JPH0273667A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPH0273667A JPH0273667A JP63223582A JP22358288A JPH0273667A JP H0273667 A JPH0273667 A JP H0273667A JP 63223582 A JP63223582 A JP 63223582A JP 22358288 A JP22358288 A JP 22358288A JP H0273667 A JPH0273667 A JP H0273667A
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- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims description 15
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 7
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 claims description 2
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 abstract description 29
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 10
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 244000171726 Scotch broom Species 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
二次元赤外センサの信号読出し装置に用いる半導体装置
に関し、 極めて大きな過剰入射光入来時でもオーバフローを防止
でき、又、積分時間を制御でき、各種条件五で正常な動
作を可能とすることを目的とし、入力ソースに隣接して
オーバフローゲート及びオーバフロードレインを形成し
、オーバフローゲート及びオーバフロードレインに夫々
所定電圧を印加して駆動する構成とする。
に関し、 極めて大きな過剰入射光入来時でもオーバフローを防止
でき、又、積分時間を制御でき、各種条件五で正常な動
作を可能とすることを目的とし、入力ソースに隣接して
オーバフローゲート及びオーバフロードレインを形成し
、オーバフローゲート及びオーバフロードレインに夫々
所定電圧を印加して駆動する構成とする。
本発明は、二次元赤外センサの信号読出し装置に用いる
半導体装置に関する。
半導体装置に関する。
狭バンドギヤツプ半導体上に形成された赤外ホ]−ダイ
オードアレイとCCDとを組合せて構成される一般のハ
イブリッド型二次元赤外センサは、現在各種分野で利用
されており、将来の有力なセンサとして期待されている
。このようなセンサにおいては、通常使用される範囲内
の入射光量であれば特に問題はないが、場合によっては
通常使用される入射光量の例えば1000倍以上の極め
て大きな過剰入射光があることもあり、このような時は
オーバフローを起して正常なセンサ機能を果さなくなる
。そこで、このような楊めて大きな過剰入射光があった
場合でも、オーバフローを防止して正常なセンサとして
機能させることが必要である。
オードアレイとCCDとを組合せて構成される一般のハ
イブリッド型二次元赤外センサは、現在各種分野で利用
されており、将来の有力なセンサとして期待されている
。このようなセンサにおいては、通常使用される範囲内
の入射光量であれば特に問題はないが、場合によっては
通常使用される入射光量の例えば1000倍以上の極め
て大きな過剰入射光があることもあり、このような時は
オーバフローを起して正常なセンサ機能を果さなくなる
。そこで、このような楊めて大きな過剰入射光があった
場合でも、オーバフローを防止して正常なセンサとして
機能させることが必要である。
〔従来の技術〕
第8図は本出願人が特願昭58−89820号(特開昭
59−214258号公報)にて提案した半導体装置の
所面図、第9図は第8図に示す装置の動作説明用ポテン
シャル図、第10図は第8図に示す装置の平面図を夫々
示す。
59−214258号公報)にて提案した半導体装置の
