JPH0273347A - カラーフィルターの製造方法 - Google Patents

カラーフィルターの製造方法

Info

Publication number
JPH0273347A
JPH0273347A JP63227279A JP22727988A JPH0273347A JP H0273347 A JPH0273347 A JP H0273347A JP 63227279 A JP63227279 A JP 63227279A JP 22727988 A JP22727988 A JP 22727988A JP H0273347 A JPH0273347 A JP H0273347A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
color filter
silver
developer
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63227279A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Mochizuki
望月 義治
Ken Okauchi
謙 岡内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP63227279A priority Critical patent/JPH0273347A/ja
Publication of JPH0273347A publication Critical patent/JPH0273347A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/04Additive processes using colour screens; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/06Manufacture of colour screens
    • G03C7/10Manufacture of colour screens with regular areas of colour, e.g. bands, lines, dots
    • G03C7/12Manufacture of colour screens with regular areas of colour, e.g. bands, lines, dots by photo-exposure

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
  • Optical Filters (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はハロゲン化銀感光材料を利用したカラーフィル
ターの製造方法に関し、特に分光吸収特性の異なる各色
素のカラーバランスがとれ、色再現性の良好なカラーフ
ィルターの製造方法に関する。更に詳しくは、本発明は
、特にカラーディスグレー用として好適であり、撮像管
用のカラーフィルターとしても使用可能なカラーフィル
ターの製造方法に関する。
〔発明の背景〕
カラーフィルターの製造方法として、特開昭55634
2号に開示されるようにカラー銀塩写真材料を用いた外
式現像法によるものがある。この方法は特開昭62−1
48952号に開示される内式現像法による製造方法に
較ベカラーフィルタ・・−用の感光材料の調製が容易で
ある。
しかし、外式現像法によるカラーフィルターの製造方法
では、一般に複数回の露光、処理を施すので、2回目以
降の露光、処理以前に1回又は複数の処理を施している
。この処理液中にはハロゲン化銀の溶解作用が大きい化
合物が含まれており、このことも原因として2回目以降
の露光、処理による発色色素濃度が著しく低下するとい
う現象が生じる。
カラーフィルターは、各々の分光吸収特性の色素画素間
での色素濃度のバランスがとれていることか色再現上要
求され、色素濃度か低い画素が存在することは重大な問
題である。
一般にカラーデイスプレー用のカラーフィルターは、再
現された色と現実の色との差異が少なくなるような連れ
た色再現性が要求され、更には分光特性に優れているこ
とも要求される。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、第1に良好な分光特性を有するカラー
フィルターを容易に、かつ安定に製造することができる
カラーフィルターの製造方法を提供することにある。
第2に分光特性上の各々の色素濃度が充分に得られたカ
ラーフィルターを容易に、かつ安定に製造することがで
きるカラーフィルターの製造方法を提供することにある
第3に液晶カラーデイスプレー用のカラーフィルターと
した場合に、色の再現性が非常に良好なカラーフィルタ
ーを容易に、かつ安定に製造することができるカラーフ
ィルターの製造方法を提供することにある。
更に本発明の第4の目的は、反応の制御、反応条件の設
定などを容易に行うことができるカラーフィルターの製
造方法を提供することにある。
〔発明の構成〕
本発明の目的は、光透過性基板上に少なくとも1層のハ
ロゲン化銀乳剤層が設けられた感光材料をパターン露光
した後、外式発色現像処理及び現像停止処理により上記
パターンに対応した色素像を形成する工程を少なくとも
2回有するカラーフィルターの製造方法において、前記
現像停止処理液中に銀錯体の解離定数が10−6(25
°C)以下である銀錯体形成化合物を全量で0.3モル
/Q以下含有するカラーフィルターの製造方法によって
達成される。
本発明に係るカラーフィルターの製造プロセスの1例を
示す。
水溶性結合剤中に分散されたハロゲン化銀乳剤が光透過
性の硼珪ガラス基板上に塗布されてなるハロゲン化銀感
光材料をパターン露光する(第1の露光)。
