JPH0229603A - カラーフィルターの製造方法 - Google Patents

カラーフィルターの製造方法

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JPH0229603A
JPH0229603A JP63179625A JP17962588A JPH0229603A JP H0229603 A JPH0229603 A JP H0229603A JP 63179625 A JP63179625 A JP 63179625A JP 17962588 A JP17962588 A JP 17962588A JP H0229603 A JPH0229603 A JP H0229603A
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JP
Japan
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color
color filter
silver
pixels
colors
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JP63179625A
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English (en)
Inventor
Riichi Nishide
利一 西出
Ken Okauchi
謙 岡内
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はカラーフィルターの製造方法に関し、さらに
詳しくは、たとえば大面積のカラーフィルターを製造す
る場合においても、画素を有するカラーフィルター層の
細線に生じるバラツキを抑制することがてきるとともに
、優れた耐熱性、平面性および色純度等を実現して画像
品質の良好なカラーフィルターを効率良く得ることのて
きるカラーフィルターの製造方法に関する。
[従来技術および発明が解決しようとする課8]光透過
性基板上に少なくとも2色の画素を有するカラーフィル
ター層を形成してなるカラーフィルターは、液晶カラー
表示装置、カラー撮像管、カラー固体撮像素子などに広
く用いられている。
そして、カラーフィルターの製造においては、いわゆる
染色法を採用して光透過性基板上にカラーフィルターを
形成する方法か広く用いられているのが現状である。
しかしながら、現状の製造方法により得られたカラーフ
ィルターを用いてなる液晶カラー表示装置においては1
画像品質が必ずしも満足すべきものではないという問題
がある。
しかも、これらの問題は大面積のカラーフィルターにお
いて一層深刻なものとなる。
すなわち、染色法により色ズレ、色ムラ、画像ムラ等の
ない良好な画像品質を有するカラーフィルターを得るた
めには、画素を有するカラーフィルター層を光透過性基
板上に形成する際に均一な露光を行なってカラーフィル
ター層の細線(輻10〜20pm程度)を各色毎にたと
えばモザイク状、ストライブ状に正確に形成しなければ
ならないのであるが、大面積(例えば300mm X 
 150mm以上)のカラーフィルターにおいては面内
における霧光量にバラツキか生じ易いので、均一な露光
量の実現か困難であり、その結果、カラーフィルター層
の細線の幅にバラツキが生じて色ズレ、色ムラ、画像ズ
レ等を招くという問題かある。
また、現状の染色法により大面積のカラーフィルターを
製造すると、画素に欠陥(例えばピンホール、欠け、所
謂ツノ等)が生じやすいので、カラーフィルターの生産
効率(所謂歩留まり)が低いという問題もある。
この発明は前記事情に基づいてなされたものである。
この発明の目的は、大面積のカラーフィルターを製造す
る場合においても、カラーフィルター層の細線の幅にバ
ラツキを生じることがないとともに、優れた耐熱性、平
面性および色純度等を実現して色ムラ、色ズレ、画像ム
ラ等を生じることのない良好な画像品質を実現するカラ
ーフィルターを効率良く得ることのてきるカラーフィル
ターの製造方法を提供することである。
[前記課題を解決するための手段] 前記課題を解決するためにこの発明者が鋭意検討した結
果、透明基板上に形成するカラーフィルター層における
2色以上の画素を、シルバーダイブリーチ法と外式発色
現像法とにより形成した場合には、驚くべきことに、大
面積のカラーフィルターを製造する場合においても、カ
ラーフィルター層の細線の幅に生じるバラツキを抑制す
ることができるとともに、耐熱性、平面性および色純度
等に優れて色ズレ、画像ムラ等を生じることがなくて良
好な画像品質を実現するカラーフィルターを効率良く得
ることができることを見出してこの発明に到達した。
この発明の構成は、光透過性基板上に形成するカラーフ
ィルター層における2色以上の画素のうち、少なくとも
1色の画素を、染料を含有する感光剤層の形成処理、黒
白現像処理、染料漂白処理および銀漂白処理をこの順に
行なうシルバーダイブリーチ法により形成するとともに
