JPH0270884A - 応力亀裂腐食安定な管状体の製造方法、特にオーステナイト鋼から成る非磁気化しうるドリルカラー及びこの方法に従って製造されたビレット - Google Patents

応力亀裂腐食安定な管状体の製造方法、特にオーステナイト鋼から成る非磁気化しうるドリルカラー及びこの方法に従って製造されたビレット

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JPH0270884A
JPH0270884A JP1202283A JP20228389A JPH0270884A JP H0270884 A JPH0270884 A JP H0270884A JP 1202283 A JP1202283 A JP 1202283A JP 20228389 A JP20228389 A JP 20228389A JP H0270884 A JPH0270884 A JP H0270884A
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tubular body
stress
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drill
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Helmut Pohl
ヘルムート ポール
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Schoeller Bleckmann GmbH
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Schoeller Bleckmann GmbH
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    • C21D9/08Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for tubular bodies or pipes
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ドリルホールを掘削する場合、ドリルヘッドの重量負荷
及び安定化のために高い物体安定性を有するドリルカラ
ーとドリルパイプビレットが必要である。掘削の間ドリ
ルホールの進行を調節し、照準に合わせた穿孔を掘削す
るために、しばしばかつ周期的間隔でドリルホールの傾
斜及び方向を、好ましくは地磁場によって測定しなけれ
ばならない。地磁場のこの様な測定は、適度に正確に実
施することができる又は影響を及ぼさないために、この
ドリルロッドビレットに対して十分に非磁気化しうる工
業原料を使用しなければならない。非磁気化しうるドリ
ルカラーの試験のために、ヨーロッパ特許第14195
号明細書による方法を使用するのが有利である。
非磁気化しうるドリルカラーに関して先ず専らCuNi
−Al−合金、いわゆるモネル−に−合金を使用する。
というのはこれが完全に非磁気性であり、必要な堅牢性
質を有し、比較的容易に加工することができるからであ
る。
しかしモネル−に−合金は比較的高価であるので、より
一層経済的な生成物を得るために非磁気化し得るドリル
カラーとドリルロッドビレットの製造にオーステナイト
鋼が提案されている。
しかし通常の18/8CrNr−鋼は磁気的に不利な作
用を示し、比較的低い堅牢性質又は低い弾性限度並びに
悪い機械加工性を有するので、この工業原料はほとんど
不適当である。
この不満足な状態を排除するために、オーストリア特許
筒214.460号明細書によれば非磁気化しうるドリ
ルカラーに安定なオーステナイト鋼、特にマンガン−オ
ーステナイトを使用することが提案されている。この際
これから加工されたブランクを冷間加工によって硬化し
、物質の高い弾性限度を達成する。この様なドリルカラ
ーは、その性質の点で通常の要求と一致する。しかしこ
れは腐食攻撃に対して、たとえばドリルホールにしばし
ば生じる攻撃的なりロライド溶液の腐食攻撃に対してい
つも十分に安定であるとは限らず、場合により応力亀裂
腐食を生じがちであるという欠点を有する。これによっ
てこの様なドリルカラーの欠損を引き起こす破損を生じ
る可能性がある。
良好な磁気性物体性質と共に腐食作用を改良するために
