JPH02719A - レゾルシノールの製造方法 - Google Patents

レゾルシノールの製造方法

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JPH02719A
JPH02719A JP63324712A JP32471288A JPH02719A JP H02719 A JPH02719 A JP H02719A JP 63324712 A JP63324712 A JP 63324712A JP 32471288 A JP32471288 A JP 32471288A JP H02719 A JPH02719 A JP H02719A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はレゾルシノールの製造方法に関し、さらに詳し
くはジイソプロピルベンゼンのヒドロペルオキシド化に
よるレゾルシノールの製造方法に関する。
〔従来の技術〕
レゾルシノール、すなわち1.3−ベンゼンジオールは
フルオレセイン、エオシン等の染料、合成薬及び写真現
像薬の製造における使用;試薬、還元剤、外部脱水剤(
Oxternal  dehydrant) 、防腐剤
、酵素阻害剤及び殺菌剤としての使用等の種々の工業的
用途を有している。レゾルシノールを製造する周知の方
法はスルホン化−溶融処理を経る方法であった。別の方
法はアクリル酸メチルとアセトンからの4−オキソカプ
ロン酸メチルの環化、及びその後の脱水素を経る方法で
ある。
1972年にスタンフォードRe5earch In5
fi−tu teの研究員がヒドロペルオキシド化を経
由するレゾルシノールの新しい製造ルートを開発した。
スタンフォード法はベンゼン及び/またはクメンをプロ
ピレンヤアルキル化してm−ジイソプロピルベンゼン(
m−DIPB)を製造し、ついでm−DIPBを酸化し
てジイソプロピルベンゼンジヒドロペルオキシド(DH
P)とする工程を含む。DHPは酸触媒の酸で分解して
レゾルシノール及びアセトンを生成させる。
それ以来、ヒドロペルオキシド化によるレゾルシノール
の製造に関する数多くの特許が出された。
住友化学(株)による実施されていると思われる1つの
工業的方法は部分的に須田ら米国特許3953521 
、英国特許921557 、須田ら米国特許39504
31 、須田ら米国特許3923908、須田ら米国特
許3928469、及び特公昭61−327及び特開昭
58−88357に記載されている。住友法は1O−2
0vojl!%の2%水酸化ナトリウム(NaOH)溶
液等のアルカリ触媒を95−115℃の温度及び大気圧
〜10気圧の空気圧で用いる、液相中のm−及びp−D
IPBのヒドロペルオキシド化によるm−及びp−DH
Pの連続製造を包含する。
ヒドロペルオキシド化産物は4%水酸化ナトリウム水溶
液で抽出して、未反応m−DIPB及びジイソプロピル
ベンゼンモノヒドロペルオキシド(MHP)からDHP
及びm−ジイソプロピルベンゼンヒドロキジヒドロベル
オキシド(HHP)を分離する。
MHP/m−D I PB画分はヒドロペルオキシド化
反応器に循環させる。DHP及びHHPのナトリウム塩
を含有する水溶液形態のDHP/HHP画分は80℃に
加熱し、メチルイソブチルケトン(M I B K)で
抽出してDHP及びHHPを回収する。ついでDHP/
HHPのMIBK溶液を有機溶媒で洗浄して1()IP
含量を減じ、0.5−2%濃硫酸(HgSO4)等の酸
触媒及びある場合には過酸化水素(HX O,)と混合
してDIPをレゾルシノールもしくはハイドロキノン及
びアセトンに分解する。ついで分解産物をアンモニア水
で中和し、蒸留して粗レゾルシノールもしくはノ\イド
ロキノンを得る。粗レゾルシノールを精製する方法は浜
田ら米国特許3929920.3911030.396
9420 、特開昭78−53626及び 英国特許2
061926 Aに記載されている。
三井石油化学工業(株)によって実施されていると思わ
れる前′の工業的方法は南部ら米国特許4237319
 、今井ら米国特許42673B?、中和ら米国特許4
283573、今井ら米国特許4339615、及び特
開昭61−180764及び59−212440に開示
されている。三井法はm−DIPBを、アルカリ水溶液
条件下例えば2%水酸化ナトリウムの存在下80〜11
0℃でm−DIPBの少なくとも90%を反応させるに
十分な時間分子状酸素でヒドロペルオキシド化する工程
を含む。ヒドロペルオキシド化産物をトルエンに溶解し
、水酸化ナトリウム水溶液をさらなる使用のためヒドロ
ペルオキシド化反応器に循環する。トルエン溶液を少量
の硫酸の存在下過剰の過酸化水素で処理してHHP及び
m−ジイソプロビルベンゼンジカルビノール(DCL)
をDHPに変換する。副生水を共沸により連続的に除去
する。ついでD HPのトルエン溶液を実質上過酸化水
素不存在の濃硫酸で分解してレゾルシノールとアセトン
にする。分解産物を硫酸ナトリウム水(Nag S O
a )で洗浄し、蒸留して粗レゾルシノールを得る。
アセトン/レゾルシノール混合物からのレゾルシノール
の回収方法は浜本ら米国特許4273623に記載され
ている。酸分解反応混合物にレゾルシノールの重量に基
いて20〜70重量%の水を加え、蒸留に付してアセト
ンからレゾルシノール含有濃縮物を分離する。粗レゾル
シノールの追加的精製方法は浜本ら米国特許42399
21及びカナダ特許1115733に記載されている。
上述された工業的方法は各々DIPBをDHP及び他の
副生物に変換するための、酸素もしくは空気及び水酸化
ナトリウム水を用いるペルオキシド化工程;ペルオキシ
ド化副生物からD)(Pを分離するための抽出工程; 
DHPをレゾルシノールもしくはハイドロキノン及びア
セトンに分解するための、硫酸を用いる酸開裂工程;中
和工程;及び粗レゾルシノールもしくはハイドロキノン
を精製するための蒸留工程を包含する。
住友法での抽出工程は4%水酸化ナトリウムでの苛性抽
出と引き続いてのMIBKでの有機抽出を包含する。住
友法は酸開裂工程で硫酸に加え過酸化水素を用いている
。三井法での抽出工程はトルエンでの有機抽出のみを包
含し、ついで過酸化水素での酸化及び水の除去を行う。
住友法での中和はアンモニア水と硫酸水素アンモニウム
水((N Ha ) HS O4)の除去によっている
ものと思われる。三井法での中和は硫酸ナトリウム水及
び引き続いての硫酸水素ナトリウム(NaH804)水
の除去によっているものと思われる。各方法における有
機溶媒、MIBK及びトルエンはそれぞれ蒸留工程で除
去され、有機抽出工程での使用のために循環される。
DIPBのヒドロペルオキシド化は目的とするDHPに
加え種々の副生物を生ずる。酸化産物からの分解を伴わ
ないDHPO単離はいくつかの特許開示の目的であった
。英国特許出願GB 2071662Aはm−DIPB
からのレゾルシノールの製造に三フフ化ホウ素等の超酸
(superacids)の使用を開示している。上記
参照の英国特許921557は周囲温度よりより高い温
度(例えば80℃)ではるかに有利にアルカリ水溶液か
らDHPを抽出できることを開示した。しかしながら直
接抽出法は非常に重要な問題、すなわち、アルカリ抽出
処理中のDHPのHHP (及びより少ない程度でDC
L)への分解を有している。住人化学(株)はD 11
 Pの抽出法に関するいつかの特許を有している。カナ
ダ特許1056407に記載された1つの住友法は各段
の間に温度勾配をつけた向流多段抽出によるDHP抽出
を開示しており、この方法では抽出はすべて0〜85℃
の温度で行われ、アルカリ水溶液を低い方の温度域に供
給する。別の住人特許である、米国特許3932528
はアルカリ抽出中のDHP損失を防止するためにアルカ
リ水溶液に0.01〜111t%のアンモニアもしくは
芳香族アミン(溶液重量基準)を加えることを開示した
本発明の目的は工業的方法におけるレゾルシノールの収
率を改善することである。本発明のさらなる目的はヒド
ロペルオキシド化工程におけるD HPへの選択性を改
善することである。
〔発明の概要〕
本発明の目的はヒドロペルオキシド化ルートによるレゾ
ルシノールの製造のための新しい方法によって満足され
る。一般に本発明方法は以下のごとく進行する。m−D
IPBに冨んだフィード流を新規な無水非アルカリ処理
を用いてヒドロペルオキシド化する。ヒドロペルオキシ
ド化産物を希水酸化ナトリウムで抽出して未反応m−D
IPB及びその他のヒドロペルオキシド化産物からm 
−D HP及びm−HHPを分離する。
m −D HP / m −HHP産物を水酸化ナトリ
ウム溶液から有機溶媒、好ましくはMIBKで再抽出し
、ついで好ましくは過酸化水素溶液で酸化して純m−D
HPを得る。ついでm−DHPを微量の、三フッ化ホウ
素及び塩化第二スズよりなる群から選ばれた触媒の存在
下で分解してレゾルシノール及びアセトンを併産する。
D HP/HHPヒドロペルオキシド化産物からのレゾ
ルシノールの収率は85〜90%である。レゾルシノー
ルの総括モル収率はm−DIPBから80〜86%であ
る。
〔好ましい態様の詳しい開示〕
本発明方法においては図面に図式的に示すように、多量
のm−DIPBと約6%より少ないo−D、IPBより
なるフィード流を非水、非アルカリ系巾約85〜95℃
で酸素を用いて酸化する。
ヒドロペルオキシド化産物を住友法と同様に希水酸化ナ
トリウム水で抽出してD HP/HHP画分を分離する
。MHP/未反応DIPB画分を含有する約80%の残