パターン露光は、通常の方法により行なうことができる
。例えば、第1図に示すように光透過性基板11上に積
層された感光剤層12を有するハロゲン化銀感光材料1
3上に7オトマスク14を配置し、フォトマスク14の
上方から光を当てることにより、7オトマスク14に設
けられている開口部15に対応する感光剤層の露光予定
部分16を選択的に露光することができる。
このようにして第1のパターン露光を行ったのち、本発
明に係るカラーフィルター用現像液を用いて露光部分の
第1の現像を行なう。例えば、カラー発色カプラーとし
て、シアン発色カプラーとマゼンタ発色カプラーとを含
む現像液(青色現像液)を用いて現像を行うことにより
、露光部分は、青色に現像される。また、シアン発色カ
プラーとイエロー発色カプラーとを含む現像液(緑色現
像液)を用いることにより、露光部分は緑色に現像され
る。更に、マゼンタ発色カプラーとイエロー発色カプラ
ーとを含む現像液(赤色現像液)を用いることにより、
露光部分は赤色に現像される。
第1の露光部は、青色現像液、緑色現像液および赤色現
像液のいずれの現像液を用いて現像してもよい。
その後、3重量%の酢酸水溶液に浸漬し、水洗し、本発
明の白黒現像液または銀源白液に浸漬し、水洗して乾燥
する(第1処理)。
次に、フォトマスクを用いて第1の工程で形成した第1
の有色部に隣接する未露光部分を第1の露光と同様の方
法によりパターン露光する(第2の露光)。
その後、第1処理で用いた以外の外式現像液を用いた以
外は同様にして処理する(第2処理)。
また、同様に第 の有色部に隣接する未露光部分をパタ
ーン露光する(第3の露光)。その後、第1および第2
の処理で用いた以外の外式現像液で現像し、3重量%の
酢酸水溶液に浸漬し、水洗し、銀源白液に浸漬し、水洗
し、ハロゲン化銀を除去するため定着液に浸漬し、水洗
した後、乾燥させる(最終処理)。
このようにして例えば@2図に示すような光透過性支持
体l上に赤色(g)、青色(B)及び緑色(G)の光透
過性の有色部22が形成されたカラーフィルターを製造
することができる。
更に、本発明においては、第3図に示すように光透過性
支持体31上に赤色(R)、青色(B)および緑色(G
)の光透過性の有色部32を間隙を設けて形成された後
、この間隙をパターン露光した後、シアン発色カプラー
、マゼンタ発色カプラーおよびイエロー発色カプラーを
含む現像液を用いて現像を行うことにより、有色部32
の赤色部(R)、青色部(B)および緑色部(G)の間
隙に光非透過性区画部(プラッタストライプ)33を形
成することもできる。
また、本発明においては、特公昭49−37853号、
同37−16807号等に記載の銀塩色素漂白法に基づ
く色素を、あらかじめ感光剤層中に入れておいてもよい
。第2図に示す様なカラーフィルターを製造する際、例
えば前述の色素がシアンの場合は、外式現像液中のカラ
ー発色カプラーは、各々マゼンタカプラー イエローカ
プラーのみを用いて、青色(B)及び緑色(G)の光透
過性部を作成する。赤色(R)の光透過性部は、マゼン
タ及びシアンカプラーを用いて発色させた後、この部位
をパターン露光した後、前記特許に示す方法でンアン色
素を消色する。
前記プロセスにおいて、外式現像後に外式現像を停止さ
せ、2回目以降の露光、処理に基づく色濁りを防止する
ために、白黒現像処理または銀漂白処理を施すが、本発
明においては、白黒現像液及び銀漂白中に含まれる銀錯
体形成化合物がこれによって形成された銀錯体の25°
Cにおける解離常数がlo−5以下であり、これら化合
物の全量が0.3モル/Q以下の濃度でなけれはならな
い。好ましくは0.25〜0.01モルであり、更に好
ましくは0.2〜0.05モルである。但し、前記白黒
現像液及び銀源白液を、)H7(25°Cにおける値)
以下で使用する場合には、前記銀錯体形成化合物のうち
例えばアンモニアのような塩基性の化合物は、この限り
でなく、また、p)17(25°Cにおける値)より高
い場合には、酸性の化合物は、この限りでない。前記白
黒現像液及び銀源白液の使用時の水素イオン濃度に基づ
く制限はあるが、本発明に係る銀錯体形成化合物として
は、塩化ナトリウム、臭化カリウム、沃化カリウム等の
ハロゲン化物、アンモニア、メチルアミン、エチルアミ
ン、プロピルアミン、エチレンジアミン、ジエチルアミ
ン等のアミン類、/アン化物、チオシアン化物、亜硫酸
塩、チオ硫酸塩、チオ尿素、チオエーテル、エチレンジ
アミン四酢酸塩、1.3−ジアミノプロパン四酢酸塩等
が挙げられるが、この限りではない。また、例えは、エ
チレンジアミン四酢酸鉄塩、l、3−ジアミノプロパン
四酢酸鉄塩等の安定な錯体で、銀イオンと金属イオンが
置換して銀錯体を形成する比率が非常に低いものは含ま
れない。
本発明に係る白黒現像液は、例えば現像主薬(以下、現
像主薬(D)と言う。)、現像助剤、保恒剤、いわゆる
現像カブリ防止剤及びアルカリ緩衝剤、更に必要に応じ
て前記現像主薬(D)及び現像助剤の溶剤を含有する。
前記現像主薬(D)としては、例えばハイドロキノン、
クロルハイドロキノン、カテコールなどが挙けられる。
前記現像助剤としては、例えはピラゾン、ピラゾン誘導
体、メトールなどが挙げられる。
前記保恒剤としては、亜硫酸塩、アスコルビン酸なとが
挙げられる。
前記現像カブリ防止剤としては、例えば臭化物、ベンゾ
トリアゾールなどが挙げられる。
前記アルカリ緩衝剤としては、例えば炭酸塩、水酸化物
、燐酸塩、硼酸塩及びメタ硼酸塩などが挙げられる。
前記現像主薬(D)及び現像助剤の溶剤としては、例え
ばエチレングリコール、トリエタノールアミン、ジェタ
ノールアミンなどが挙げられる前記黒白現像液中におけ
る前記各種成分の含有量の一例を示せば、前記現像主薬
(D)1〜20g/Q、@記現像助剤0.05〜8g/
Q、前記保恒剤1〜120g/Q、前記現像カブリ防止
剤0.001〜5 g/42、前記アルカリ緩衝剤0.