及び特に応力亀裂腐食を回避するために、オーストリア
特許筒308.793号明細書によればドリルカラー及
びドリルパイプビレットの加工にクロム含有ff120
〜25%、ニッケル含有量lO〜15%及び窒素含有量
0.05〜0.5%を有する合金も提案されている。こ
の合金は、堅牢性質を増加するために、冷間加工を行う
約33%Ni、18%Cr、2%Ti、0.5%AI及
び0.004%Nの含有量を有する析出硬化された合金
の使用は、ドリルカラー又はドリルロッドビレットの使
用性質の著しい改良ももたらさねばならない。
しかしこの工業原料の高価な合金元素の高含有量は、経
済的欠点を導くことができる。
非磁気化しうるかつ良好に加工しうるCr−Mn−鋼か
らドリルカラー製造の経済的利点を利用するために及び
その腐食作用、特に応力亀裂腐食に対する抵抗を改良す
るために、ドリルカラーの、特に、穴の表面域で機械的
に発生した衝撃−又は圧縮エネルギーの作用によって圧
縮内部応力が誘発されることも報告されている(オース
トリア特許筒364,592号明細書)。その際好まし
くは圧搾ガスで作動する打解ハンマーを使用し、そのヘ
ッド部分は軸上の打解運動の伝達のために打解ボルトを
有する。この様に製造されたドリルカラーは、その性質
に関して石油業界でこれに課せられた要件を著しく満足
させる。しかしこれは応力亀裂腐食を阻止する圧縮内部
応力が表面下値かな深度までしか生じ得ないという欠点
を有する。このことは、特にその工具が表面加工で制限
された打解エネルギーさえ有していればよく、数回の打
解を著しく回避しなければならないことによって証明さ
れる。というのはさもないと打解ボルトの作用範囲で鋼
の変形能力が消耗し、亀裂形成を生じるからである。表
面付近域の変形は一方で平面を保たねばならず、他方で
上記理由からたびたびの変形が欠点をもたらすので、こ
の処理の作用を不安定かつ不利に調節することができる
。しかし圧縮応力が支配する薄い表面層下で、特に、管
状部分の大中で高い引張り応力を有する領域が生じる。
表面の損傷又は僅かな物体損害は、引張り応力を有する
範囲を取り除くことができる。それによって著しく応力
亀裂腐食が生じる可能性がある。
更に圧縮性質を機械的にもたらした場合表面付近域で形
成される、物体の高い局部的冷間加工は、工業原料のピ
ッチング傾向を増加させることが欠点である。その時ピ
ッチングで圧縮応力層の下方への移動及びビレットの著
しい応力亀裂腐食が行われる。ビレットの表面層で機械
的に圧縮内部応力をもたらすことは、簡単な形又は外形
しか相応して処理することができないという欠点も有す
る。
この場合、この処理は最終の操作工程としてその後の検
定なしに行われなければならない。したがって縁、環部
分で、角、小穴及びレリーフに並びにベベル及び不安定
な表面部分に表面付近域での圧縮内部応力を生じて、応
力亀裂腐食を阻止することは実質上不可能である。
この従来技術から出発して、本発明は上記欠点を回避し
、応力亀裂腐食安定な管状体、特にオーステナイト鋼か
ら成る非磁気化しうるドリルカラー及びドリルパイプビ
レットの製造方法を得ることを課題とする。本発明のも
う一つの課題は、この方法に従って製造された応力亀裂
腐食安定な管状物質、特にオーステナイト鋼から成る非
磁気化しうるドリルカラー及びドリルパイプビレットに
関する。この課題は、本発明による方法に於て物体を溶
体化処理し、焼戻し後、次いで物体強度の増加のために
500℃以下の温度で変形後並びに穿孔の加工又は形成
の後200〜600 ”Cの温度に、物体壁で少なくと
も精々lO℃の温度差を有する温度平衡まで加熱し、精
々時間t (分)を温度T(”C)で なる関係に従って保ち、この温度又はこの出発温度から
少なくとも管状体の内部表面から熱エネルギーを著しく
除去して冷却し、冷却された表面は、出発温度から出発
温度と室温の間の半分の値まで少なくとも100℃/分
の温度降下を示すことによって解決される。物体を28
0〜500℃、特に300〜400℃の出発温度から物
体壁で精々6℃、好ましくは精々3℃の温度差をもって
冷却する場合が有利である。管状体の内部表面と外部表
面を冷却する場合が特に有利である。この際内部冷却を
時間的に少なくとも5秒、好ましくは少なくとも20秒
早く及び(又は)外部表面冷却の強度よりも高い強度で
実施する。
この方法に従って製造された管状体、特にオーステナイ
ト鋼から成る非磁気化しうるドリルカラー及びドリルパ
