JPH027557A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPH027557A JPH027557A JP63158801A JP15880188A JPH027557A JP H027557 A JPH027557 A JP H027557A JP 63158801 A JP63158801 A JP 63158801A JP 15880188 A JP15880188 A JP 15880188A JP H027557 A JPH027557 A JP H027557A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】
本発明は、半導体基板上に形成された、少なくともNチ
ャンネルMOS型トランジスタを含んで構成される内部
回路と、外部からの過大な静電気などのサージ入力に対
して内部回路を保護するための周辺回路の構造、とくに
NチャンネルMOS型トランジスタのドレイン構造に関
する。 [発明の概要] 本発明は、内部回路を構成するNチャンネルMOS型ト
ランジスタのドレインについては、ヒ素の高濃度拡散層
とリンの低濃度拡散層により構成し、周辺回路のNチャ
ンネルMOS型トランジスタについてはリンの高濃度拡
散層とリンの低濃度拡散層とで構成することにより、静
電気などの外部からのサージ入力に対する保護効果の増
大を計る様にしたものである。 [従来の技術] 従来の静電気などの外部からのサージ入力に対する保護
としては、ポンディングパッド部と内部回路との間に、
拡散抵抗やPOLY−3i抵抗などの各種の抵抗や、タ
イオード、トランジスタなどを組み合わせて保護回路を
構成し、保護していた。 〔発明が解決しようとする課題〕 近年、トランジスタの微細化が進んで来ており、トラン
ジスタの構造としても、ホットキャリア対策として、例
えばドレイン拡散層がヒ素の高濃度拡散層とリンによる
低濃度拡散層により構成されたL D D (Ligh
tly Doped Drain )構造や、ヒ素とリ
ンの拡散係数の違いを利用して低濃度領域を設ける2重
拡散構造が、21m以下のトランジスタチャンネル長か
ら積極的に採用されて来ている。このようにトランジス
タの微細化が進み、低濃度領域をもったドレイン構造に
なってくると、チャンネル長の減少とあいまって、トラ
ンジスタ自体のサージ入力に対する破壊強度は著しく弱
くなるため、従来の技術ではサージ入力に対する保護効
果が十分でなくなってくる。特にトランジスタのドレイ
ンが直接、ポンディングパッドに繋がれるような出力端
子についてはトランジスタ自体のサージ耐量が、出力端
子のサージ耐量となるため、トランジスタの微細化によ
るトランジスタのサージ耐量の低下の影響を大きく受け
てしまうという課題を有する。そこで本発明はこのよう
な課題を解決するもので、その目的とする所は、トラン
ジスタを微細化しても十分な保護効果をもった半導体装
置を提供する所にある。 [課題を解決するための手段] 本発明の半導体装置は、内部回路のNチャンネルMOS
型トランジスタのドレイン拡散層がヒ素の高濃度拡散層
とリンの低濃度拡散層とで形成し、周辺回路のNチャン
ネルMOS型トランジスタをリンの高濃度拡散層とリン
の低濃度拡散層とで構成したことを特徴とする。 【実 施 例] 第1図は、本発明の半導体装置の一実施例に於ける主要
断面図である。以下、第1図に従い、本発明の半導体装
置を説明する。 101はP型のSi基板であり、例えば、比抵抗として
10Ω・cmの基板を使う、102は周辺回路を構成す
るNチャンネルMOS型トランジスタであり、103は
内部回路を構成するNチャンネルMOS型トランジスタ
である。108は素子分離用の絶縁膜であり、例えばL
OCOS法などにより形成する。その後、104のゲー
トとなる1例えばPo1ySi電極を形成する。そして
、104のPa l yS i電極と、108のLOC
O8酸化膜をマスクとして、106の、リンの低濃度拡
散層を1例えば60KeV、5E13cm−2イオン注
入することにより形成する。そして、酸化膜等を全面に
形成し、エッチバックすることにより、107の酸化膜
の側壁(サイドウオール)を形成する。そして、このサ
イドウオールをマスクとして109の内部回路のNチャ
ンネルMOS型トランジスタのドレインのヒ素の高濃度
拡散層を例えば、100KeV、4E15cm−2注入
することにより形成する。そして、周辺回路のNチャン
ネルMOS型トランジスタのドレイン部には、リンを6
0KeV、4E15cm−2注入することにより、リン
の高濃度拡散層を形成する6本発明の構造によれば、内
部回路のNチャンネルMOS型トランジスタについては
ヒ素の高濃度拡散層とリンの低濃度拡散層とで形成され
ているため、ホットキャリアによる劣化なしに短チャン
ネル化が計れる。これに対し、静電気が印加される周辺
