JPH0270776A - コーテイング用組成物 - Google Patents

コーテイング用組成物

Info

Publication number
JPH0270776A
JPH0270776A JP22228688A JP22228688A JPH0270776A JP H0270776 A JPH0270776 A JP H0270776A JP 22228688 A JP22228688 A JP 22228688A JP 22228688 A JP22228688 A JP 22228688A JP H0270776 A JPH0270776 A JP H0270776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
coating composition
treated
coating
inorganic metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22228688A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuji Kida
木田 泰次
Ikuzo Kawaguchi
育三 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokuyama Corp
Original Assignee
Tokuyama Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokuyama Corp filed Critical Tokuyama Corp
Priority to JP22228688A priority Critical patent/JPH0270776A/ja
Publication of JPH0270776A publication Critical patent/JPH0270776A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、特に高屈折率樹脂に対して耐擦傷性、耐摩耗
性及び染色性に優れかつ密着性の良好なコーティング用
組成物に関する。 〔従来の技術及びそれらの問題点〕 一般にプラスチック成形品やアルミニウム。 亜鉛などの金属成形品は、表面硬度が低いために傷つき
やすい、摩耗しやすいなどの欠点がある。このような成
形品の問題を改良する目的で、該成形品の表向に硬化性
物質のコート膜を形成する方法が行なわれ、該コート艮
を形成させるために種々のコーティング用組成物が提案
されている。 例えば、特開昭53−78273号、特開昭48−55
884号、米国特許第4027073号には、アルキル
トリアルコキシシランあるいはこれにテトラアルコキシ
シランやコロイドシリカを混合させたシリコーン系のコ
ーティング用組成物が開示されている。 しかしながら、このようなコーティング組成物において
、シラン化合物を加水分解後、これを加熱硬化させて得
られるコート膜は、耐擦傷性はすぐれているものの、成
型品表面との接着性あるいはコート膜自体の可とう性か
悪いため、密着性に劣り熱水中ではがれ、ひび割ねを生
ずる。そのため、コーティング用組成物のコーティング
に際し、アミノアクリル系の下塗り層を設ける方法(%
開閉53−138476号)などが提案さ才
【ているが、密着性は改良されるものの、得られるコート膜は平滑性に欠け、例えば分散染料による均一な染色が困鈑である。 〔発明が解決しようとする問題点〕
上記した如き従来のコーティング用組成物におけろ問題
点を改良する目的で、例えば特開昭56−161475
号など種々のコーティング用組成物が提案されている。 しかしながら、これら改良されたコーティング組成物も
、プラスチック製レンズの基材であるジエチレングリコ
ールビスアリルカーボネート樹脂(CR−39)に対し
ては有効であるが、特に屈折率が1.55以上の高屈折
率樹脂に公知のディッピング法によってコーティングし
た場合には、コーティング膜厚のむらによる反射干渉縞
が認められ、外観不良という問題かある。 さらに最近では、無機金属酸化物やチタネート系カンプ