存ヒドロペルオキシド化産物をさらなるヒドロペルオキ
シド化のためフィード流に循環する。水酸化ナトリウム
水溶液を熱MIBKで再抽出してDHP/HHP産物を
回収する。
MIBKを蒸発させる。ついで好ましくはDHP/HH
P産物をトルエンに溶解し、少量の硫酸の存在下過酸化
水素で処理してDHPを分解することなく大部分のHH
P;f:DHPに変換する。
最後に新規触媒、好ましくは三フッ化ホウ素(BF、)
−エーテラート(e thera te)を用いてDH
Pをレゾルシノール及びアセトンに分解する。
触媒は非常に有効で微量で十分である。別法として塩化
第二スズまたは塩化第二鉄を分解工程の触媒として用い
ることができる。分解産物は適当な手段、例えば希水酸
化ナト1)、ラムによる洗浄及び蒸留によって精製して
レゾルシノールを得る。
本発明のヒドロペルオキシド化法には3つの独特な工程
がある。それらは(1)m−DIPBのm −D HP
へのヒドロペルオキシド化、(2)過酸化水素(H,o
z )による副生物m−HHPのm−DHPへの酸化、
及び(3)m−DHPのレゾルシノール及びアセトンへ
の分解である。
残りの工程は(1)ベンゼンのプロピレンによるフリー
デル−クラフッアルキル化によるm−DIPBの製造、
(2)希水酸化ナトリウムによるヒドロペルオキシド化
混合物からm −D HP / m −HHPの抽出、
及び(3)公知技術によるレゾルシノールの分離及び精
製を包含する。
m−DIPBのペルオキシド 先行技術のヒドロペルオキシド化法では、DTPBを空
気もしくは分子状酸素で加圧した反応器中でpHを7〜
9に維持するのに十分な希水酸化ナトリウム水の存在下
酸化する。本発明においては酸素によるDIPBの酸化
は希水酸化ナトリウム水を用いずに行う。
先行技術のヒドロペルオキシド化法では、m−DIPB
を液相中酸素と80〜130℃で反応させる。工業的規
模の処理では反応をその範囲の上の方の部分の温度であ
る、95〜100℃で行う。より高い温度では蒸発を防
ぐためにより高い圧力を必要とする。m−DIPBはま
ずモノヒドロペルオキシド(MHP)に酸化され、つい
でジヒドロペルオキシド(DHP)に酸化される。
MHPもDHPもペルオキシド化条件では熱的に不安定
なので、より高い温度では他の多くの産物も生産される
。酸化の初期段階ではDIPBの濃度がMHPよりはる
かに大なのでMHPが主産物である。DHPに酸化され
る一方、M HPはまた1つの酸素を失ってモノカルビ
ノール(MCL。
イソプロピルフエニルジメチルカルビノール)を生成し
、これはついで以下のごと(酸化されてヒドロキシヒド
ロペルオキシド(HHP)になる:DHP      
           HHP同時にMHP及びDHP
からメタノールが脱離して、より少ない量の対応モノケ
トン(M K T)及びケトンヒドロペルオキシド(K
HP)が生成する。K I−I Pはメタノール分子を
もう1つ失ってジケトンを生ずることができる(DKT
、1.3−ジアセチルベンゼン)。
DCL及びDCLの脱水によって生成するジイソプロピ
ルベンゼンオレフィンカルビノール(OL CL)であ
る。
MHP KT D HP           K HPDIPHの酸
化のための先行技術系で用いられた’In度(80〜1
30℃)でのケトン生成/カルビノール生成比は約1/
3である。最後にHHPは酸素を失ってシカルビノール
(DCL)を生成することがある。上述のすべての生産
物がm −DIPHの酸化産物中に見い出された。しか
しながら、もっとも多量に存在する3つの産物はMCL
D L CL      CH。
スlJ虹−1 無水、非アルカリ条件下でのヒドロペルオキシド 表Iは非水非アルカリ媒体中でのCPグレードm−DI
PBのヒドロペルオキシド化による生産物の分析を示す
ヒドロペルオキシド化は攪拌機、温度計、還流冷却器及
び気泡管を備えた11三・ノ首フラスコ中で行った。フ
ラスコ中の反応混合物を、約100d/minの酸素を
反応混合物中にバブリングさせながら、加熱マントルで
目的とする温度に加熱した。
m−MHP/m−D I PBの循環を用いない、初期
ヒドロペルオキシド化では、700gのCPグレードm
−DIPB、及び51%m −M HP /m−DIP
B混合物である開始剤を出発物質として用いた。引き続
いての循環実験(循環実験1〜9)では、循環m−MH
P/m−D I PB画分(通常約650 g)を十分
に新鮮なm−DIPBと混合して750gの出発物質と
した。
ヒドロペルオキシド化生4時開缶に反応混合物から少量
のサンプル(0,5g)を抜き取り、ヨウ素滴定してM
HP%として表される縮退酸化物濃度を求めた。
MHP%= (mfo、IN NazSzOz溶液]  (Q−1)
  (MWMI(P ) xlOO〔サンプル重量、g
) X 2 x1000MHP%滴定値が約75−80
%に達したときにヒドロペルオキシド化を停止させたが
、通常約16〜24時間要した。
ヒドロペルオキシド化産物を希アルカリ水溶液で抽出し
てDHP/HHP産物を得た。約2:1比のMHP/D
 I PBを含有する残余有機層を循環した。循環ヒド
ロペルオキシド化においては、循環プロセスを通して同
じモルのMHP及びDIPBを維持するため、循環M)
(P/DIPBを、取り除かれたDHP/HHPの量と
等しい新鮮DIPBと混合した。実際の操作においては
、この要求をみたすため9循環のヒドロペルオキシド化
のすべてにおいて一定重量のヒドロペルオキシド化フィ
ードを仕込んだ。
P 表   ■ m−D I PB、 100%循環力鵠のDHP/HH
P表   1(続き) 蹴−田 瀕一羽 8御δ あ−田 あ あ−86 お−濱 釘−郭 73.3 161.0 89.5 75.4 100.3 85.5 75.9  96.5 83.6 五、9 126.4 87.8 あ、2 183.0 86.1 76.5  84.3 8B、2 77.7 128.0  B4,7 73.5  79.5 82.2 75.7  83.8 8L、Q 7L6  77.0  ?3.6 76.7 1国、5  &3.6 父、9 59.7 61.6 軸、2 男、6 鑓、9 5.1 61.6 田、7 巽、4 ω、4 9  24 11r7−93 1−9平均 印、3 14.8  1.7 (支)、7 稔、5 41.7 羽、4 ・ 48.8 招、6 40.8 5.1 32.6 42.4 9.0 2.7   76.9 12.5 2,2   85.0 17.2.2.2   88.7 8.0 2.6   75.5 9.9 2,7   78.6 7.9 2.5   76.0 7.4 3.8   66.1 4.6  4.2   52.2 8.5 2.5   77.0 ■。
2゜ 3゜ ヨウ素滴定による。
高性能液体クロマトグラフィー分析()T P L C
)より計算した。
これらの変換率は変りやすい(variable)苛性
抽出条件下で得られれたデータから計算した。
1、ヨウ素滴定による。
2、高性能液体クロマトグラフィー分析(HP L C
”)より計算した。
3、これらの変換率は変りやすい(variable)
苛性抽出条件下で得られたデータから計算した。
表■の2.4及び6欄はそれぞれHHP、DHP及びM
HPwt%として表したヨウ素滴定の結果を表す。ヨウ
素滴定によって、単一のヒドロキシペルオキシドである
かのどと(計算されたサンプル中の活性酵素の量が求め
られる。この方法は異なるヒドロペルオキシドを識別す
るのに用いることはできない。
表Iの8.9及び10欄に示すデータは高性能液体クロ
マトグラフィー(HP L C)分析によって得られた
。これらのブタは各循環のヒドロペルオキシド化につい
てのDTPHの正味変換率及びDHP及びHHPの正味
生産(mo1%として)を示す。表Iの最終行は循環1
〜9についての平均値を示す。
ヒドロペルオキシド混合物の定量はHPLC分析によっ
て行った。D)[’、MHP、DCL。
0LCL、DKT、MCLXMKT及びHl(Pの純サ
ンプルをHPLCデータの検定のために使用した。結果
を表Hに示す。
’AU CPm−DIPnのヒドロペルオキシド化からの生産物
の組成成     分   m1% DCI、0LCL DKT IIIIP DHP MC
L MHP MKT DIPB咋【J 生産物  0.4 正味生産   0.4 循環I及び2 生産物  0.4 仕込み  0.3 正味生産   0.1 循環 3 生産物  0.6 仕込み  0.3 正味生産   0.3 循環 4 /を産物  0,7 仕込み  0.5 正味生産   0.2 約L) 生産物  0.9 (1込み  0.6 正!L生産   0.3 0.3  <0.1  1.7  14.8   B、
2 40.0  !、10.3  荀、+   1.7
  14.8  8.2 40.0 1.1お、7 一圓、3 0.5  <0.1  2.7  9.0  9.8 
48.1 1.5  2?、90.2  0  0.5
  1.4  7.8 39.3 1.1  49.4
0.3  <0.1  2.2  7.6  2.0 
 8.8 0.4  −21.50.7 司、1  3
.0  13.6 10.2 45.6  +、6  
24.60.4  0  0.8  1.1  9.1
 44.7 1.4  42.20.3  <0.1 
 2.2  12.5  1.1  0.9 0.2 
 −17.60.8.<0.1  3.5  19.7
  9.9 42.3 1.6  21.50.6  
0  1.3  2.5  8.7 3!1.0 1.
