検出する、フィルタ回路を有する微少N
、圧検出手段と、前記遮蔽と前記絶縁不良導体の間にコ
ンデンサを介して接続され、絶縁不良点の抵抗を低位に
保持する交流変圧器と、を備えて構成される。
(ホ)実施例
@1図はこの発明の一実施例の測定回路のwII成図を
示している。第2図に示した測定端切換スイッチ7の切
換端子L0と端子Eとの間に第1図においては交流変圧
器13の二次側出力をコンデンサ14を介して接続され
る。交流変圧器13の一次側は通常の商用周波数低圧電
源に接続される。測定端切換スイッチ7の固定接点と端
子Eとの間にはチョークコイル11を介して前記微少電
圧検出手段8、迷走電流打消装置9、分流抵抗10が接
続され、さらに微少電圧検出手段8にはコンデンサ12
が並列に接続されている。このほかの構成は第2図の場
合と同様であるので、第2図と同一の符号を付して説明
は省略する。
示している。第2図に示した測定端切換スイッチ7の切
換端子L0と端子Eとの間に第1図においては交流変圧
器13の二次側出力をコンデンサ14を介して接続され
る。交流変圧器13の一次側は通常の商用周波数低圧電
源に接続される。測定端切換スイッチ7の固定接点と端
子Eとの間にはチョークコイル11を介して前記微少電
圧検出手段8、迷走電流打消装置9、分流抵抗10が接
続され、さらに微少電圧検出手段8にはコンデンサ12
が並列に接続されている。このほかの構成は第2図の場
合と同様であるので、第2図と同一の符号を付して説明
は省略する。
ここで、測定電源として直流電圧に重畳して交流電圧を
印加する理由は、発明者の次の知見に基づく。
印加する理由は、発明者の次の知見に基づく。
■水トリー起因の絶縁不良ケーブルの絶縁抵抗値は可変
交流電圧下で一定直流電圧で測定すると、重畳交流電圧
の上昇に伴い大幅に減少する。第4図は重畳交流電圧に
対する絶縁抵抗値の変化の一例を示し、この例では直流
測定電圧を50Vとして重畳交流電圧をOvから500
vまで変化させた場合の絶縁抵抗を測定したものである
。交流電圧印加のない状態で直流電圧50vで測定した
場合は14000MΩあった絶縁抵抗値は交流500v
重畳下では400MΩに減少している。
交流電圧下で一定直流電圧で測定すると、重畳交流電圧
の上昇に伴い大幅に減少する。第4図は重畳交流電圧に
対する絶縁抵抗値の変化の一例を示し、この例では直流
測定電圧を50Vとして重畳交流電圧をOvから500
vまで変化させた場合の絶縁抵抗を測定したものである
。交流電圧印加のない状態で直流電圧50vで測定した
場合は14000MΩあった絶縁抵抗値は交流500v
重畳下では400MΩに減少している。
■一定の交流電圧重畳下では直流電圧は0から100V
程度の範囲で変化しても絶縁抵抗値に大きな相異は無い
。第5図は直流測定電圧の変化に対する絶縁抵抗値の一
例を示している。第5図によると直流60V以下では直
流測定電圧を下げても絶縁抵抗値が上昇することは無く
、はぼ一定として良い。
程度の範囲で変化しても絶縁抵抗値に大きな相異は無い
。第5図は直流測定電圧の変化に対する絶縁抵抗値の一
例を示している。第5図によると直流60V以下では直
流測定電圧を下げても絶縁抵抗値が上昇することは無く
、はぼ一定として良い。
上述の理由により交流電圧を重畳して測定する本発明で
は、実用的に扱い易い低い直流測定電圧で、本来その電
圧下では極めて高い絶縁抵抗値を示すため感度不足で測
定不能であるか、測定できたとしても直流側電圧のケー
ブル遮蔽長さ方向の分配値の相異により標定値に大きい
誤差を与える問題を無くして測定することが可能になる
。
は、実用的に扱い易い低い直流測定電圧で、本来その電
圧下では極めて高い絶縁抵抗値を示すため感度不足で測
定不能であるか、測定できたとしても直流側電圧のケー
ブル遮蔽長さ方向の分配値の相異により標定値に大きい
誤差を与える問題を無くして測定することが可能になる
。
前記変圧器13の二次側出力の一端は切換端子L Os
即ち遮蔽1の測定側端10に接続したが、健全導体2R
の測定側端R,(即ち、遮蔽1の非測定側端11G。と
等価である)、あるいは健全導体2Sの測定側端S0に
接続されても良い。要は遮蔽lと絶縁不良導体2Tとの
間に適当な交流電圧が印加されれば良い。ただし、測定
端切換端スイッチ7の固定端子に接続することは切換時
に交流電圧の印加が途切れるので安定な測定のために好
ましく無い。
即ち遮蔽1の測定側端10に接続したが、健全導体2R
の測定側端R,(即ち、遮蔽1の非測定側端11G。と
等価である)、あるいは健全導体2Sの測定側端S0に
接続されても良い。要は遮蔽lと絶縁不良導体2Tとの