、その他の色の画素を、感光剤層の形成処理およびカラ
ー発色カプラーを含有する現像液による現像処理をこの
順に行なう外式発色現像法により形成することを特徴と
するカラーフィルターの製造方法である。
この発明の方法によりシアン、マゼンタおよびイエロー
の3色の画素を有するカラーフィルターを製造する場合
の処理の順序としては、たとえば■シルバータイプリー
チ法による画素の形成→外式発色現像法による画素の形
成の順に行なっても良いし、■外式発色現像法による画
素の形成→シルバーダイブリーチ法による画素の形成の
順に行なっても良い、さらに、■外式発色現像法による
画素の形成→シルバーダイブリーチ法による画素の形成
→外式発色現像法による画素の形成の順序て行なうこと
もてきる。
すなわち、前記■の順序による場合には、先ずシルバー
ダイブリーチ法によりシアン、マゼンタおよびイエロー
のうちのいずれか1色の画素を形成し、その後、外式発
色現像法により残りの2色の画素を形成する。
前記■の順序による場合には、先ず外式発色現像法によ
りシアン、マゼンタおよびイエローのうちのいずれか2
色の画素を形成し、その後、シルバーダイブリーチ法に
より残りの1色の画素を形成する。
前記■の順序による場合には、先ず外式発色現像法によ
りシアン、マゼンタおよびイエローのうちのいずれか1
色の画素を形成し、その後、シルバーダイブリーチ法に
より残りの2色のうちいずれか1色の画素を形成し、最
後に外式発色現像法により残りの1色を形成する。
いずれの順序によるにせよ、この発明においてはシアン
の画素をシルバーダイブリーチ法により形成し、マゼン
タおよびイエローの画素を外式発色現像法により形成す
るのが好ましい。
次に、この発明の製造方法についてシルバーダイブリー
チ法による画素の形成工程と外式発色現像法による画素
の形成工程とに分けて説明する。
(シルバーダイブリーチ法による画素の形成)この発明
の方法において重要な点の一つは、光透過性基板上に形
成するカラーフィルター層における2色以上の画素のう
ち、少なくとも1色の画素をシルバーダイブリーチ法を
採用して形成することにある。
具体的には、染料を含有する感光剤層[以下、感光剤層
(A)と言うことがある。]の形成処理、黒白現像処理
、染料漂白処理および銀漂白処理をこの順に行なって画
素を形成する。
威   Aの/ この発明の方法においては、光透過性基板上に染料を含
有する感光剤[以下、感光剤(a)と言うことがある。
]を塗布して感光剤層(A)を形成する。
使用に供される前記光透過性基板は光透過性を有してい
れば、透明であっても良いし、半透明であっても良い、
さらに、透明電極の蒸着工程などにおいてカラーフィル
ターが高温にさらされることがあるので、光透過性基板
の素材としては、良好な耐熱性を有するものが好ましい
このような光透過性基板を構成する素材の例としては、
ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレ
ート、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリエーテル
スルホン、ポリビニルアルコールおよび酢酸セルロース
などの高分子化合物、ソーダガラス、ホウケイ酸ガラス
などのガラス、石英およびサファイアなどの無機物質な
どを挙げることができる。
前記光透過性基板は、前記の素材を用いて、板状、シー
ト状あるいはフィルム状などの形態で使用することがで
きる。
前記光透過性基板の厚みは、用途および材質に合せて適
宜に設定することができるが1通常は。
0.5Bm〜10mmの範囲内にある。特に、液晶カラ
ー表示装置用の光透過性基板としてたとえばガラスを用
いる場合には、厚みが0.3〜2 m mの範囲内にあ
ることが好ましい。
また、前記感光剤層(A)を形成する前記光透過性基板
の表面は、従来よりカラーフィルターに使用されている
光透過性基板と同じ程度の表面精度を有していれば特に
制限がないのであるが、より一層の高い画像品質を実現
するためには、光透過性基板の表面精度として±0.1
 #Lmであるのが望ましい。
なお、前記光透過性基板の前記感光剤層(A)を形成す
る面とは反対側の表面には、アンチハレーション用の光
透過性のバッキング層を設けていてもよい、さらに、カ
ラーフィルターの特性を損なわない範囲内で前記光透過
性基板を着色していてもよい。
前記光透過性基板の表面には前記感光剤層(A)か形成
されるのであるが、前記感光剤層(A)と前記光透過性
基板との接着力を強化すると共に前記光透過性基板の表
面が粗面であればその粗面を平滑面にするためにも下引
層を設けるのか好ましい。
この下引層を形成する素材としては、たとえば、ゼラチ
ン、アルブミン、カゼイン、セルロース誘導体、澱粉誘
導体、アルギン酸ナトリウム。
ポリビニルアルコール、ポリビニルとロリドン、ポリア
クリル酸共重合体、ポリ塩化ビニリデン共重合体および
ポリアクリルアミドを挙げることができる。
前記下引層の厚みは、カラーフィルター層の分光特性を
