JPH0273389A - 電子写真画像形成プロセス - Google Patents
電子写真画像形成プロセスInfo
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- JPH0273389A JPH0273389A JP22608188A JP22608188A JPH0273389A JP H0273389 A JPH0273389 A JP H0273389A JP 22608188 A JP22608188 A JP 22608188A JP 22608188 A JP22608188 A JP 22608188A JP H0273389 A JPH0273389 A JP H0273389A
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- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、導電性基体上に電荷輸送層、電荷発生層1
表面保護層が順次形成されてなる高感度機能分離型感光
体を画像形成部材とする電子写真装置に適用される電子
写真画像形成プロセスに関する。
表面保護層が順次形成されてなる高感度機能分離型感光
体を画像形成部材とする電子写真装置に適用される電子
写真画像形成プロセスに関する。
一般的に、電子写真方式の複写機やプリンタなどの電子
写真装置においては、その使用環境温度が変化すると、
それにつれて得られる画像や印字の濃度が変動する。こ
れは画像形成部材として用いられる感光体の帯電電位の
暗減衰が感光体温度が高いときには大きくなり、低いと
きには小さくなることに起因する。その結果、現像工程
における感光体の帯電電位、いわゆる現像部電位が高温
では低くなり低温では高くなる。電子写真方式の複写機
はポジ画像からポジ画像を得る正規現像方式が採られる
ことが多く、このような正規現像の場合には、現像部電
位が低下すると得られる画像濃度が低くなり、現像部電
位が高くなると白地となるべきところが黒くなるかぶり
が現れる。また、電子写真方式のプリンタは、露光光源
として一般に用いられるレーザーやLEDの寿命の点か
ら、ネガ画像からポジ画像を得る反転現像方式が採られ
、この場合には、現像部電位が低下するとがぶりが現れ
、高くなると印字濃度が低くなる。
写真装置においては、その使用環境温度が変化すると、
それにつれて得られる画像や印字の濃度が変動する。こ
れは画像形成部材として用いられる感光体の帯電電位の
暗減衰が感光体温度が高いときには大きくなり、低いと
きには小さくなることに起因する。その結果、現像工程
における感光体の帯電電位、いわゆる現像部電位が高温
では低くなり低温では高くなる。電子写真方式の複写機
はポジ画像からポジ画像を得る正規現像方式が採られる
ことが多く、このような正規現像の場合には、現像部電
位が低下すると得られる画像濃度が低くなり、現像部電
位が高くなると白地となるべきところが黒くなるかぶり
が現れる。また、電子写真方式のプリンタは、露光光源
として一般に用いられるレーザーやLEDの寿命の点か
ら、ネガ画像からポジ画像を得る反転現像方式が採られ
、この場合には、現像部電位が低下するとがぶりが現れ
、高くなると印字濃度が低くなる。
半導体レーザー光などのような長波長光に高感度を有す
る多層膜高感度感光体では、電荷発生物質としてバンド
ギャップの小さいものが用いられるので高温で暗減衰が
増加する度合がさらに大きくなり、上述の画像上の問題
が大きくなる。
る多層膜高感度感光体では、電荷発生物質としてバンド
ギャップの小さいものが用いられるので高温で暗減衰が
増加する度合がさらに大きくなり、上述の画像上の問題
が大きくなる。
このような現象の発生を防ぎ、画像濃度の変動などの不
具合をなくすために、電子写真装置においては、例えば
装置内の温度上昇を抑制するために強制冷却ファンを装
備したり、感光体の帯電補償回路を設けるなどの対策を
行っていた。
具合をなくすために、電子写真装置においては、例えば