1〜50g/12であり、更に前記現像主薬及び前記現
像助剤の溶剤を用いる場合には前記溶剤1〜20m+2
/+2である。
但し、特に保恒剤及びカブリ防止剤として使用する化合
物が、本発明に係る銀錯体形成化合物の場合には、本発
明の範囲内の使用量でなければならない。
又、本発明に係る銀源白液は、漂白剤としてアミノポリ
カルボン酸第2鉄錯塩(例えば、エチレンジアミン四酢
酸第2鉄錯塩、ジエチレントリアミン五酢酸第2鉄錯塩
等)、塩化第2鉄、赤血塩等の第2鉄塩等が好ましい。
その使用量は、銀源白液lQ当たり0.01モル以上で
使用するが、好ましくは0.05〜1.0モルの範囲で
使用する。又、イミダゾール及びその誘導体、有機メル
カプト化合物などの銀漂白促進剤を含んでいてもよい。
これらの銀漂白促進剤の使用量は、一般に銀源白液1a
当たり約0.01−100gの範囲である。
本発明に係る漂白液には、臭化アンモニウムのごときハ
ロゲン化物を添加してもよい。
なお、本発明に係る銀源白液には、硼酸、硼砂、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム、酢酸、酢
酸ナトリウム、水酸化アンモニウム等の各種の塩からな
るpH緩衝剤を含有せしめることができる。更に又、各
種の蛍光増白剤や消泡剤あるいは界面活性剤や防ばい剤
を含有せしめることもできる。
但し、使用する化合物が本発明に係る銀錯体形成化合物
の場合には、本発明の範囲内になければならない。
本発明の外式現像液を用いた現像法によるカラーフィル
ターの製造方法において、現像主薬としては、カラー発
色カプラーの種類に合せて好適なものを用いる。従って
、2種類のカラー発色カプラーを用いる場合には、カラ
ー発色カプラーに最適な現象主薬を含む2種類の外式現
像液を混合して用いるか、もしくは2種類のカラー発色
カプラーのそれぞれに対応させて1種もしくは2種以上
の現像主薬を配合した外式現像液が使用される。
本発明で用いる現像主薬としては、現像液中に分散もし
くは溶解可能なものであれば特に限定することなく使用
することができる。
本発明で用いることができる現像主薬としては、シー・
イー・ケー・ミース、ティー・エッチ・ジェームス (
C,E、に、 Mess and T、H,James
)著「ザ・セオリー・オブ・ザ・7オトグラフイツク・
プロセス第3版(The Theory of the
 PhotographicProcess 3 rd
、 Edition)J、 293〜298頁に記載さ
れた化合物を挙げることができ、具体的な例としては (1)4−アミノ−3−メチル−N−(2−ヒドロキシ
エチル)アニリン・硫酸塩 (2)N−エチル−N−メトキシエチル−3−メチル−
p−フェニレンジアミン・p−トルエンスルホン酸塩 (3)4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−(2
−メチルスルホンアミドエチル)アニリン・硫酸塩・水
和物 (4)N、N−ジエチル−p−フェニレンジアミン・硫
酸塩、及び (5)N、N−ジエチル−3−メチル−p−フェニレン
ジアミン・塩酸塩 などを挙げることができる。
本発明で用いるカラー発色カプラーは、通常のカラー写
真法で使用される内式カプラー(バラスト型カプラー)
とは異なり、現像液中に添加して、少なくとも一部が現
像液中に溶解した状態で使用される外式カプラーであり
、本発明においては、公知の外式カプラーを使用するこ
とができる。
本発明で用いるカラー発色カプラーのうち、イエロー発
色カグラーとしては、開鎖ケトメチレン化合物(例えば
α−(4−カルボキシフェノキシ)−a−ピバロイル−
2,4−ジクロロアセトアニリドなどのアシルアセトア
ニリド)を挙げることができ、更に米国特許3,510
.306号、同3,619.189号、特公昭40−3
3775号、同44−3664号等に記載されたものを
使用することができる。
また、マゼンタ発色カプラーとしては、活性メチレン化
合物(例えば1−(2,4,6−ドリクロロフエニル)
−3−にトロアニリノ)−2−ピラゾロン、などのピラ
ゾロン類及びシアノアセトアニリド類)を挙げることが
でき、更に、西独特許公開(OLS)2.016,58
7号、米国特許3,152,896号、同3,615,
502号、特公昭44−133111号等に記載された
ものを使用することができる。
更に、シアン発色カプラーの例としては、フェノール化
合物(例えば2−アセトアミド−4,6−ジクロロ−5
−メチルフェノール)あるいはナフトール化合物(例え
ばN−(2−アセトアミド7エネチル)=1−ヒドロキ
シ−2−ナフトアミド)を挙げることができ、又、米国
特許3,002,836号、同3,542,552号、
英国特許1,062,190号等に記載されているもの
を使用することができる。
尚、上記のものの他、rThe Theory of 
Photog−raphic Process  3 
rd EditionJ (前出)、17章382〜3
95頁に記載されているものを使用することもできる。
本発明に係るカラーフィルター用現像液において、現像
液112中のカラー発色カプラーの合計量を、通常は、
0.1〜20gの範囲内に設定する。O,1gより少な
いと、充分に発色しないことがあり、他方、20gより
多く用いl;場合には、所謂カブリが発生することがあ