考慮すると薄いことか好ましく、通常はlpm以下であ
り、好ましくは0.[15〜0.5 gmの範囲内であ
る。
使用に供される前記感光剤(a)は、少なくともハロゲ
ン化銀と水溶性結合剤と染料とを含有する。
前記ハロゲン化銀としては、たとえば塩化鋼。
ヨウ化銀、臭化銀、塩ヨウ化銀、塩臭化銀、ヨウ臭化銀
などが挙げられる。これらは、単独で使用しても良いし
、2!!以上を組み合わせて使用しても良い、これらの
中でも、好ましいのは臭化銀、ヨウ臭化銀である。
前記ハロゲン化銀は、平均粒子径の小さいものを用いる
ことが望ましく、特に、平均粒子径が0.1gm以下で
ある所謂リップマン乳剤を用いるのか好ましい。
前記ハロゲン化銀の平均粒子径が大きいと、得られるカ
ラーフィルターのシャープネスが低下することがある。
前記水溶性結合剤としては、たとえばゼラチン、アルブ
ミン、カゼイン、セルロース誘導体、澱粉誘導体、アル
ギン酸ナトリウム、ポリビニルアルコール、ポリビニル
ピロリドン、ポリアクリル酸共重合体、ポリアクリルア
ミドなどが挙げられる。これらは、単独で使用しても良
いし、2種以上を組み合わせて使用しても良い、これら
の中でも、好ましいのはゼラチンである。
前記染料にはアゾ染料を好適に用いることができる。ア
ゾ染料の中でも、特に好ましいのはビスアゾ染料である
具体的には、たとえば次式[I]と■〜■のいずれかと
の組み合わせて表わされる化合物を例示することができ
る。
■、前記式[I]において、R1か−No。
であり、R2か水素原子であり、DおよびEがである化
合物。
■、前記式[I]において、RIおよびR2か−No2
であり、DおよびEか−OCH,てあ■、前記式[I]
において。
R’が−0文であり、R2か水素原子であり、Dおよび
Eが−OCH,であり、 ■、前記式[I]において、 R1が−CIであり、R2が水素原子であり、Dおよび
Eか−OCH,であり、 ■、前記式[I]において R1が−C1であり、R2
およびDが水素原子であり、 Eか−OCH* CH20Hであり、 ■、前記式[I]において、 R1が−No2て°あり、flRおよびDが水素原子で
あり、Eが−OCH,CH,OHてあり、■、前記式[
I]において。
R1が−S Oz N H2であり HaおよびDが水
素原子であり、Eか−QCH,てあり。
■、前記式[I]において、 R1が−COC)13であり R2が水素原子てあり、
DおよびEが−OCH,であり、 ■、前記式[I]において、 R1が一502CHユであり、R2が水素原子てあり、
DおよびEが一0CH3であり、■、前記式[I]にお
いて、 R2が水素原子てあり、DおよびEが一0CH3てあり 前記感光剤(a)は、前記ハロゲン化銀と水溶性結合剤
と染料とを、(ハロゲン化銀):(水溶性結合剤)の重
量比が1 : 0.5〜1 : 100、(ハロゲン化
銀):(染料)の重量比がl:0.l〜l:50、(水
溶性結合剤)=(染料)の重量比がl:0.1〜1:2
の割合で含むものであることか望ましい。
前記感光剤層(A)は、たとえばスピンナー塗布法、ス
プレィ塗布法などの従来より公知の塗布方法を採用して
前記感光剤を前記光透過性基板上に塗布することにより
形成することができる。
このようにして形成される前記感光剤層(A)の厚みは
、乾燥厚みで1通常、0.3〜20yLmの範囲内であ
る。
この発明においては、次いで、前記感光剤層(A)の露
光を行なった後1次に詳述する黒白現像処理を行なう。
なお、露光方法には、通常のパターン露光に用いられる
方法(例えばコンタクト露光、プロキシミティー露光、
ステップ露光など)を採用することができる。
1狂里豊11 この発明の方法においては1画像露光を行なった前記感
光剤層(A)に、黒白現像液を用いた黒白現像処理を行
なって、前記感光剤層(A)中に還元銀像を生成させる
使用に供される前記黒白現像液は、たとえば現像生薬[
以下、現像主薬(D)と言う、]、現像助剤、保恒剤、
所謂現像カブリ防止剤およびアルカリ緩衝剤、さらに必
要に応じて前記現像主薬(D)および現像助剤の溶剤を
含有する。
前記現像主薬(D)としては、たとえばハイドロキノン
、クロルハイドロキノン、カテコールなどが挙げられる
前記現像助剤としては、たとえばピラゾン、ピラゾン訓
導体、メトールなどが挙げられる。
前記保恒剤としては、亜硫酸塩、アスコルビン酸などが
挙げられる。
前記現像カブリ防止剤としては、たとえば臭化物、ベン
ゾトリアゾールなどが挙げられる。
前記アルカリ緩衝剤としては、たとえば炭酸塩、水酸化
物、リン酸塩、ホウ酸塩およびメタホウ酸塩などが挙げ
られる。
前記所謂カブリ防止剤としては、たとえば臭化物、ベン
ゾトリアゾールなどが挙げられる。
前記現像主薬(D)および現像助剤の溶剤としては、た
とえばエチレングリコール、トリエタノール、ジェタノ
ールなどが挙げられる。
前記黒白現像液中における前記各種成分の含有量の一例
を示せば、前記現像主薬(D)1〜20g/fL、前記
現像助剤0.05〜8g/文、前記保恒剤1〜120 
gel、前記現像カブリ防止剤0.001〜5g/1.