回路のNチャンネルMOS型トランジスタについてはド
レイン拡散層がリンによる高濃度拡散層とリンの低濃度
拡散層として構成されているため、静電気耐圧は大きい
。 第2図には、本発明による静電気耐圧の向上の結果を示
す1周辺回路のNチャンネルMOS型トランジスタをヒ
素の高濃度拡散層とリンの低濃度拡散層で形成した場合
には、200pF、0Ωの条件で250V前後なのに対
し、本発明の構造では、約450vの静電気耐圧が得ら
れている。 以上の説明においてはNチャンネルMOS型トランジス
タのみで構成している半導体装置について説明したが、
NチャンネルMOS型トランジスタとPチャンネルMO
5型トランジスタで構成される相補型半導体装置や、バ
イポーラトランジスタなどとNチャンネルMOS型トラ
ンジスタで構成される半導体装置についても本発明が適
用出来ることは言うまでもない。 【発明の効果1 以上述べてきた様に本発明の半導体装置によれば、内部
回路のNチャンネルMOS型トランジスタのドレイン拡
散層をヒ素の高濃度拡散層とリンの低濃度拡散層により
形成し、周辺回路のNチャンネルMOS型トランジスタ
のトレインをリンの高濃度拡散層とリンの低濃度拡散層
とで構成することにより、内部回路の短チャンネル化が
計れ、静電気などの外部からのサージ入力に対する保護
効果の増大を計れるという効果を有する。
ャンネルMOS型トランジスタを含んで構成される内部
回路と、外部からの過大な静電気などのサージ入力に対
して内部回路を保護するための周辺回路の構造、とくに
NチャンネルMOS型トランジスタのドレイン構造に関
する。 [発明の概要] 本発明は、内部回路を構成するNチャンネルMOS型ト
ランジスタのドレインについては、ヒ素の高濃度拡散層
とリンの低濃度拡散層により構成し、周辺回路のNチャ
ンネルMOS型トランジスタについてはリンの高濃度拡
散層とリンの低濃度拡散層とで構成することにより、静
電気などの外部からのサージ入力に対する保護効果の増
大を計る様にしたものである。 [従来の技術] 従来の静電気などの外部からのサージ入力に対する保護
としては、ポンディングパッド部と内部回路との間に、
拡散抵抗やPOLY−3i抵抗などの各種の抵抗や、タ
イオード、トランジスタなどを組み合わせて保護回路を
構成し、保護していた。 〔発明が解決しようとする課題〕 近年、トランジスタの微細化が進んで来ており、トラン
ジスタの構造としても、ホットキャリア対策として、例
えばドレイン拡散層がヒ素の高濃度拡散層とリンによる
低濃度拡散層により構成されたL D D (Ligh
tly Doped Drain )構造や、ヒ素とリ
ンの拡散係数の違いを利用して低濃度領域を設ける2重
拡散構造が、21m以下のトランジスタチャンネル長か
ら積極的に採用されて来ている。このようにトランジス
タの微細化が進み、低濃度領域をもったドレイン構造に
なってくると、チャンネル長の減少とあいまって、トラ
ンジスタ自体のサージ入力に対する破壊強度は著しく弱
くなるため、従来の技術ではサージ入力に対する保護効
果が十分でなくなってくる。特にトランジスタのドレイ
ンが直接、ポンディングパッドに繋がれるような出力端
子についてはトランジスタ自体のサージ耐量が、出力端
子のサージ耐量となるため、トランジスタの微細化によ
るトランジスタのサージ耐量の低下の影響を大きく受け
てしまうという課題を有する。そこで本発明はこのよう
な課題を解決するもので、その目的とする所は、トラン
ジスタを微細化しても十分な保護効果をもった半導体装
置を提供する所にある。 [課題を解決するための手段] 本発明の半導体装置は、内部回路のNチャンネルMOS
型トランジスタのドレイン拡散層がヒ素の高濃度拡散層
とリンの低濃度拡散層とで形成し、周辺回路のNチャン
ネルMOS型トランジスタをリンの高濃度拡散層とリン
の低濃度拡散層とで構成したことを特徴とする。 【実 施 例] 第1図は、本発明の半導体装置の一実施例に於ける主要
断面図である。以下、第1図に従い、本発明の半導体装
置を説明する。 101はP型のSi基板であり、例えば、比抵抗として
10Ω・cmの基板を使う、102は周辺回路を構成す
るNチャンネルMOS型トランジスタであり、103は
内部回路を構成するNチャンネルMOS型トランジスタ
である。108は素子分離用の絶縁膜であり、例えばL
OCOS法などにより形成する。その後、104のゲー
トとなる1例えばPo1ySi電極を形成する。そして
、104のPa l yS i電極と、108のLOC
O8酸化膜をマスクとして、106の、リンの低濃度拡
散層を1例えば60KeV、5E13cm−2イオン注
入することにより形成する。そして、酸化膜等を全面に
形成し、エッチバックすることにより、107の酸化膜
の側壁(サイドウオール)を形成する。そして、このサ
イドウオールをマスクとして109の内部回路のNチャ