る。特に本発明においては、現像液IQ中のカラー発色
カプラーの合計量を0.2〜10gの範囲内にすること
により、色濁りが少なく分光特性の良好なカラーフィル
ターを製造することができる。
更に、本発明に係るカラーフィルター用現像液は、保恒
剤(例えば、亜硫酸すトリウム、ジエチルヒドロキシル
アミン)、促進剤(例えば、水酸化ナトリウムなどのア
ルカリ剤)、制御剤(例えば臭化カリウム、沃化カリウ
ム)、助剤(例えば、ポリエチレングリコールなどの水
質調整剤、シトラジン酸、イミダゾール誘導体等の色調
剤)など通常の外式現像液に含まれる添加剤を含んでも
よい。
本発明に係るカラーフィルター用現像液は、上記の成分
を水に溶解することにより調整することができる。
尚、本発明に係るカラーフィルター用現像液は、通常の
使用温度(例えば、1°C〜40°C)におけるpo値
が9,0〜13.0の範囲内になるように水酸化ナトリ
ウムなどを用いて、p!1値を調整した後に使用される
上記のようにして調整したカラーフィルター用現象液を
用いてカラーフィルターを製造する際に使用するハロゲ
ン化銀感光材料は次のようにして製造することができる
本発明の製造方法で用いるハロゲン化銀感光材料の基板
は、光透過性を有している。更に、液晶カラーデイスプ
レーなどの組立の際には、蒸着工程などカラーフィルタ
ーが高温に曝されることがあるので、基板の素材として
は、良好な耐熱性を有するものが好ましい。
このような光透過性基板を構成する素材の例としては、
ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリカー
ボネートおよび酢酸セルロースなどの高分子化合物、ガ
ラス(例えば、硼珪ガラスなど)、石英およびサファイ
アなどの無機物質などを挙げることができる。光透過性
基板は、上記の素材を用いて、板状、シート状あるいは
フィルム状などの形態で使用することができる。
光透過性基板の厚さは、用途及び材質に合せて適宜に設
定することができるが、通常は、0.5μI〜10mm
の範囲内にある。特に液晶カラーデイスプレー用として
例えばガラスを用いる場合には、0゜3〜2mL11の
範囲内の厚さの光透過性基板を用いるのがよい。
基板は、光透過性であることが必要であり、従って、本
発明においては、透明基板は勿論、半透明基板をも用い
ることができる。
尚、本発明においては、光透過性の基板の乳剤層が設け
られていない面には、アンチハレーション用のバッキン
グ層を設けるのが好ましい。バッキング層中に設けられ
ている染料は、非拡散性の染料まt;は顔料であること
が好ましい。非拡散性の染料又は顔料は、親水性コロイ
ド中に分散された状態でバッキング層として設けられる
が、現像処理後にも、各処理液中に溶出しないもの、特
に、アルカリ液中に溶出しない染料又は顔料でなければ
ならない。用いられる染料又は顔料の光吸収特性は、本
発明で使用するハロゲン化銀乳剤の分光吸収特性により
異なるが、増感色素による分光増感を施こしていないハ
ロゲン化銀乳剤を利用する場合には、500r+m以下
の光を吸収する染料又は顔料を有していなければならな
い。
バッキング層に設けられる非拡散性の染料又は顔料の使
用量は、光透過性の基板の100cm2当たり0.1m
g以上であることが好ましく、1mg以上であることが
更に好ましい。
又、バッキング層に、紫外線吸収剤を設けてもよい。紫
外線吸収剤としては、BASF社製UVINUL MS
−40又1;i CIBA−GEIGY社製TlN0V
IN■Pなどが好ましい。
非拡散性の染料及び紫外線吸収剤は該化合物を公知の高
沸点有機溶媒と酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル
、酢酸ブチル、シクロヘキサン、テトラヒドロフラン、
四塩化炭素、クロロホルム等で代表される低沸点有機溶
媒に溶解した後、界面活性剤を含有するゼラチン水溶液
と混合し、次いで撹拌機、ホモジナイザー、コロイドミ
ル、フロージェントミキサー、超音波分散装置等の分散
手段を用いて乳化分散した後、親水性コロイドバッキン
グ層側塗布組成物中に添加して使用する。
又、バンキング層にカーボンブラック分散液を用いるこ
とも好ましい。カーボンブラック分散液は、ファーネス
法又はチャンネル法の製法に基づくものでよいが、例え
ば、三菱化成製 ダイヤブラックなどが好ましい。カー
ボン・ブラック分散液は、親水性コロイド層(バッキン
グ層)に添加して使用する。
本発明に係る光透過性基板上には、直接感光剤層を塗設
することもできるが、感光剤層と基板との接着力を補強
するために下引層を介して感光剤層を設けることもでき
る。
下引層を形成する素材としては、例えば、ゼラチン、ア
ルブミン、カゼイン、セルロース誘導体、澱粉誘導体、
アルギン酸ナトリウム、ポリビニルアルコール、ポリビ
ニルピロリドン、ポリアクリル酸共重合体およびポリア
クリルアミド等を挙げることができる。下引層は、カラ
ーフィルターの分光特性を考慮すると薄いことが好まし
く、通常は、1μm以下(好ましくは0.05〜0.5
μmの範囲内)にする。
乳剤層は、ハロゲン化銀が水溶性結合剤に分散されてな
る層であり、公知のハロゲン化銀を塗布することにより
形成することができる。ただし、本発明において、分光
特性の良好なカラーフィルターを得るためには、ハロゲ
ン化銀の平均粒子径が小さいものを用いることが望まし