前記アルカリ緩衝剤0.1〜sogixであり、さらに
前記現像主薬および前記現像助剤の溶剤を用いる場合に
は前記溶剤1〜20m1/iである。
黒白現像処理は、通常、温度20〜50℃の条件下に、
10〜200秒間、前記の画像露光した感光剤層(A)
を前記黒白現像液を収納した現像浴中に浸漬することに
より行なう。
この黒白現像処理により、前記の画像露光した感光剤層
(A)中に還元銀像(銀ネガ像)が生成する。
この発明においては、黒白現像処理の後、通常、水洗処
理を行なってから1次に詳述する染料漂白処理を行なう
染fill迫」E鳳 染料漂白処理においては、染料漂白液を用いて前記感光
剤層(A)中に含有される前記染料の色素の漂白を行な
う。
すなわち、この染料漂白処理は前記の画像露光した感光
剤層(A)が含有する前記染料中の色素のうち、画像鋼
の多い部分の色素を漂白して前記色素のポジ像を形成す
る処理である。
使用に供される前記染料漂白液は、たとえば漂白剤、銀
塩または銀錯体を形成する化合物および染料漂白促進触
媒を含有する。
前記漂白剤としては、たとえば塩酸、硫酸、硝酸等の鉱
酸:スルファミン酸、コへり酸、酢酸等の有機酸などが
挙げられる。
前記銀塩または銀錯体を形成する化合物としては、たと
えば臭化カリウム、ヨウ化カリウム、尿素、チオ尿素、
セミカルバジド、チオセミカルバジドなどが挙げられる
前記染料漂白促進触媒としては、たとえばピラジン、ナ
フタジン、キノリン、キノキサリン類、フェナジン類、
アントラキノン類、ナフトキノン類、インドフェナジン
類、N−置換イソアロキサジン類、フロキノキサリン類
、チエツキツキザリン類、ジフェニル誘導体、トリフェ
ニルメタン誘導体、ルマジン類、アロキサジン類、シン
ノリン類、オルトフェニレンジアミン誘導体などが挙げ
られる(米国特許第2,270,118号明細書、同第
2.410,025号明細書、同第2.51,884号
明細書、同第2,627,461号明細書、同第2,6
69,517号明細書、英国特許部657.374号明
細書、同第711,247号明細書、特公昭45−22
195号公報等参照、)。
前記染料漂白液中における前記各種成分の含有量の一例
を示せば、前記漂白剤1〜20g/l、前記銀塩または
銀錯体を形成する化合物0.1〜20g1見、前記染料
漂白促進触媒0.001〜10g/見である。
この発明においては、染料漂白処理を1通常、温度20
〜60℃の条件下に、10〜200秒間、染料漂白液に
浸漬することにより行なう。
この染料漂白処理により、前記の画tN光した感光剤層
(A)中の画像銀の多い部分はど漂白されて色素のポジ
像か生成する。そして1色素の漂白に利用されなかった
黒色銀はそのまま残留する場合がある。
この発明においては、染料漂白処理の後、通常、水洗処
理を行なってから1次に詳述する銀漂白処理を行なうこ
とができる。
i1亘皇1 銀漂白処理は、前記染料漂白処理を行なった画像露光し
た感光剤層(A)中に残存するすべての黒色銀を再ハロ
ゲン化して塩化銀に変える処理である。
この銀漂白処理には銀漂白液を使用する。
前記銀漂白液は従来より公知のもので良く、たとえばエ
チレンジアミンテトラアセテートの第2鉄キレートを含
む漂白液を好適に用いることができる。
この発明においては、銀漂白処理を、通常、温度18〜
60℃の条件下に、5〜500秒間行なう。
この発明において最後に形成する画素が染料漂白法によ
る場合は、銀漂白処理の後、通常、常法にしたかって水
洗→定着→水洗→安定化→乾燥の各処理を行なってシア
ン、マゼンタおよびイエローのいずれか1色の画素を有
するカラーフィルター層を形成することができる。
また、シルバーダイブリーチ法による画素の形成の後に
、別の色の画素を外式発色現像法により形成する場合は
、前記銀漂白処理の後、水洗、乾燥した後1次に説明す
る外式発色現像法を行なうことかできる。
(外式発色現像法による画素の形成) この発明の方法において重要な点の一つは、光透過性基
板上に形成する2色以上の画素のうち。
前記シルバーダイブリーチ法で形成する少なくとも1色
の画素を除いた残りの他の色の画素を外式発色現像法を
採用して形成することにある。
具体的には、光透過性基板上に塗布形成された感光剤層
(A)をシルバーダイブリーチ法で処理して画素を形成
した後、画素形成のためのマスク露光を施し、カラー発
色カプラーを含有する現像液による現像処理を行って画
素を形成することができる。また、シルバーダイブリー
チ法で画素を形成する前に、上記の方法を採用して感光
剤層(A)に外式発色現像法による画素を形成すること
もできる。
なお、この外式発色現像法において、露光方法には、前
記のシルバーダイブリーチ法の場合における露光と同様
に通常のパターン露光に用いられる方法(例えばコンタ