所面図、第9図は第8図に示す装置の動作説明用ポテン
シャル図、第10図は第8図に示す装置の平面図を夫々
示す。
第8図及び第10図に示す半導体装置は、特に背東光等
により生じる不要直流成分を抑制して所望の信号成分の
みを取出し得ることを目的とした二次元赤外センサの信
号読出し装置である。このものは、−導電型半導体基板
5の表面に互いに離隔して形成された入力側及び出力側
逆導電型領域6.7.8.9.9’ と、この領域6,
7.8゜9.9′に挾まれた領域上に入力ゲート11、
蓄積ゲート12、移送ゲート13とを有する読出し電荷
制御素子1にて所望信号部分の選択出力手段及び不要電
荷の排出手段を構成し、又、入力側領域6を光電変換索
子4の出力端に接続し、入力ゲート11、蓄積ゲート1
2、移送ゲート13の電位を夫々選択制御することによ
って出力側領域7゜8.9.9’ から光電変換素子4
の検知出力のうち所望信号部分の選択出力及び不要電荷
排出を可能としたものである。なお、2はCCDで、1
4はその移送ゲート、15はその転送電極である。
により生じる不要直流成分を抑制して所望の信号成分の
みを取出し得ることを目的とした二次元赤外センサの信
号読出し装置である。このものは、−導電型半導体基板
5の表面に互いに離隔して形成された入力側及び出力側
逆導電型領域6.7.8.9.9’ と、この領域6,
7.8゜9.9′に挾まれた領域上に入力ゲート11、
蓄積ゲート12、移送ゲート13とを有する読出し電荷
制御素子1にて所望信号部分の選択出力手段及び不要電
荷の排出手段を構成し、又、入力側領域6を光電変換索
子4の出力端に接続し、入力ゲート11、蓄積ゲート1
2、移送ゲート13の電位を夫々選択制御することによ
って出力側領域7゜8.9.9’ から光電変換素子4
の検知出力のうち所望信号部分の選択出力及び不要電荷
排出を可能としたものである。なお、2はCCDで、1
4はその移送ゲート、15はその転送電極である。
3はリセットトランジスタで、16はそのゲート電極で
ある。10は絶縁膜、17は読出しラインである。
ある。10は絶縁膜、17は読出しラインである。
入力ゲート11には常に約0.1Vの直流電圧を印加し
ておく。これにより、第9図(A)に示す如く、入力ゲ
ート直下のポテンシャルが下って障壁22が僅かに下る
。この状態で蓄積ゲート12に約10vの電圧を印加し
、移送ゲート13の電位をOvとする。これにより、蓄
積ゲート12直下のポテンシャルは入力ゲート11直下
のポテンシャルより深く押下げられ、ポテンシャル井戸
20が形成され、光電変換素子4にて検出された光強度
に応じた電荷が領域6を介してポテンシャル井戸20に
流入しく矢印A)、電荷21がポテンシャル井戸20に
蓄積される。このとき、移送ゲート13直下のポテンシ
ャルは高く保持され、障壁23が形成されてポテンシャ
ル井戸20内の電荷は他に流出することはない。
ておく。これにより、第9図(A)に示す如く、入力ゲ
ート直下のポテンシャルが下って障壁22が僅かに下る
。この状態で蓄積ゲート12に約10vの電圧を印加し
、移送ゲート13の電位をOvとする。これにより、蓄
積ゲート12直下のポテンシャルは入力ゲート11直下
のポテンシャルより深く押下げられ、ポテンシャル井戸
20が形成され、光電変換素子4にて検出された光強度
に応じた電荷が領域6を介してポテンシャル井戸20に
流入しく矢印A)、電荷21がポテンシャル井戸20に
蓄積される。このとき、移送ゲート13直下のポテンシ
ャルは高く保持され、障壁23が形成されてポテンシャ
ル井戸20内の電荷は他に流出することはない。
次に、移送ゲート13に約2vの電圧を印加する一方、
移送ゲート14に約3vの電圧を印加する。これにより
、第9図(B)に示ず如く、移送ゲート13直下の障壁
23及び移送ゲート14直下の障壁24が低くなり、ボ
テンシVル井戸20内の電荷21は障壁23.24を越
えてCCD 2のポテンシャル井戸25内に流入する(
矢印B。
移送ゲート14に約3vの電圧を印加する。これにより
、第9図(B)に示ず如く、移送ゲート13直下の障壁
23及び移送ゲート14直下の障壁24が低くなり、ボ
テンシVル井戸20内の電荷21は障壁23.24を越
えてCCD 2のポテンシャル井戸25内に流入する(
矢印B。
C)。
次に、移送ゲート14の電圧をOvとして第9図(C)
に示すように障壁24を高くしてCCD2への電荷移送
