JPH0275313A - エアフィルター用セパレーター - Google Patents

エアフィルター用セパレーター

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Publication number
JPH0275313A
JPH0275313A JP22612288A JP22612288A JPH0275313A JP H0275313 A JPH0275313 A JP H0275313A JP 22612288 A JP22612288 A JP 22612288A JP 22612288 A JP22612288 A JP 22612288A JP H0275313 A JPH0275313 A JP H0275313A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
flame
separator
fiber
fibers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22612288A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiki Okazaki
俊樹 岡崎
Takamasa Ibaraki
孝昌 茨木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honshu Paper Co Ltd
Original Assignee
Honshu Paper Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honshu Paper Co Ltd filed Critical Honshu Paper Co Ltd
Priority to JP22612288A priority Critical patent/JPH0275313A/ja
Publication of JPH0275313A publication Critical patent/JPH0275313A/ja
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自己消火性、耐水性及び耐酸性等が要求され
る苛酷な条件下、例えば原子力施設等における給排気系
統の最終フィルターに使用されるエアフィルター用セパ
レーターに関する。
(従来の技術及びその解決すべき課題)従来より、原子
力施設等において放射性塵埃等を除去するフィルターと
して、Tブソリュート・フィルターと言われる補集効率
の優れたフィルターが知られている。このフィルターは
マイクログラスファイバーのマットを折り畳んだ構造か
らなり、マットと塵埃を含む空気との接触面積を大きく
するために、折畳みマット間に波状のセパレーターが配
置されている。
このようなフィルターに使用されるセパレーターとして
は、フィルターの用途に応じて例えば、紙やアルミニウ
ム、アスベスト、合成樹脂などの材料が使用されている
ところで、原子力施設の給排気系統などでは、セパレー
ターは高温に曝されたり、酸性、アルカリ性及び/又は
放射性の塵埃をろ別しなければならないなど苛酷な条件
で使用される。アスベストは自己消火性や及び耐酸性の
他に耐酸性を有するため、このような分野でで使用され
るセパレーター材料はアスベストから成るものが主体と
なっている。
しかしながら、アスベストは発癌性を有し、通境保護の
面からその使用が制限されるようになってきている。そ
のため、このような苛酷な条件においてもアスベストを
使用せずに自己消火性、耐水性及び耐酸性を有するセパ
レーターが強く要望されている。
従って、本発明はアスベストを使用せずに自己消火性、
耐水性及び耐酸性を有するエアフィルター用セパレータ
ーを提供することを目的どする。
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討した結果
、エアフィルター用セパレーターを、アスベスト以外の
無機繊維、有機繊維、有機結着剤、及び難燃剤を含むシ
ートと、該シートの表面に被覆された難燃性樹脂とから
構成することにより、上記目的が達成できることを見出
し、本発明に到ったものである。
以下、本発明について詳述する。
本発明で使用されるアスベスト以外の無機繊維としては
、ガラス繊維やロックウール(岩綿)、セラミック繊維
、鉱滓綿、溶融石英繊維、シリカ繊維、珪酸アルミナ繊
維、ジルコニア繊維、窒化ホウ素繊維、チタン酸アルカ
リ繊維などが使用される。
無機繊維の形状は特に限定されることはなく、例えば、
長繊維、短繊維(チョツプドストランドなど)等いずれ
のものも使用可能である。使用量は10〜90%が好ま
しい。
本発明で使用される有機繊維としては、難燃性のもので
あればいずれのものも使用可能である。
難燃性の繊維としては、それ自体で難燃性を有するもの
、例えば、ケブラー繊維やアラミド繊維など、だけでな
くパルプや難燃性を有さない合成繊維に以下で述べる難
燃剤を適用したものでもよい。
費用の観点からは、パルプや難燃性を有さない合成繊維
に難燃剤を適用した難燃性有機繊維が好ましい。有機繊
維の使用量は0〜30%が好ましい。
本発明で使用される有機結着剤としては、例えば、NB
Rエマルジョンや、SBRエマルジョン、アクリルエマ
ルジョン、酢酸ビニルエマルジョン等のエマルジョン類
が使用される。使用量は5〜20%が好ましい。
本発明で使用される難燃剤としては、例えば、酸化アン
チモン(三酸化アンチモンや五酸化アンチモン等)や、
燐化合物(例えば、ポリリン酸アンモニウムやポリリン
酸カルバメイト等)、有機燐硫黄化合物、有機燐窒素化
合物、塩素化ポリオレフィン、グアニジン化合物(例え
ば、スルファミン酸グアニジン等)等種々のものが使用
される。
使用量は抄紙されたシートに自己消火性が認められる最
低量で良いが、一般的に有機分の5〜20%程度である
。なお、填料の一種である水酸化アルミも加熱により脱
水が起こるので、難燃剤としての作用を示す。
本発明のセパレーターに使用されるシートは上記の成分