間に適当な交流電圧が印加されれば良い。ただし、測定
端切換端スイッチ7の固定端子に接続することは切換時
に交流電圧の印加が途切れるので安定な測定のために好
ましく無い。
前記コンデンサ14は、低い直流抵抗を有する変圧器1
3の二次巻線抵抗によって微少電圧検出手段8が側路さ
れて感度を失うことを防ぐt;めのものである。この静
電容量は交流出力電圧の低下が少ないように、即ち遮蔽
lと絶縁不良導体2Tの間の静電容量に比して少なくと
も一桁以上大きい値を有する必要がある。コンデンサ1
4は端子E側、あるいは切換端子L0側のいずれに接続
されても良い。
3の二次巻線抵抗によって微少電圧検出手段8が側路さ
れて感度を失うことを防ぐt;めのものである。この静
電容量は交流出力電圧の低下が少ないように、即ち遮蔽
lと絶縁不良導体2Tの間の静電容量に比して少なくと
も一桁以上大きい値を有する必要がある。コンデンサ1
4は端子E側、あるいは切換端子L0側のいずれに接続
されても良い。
前記チョークコイル11とコンデンサ12からなるフィ
ルタ回路が無い場合は、変圧器13の二次側電圧のほと
んどが微少電圧検出手段8に印加されることになり、該
微少電圧検出手段8が測定する直流電圧に比して大きす
ぎる交流電圧の侵入のためその機能を失うことになる。
ルタ回路が無い場合は、変圧器13の二次側電圧のほと
んどが微少電圧検出手段8に印加されることになり、該
微少電圧検出手段8が測定する直流電圧に比して大きす
ぎる交流電圧の侵入のためその機能を失うことになる。
従って、微少電圧検出手段8の端子にはその性能を発揮
するのに影響のない程度にまで低減された微少交流電圧
しか重畳印加されないようにフィルタ回路を設計する必
要がある。
するのに影響のない程度にまで低減された微少交流電圧
しか重畳印加されないようにフィルタ回路を設計する必
要がある。
前記交流変圧器13の二次側出力電圧の値は次のように
決定する。第4図の例を参照すると常時使用電圧即ち1
900Vの重畳下では直流50Vで僅か50MΩと測定
される。しかし、測定者の安全確保上1900Vの高い
交流電圧は用いることはできない。二次側出力電圧の最
高電圧値としては工場構内での最大使用低圧としての4
40Vに留どめ、測定者は装置全体をマウントした絶縁
ノート上に乗って測定装置と同一電位になることが感電
事故を防ぐために重要である。交流変圧器13の必要容
量は、測定対象ケーブルの静電容量値によって決定され
る。仮に、二次側容量を25VAと設定すると、その電
流容量は25/440−0.0568(A)となり60
Hz、440V下で0.343μFの静電容量を充電す
ることができる。即ち、通常の高圧ケーブル約IKm長
に対し25VA程度の小形軽量の変圧器で足り、実用上
都合が良い。交流変圧器13の一次、二次間の絶縁抵抗
性能も重要である。通常、−次側低圧系統は一点で接地
されているので、測定回路に好ましくない迷走電流パス
を作らないためには二次側巻線は一次側巻線(鉄芯その
他金属部分、シールド板を含む)に対し、変圧器の最高
使用温度で少なくとも1100OOΩ以上の高い絶縁抵
抗値を有することが必要である。
決定する。第4図の例を参照すると常時使用電圧即ち1
900Vの重畳下では直流50Vで僅か50MΩと測定
される。しかし、測定者の安全確保上1900Vの高い
交流電圧は用いることはできない。二次側出力電圧の最
高電圧値としては工場構内での最大使用低圧としての4
40Vに留どめ、測定者は装置全体をマウントした絶縁
ノート上に乗って測定装置と同一電位になることが感電
事故を防ぐために重要である。交流変圧器13の必要容
量は、測定対象ケーブルの静電容量値によって決定され
る。仮に、二次側容量を25VAと設定すると、その電
流容量は25/440−0.0568(A)となり60
Hz、440V下で0.343μFの静電容量を充電す
ることができる。即ち、通常の高圧ケーブル約IKm長
に対し25VA程度の小形軽量の変圧器で足り、実用上
都合が良い。交流変圧器13の一次、二次間の絶縁抵抗
性能も重要である。通常、−次側低圧系統は一点で接地
されているので、測定回路に好ましくない迷走電流パス
を作らないためには二次側巻線は一次側巻線(鉄芯その
他金属部分、シールド板を含む)に対し、変圧器の最高
使用温度で少なくとも1100OOΩ以上の高い絶縁抵
抗値を有することが必要である。
次に、第1図に示す測定回路を使用して絶縁不良点を探
知する方法を説明する。まず、開閉器6を開放した状態
で交流変圧器13を稼動する。すると、交流出力電流の
大部分は遮蔽lと絶縁不良導体2Tとの間の静電容量を