リング剤などシラン以外の有機金属化合物を成分とする
コーティング用組成物、あるいは特定した膜厚および屈
折率のコート膜を形成して透明な基材の表面反射を低減
させる方法など(例えは、特開昭61−236501、
特開昭61−254901号)が提案されている。しか
しながら、これらのコーティング用組成物も、調合にお
いてPHのコントロールが難しく、酸化物の沈子が起C
F)、コーテイング液の安定性が劣り、液寿命(ボット
ライ)が短かいという問題が認められる。 したがって、本発明の目的は、上記した問題点の解決及
び改良とあわせて、耐擦傷性。 耐摩耗性及び染色性に優れ、かつ高屈折率樹脂に対して
干渉縞を生じることなく適用可能ナニーティング組成物
を提供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明によれは、有機珪素化合物にまり表面処理された
無機金ki4M化物を含有することを特徴とするコーテ
ィング用組成物が提供されろ。 本発明のコーティング用Mi成物には、一般に加水分解
により重縮合してシリコーン系コート膜を形成する公知
のオルカッシラン化合物が主たる成分として制限なく用
いられる。 特にグラスチック成形品の表面に耐擦傷性。 #iig摩耗性および染色性が優れコート膜を高い密着
性をもって形成可能なコーティング用組成物を得るため
に、既に特開昭58−122971、特開昭59−10
2964に開ボされている下記の一般式(■) 4のものが好ましく、具体的には、チチル基。 エチル基、プロピル基などが例示される。さらに、Aは
直鎖状に少なくとも4個の原子が結合している2価の官
能基であり、特にカーボネート基を含有し、主鎖が直鎖
状に少なくとも6個以上の原子から成る2価の官能基が
好ましく、一般式 で表わされるジシラン化合物が好適に用いられる。この
一般式(1)において、R’、R2は同一または異種の
アルキル基またはアルコキシアル千ル基であり、炭素数
が1〜6、特に1〜3のアルキル基または炭素数1〜6
、特に1〜3のアルコキシ基を結合した炭素数1〜6、
特に1〜3のアルキル基よりなるアルコ牛シアル千ル基
が好ましく、具体的には、メチル基、エチル基、プロピ
ル基、メトキシエチル基などである。また、R3,R’
は同一または異種のアルキル基であり、炭素数が1〜−
CH2CH2CH20CORp(CO)qCH2CH2
CH2−(ただし、RはCH2CH2OまたはCH2C
H2CH2Oで、pは0〜4の整数である。qはp=0
のときは0で、p=1〜4のときは1である) 具体的には、 −CH2CH2CH20COCH2CH2CH2−−C
H2CH2CH20COCH2CH20COCH2CH
2CH2−−CH2CH2CH20COCH2CH20
CH2CH20COCI(2CH2CH2− O l −CH2CH2CH20COCH2CH20CH2CH
20CH2CH20COCH2CH2CH2 −CH2CH2C1■20COCH2CH2CH20C
OCH2CH2CH2−CH2CH2CH20COCH
2CH2CH20CH2CH2CH20COCH2CH
2CH2− などである。なお・、lおよびmはOまたはlである。 上記した一般式(I)で示されるジンラン化合物を構成
取分とするコーティング用組成物は優れた特性のコート
膜を形成することが可能であるが、さらに得られるコー
ト膜の表面硬度を向上させろために、例えは下記の一般
式%式%) で示されろオルガノアルコキシシラン化合物(ただし、
R5はビニル基、メタクリロキシ基、メルカプト基、エ
ポキシ基及びアミ7基のうちひとつを官能基として有す
る炭化水素基あるいはアルキル基またはアリール基 R
6はアルキル基で、nは0または1.R7はアルキル基
またはアルコキシアルキル基である)一般式 %式% で示されるテトラアルコキシシラン化合物(ただし R
8はアルキル基またはアルコキシアルキル基である)な
どのンラン化合物、あるいはコロイドシリカ、エポキシ
化合物。 メラミン誘導体などを選択して用いることかできる。 上記の一般弐■で示されるオルガノアルコキシシラン化
