JPH0361868A - 避雷器の劣化検出装置 - Google Patents

避雷器の劣化検出装置

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JPH0361868A
JPH0361868A JP19824289A JP19824289A JPH0361868A JP H0361868 A JPH0361868 A JP H0361868A JP 19824289 A JP19824289 A JP 19824289A JP 19824289 A JP19824289 A JP 19824289A JP H0361868 A JPH0361868 A JP H0361868A
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JP
Japan
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abnormal
current
lightning arrester
phase difference
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Pending
Application number
JP19824289A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukiya Sakuraba
桜庭 幸哉
Nobuhiko Shinozaki
篠崎 順彦
Yoshito Fujita
藤田 好人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明はギャップレス避雷器、例えば酸化亜鉛を主成分
とした非直線抵抗体よりなる避雷器の劣化検出装置に関
するものである。
B0発明の概要 本発明は、避雷器の劣化検出装置において、3棺各相避
雷器の漏れ電流相互の位相差角の大小関係より異常相を
判定し、この異常相入力【。と健全相より得られた基準
ベクトルとの位相差αより1 osinαの演算にて異
常相の抵抗分電流とすることによって、簡単な装置にて
高精度な劣化検出装置を得るようにしたものである。
C0従来の技術 酸化亜鉛を主成分とした非直線抵抗体よりなイ避雷器の
漏れ電流I。は、第3図で示すように容量分電流■。と
抵抗分電流■、の合成よりなって(る。
すなわち、第3図は避雷器の印加電圧Vと漏を電流T。
(= I R+ I c)の波形を示したものである。
避雷器は、その使用中に雷サージ、開閉サージ、交流性
過電圧および長期課電などによる種々のダメージを受け
、このダメージによって避雷器は劣化するが、劣化する
と抵抗分子3が第3図点線で示すように顕著に増加する
現象を示し、こCIRを検出することが劣化検出の最も
有効な手段とされている。
一般に常規使用状態においては、IR(ICであるが、
■5を測定して劣化検出を行うためには、■oの中から
Icを検出して除去する必要があり、その手段として第
4図の如きものが提案されている。
同図において、■は母線で避雷器2、PDまたはPTよ
りなる電圧検出の部3がこの母線に接続されている。避
雷器2の漏れ電流I。は変流器4によって検出され、抵
抗分電流検出装置5内のフィルタ51.増幅器52を通
して差動回路53に入力される。
一方、電圧検出部3によって検出された容量分電流に相
当する信号は、フィルタ54.増幅器55、微分回路5
6を通ってゲイン制御回路57によりゲインコントロー
ルされた後、差動回路53に入力されて1.=1.−1
cの演算がなされて表示回路58で11Iが表示される
D1発明が解決しようとする課題 第4図で示す装置の場合には、抵抗分電流の分離のため
に、本来の漏れ電流!。の測定以外に、容量分電流に相
当する電圧信号を検出しているため、電圧検出部3や5
4〜57の各部分を必要として回路構成が複雑となって
いる。
また、通常の避雷器における漏れ電流は微少(1mA以
下)であり、且つI ya< I cであるため電圧と
電流の導入部分の誤差や変動がそのままI8の測定誤差
として大きく現われる。
この欠点を解決するために電圧信号を必要としない手法
9例えば特開昭56−103925号が提案されている
が、この手法は電流信号から得られる第3高調波を利用
していることにより、電源電圧に歪みが発生すると、電
流波形もその影響を直接受けるため、安定した精度の検
出はできない問題点を有している。また、避雷器は屋外
に設置される場合が多いが、この屋外設置における碍子
形避雷器は、その碍子表面が汚損した場合、あるいは降
雨によって濡れた場合などには、漏れ電流が碍子表面を
流れる。流れた外部電流は変流器の一次側に流れ込み、
実際には劣化していないにもかかわらず漏れ電流I。の
増加として検出され、劣化判断される可能性がある。す
なわち、非直線抵抗体の特性変化に起因する劣化はある
程度検出できるが、この劣化に伴う変化を■8に換算し
ているため、吸湿などに起因する変化の影響を防止する
ことはできないものとなっている。
81課題を解決するための手段 本発明は、3相の各相に設置された避雷器の漏れ電流を
検出して相互の位相差を求め、この位相差から位相差角
の大小を比較する位相差比較部と、この比較結果の大小
関係から異常相を判定し、健全相から異常相の抵抗分電
流を求めるための基準ベクトルと得る基準ベクトル導出
部と、この基準ベクトルと異常相よりの入力■。との位
相差αを求め、■。sinαを演算して抵抗分電流とす
る抵抗分電流演算部とで劣化検出装置を構成したもので
ある。
F1作用 各避雷器の健全状態での漏れ電流■。は、印加電圧に対
して約90゛進んでおり、しかも各相の!。は平衡して
いる。この状態で何れかの相の避SVSに異常が発生す
ると、平衡状態がくずれ、その位相差角の大小を比較す
ると、正常相の位相差角は中間に位置する。この中間の
正常相のベクトルを基準とし、これに対する異常相の位
相差αを求めて■。sinαを演算することにより抵抗
分電流を検出する。
G、実施例 第1図は本発明の一実施例を示したもので、lは3相の
母線、2はこの母線の各相に接続された避雷器で、各避
雷器2の漏れ電流は夫々変流器4によって検出される。
11は3相の位相差測定部、12は位相差比較部、13
は基準ベクトル導出部、14は抵抗分電流演算部、15
は表示部、16はレベル検出部、17は異常避雷器表示
部である。
このように、構成された本発明において、第2図を参照
しながらその動作を説明する。各避雷器2が健全状態の
ときは、浮遊容量も含めた避雷器の容量分による漏れ電
流I o (I ova、  I os、  I oT
)は、第2図で示すように夫々印加電圧V、、V、。
v7に対して約90’進んでおり、しかも、印加電圧の
位相は三相平衡しているので、■。me  ros。
1、アの位相も120°の位相差をもって平衡している
すなわち、位相差測定部11によって検出される各相の
漏れ電流は、120°の位相差角θ118゜θア2.θ
s7を有した平衡状態となっている。
この状態で、今、T相の避雷器2に異常が発生して抵抗
分電流■8が増加した場合を考える。
この場合、第2図で示すように抵抗分電流■アが増えた
ことにより、漏れ電流■。Tは■′。アとなり、その結
果、各相の位相差は次のようになる。
θ、、”= 120° θ’srr> 120’  θ
’■<120°・・・・・・(1)(但しθ′S?、θ
′7.はT相避雷器異常後の位相差角)、、078丁〉
θms>θ′T、1009091.(1)/が成立する
同様にして、R相の避雷器の異常時には、08丁412
0° 、θ′TII〉120° 、θ′km< 1 2
0° ・・・・・・ (2)、・、θ’?II>θ87
〉θ′□・・・・・・・・(2)′(但しθ′□はR相
避雷器異常後の位相差角)また、S相の避雷器の異常時
には θ?ilξ120°、θ′アs> 120°、θ’sr
< 120°・・・・・・(3)、°、θ′。〉θ〒8
〉θ/、1丁・・・・・・・・(3)7式(1)′〜(
3〉′で知れるように、位相差角の大小を比較した場合
、その中間になる相差角を作る相の電流は正常であり、
残りの何れかの相の避雷器が異常であると判定すること
ができる。
位相差比較部12は、上述した位相差角を比較し正常相
を判定する。基準ベクトル導出部131:位相差比較部
12にて検出された健全相の漏れ1流より、異常相が正
常時であったとき本来のベクトルを導出し、これを基準
ベクトルとする。
すなわち、第2図においては健全相であるI。
またはI。6が導出され、IOsが導出された場合gs
は、このI。Sを120’進めることによって異冥相の
異常発生前のベクトルを作りこれを基準ベクトルI。F
とする。なお、正常相として■。Rが4旺された場合に
は、この10$1を120°遅らせることによって基準
ベクトル■。2を作る。抵抗分電流演算部14は、導出
された基準ベクトルI。、と請常相避雷器の漏れ電流I
′。7との位相差αを求め■1′1Io2sinα・・
・・・・・・・・(4)を演算して異常相避雷器の抵抗
分電流とする。演算結果は、直ちに表示部15に送られ
て表示される゛と同時に、レベル検出部16に送られて
設定値と比較される。比較結果、演算値が設定値以上と
なったとき警報信号を発すると共に、異常避雷器表示部
17で異常相の避雷器が表示される。
H9発明の効果 以上のように本発明は、3相電流相互間の位相比較によ
って抵抗分電流を検出するようにしたものであるから、 (1)従来のように電圧信号を導入する回路が不要とな
るため、回路構成が簡単小形となり、且つ電流導入回路
相互間の誤差や変動分が同一であれば測定誤差とならな
いため回路設計が容易となる。
(2)降雨時等で碍子表面に漏れ電流が流れても、3相
分を合成した降雨時の漏れ電流は零となるため、3相間
のバランスに影響を与えることがなく正確なる抵抗分電
流の検出が可能となる。
(3)非直線抵抗体の特性に起因しない吸湿劣化等も確
実に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は説明
のためのベクトル図、第3図は説明のための電圧、電流
波形図、第4図は従来の劣化検出装置の構成図である。 lは母線、2は避雷器、4は変流器、11は位相差測定
部、12は位相差比較部、13は基準ベクトル導出部、
14は抵抗分電流演算部、15は表示部、16はレベル
検出部、17は異常避雷器表示部。 第3図 瀾れ1渡波形