クト露光、プロキシミティー露光、ステップ露光など)
を採用することかできる。
支1支1 外式発色現像法は、カラー発色カプラーを含有する現像
液を用いて現像を行なうことにより、前記感光剤層(A
)中へ色素を染着または析出させる方法である。
使用に供する前記現像液は、少なくともカラー発色カプ
ラーと現像主薬[以下、現像主薬(d)と言う、]を含
有する。
前記現像主薬(d)としては、r The Theor
yof  Photographic  Proces
s  3rd  Eclitaior+、C,E、K。
Mees and J、T、Ja+*es著、293〜
29g頁」に記載された化合物を挙げることかてき、こ
の具体的な例としては、 (1)4−アミノ−3−メチル−N−(2−ヒドロキシ
エチル)アニリン硫酸塩、 (2)N−エチル−N−メトキシエチル−3−メチル−
p−フェニレンジアミン/P−トルエンスルホン酸塩。
(3)4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−(2
−メチルスルホンアミドエチル)アニリン・硫酸塩・水
和物 (4)  N、N−ジエチル−p−フェニレンジアミン
硫酸塩、および、 (5)  N、N−ジエチル−3−メチル−p−フェニ
レンジアミン塩酸塩 を挙げることがてきる。
前記現像液においては、例示した現像主薬をはじめとす
る現像主薬の内から、一種類の現像主薬を選択して使用
する。現像主薬の選択は1通常、カラー発色カプラーの
種類および組み合わせ等を考慮して行なう。
現像液中における前記現像主薬(d)は、通常は、現像
液IJL中に0.1〜10gの範囲内の含有量で含まれ
るように使用する。現像主薬(d)の含有量が0.1 
gより少ないと、有効に現像を行なえないことがあり、
また、10gより多く用いても、現像性の著しい向上は
見られないばかりでなく、現像主薬(d)の種類によっ
ては、充分に溶解しないことがある。
特に、現像液l2中に0.5〜7gの範囲内て現像主薬
(d)を用いるのか好ましく、さらに、1〜5gの範囲
内で現像主薬(d)を用いるのか特に好ましい。
このような範囲内に現像主薬(d)の配合量を設定する
ことにより、用いるカラー発色カプラーの種類に拘わり
なく1通常の温度での現像時間を適正な範囲内(例えば
1〜10分の範囲内)にすることができ、非常に作業性
が良好になる。さらに、この範囲内にすることにより、
発色性が特に良好になる傾向がある。
前記現像液中には異なる発色を示す二種類以上のカラー
発色カプラーが含まれている。
すなわち、カラー発色カプラーは、発色する波長の相違
により、マゼンタ発色カプラー、シアン発色カプラーお
よびイエロー発色カプラーに分類することがてきる。そ
して、この発明における外式発色現像法においては、こ
のうちの二種類もしくは二種類の異なる発色を示すカラ
ー発色カプラーを組み合わせて使用する。
これらカラー発色カプラーの組み合わせは、画素に現れ
る色か減色混合により発現するから、マゼンタ発色カプ
ラーとシアン発色カプラーとを組み合わせることにより
、青色発色現像液となり、イエロー発色カプラーとシア
ン発色カプラーとを組み合わせることにより緑色発色現
像液となり、マゼンタ発色カプラーとイエロー発色カプ
ラーとを組み合わせることにより赤色発色現像液となる
。そして、マゼンタ発色カプラー、シアン発色カプラー
およびイエロー発色カプラーの三種類の異なる発色を示
すカプラー発色剤を組み合わせることにより黒色発色現
像液になる。
前記カラー発色カプラーは、通常のカラー写真法で使用
される内式カプラー(バラスト型カプラー)とは異なり
、現像液中に添加して、少なくとも一部が現像液中に溶
解した状態て使用される外式カプラーであり、公知の外
式カプラーを使用することができる。
前記カラー発色カプラーのうも、イエロー発色カプラー
の例としては、開環ケトメチレン化合物[例、2−(p
−カルボキシフェノキシ)−2−ピヴアロイル−2゛、
4“−ジクロロアセトアニリドなどのアシルアセトアニ
リド]を挙げることかでき、さらに、この発明において
は、米国特許3,510.305号、同3,619,1
89号、特公昭40−:13775号および同44−3
664号などの各公報に記載されたものを使用すること
ができる。
また、マゼンタ発色カプラーの例としては、活性メチレ
ン化合物[例、1−(2,4,6−ドリクロロフエニル
) −3−(p−ニトロアニリノ)−2−ビラゾリノ−
5−オンなどのヒドラゾン類およびシアノアセトアニリ
ド類]を挙げることができ、さらに、この発明において
は、ドイツ特許公開(OLS) @2,016゜587
号、米国特許第3,152,896号、同:l、615