合物は、特にR6の炭素数が1〜4.R7の炭素数が1
〜4のものが一般に使用されろ。具体的には、エチルト
リエトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、メチル
トリエトキンシラン、エチルトリメトキシシラン、フェ
ニルトリメトキシシラン、エチルトリエトキシシラン、
ビニルトリメトキシシランヒニルトリエトキシシラン、
ビニルトリアセトキンシラン、どニルトリスメトキシエ
ト千ジシラン、γ−グリシド千ジプロピルトリメトキシ
シラン、γ−グリシドキシプロヒルメチルジメトキシシ
ラン、γ−メタシクロキシプロピルトリメト千ジシラン
、γ−メルカプトプロビーメトリメト午ジシラン、β−
(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキ
シシラン、γ−アミノプロピルトリエト牛ジシラン等が
挙げられる。また、一般式[Dで示されるテトラアルコ
キシシラン化合物はR8の炭素数が1〜4のものが一般
に使用される。具体的には、テトラメト千ジシラン、テ
トラエトキシシラン、テトラプロポキシシラン、テトラ
ブトキシシラン等か挙げられる。上記の一般弐〇及び■
で示されるアルコキシシラン化合物は、ジシラン化合物
と同様の方法(この場合、無溶媒で加水分解することも
可能である)で加水分解して使用する態様が推奨されろ
。例えば、該アルコキシシラン化合物は加水分解した後
にジシラン化合物の加水分解物溶液に加えても良いし、
ジシラン化合物と共に同時に加水分解させても良い。こ
れらシラン化合物の加水分解は、塩酸、硫酸などの無機
あるいは株酸、酢酸などの有機酸を含む弱酸性水溶液を
添加、攪拌することによって行えばよい。 コロイドシリカは、従来公知の種々の方法で製造されて
いる粒径1〜100μmのシリカ微粉体をそのままある
いはこれを極性溶媒に分散させたコロイド溶液の状態で
使用可能である。 本発明の最大の特徴は、上記した如きコーティング用組
成物において、有機珪素化合物により表面処理された無
機金!I4酸化物を含有することにある。無機金属酸化
物としては、例えば酸化ジルコニウム、酸化アルミニウ
ム。 五酸化アンチモン、酸化チタニウムなどの粒径が一般に
200μm以下である微粒子状の酸化物である。また、
このような無機金属酸化物の表面を処理する有機珪素化
合物としては、前記したコート膜を形成するオルガノシ
ラン化合物またはその部分的に加水分解して得られる低
縮合物が特に制限なく用いられるが、例えば入手し易い
弐〇のアルコキシシランまたはその低縮合物が好1しく
用いられろ。 無機金属酸化物の表面を有機珪素化合物により処理する
方法としては、一般に該有機珪素化合物の加水分解物と
無機金属酸化物との混合溶液を調製する方法が採用され
ろ。Huち、有機珪素化合物および無機金属酸化物をそ
れぞれ適当な溶剤に溶解して添加、混合し、該有機珪素
化合物によって表面処理された粒径が一般に200μm
以下の無機金属酸化物のゾルとして調製される。さらに
、上記の調製でルに混合溶液を熟成した後、溶媒を除去
し、乾燥することにより、有機珪素化合物で表面が処理
された無機金属酸化物の粉体な得ることができる。 不発明のコーティング用組成物は、上記したンラン化合
物、コロイドシリカなどととも有機珪素化合物で表面処
理された無機金属化合物を適当な有機溶剤に溶解して調
製される。 本発明のコーティング用組成物によれば、特に有機珪素
化合物で表面処理された無機金属化合物と公知の粒子径
1〜100μmのシリカ微粉体をそのまま、あるいは極
性溶媒に分散サセたコロイドシリカとを適当な割合に組
合せ併用することによって、特に屈折率1.55以上で
ある各種の高屈折率樹脂に対して、干渉縞の生じないコ
ーティング薄膜を得ることができる。一般に屈折率がよ
り高(・樹脂に対するほど、上記した有機珪素化合物に
より表面処理した無機金属酸化物のコロイドシリカに対
する割合を多くすることにより、干渉縞の生じないコー
ティング用組成物が調製されろ。 本発明のコーティング用組成物は、使用に際しぷ水分解
により↓υ成するアルコール、アルコキシアルコール、