5  4G、10.2  <0.1  2.2  1?
、2  1.2  3.3 0.1  −24.62.
0  d)、1  3.9  10.6  +3.3 
5.1 1.3  22.90.7  0   1.3
  2.6  9.0 3り、6 1.5  44.7
1.3  0.1  2.6   B、0  4.3 
 5.5 −0.2  −21.8咋り玉 生産物 仕込み 正味生産 位しユ 生産物 仕込み 正味生産 咋128 生産物 仕込み 正味生産 股しユ 生産物 仕込み 正味生産 循環1−9 総/を産 表   ■ (続き) CPm−DIPBlのヒドロペルオキシド化からの生産
物の組成成    分   m1% DCL 0LCL DKT HHP DHP MCL 
MHP MKT DIPBl、1  2.0  <0.
1  4.2  10.6 12.7 41.0’1.
10.7  1.2  0  1.5  0.7  i
o、1 36.7 0.90.4  0.8  司、1
  2.7  9.9  2.6  4.3 0.22
7.2 48.2 −21.0 1.1 1.0 0.1 2.3  <0.1  4.8  10.6 12.1
 43.2 1.5  24.42.1 0.02 2
.3  2.7 1!、8 37.7 1.2  4+
、20.2  <0.08 2.5  7.9  0.
5  5.5 0.3  −16.81.8  3.5
 0.Q5 7.3  11.0 12.3 .10.
3 1.6  22.20.9  2.8 0  3.
5  3.6 1+、8 42.8  +、5  34
.20.9  0.7 0.(153,87,40,5
−2,50,1−12,02゜7 1.5 1.2 5.1  0.1  9.5  13.8 13.6 
35.5 1.9  23.03.1  0  5.3
  4.2 11.11 3[+、5 1.6  34
.12.0 0.1 4.2 4.6 1.8 −3.
0 0.3  用、!3.5 5.8 0.7 22.4 75.1  13.8 22.8  1.4146、4 実施例1及び表■に示されるごとく、1G回のヒドロペ
ルオキシド化循環後、合計1120gのDHP/HHP
産物が得られた。HP L Cデータから、7つの循環
操作についてDHP十HHP生産物流中の平均DHPm
oJ%は、生産物流中に抽出されそこから除かなければ
ならない少量のMHPを除外して77%であったことが
計算された。平均DTPB変換率が42.4%であった
ことも見い出された。生産物(DHP+HHP)対循環
(MHP+DIPB)の比は9回の循環について106
.5:668〜1:6.3であった。これらの値は引き
続いての工業用m−DIPBを用いる実験で得られた値
より低い。下記表■に記載した引き続いての実験によれ
ばDIPBの50%変換率に対して1:4の比を予想す
ることができる。
実施例工の結果を水性、アルカリ性ヒドロペルオキシド
化処理と比較するため、2%水酸化ナトリウム水溶液の
存在下で4つのヒドロキシペルオキシド化実験を同じ装
置を用いて行った。結果を表■に示す。圧力反応器は用
いなかったので、実験は1気圧、100℃に限定した。
現在の工業的方法はより高い温度とより高い圧力を用い
るものと思われる。
同じ1βフラスコを2%水酸化ナトリウム水65gの存
在下での、開始剤として56%m−MHP30gを含有
するCPm−DIPB600gのヒドロペルオキシド化
のために用いた。
引き続いての、循環MHP−D I PBを用いるヒド
ロペルオキシド化は循環MHP−DIPBと追加の新鮮
m−DIPBよりなる650gの仕込みで行った。
ヒドロペルオキシド化は非水、非アルカリ媒体中よりは
るかに遅かったので反応温度は95〜100℃に上げた
非水ヒドロペルオキシド化からのデータと比較し得るデ
ータを得るため、1気圧より大きい圧力及び100℃よ
り高い温度の使用をさけた。
一般に上述したと同じ仕上げ操作を行った。循環Oのヒ
ドロペルオキシド化実験後、水層を分離し、該実験から
の産物を等重量の10%水酸化ナトリウム水で抽出した
。循環l及び2の実験からの生産物は等重量の4%水酸
化ナトリウム水で抽出した。10%水酸化ナトリウムで
の抽出により、より少ない量のD HP/HHP産物を
含有する循環MHP/D I PBを得た。ヒドロペル
オキシド化産物の組成を前と同様にして計算し、表■に
示した。
胆L1 生産物 正味生産 咋しユ 生産物 仕込み 正味生産 遁勇−又 生産物 仕込み 正味生産 (2)Ll 生産物 仕込み 正味生産 表   ■ 2%−〇H存在下でのCPm−DIPI3からのヒドロ
キシペルオキシド4b’!、物も15( DLC0LCL  DKT、)(HP  DHP  M
CT  MHP  MKT  DIPBo、6 0.6 2.0   <0.1  4.9  6.5   +1
.9  36.2  1.0   36.92.0  
 <0.1 4.9  6.5  11.9 36.2
 1.0  −63.11.7 O15 1,2 4,7<0.1  8.0  6.7  15.8  
33.8  2.0   27.31.7  0  1
.5 0.8 11.0 33.5  +、0  50
.03.0   (0,16,55,94,80,31
,0−22,72,48,6<0.1 9.6  3.
7  1B、3 28.7 2.9  25.71.2
  3.9   0  3.2  0.5″  13.
9 29.4 1.7  46.11.2  4.7 
  <0.1  6.4  3.2   4.4  −
0.7  1.2  −20.44.0 1.9 2.1 10.8 7.5 3.3 <0.1  6.7  3.7  23.3  25.
1  3.5   22.80  3.5  0.7 
 17.9 30.2 2.9  35.4<0.1 
 3.2  3.0   5.4  −5.1  0.