く、シたがって、本発明においては、平均粒径が0.L
#tm以下の、いわゆるリップマン乳剤を用いるのが好
ましい。
ハロゲン化銀としては、通常のものを用いることができ
る。即ち、塩化銀、沃化銀、臭化銀、塩沃化銀、塩臭化
銀、沃臭化銀及び塩沃臭化銀を挙げることができる。こ
れ等は単独、あるいは組み合わせて使用することができ
る。
乳剤層及びバッキング層における水溶性結合剤としては
、通常のものを使用することができる。
例えば、ゼラチン、アルブミン、カゼイン、セルロース
誘導体、澱粉誘導体、アルギン酸ナトリウム、ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸
共重合体およびポリアクリルアミド等を挙げることがで
きる。これらは、単独で、あるいは組み合わせて使用す
ることができる。
これら水溶性結合剤の中でもゼラチンが特に好ましい。
乳剤層は、上記のハロゲン化銀と水溶性結合剤を、l 
二〇〜8 : lの範囲内の重量比で含むものであるこ
とが望ましい。
なお、本発明において、乳剤層は、外式現像法における
感光材料の乳剤層に通常台まれている添加剤を含んでい
てもよい。
上記の乳剤層の厚さは、通常、0.3〜lOμmが好ま
しい。厚さが0.5μmに満たないと、充分な発色性が
発現しないことがあり、また、10μmより厚くすると
、光の透過性が低下してカラーフィルターの明度が不、
充分になることがある。特に、本発明においては、乳剤
層の厚さを0.5〜3μmの範囲内にすることにより、
得られるカラーフィルターの分光特性を向上することが
できる。
乳剤層(および下引層)は、通常の写真感光材料塗布方
法を用いて塗設される。
又、カラーフィルターにおける第1図に示す露光予定部
分16の大きさ、即ち7オトマスクの開口部15の大き
さは、得られるカラーフィルターの用途に合せて適宜に
設定することができる。ただし、露光に用いる構成の波
長よりも開口部15の幅が狭いと有効に露光を行なうこ
とができないので、開口部15の幅をこの波長よりも広
くする。ハロゲン化銀は、340〜420n[++の範
囲内の光に対して有効な感光性を有しているので、開口
部15の幅は340mm以上であり、更に、カラーフィ
ルターとしての用途を考慮すると、1μm以上にするの
が好ましい。
また、液晶デイスプレー用のカラーフィルターの場合に
は、赤色、青色及び緑色に現像された各有色部の加色混
合によって、有効に色再現を行わせるためには、開口部
5の幅は1.000μm以下(特に望ましくは500μ
m以下)であることが望ましい。
本発明のカラーフィルターの製造方法における露光時間
および光源等の他の条件については、通常の条件に従う
ことができる。
このようにして製造したカラーフィルターは、第4図に
示すような液晶カラーデイスプレー用のカラーフィルタ
ーとして有効に使用することができる。即ち、第4図に
示すように、偏光板46a、46bによって、カラーフ
ィルター43と電極48a、48bによって制御される
液晶47とが挟持されるようにカラーフィルターを配置
することにより液晶デイスプレーのカラーフィルターと
して使用することができる。
更に、そのほか従来から使用されている撮像管などのカ
ラーフィルターの代わりに有効に使用することもできる
〔実施例〕
以下、実施例によって本発明を具体的に説明する。尚、
実施例における%表示は、特に断わりない限り重量%を
表す。
実施例1 (発色現像液の調製) 下記の青色発色現像液組成物を800m Qの水に溶解
した後、更に水を加えて全量をIQにして、青色発色現
像液を調整した。
青色発色現像液組成 現像主薬・・ ・・・・・・・ ・・1.86g4−ア
ミノ−3−メチル−N−エチル−N−(2ヒドロキシエ
チル)アニリン・硫酸塩 シアン発色カプラー・・・・・・ ・0.87gN−(
2−アセトアミドフェネチル)−1ヒドロキシ−2−ナ
フトアミド マゼンタ発色カプラー・・ ・・・・1.07g1−(
2,4,6−トリクロロフェニル)−3−(p−ニトロ
アニリノ)−5−ピラゾロン亜硫酸ナトリウム・・・ 
 ・・・10.00gエチレングリコール・・・・・ 
・ 5.OO+mQポリエチレングリコール・・・  
 0.60m(2硫酸ナトリウム・・・・・・  ・ 
20.00g尚、上記の青色発色現像液に水酸化ナトリ
ウムを添加して、23°Cにおけるpllが12.0に
なるように調整した。
次いで、下記の緑色発色現像液組成物を800mCの水
に溶解した後、更に水を加えて全量を1cにして、緑色
発色現像液を調整した。
緑色発色現像液組成 現像主薬・・・・・・・ ・・・・・2.03g4−ア
ミノ−3−メチル−N−エチル−N(2−メトキンエチ
ル)アニリン・p トルエンスルホン酸塩 シアン発色カプラー・・・・・・・・1.95gN−(
2−アセトアミドフェネチル)−1ヒドロキシ−2〜す
7トアミド イエロー発色カプラー・・・・・・・0.63gα−(
2−カルボキシフェノキシ)−α−ピバロイル−2,4
−ジクロロアセトアニリド亜TiN0ナトリウム・・・
・・・・・・10.00gエチレングリコール・・・・
・・・・ 5.00m12ポリエチレングリコール・ 
 ・・・ 1.50mQ硫酸ナトリウム・・・・・・・
・・・20.OOg尚、上記の緑色発色現像液に水酸化
ナトリウムを添加して、23°CにおけるpHが12.
0になるように調整した。
同様にして、下記の赤色発色現像液組成物を800m 
Qの水に溶解した後、更に水を加えて全量をIQにして
、赤色発色現像液を調整した。
赤色発色現像液組成 現像主薬・・・ ・・・・  ・ ・3.07g4−ア
ミノ−3−メチル−N−エチル−N−(2メタンスルホ
ンアミドエチル)アニリ ン・硫酸塩・水和物 マゼンタ発色カプラー・    ・・1.07g1−(
2,4,6−トリクロロフェニル)−3−(p−ニトロ
アニリノ)−5−ピラゾロンイエロー発色カプラー・・
 ・ ・0.83gα−(2−カルボキシフェノキン)
−α〜ピバロイルー2,4−ジクロロアセトアニリド 亜硫酸ナトリウム・ ・・ ・  lo、00gエチレ
ングリコール・ ・・  ・ 5.0OLIlffポリ
エチレングリコール・・・・・ 0.85+n12硫酸
ナトリウム・ ・      ・20.00g尚、上記
の赤色発色現像液に水酸化ナトリウムを添加して、23
℃におけるpHが12.oになるように調整した。
(定着液の調製) 下記の定着液組成物に水を加えてIffにして、定着液
を調製しt;。
定着液組成 チオ硫酸アンモニウム塩・   ・・175.0g無水
亜硫酸ナトリウム・       8.5gメタ亜硫酸
ナトリウム・・ ・    2.3g尚、上記の定着液
に酢酸を添加して、25°CにおけるpI(が6.0に
なるように調整した。
(バッキング層の調製) ゼラチン水溶液に、下記化合物Y−1の分散液を加え、
更に下記化合物H−1及びH−2をIgゼラチン当たり
、それぞれ40mg及び5mg添加した。
ゼラチン水溶液は、5%になるように、あらかじめ添加
するゼラチン量を調節した。ゼラチン水溶液100m4
中に添加した化合物Y−1の量は、1.35%である。
その後、このゼラチン水溶液を、厚さ1.1+am、 
30cm角の透明な硼珪ガラス基板上に、これらの化合
物の付量が、10mg/d”mになるように、塗布乾燥
した。
又、前述の分散液は、各々の化合物1g当たりトリクレ
ジルホスフェートIgと酢酸エチル4.2mQ中に溶か
した後、ゼラチン0.83g、  トリイソプロピル−
β−ナフタレンスルホン酸ナトリウムの5%水溶液2.
63mff、水8−04mmからなる水溶液中に、添加
混合し、50°Cで超音波分散した後、酢酸エチルを除
去し、水を加えて17.16m2としたものを用いIこ
 。
((C)+ 2 = CH30zC)It ) 5cc
HzsOscHzcHi ) zNcHzcHzsOs
 K(ハロゲン化銀感光材料の調製) ゼラチンの10重量%水溶液に硝酸銀溶液と臭化カリウ
ム及びヨウ化カリウムを含む溶液とを同時に加えること
により4モル%の沃化銀を含む沃臭化銀乳液(平均粒子
径:O,O5μm、ゼラチン濃度:9重量%)を調製し
た。この調製の際の沈澱条件を0.05μmの平均粒子
径を有するリップマン乳剤が得られるように規制した。
得られた沃臭化銀乳剤に、銀1モル当たり28.3mg
のチオ硫酸ナトリウム5水塩を加え59.5℃で45分
間化学熟成した後、■−フェニルー5−メルカプトテト
ラゾール及び1−力ルポキシエチル−3,4,5−トリ
ヒドロキシベンゼンをそれぞれ銀1モル当たり6 X 
10−3モル、3.40g添加した。
更に、前記化合物H−1,,H−2をIgゼラチン当た
り、それぞれ40−g及び5B添加することによりハロ
ゲン化銀乳剤塗布液を調整した。その後、前述のバッキ
ング層を塗布した硼珪ガラス基板上のバッキング層とは
、反対の面に、乾燥膜厚3μmになるように塗布してハ
ロゲン化銀感光材料を製造した。
(カラーフィルターの作製) このハロゲン化銀感光材料の上に、−辺が150μmの
正方形の開口部を有するカラーフィルター用クロムマス
クを重ねて、タングステンランプヲ用いて第1回目の露
光を行った。
この第1回目の露光が行われたハロゲン化銀感光材料を
、液温を23°Cに調整した前記の青色発色現像液に3
分間浸漬した後、水洗し、更に表1のNo、lの組成の
白黒現像液に1分間浸漬した後、水洗し乾燥して基板上
に青色部を形成した。
次に形成した上記青色部のすぐ隣りに別のカラーフィル
ター用クロムマスクを配置し、上記と同様の方法により
第2回目の露光を行った。
この第2回目の露光が行われたハロゲン化銀感光材料を
、液温を23°Cに調整した前記緑色発色現像液に3分
間浸漬してから水洗し、更に表1のNo。
1の白黒現像液に1分間浸漬してから水洗し、乾燥させ
ることにより、基板上に緑色部を形成した。
次に、形成した緑色部の右隣り(即ち青色部の左隣り)
に3番目のカラーフィルター用クロムマスクを配置し、
上記と同様の方法により第3回目の露光を行った。
この第3回目の露光が行われたノ10ゲン化銀感光材料
を、液温を23°Cに調整した前記赤色発色現像液に3
分間浸漬した後水洗し、更に、表2のNo。
3の組成の銀源白液に6分間浸漬してから水洗し、更に
前記定着液に1分間浸漬してから水洗し乾燥させること
により、基板上に赤色部を形成した。
その後バフキング層に3%次亜塩素酸ナトリウム水溶液
を滲み込ませ、ガーゼで拭き取ることによりバッキング
層を完全に除去した。
このようにして得られたカラーフィルターを試料No、
lとする。試料No、1の作成工程において、白黒現像
