JPH0275551A

JPH0275551A - 紙幣繰出し装置

Info

Publication number: JPH0275551A
Application number: JP63227922A
Authority: JP
Inventors: Kazuo Ozeki; 大関　和男
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1988-09-12
Filing date: 1988-09-12
Publication date: 1990-03-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［１１要１現金自動取引装置！（ＡＴＭ）等に用いる紙幣繰出し装
置に関し、常に確実に紙幣を繰出すことができるようにすることを
目的とし、紙幣を繰出す複数個の金庫と、各金庫毎に設けられ、各
金庫からの紙幣を裸出で繰出し部と、各繰出し部毎に設
けられ、各金庫からの紙幣、が繰出されたことを検知す
る検知器とを具備し、前・記検知８器によりｌ紙幣の・
繰・出しが失敗し５たことを検知、したら、他５の１金
Ｊｌ！、　７！ＪＶら１繰・出、しに失敗した金庫の紙
幣。

と同じ金額・分の・紙幣を繰出すように構成する。

［産業上の利用分野］本発明は現金自動取引装置Ｉ（ＡＴＭ）等に用いる紙幣
繰出し装置に関する。

近年、金ｍｔａ関の土曜休日が進み、現金自動取引装置
の無人化運用が行われている。これに伴ない、現金自動
取引装置の高信頼性が要求されてきている。

【従来の技術］銀行等の金融ＩＮ閏等においては、人力を節約するため
に現金の自動支払い又は自！ＪＩ預金処理を行う現金自
動取引装置（△ＴＭ）が窓口に配置されるようになって
きた。平日にこの種の現金自動取引装置が故障した場合
には、当該装置は自動的に休止し、故障が発生した旨を
客に知らせる。当該装置の故障の原因は、その殆んどが
紙幣の繰出し不良で、紙幣が出てこないという故障であ
る。紙幣の繰出し不良は、装置内に設けられた通過セン
サが紙幣により遮光された状態が継続することで判断す
る。ユーザは銀行の係員に現金自動取引装置が休止した
ことを知らせる。係員は、当該装置から不良紙幣を取り
除く等の処どを行う。

［発明が解決しようとする課題］従来装置では、平日に現金自動取引装置が故障した場合
には問題がないが、銀行の休日に故障した場合に問題と
なる。つまり、このような故障が発生した場合には、現
金自動取引装置が複数台設置されている場合には、他の
装置で預金引出しを行うことができる。しかしながら、
１台しか設置されていない場合には、客に預金の引出し
を諦めてもらうか、係員に出向いて貰って不良紙幣を取
り除く処質を行う必要がある。係員が休日に出向くと費
用が発生する。

本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって
、常に確実に紙幣を繰出ずことができるようにすること
ができる信頼性の高い紙幣繰出し装置を提供することを
目的としている。

［課題を解決するための手段］第１図は本発明の原理を示す機械的構成図である。図に
おいて、１は紙幣を繰出す金庫であって、複数個設けら
れている。図では、３個の金庫が示’ａ　ｔＬ　でいる
が、金庫の個数は３個に限るものではない。２は各金ｆ
１１毎に設けられ、各金庫１からの紙幣を繰出す繰出し
部、３は各繰出し部２毎に設けられ、各金庫１からの紙
幣が繰出されたことを検知する検知器である。

繰出し部２は図に示すような３個のローラで構成され、
検知器３は発光素子と受光素子のベアで構成されている
。４は各金庫１毎にセットされた紙幣、４ａは繰出し部
２に繰出された紙幣、５は繰出された紙幣を搬送する搬
送系である。

［作用］図に示すように、最上段の金庫１から紙幣４ａを繰出し
中にジ１シム等により紙幣が繰出し部２に引っ掛かった
ものとする。検知器３は、紙幣４ａの引っ掛かりのため
に、所定時開光が遮断されたままであることを検出した
ら、制御装置（図示せず）にその旨を伝える。制御装置
は、繰出し失敗の通知を受けると、他の金庫１に紙幣繰
出し指令を発する。この結果、指示を受けた金庫１から
紙幣が繰出され、搬送系５を介して紙幣を排出する。