通じて流れる。なお、健全導体2Rまたは2Sと遮蔽1
との間にも静電容量は存在するものの、これらは全部同
一電位になっているので電流は流れず、交流変圧器13
の負荷とはならない。この交流電圧の印加により絶縁不
良点の値は測定できる値までシフトされて保持されるか
ら、以後、第2図で説明した従来の方法と全く同じ方法
により絶縁不良点の位置X%を標定できる。なお、微少
電圧検出手段8を誤動作させる交流電圧の侵入はフィル
タ素子11.12の組合せにより阻止され、このため微
少電圧検出手段8は微少直流分に対してのみ反応する。
知する方法を説明する。まず、開閉器6を開放した状態
で交流変圧器13を稼動する。すると、交流出力電流の
大部分は遮蔽lと絶縁不良導体2Tとの間の静電容量を
通じて流れる。なお、健全導体2Rまたは2Sと遮蔽1
との間にも静電容量は存在するものの、これらは全部同
一電位になっているので電流は流れず、交流変圧器13
の負荷とはならない。この交流電圧の印加により絶縁不
良点の値は測定できる値までシフトされて保持されるか
ら、以後、第2図で説明した従来の方法と全く同じ方法
により絶縁不良点の位置X%を標定できる。なお、微少
電圧検出手段8を誤動作させる交流電圧の侵入はフィル
タ素子11.12の組合せにより阻止され、このため微
少電圧検出手段8は微少直流分に対してのみ反応する。
さらに、微少電圧検出手段8により遮蔽長さのX%、(
ioo−x)%に比例する電圧を測定する時、直列に入
る絶縁抵抗3の値は電圧が変わっても一定であるから標
定結果に誤差がはいることは無い。
ioo−x)%に比例する電圧を測定する時、直列に入
る絶縁抵抗3の値は電圧が変わっても一定であるから標
定結果に誤差がはいることは無い。
(へ)効果
この発明により、水トリー発生ケーブルの絶縁不良点探
知が容易に実現できる。しかも、従来では無理に直流電
圧を上昇させて劇定可能とした場合jこは標定誤差が大
になる欠点があったが、この発明により解消されて精度
良い測定が可能となる。
知が容易に実現できる。しかも、従来では無理に直流電
圧を上昇させて劇定可能とした場合jこは標定誤差が大
になる欠点があったが、この発明により解消されて精度
良い測定が可能となる。
このため絶縁不良部分だけのケーブルの部分的取替が可
能になり、また絶縁不良部分と布設環境との関連から絶
縁不良発生原因の探求ができ、さらに新ケーブルの布設
方法に対する示唆を得る等、実用的に種々に利点を得る
ことができる。
能になり、また絶縁不良部分と布設環境との関連から絶
縁不良発生原因の探求ができ、さらに新ケーブルの布設
方法に対する示唆を得る等、実用的に種々に利点を得る
ことができる。
第1図はこの発明の一実施例を示す測定回路構成図、第
2図は従来の測定回路構成図、第3囚は絶縁不良ケーブ
ルへ印加される直流測定電圧と絶縁抵抗の変化の関係を
示す図、第4図は絶縁不良ケーブルに印加される重畳交
流電圧と絶縁抵抗の変化の関係を例示する図、第5図は
一定の重畳交流電圧の印加のもとで直流測定電圧と絶縁
抵抗の変化の関係を例示する図である。 1・・・遮蔽、2R12S・・・健全導体(高圧導体)
、2T・・・絶縁不良導体(高圧導体)、3・・・絶縁
不良点、5・・・直流低電圧電源、6・・・開閉器、
7・・・測定端切換スイッチ、8・・・微少電圧検
出手段、9・・・迷走電流打消装置、11・・・チョー
クコイル、13・・・交流変圧器。 第1図 第3図 直流測定電圧V 第4図 重畳交流電圧V 第5図 直流測定電圧V 手続補正書 1、事件の表示 昭和66年特許願第227745号 2、発明の名称 ケーブル絶縁不良点探知方法および装置6、補正をする
者 事件との関係 特許出願人 住所 名 称 (213)住友電気工業株式会社4、代理人 5、補正の対象 (別紙) (1)明細書の〔特許請求の範囲〕を次の通り補正する
。 「(1)絶縁不良ケーブルの遮蔽を往線、健全導体を帰
線としてループを構成し、その開放端に直流低電圧電源
を接続してループに通電し、前記遮蔽の測定側端および
非測定側端と絶縁不良導体との間の電位差の比により絶
縁不良点を探知する方法において、 前記絶縁不良導体と前記遮蔽との間に交流低電圧変圧器
の出力をコンデンサを介して印加することにより、絶縁
不良点の抵抗を低位に保持した状態でフィルタ回路を保
有する微少電圧検出手段により絶縁不良点を標定するこ
とを特徴とするケーブル絶縁不良点探知方法。 (2)絶縁不良ケーブルの遮蔽を往線、健全導体を帰線
として構成されたループの開放端に接続された直流低電
圧電源と、 前記遮蔽の測定側端および非測定側端と絶縁不良導体と