6  −12.6表■と■のデータの比較から、無水、
非アルカリ媒体中でのm−DIPBのヒドロペルオキシ
ド化が多くの面で希水酸化ナトリウム水の存在下でのヒ
ドロペルオキシド化より優れていることが明らかである
。まず、ヨウ素滴定からMHPiyt%として計算され
る平均最終ヒドロペルオキシド濃度は9回循環の非水ヒ
ドロペルオキシド化について76.7%であったが、2
%水酸化ナトリウムの存在下での3回循環についての対
応値は52.7%であった。第2に、ヨウ素滴定で求め
たD HP /HHP画分の平均DHP%は前者につい
ては83.6%、後者については69.3%であった。
DHP/DHP+HHPの値はそれぞれ77.0%及び
43.6%であった。非水非アルカリ媒体でのヒドロペ
ルオキシド化はm−DIPBのより高い変換率と目的物
へのより優れた選択性を与えると結論される。循環Oの
ヒドロペルオキシド化(純DIPB酸化)を比較すると
、苛性抽出は87.0gのDHP/HHP画分を生産し
たが、非水系では161.0gのDHP/HHP画分を
生産した。
最初の3つの循環については、平均DHP /11肝産
物は非水系の107.7gに対し、78.0 gであっ
た。酸化処理における水の添加は進行を遅らせる。
水酸化ナトリウム水の存在下でのm−DIPBのヒドロ
ペルオキシド化は実際非水媒体中でのヒドロペルオキシ
ド化に比しはるかに遅い速度で起こると思われる。
水酸化ナトリウム水の存在下でのDIPBのヒドロペル
オキシド化は非水系のそれに比べより遅い反応なので、
より低い品質のDHP/HHP画分を生成するものと予
想される。実際このことが観察された。水酸化ナトリウ
ム水実験からのD HP / HHP産物の平均選択率
は非水系についての77.0mo1%に比べ43.6m
o1%であった。
結果についてのやや大ざっばすぎるが可能な説明は以下
のごとくなされる: DIPBのDHPへのヒドロペルオキシド化において、
大部分のDHPは の連鎖成長(chain  propagation)
において生産される。
ところが、いくつかのHHPがDHPの分解、例えば から生産される。
D HPの速い酸化においては、連鎖成長は急速に起こ
り、DHPの生産を有利にする。酸化が遅くなったとき
にのみ、DHPの分解が競合的になりより多くのHHP
が生産される。
ヒドロペルオキシド化混合物中のHHPの濃度が増すに
つれて、HHPは分解して2次産物であるDCL、0L
CL等を生ずるようになる。
より遅いヒドロペルオキシド化を埋め合わせるため、先
行する工業的方法はより高い反応温度及び圧力を採用し
、その結果より多くの副生物を生産することになる。
本発明の非水ヒドロペルオキシド化法は高い生産物選択
性を達成するためのより低い反応温度、理想的には約8
5℃及びより低い圧力での操作を可能にする。従って本
発明の酸化処理は圧力反応器を考慮することなく開放系
で行うことができる。
本発明方法はフィード流中のDIPBが多量のm−DI
PBと約6%より少ないo−DiPBとからなるとき、
もっとも優れた結果を生ずる。ベンゼンのプロピレンに
よるアルキル化によって製造される工業的に入手可能な
りIPBは通常3つの異性体(01m及びp)のすべて
を含んでいる。
分別蒸留によってm−DIPBからo−DIPBを分離
することは困難なので、DIPBフィードに許容される
〇−異性体の量を決定することが重要である。
2.5%及び5%o−DIPBを含有するm−DIPB
の合成フィードを調製し、循環ヒドロペルオキシド化研
究に用いた。表■及び■はこれらの実験の結果を示す。
大流1 2.5%0−DIPBを含有するm−DIPBのヒドロ
ペルオキシド 2.5%o−D I PBを含有するm−DIPB75
0gのヒドロペルオキシド化を1iフラスコ中の非水、
非アルカリ媒体中85〜88℃及び1気圧で前記したと
同じ操作を用いて行った。すべての実験において生産物
を等重量の4%水酸化ナトリウム水で一度抽出してDH
P/HHP画分を分離した。水酸化ナトリウム水溶液を
2倍重量のMIBKで1回、ついで等重量のMIBKで
1同各80℃で抽出してDHP/HHP画分を回収した
。再び、生産物及び循環MHP/DIPBの両方をHP
LCで分析してその組成を求めた。
スIL−土 5%o−DIPBを含有するm−DIPBのヒドロペル
オキシド 5%o−DIPBを含有する3 50 g m −DI
PHのヒドロペルオキシド化を非水非アルカリ媒体の5
00 rdフラスコ中85〜92℃、1気圧で過酸化物
濃度が約50〜70%MHPとなるまですなわち約24
時間行った。生産物を等重量の4%水酸化ナトリウム水
で1回抽出した。DHP及びHHPのナトリウム塩を含
有する水酸化ナトリウム水溶液を2倍容量のMIBKを
用い80℃で2回抽出してD HP / HHP産物を
単離した。
MIBKの蒸発後、残渣をHPLCで分析してD HP
 / HHP含量を求めた。
表■及び■のデータの表Iのデータとの比較は次のごと
くを示す: +11  ヨウ素滴定によって求めた最終ヒドロペルオ
キシド濃度はCPグレードm−DIPBの場合において
10−15%高い。
(2)苛性抽出によって得られたDHP/HHP画分は
2.5%及び5%o−DIPBを含有するm−DIPB
を用いた実験においてより少ないDHP (滴定による
DHP%)を含有する。滴定による平均DHP%はCP
グレードm −DIPBについては83.5%、2,5
%o−DIPBを含有するm−DIPBについては73
.5%、5%o−DIPBを含有するm−DIPBにつ
いては69.9%であった。
(3)CPグレードm−DIPB実験によるDHP/D
HP+HHP値(平均77%)はo−DIPBを含有さ
せた実験での値(それぞれ65.5%及び60.6%)
よりも高く、もっとも高い値を示した。
ヒドロペルオキシド化副生物の分析はDTPBフィード
中の0−DIPBの存在が0LCL。
MKT等の副生物の生産を増加させることを明らかにし
た。CP−DIPBのヒドロペルオキシド化産物中の平
均0LCL及びMKTmo1%はそれぞれ0.61%及
び0.25%であった。5%〇−DrPBを含有するD
IPBでの対応値はそれぞれ2.75%及び0.58%
であった。
従って、m−DIPBフィード中のより高い率のo−D
IPBはm−DIPBのヒドロペルオキシド化速度を減
するのみならず、目的とするm−D HP及びm −I
4 HP産物への選択性を減すると結論できる。
製造例 5 o−DIPBを高比率で含有するm−DIPBのヒドロ
ペルオキシド合成反応 最初の供給時にそれぞれ10%、26%、38%、及び
43%のo−DIPBを含有するm−DIPBに対して
ヒドロペルオキシド合成反応を行うのに同様の手順を使
用した。この手順は、o−DIPBの含有率を相応して
変えた点を除き、5%o−DIPBに関して説明した手
順と同一であった。26%o−DIPB含有の工業的グ
レードを有するDIPBを1つの実験に使用することに
より、38%o−DIPBを含有する回収DIPBが得
られ、この回収DjPBを別の実験に使用した。38%
o−DIPBを含有するDIPBの回収作業にて、ヒド
ロペルオキシド合成反応の最初のリサイクルから得られ
た回収DIPBは43%おo−D I PBを含有して
いることがわかり、更に別の実験用のチャージとして使
用した。
10%及び26%の〇−異性体を含有するm−DIPB
のヒドロペルオキシド合成反応は、−回のリサイクルだ
けではm−DHPの十分な歩留りを上げることはできな
かった。即ち、DCL、0LCL、及びMUTを含む望
ましくない副産物の生成量が相当増加した。26%〇−
異性体を含有するm−DfPBを使用したとき、4工%
のm−DIPB転化を得るのに64時間(標準試験の場
合の2倍)を費した。38%〇−異性体含有のm−DT
PBを使用した同様の実験において、DIPB転化率は
64時間を経て26%に過ぎなかった。これらの2つの
実験から、 M)IP/DIPB再循環物のヒドロペルオキシド合成
反応を行うことは不可能であった。38%o−DIPB
を含有するm−DIPBのヒドロペルオキシド合成反応
から得られるMIIP/DIPB再循環物を酸素雰囲気
中にて85℃で加熱したとき、ヒドロペルオキシドの濃
度は増加しなかった。これらの2つの作業で生成される
ヒドロペルオキシド合成反応生成物は、望ましいDHP
/HHP生成物の場合よりも高い副産物濃度を有してお
り、このことはDHP、HHP、及び恐ら<MHPも相
当分解していることを示すものであった。
データによって、DIPB中の〇−異性体の比割が約6
0%を超えるとき、DIPBのヒドロペルオキシド合成
反応は同一実験条件にてますます異なってくることが確
定された。
追加実験から、非水性の非アルカリ性媒体におけるp−
DIPBのヒドロペルオキシド合成反応はm−DIPH
のヒドロペルオキシド合成反応とは異なって作用すると
いうことが示された。本発明の条件に基づく100%p
−DIPBのヒドロペルオキシド合成反応からは、従来
技術における水性のアルカリ性ヒドロペルオキシド合成
反応工程の歩留りを改善させることは示されなかった。
その上、驚くべきことに、酸化副産物、p−MHP/p
−DIPBが続くヒドロペルオキシド合成反応のために
倶給流れにリサイクルされたとき、無水性の非アルカリ
性条件の下でヒドロペルオキシドは生成しなかった。
m−DIPBのヒドロペルオキシド合成反応の際、o−
DIPBは酸化されないので、未反応DIPB流れにて
累積してゆき、このためo−DIPBの濃度はDIPB
のリサイクル数に伴って増大する。
1%以下の〇−異性体を含有する工業用DIPB供給を
期待するのは非現実的であるということが一般に認識さ
れる。従って、ヒドロペルオキシドの低歩留りを引き起
