JPH0274546A - 無機質製品の押出成形方法 - Google Patents
無機質製品の押出成形方法Info
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- JPH0274546A JPH0274546A JP22713588A JP22713588A JPH0274546A JP H0274546 A JPH0274546 A JP H0274546A JP 22713588 A JP22713588 A JP 22713588A JP 22713588 A JP22713588 A JP 22713588A JP H0274546 A JPH0274546 A JP H0274546A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は無機質製品の押出成形方法に関し、詳しくは
、無石綿配合の無機質製品の押出成形方法に関する。
、無石綿配合の無機質製品の押出成形方法に関する。
セメント製品の補強用繊維として石綿は製品強度のみな
らず、セメント製品の製造工程における未硬化時の補強
性、保水性を付するため、有用であることが周知である
。
らず、セメント製品の製造工程における未硬化時の補強
性、保水性を付するため、有用であることが周知である
。
セメント製品の押出成形法においては、セメントスラリ
ーに対し上記に加え、成形性、滑性をも付与するので極
めて有用である。
ーに対し上記に加え、成形性、滑性をも付与するので極
めて有用である。
ところが、石綿は粉塵公害の原因となり、また、一方に
おいて資源の枯渇による入手難が重なり、その使用の全
廃が強く要請され石綿に代わる添加物として種々のもの
が模索されている現状である。
おいて資源の枯渇による入手難が重なり、その使用の全
廃が強く要請され石綿に代わる添加物として種々のもの
が模索されている現状である。
一般にセメント配合物の押出成形において、石綿繊維を
省くと、既述した特性が失われるため、押出機の抵抗管
、口金等の金型内での材料の流動性が非常に悪くなり、
押出抵抗が増し、この流動性の悪化のため、押出された
製品の表面に凹凸や巣、あるいは亀裂が発生したり、は
なはだしい場合は押出材料が左右に引き裂かれたりする
ことも生じる。
省くと、既述した特性が失われるため、押出機の抵抗管
、口金等の金型内での材料の流動性が非常に悪くなり、
押出抵抗が増し、この流動性の悪化のため、押出された
製品の表面に凹凸や巣、あるいは亀裂が発生したり、は
なはだしい場合は押出材料が左右に引き裂かれたりする
ことも生じる。
本願出願人は上記問題に鑑み、無石綿配合とした組成物
でありながら、石綿添加とほぼ同等の押出性、保型性並
びに、製品強度を発揮するセメント製品の製造方法とし
て従来のセメント配合原料の石綿に代え珪酸マグネシウ
ム系緑泥石を添加したセメント配合物を押出成形する方
法を先に提案した（例えば特開昭６０−１３７８５９
号）。
でありながら、石綿添加とほぼ同等の押出性、保型性並
びに、製品強度を発揮するセメント製品の製造方法とし
て従来のセメント配合原料の石綿に代え珪酸マグネシウ
ム系緑泥石を添加したセメント配合物を押出成形する方
法を先に提案した（例えば特開昭６０−１３７８５９
号）。
上記方法は一応の成果を見たものの石綿使用の方法に比
し、押出成形時の滑性が低く、このため押出成形時の表
面状態が十分平滑とならず、例えば波うち現象や、ささ
くれなどが発生し易い傾向があり、これらを防止するた
め、メチルセルロースなどの押出助剤を増量添加しなけ
ればならないとごった問題が生した。
し、押出成形時の滑性が低く、このため押出成形時の表
面状態が十分平滑とならず、例えば波うち現象や、ささ
くれなどが発生し易い傾向があり、これらを防止するた
め、メチルセルロースなどの押出助剤を増量添加しなけ
ればならないとごった問題が生した。
（発明が解決しようとする課題〕
この発明は上記問題に鑑み、無石綿のセメント配合物を
スムースに押出成形可能とし、かつ、出来上がった成形
品の強度も改良することを目的としてなされたものであ
る。
スムースに押出成形可能とし、かつ、出来上がった成形
品の強度も改良することを目的としてなされたものであ
る。
〔課題を解決するに至った技術〕
即ち、この発明の無Ｒ質製品の押出成形方法は、セメン
ト、シリカ質原料、及び押出成形助剤を配合してなる無
石綿配合の押出成形用原料配合にＳｉＯ，−ＭｇＯ−Ｃ
ａＯ−Ａ ｌ ｚｏｓ系の鉱物繊維で繊維長が１ｍｍ以
下とされた粉砕繊維を１〜１５重景％添加し混練押出成
形し、以後常法により養生硬化することを特徴とするも
のである。
ト、シリカ質原料、及び押出成形助剤を配合してなる無
石綿配合の押出成形用原料配合にＳｉＯ，−ＭｇＯ−Ｃ
ａＯ−Ａ ｌ ｚｏｓ系の鉱物繊維で繊維長が１ｍｍ以
下とされた粉砕繊維を１〜１５重景％添加し混練押出成
形し、以後常法により養生硬化することを特徴とするも
のである。
この発明において使用されるＳｉＯ□−ＭｇＯ−ＣａＯ
−Ａ １２０３系の鉱物繊維とは、珪砂、苦灰石、石灰
石、長石類等を１０００数百度以上の高温で溶融して製
造される物質で、石綿のように結晶質でなく、非晶質な
構造をなすｕＬ鉱物繊維言う。 この鉱物繊維は、表工
に示すように、組成的に石綿に類（ＵＬでいるが、上述
のように非晶質構造であるため、石綿のような公害原因
物質となることはない。
−Ａ １２０３系の鉱物繊維とは、珪砂、苦灰石、石灰
石、長石類等を１０００数百度以上の高温で溶融して製
造される物質で、石綿のように結晶質でなく、非晶質な
構造をなすｕＬ鉱物繊維言う。 この鉱物繊維は、表工
に示すように、組成的に石綿に類（ＵＬでいるが、上述
のように非晶質構造であるため、石綿のような公害原因
物質となることはない。
しかし、組成上、石綿に近いため形状は針状をなすが、
表面化学的及び電気化学的性質；よ石綿ムこ近く特に石
綿のもつ滑性と同等の滑性を有する。
表面化学的及び電気化学的性質；よ石綿ムこ近く特に石
綿のもつ滑性と同等の滑性を有する。
表１
従って、繊維長１１以下の粉砕繊維をいわゆる無石綿配
合のセメント押出原料に添加すれば、上述の滑性が充分
に発揮され、無石綿配合でありながら、石綿配合にほぼ
匹敵する押出性能が得られるのである。
合のセメント押出原料に添加すれば、上述の滑性が充分
に発揮され、無石綿配合でありながら、石綿配合にほぼ