の間の電位差を検出する、フィルタ回路を有する微少電
圧検出手段と、 前記遮蔽と前記絶縁不良導体の間にコンデンサを介して
接続され、絶縁不良点の抵抗を低位旭保持する交流変圧
器と、を備えてなるケーブル絶縁不良点探知装置。」 (2)明細書に以下の補正を行う。 頁 行 補正前 補正後72 下
以下 76 表傍 標傍 1112 切換端 切 換 以上
2図は従来の測定回路構成図、第3囚は絶縁不良ケーブ
ルへ印加される直流測定電圧と絶縁抵抗の変化の関係を
示す図、第4図は絶縁不良ケーブルに印加される重畳交
流電圧と絶縁抵抗の変化の関係を例示する図、第5図は
一定の重畳交流電圧の印加のもとで直流測定電圧と絶縁
抵抗の変化の関係を例示する図である。 1・・・遮蔽、2R12S・・・健全導体(高圧導体)
、2T・・・絶縁不良導体(高圧導体)、3・・・絶縁
不良点、5・・・直流低電圧電源、6・・・開閉器、
7・・・測定端切換スイッチ、8・・・微少電圧検
出手段、9・・・迷走電流打消装置、11・・・チョー
クコイル、13・・・交流変圧器。 第1図 第3図 直流測定電圧V 第4図 重畳交流電圧V 第5図 直流測定電圧V 手続補正書 1、事件の表示 昭和66年特許願第227745号 2、発明の名称 ケーブル絶縁不良点探知方法および装置6、補正をする
者 事件との関係 特許出願人 住所 名 称 (213)住友電気工業株式会社4、代理人 5、補正の対象 (別紙) (1)明細書の〔特許請求の範囲〕を次の通り補正する
。 「(1)絶縁不良ケーブルの遮蔽を往線、健全導体を帰
線としてループを構成し、その開放端に直流低電圧電源
を接続してループに通電し、前記遮蔽の測定側端および
非測定側端と絶縁不良導体との間の電位差の比により絶
縁不良点を探知する方法において、 前記絶縁不良導体と前記遮蔽との間に交流低電圧変圧器
の出力をコンデンサを介して印加することにより、絶縁
不良点の抵抗を低位に保持した状態でフィルタ回路を保
有する微少電圧検出手段により絶縁不良点を標定するこ
とを特徴とするケーブル絶縁不良点探知方法。 (2)絶縁不良ケーブルの遮蔽を往線、健全導体を帰線
として構成されたループの開放端に接続された直流低電
圧電源と、 前記遮蔽の測定側端および非測定側端と絶縁不良導体と
の間の電位差を検出する、フィルタ回路を有する微少電
圧検出手段と、 前記遮蔽と前記絶縁不良導体の間にコンデンサを介して
接続され、絶縁不良点の抵抗を低位旭保持する交流変圧
器と、を備えてなるケーブル絶縁不良点探知装置。」 (2)明細書に以下の補正を行う。 頁 行 補正前 補正後72 下
以下 76 表傍 標傍 1112 切換端 切 換 以上
Claims (2)
- (1)絶縁不良ケーブルの遮蔽を往線、健全導体を帰線
としてループを構成し、その開放端に直流低電圧電源を
接続してループに通電し、前記遮蔽の測定側端および非
測定側端と絶縁不良導体との間の電位差の比により絶縁
不良点を探知する方法において、 前記絶縁不良導体と前記遮蔽との間に交流低電圧変圧器
の出力をコンデンサを介して印加することにより、絶縁
不良点の抵抗を低位に保持した状態でフィルタ回路を保
有する微少電圧検出手段により絶縁不良点を標定するこ
とを特徴とするケーブル絶縁不良点探知方法。 - (2)絶縁不良ケーブルの遮蔽を往線、健全導体を帰線
として構成されたループの開放端に接続された直流低電
圧電源と、 前記遮蔽の測定側端および非測定側端と絶縁不良導体と
の間の電位差を検出する、フィルタ回路を有する微少電
圧検出手段と、 前記遮蔽と前記絶縁不良導体の間にコンデンサを介して
接続され、絶縁不良点の抵抗を低位の保持する交流変圧
器と、を備えてなるケーブル絶縁不良点探知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63227745A JPH0675090B2 (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 | ケーブル絶縁不良点探知方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63227745A JPH0675090B2 (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 | ケーブル絶縁不良点探知方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0275974A true JPH0275974A (ja) | 1990-03-15 |