を停止し、転送型VM15に所定電圧を印加する。これ
により、ポテンシャル井戸25の電荷は転送され、デー
タとして外部に読出される。一方蓄積ゲート12に約1
vの電圧を印加して蓄積ゲート12直下のポテンシャル
を上げると共に、リセットトランジスタ3のゲート電極
16に約3Vの電圧を印加してゲート16直下のポテン
シャルを下げ、障壁26を低くする。これにより、ポテ
ンシャル井戸20内の残留していた′ifi荷が領域7
及び領tIA9.9’を介して外部電源に流出しく矢印
り、E)、ポテンシャル井戸20内の不2!電荷が排出
される。以上の動作を繰返す。
に示すように障壁24を高くしてCCD2への電荷移送
を停止し、転送型VM15に所定電圧を印加する。これ
により、ポテンシャル井戸25の電荷は転送され、デー
タとして外部に読出される。一方蓄積ゲート12に約1
vの電圧を印加して蓄積ゲート12直下のポテンシャル
を上げると共に、リセットトランジスタ3のゲート電極
16に約3Vの電圧を印加してゲート16直下のポテン
シャルを下げ、障壁26を低くする。これにより、ポテ
ンシャル井戸20内の残留していた′ifi荷が領域7
及び領tIA9.9’を介して外部電源に流出しく矢印
り、E)、ポテンシャル井戸20内の不2!電荷が排出
される。以上の動作を繰返す。
このように、第8図及び第10図に示す装置は、信号読
出し時に、移送ゲート13に印加する電圧を選択して障
壁23の高さを制御することにより、ポテンシャル井戸
20に蓄積された電荷量のうらからC0D2に移送する
電荷量を制御でき、ポテンシャル井戸20に残留した不
要電荷を外部に排出できる。従って、センサの検知出力
のうちから、背頃光等による不要直流成分を除去し、所
望の信号部分のみを読出し得る。
出し時に、移送ゲート13に印加する電圧を選択して障
壁23の高さを制御することにより、ポテンシャル井戸
20に蓄積された電荷量のうらからC0D2に移送する
電荷量を制御でき、ポテンシャル井戸20に残留した不
要電荷を外部に排出できる。従って、センサの検知出力
のうちから、背頃光等による不要直流成分を除去し、所
望の信号部分のみを読出し得る。
上述の本出願人が先に提案した装置は、領域6(入力ソ
ース)及び蓄積ゲート12のどちらにもオーパフ[1−
防止のための機能は設けられていない。このものは、前
述のようにポテンシャル井戸20内の電荷をリセットト
ランジスタ3の動作によって外部に排出させるが、これ
も通常使用時の数倍程度の過剰入射光が入ってきた場合
は有効であるが、通常使用時の例えば1000倍以上の
極めて大きな過剰入射光が入ってきた場合はリセット直
後にポテンシャル井戸20内の電荷が溢れ、読出しライ
ン17に流出〈オーバフロー)してしまう。
ース)及び蓄積ゲート12のどちらにもオーパフ[1−
防止のための機能は設けられていない。このものは、前
述のようにポテンシャル井戸20内の電荷をリセットト
ランジスタ3の動作によって外部に排出させるが、これ
も通常使用時の数倍程度の過剰入射光が入ってきた場合
は有効であるが、通常使用時の例えば1000倍以上の
極めて大きな過剰入射光が入ってきた場合はリセット直
後にポテンシャル井戸20内の電荷が溢れ、読出しライ
ン17に流出〈オーバフロー)してしまう。
このように、極めて大きな過剰入射光が入ってくるよう
な条件下ではオーバフローを生じ、正常なセンサ動作を
行ない得ない問題点があった。
な条件下ではオーバフローを生じ、正常なセンサ動作を
行ない得ない問題点があった。
本発明は、極めて大きな過剰入射光入来時でもオーバフ
ローを防止でき、又、積分時間を制御でき、各種条件下
で正常な動作を可能とする半導体装置を提供することを
目的とする。
ローを防止でき、又、積分時間を制御でき、各種条件下
で正常な動作を可能とする半導体装置を提供することを
目的とする。
本発明になる半導体装置は、入力ソースに隣接してオー
バフローゲート及びオーバフロードレインを形成する。
バフローゲート及びオーバフロードレインを形成する。
この、オーバフローゲート及びオーバフロードレインに
夫々所定電圧を印加して駆動する構成とする。
夫々所定電圧を印加して駆動する構成とする。
オーバフローゲートに吸収モード時V Hs m分モー
ド時VL(<Vl−1)なる電圧を印加する。これによ
り、積分モード時、オーバフローゲートの障壁は僅かに
低くなり、過剰入射光が入来した場合、蓄積ゲートから
あふれた電荷は低くされたオーバフローゲートの障壁を
越えてオーバフロードレインに吸収され、オーバフロー
を防止できる。
ド時VL(<Vl−1)なる電圧を印加する。これによ
り、積分モード時、オーバフローゲートの障壁は僅かに
低くなり、過剰入射光が入来した場合、蓄積ゲートから
あふれた電荷は低くされたオーバフローゲートの障壁を
越えてオーバフロードレインに吸収され、オーバフロー
を防止できる。
又、電圧VL印加時間を制御することによって積分時間
を制御でき、電荷蓄積毎を容易に制御できる。
を制御でき、電荷蓄積毎を容易に制御できる。
第1図は本発明装置の一実施例の断面図、第2図はその
動作説明用ポテンシャル図を示す。第1図中、第8図と
同一構成部分には同一番号を付してその説明を省略する
。第1図中、30はオーバフローゲート、31はオーバ
フロードレインで、入力ソース6に隣接して設けらてお
り、夫々の端子308.31aに別々の電圧を印加でき
るように構成されている。この場合、オーバフローゲー
ト30及びオーバフロードレイン31は単位セル毎に設
けられていることは勿論である。即ち、入力ソース6、
入力ゲート11、蓄積ゲート12、移送ゲート13、出
力ドレイン7を単位セルとし、移送ゲート13、出力ド
レイン7をx、y方向にマトリクス状に結線し、各入力
ソースに光電変換素子、アレイの出力を接続し、共通結
線された出力ドレインにCCDの並列入力を結合した二
次元センサである。
動作説明用ポテンシャル図を示す。第1図中、第8図と
同一構成部分には同一番号を付してその説明を省略する
。第1図中、30はオーバフローゲート、31はオーバ
フロードレインで、入力ソース6に隣接して設けらてお
り、夫々の端子308.31aに別々の電圧を印加でき
るように構成されている。この場合、オーバフローゲー
ト30及びオーバフロードレイン31は単位セル毎に設
けられていることは勿論である。即ち、入力ソース6、
入力ゲート11、蓄積ゲート12、移送ゲート13、出
力ドレイン7を単位セルとし、移送ゲート13、出力ド
レイン7をx、y方向にマトリクス状に結線し、各入力
ソースに光電変換素子、アレイの出力を接続し、共通結
線された出力ドレインにCCDの並列入力を結合した二
次元センサである。
ここで、端子31aによりオーバフロードレイン31に
ある程度の高い電圧Voを印加した状態で、端子30a
によりオーバフローゲート30にこれよりも低い電圧V
Hを印加する。一方、入力ゲート11に電圧V+c(<
VI−+)を印加し、移送ゲート13の電圧はOV (
1gi値電圧V丁)とする。即ち、VT <VI G
<VH<VDの関係にある。これにより、第2図(A>
に示す如く、オーバフローゲート30直下の障壁22は
オーバフローゲート電圧VHによって低くされ、光電変
換素子4からの電荷は障壁32を越えてオーバフロード
レイン31に吸収される(吸収モード)。
ある程度の高い電圧Voを印加した状態で、端子30a
によりオーバフローゲート30にこれよりも低い電圧V
Hを印加する。一方、入力ゲート11に電圧V+c(<
VI−+)を印加し、移送ゲート13の電圧はOV (
1gi値電圧V丁)とする。即ち、VT <VI G
<VH<VDの関係にある。これにより、第2図(A>
に示す如く、オーバフローゲート30直下の障壁22は
オーバフローゲート電圧VHによって低くされ、光電変
換素子4からの電荷は障壁32を越えてオーバフロード
レイン31に吸収される(吸収モード)。
次に、オーバフローゲート30に電圧VHよりも低い電
圧vしを印加する。このとぎ、入力ゲート11の電圧は
VIc、移送ゲート13の電圧はOVのままである。即
チ、VT <VL <Vl a<VH<Voである。オ
ーバフローゲート電圧V+−により、第2図(B)に示
す如く、障壁32は高くされるも閾値電圧VTよりは僅
かに低く、これにより、充電変換素子4からの電荷は障
壁32によって遮ぎられ、入力グー1−11直下の障壁
33を越えて蓄積ゲート12のポテンシャル井戸34に
蓄積される(積分モード)。
圧vしを印加する。このとぎ、入力ゲート11の電圧は
VIc、移送ゲート13の電圧はOVのままである。即
チ、VT <VL <Vl a<VH<Voである。オ
ーバフローゲート電圧V+−により、第2図(B)に示
す如く、障壁32は高くされるも閾値電圧VTよりは僅
かに低く、これにより、充電変換素子4からの電荷は障
壁32によって遮ぎられ、入力グー1−11直下の障壁
33を越えて蓄積ゲート12のポテンシャル井戸34に
蓄積される(積分モード)。
このとき、移送ゲート13の電圧Ovによって移送ゲー
ト13直下のli’j壁35壁高5状態で、通常使用時
の例えば1000倍以上の極めて大きな過剰入射光が入
来すると、第2図(C)に示す如く、蓄積ゲート12直
下のポテンシャルハル34の電荷は溢れるもオーバフロ
ーゲート電圧VLによって障壁32は僅かに下げられて
いるのでこの溢れた電荷は障壁32を越えてオーバフロ
ードレイン31に吸収され、読出しラインに流出(オー
バフロー)するようなことはない(オーバフロー防止モ
ード)。
ト13直下のli’j壁35壁高5状態で、通常使用時
の例えば1000倍以上の極めて大きな過剰入射光が入
来すると、第2図(C)に示す如く、蓄積ゲート12直
下のポテンシャルハル34の電荷は溢れるもオーバフロ
ーゲート電圧VLによって障壁32は僅かに下げられて
いるのでこの溢れた電荷は障壁32を越えてオーバフロ
ードレイン31に吸収され、読出しラインに流出(オー
バフロー)するようなことはない(オーバフロー防止モ
ード)。
このように、第2図(A)に示す吸収動作時にはオーバ
フローゲート電圧V+−+を印加し、第2図(B)に示
す積分動作時にはオーバフローゲート電圧VL(<V)
−1)を印加して障壁32を僅かに低くしいるので、極
めて大きな過剰入力があった場合でも電荷は障壁32を
越えることによってオーバフロードレイン31に流出す
るだけで、読出しラインにはオーバフローしない。上記
吸収動作及び積分動作のみの各電圧のタイムチャートを
示すと第3図に示す如くとなる。
フローゲート電圧V+−+を印加し、第2図(B)に示
す積分動作時にはオーバフローゲート電圧VL(<V)
−1)を印加して障壁32を僅かに低くしいるので、極
めて大きな過剰入力があった場合でも電荷は障壁32を
越えることによってオーバフロードレイン31に流出す
るだけで、読出しラインにはオーバフローしない。上記
吸収動作及び積分動作のみの各電圧のタイムチャートを
示すと第3図に示す如くとなる。
次に、通常の積分が行なわれた後で読出しを行なう場合
、移送ゲート13に所定電圧を印加する。
、移送ゲート13に所定電圧を印加する。
このとき、オーバフローゲート電圧VLを印加したまま
とする。移送ゲート13の電圧印加により、障壁35は
低くされ、図示はしないが蓄積ゲート12直下のポテン
シャル井戸34の電荷は低くされた障壁35を越えて出
力ドレイン7に流入し、データとして取出される。この
ときもオーバフローゲート電圧VLによって障壁32は
僅かに低くされているので、前述のようにオーバフロー
を防止できる。
とする。移送ゲート13の電圧印加により、障壁35は
低くされ、図示はしないが蓄積ゲート12直下のポテン
シャル井戸34の電荷は低くされた障壁35を越えて出
力ドレイン7に流入し、データとして取出される。この
ときもオーバフローゲート電圧VLによって障壁32は
僅かに低くされているので、前述のようにオーバフロー
を防止できる。
第4図は本発明装置の他の実施例の断面図を示し、同図
中、第1図と同一構成部分には同一番号を付してその説
明を省略する。第4図中、36はA−パフローゲート3
0とオーバフロードレイン31とを共通接続した端子で
ある。このものは、オーバフローゲート30及びオーバ
フロードレイン31に別々の電圧を印加するのではなく
、端子36に共通の−の電圧を印加する。
中、第1図と同一構成部分には同一番号を付してその説
明を省略する。第4図中、36はA−パフローゲート3
0とオーバフロードレイン31とを共通接続した端子で
ある。このものは、オーバフローゲート30及びオーバ
フロードレイン31に別々の電圧を印加するのではなく
、端子36に共通の−の電圧を印加する。
ここで、第5図に示す如く、オーバフロードレイン31
の電位Vo’ は端子36に印加するオーバフローゲー
ト電圧VOFGと同じ電位になるが、オーバフローゲー
ト30直下の電位φSは、ゲート容量及びデプレション
容量の影響で分割されて電位Vo’ よりも必ず低くな
る。これにより、第1図に示す実施例のようにオーバフ
ローゲート電圧Vopc及びオーバフロードレイン電圧
VOPCIの2種を設定しないでも、一つの電圧Vo
F Gのみを設定するだけでVI<VL <Vr c