液を、表1のN092〜5に変えることにより試料No
、2〜5を、又、白黒現像液に変えて表2のNo、1〜
5に示す銀源白液をそれぞれ用いることにより試料No
、6〜10を作成した。
得られた各試料No、 1−10について、青色光(B
)、緑色光(G)及び赤色光(R)を、それぞれ用いて
、各色透過元画素の濃度を開口走査面積250μm2の
マイクロデンシトメータを走査して求めた。結果を表3
−1〜3−3に示す。測定濃度は、いずれも試料No、
1の値を1としl;ときの相対値で示した。
表1 白黒現像液 表2 銀源白液 以上に水を加えて全量をlf2とし、25″Oiこお(
するpHを5.7とする。
EDTA・・・エチレンジアミン四酢酸第2鉄アンモニ
ウム塩 表3−1  各色透過元画素の測定濃度(相対値)以上
に水を加えて全量をIQとし、水酸化カリ表3−2 各
色透過元画素の測定濃度(相対値)緑色光測定 表3−3 各色透過元画素の測定濃度(相対値)表1−
1〜3−3の結果から明らかなように、本発明に基づき
製造されたカラーフィルターの各画素の濃度は、比較試
料に較べ2回目の露光・処理で得られた緑色光透過画素
において非常に高く、その傾向は、3回目の露光・処理
で得られた赤色光透過画素において更に増す。
実施例2 (ハロゲン化銀写真感光材料の作製) 実施例1と同様にして、バッキング層を設けた30cm
四方の硼珪ガラス基板のバッキング層とは反対面に、実
施例1″′C調整したハロゲン化銀乳剤塗布液において
、前記化合物H−1及びH−2を添加する前に、銀塩色
素漂白作用を示す下記化合物SC−1を銀1モル当たり
15.9g添加した以外は同じハロゲン化銀乳剤塗布液
を用いて、実施例1とC−1 (カラーフィルターの作製) 実施例■において、第1回目露光後の処理における青色
発色現像液を下記組成のマゼンタ発色現像液に変え、又
、第2回目露光後の処理における緑色発色現像液を下記
組成のイエロー発色現像液に変えた以外は実施例1と同
様にして基板上に青色部及び緑色部を形成した。
次いで実施例1と同様に第3回目の露光を行い、実施例
1と同様に赤色発色現像液から銀源白液までの処理を施
した後、水洗し、乾燥しt;。そして、M33回目露光
と同様に第4回目の露光を行ったハロゲン化銀写真感光
材料を、温度33°Cの条件下に表1のNo、lに示す
白黒現像液に1分間浸漬し水洗し、下記組成の色素漂白
液に1分間浸漬することにより第4回目の露光部におけ
る前記化合物SC−,1の消色を行った後水洗し、表2
のNo、3に示す銀源白液に1分間浸漬し水洗し、前記
定着液に1分間浸漬し水洗し、乾燥することにより赤色
部を得た。その後、バッキング層に3%次亜塩素酸ナト
リウム水溶液を滲み込ませガーゼで拭き取ることにより
バッキング層を完全に除去した。
マゼンタ発色現像液組成 マゼンタカプラー ・ ・・ ・・・ 2.0g1−(
2,4,6−ドリクロロフエニル)−3(p−ニトロア
ニリノ)−5−ピラゾロン現像主薬 ・ ・・・・・・
  ・・ 1.86g4−アミノ−3−メチル−N=エ
チル−N−(2−ヒドロキシエチル)アニリン・硫酸塩 亜硫酸ナトリウム ・・・・・・・・ 20.00gエ
チレングリコール ・・・・・・・ 5−05−0Oポ
リエチレングリコール ・・・・・ 0.60m(2硫
酸ナトリウム ・ ・・・・・・・ 20..00gな
お、上記のマゼンタ発色現像液に水酸化ナトリウムを添
加して、23°CにおけるpHが12.0になるように
調整した。
イエロー発色現像液組成 イエローカプラー ・・・・・・・・ 1.5 gα−
(p−カルボキシフェノキシ)−αピバロイル−2,4
−ジクロロアセト アニリド 現像主薬 ・・・・・・ ・・・   1.86g4−
アミノ−3−メチル−N−エチル−N−(2ヒドロキシ
エチル)アニリン・硫酸塩 ニトロトリメチレンスルホン酸 ・・ 3.00m12
亜硫酸ナトリウム ・・・・・ ・・ 20.00gエ
チレングリコール ・・・・・・  5.00m4ポリ
エチレングリコール ・・・・・ 0,60mQ硫酸ナ
トリウム ・ ・・   ・・・ 20.OOgなり1
上記のイエロー発色現像液に水酸化ナトリウムを添加し
て、23℃におけるpHが12.0になるように調整し
た。
96%硫酸  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 
・ ・ ・ ・ 40mQ沃化カリウム ・・・・・・
・・・・・ 15g2.3.6−ドリメチルキノキサリ
ン ・・ 2g水を加えて             
l(2このようにして得られたカラーフィルターを試料
No、11とする。
試料No、11の作成工程において、マゼンタ発色現像
及びイエロー発色現像後の白黒現像液を表1のNo、3
.5に変えることにより試料No、12.13を白黒現
像液に変えて表2のNo、1〜3に示す銀源白液を、そ
れぞれ用いることにより試料No、14〜16を作成し
た。
碍られた試料No、11〜16について、実施例1と同
様にして各色透過元画素の濃度を測定した。結果を表4
−1.4−2に示す。なお、赤色光測足表4−1 各色
透過元画素の測定濃度(相対値);青色光測足表4−1