JPH0675090B2 JPH0675090B2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=16865707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63227745A Expired - Fee Related JPH0675090B2 (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 | ケーブル絶縁不良点探知方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0675090B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005050128A1 (en) * | 2003-11-19 | 2005-06-02 | Notton Co., Ltd. | An instrument for measuring lengths of electric wires |
CN113899863A (zh) * | 2021-11-12 | 2022-01-07 | 国网湖南省电力有限公司 | 基于气体特征的高压电缆隐蔽缺陷检测方法及系统 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5410947A (en) * | 1977-06-27 | 1979-01-26 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Searching method of poor insulating spots in errosion-prood layer by utilizing live lines |
JPS5482691A (en) * | 1977-12-15 | 1979-07-02 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Measurement of fault points in cable |
JPS60169774A (ja) * | 1984-02-13 | 1985-09-03 | Sumitomo Electric Ind Ltd | ケ−ブル絶縁不良点の活線下標定方法 |
-
1988
- 1988-09-12 JP JP63227745A patent/JPH0675090B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5410947A (en) * | 1977-06-27 | 1979-01-26 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Searching method of poor insulating spots in errosion-prood layer by utilizing live lines |
JPS5482691A (en) * | 1977-12-15 | 1979-07-02 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Measurement of fault points in cable |
JPS60169774A (ja) * | 1984-02-13 | 1985-09-03 | Sumitomo Electric Ind Ltd | ケ−ブル絶縁不良点の活線下標定方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005050128A1 (en) * | 2003-11-19 | 2005-06-02 | Notton Co., Ltd. | An instrument for measuring lengths of electric wires |
CN113899863A (zh) * | 2021-11-12 | 2022-01-07 | 国网湖南省电力有限公司 | 基于气体特征的高压电缆隐蔽缺陷检测方法及系统 |
CN113899863B (zh) * | 2021-11-12 | 2023-06-20 | 国网湖南省电力有限公司 | 基于气体特征的高压电缆隐蔽缺陷检测方法及系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0675090B2 (ja) | 1994-09-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |