JPH027196A - 差動式スポット型感知器及びその製造方法 - Google Patents

差動式スポット型感知器及びその製造方法

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JPH027196A
JPH027196A JP15674688A JP15674688A JPH027196A JP H027196 A JPH027196 A JP H027196A JP 15674688 A JP15674688 A JP 15674688A JP 15674688 A JP15674688 A JP 15674688A JP H027196 A JPH027196 A JP H027196A
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JP
Japan
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holes
leak
diaphragm
support plate
microns
Prior art date
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JP15674688A
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English (en)
Inventor
Koichi Morita
森田 紘一
Masao Inoue
雅央 井上
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Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
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Publication of JPH027196A publication Critical patent/JPH027196A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、差動式スポット型感知器及びそ(、r)製
造方法に関する。
(従来の技術) 従来、差動式スポット型感知器は第4図に縦断正面図を
示すように、感熱板1と、ベリリウム銅、リン青銅など
の金属薄膜にて形成したダイヤフラム2及び、ダイヤフ
ラム支持板3とによって感熱室4を形成し、ダイヤフラ
ム支持板3の一部に、リーク孔5として通気体6f:取
付け、通気体6 r7)通気路7にガラス繊維を充填し
、これをねじで猷1付けて繊維内の隙間を調節すること
によ゛り一定c″′1リーク抵抗を得るようにしたもの
であり、感知器が設置される室内のゆるやかな温度変化
に対し7ては、感熱室4内の空気の一部が感知器枠8を
刀して大気に通じてダイヤフラム2は変位せず、火災等
により感熱板1が充分に受熱するとダイヤフラム2は変
位し、可動接点9が固定接点10に接触して警報接点1
1が閉成される構造である。
リーク孔5の他の具体例としては、第5図に示すように
、レーザ加工によってダイヤフラム2に数ミクロン程度
の貫通孔12を1個ないし数個あけたものが特開昭60
−75994号、実開昭61−12190号で知られて
いる。
(発明が解決しようとする課題) 上記ガラス繊維を用いたリーク孔5のものは、ガラス繊
維の充填のしかたによってリーク抵抗が変動し、又、繊
維の隙間にもむらが生じ易いので、ねじの締付は具合だ
けではリーク抵抗を所定に調節することはきわめてむず
かしく、調節作業にかなりの熟練を要している。
変位部材であるダイヤフラム2に貫通孔12を形成した
ものは、平板状でない部分の孔あけがむずかしく、かか
る困難をなくすためにはダイヤフラム2に平板状部を成
形せねばならないこと、及び、取り扱いに注意を要する
など、種々の問題がある。
また、所定の加工を終っても、リーク抵抗値が高過ぎる
場合は、例えば貫通孔12の数をふやすだめの追加加工
が必要となり、逆にリーク抵抗値が低過ぎる場合は、目
止めによって貫通孔12の数を減らすことはむずかしく
(ダイヤフラム2の板厚が数十ミクロンと極めて薄いの
で)、このダイヤフラム2は廃棄せざるを得す、不経済
であった。
この発明は、上記従来の問題点を解決するためになされ
たものであり、その目的は、リーク孔の形成が容易で、
これにより、リーク抵抗の調節が可能である差動式スポ
ット型感知器を得ることである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するためのこの発明の構成は、感熱板1
とダイヤフラム2及びダイヤフラム支持板13.17と
によって感熱室4を形成し、感熱室4内の空気の熱膨張
によるダイヤフラム2の変位によって警報接点11を閉
成するように構成した差動式スポット型感知器において
、ダイヤフラム支持板13.17にリーク孔15として
数ミクロンから数十ミクロン程度の径の貫通孔16を1
個又は2個以上設けた差動式スポット型感知器である。
上記貫通孔16を、レーザ加工によって形成する方法を
用いると、リーク抵抗値が一定のリーク孔15k、容易
に形成できる。
ダイヤフラム支持板17の板厚が約500ミクロン以上
の厚いものは、上記リーク孔15が設けられるべき附近
におけるダイヤフラム支持板17の一部を、約500ミ
クロン未満の板厚に加工して、これにより貫通孔16の
形成をレーザ加工によって行うことができる。
(作用) リーク孔15としての貫通孔16を、ダイヤフラム支持
板13.17に形成したので、変位部材で無く、かつ平
板状部を有し、かなシの板厚をもっているこのダイヤフ
ラム支持板13’、17への孔あけ加工は、極めて容易
であり、所定の形状寸法の貫通孔16に形成できる。
そして、上記の性状を有しているダイヤフラム支持板1
3.17に、レーザ加工によって貫通孔16を形成する
方法は、リーク抵抗値が一定したリーク孔15の成形を
、−そう容易なものとする。
板厚が厚いダイヤフラム支持板17に対しては、リーク
孔15が設けられるべき附近の一部のダイヤフラム支持
板17を約500ミクロン未満の板厚に加工することに
よシ、レーザ加工による貫通孔16の孔あけを支障無く
行うことができる。
(実施例) 次にこの発明の実施例を図に基いて説明する。
感知器の縦断正面図を第1図に、これに使用しているダ
イヤフラム支持板13の平面図を第2図に、夫々示した
同上図において、前記従来の感知器に用いた部材と同様
な機能の部材については、同一符号で示すこととし、そ
の構造の説明は省略した。
ダイヤフラム2が固着されている部分の平板状の外周辺
部14においてこのダイヤフラム支持板13に、リーク
孔15として、レーザ加工によつて貫通孔16を1個又
は2個以上、あける。
貫通孔16の孔径は、数ミクロンから数十ミクロン程度
とし、貫通孔16の上記個数は、所望のリーク抵抗値に
応じて定める。
上記第1図の実施例に示すダイヤフラム支持板13は、
板厚が約500ミクロン未満のものであって、この場合
は、外周辺部14に何らの加工(例えばプレス成形加工
等)を施す必要は無く、所定のダイヤフラム支持板13
に成形すれば、そのまま、レーザ加工を行って貫通孔1
6f:あけることができる。
この外周辺部14は、ダイヤフラム2とは異ってかなり
の板厚であり、しかも、平板状であるため、レーザ加工
によってあけられた貫通孔16は、きれいで正確な寸法
となり、又、貫通孔16の不要のものについては、目止
め加工によって確実に塞ぐことができる。
即ち、孔あけ後、リーク抵抗値が所望値に比べて過小で
あるときは、余分な個数分だけ貫通孔16を目止めする
ことによってリーク抵抗値を所望に調節できる。
レーザ加工が困難である板厚が約5oOミクロン以上の
ダイヤフラム支持板17の場合は第3図に示したように
、リーク孔15を設ける附近を、レーザ加工の可能な約
500ミクロン未満に、例えばプレス加工して薄肉にし
、この薄くした部分18に、レーザ加工によって貫通孔
16を明ける。
上記の方法によれば、ダイヤフラム支持板17の板厚が
かなり厚い感知器に対しても、この考案は支障無く適用
できる。
(発明の効果) この発明に係る差動式スポット型感知器は上述のように
、リーク孔15としての貫通孔16k、ダイヤフラム支
持板13.17に形成したので、変位部材で無く、かつ
、平板状部を有し、がなシの板厚をもっているこのダイ
ヤフラム支持板13゜17への孔あけ加工は極めて容易
となり、所望のリーク抵抗値達成のために必要な貫通孔
16を、正確に孔あけできるほか、孔あけ後に、必要に
よって行はれる目止めも可能となって、目止め不能のた
めダイヤフラム2を廃棄せざるを得ない等の従来の欠点
も解消できた。
そして、上記性状を有しているダイヤフラム支持板13
.17に、レーザ加工によって貫通孔16を形成する方
法を採用すれば、孔あけ加工は、そう容易となる。
板厚が厚いダイヤフラム支持板17に対しては、リーク
孔15が設けられるべき附近のダイヤフラム支持板17
の一部を、約500ミクロン未満の板厚に加工して、こ
れによシ貫通孔16の孔あけを、レーザ加工によって容
易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図と第3図はこの発明の夫々の実施例を示す縦断正
面図、第2図は第1図におけるダイヤフラム支持板の平
面図、第4図と第5図は夫々従来例を示す縦断正面図で
ある。 1・・・感熱板、2・・・ダイヤフラム、3 、13.
17・・・ダイヤフラム支持板、4・・・感熱室、5.
15・・・リーク孔、6・・・通気体、7・・・通気路
、8・・・感知器枠、9・・・可動接点、10・・・固
定接点、11・・・警報接点、12.16・・・貫通孔
、14・・・外周辺部、18・・・部分