イプ部分は、本発明によれば表面付近域で少なくとも8
mn+の深さまで100 N/mn+”より小さい局部
的引張り内部応力を有する。表面付近域が少なくとも4
III11、好ましくは少なくとも8mmの深さまで圧
縮内部応力を有し、壁の全横断面で生じる引張り内部応
力は150 N/am2より小さく、すなわち応力亀裂
腐食を引き起こす応力以下、好ましくは120 N/n
++n’より小さい場合が特に好都合である。
管状体、特にドリルカラーは未加工体を物体の冷間加工
又は弾性限度増加に使用される500℃以下の温度で変
形して、局部的内部応力の著しい差を壁中に、しかも外
部表面で圧縮応力及び穴の、すなわち穿孔の表面で引張
り応力を有する。この差は応力亀裂腐食を引き起こす限
度以上にある。
本発明者は驚くべきことに、溶体化処理され、焼戻され
、次いで冷間加工されたオーステナイト物質から成る管
状体に於て特定の条件の維持と共に対応する温度に加熱
して、次の冷却を強めるにつれて応力状態を誘発するこ
とができることを見い出した。この状態は、可塑性変形
によって管の壁中で内部応力状態を調整し、その状態は
応力亀裂腐食を引き起こす限度以上に十分に局部的引張
り応力を有する。更に出発温度の適当な選択及び管状体
の壁中で時間的に段階づけられた及び(又は)強度に関
して種々の内部−又は外部冷却によってこの様な内部応
力状態が得られろる。この状態で表面付近域内で少なく
とも4mmの深さまで圧縮応力が支配する。したがって
本発明による方法を使用する場合、驚くべきことに内部
応力転位が壁中で行われる。但し冷間加工によって生じ
た高い剛性又は工業原料の高い弾性限度は不利に影響を
受けない。管状壁中の温度差は、出発温度に加熱後僅か
であるのが重要である。というのはさもないと応力転位
が強められた冷却で不利に影響を及ぼし、又は僅かな程
度しか行うことができず、所望の内部応力状態が対応し
て達成され得ないからである。したがって壁中の温度差
を10℃より小さく保たねばならない。出発温度に比較
的長い時間維持することは、不利に影響を与える。とい
うのはそれによって溶体化処理された、焼戻され、次い
で冷間加工された鋼、たとえばオーステナイトMn−C
r−鋼を粒間に進行する亀裂腐食にとって敏感な状態に
するからである。本発明者は、敏感化が拡散−及びカー
バイト形成−並びに場合により窒化物形成−処理に関係
し、この際温度(T)は物体が敏感化するまでの停止時
間(1)に対数によりT=−5(11og t+638
なる関係で影響を与えるを見い出した。この理由から出
発温度での停止時間は、次の関係 t=lQ     S。
から生じる値より小さ(選択しなければならない。
更に管状体を出発温度から増大する熱除去によって少な
くとも内部壁から冷却するのが重要である。というのは
壁の内部表面の範囲内で冷間加工又は冷間硬化から起因
する最高の引張り応力を転位しなければならないからで
ある。僅かな冷却強度によって十分な内部応力転位を生
じないので、管壁の冷却された表面は出発温度から出発
温度と室温との間の半分の値までの少なくとも100℃
/分の温度降下を受けねばならない。
このことから本発明による方法は内部応力転位を生じ、
応力亀裂腐食安定な管状体、特にオーステナイト鋼から
成る非磁気化しうるドリルカラー及びパイプドリルビレ
ットを製造するために使用することができることは驚異
的である。その際当業者の先入観を克服することができ
る。すなわちそれは出発温度に加熱して、冷間加工され
た物体の妨げられない軟化又は弾性限度の減少が行われ
、引き続きの冷却で弾性物体変形しか生じないので、低
い出発温度は全く効果を有することができないことであ
る。更に当業者にとって管の内部表面の高められた剛性
及び高い引張り応力が出発温度に加熱した場合にすでに
亀裂形成、特に縦亀裂を引き起こすと考えられていた。
特に腐食の専門家は、溶体温度から焼き入れされ、冷間
硬化された物体の再度の加熱が敏感化を生じ、それが工
業原料をクロライド含有媒体中で粒崩壊又は粒間亀裂進
行に関して感じやすくすることを考慮しなければならな
かった。
次に本発明を図面及び例に従って詳述する。、第1図は
管状体の壁に於ける応力状態を図解して示す。
500℃以下の温度で管状体を変形することによって冷
間硬化した後、管状体中に内部応力、すなわち管外壁A
に圧縮応力が支配する。この応力は曲線1に相当する管
内壁Bに高い引張り応力で移行する。管内壁の次の著し