,502号および特公昭44−133111号などの各
公報に記載されたものを使用することができる。
さらに、シアン発色カプラーの例としては、フェノール
化合物(例、2−アセトアミド−4,6−ジクロロ−5
−メチル−フェノール)あるいはナフトール化合物[例
、N−(0−アセトアミドフェノエチル)−2−ヒドロ
キシ−2−ナフトアミド]を挙げることができ、また、
本発明においては、米国特許第3,002,836号、
同3,542,552号および英国特許第1,062,
190号等の各公報に記載されているものを使用するこ
とができる。
なお、この外式現像法で使用することのできるカラー発
色カプラーについては、前記のものの他、r The 
Theory of Photographic Pr
ocess3rd Editaion、Capter 
17 C,E、に、Mees and J、T。
Jaw+es著、382〜395頁」に記載されている
ものを使用することもてきる。
前記現像液において、現像液1i中におけるカラー発色
カプラーの合計の含有量は、0.5〜20gの範囲内に
設定するのが好ましい、 o、s gより少゛ないと、
充分に発色しないことがあり、他方。
20gより多く用いた場合には、所謂カブリが発生する
ことがある。特にこの特別な外式現像法に3いては、現
像液11中のカラー発色カプラーの合計の含有量を1〜
10gの範囲内にすることにより、色濁りが少なく分光
特性の良好なカラーフィルター層を得ることができる。
この現像液中における異なる発色を示すカラー発色カプ
ラーの配合比率は、用いるカラー発色カプラーの発色性
を考慮して適宜に設定することができる。たとえば、シ
アン発色カプラーとマゼンタ発色カプラーとを組み合わ
せる場合には、両者を重量比で、通常はl:9〜7:3
.好ましくはl:9〜4:6の範囲内にする。また、シ
アン発色カプラーとイエロー発色カプラーとを組み合わ
せる場合には1両者を重量比で1通常はl:9〜7:3
.好ましくはl:9〜4:6の範囲内にする。さらに、
マゼンタ発色カプラーとイエロー発色カプラーとを組み
合わせる場合には1両者を重層比で、通常は9:1〜2
:8.好ましくは8:2〜6:4の範囲内にする。そし
て、発色カプラーとマゼンタ発色カプラーとイエロー発
色カプラーとの王者を組み合わせる場合には、王者をほ
ぼ同量づつ配合するのが好ましい。
また、この発明の方法における外式発色現像法において
好適に使用することのできる現像液中の前記カラー発色
カプラーの合計量と前記現像主薬(d)との配合重量比
は、前記カラー発色カプラーおよび現像主薬(d)の種
類および含有率などを考慮して適宜に設定することがで
きるが、通常は、前記カラー発色カプラーおよび前記現
像主薬(d)の配合重量比を、l:9〜9:1の範囲内
にする。
さらに、前記現像液は、保恒剤(例、!i硫酸ナトリウ
ム、ジエチルヒドロキシルアミン)、促進剤(例、水酸
化ナトリウムなどのアルカリ剤)、制御剤(例、臭化カ
リウム、ヨウ化カリウム)、助剤(例、ポリエチレング
リコールなどの水質調整剤、シトラジン酸、イミダゾー
ル誘導体等の色調剤)など通常の外式現像液に含まれる
添加剤を含むものであってもよい。
前記現像液は、前記の成分を水に溶解することにより調
製することができる。
なお、前記現像液は、通常の使用温度(例えば、10〜
40℃)のおけるpH値か9.0〜13.0の範囲内に
なるように水酸化ナトリウムなどを用いて、pH値を調
整した後に使用される。
この発明の方法において、前記シルバーダイブリーチ法
を採用して形成した1色の画素以外の色の画素をカラー
フィルター層の形成は、前記現像液を用いて、たとえば
次のようにして行なうことがてきる。
まず、前記感光剤層Cb’)を通常の方法によりパター
ン露光する(第一の露光)。
第一のパターン露光を行なった後、前記カラー発色カプ
ラーを含有する現像液を用いて露光部分の第一の現像を
行なう、たとえば、カラー発色カプラーとして、シアン
発色カプラーとマゼンタ発色カプラーとを含む現像液(
青色現像液)を用いて現像を行なうことにより、露光部
分は、青色に現像される。また、シアン発色カプラーと
イエロー発色カプラーとを含む現像液(緑色現像液)を
用いることにより、露光部分は緑色に現像される。さら
に、マゼンタ発色カプラーとイエロー発色カプラーとを
含む現像液(赤色現像液)を用いることにより、露光部
分は赤色に現像される。
第一の露光部は、前記の青色現像液、緑色現像液および
赤色現像液のうちのいずれの現像液を用いて現像しても
よい。
こうして第一の露光部分の現像を行なった後。
通常、前記感光剤層(b)を酢酸および硫酸ナトリウム
などを含む停止液に浸漬して現像に伴なう反応を停止さ
せ1次いで、感光剤層(b)を水洗し、乾燥させること