装置内の温度上昇を抑制するために強制冷却ファンを装
備したり、感光体の帯電補償回路を設けるなどの対策を
行っていた。
しかしながら、上述のように装置内の温度を制御する機
構を設けたり、感光体の帯電補償回路を設けるなどする
と、電子写真装置の構造はそれだけ1M雑になり、コス
トも高くなる。
構を設けたり、感光体の帯電補償回路を設けるなどする
と、電子写真装置の構造はそれだけ1M雑になり、コス
トも高くなる。
この発明は、上述の点に鑑みてなされたものであって、
感光体の温度が変化した場合の暗減衰の変動を抑制し、
常に一定の濃度の良好な複写画像が得られる電子写真画
像形成プロセスを提供することを目的とする。
感光体の温度が変化した場合の暗減衰の変動を抑制し、
常に一定の濃度の良好な複写画像が得られる電子写真画
像形成プロセスを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、この発明によれば、導電
性基体上に電荷輸送層、電荷発生層1表面保護層が順次
形成されてなる感光体を画像形成部材とする電子写真装
置に適用される、帯電、露光、現像、転写および除電の
各工程が含まれてなる電子写真画像形成プロセスにおい
て、前記除電工程における除電光の強度を感光体温度に
対応して変化させる電子写真画像形成プロセスとする。
性基体上に電荷輸送層、電荷発生層1表面保護層が順次
形成されてなる感光体を画像形成部材とする電子写真装
置に適用される、帯電、露光、現像、転写および除電の
各工程が含まれてなる電子写真画像形成プロセスにおい
て、前記除電工程における除電光の強度を感光体温度に
対応して変化させる電子写真画像形成プロセスとする。
電子写真画像形成プロセスの除電工程において感光体に
あてる除電光強度を変化させると、引き続いての帯電工
程で帯電させる電位の暗減衰に変化が現れる。すなわち
、除電光強度を強くすると暗減衰が増加し、弱くすると
暗減衰が減少する。
あてる除電光強度を変化させると、引き続いての帯電工
程で帯電させる電位の暗減衰に変化が現れる。すなわち
、除電光強度を強くすると暗減衰が増加し、弱くすると
暗減衰が減少する。
この現象を利用して、感光体温度が高い場合には除電光
強度を弱くし、低い場合には強くする画像形成プロセス
とすることによって暗減衰の変動を抑制し、環境温度が
変化し感光体温度が変化した場合にも、一定濃度の良好
な複写画像を得ることができる。
強度を弱くし、低い場合には強くする画像形成プロセス
とすることによって暗減衰の変動を抑制し、環境温度が
変化し感光体温度が変化した場合にも、一定濃度の良好
な複写画像を得ることができる。
基体として所要の加工および洗浄が施されたへ1合金管
を蒸着装置の支持軸に装着し、支持軸を回転させながら
基体の温度を約200℃に加熱して保ち、I Xl0−
’Torrまで真空引きし、’c (D 後A S 2
S e s合金が充填された蒸発源を約400℃に加
熱して基体上にAs2Se*を蒸着し、約7(10μm
の膜厚の電荷輸送層を形成した。次に電荷発生層として
44重量%のTeを含む5e−Te合金、電子注入制御
層として4重量%の^Sを含むSe−As合金および表
面保護層として36重量%のAsを含む5e−As合金
を電荷輸送層上に順次フラッシュ蒸着でそれぞれ約0.
2μm、 2μm、 3μmの膜厚で積層して高感
度機能分離型感光体を作製した。フラッシュ蒸着は支持
軸温度60℃、真空I X to−’Torr 、蒸発
源温度400℃の条件で行った。
を蒸着装置の支持軸に装着し、支持軸を回転させながら
基体の温度を約200℃に加熱して保ち、I Xl0−
’Torrまで真空引きし、’c (D 後A S 2
S e s合金が充填された蒸発源を約400℃に加
熱して基体上にAs2Se*を蒸着し、約7(10μm
の膜厚の電荷輸送層を形成した。次に電荷発生層として
44重量%のTeを含む5e−Te合金、電子注入制御
層として4重量%の^Sを含むSe−As合金および表
面保護層として36重量%のAsを含む5e−As合金
を電荷輸送層上に順次フラッシュ蒸着でそれぞれ約0.