未反応の水あるいは溶媒を含んでいてもよいが、加水分
解した後に加熱及び/または減圧下で上記成分を留出さ
せることによって除去し、その後に適当な溶媒を加えろ
ことによって溶媒を置換することもできる。そして、最
終的にコーティング用組成物として換算濃度は20〜4
0に量パーセントが好1しく、これ以下では形成される
コート膜について充分な耐擦傷性、耐摩耗性が得にくく
、これ以上では粘性が大きくなり、披コート面に均一に
塗布することが困難となる。なお、コーティング用組成
物の成分として前記した一般式(T)のジシラン化合物
を用いる場合には、該ジシラン化合物100重量部に対
して、他の伶加成分を一般にlθ〜900iff部、好
ましくは50〜20031(置部の範囲で用いられる。 なお、前記した溶媒の置換に好適な溶媒としては、炭素
′ll11〜4のメタノール、エタノール、プロパツー
ル、ブタノール等の低級アルコール類:酢酸、酢酸メチ
ル等の低級カルボン酸類あるいはそのアルキルエステル
;セルソルブ等のエーテル類;アセトン等のケトン類;
メチレンクロライド等のハロゲン化炭化水素類;ヘンセ
ン、トルエン等の芳香族炭化水素類等の1種あるいは2
種以上である。 本発明のコーティング用組成物は、硬化温度の低下や硬
化時間の短縮を図るため、硬化触媒として公知の化合物
、例えは塩酸、硫酸。 酢酸/酢酸す) IJウム混合物、塩化錫、過塩素酸、
過塩素酸アンモニウム、アルミニウムアセチルアセトナ
ート、ナフテン酸金属塩。 P−)ルエンスルホン酸、 安息香酸、vンvアルカリ
金h14塩、チオシアン酸ナトリウム等を使用すること
が好ましい。その使用社は、コーティング用組成物中の
重縮合可能な成分が完全に重縮合した状態に換算した敞
(以下換算量という)に対して0.01〜5重鰍/セー
セントが好ましく・。勿、偏、硬化触媒の使用は必須で
はない。 また、本発明のコーティング用組成物にはコート膜の平
滑性をより向上させる目的で、シリコン系やフッ素系の
界面活性剤を加えろことが可能である。また、その他の
各種#加削、例えは紫外線吸収剤、酸化防止剤、染料や
顔料あるいはゲル化防止剤として蟻酸、酢酸等の有機カ
ルボン酸類も使用可能である。 本発明のコーティング用組成物は、対象とする被コート
物どして高屈折率樹脂などの成形品が一般的であり、特
に155以上であるプラスチックレンズなどの成形品に
好適である。このような高屈折率樹脂としては、公知の
ものが特に制限されないが、例えは、ポリメチルメタク
リレート、ポリメタクリレート。 ポリエチレンテレフタレート、ポリアクリレート、ポリ
メチルアクリレート、等のポリ不飽和エステル類;ポリ
スチレン類:ポリ塩化ヒニル;エボキン樹脂;ポリアミ
ド類;ポリカーボネート;ポリジエチレングリコールビ
スアリルカーボネート等のポリアリルカーボネート類:
酢酸繊維系プラスチック等の1合体、あるいはこれらの
重合体を形成するモノマー相互または該七ツマ−と他の
モノマーとの共重合体よりなる成形品が挙げられる。 本発明のコーティング用組成物をプラスチック成形品の
表面に塗布する方法は特に制限することなく使用するこ
とができる 例えば、成形品をコーティング用組成物の
溶液中に浸漬する方法、スピンコーティング法あるいは
該溶液をスプレー、へヶ、ローラー等で塗布する方法等
が一般に採用される。また、塗布を行なった後、乾燥空
気あるいは空気中で風乾して通常加熱処理することによ
って硬化しコート膜が形成されろ。加熱温度は成形品に
よって異なるが、50℃以上好1しくは70℃以上ない
しは成形品が熱変化を生じない温度、一般には150℃
以下が好適である。また、硬化時間は、加熱温度が13
0”Cで約】時間、70〜80℃で約2〜4時間が一応
の目安となる。被コート物に塗布、硬化して形成されろ
コート膜は、一般゛に0.1 μ〜50μ程度のJ9み
とすることが可能であるが、1μ〜20μの厚みが特に
好適である。 〔効 果〕 本発明のシリコーン系コーティング用組成物においては
、表面を有機珪素化合物で被覆した無機金属償化物の微
粒子を成分として用いることにより、市販品のコロイダ
ルシリカと同程度の安定性を付与することができるとと