このようにして、本発明によれば常に確実に紙幣を繰出
すことができる紙幣繰出し装置を提供することができる
。

［実施例］以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。

第２図は本発明の一実施例を示す機械的構成図である。

図において、１Ａ〜１ｃは金庫で、１△と１Ｂとは同一
の金種（万札）がセラ１−され、１Ｃには千円札がセッ
トされているものとする。２Ａ〜２Ｃは各金庫に設けら
れた紙幣繰出し用の繰出し部、３Ａ〜３Ｃは各繰出し部
２Ａ〜２ｃに設けられた紙幣が繰出されたことを検知す
る検知部である。６Ａ〜６Ｃは各金庫１Ａ〜１ｃ毎に設
けられた紙幣の残渣を検出するためのポテンショメータ
、７△〜７Ｃは紙幣４の一方の端を検出するためのホト
インタラプタである。

８Ａ〜８Ｃは紙幣の金種を判定するためのホトインタラ
プタである。これらホトインタラプタ８Ａ〜８Ｃは、そ
れぞれＰ　ｌ−Ｉ　Ｄ　１〜ＰＨＤ３の検出部を右して
おり、３種の金種（例えば万札、５千円札、千円札）を
判定することができるようになっている。つまり、これ
ら金種はその幅に相違があることを利用して金種の判定
を行うものである。

９Δ〜９Ｃは、それぞれの金庫の繰出し部２Ａ〜２Ｃを
駆動するモータ、１ｏは搬送系１１を駆動する主モータ
である。

モータ９Ａには、装置内部の紙幣搬送時と、排出１」に
紙幣を排出する場合とで搬送速度を切換えるための電磁
クラッチが取付けられている。１２は紙幣の繰出し枚数
（本来なら１枚のところを２枚以上繰出された場合等）
を検出する検出器である。このように構成された装置の
動作を説明すれば、以下のとおりである。

先ず、正常な状態では、金庫１Ａから繰出された紙幣は
、繰出し部２Ａを通過した後、搬送系１１により図中に
太い実線で示すルートを通って排出される。ここで、紙
幣の曲がり、ジャム等のために、繰出し部２ａで引つＩ
ｔ）かつて繰出しが失敗したものとする。検知器３Ａは
紙幣の通過状態を常時監視しており、予め定められた時
間が経過してもそのままの状態が継続していた場合には
、その旨を制御装置（図示せず）に通知する。

制御装置は、検知器３Ｂからの通知を受けたら、同一の
金種がセットされている金庫１Ｂから紙幣を繰出すよう
に指令を与える。モータ９Ｂは、制御２１］装置からの
指令を受ｔ１．Ｉると回転を始め、繰出し部２Ｂに駆動
力を与える。この結果、同一の金種の紙幣（刃孔）が繰
出し部２Ｂから繰出され、搬送系１１に繰出される。、
繰出された紙幣は搬送系１１を経て外部に排出される。

このように、本発明によれば、１個の金庫からの紙幣の
繰出しが失敗しても他の金庫から同一種の紙幣を繰出す
ので、確実に紙幣の繰出しを行うことができる。

第３図は本発明の制御装置の一実施例を示づ構成ブロッ
ク図である。図において、２１は装置全体の制■を行う
ＣＰＬＪ、２２はメモリ、２３は本体制御部と接続され
る回線制御部である。２４は前記した紙幣が繰出し部に
引っ掛がってがらの時間をカウントするためのタイマ、
２５は紙幣の枚数のカウントをυＪ込みで行うための割
込み制御部である。２６は紙幣繰出し用モータ（第２図
の９Ａ〜９Ｃ）を制御する紙幣繰出しモータ制御部、２
７は繰出し検知センサ（第２図の３Ａ〜３Ｃ）、２８は
金庫の金種を検知する金庫金種検知センサ（第２図の８
Ａ〜８Ｃ）である。これら各構成要素は、バス（内部バ
ス）２９でそれぞれ相互に接続されている。