匹敵する押出性能が得られるのである。
なお、上記鉱物繊維の添加量を１〜１５％とするのは１
％より少ないと滑性向上の効果が無く、１５％より多く
すると、原料混合時に繊維同志がからまって出来るファ
イバーポール化があり、また成形体の強度低下が生じる
からである。
％より少ないと滑性向上の効果が無く、１５％より多く
すると、原料混合時に繊維同志がからまって出来るファ
イバーポール化があり、また成形体の強度低下が生じる
からである。
よって上記範囲のうち、添加量は３〜］ＯｏＡの配合と
することが望ましい。
することが望ましい。
なお、セメント、シリカ質原料、石綿以外の補強繊維、
及び押出成形助剤よりなる無石綿配合の押出成形用原料
配合については、従来公知のものが使用されるため特に
説明は要しない。
及び押出成形助剤よりなる無石綿配合の押出成形用原料
配合については、従来公知のものが使用されるため特に
説明は要しない。
次に、この発明の詳細な説明する。
表２に示す原料を混合し押出原料となし、厚さ２ ｃｗ
ａ、幅１０ｃｍの板状体を押出成形した。
ａ、幅１０ｃｍの板状体を押出成形した。
なお、表２中メチルセルロース及び水の添加量は外削重
量％を示す。
量％を示す。
また、鉱物繊維としては、日本セメント■製、商品名「
アサノＣＭＦ Ｊを用いた。
アサノＣＭＦ Ｊを用いた。
このときの押出成形体の成形状態、及び表面状態を観察
したところ、表１下欄の結果となった。
したところ、表１下欄の結果となった。
この観察結果について成形状態のＯはクラック、巣など
の発生が全く無いもの、×は形成不能を示し、表面平滑
性のＯは表面が平滑なもの、Δは部分的にささくれ、凹
凸が生じたちの×は全面的にささくれ、凹凸が生したも
のを示す。
の発生が全く無いもの、×は形成不能を示し、表面平滑
性のＯは表面が平滑なもの、Δは部分的にささくれ、凹
凸が生じたちの×は全面的にささくれ、凹凸が生したも
のを示す。
次に、上記成形品を６０℃×１２時間の一次養生後、オ
ートクレーブによる高温高圧養生（１８０℃×１２時間
）を行ない曲げ強さを試験したと、ころ表２最下欄に示
す結果が得られた。
ートクレーブによる高温高圧養生（１８０℃×１２時間
）を行ない曲げ強さを試験したと、ころ表２最下欄に示
す結果が得られた。
この発明は以上説明したように、無石綿配合のセメント
原料においても石綿添加に匹敵する押出表２ （表中％は重量％を示す） 〔効果〕
原料においても石綿添加に匹敵する押出表２ （表中％は重量％を示す） 〔効果〕
Claims (1)
- （１）セメント、シリカ質原料、及び押出成形助剤を配
合してなる無石綿配合の押出成形用原料配合にＳｉＯ＿
２−ＭｇＯ−ＣａＯ−Ａｌ＿２Ｏ＿３系の鉱物繊維で繊
維長が１ｍｍ以下とされた粉砕繊維を１〜１５重量％添
加し、混練押出成形し、以後常法により養生硬化するこ
とを特徴とする無機質製品の押出成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22713588A JPH0274546A (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | 無機質製品の押出成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22713588A JPH0274546A (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | 無機質製品の押出成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0274546A true JPH0274546A (ja) | 1990-03-14 |
Family
ID=16856030
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22713588A Pending JPH0274546A (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | 無機質製品の押出成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0274546A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5424124A (en) * | 1991-07-09 | 1995-06-13 | Showa Denko K.K. | Civil engineering and construction grade fibrous reinforcing material, method for production thereof, and civil engineering and construction material containing the reinforcing material |
| WO2009142292A1 (ja) * | 2008-05-23 | 2009-11-26 | 日本リークレス工業株式会社 | ガスケット素材 |
-
1988
- 1988-09-09 JP JP22713588A patent/JPH0274546A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5424124A (en) * | 1991-07-09 | 1995-06-13 | Showa Denko K.K. | Civil engineering and construction grade fibrous reinforcing material, method for production thereof, and civil engineering and construction material containing the reinforcing material |
| WO2009142292A1 (ja) * | 2008-05-23 | 2009-11-26 | 日本リークレス工業株式会社 | ガスケット素材 |
| JP2009281524A (ja) * | 2008-05-23 | 2009-12-03 | Nippon Leakless Corp | ガスケット素材 |
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