によって、赤色、青色および緑色のうちのいずれかの画
素を有する第一の有色部を形成する。
次に、フォトマスクを用いて前記の第一の露光部に隣接
する未露光部分を第一の露光と同様の方法によりパター
ン露光し、その後、第一の工程て用いた以外の現像液の
内の一種を用いて現像する。さらに、所望により停止液
への浸漬、水洗及び感光などの工程を経ることにより、
第二の露光部を形成することができる。
こうして第一乃至第二の有色部を形成した後、通常は、
感光剤層(b)中の銀成分を除去する工程(漂白工程)
で、有色部を定着させる。
このようにして前記光透過性基板上に、赤色(R)、青
色(B)および緑色(G)のうち、前記シルバーダイブ
リーチ法を適用して形成する少なくとも1色の画素を除
いた残りの色の画素を有するカラーフィルター層を製造
することができる。
なお、この発明の方法においては、前記光透過性基板上
に間隙を設けて赤色(R)、青色(B)および緑色(G
)の光透過性の有色部を形成した後、この間隙をパター
ン露光してから、シアン発色カプラー、マゼンタ発色カ
プラーおよびイエロー発色カプラーを含む現像液で現像
することにより。
有色部の赤色部(R)、青色部(B)および緑色部(G
)の間隙に光非透過性区画部(ブラックストライプ)を
形成することもできる。
以上に詳述したようにして形成される前記カラーフィル
ター層の厚みは1通常、0.3〜10p−m、好ましく
は0.5〜3pmである。前記カラーフィルター層の厚
みがOjgm未満であると、発色性が充分でないことが
あり、また、10gmより厚いと光の透過性が低下して
カラーフィルターの明度が不充分になることがある。
(その他) この発明の方法においては、カラーフィルターの用途に
応じて、カラーフィルター層にエツチング処理を行なっ
て、カラーフィルター層の不要な部分を除去することも
可能である。
また1画素の形成態様はモザイク状およびストライプ状
のいずれであっても良い。
[実施例] 以下、実施例によって本発明を具体的に説明する。
(実施例1) ハロ ン      の ゼラチンの10%水溶液に硝酸銀水溶液と、臭化カリウ
ムおよび沃化カリウムを含む水溶液とを同時添加するこ
とにより3モル%の沃化銀を含む沃臭化銀乳剤を作った
。添加条件は0.05B謙の平均粒径を有するリップマ
ン乳剤が得られるように規制した。この乳剤なチオ硫酸
ナトリウムで温度60℃の条件下に100分間化学熟成
した。この乳剤の11あたりの銀量は31.8gとした
次いで、上記乳剤IJlに、シアン色素(例示化合物0
)の2%水溶液159cc、アルカノールXC(デュポ
ン社製)の2%水溶液20cc、ざらに硬膜剤として下
記化合物)1−1およびH−2をゼラチン1g当たり各
々40−g、51g添加することによって乳剤塗布液を
調整した。
化合物H−1 相当する位置に行った。
化合物H−2 ((CH2=CH3OiCH2)3ccHJOtclI
□CH2)2N−CH,CH,SO3に 得られた前記乳剤塗布液を、厚さ1.1@■の透明な硼
珪ガラス基板(30c■x :lOcm)上に乾燥膜厚
が2終畷になるよう塗布してハロゲン化銀写真感光材料
を作製した。#j付量は1.5g/rn’、シアン色素
(例示化合物■)の付量は0 、15g/ばてあった。
カラーフィルターの 第1図に示すようなり(青)、G(緑)、R(赤)の3
色のモザイクパターンを有するカラーフィルターの作製
法について以下に説明する。なお、各画素のサイズは1
50gx 150uである。
前記写真材料の上に、1辺が150井−の正方形開口部
を有するカラーフィルター用クロムマスクを重ねて、タ
ングステンランプを用いて第1回目の露光を行った。露
光は第1図においてB部分に露光された写真材料を下記
マゼンタ発色現像液に23℃で3分間浸漬した。
AftBに混合した後、水を加えて全量を11とし、水
酸化ナトリウムにてpH11,5(23℃)に調整した
次に停止液(lfL中に28%酢酸32 m又と硫酸ナ
トリウム45gとを含有)に30秒間浸漬してから5分
間水洗した後、下記組成の銀源白液て漂白(23℃、2
分間)を行なった後、2分間水洗し乾燥させることによ
って、基板上にマゼンタ色素を形成した。
記組成のイエロー発色現像液に23℃で3分間浸漬した
後、前記停止液に30秒間浸漬してから5分間水洗し、
1回目と同様に漂白、水洗、乾燥して基板上にイエロー
色素を形成した。
双nエロ組肚處 臭化アンモニウム ・・・・旧・・・旧・・・・・・−
−−−−16(L、0gアンモニア水(28%)−・・
・・・・・・・・・・・・・・・25.0+s又エチレ
ンジアミン四酢酸鉄ナトリウム塩・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・130.0g氷酢酸 ・・・・