このように構成された回路の動作を概説すると、以下の
とおりである。繰出し検知センサ２７がら紙幣の繰出し
失敗がＣＰＬＩ２１に通知されると、ＣＰＵ２１はそれ
まで用いていた金庫から同一の金種がセットされている
他の金庫の紙幣繰出−しモータ制御部２６に起動をかけ
る。この結果、当該金庫の繰出し部が動作を開始し、紙
幣の繰出し動作を行う。このようにして紙幣の繰出しを
確実に行う。

４図は紙幣の計数動作を示すフ０−チシ一トである。こ
こでは、金庫が金庫１〜金庫３までの３個で、金庫１に
は千円札を、金庫２．金Ｆｉ３には刃孔を入れてあり、
金庫２で紙幣の繰出し不良が発生した場合のフローを示
している。金庫２で繰出し不良かどうかをチエツクしく
ノテップ■）、そうであった場合には同一の金種の金庫
があるかどうかチエツクする（ステップ■）。同一金庫
があった場合には、次にその金庫（ここでは金庫３）に
繰出し不良があるかどうかチエツクしくステップ■）、
不良でない場合には、正常な計数動作を行う（ステップ
■）。

ステップ■で同一金庫がない場合、又は金１３に繰出し
不良がある場合には、万円券を千円券にて４！数６１能
かどうかを判断しくステップ■）、計数不可能の場合に
は装置の動作を停止させる（ステップ■）。そうでない
場合には、金庫１で千円券の計数動作に入る（ステップ
■）。上述の判断動作はＣＰＵ２１　（第３図参照）が
行う。

上述の実施例では、同一金種の金庫２個の場合を例にと
ったが、３個以上設けることもできる。

又、同一金種の金庫を複数個設けたもので説明したが全
秒毎に金庫が設けられている装置で、例えば１万円札を
繰出すことに失敗した場合に、千円札を収納した金庫か
ら千円札を１０枚、１万円札の替りに繰出すようにして
もよい。このようにすれば、紙幣繰出しの信頼性を更に
向上させることができる。また、金庫の総数も実施例に
示したように３個に限るものではなく４個以上設けても
よい。

［発明の効！＄！］以上、詳細に説明したように１本発明によれば、紙幣の
繰出しに失敗した場合、他の紙幣を同じ金額分繰出すた
め常に確実に紙幣を繰出すことができ取引中に休止状態
にならないため、信頼性の高い紙幣繰出し装置を提供づ
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理を示す機械的構成図、第２図は本
発明の原理を示す機械的構成図、第３図は本発明の制御
装置の一実施例を示す構成ブロック図、第４図は紙幣の計数動作を示すフローチャートである。第１図において、１は金庫、２は繰出し部、３は検知器、４．４８は紙幣、５はＷ！送系である。特許出願人　　　富　　士　　通　　株　　式　　会　
　礼式　　理　　人　　　　　弁理士　　　井　　島　
　藤　　冶外１名本発明■原理を示す槽桟的構成図繭１　び口本発明（１１ｆ１１１榔ａｌｌ（））−婁加例を示す肴
成ブロンク図繭３図

Claims

【特許請求の範囲】　紙幣を繰出す複数個の金庫（１）と、各金庫（１）毎に設けられ、各金庫（１）からの紙幣を
繰出す繰出し部（２）と、各繰出し部（２）毎に設けられ、各金庫（１）からの紙
幣が繰出されたことを検知する検知器（３）とを具備し
、前記検知器（３）により紙幣の繰出しが失敗したことを
検知したら、他の金庫（１）から繰出しに失敗した金庫
の紙幣と同じ金額分の紙幣を繰出すように構成したこと
を特徴とする紙幣繰出し装置。