こす。−DIPBの蓄積を防止するために、高比率のo
−DIPBを含有する未反応DIPBの部分をリサイク
ル流れから戻して、異性体化用のアルキレーション・プ
ラントに送り返すことが必要である。この処理作業は、
各リサイクル後に再循環されたDIPBの部分を分流す
るか又は数リサイクル後に未反応DXPBを全て排除す
るかの何れかによって行うことができる。
製造例 6 回収量−MHP及びm−DIPBの再循環比が80%で
ある、1.2%0−DIPBを含有するm−DIPBの
ヒドロペルオキシド合成反応1.2%o−DIPBを含
有するm−DIPBのヒドロペルオキシド合成反応は前
述したと同様の手順を使用することによって行った。D
HP及びHHPを除去するために水酸化ナトリウム溶液
を用いて抽出した有機物相を水で洗浄した後、4人のふ
るいを用いて乾燥し、更にリンコ蒸留器(Rinc。
evaporator)中でフラッシュ蒸留してリサイ
クル流れから約20%の未反応DIPBを除去した。
気液クロマトグラフィー分析(GLC)によって、フラ
ッシュ蒸留物は30%ものMHPと比較的少量のMLC
とを含有していることがねかりた。
MIBKを使用してDI(P及びHHPのナトリウム塩
を含む水酸化ナトリウム溶液を抽出処理することにより
、DHP及びHHP画分を回収した。
実験結果を表■に示す。
製造例 7 再循環比が100%である、1.2%o −DIPBを
含有するm−DTPHのヒドロペルオキシド合成反応 ヒドロペルオキシド合成反応の各サイクルは、350g
の新しいDIPBを供給すると共に、MHP−D I 
PBの混合物をリサイクルすることニヨって行った。ヒ
ドロペルオキシド合成反応を行った後、同重量の4%水
酸化ナトリウム溶液を使用して生成物を2回に亘って抽
出し、この結果より一層完全なm−DHP抽出を確実に
した。リサイクル流れにおけるm−DHPの濃度は1%
以下であると確定された。m−DHP及びm−111P
のナトリウム塩を含む水酸化ナトリウム水溶液を、その
2倍の容量のMIBKを使用して80℃で2回に亘って
抽出処理することにより、m−DHP及びm−HHPを
回収した。MIBK抽剤を蒸発した後、生成物をHP 
L Cによって分析した。
実験結果を表■に示す。
製造例 8 回収量−MHP及びm−DIPBの再循環比が80%で
ある、工業用m−DIPBのヒドロペルオキシド合成反
応 工業用m−DIPB試料を18.925リツトル(5ガ
ロン)入手して、何ら処理を加えることなく使用に供し
た。この工業用m−DIPBをGLCで分析した結果、
純度が98%のm−DIPBであることが判明した。主
な含有不純物は、0.8%o−DTPBと、0.4%p
−DIPBと、0.2%以下のトリメチルインダンであ
った。製造業者が提供した技術資料によれば、m−DI
P896%以上、o−DIPB1.5%、及びDIPB
0.5%であった。
ヒドロペルオキシド合成反応は、約30111o2%の
新しいD I PB、 25moj!%の再循環DIP
B。
及び45ないし50mof%の再循環M HP 、並び
に少量のMCL、HHP及び0LCLを含有する350
gのフィードを使用して行った。同重量の4%水酸化ナ
トリウム水溶液(約400mff1)を使用して2回に
亘って生成物を抽出して、D 11 P及びHHPを除
去した。抽出した有機物相を100−の水で洗浄した後
、35−14人のふるいを用いて乾燥し、更にろ過した
。ま・、た、MHP / DIPB再循環物の試料をH
PLCで分析した。
水酸化ナトリウム水溶液をその2倍の容量を有するMI
BK (1回当り800+d)を使用して80℃で2回
に亘って抽出処理することにより、DHP/HHP生成
物を回収した。MIIP /DIPB再循環物をリンコ
蒸留器(Rinco  evaporator)中でフ
ラッシュ蒸留して、各リサイクルから約20%の未反応
DIPBを除去した。実験結果を表■に示す。
表・ ■ 1.2%o−DIPB含有のm−DIPBからのDII
P/HIP生成物、再循環比80%リ   実験条件 
    DHP/HHP   MHP/DIPB再循環
サイクル 時間 温 度 MHP’重量 DHP’)重
量 MHPl)o−DIPB回数 hrs、   t 
   % g  %  g   %   %0 40 
87−89 80.1 76.4 84.7 281 
 61.I   N、D、’)1 24 86−87 
78.0 66.3 80.8 307  53.4 
  N、D、3)2 24 86−87 73.4 6
4.4 76.7 3[1856,7N、D、’)3 
24 86−87 78.8 69.9 81.9 3
04  57.6   N、0.3)4 24  86
  60.5 49,6 62.7 318  45.
9   N、D、3)5 24  85  54.4.
47.2 68.7 314  43.9   N、D
、’)6 24  85  63.0 55.7 75
.5 314  48.3   N、D、3)7  2
4    B5   69.9 63.3 76.9 
308   52.3    N、0.’ン8 24 
 85  76.3 66.9 82.1 304  
56.7   N、0.3)9 24  85  75
.1 68.4 80.7 303  52.7   
N、0.3)10 24  85  78.1 60.
383.0 311  60.3  4.5平均値(1
−10)     ?0.8 61.2 76.9 3
09  52.8脚注1) ヨウ素還元滴定による数値 脚注2)  HPLC分析からの計算値脚注3) 分析
感度以下 表  ■(続) 1.2χo−DIPB含有伽−DIPB?#l DII
P/HHP生成物、再循環比80χリ   実験条件 
 DIPB    真 生 成 物t〉サイケ11  
時間 温 度 転化率2′DHP  HHPDIIP/
DIIP+H1lP回数 hrs、   ”C%   
Moj2χ Mo 1 !    %0 40 87−
89  63.6  14.0  4.0   77.
81 24 86−87  50.1  9.7  3
,2   75.22 24 86−87  44.3
  9.6  3.2   75.03 24 86−
87  50.3  11.4  4.4   72.
24 24   B6   42.6  4.9  2
.9   62.85 24   B5   30.1
  4.8  2.7   64.06 24  85
   44.9  7.7  4.0   65.87
 24   B5   46.8  8.8  4.2
   67.78 24  85   46.4  1
0.4  3.1   77.09 24  85  
 47.2  10.6  3,1   77.410
 24  85   41.7  9.3  2.8 
 76.9平均値(1−10)      44.4 
  B、72  3.36  72.2脚注1) ヨウ
素還元滴定による数値 脚注2)  HPLC分析からの計算値脚注3) 分析
感度以下 平均値(1−7) 平均値(1−9) 呵却注1) 脚注2) 脚注3) 表 ■ 85〜87 78.1 65.6 83.285〜87
  B1.2 70.0 82.987  70.6 
60.5 75.587〜89 70.4 62,3 
76.5g9  64.8 63.1 70.087〜
88 62.1 675 71.4B7  64.3 
65.3 70.787  64.1 63.4 67
.287  55.1 58.4 62.885〜87
 36.1 47,4 32.968.2 64.6 
73.5 63.2 62.0 67.8 ヨウ素還元滴定による数敏 HPLC分析からの計算値 分析感度以下 55.0 62.1 54.0 53.4 50、8 49.8 49.3 44.7 28.5 53.1 N、 D、 31 N、 0.3) N、 D、” N、D、” N、 D、” N、D、” N、 D、3) N、0.3) N、 D、 31 9.3 リ   実験条件 サイクル  時間  温  度 回数 hrs、   ”C 04085〜87 12485〜87 32487〜89 52487〜88 93285〜87 平均値(1−7) 平均値(1−9) 表  ■(続) D[PB真 転化率”  DHP %   Moff1χ 63.2  12.0 46.8  11.5 39.9   8.2 40.8   8.6 44.4   7.8 47.0   7.8 43.2   7.5 46゜56,5 44.3   4.5 40.2   2.3 44.1   8.27 43.7   7.19 脚注1) ヨウ素還元滴定による数値 脂性2)  HPLC分析からの計算値脚注3) 分析
感度以下 生成物2′ HHP Dllr’/DHP+l1111’Moffχ
 % 3.3 78.4 3.7 75.7 4.3 65.6 4.7 64.7 6.0 5G、5 5.9 56.9 6.0 55.6 5.1 4B、2 4.7 48.9 2.1 52.3 5.10 61.9 4.72 60.4 表 ■ 表 IX ((売) 平均値(1−9) 脚注1) 脚注2) 71.2 67.9 72.8 86.0 80.2 81.4 75.2 81.1 B3.4 78.1 75.6 48.7 59.2 74.4 72.2 73.4 75.8 76.3 81.8 76.6 70.9 81.4 82.1 83.6 86.9 84.8 85.1 84.6 84.9 83.1 84.9 84.4 ヨウ素還元滴定による数値 HPLC分析からの計算値 60.3 56.0 58.8 62.6 61.6 61.7 60.4 59.7 59.9 58.9 60.0 04085〜B6 75.6  15.3L  24 
 85  34.27.22 24  85  45.
