JPH0275143U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例を示す概略の側断面
図であり、第２図は第１図に示される実施例の平
断面図である。第３図は、後退角と粉砕速度との
関係を示すグラフであり、横軸に後退角（度）が
とられ、縦軸に粉砕速度（％）がとられている。 図中の符号については、１は粉砕機、２はベツ
セル、３及び４は両端のフランジ部、５はライニ
ング層、６は蓋部材、７は底部材、８は円筒状筒
体、９は粉砕室、１０は撹拌部材、１１は撹拌軸
、１２は挿通用の孔、１３は撹拌盤、１４はスペ
ーサ、１５及び１６は押さえ板、１７及び１８は
ボルト、１９は基部、２０は突起部、２１は回転
方向、２２は前端面、２３は固定盤、２４はスペ
ーサ、２５は突起部、２６は被粉砕物スラリー導
入用の入り口、２７は粉砕物出口、２８は粉砕媒
体分離用の分離スクリーン、２９は支持部材、３
０は軸受け、３１はプーリである。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一端付近に入口を又他端付近に出口を有す
   る筒型の容器と、該容器の長手方向に延びており
   且つ容器に対して回転自在に支持されている回転
   軸と、該回転軸上にその長手方向に間隔を置いて
   取り付けられた複数の撹拌子と、該筒型容器の内
   側面に容器の半径方向内側に環状に突出し、夫々
   、その内側端部が、上下方向に直近の二つの撹拌
   子の間に位置する複数の固定子を備えており、入
   口から導入される被粉砕物を撹拌子の回転により
   粉砕する湿式粉砕機において、各撹拌子は、回転
   軸から半径方向外側に延びた円盤状鍔部と、該鍔
   部の外側円周端より該半径方向外側に突出し、そ
   の前端面が基部より先端部が半径方向に対して５
   〜６０度の角度をもつて回転方向に対して後退し
   て形成されている突起部を備えて盤状体に形成さ
   れており、各固定子は、筒型容器の内側面から半
   径方向内側に延びる鍔部と、該鍔部の外側円周端
   から該半径方向内側に突出し、その先端部が、前
   記撹拌子の円盤状突起部に対し、少なくとも上方
   又は下方に位置して形成されている突起部を備え
   て盤状体に形成されていることを特徴とする湿式
   粉砕機。 (2) 各撹拌子の突起部の前端面が半径方向に対
   して１０〜３０度の角度をもつて回転方向に対し
   て後退して形成されていることを特徴とする請求
   項１記載の湿式粉砕機。