.4−2の結果から明らかな様に、銀塩色素漂白用色素
及び処理を用いた際にも、本発明に基づき製造されたカ
ラーフィルターは、実施例1に同様な効果が得られてい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の製造方法のパター/露光の例を示す
断面図である。 第2図は、本発明の製造方法により得られ!;カラーフ
ィルターの一例を示す断面図である。 第3図は、本発明の製造方法により得られたカラーフィ
ルターの他の例を示す断面図である。 第4図は、液晶カラーデイスプレーの一例を示す慨念図
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 光透過性基板上にハロゲン化銀乳剤層が設けられた感光
    材料をパターン露光した後、外式発色現像処理及び現像
    停止処理により上記パターンに対応した色素像を形成す
    る工程を少なくとも2回有するカラーフィルターの製造
    方法において、前記現像停止処理液中に銀錯体の解離定
    数が10^−^6(25℃)以下である銀錯体形成化合
    物を全量で0.3モル/l以下含有することを特徴とす
    るカラーフィルターの製造方法。
JP63227279A 1988-09-09 1988-09-09 カラーフィルターの製造方法 Pending JPH0273347A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63227279A JPH0273347A (ja) 1988-09-09 1988-09-09 カラーフィルターの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63227279A JPH0273347A (ja) 1988-09-09 1988-09-09 カラーフィルターの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0273347A true JPH0273347A (ja) 1990-03-13

Family

ID=16858327

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63227279A Pending JPH0273347A (ja) 1988-09-09 1988-09-09 カラーフィルターの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0273347A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6235352A (ja) 像形成方法及びその装置
JPH0194301A (ja) カラーモザイクフィルター
JPS62136649A (ja) カラ−像形成性ハロゲン化銀リバ−サル写真要素
US2592514A (en) Multilayer photographic color film in which at least one layer contains a mixture of cyan, magenta, and yellow dye image intermediates
JPH0273347A (ja) カラーフィルターの製造方法
GB2302411A (en) Silver halide materials
JPH0229603A (ja) カラーフィルターの製造方法
KR20030040145A (ko) 직접 포지티브형 할로겐화 은 사진감광재료
US4342818A (en) Process for forming color filter
US3649281A (en) Photographic processing for photographic silver halide light-sensitive elements
JPH03209202A (ja) カラーフィルター
JPH0282203A (ja) カラーフィルターの製造方法
JPS62247361A (ja) カラ−画像の形成方法
JPH02281203A (ja) カラーフィルター
US4351898A (en) Mixed grain single emulsion layer photographic material
JPH0282204A (ja) カラーフィルターの製造方法
JPH049052A (ja) カラーフィルター用外式発色現像液及びそれを用いてカラーフィルターを製造する方法
JP2686772B2 (ja) カラープルーフの作成方法
JPH03212602A (ja) カラーフィルターの製造方法
JPH0290104A (ja) カラーフィルターの製造方法
JPH03213803A (ja) カラーフィルターの製造方法
JPH03209405A (ja) カラーフィルターの製造方法
JPH01206302A (ja) カラーフィルターの製造方法
JP2884364B2 (ja) カラープルーフ用ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH043101A (ja) カラーフィルター