<VH<Vo ’ の関係を満足でき、第2図で説明し
たようなオーバフロー防止を実現できる。
の電位Vo’ は端子36に印加するオーバフローゲー
ト電圧VOFGと同じ電位になるが、オーバフローゲー
ト30直下の電位φSは、ゲート容量及びデプレション
容量の影響で分割されて電位Vo’ よりも必ず低くな
る。これにより、第1図に示す実施例のようにオーバフ
ローゲート電圧Vopc及びオーバフロードレイン電圧
VOPCIの2種を設定しないでも、一つの電圧Vo
F Gのみを設定するだけでVI<VL <Vr c
<VH<Vo ’ の関係を満足でき、第2図で説明し
たようなオーバフロー防止を実現できる。
この場合、第3図に示す如く、オーバフロードレイン電
位Vo’ は電圧VH,VLに応じて上下する。
位Vo’ は電圧VH,VLに応じて上下する。
ところで、本発明では第6図(2セルの場合)及び第7
図(4セルの場合)に示す如く、各セルに対してオーバ
フロードレイン21 (OFD)を共有する構成にする
ことができ、これにより、高密度配置が可能になる。各
図中、SGは蓄積ゲート、IGは入力ゲート、TGは移
送ゲート、Dは出力ドレイン、Sは入力ソース、OFD
はオーバフロードレイン、OFGはオーバフローゲート
である。
図(4セルの場合)に示す如く、各セルに対してオーバ
フロードレイン21 (OFD)を共有する構成にする
ことができ、これにより、高密度配置が可能になる。各
図中、SGは蓄積ゲート、IGは入力ゲート、TGは移
送ゲート、Dは出力ドレイン、Sは入力ソース、OFD
はオーバフロードレイン、OFGはオーバフローゲート
である。
以上説明した如く、本発明によれば、リセットトランジ
スタの動作によっても電荷を排出しきれないような極め
て大きな過剰入射光(通常使用時の例えば1000倍以
上)が入来した時でもオーバフローを防止でき、又、積
分時間を制御でき、電荷蓄積量を容易に制御でき、各種
条件下で正常な動作が可能となる。
スタの動作によっても電荷を排出しきれないような極め
て大きな過剰入射光(通常使用時の例えば1000倍以
上)が入来した時でもオーバフローを防止でき、又、積
分時間を制御でき、電荷蓄積量を容易に制御でき、各種
条件下で正常な動作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の断面図、
第2図は第1図に示す装置のポテンシャル図、第3図は
吸収及び積分時の各電圧のタイムチャート、 第4図は本発明の他の実施例の断面図、第5図は第4図
に示す装置の各電圧特性図、第6図は本発明装置におけ
る2セル構成の平面図、 第7図は本発明装置における4セル構成の平面図、 第8図は本出願人が先に提案した8どの断面図、第9図
は第8図に示す装置のポテンシャル図、第10図は第8
図に示す装置の平面図である。 図にJ5いて、 4は光電変換素子、 5は一導電型半導体基板、 6は入力ソース(S)、 7は出力ドレイン(D)、 11は入力ゲート(IG)、 12は蓄積ゲート(SG)、 13は移送ゲート(TG)、 30はオーバフローゲート(OFG)、30a、31a
、36は端子、 31はオーバフロードレイン(OFD)、32.33.
35は障壁、 34はポテンシャル井戸。 を示す。 VTは閾値電圧、 VH,VLはオーバフローゲート電圧、VHcは入力ゲ
ート電圧、 Vo、Vo’ はオーバフロードレイン電圧を示す。 ネ萌シ哨の一大オ鏝郷1のダ1丁ね 第1 図 特許出願人 富 士 通 株式会社 又−ノ 、PzmロイQトUハボ′テンシ1し図第2図 第3図 第4図 第83 箒8閏Iミ改す七ぎ鉦のギナンシw11/蘭第9図 第6図
吸収及び積分時の各電圧のタイムチャート、 第4図は本発明の他の実施例の断面図、第5図は第4図
に示す装置の各電圧特性図、第6図は本発明装置におけ
る2セル構成の平面図、 第7図は本発明装置における4セル構成の平面図、 第8図は本出願人が先に提案した8どの断面図、第9図
は第8図に示す装置のポテンシャル図、第10図は第8
図に示す装置の平面図である。 図にJ5いて、 4は光電変換素子、 5は一導電型半導体基板、 6は入力ソース(S)、 7は出力ドレイン(D)、 11は入力ゲート(IG)、 12は蓄積ゲート(SG)、 13は移送ゲート(TG)、 30はオーバフローゲート(OFG)、30a、31a
、36は端子、 31はオーバフロードレイン(OFD)、32.33.