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、感熱板とダイヤフラム及びダイヤフラム支持板とに
    よって感熱室を形成し、感熱室内の空気の熱膨張による
    ダイヤフラムの変位によって警報接点を閉成するように
    構成した差動式スポット型感知器において、 ダイヤフラム支持板にリーク孔として数ミクロンから数
    十ミクロン程度の径の貫通孔を、1個又は2個以上設け
    たことを特徴とする差動式スポット型感知器。 2、貫通孔を、レーザ加工によつて形成することを特徴
    とする請求項1記載の差動式スポット型感知器の製造方
    法。 3、ダイヤフラム支持板の板厚が約500ミクロン以上
    のものは、上記リーク孔が設けられるべき附近における
    ダイヤフラム支持板の板厚を約500ミクロン未満に加
    工した後に、上記貫通孔を形成することを特徴とする請
    求項2記載の差動式スポット型感知器の製造方法。
JP15674688A 1988-06-27 1988-06-27 差動式スポット型感知器及びその製造方法 Pending JPH027196A (ja)

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Cited By (2)

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JPH0643326U (ja) * 1992-11-24 1994-06-07 永大産業株式会社 段付きねじ
WO2022234778A1 (ja) * 2021-05-06 2022-11-10 株式会社村田製作所 バルブ、流体制御装置、加圧装置、および、血圧計

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