もに、該コロイダルシリカとの任意の組合せにより、屈
折率1.55以上の高屈折率樹脂に対して耐擦傷性、耐
摩耗性、染色性に優れかつ良好な密着性とともに、特に
該高屈折率樹脂にコーティングした場合における最大の
1U1点であった反射による干渉縞も解決される。また
、この様な高屈折率樹脂に限られることなく、透過用ガ
ラス、サングラスレンズ。 ゴーグル、カメラレンズ、光デイスク材料あるいは分析
機器用集光レンズ、光反射板用保拗膜に応用可能なため
、幅広い分野に対して効果が期待できる。 〔実施例〕 以下、本発明を具体的に説明するため代表的な実施例を
示すが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。 なお、コート膜の性能評価は下記の方法によって実施し
た。 (1)  密着性試験;先端が鋭利なカッターナイフで
試料表面に1 m X 1 tw、のマス目を100個
つけた後、市販のセロテープを貼り付け、すばやくはが
した時に残ったマス目の数で表示した。 偉) 耐擦傷性試験:福田機械工業■製の耐擦傷性試験
器に#0000のスチールウールを取り付け、1kgの
荷1下で試験片表面を10回往復させた後の表面の傷つ
き度合を目視により観察し、全く傷つかなかった状態な
A1そして、ポリメチルメタクリレ−ト生地の非常に傷
つき雰い状態をEとしてA−IEの5段階で評価した。 (3)  耐温水性試験:沸騰水中(但し、ポリメチル
メタクリレートについては80’Cの温水を使用した。 )に2時間放置し、コート膜り外観を目視により観察し
た。 コート膜にはがれ、ふくれ、ひび、白化等がなくて外観
の良好な場合な○、不良な場合は×とした。 (4)染色性試験:分散染料(日本化薬社製。 カヤロン−ポリエステル、プラタンAP)O,SZ量部
を水IooIL量部に分散溶解させた染色浴を80℃に
保ち、10分間染色した。上条色性を示すジエチレング
リコールビス7リルカーボネートと同程度あるいはそわ
以上に良く染色される場合なA1そして、染色性に劣し
いポリメチルメタクリレートと同程度あるいはそれ以下
に染色されない場合′4tCとして、ANCの3段階で
評価した。 (5)屈折率測定;試料の無機酸化物の屈折率と同じ屈
折率の溶媒を調整し、その溶媒の屈折率を試料の屈折率
とした。 溶媒の調整方法としては、試料を溶媒に懸濁させ、肉眼
観察により逃切に見えるような溶媒の組成を一定温度下
で調整した。使用した溶媒はペンタン、ヘキサン、シク
ロヘキサン、トルエン、スチレン及ヒヨウ化メチレン、
イオウヨウ化メチレン等であり、溶媒の屈折率はアツベ
の屈折計で測定した。 また基材にコーティングしたコート薄膜の屈折率は分光
光度計(日立2204)に5度正反射装置を同定して干
渉法にて測定した。 (6)  干渉縞の測定;屈折率1.60の基材上にコ
ーティング用組成物を塗布した後、目視により干渉縞の
有無について観察し、干渉縞なし囚、若干の干渉縞あり
(均、干渉縞あり(Qの3段階で評価した。 実施例] 冷却コンデンサー及び攪拌羽根を有する51反応フラス
コ中に水125Jilとテトラエチルシリク−)375
.9をメタノール1.5!に溶かし、この溶液を室温で
約2時間攪拌しながら加水分解した後、これを超微粒子
酸化チタン(デグサ社製’rho2微粉末9粒子径30
μm 1M&)150.9をインプロパ/ −# 1,
21に溶かした溶液に攪拌しながら添加し、テトラエチ
ルシリケートの加水分解物と酸化チタン微粒子との混合
溶液を調製した。次に、攪拌機つきの内容N1101の
ガラス製反応器にメタノール15 Jを満し、これに5
00.9のアンモニア水溶液(濃度25 wt% )を
加えてアンモニア性メタノール溶液を調製し、この溶液
に先に調製したテトラエチルシリケートの加水分解物と
酸化チタン微粒子との混合溶液を反応容器の温度を20
℃に保ちながら約2時間かけて添加した。添加終了後、
更に1時開攪拌を続けた後、為白色の反応液からエバポ
レーターで溶媒を除き、さらに80℃で減圧乾燥するこ
とにより乳白色の粉体な得た。走査量電子顕微鏡写真に
よる観察の結果、粉体の形状は球形で、その粒径は0.