0  8.93 32  85  65.8  14.
74 32  85  50.5 10.35 32 
 85  57.9 12.76 32  85  5
3.1  1137 32   B5  52.2 1
2.38 32   B5  54.9 13.29 
32 85  52.9 11.6平均+a(1−9)
      51.8  11.4脚注1) ヨウ素還
元滴定による数値 脚注2)  HPLC分析からの計算値83.6 75.0 71.2 79.9 72.5 75.6 73.9 73.2 78.1 73.4 75.0 93.4 92.3 94.7 92.0 95.3 93.9 95.6 87.5 90.9 92.4 92.8 脚注4) 分析感度以下 脚注4) 分析感度以下 未反応DIPBの80%リサイクルによりオルト−異性
体1.2%を含有するメタ−DIPBのヒドロペルオキ
シド化は第■表に示すような支持する結果を引き起こし
た。リサイクルが進行するにつれ最終MHP%における
減少はそれほど重要ではなかったし、DHP/HHP留
分の平均重量は10サイクルに対し61.2 gであっ
た。さらに注目すべきことに、第1表に示されたように
、DHP/HHP留分の滴定によるDHPの平均%は1
00%リサイクル系に対する67.8%と比べて、76
.9%であった。リサイクルDIPBの20%を転換す
ることでDHP/HHP生成物におけるDHP%をほぼ
10%上昇したことが認められた。
9リサイクルから回収されたMT(P−D I PB留
分(第4表参照)を未反応メタ−DIPBを回収するた
めに薫留した。気液クロマトグラフィー(G L C)
による回収されたメタ−DIPBの分析は不純物として
9.3%オルト−異性体と4.8%1、I、3.−)リ
メチルインダン(TMI)を有することを示した。増進
するリサイクルによるメターDIPBヒドロペルオキシ
ド化における劣化はリサイクルにおけるオルト−DIP
B?ffi度の累積によって引き起こされることは結果
を支持する。
同様に、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)によ
り測定されたD HP / D HP + HHPモル
%は60.4%に比べ、72.2%であった。したがっ
て、DIPBの80%リサイクルによるヒドロペルオキ
シド化は好ましいヒドロペルオキシド(DHP/HHP
)へより高い選択性を引き起こすことが結論付けられた
実施例6.7のデータに基づき、リサイクルにおけるオ
ルト−異性体の濃度が約6%以下に保たれるという条件
で、環式バッチ操作において85°C11気圧、サイク
ルにつき45−55%のDIPB転化でメタ−DIPB
が約95%の選択性でメターDHP/メターHHP生成
物3:lの混合物にヒドロペルオキシド化されることが
結論付けられた。
市販用のメターDIPB、50モル%メタ−DIPB、
40モル%MHP、5モル%MCLを含有する供給原料
を用いる実施例8の環式バンチヒドロペルオキシド化に
おいて、2.5モル%がメターDHP/メターHHP生
成物25モル%を生成するために酸化され、25モル%
回収されたDIPBの25モル%未反応メターDIPB
20モル%がヒドロペルオキシド化ヘリサイクルされ、
5モル%が繰り返しのために製造元へ移された。第■表
に示された結果はヒドロペルオキシド化の9サイクル後
、最終M HP 濃度において実質的には変化がなかっ
たことを示している。最終M HP ?m度における僅
かな変化は一定温度浴を用いなかったためにおそらく温
度の変動によって引き起こされた。滴定により測定され
たDHP/HHP留分ノD HP ’lIA度もHPL
C分析ニ分析側ヨリ測定DHP/DHP+HHP%の値
もリサイクルの数により非常に多くは変化しなかった。
最も注目すべきことに、リサイクルD I P B 流
動におけるオルト−DIPHの濃度は3.0−5.4%
の範囲、十分に6.0%という最高の許容される不純物
レベル以下の範囲に留っていた。即ち、リサイクル流動
におけるオルト−D I PB濃度の累積がなければメ
タ−DIPBのヒドロペルオキシド化は劣化されない。
DHP/HHP生成物の平均収率は以下の式より92.
8%と計算された。
(メタ−HHPからメタ−DHPへの転化)メタ−DI
PBのヒドロペルオキシド化は殆どメターDHP/メタ
−HHPの3:1混合物を生成する。あいにく、この生
成物は申し分のないレゾルシン収率を得るために用いら
れ得ない。殆ど全てのレゾルシンへのメタ−DHPの酸
触媒による分解は純粋なりHPの使用を必要とする。
DHPから)IHPを分離する実用的な方法がなく、H
HPちまた酸触媒によって分解されるので、酸触媒によ
る分解が成される前に、HHPをD HPへ転化するよ
う方法が展開されなければならない。
米国特許第4,283,570号、4,267.387
号に記述された方法の改良化は有利であると確定された
。前技術方法は芳香族炭化水素溶媒中で過酸化水素の不
均一系を用い、共沸蒸留によって共に生成する水を継続
的に除去する必要性を強調している。
本発明の過酸化水素酸化方法は継続的に水を除去しない
。MIBKの存在はMIBKと過酸化水素の間の反応を
乗り越えるために過剰量の過酸化水素の使用を必要とす
るので、メターDHP/メターHHP留分からMIBK
を蒸発させることは有利であると確定された。MIBK
の蒸発に次いで、メターDHP/メターHHP留分を好
ましくは過剰量の過酸化水素の使用を必要としないトル
エンに溶かす。過酸化水素の化学量論的量は即時の方法
に用いられうる。13−18%過酸化水素と同じ程低い
濃度がDHP+HHPについて88.3%のレゾルシン
を生成するために用いられた。以下の実施例におけるよ
うに、より高い濃度も用いられうる。好ましくは触媒と
して少ない、効果的な量の硫酸が加えられる。
(実施例 9) スターラー、温度計、還流冷却器を備えた100d三ロ
フラスコに75−のトルエンに溶かしたD HP/HH
P混合物7.5gを入れた。フラスコを40℃に維持し
た水浴中で攪拌しながら加熱した。2.55 gの50
%過酸化水素、0.953gの96%硫酸、3.552
 gの水から成る水溶液、即ち1.5モル濃度の硫酸、
660モル濃度の過酸化水素、DHP/HHP混合物に
おける21モル%)(HPに基づく400%過剰の過酸
化水素に匹敵する水溶液をフラスコに加へ、その混合物
を40℃で1時間強く攪拌した。それを室温まで冷却し
、混合物を分液ロウトヘ移した。分解生成物を2−の水
で洗い、10%炭酸ナトリウム(Naz CO3) 5
滴で中和した。それを室温で45分間モレキュラーシー
ブ4A5 gで乾燥し、そのモレキュラーシーブを濾過
により除去した。トルエン溶媒を三ロフラスコに戻し、
50℃に加熱した。水浴を取り外し、フッ化ホウ素触媒
を活発な発熱反応が起こるまで液体表面下に加えた。必
要であれば、温度を50℃に維持するためにフラスコを
水浴で冷却した。反応がおさまった後、分解を完結する
ためにフラスコを水浴中50℃で45分間加熱した。
室温まで冷却した後、反応混合物を分液ロウトヘ移し5
0m1の水を加えた。分液ロウトを強く振った後水相が
中性になるまで10%の炭酸ナトリウム水溶液を滴下し
つつ加えた。トルエン相を分離し、水相はレゾルシンを
回収するために各々50m1のエーテルで3回抽出した
。化合したエーテルとトルエン溶液を乾燥するまで蒸発
させ、レゾルシン含有量を測定するため残留分をHPL
Cにより分析した。
l−一人 DHP/HHPの過酸化水素を有する酸化とD II 
P   (D HPに に度 皿Lz) 100゜0 96.6 81.0 82.1 79.4 82.4 75.1 74,4 70.0 70.4 54.1 76.6 67.5 77.4 68.9 75.9 67.4 85.0 76.7 78.4 (DHP+旧IP  (DHP に a)−艮■) 96.6    93.1 70.3   103.6 70.7   104.6 60.0   112.1 54.0   112.3 48.5    125.8 58.5   116.3 57.9    120.5 61.8   116.9 61.9   112.3 (DtlP+HHP 」J匹Ω− 93,1 88,6 89,8 92,0 86,2 79,5 87,8 90,8 85,1 88,6 1、実験2−5.7−9の平均(実験1.6は市販用の
操作において典型的なりHP純度であると見なされない
ので除外した。) 第X表の実験1  (DHPの収率で93.1%)はD
HP/HHP試料におけるHHPの濃度が概算的にOで
あるので最高のレゾルシン収率を意味している。第X表