を主体とする物であるが、更に必要に応じて、例えばタ
ルク、クレー、炭酸カルシウム、水酸化アルミなどの填
料を添加してもよい。これらの填料を添加することによ
り抄紙したシートのコルゲート加工適性が向上する。ま
た水酸化アルミを用いると、さらに難燃剤の量を減少さ
せることができる。
上記シートは通常、上記成分を配合した抄紙液から抄紙
することにより簡単に製造することができる。
このようにして製造したシートには、得られるエアフィ
ルターに更に改良された難燃性及び耐酸性を賦与するた
めに、難燃性樹脂が被覆される。
難燃性樹脂の塗工量はシート表面の平滑性により変化し
、高平滑のものほど少量で良く、さらに耐酸性の要求値
により変化するが、一般的に両面でlO〜50g/m’
程度である。塗工方法は特に限定されないが、なるべく
シート表面に樹脂の被膜が残り、シート表面が完全に被
覆される方法が好ましい。
このような難燃性樹脂としては、例えば塩化又はフッ化
ビニル、塩化又はフッ化ビニリデン等の含ハロゲン化樹
脂等の自己消火性樹脂、又は樹脂中に前述の酸化アンチ
モン等の難燃剤を配合した樹脂等積々のものが使用でき
る。
(実施例) 以下、実施例により本発明について更に詳細に説明する
実施例1〜3 以下の配合のスラリーを調製し、凝集剤を添加した後、
秤量160g/m”となるように手抄した。
配 合: 重量% ロックウール(新日鉄化学製、 ニスファイバー)30 (隋電ハイシライトH21)       30このよ
うにして製造したシートを、スーツで一カレンダーにて
密度0.63 g /ctlとした。次に、このシート
の両面に塩化ビニリデン樹脂エマルジョン(東亜合成ニ
アロンD−5050)を、塗工量が各々20.15及び
10g/m’となるように塗布し、これを乾燥して実施
例1〜3のエアフィルター用セパレーターを製造した。
比較例1 塩化ビニリデン樹脂を被覆しないことを除いて、実施例
1を繰り返し、比較例1の七ノくレータ−を製造した。
比較例2 現在、アスベストを使用して作製されているアブソリュ
ート・フィルター用セパレーターを準備した。
以上のようにして製造した各セパレーターに対して、そ
の特性を測定し、その結果を以下の表−1に示した。
表−1 注1:耐水引張強度 セパレーターを、20℃の蒸留水に115分間浸漬した
後、濾紙の間に挟み、表面の水分を除去してJIS  
P8113に準じて測定した。
注2=耐酸引張強度 セパレーターを、20℃にセットした5規定硝酸溶液中
に5分間浸漬した後、濾紙の間に挟み、表面の水分を除
去してJIS P8113に準じて測定した。
注3:自己消火性 JIS  L−1091,A−1法に従って、1分間炎
で加熱した後、炎を遠ざけた時の消火性を測定した。
注4ニコルゲート適性 指でセパレーターを折り曲げた時に割れが生じるか否か
により判断した。生じる場合には、×1そうでなければ
○とした。
上記の結果から、比較例1では常態における引張強度(
常態引張強度)は従来のアスベストを使用するセパレー
ターと同様のものであるが、耐水引張強度及び耐酸引張
強度については大幅に劣ることが分かる。これに対して
、実施例1〜3のセパレーターの場合には、塗工量が大
きくなるに従って、常態引張強度、耐水引張強度及び耐
酸引張強度はいずれも向上した。また、実施例1〜3の
場合、常態引張強度、耐水引張強度及び耐酸引張強度の
いずれにおいても、従来のアスベストを使用するセパレ
ーター(比較例2)よりも優れている。
春 手続補正書 63.10.2B 、  昭和  年  月  日 特許庁長官  吉 1)文 毅  殿 1、事件の表示   昭和63年特許願第226122
号2、発明の名称    エアフィルター用セパレータ
ー3、補正をする者 事件との関係  出願人 名称 (540)本州製紙株式会社 4、代理人 5、補正命令の日付  自   発 6、補正の対象    明細書の発明の詳細な説明の欄
明細書の下記の箇所を以下の通り訂正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アスベスト以外の無機繊維、有機繊維、有機結着剤、及
    び難燃剤を含むシートと、該シートの表面に被覆された
    難燃性樹脂とを有することを特徴とするエアフィルター
    用セパレーター。
JP22612288A 1988-09-09 1988-09-09 エアフィルター用セパレーター Pending JPH0275313A (ja)

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JP22612288A JPH0275313A (ja) 1988-09-09 1988-09-09 エアフィルター用セパレーター

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JP22612288A JPH0275313A (ja) 1988-09-09 1988-09-09 エアフィルター用セパレーター

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Publication Number Publication Date
JPH0275313A true JPH0275313A (ja) 1990-03-15

Family

ID=16840186

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JP (1) JPH0275313A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5984110A (en) * 1996-12-12 1999-11-16 Elf Antar France Device for purifying lightly laden water

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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