JPH0118947Y2 - - Google Patents

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JPH0118947Y2
JPH0118947Y2 JP19578081U JP19578081U JPH0118947Y2 JP H0118947 Y2 JPH0118947 Y2 JP H0118947Y2 JP 19578081 U JP19578081 U JP 19578081U JP 19578081 U JP19578081 U JP 19578081U JP H0118947 Y2 JPH0118947 Y2 JP H0118947Y2
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heat
fibers
layer
resistant
flexible tube
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JP19578081U
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JPS58101079U (ja
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L11/00Hoses, i.e. flexible pipes
    • F16L11/02Hoses, i.e. flexible pipes made of fibres or threads, e.g. of textile which may or may not be impregnated, or provided with an impermeable layer, e.g. fire-hoses

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Thermal Insulation (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
a 産業上の利用分野 本考案は高熱気体などを輸送するための可撓性
管に関するものである。 b 従来の技術 従来、例えば金属薄板にアスベスト紙およびグ
ラスクロスを耐熱接着剤をもつてこの順序に貼着
してなる素材を用い、金属薄板が内面にあるよう
に巻回してなる可撓性管がある。 上記アスベスト紙は輸送すべき高熱気体などに
対する耐熱性および遮熱性の向上のために使用さ
れている。 c 考案が解決しようとする課題 しかし、従来のアスベスト紙は耐熱性、遮熱性
について必ずしも満足な特性を持たなかつた。 本考案はこのような実状に鑑みてなされたもの
であつて、その目的は、上述の如き欠点を解消し
得る可撓性管を提供することにある。 d 課題を解決するための手段 上記従来技術の有する課題を解決するために、
本考案は、 芳香族ポリアミドフイブリツドを30〜80重量%
のほか、添加剤として無機繊維、天然有機質短繊
維、合成有機質短繊維、有機バインダー、サイズ
剤、定着剤のうち一種または二種以上を所要量配
合して構成される耐熱性層と、金属薄板の層とか
らなる少なくとも2層を有し、各層の間を耐熱性
接着剤を用いて貼着して帯状材料として成り、上
記金属薄板の層が内面にあるように上記帯状材料
を螺旋状態に巻回して管状に形成するとともに螺
旋状のひだを内外面に形成し、かつ軸方向に圧縮
してなる可撓性管としている。 e 実施例 以下に添付図面に示した実施例を参照して本考
案を説明する。 第1図、第2図は本考案にかかる可撓性管の実
施例を示す。該可撓性管は帯状材料1を螺旋状に
巻回し、形成される管にさらに螺旋状のひだ2を
内外面に形成し、かつ軸方向に圧縮して得られ
る。上記帯状材料1は金属薄板3、芳香族ポリア
ミドフイブリツドを30〜80%含有する耐熱性紙
4、グラスクロス5をこの順序に耐熱接着剤によ
つて貼着し形成される。また帯状材料1は金属薄
板3が可撓性管の内面にあるように形成される。
図示の実施例では3層になつているが、グラスク
ロス5を省略して2層構造にしてもよい。又は他
の材料を加えて4層以上にしてもよい。 本考案の可撓性管を構成する上記耐熱性紙4
は、芳香族ポリアミドフイブリツド30〜80%のほ
か、慣用の添加剤例えば無機繊維、天然有機質短
繊維、合成有機質短繊維、有機バインダー、サイ
ズ剤、定着剤などを適当な組み合わせで含む。 芳香族ポリアミドフイブリツドは、芳香族ポリ
アミドの短繊維であるが、長繊維をカツトしたも
のではなく合成時に容積当たりの表面積が大きく
なるように調整したもので、それ自体で絡み合い
の能力をもち、水に分散後、網の上でシートを形
成することができるもので、フイブリツドと呼ば
れる。耐熱性だけであれば、カツト繊維でもよい
が、そうするとバインダーに適当なものがなく、
結局、諸物性がバインダーの物性レベルに左右さ
れるため、紙強度を低温域から高温域まで出す目
的で使用する。特に高温域では他の有機繊維や結
合剤は分解され紙力には寄与しなくなるので、そ
の域で威力を発揮する。 無機繊維は、耐熱性、すなわち高温時のシート
形態の保持や強度保持のために使用される。天然
繊維としてはアスベスト繊維、カルシウムメタシ
リケートが有る。人造繊維としてはガラス繊維、
セラミツク繊維、ロツクウール、スラツグウー
ル、石膏繊維等に効果がある。また、ガラス繊維
は、各種太さがあるが19μ以下のものが好まし
い。 天然有機質短繊維は常態強度、後加工強度を出
す目的で用いられるが、抄紙適性にも寄与してい
る。木材繊維、種子毛繊維、じん皮繊維、葉繊維
等の各種天然繊維の短繊維が一種または二種以上
の併用で用いられ、配合により長さを選択した
り、叩解度の調整を行ない用いる。 合成有機質短繊維は、引き裂き強度、可撓性と
難燃性を目的で使用しており、難燃性を有する塩
ビ繊維、モダクリル繊維、ポリクラール繊維、お
よび難燃処理した各種合成繊維を用いる。 有機バインダーは、製品の可撓性および低温域
での強度、難燃性および加工適性を目的として用
いられる。NBR,SBR,CR,NR,等の各種ラ
テツクスやアクリル系の樹脂、塩ビラテツクス、