の結果は過酸化水素処理後レゾルシンの収率において注
目に値する増進を示している。DHP+HHPに関する
レゾルシンの収率は、過酸化水素処理によってDHPに
転化された最初の供給原料におけるH HPの70−9
5%を指示する79.5−92%に変化している。これ
らの実験の供給原料はメタ−DIPHのヒドロペルオキ
シド化から直に得られ、DHPへ酸化され得ない不純物
が含まれていたので、これらのレゾルシン収率は最高の
達成できる収率に接近しているものと見なされうる。
回収された過酸化水素溶液は、DHP/HHP混合物の
次の酸化のために6.0モル濃度過酸化水素供給原料に
調製された50%過酸化水素保存溶液と混ぜられる。ト
ルエン中の酸化されたDHP/HHP生成物はモレキュ
ラーシーブを用いるような適切な知られた方法によって
乾燥されうる。
水の除去は次の実験におけるフッ化ホウ素によるメタ−
DHPの分解に重要であることが条件付けられた。
(レゾルシンへのメタ−DHPの分解)三段階のヒドロ
ペルオキシド化方法の最終段階は酸触媒存在下共に生成
するレゾルシンとアセトンへのメタ−DHPの分解であ
る。現在の市販用の方法において、この分解は一般に硫
酸のような、無機酸である。プレーンステッド(Bro
nsted)酸触媒の少量の存在化、組成パーセントの
範囲で行なわれる。分解生成物、通例有機溶媒に溶解し
た分解生成物は、希薄アルカリで中和され次に粗レゾル
シンを得るために蒸留される。
フッ化ホウ素と塩化第二スズ、好ましくは無水フン化ホ
ウ素もしくはその鎖体から成る基より選ばれたルイス(
Lewis)酸を用いるメタ−D)IPの分解のための
改良された方法は本発明により与えられる。第x■表に
示された結果からフン化ホウ素触媒の活動度は通例の触
媒より高いことが示される。これはメタ−DHPの分解
におけるフッ化ホウ素の使用にとって明確な利点である
。メタ−DHPの分解は、注目すべきことにより少量の
触媒、例えば約50℃の温度で、10 1100pp、
および1O−50ppn+のように低い触媒を用いるこ
とで達成される。
メターDHP留分はフン化ホウ素での分解に先立って上
述したように乾燥されなければならない。
水分含有量が高くなればなるほど必要とされる触媒の量
が多くなることが認められた。水は好ましくない分解生
成物の生成を促す劣った活性酸触媒種を生成することで
フッ化ホウ素の活動度を低下させる。概算の含水量の上
限は0.1重量%であると測定された。
(実施例 10) 200−のフラスコに溶媒(トルエンもしくはMIBK
)751n1と6モル濃度の過酸化水素、1.5モル濃
度の硫酸を含有する水溶液15m1を入れた。室温で3
0分間攪拌した後、水相を分解し溶媒を50℃で30分
間5gの乾燥試剤(無水硫酸ナトリウムもしくはモレキ
ュラージープ4A)で乾燥させた。溶媒は50℃でDH
Pの分解を開始するのに必要な多量のフン化ホウ素−エ
チルエーテルを用いてメタ−DHP (>純度90%)
7.5gを分解するために用いられた。1時間反応後、
反応混合物を室温まで冷却し、溶媒をリンフ(Rinc
o)エバポレーターを用いて40℃4mm圧で蒸発させ
た。回収された固形物を秤量しレゾルシンに関してHP
LCにより分析した。レゾルシンの収率をHPLC分析
における試料の重量とレゾルシンの重量%から計算した
。その結果を第XI表に示す。
濠−m=進上 レゾルシンの収率に関する 溶 中の水の、イ“ 実験        乾燥  溶媒中  用いた77化
ホウ素  レゾルシン1号 皿 跋剋 L水」−リ促1
11■畦)収率L■    トルエン  無し   0
.029     0.035      75MIB
K  無し 2.5 0.20 1、 カールフィッシャー により測定された値 (Karl Fisher)方法 (実施例 11) スターラー、温度計、還流冷却器を備えた100−三ロ
フラスコに、75−のMIBK (もしくはトルエン)
に溶かしたメタ−DHP15gを入れた。フラスコを5
0℃に維持した水浴中で攪拌しながら加熱した。マイク
ロリッターシリンジを用いて、フン化ホウ素エーサレイ
ト(BF3  ・Et、o)25マイクロリツター(2
5X 10−mf)をレゾルシンへのメターDIP分解
を開始するためにフラスコへ充填した。反応1時間後、
反応混合物を室温まで冷却し、少量の試料をGLCによ
って分析した。反応混合物を直ちにリンフ(Rinco
)エバポレーターに移し、溶媒を40℃、4mm圧(ト
ルエンが溶媒として用いられている場合はより高い圧力
)で蒸発させた。回収された固形物を秤量しHPLCに
より分析した。
レゾルシンの収率をHPLC分析における試料の重量と
レゾルシンの重量%から計算した。
第x■表は単に僅かな割合のメタ−HHPだけを含有す
るメタ−DHPの分解からのレゾルシンの収率を示す。
溶剤と スー−二XI m−DIPの純度がレゾルシノール IBK トルエン MIBK MIBK 101.1 95.9 85.3 77.9 98.0 95.9 84.3 72.7 ヨードン肯定によるm−DHPの% BF、エーテレート 本実験では96%H2So、を使用した。
測定せず 前記分解生成物をGLC又はHPLCで分析した場合両
者とも、いずれもレゾルシノールに対して高い選択性を
示した。従来技術のヒドロベルオキシデーション法では
、純度の高いレゾルシノールを得ることは困難である。
三弗化硼素触媒を使用するメリットは明らかである。純
度が劣るm−DHP(他の成分はm−HHPとm −M
 HPである)を使用しても、レゾルシノールの収率は
純粋なm−DHP(90%)を硫酸触媒で分解する場合
よりも優れている。
表X■は、m−DIPBのヒドロベルオキシデーション
による生成物を苛性ソーダ抽出して直接得たm−DHP
/m−HHP混合物の分解結果を要約したものである。
m−DHPにもとすくレゾルシノールの実際の収率は理
論的収率より2.7%ないし33.7%低かった。一般
に、純度の低いm−DHPを分解した場合には、レゾル
シノールの収率は低い。しかしこれは驚くにあたらない
というのは、仕上げ作業に普通2日ないし3日がかり、
またレゾルシノールは非常に反応性の高い化合物であっ
て特に酸性の触媒が存在する場合には二次生成物が生じ
やすいからである。
犬−xm− m−DHPの純度に基く レゾルシノール 力のヒ 製品の純度 レゾルシノール のχ 86.9 75.0 48.0 31.0 30.0 22.5 21.5 収率% (四ム]焦L 91.5 82.7 72.7 54.7 54.6 34.3 49.3 ■ m−DHPのmol した値。
%はHPLCにより測定 実[ 以下の方法は三弗化硼素触媒を使用してm −D HP
 / m −HHP混合物を分解した時のデータをより
正確に求めるためのものである。
攪拌機、温度計および逆流コンデンサーを備えた100
m1の三ツロフラスコに、75m1のトルエンに溶かし
た7、5gのm −D HP / m −HHP混合物
を入れた。このフラスコをウォーターバス中で攪拌しな
がら50℃に加熱した。ウォーターバスから外してから
、15−150マイクロリツトルの三フッ化弗化硼酸エ
ーテレートをマイクロリフドルシリンジと長い針を使っ
て液面下に注入した。フラスコを水冷したウォーターバ
スで冷却し、反応熱を除去した。フラスコを45分間5
0℃に保ち、次いで室温に冷却した。フラスコの内容物
を150艷の分液漏斗に移し、これに50m2の水を加
えた。数分間振盪したのち、水溶液相のpl+が中性(
pH=7)になるまで10%の炭酸ナトリウム水溶液を
滴下した。トルエン相は分離し、水溶液相は一回当り5
0m1のエーテルで三回抽出した。
エーテルとトルエンを併せた溶液は蒸発乾固し、残渣を
秤量し、そしてレゾルシノールの標準的分析方法に従い
HPLC法で分析した。
表XIVには三弗化硼素を触媒とした場合のレゾルシノ
ールの収率に対し、触媒を(10%Na、CO3水溶液
で)中和したときの影響を示した。それによればm−D
HPを分解した直後に三弗化硼素触媒を中和すれば収率
が向上する詐りでなく、もしアセトンを溶剤として使用
し、しかも分解後に三弗化硼素触媒を除去しないと、レ
ゾルシノールの収率は大幅に低下する事を示しているが
、これはレゾルシノールとアセトンの間に反応が起こっ
ていることを示唆するものである。
未−一二【M レゾルシノールの収率に 与える触 の中口の2≦ ■ −DHP 痘剋 ト)ジエン トルエン 7セトン 7セトシ トルエン トルエン アセトン アセトン 製品の純度 レゾルシノール の2 86.9 85.5 65.5 90.0 21.5 29.0 10.5 44.5 塵し一率一 触媒の (DIIP基準)生租L 91.5   W10中和 85.5   W中和 75.0   W10中和 90.1  −中和 36.9   W10中和 50.3   W中和 19.9   W10中和 72.6   W中和 ■ m −D HPの%はHP L Cにより測定。