1〜0.2μm の範囲であった。 上記の処理された酸化チタンの粉体なメタノール100
i量部に対して10iji部の割合で添加し分散させて
酸化物ゾルを得た。この酸化物ゾルを用いて他の成分と
ともに、第1表に示す組琢のコーティング用組成物を製
造した。即ち 下記の主たる各成分を第1表に示す所定
の組成割合で、該組成物をそれぞれ換算濃度が30重量
襲になるように溶媒のイソグロビルアルコールに各相当
址を混合溶解し、次いで上記組成のアルコ千シ基の加水
分解に会費な当量の0.05規定塩酸を室温で添加して
1日放置の熟成後、硬化触媒として酢酸す) IJウム
1酢酸(1/IOX量比)を換装置に対して2[4%を
加えて墓1〜ム11のコーティング用組成物を調製した
。 (a) (b ビス〔3−(メチルシェドキン) ンラン〕カーボネート プロピル Me           Q         QL
E t o )2 S i CHz CH2CH20C
OCH2CH20COCH2Mθ CH2CH251(oEt) 2 γ−グリシドキンプロピルトリメ)キシンラン ングリニールビスアリルカーボ不一ト(商品名:CR−
39■)板状体を用い、まずメタノールで洗浄して充分
に風乾し清澄な状態とした後、上記で調製したコーティ
ング用組成物に浸漬し、室温で充分風乾後、80℃で3
時間加熱して硬化させコート膜を得た。そのコート膜に
ついて、性能評価の結果を第1表に併せて示す。 す (C1ビニルメト千シンラン CH2二CH31(oMe)3 (cl)  メチルメト牛ジシラン CH35j、 (oMe)3 (81上記の処理した醪゛化チタン コロイドシリガ (触媒化成■製、商品名OS CA L 、 5xO2
30重肘%9粒径10〜20μm、溶媒イソプロピルア
ルコール) 次に、プラスチック成形品としてジェチレ(f)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)有機珪素化合物により表面処理された無機金属酸化
    物を含有することを特徴とするコーティング用組成物
JP22228688A 1988-09-07 1988-09-07 コーテイング用組成物 Pending JPH0270776A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22228688A JPH0270776A (ja) 1988-09-07 1988-09-07 コーテイング用組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22228688A JPH0270776A (ja) 1988-09-07 1988-09-07 コーテイング用組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0270776A true JPH0270776A (ja) 1990-03-09

Family

ID=16779990

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22228688A Pending JPH0270776A (ja) 1988-09-07 1988-09-07 コーテイング用組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0270776A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5514211A (en) * 1991-03-01 1996-05-07 Alcan International Limited Composition for surface treatment
US5580606A (en) * 1995-10-06 1996-12-03 Singapore Institute Of Standards Etc. Method for forming interference anti-reflective coatings by plasma surface modification
US5731091A (en) * 1993-11-10 1998-03-24 Institut Fuer Neue Materialien Gemeinnuetzige Gmbh Process for producing functional vitreous layers
CN111393876A (zh) * 2020-04-30 2020-07-10 龙蟒佰利联集团股份有限公司 一种高遮盖、高光泽钛白粉的制备方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5039681A (ja) * 1973-08-14 1975-04-11
JPS5342232A (en) * 1976-09-29 1978-04-17 Union Carbide Corp Inorganic oxide granular compositions and resin compositions containing said granular compositions