塩化ビニリデンラテツクス系の各種エマルジヨン
が効果があるが、好ましくは分子内に塩素を有す
るような難燃性のあるものがよい。 サイズ剤は、製品の各種加工樹脂の浸透防止や
製品への印刷適性を出す目的で用いられるが、石
油系、ロジン系、ワツクス系、合成系、澱粉系等
何でもよい。 定着剤は、添加薬品の繊維へのイオン定着に用
いられるもので、通常硫酸バンドが用いられるが
多価金属塩なら何でも良い。また、補助的に高分
子のイオン性の高いものを用いることもある。 上記耐熱性紙4を製造するさいは、まず、パル
パーに天然有機質短繊維を投入してこれを充分離
解する。このスラリーをレフアイナーで15〜
80゜SR(口水度)に叩解し、その後これを混合チ
エストに送り、芳香族ポリアミドフイブリツド、
無機質繊維、合成有機質短繊維を添加混合し充分
に混合したのち、有機バインダー、サイズ剤、定
着剤をそれぞれ一定時間撹拌毎に加えて行く。次
いで、薬品の定着を確認してからマシンチエスト
に送る。マシンチエストに送られた原料は抄紙量
に応じ、抄紙網上に供給され、フオーミングし脱
水してシートが形成される。最終的にこのシート
を乾燥機を通し、乾燥後巻き取り、製品とする。 上記のようにして得られた耐熱性紙4の例を掲
げる。 配合例 1 原 料 配合量(重量部) 芳香族ポリアミドフイブリツド 55 ガラス繊維 20 アスベスト 10 NBKP 5 難燃ビニロン 10 塩ビラテツクス 10 合成サイズ 1 硫酸バンド 2 配合例 2 原 料 配合量(重量部) 芳香族ポリアミドフイブリツド 55 ロツクウール 15 カルシウムメタシリケート 20 NBKP 5 難燃アクリル繊維 10 塩ビラテツクス 10 石油サイズ 1 硫酸バンド 2 上記配合例1,2による耐熱性紙の諸物性は下
表の通りであつた。
【表】 上記配合による耐熱性紙は300℃×60分の使用
温度条件のテストで8〜9割前後の紙力を保持し
ており、非常に耐熱強度が強い。また、芳香族ポ
リアミドフイブリツドの含有量を上記のようにし
たので加工適性が良い。すなわち、常態での諸強
度をバランス良く備えている。 塩ビラテツクスは有機バインダーとして使用し
ているが、常態強度を強くし、難燃効果を持たら
す。また、この塩ビラテツクスは常温時において
も加温時においても可撓性を持つ。 なお、本考案に使用する耐熱性紙は、上記配合
例1,2のように、難燃性を有し、かつ発煙量お
よび毒性の少ない素材を組み合わせて使用する。 f 考案の効果 本考案にかかる可撓性管は、上記説明したよう
な素材を用いて前述のように形成するので、耐熱
性、遮熱性、難燃性および可撓性に優れ多くの利
点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる可撓性管を部分的に削
除した側面図、第2図は第1図A−A線による切
断面図示ある。 1……帯状材料、2……螺旋状のひだ、3……
金属薄板、4……耐熱性紙、5……グラスクロ
ス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 芳香族ポリアミドフイブリツドを30〜80重量
    %のほか、添加剤として無機繊維、天然有機質
    短繊維、合成有機質短繊維、有機バインダー、
    サイズ剤、定着剤のうち一種または二種以上を
    所要量配合して構成される耐熱性層と、金属薄
    板の層とからなる少なくとも2層を有し、各層
    の間を耐熱性接着剤を用いて貼着して帯状材料
    として成り、上記金属薄板の層が内面にあるよ
    うに上記帯状材料を螺旋状態に巻回して管状に
    形成するとともに螺旋状のひだを内外面に形成
    し、かつ軸方向に圧縮してなる可撓性管。 (2) 上記耐熱性層が、グラスクロスの層を備えた
    3層あるいはさらに他の層を加えた4層以上の
    層から成り、これら各層の間を耐熱性接着剤を
    用いて貼着した帯状材料より成ることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の可撓
    性管。
JP19578081U 1981-12-29 1981-12-29 可撓性管 Granted JPS58101079U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19578081U JPS58101079U (ja) 1981-12-29 1981-12-29 可撓性管
EP82730143A EP0083298A1 (de) 1981-12-29 1982-12-06 Flexibles Rohr

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19578081U JPS58101079U (ja) 1981-12-29 1981-12-29 可撓性管

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58101079U JPS58101079U (ja) 1983-07-09
JPH0118947Y2 true JPH0118947Y2 (ja) 1989-06-01

Family

ID=16346836

Family Applications (1)

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JP19578081U Granted JPS58101079U (ja) 1981-12-29 1981-12-29 可撓性管

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EP (1) EP0083298A1 (ja)
JP (1) JPS58101079U (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
JPS58101079U (ja) 1983-07-09
EP0083298A1 (de) 1983-07-06

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