2μm、 2μm、 3μmの膜厚で積層して高感
度機能分離型感光体を作製した。フラッシュ蒸着は支持
軸温度60℃、真空I X to−’Torr 、蒸発
源温度400℃の条件で行った。
このようにして作製した感光体を反転現像方式の半導体
レーザープリンタに装着し、環境温度。
レーザープリンタに装着し、環境温度。
従って感光体温度を10℃、25℃、40℃と3段階に
変えて印字テストを行った。感光体を周速120mm/
秒で回転させながら、800vに帯電し、波長780n
m。
変えて印字テストを行った。感光体を周速120mm/
秒で回転させながら、800vに帯電し、波長780n
m。
光量1.5μJ/calのレーザー光で露光し、転写コ
ロナ電圧−4,5kV 、分離コロナ電圧AC12kV
とし、除電は波長630nmの光で各温度で強度を変え
て印字を行った。
ロナ電圧−4,5kV 、分離コロナ電圧AC12kV
とし、除電は波長630nmの光で各温度で強度を変え
て印字を行った。
その結果、環境温度が常温の25℃の場合には除電光量
10μJ/cutで良好な印字が得られた。次に環境温
度を10℃に下げたところ、10μJ/c!の光景では
残像が現れて不良となり、20μJ/crlの光量でも
良好な印字が得られないが、30μJ/crlにまで光
量を増加させると良好な印字が得られた。また、環境温
度40℃ではIOμJ/cII!の光量ではかぶりが発
生して不良、2μJ/ctlに光量を少なくしてもかぶ
りは完全に消滅しなかったが1μJ/ciにまで光量を
おとすことにより良好な印字を得ることができた。
10μJ/cutで良好な印字が得られた。次に環境温
度を10℃に下げたところ、10μJ/c!の光景では
残像が現れて不良となり、20μJ/crlの光量でも
良好な印字が得られないが、30μJ/crlにまで光
量を増加させると良好な印字が得られた。また、環境温
度40℃ではIOμJ/cII!の光量ではかぶりが発
生して不良、2μJ/ctlに光量を少なくしてもかぶ
りは完全に消滅しなかったが1μJ/ciにまで光量を
おとすことにより良好な印字を得ることができた。
このような印字テスト結果より、電子写真画像形成プロ
セスにおいて、低温時には除電光強・度を強くし、高温
時には除電光強度を弱くすることにより、環境温度に影
響されることなく常に良好な画像が得られることが判る
。除電光の波長は600nm以上660nm以下が適し
ている。波長6QQnm未満ではメモリが発生し、波長
660nmを超えると帯電低下が大きくなり好ましくな
い。
セスにおいて、低温時には除電光強・度を強くし、高温
時には除電光強度を弱くすることにより、環境温度に影
響されることなく常に良好な画像が得られることが判る
。除電光の波長は600nm以上660nm以下が適し
ている。波長6QQnm未満ではメモリが発生し、波長
660nmを超えると帯電低下が大きくなり好ましくな
い。
この発明によれば、電子写真画像形成プロセスにおいて
、除電工程における除電光の強度を感光体温度に対応し
て変化させることにより、感光体温度が変化した場合で
も常に一定゛の濃度の画像が得られ、かぶりや残像のな
い優れた複写画像を得ることができる。
、除電工程における除電光の強度を感光体温度に対応し
て変化させることにより、感光体温度が変化した場合で
も常に一定゛の濃度の画像が得られ、かぶりや残像のな
い優れた複写画像を得ることができる。
Claims (1)
- 1)導電性基体上に電荷輸送層、電荷発生層、表面保護
層が順次形成されてなる感光体を画像形成部材とする電
子写真装置に適用される、帯電、露光、現像、転写およ
び除電の各工程が含まれてなる電子写真画像形成プロセ
スにおいて、前記除電工程における除電光の強度を感光
体温度に対応して変化させることを特徴とする電子写真
画像形成プロセス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22608188A JPH0273389A (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | 電子写真画像形成プロセス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22608188A JPH0273389A (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | 電子写真画像形成プロセス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0273389A true JPH0273389A (ja) | 1990-03-13 |
Family
ID=16839525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22608188A Pending JPH0273389A (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | 電子写真画像形成プロセス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0273389A (ja) |
-
1988
- 1988-09-09 JP JP22608188A patent/JPH0273389A/ja active Pending
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