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)3相電路に夫々設置された避雷器の漏れ電流から
    避雷器の劣化を検出するものにおいて、前記各相避雷器
    の漏れ電流を導入して相互の位相差を求め、この位相差
    から位相差角の大小を比較する位相差比較部と、この位
    相差比較部による比較結果の大小関係から異常相を判定
    し、健全相から異常相の抵抗分電流を求めるための基準
    ベクトルを得る基準ベクトル導出部と、この導出部より
    得られた基準ベクトルと異常相入力I_oとの位相差α
    を求め、I_osinαを演算して抵抗分電流を求める
    抵抗分電流演算部とを備えたことを特徴とする避雷器の
    劣化検出装置。
JP19824289A 1989-07-31 1989-07-31 避雷器の劣化検出装置 Pending JPH0361868A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102435875A (zh) * 2011-09-09 2012-05-02 国网电力科学研究院 直流输电线路对地磁场观测干扰水平的确定方法
JP2013172140A (ja) * 2012-02-23 2013-09-02 Toshiba Corp 避雷器および避雷器監視システム
CN107367673A (zh) * 2017-08-16 2017-11-21 上海电力学院 一种避雷器阀片电阻运行状态诊断方法
KR101990930B1 (ko) * 2018-06-28 2019-06-19 주식회사 비츠로이엠 상태 감시 장치가 내장된 피뢰기

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CN107367673B (zh) * 2017-08-16 2019-06-04 上海电力学院 一种避雷器阀片电阻运行状态诊断方法
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