い冷却を伴う200℃の出発温度に加熱した場合、そこ
で支配する引張り応力、たとえば曲線3が図示され、わ
ずかにしか削減しない。曲線4及び5は、300℃(4
)及び400℃(5)の出発温度から冷却する場合、管
壁中の内部応力分布を示す。外壁Aの範囲で応力曲線5
を分けて描写する。但しそれは外部表面の空気衝撃に於
ける部分5aと外部表面の水衝撃に対する部分5bとに
分けられる。たとえば300℃及び400℃の温度から
管壁の著しい冷却による応力転位は、管壁全体で内部応
力が15ON/n+m”以下、すなわち応力亀裂腐食を
引き起こす応力以下にあり、それによって物質は全く応
力亀裂腐食安定であることを生じる。その際内部表面で
圧縮応力は4mmより大きい深さまで達する。
たとえば550℃の出発温度からの著しい冷却は、管壁
の内部表面で内部圧縮応力及びその作用範囲を増大する
(曲線6)。このことは切削による、後の検定で利用す
ることができる。曲′a2はオーストリア特許第364
592号明細書又は従来技術による方法によって調整す
ることができる管壁での応力経過を示す。この場合内部
表面で高い内部圧縮応力が支配するが、この圧縮応力は
表面の僅かな間隙で高い引張り応力に変わる。
次に本発明を実際の例によって更に詳述する:組成0.
05%C,19,3%Mn、13.6%Cr。
2.1%Ni、0.23%N(重量%で記載)、残り、
特に鉄を有するMn−Cr−N−鋼から成る、重さ約3
tのブロックを連続鍛造機で熱間鍛造してφ196X8
800mmの寸法を有するドリルカラー未完成物体に前
もって加工する。1020℃の溶体化処理からの焼戻し
は、水槽中で行われる。
未完成物体を調整し、加工度15%で冷間鍛造し、伸ば
し、旋盤し、穴をあける。半加工生成物の寸法は次の通
りである:ADφ172.3XIDφ70.45X92
50mm (AD=外径、ID=内径)。
内部応力はADφで−157N/mm”  (圧縮内部
応力)又はIDで+39ON/闘2 (引張り内部応力
)である。この場合測定値は、環−核一方法で3つの測
定からの平均値である。
この半加工生成物の最後のサンプルを飽和塩化マグネシ
ウムの煮沸水性溶液(42%、154℃)に1日さらす
。この際しばらく後に亀裂がIDから始まり生じる。
管状半加工生成物又はパイプ(上記サンプルに関して最
小の長さ約700mm)を電気炉中で415℃で加熱し
、この際管壁で加熱時間の最後に0.8℃の温度差があ
る。噴霧装置中で先ず第一に内部表面で1500〜25
0(117分の量で及び10〜30秒、好ましくは20
秒後後外表面でも約10(1/分及び長さの冷却水量で
約350℃の表面温度降下のジェット−冷却をいずれに
せよ100℃以下の温度に行う。
IDで棒の内部応力状態は、この処理によって+ 39
0 N/mm”  (引張り応力)から−41ON/m
m”  (圧縮応力)に変わる。外径で同様に120 
N/mm”の圧縮内部応力が測定される。
更に切削及び穿孔後向部応力を壁の厚さに関して認めら
れる。この場合測定された引張り応力は+110 N/
111m”より小さい。このパイプから加工されたサン
プル−これを塩化マグネシウムを用いる前述の5CC−
テストで試験するーは完全に亀裂がない。
半加工された生成物からドリルロッドビレットを加工し
、これから加工された部位で次のサンプルを取り出す。
5CC−テストで、切削的に管壁中にもたらされたへこ
みをフライス、切削及び平滑によって並びにNC−カッ
トされた環は全(亀裂を引き起さないことを示す。この
ことはビレットの全容量中で非臨界的内部応力状態から
起因する。
本発明による方法は、近似分析C:最大0.2重量%;
Mn:0−25重量%;Cr:12−30重量%;Mo
:0−5重量%;Ni;0−75重量%;N:Q−1重
量%;Ti:0−3重量%;Nb:0−3重量%、Cu
:0−3重量%、残り鉄のオーステナイト鋼に対して使
用するのが特に有利である。この場合17−20!Ii
f%Mn及び12−14重量%Crを有するMn−Cr
−オーステナイト並びに17−24重量%Cr及び10
−20重量%Niを有するCr−Ni−オーステナイト
が特に好ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図は管状体の壁での応力状態を示す。 A・・・・・・管外壁、 B・・・・・・管内壁、 1・・・・・・圧縮応力から引張り応力への移行、2・