ンネルMOS型トランジスタのドレインのヒ素の高濃度
拡散層を例えば、100KeV、4E15cm−2注入
することにより形成する。そして、周辺回路のNチャン
ネルMOS型トランジスタのドレイン部には、リンを6
0KeV、4E15cm−2注入することにより、リン
の高濃度拡散層を形成する6本発明の構造によれば、内
部回路のNチャンネルMOS型トランジスタについては
ヒ素の高濃度拡散層とリンの低濃度拡散層とで形成され
ているため、ホットキャリアによる劣化なしに短チャン
ネル化が計れる。これに対し、静電気が印加される周辺
回路のNチャンネルMOS型トランジスタについてはド
レイン拡散層がリンによる高濃度拡散層とリンの低濃度
拡散層として構成されているため、静電気耐圧は大きい
。 第2図には、本発明による静電気耐圧の向上の結果を示
す1周辺回路のNチャンネルMOS型トランジスタをヒ
素の高濃度拡散層とリンの低濃度拡散層で形成した場合
には、200pF、0Ωの条件で250V前後なのに対
し、本発明の構造では、約450vの静電気耐圧が得ら
れている。 以上の説明においてはNチャンネルMOS型トランジス
タのみで構成している半導体装置について説明したが、
NチャンネルMOS型トランジスタとPチャンネルMO
5型トランジスタで構成される相補型半導体装置や、バ
イポーラトランジスタなどとNチャンネルMOS型トラ
ンジスタで構成される半導体装置についても本発明が適
用出来ることは言うまでもない。 【発明の効果1 以上述べてきた様に本発明の半導体装置によれば、内部
回路のNチャンネルMOS型トランジスタのドレイン拡
散層をヒ素の高濃度拡散層とリンの低濃度拡散層により
形成し、周辺回路のNチャンネルMOS型トランジスタ
のトレインをリンの高濃度拡散層とリンの低濃度拡散層
とで構成することにより、内部回路の短チャンネル化が
計れ、静電気などの外部からのサージ入力に対する保護
効果の増大を計れるという効果を有する。
第1図は本発明の一実施例を示す主要断面図。
第2図はドレイン構造と静電気耐圧との相関図。
トランジスタ
ゲート電極
リンの低濃度拡散層
サイドウオール
分離酸化膜
ヒ素の高濃度拡散層
リンの高濃度拡散層
出願人 セイコーエプソン株式会社
代理人 弁理士 上 柳 雅 誉(化1名)lot・・
・P型Si基板 102・・・周辺回路のNチャンネルMOS型トランジ
スタ
・P型Si基板 102・・・周辺回路のNチャンネルMOS型トランジ
スタ
Claims (1)
- (1)半導体基板上に形成された、少なくともNチャン
ネルMOS型トランジスタを含んで構成される内部回路
と、周辺回路よりなる半導体装置において、前記内部回
路のNチャンネルMOS型トランジスタのドレイン拡散
層がヒ素の高濃度拡散層と、リンの低濃度拡散層により
形成されており、なおかつ、前記周辺回路のNチャンネ
ルMOS型トランジスタがリンの高濃度拡散層と、リン
の低濃度拡散層とで構成されていることを特徴とする半
導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63158801A JPH027557A (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63158801A JPH027557A (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH027557A true JPH027557A (ja) | 1990-01-11 |
Family
ID=15679650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63158801A Pending JPH027557A (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH027557A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03278570A (ja) * | 1990-03-28 | 1991-12-10 | Nec Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
-
1988
- 1988-06-27 JP JP63158801A patent/JPH027557A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03278570A (ja) * | 1990-03-28 | 1991-12-10 | Nec Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
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