JPS60161422A (ja) * 1984-01-30 1985-08-23 Daihachi Kagaku Kogyosho:Kk 電気特性の改良されたエポキシ系合成樹脂組成物
JPS6343976A (ja) * 1986-08-12 1988-02-25 Asahi Chem Ind Co Ltd 仕上塗材組成物
JPS63218774A (ja) * 1987-03-05 1988-09-12 Nippon Paint Co Ltd 中塗り塗料組成物

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5039681A (ja) * 1973-08-14 1975-04-11
JPS5342232A (en) * 1976-09-29 1978-04-17 Union Carbide Corp Inorganic oxide granular compositions and resin compositions containing said granular compositions
JPS60161422A (ja) * 1984-01-30 1985-08-23 Daihachi Kagaku Kogyosho:Kk 電気特性の改良されたエポキシ系合成樹脂組成物
JPS6343976A (ja) * 1986-08-12 1988-02-25 Asahi Chem Ind Co Ltd 仕上塗材組成物
JPS63218774A (ja) * 1987-03-05 1988-09-12 Nippon Paint Co Ltd 中塗り塗料組成物

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5514211A (en) * 1991-03-01 1996-05-07 Alcan International Limited Composition for surface treatment
US5731091A (en) * 1993-11-10 1998-03-24 Institut Fuer Neue Materialien Gemeinnuetzige Gmbh Process for producing functional vitreous layers
US5580606A (en) * 1995-10-06 1996-12-03 Singapore Institute Of Standards Etc. Method for forming interference anti-reflective coatings by plasma surface modification
CN111393876A (zh) * 2020-04-30 2020-07-10 龙蟒佰利联集团股份有限公司 一种高遮盖、高光泽钛白粉的制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0379343B1 (en) Hard coating compositions containing organic silicon compounds.
US6010778A (en) Coating composition utilizing modified sol having tin oxide-tungsten oxide complex colloid particles and lens coated therewith
JPH0270776A (ja) コーテイング用組成物
JPS6011727B2 (ja) 硬化性樹脂組成物
JPH03172369A (ja) 硬化膜およびその硬化膜を有する光学部材
JPS60147477A (ja) コ−テイング組成物
JPS624060B2 (ja)
JPS62122604A (ja) コ−テイング被膜を有する装飾品
JPS6154331B2 (ja)
JPH0321678A (ja) コーティング組成物及びこれが塗布された光学物品
JPS6330933B2 (ja)
JPS6221030B2 (ja)
JPS6381033A (ja) 反射防止物品およびその製造方法
JPS6039291B2 (ja) 被覆組成物
JPS6271901A (ja) 染色硬化表面層を有する合成樹脂レンズの製造法
JP3079539B2 (ja) コーティング組成物及びこれが塗布されたプラスチック成形物
JP2710116B2 (ja) 有機ケイ素組成物
JPH04126784A (ja) ハードコーティング剤及びプラスチック製光学製品
JPS6126637A (ja) コ−テイング用組成物及びその調合方法
JP2800236B2 (ja) 硬化膜
JP2509391B2 (ja) 硬化被膜を有する光学部材
JP2590787B2 (ja) 被膜を備えた光学部品
JPH02279778A (ja) コーティング組成物及びこれが塗布された成形物
JPH0726061B2 (ja) コーテイング用組成物の製造方法
JPS5949960A (ja) 透明複合体の製造方法