・・・・・管壁での応力経過、 3・・・・・・200℃の出発温度に加熱した場合の引
張り応力、 4・・・・・・300℃の出発温度から冷却した場合の
管壁中の内部応力、 5・・・・・・400℃の出発温度から冷却した場合の
管壁中の内部応力、 5・・・・・・外壁Aでの応力曲線、 5a・・・・・・外部表面の空気衝撃に於ける応力、5
b・・・・・・外部表面の水衝撃に於ける応力、6・・
・・・・550℃の出発温度から冷却した場合、内壁で
の内部圧縮応力。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)物体を溶体化処理、焼戻し、次いで物体強度の増
    加のために500℃以下の温度で変形後並びに穿孔の加
    工又は形成の後、200〜600℃の温度に物体壁で少
    なくとも精々10℃の温度差を有する温度平衡まで加熱
    し、精々時間t(分)を温度T(℃)で t=10^−^(^T^−^6^3^8^)^/^5^
    0なる関係に従って保ち、この温度又はこの出発温度か
    ら少なくとも管状体の内部表面から熱エネルギーを著し
    く除去して冷却し、冷却された表面は出発温度から出発
    温度と室温の間の半分の値まで少なくとも100℃/分
    の温度降下を示すことを特徴とする、応力亀裂腐食安定
    な管状体、特にオーステナイト鋼から成る非磁気化しう
    るドリルカラー及びドリルパイプビレットの製造方法。
  2. (2)物体を280〜500℃、特に300〜400℃
    の出発温度から精々6℃、好ましくは精々3℃の物体壁
    での温度差で冷却する請求項1記載の方法。
  3. (3)管状体の内部表面と外部表面を冷却する請求項1
    又は2記載の方法。
  4. (4)管状体の内部表面の冷却を時間的に早く及び(又
    は)外部表面の強度よりも高い強度で実施する請求項1
    ないし3のいずれかに記載した方法。
  5. (5)管状体の内部表面と外部表面より時間的に少なく
    とも5秒、好ましくは少なくとも20秒前に冷却する請
    求項4記載の方法。
  6. (6)冷却剤としてガス及び(又は)液体、特に圧搾空
    気及び(又は)水を使用する請求項1ないし5のいずれ
    かに記載した方法。
  7. (7)物体の表面域で機械的に発生した衝撃−又は圧縮
    エネルギーの作用によって付加的に圧縮応力を誘発する
    請求項1ないし6のいずれかに記載した方法。
  8. (8)少なくとも8mmの深さまで表面付近域で局部的
    な引張り内部応力は100N/mm^2より小さいこと
    を特徴とする、応力亀裂腐食安定な管状体、特にオース
    テナイト鋼からなる非磁気化しうるドリルカラー及びド
    リルパイプビレット。
  9. (9)管状体の壁の少なくとも内部表面で少なくとも4
    mm、好ましくは少なくとも8mmの深さまで圧縮内部
    応力が支配する請求項8記載の物体。
  10. (10)少なくとも4mm、好ましくは8mmの深さま
    での表面付近域は、加圧内部応力を有する請求項8又は
    9記載の物体。
  11. (11)壁の全横断面で場合により生じる局部的引張り
    内部応力は、150N/mm^2より小さい、好ましく
    は120N/mm^2より小さい請求項8ないし10の
    いずれかに記載した物体。
JP1202283A 1988-08-04 1989-08-03 応力亀裂腐食安定な管状体の製造方法、特にオーステナイト鋼から成る非磁気化しうるドリルカラー及びこの方法に従って製造されたビレット Pending JPH0270884A (ja)

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AT1965/88A AT392802B (de) 1988-08-04 1988-08-04 Verfahren zur herstellung von spannungsrisskorrosionsbestaendigen rohrfoermigen koerpern, insbesondere nichtmagnetisierbaren schwerstangen aus austenitischen staehlen

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