■ 中和による収率の低下は洗浄段階における物理的な
損失による。
m −D HP分解物製造時のレゾルシノールの損失に
基くレゾルシノール収率の不安定性を最少限にするため
、次に示すGLC分析法を利用してレゾルシノールの収
率を改善した。
尖施■−土主 75−の溶剤に溶解した7、5gのm −D HP /
m −HHPを少量の三弗化硼素エーテレートによって
前述の方法に従って分解した。分解後に、溶液を氷冷し
たウォーターバスで室温に冷却し、生成物を250mの
メスフラスコに移し、さらにトルエンで250 mlに
希釈した。一方、秤量したレゾルシノール(普通1−3
.5g)を約10−のアセトンに溶解し、これをトルエ
ンで250−に希釈することによって外部標準を調製し
た。これら二種類の溶液を、レゾルシノールの重量%を
測定するため、外部標準の応答係数を用いてGLCによ
って分析した。210℃で10%の0V17を充填した
10’X1/8   (304,8cmx3.175m
m)SSコラムを使用してGCL分析した。
BF。
試料中の 町ハーニ too、。
81.0 79.4 75.1 70.0 54.1 100.0 67.5 68.9 67.4 濠−一二【竺 によるm−DHPの 撥−剋 IBK IBK IBK 門IBK IBK IBK トルエン トルエン トルエン トルエン υ射込」ゴ陳【監−■ mol l  ([)lp   f )96.6 82.1 82.4 74.4 70.4 76.6 96.4 77.4 76.9 85.0 ■ DHP%はHPLC分析法により測定。
推定精度:±2% ■ GLC分析法による。
現行の方法に比べ、三弗化硼素によって触媒したm−D
HPの分解結果(表XV参照)はすぐれている。試料中
のDHP%にもとすくレゾルシノール%はm −D H
Pの純度により70.4%ないし96.6%である。収
率はトルエンを溶剤として使用した場合のほうが高いが
、これはレゾルシノールとMIBK間の反応を示唆する
ものである。しかし、これら収率は濃硫酸を触媒とした
場合に比べて更に高い。25マイ゛クロリツトルの三弗
化硼素を使用したときのレゾルシノール収率95.9%
に対し、50マイクロリツトルの96%硫酸を使用した
表x■の試行N[L5のレゾルシノール収率は61.1
%であった。
比較のため、若干のルイス酸の存在下でm−DHPの分
解を検討し、その結果を表xvrに示した。三弗化硼素
(BF:l)と塩化第二錫(SnCA 4)が最高の収
率を与えた。塩化第二鉄(FeC12、)も容認範囲の
収率を与えた。しかし、三弗化硼素は、塩化第二錫に起
因する環境問題の可能性を配慮した場合、好ましいもの
と言える。塩化アルミニウム(AACj2.)で分解し
たレゾルシノールの収率は非常に悪かった。従って、ル
イス酸はm −D HPの分解にかならずしもすべて好
適な触媒とは言えない。
表 XVI m−DHP分解に対するルイス酸の評価実験 DHPの
    触  媒 番号 純度 溶剤 種 類  量 1    100    )ルエン  OF、  ■ 
  20 ■2    100    )ルxン  5
n(1!<    25  ■3    100   
 )ルエy   FeCj2s     0.05g4
    100    )ルエン  A I Cf 3
   0.5g5    100    )ルエン  
SO21681MIBK  BF3■ 170■7  
  81   トルエン  SnC14100■しゾル
シノールの収率% (DIIP基準) 96.5 100.6 86.7 14.0 88.0 82.1 79.0 は、例えばレゾルシノールとイソプロペニルの反応を促
進するには不十分な量である。そのうえ三弗化硼素触媒
は少量の水酸化ナトリウム水溶液で洗浄すれば容易に有
機相から除去することができる。従って、三弗化硼素の
触媒作用でm −D HPを分解して得た粗レゾルシノ
ールに対しては特別の洗浄プロセスは不必要である。こ
のことは、本発明の方法による三弗化硼素の触媒作用に
基くmDHPの分解の利点である。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明方法の説明図である。 ■ 0.7%の303アセトン溶液を3.8g使用した
。 ■ BF3エーテレート。 三弗化硼素触媒の他の利点はレゾルシノールの副反応を
促進する活性が弱いことである。 m−DHPを分解する程度の微量の三弗化硼素で平成元
年 月 日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、多量のm−異性体と約6%より少ないo−異性体よ
    りなるジイソプロピルベンゼンを無水非アルカリ条件下
    で酸素により酸化し;該酸化工程の生産物からm−ジイ
    ソプロピルベンゼンジヒドロペルオキシドとm−ジイソ
    プロピルベンゼンヒドロキシヒドロペルオキシドの混合
    物を希水酸化ナトリウムで抽出し;該水酸化ナトリウム
    からの混合物を有機溶媒で再抽出し;ついで実質上無水
    のm−ジイソプロピルベンゼンジヒドロピルオキシドを
    有効量の三フッ化ホウ素、塩化第二鉄及び塩化第二スズ
    よりなる群から選ばれた触媒の存在下に分解してレゾル
    シノールを含有する分解産物を生産する工程よりなるレ
    ゾルシノールの製造方法。 2、該m−ジイソプロピルベンゼンヒドロキシヒドロペ
    ルオキシドを過酸化水素でm−ジイソプロピルベンゼン
    ジヒドロペルオキシドに変換し、該生産物をm−ジイソ
    プロピルベンゼンジヒドロペルオキシドの分解に先立ち
    乾燥する工程をさらに包含する請求項1記載の方法。 3、過酸化水素を少なくとも化学量論量存在させる請求
    項2記載の方法。 4、過酸化水素を過剰量存在させる請求項2記載の方法
    。 5、該混合物の抽出後に残存する約80%の酸化産物を
    さらなる酸化のためジイソプロピルベンゼンのフィード
    流に循環することをさらに包含する請求項1記載の方法
    。 6、有機溶媒がメチルイソブチルケトンである請求項1
    記載の方法。 7、触媒が三フッ化ホウ素であり、有効量が約10〜1
    00ppmの範囲である請求項1記載の方法。 8、触媒が三フッ化ホウ素で有効量が約10〜50pp
    mの範囲である請求項1記載の方法。 9、触媒をm−ジイソプロピルベンゼンジヒドロペルオ
    キシドの分解後中和する請求項1記載の方法。 10、多量のm−異性体と約6%より少ないo−異性体
    よりなるジイソプロピルベンゼンのフィード流を無水非
    アルカリ性条件下約85〜95℃の温度で酸素により酸
    化し; この酸化工程の生成物から、希水酸化ナトリウムを用い
    てm−ジイソプロピルベンゼンジヒドロペルオキシドと
    m−ジイソプロピルベンゼンジヒドロペルオキシドの混
    合物を抽出し、残存する前記生成物の約80%を前記フ
    ィード流に再循環し; 前記水酸化ナトリウム抽出から得られた混合物を有機溶
    媒で再抽出し; この混合物を過剰の過酸化水素で処理して、前記m−ジ
    イソプロピルベンゼンヒドロキシヒドロペルオキシドを
    m−ジイソプロピルベンゼンジヒドロペルオキシドに変
    換し; m−ジイソプロピルベンゼンジヒドロペルオキシドを分
    解してレゾルシノールを含む分解生成物を製造し;かつ この分解生成物を精製してレゾルシノールを製造する各
    工程を含む、レゾルシノールの製造方法。 11、m−ジイソプロピルベンゼンジヒドロペルオキシ
    ドの分解が、三フッ化ホウ素、塩化第二鉄及び塩化第二
    スズよりなる群から選ばれた有効量の触媒の存在下に行
    われ、かつ、この分解の前に、m−ジイソプロピルベン
    ゼンジヒドロペルオキシドを乾燥する工程を含んでいる
    請求項10記載の方法。 12、乾燥が、モレキュラーシーブにより行われる請求
    項11記載の方法。 13、触媒が、m−ジイソプロピルベンゼンジヒドロペ
    ルオキシドの分解ののち、中和される請求項10記載の
    方法。
JP63324712A 1987-12-22 1988-12-22 レゾルシノールの製造方法 Granted JPH02719A (ja)

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