・・・・・ ・・・・・・・・・・・・  ・・・・・
−14,0−見本を加えて全量を1文とする。
次に、上記処理後の写真材料上へ、露光部が第1図にお
けるG部分となるように別のカラーフィルター用クロム
マスクを配置し、第2回目の露光を行った。
この第2回目の露光が行われた写真材料を、下AをBに
混合した後、水を加えて全量を141とし、水酸化ナト
リウムにてpH11,5(23℃)に調整した。
次に、上記処理後の写真材料上へ、露光部が第1図にお
けるR部となるように別のカラーフィルター用クロムマ
スクを配置し、第3回目の露光を行った。
この第3回目の露光か行われた写真材料を、下記組成の
赤色発色現像液に23°Cで3分間浸漬した後、第2回
目と同様、停止、漂白、水洗、乾燥して基板上にマゼン
タ及びイエロー色素を形成した。
AをBに混合後、水を加えて全量を1文とし、水酸化ナ
トリウムにてpH11,5(23℃)に調整した。
次に、上記処理後の写真材料上へ、露光部か第1図にお
けるR部となるようカラーフィルター用クロムマスクを
配置して、第4回目の露光を行った。
この第4回目の露光が行われた写真材料を、温度33℃
の条件下に1次のように処理した。
白黒現像     1分間 水 洗     1分間 染料漂白     1分間 水 洗     1分間 銀漂白      1分間 水 洗     1分間 定 着     1分間 水 洗     4分間 乾燥 ここで、各処理に使用した浴は下記の組成を有するもの
である。
〈白黒現像液組成〉 亜硫酸ナトリウム      20 gハイドロキノン
        10 g水酸化カリウム(48%水溶
液)5ccジエチレングリコール     20 cc
ジメドン            0.7g炭酸ナトリ
ウム        20 g臭化カリウム     
    9g チアジアゾール        0.05g水を加えて
          1文 〈染料漂白液組成〉 96%硫酸         40m文沃化カリウム 
        15g2.3.6−)リメチルキノキ
サリン 2g水を加えて          11 〈銀源白液組成〉 前記の銀源白液組成と同じものを用いた。
〈定着液組成〉 チオ硫酸アンモニウム    175.0g無水亜硫酸
ナトリウム     8.5gメタ亜硫酸ナトリウム 
    2.3g水を加えて          l!
l(酢酸を用いてpH−6,0に調整、)このようにし
て得られたカラーフィルターは、いずれも−辺か150
pmの正方形の青色部、緑色部および赤色部が朋珪ガラ
ス基板全体に均一に形成されており、各色共、色濁りは
認められなかった。
また、カラーフィルターをオーブンに入れて180°C
に6時間保った後の各色の分光透過率を測定したところ
、各色とも殆ど変化が認められなかった。特に色素現像
剤によって形成された色素を有する緑色フィルタ一部、
青色フィルタ一部の650n■における透過率は全く変
化せず、耐熱性に優れていることを確認した。
(実施例2) 前記実施例1において、ハロゲン化銀写真感光材料に含
有されるシアン色素(例示化合物0)を例示化合物■、
■、■に代えたほかは前記実施例1と同様にしてカラー
フィルターを作成した。
得られたカラーフィルターの特性につき、前記実施例1
と同様にして評価を行なったところ、良好な特性を有し
ていることを確認した。
4、図面簡単な説明 第1図はこの発明の製造方法により得られるカラーフィ
ルターの一例を示す正面図(塗面より見た図)であり、
第2図は同じくその断面図である。
l・・・フィルター層、2・・光透過性基板。
第1 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光透過性基板上に形成するカラーフィルター層に
    おける2色以上の画素のうち、少なくとも1色の画素を
    、染料を含有する感光剤層の形成処理、黒白現像処理、
    染料漂白処理および銀漂白処理をこの順に行なうシルバ
    ーダイブリーチ法により形成するとともに、その他の色
    の画素を、少なくとも、感光剤層の形成処理、カラー発
    色カプラーを含有する現像液による現像処理をこの順に
    行なう外式発色現像法により形成することを特徴とする
    カラーフィルターの製造方法。
JP63179625A 1988-07-19 1988-07-19 カラーフィルターの製造方法 Pending JPH0229603A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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