35は障壁、 34はポテンシャル井戸。 を示す。 VTは閾値電圧、 VH,VLはオーバフローゲート電圧、VHcは入力ゲ
ート電圧、 Vo、Vo’ はオーバフロードレイン電圧を示す。 ネ萌シ哨の一大オ鏝郷1のダ1丁ね 第1 図 特許出願人 富 士 通 株式会社 又−ノ 、PzmロイQトUハボ′テンシ1し図第2図 第3図 第4図 第83 箒8閏Iミ改す七ぎ鉦のギナンシw11/蘭第9図 第6図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)入力ソース(6)、入力ゲート(11)、蓄積ゲ
ート(12)、移送ゲート(13)、出力ドレイン(7
)を単位セルとし、該移送ゲート(13)及び該出力ド
レイン(7)をx、y方向にマトリクス状に結線し、各
入力ソースに光電変換素子(4)アレイの出力を接続し
、共通結線された出力ドレインにCCDの並列入力を結
合してなる二次元センサを構成する半導体装置において
、上記入力ソース(6)に隣接してオーバフローゲート
(30)及びオーバフロードレイン(31)を形成して
なり、該オーバフローゲート(30)及び該オーバフロ
ードレイン(31)に夫々所定電圧を印加して駆動する
構成としたことを特徴とする半導体装置。 電圧V_T)<V_L<(入力ゲート印加電圧V_1_
G<V_Hなる関係を満足する電圧V_L及び電圧V_
Hの各レベルをもつ所定時間幅のパルス電圧を印加され
ることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。 (3)該オーバフローゲート(30)及び該オーバフロ
ードレイン(31)は、共通に結線されていることを特
徴とする請求項1又は請求項2記載の半導体装置。 (4)該オーバフロードレイン(31)は、複数の隣接
単位セルについて共有する構成としてなることを特徴と
する請求項1又は請求項2又は請求項3記載の半導体装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63223582A JP2636898B2 (ja) | 1988-09-08 | 1988-09-08 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63223582A JP2636898B2 (ja) | 1988-09-08 | 1988-09-08 | 半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0273667A true JPH0273667A (ja) | 1990-03-13 |
JP2636898B2 JP2636898B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=16800423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63223582A Expired - Fee Related JP2636898B2 (ja) | 1988-09-08 | 1988-09-08 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2636898B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100365251B1 (ko) * | 1995-09-29 | 2003-03-04 | 산요 덴키 가부시키가이샤 | 고체촬상소자의구동방법 |
JP2007306541A (ja) * | 2007-02-09 | 2007-11-22 | Sokichi Hirotsu | 半導体撮像素子 |
JP2009225106A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-10-01 | Sony Corp | モニタセンサ及びそれを備えた焦点検出装置並びに撮像装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56160176A (en) * | 1980-05-15 | 1981-12-09 | Toshiba Corp | Solid state pickup device |
JPS58106966A (ja) * | 1981-12-18 | 1983-06-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 固体撮像装置 |
JPS59214258A (ja) * | 1983-05-20 | 1984-12-04 | Fujitsu Ltd | 半導体装置 |
JPS62160759A (ja) * | 1986-01-10 | 1987-07-16 | Fujitsu Ltd | 光電変換装置 |
-
1988
- 1988-09-08 JP JP63223582A patent/JP2636898B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS59214258A (ja) * | 1983-05-20 | 1984-12-04 | Fujitsu Ltd | 半導体装置 |
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---|---|---|---|---|
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JP2007306541A (ja) * | 2007-02-09 | 2007-11-22 | Sokichi Hirotsu | 半導体撮像素子 |
JP2009225106A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-10-01 | Sony Corp | モニタセンサ及びそれを備えた焦点検出装置並びに撮像装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2636898B2 (ja) | 1997-07-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |