JPH0270691A - エスカレータ手摺ベルトの異常検出装置 - Google Patents
エスカレータ手摺ベルトの異常検出装置Info
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- JPH0270691A JPH0270691A JP22020288A JP22020288A JPH0270691A JP H0270691 A JPH0270691 A JP H0270691A JP 22020288 A JP22020288 A JP 22020288A JP 22020288 A JP22020288 A JP 22020288A JP H0270691 A JPH0270691 A JP H0270691A
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- belt
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- drive roller
- handrail
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Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、踏段の搬送速度と手摺ベルトの搬送速度との
速度差が一定以上になったことを検出するエスカレータ
手摺ベルトの異常検出装置に関するものである。
速度差が一定以上になったことを検出するエスカレータ
手摺ベルトの異常検出装置に関するものである。
(従来の技術)
周知のように、従来から、エスカレータはデパート、駅
など公共的な場所に設置され、多くの人々に利用されて
いる。そして、近時は老人、身体障害者等の便宜を図り
、社会福祉の充実を図るため、デパート、駅以外の種々
の公共的建造物内にも積極的に採用されるようになって
きている。
など公共的な場所に設置され、多くの人々に利用されて
いる。そして、近時は老人、身体障害者等の便宜を図り
、社会福祉の充実を図るため、デパート、駅以外の種々
の公共的建造物内にも積極的に採用されるようになって
きている。
第4図は、このようなエスカレータの一般的な構成を示
す概略構成図である。すなわち、フレーム1内に踏段駆
動ローラ2及び従動ローラ3が配設され、これらに踏段
4が巻回されて取付けられている。
す概略構成図である。すなわち、フレーム1内に踏段駆
動ローラ2及び従動ローラ3が配設され、これらに踏段
4が巻回されて取付けられている。
踏段駆動ローラ2にはチェーン、スプロケットなどの駆
動力伝達部材(図示せず)を介して手摺ベルト駆動ロー
ラ5が連結されており、この手摺ベルト駆動ローラ5の
回転駆動により、これと当接する手摺ベルト6が踏段4
と同一速度で搬送されるようになっている。
動力伝達部材(図示せず)を介して手摺ベルト駆動ロー
ラ5が連結されており、この手摺ベルト駆動ローラ5の
回転駆動により、これと当接する手摺ベルト6が踏段4
と同一速度で搬送されるようになっている。
そして、手摺ベルト6を挟んで手摺ベルト駆動ローラ5
と対向する位置には、転動ローラ7が配設されており、
手摺ベルト6と手摺ベルト駆動ローラ5との間に、手摺
ベルト6を搬送するために充分な摩擦力が生じるように
なっている。
と対向する位置には、転動ローラ7が配設されており、
手摺ベルト6と手摺ベルト駆動ローラ5との間に、手摺
ベルト6を搬送するために充分な摩擦力が生じるように
なっている。
この転動ローラ7は第5図に示すように、その回転軸7
aが、支持棒8に固着された支持板9により支持された
ものであり、コイルバネ10の付勢力により手摺ベルト
6を手摺ベルト駆動ローラ5に対して押圧する作用をな
すものである。
aが、支持棒8に固着された支持板9により支持された
ものであり、コイルバネ10の付勢力により手摺ベルト
6を手摺ベルト駆動ローラ5に対して押圧する作用をな
すものである。
なお、第4図中、11は手摺ベルト6を案内するための
案内ローラ、12は電気機器、配線材等が収納された制
御盤、13は非常時に踏段4及び手摺ベルト6の搬送を
停止させるための非常停止スイッチである。また、踏段
駆動ローラ2は、図示を省略しである駆動モータによっ
て回転駆動されるようになっている。
案内ローラ、12は電気機器、配線材等が収納された制
御盤、13は非常時に踏段4及び手摺ベルト6の搬送を
停止させるための非常停止スイッチである。また、踏段
駆動ローラ2は、図示を省略しである駆動モータによっ
て回転駆動されるようになっている。
次に動作につき説明する。図示を省略した操作室内で係
員が始動ボタン(図示せず)を押すと、前記の駆動モー
タが始動し、踏段駆動ローラ2の回転駆動によって踏段
4が所定方向に一定速度で搬送される。
員が始動ボタン(図示せず)を押すと、前記の駆動モー
タが始動し、踏段駆動ローラ2の回転駆動によって踏段
4が所定方向に一定速度で搬送される。
一方、手摺ベルト駆動ローラ5も前記の駆動力伝達部材
によって踏段駆動ローラ2から駆動力を得ることができ
、これにより手摺ベルト6を踏段4と同一速度で所定方
向に搬送させることができる。
によって踏段駆動ローラ2から駆動力を得ることができ
、これにより手摺ベルト6を踏段4と同一速度で所定方
向に搬送させることができる。
ところで、上述のように、互いに同一速度で搬送される
べき踏段4及び手摺ベルト6が、時として、互いに大き
く異なる速度で搬送されてしまうことがある。
べき踏段4及び手摺ベルト6が、時として、互いに大き
く異なる速度で搬送されてしまうことがある。
例えば、前記の駆動モータ(図示せず)の始動の際に、
第4図の前端部A付近、後端部B付近において手摺ベル
ト6に伸びが生じ、スリップ、空回りなどによって手摺
ベルト6の搬送速度が踏段4よりも大きく遅れる場合で
ある。
第4図の前端部A付近、後端部B付近において手摺ベル
ト6に伸びが生じ、スリップ、空回りなどによって手摺
ベルト6の搬送速度が踏段4よりも大きく遅れる場合で
ある。
また、雨水等が浸入しやすい場所に設置されているエス
カレータにあっては、これらの雨水によって、手摺ベル
ト6と手摺ベルト駆動ローラ5との間にすべりを生じ、
上記と同様に、手摺ベルト6の搬送速度が踏段4よりも
大きく遅れることがある。
カレータにあっては、これらの雨水によって、手摺ベル
ト6と手摺ベルト駆動ローラ5との間にすべりを生じ、
上記と同様に、手摺ベルト6の搬送速度が踏段4よりも
大きく遅れることがある。
あるいは、長期間にわたる使用の間に、第5図に示すコ
イルバネ10の付勢力が次第に衰え、手摺ベルト6と手
摺ベルト駆動ローラ5との間に搬送のための充分な摩擦
力を確保することができなくなることによっても、同様
の事態が生じることになる。
イルバネ10の付勢力が次第に衰え、手摺ベルト6と手
摺ベルト駆動ローラ5との間に搬送のための充分な摩擦
力を確保することができなくなることによっても、同様
の事態が生じることになる。
そして、甚だしい場合には、長期間の使用により、チェ
ーンなどの駆動力伝達部材が疲労によって切断あるいは
破損され、手摺ベルト6のみが突然に停止してしまうと
いう事態が生じることもある。
ーンなどの駆動力伝達部材が疲労によって切断あるいは
破損され、手摺ベルト6のみが突然に停止してしまうと
いう事態が生じることもある。
このように、手摺ベルト6と踏段4との速度が大きく異
なってしまった場合、従来は、エスカレータの周囲に居
合わせた係員あるいは他の利用客が直ちに非常停止スイ
ッチを操作して前記の駆動モータを停止させることによ
り、このような異常事態への対処が行なわれていた。
なってしまった場合、従来は、エスカレータの周囲に居
合わせた係員あるいは他の利用客が直ちに非常停止スイ
ッチを操作して前記の駆動モータを停止させることによ
り、このような異常事態への対処が行なわれていた。
(発明が解決しようとする課題)
上記の如く、手摺ベルト6の速度と踏段4の速度とが大
きく異なる事態が生じたとしても、利用者が通常の大人
のみであれば、単に不安感を覚えたり軽度の傷害を伴う
にとどまり、直ちに重大な人身事故に直結するような事
態には至らないものと考えられる。
きく異なる事態が生じたとしても、利用者が通常の大人
のみであれば、単に不安感を覚えたり軽度の傷害を伴う
にとどまり、直ちに重大な人身事故に直結するような事
態には至らないものと考えられる。
しかしながら、既述した゛如く、エスカレータは公共性
の高い場所に設置されるものであり、利用者には、当然
、老人、身体障害者、幼児などの身体的弱者も含まれて
いる。このような身体的弱者がエスカレータを利用して
いる間に上記のような異常事態が発生した場合、これら
の者は、転倒等により思いがけない怪我を負うおそれが
ある。
の高い場所に設置されるものであり、利用者には、当然
、老人、身体障害者、幼児などの身体的弱者も含まれて
いる。このような身体的弱者がエスカレータを利用して
いる間に上記のような異常事態が発生した場合、これら
の者は、転倒等により思いがけない怪我を負うおそれが
ある。
エスカレータが種々の公共的建造物内に積極的に採用さ
れつつある現状を考えると、当然、これらの者に対する
充分な安全対策が施されることが好ましい。本発明はか
かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、手摺ベルトと踏段との搬送速度の差が一定以
上に大きくなった場合は、直ちにこれを検出し、自動的
に手摺ベルト及び踏段を停止させることによって、エス
カレータの安全性をより向上させることができるエスカ
レータ手摺ベルトの異常検出装置を提供することにある
。
れつつある現状を考えると、当然、これらの者に対する
充分な安全対策が施されることが好ましい。本発明はか
かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、手摺ベルトと踏段との搬送速度の差が一定以
上に大きくなった場合は、直ちにこれを検出し、自動的
に手摺ベルト及び踏段を停止させることによって、エス
カレータの安全性をより向上させることができるエスカ
レータ手摺ベルトの異常検出装置を提供することにある
。
(課題を解決するための手段)
本発明は上記課題を解決するための手段として、ベルト
速度検出手段を転動ローラの回転軸に取付けて手摺ベル
トの搬送速度を検出するようにし、このベルト速度検出
手段がらの出力が所定値以下になったときに、駆動モー
タの回転を停止させることができる駆動モータ制御回路
を設けた構成としである。
速度検出手段を転動ローラの回転軸に取付けて手摺ベル
トの搬送速度を検出するようにし、このベルト速度検出
手段がらの出力が所定値以下になったときに、駆動モー
タの回転を停止させることができる駆動モータ制御回路
を設けた構成としである。
(作 用)
転動ローラは手摺ベルトと当接した状態で転動する部材
であるため、その回転速度は手摺ベルトの搬送速度に対
応したものとなる。したがって、転動ローラの回転軸に
取付けられたベルト速度検出手段は手摺ベルトの搬送速
度を検出することができる。そのため、何らがの原因で
手摺ベルトの搬送速度が踏段よりも大きく遅れた場合は
、転動ローラの回転速度もそれに連れて下降し、ベルト
速度検出手段の出力も下降することになる。
であるため、その回転速度は手摺ベルトの搬送速度に対
応したものとなる。したがって、転動ローラの回転軸に
取付けられたベルト速度検出手段は手摺ベルトの搬送速
度を検出することができる。そのため、何らがの原因で
手摺ベルトの搬送速度が踏段よりも大きく遅れた場合は
、転動ローラの回転速度もそれに連れて下降し、ベルト
速度検出手段の出力も下降することになる。
そして、ベルト速度検出手段の出力が予め定めである値
以下に下降した場合、駆動モータ制御回路は、何らかの
異常が発生したものとして駆動モータを停止させる。し
たがって、踏段及び手摺ベルトについても、これに伴っ
て直ちにその搬送が停止される。
以下に下降した場合、駆動モータ制御回路は、何らかの
異常が発生したものとして駆動モータを停止させる。し
たがって、踏段及び手摺ベルトについても、これに伴っ
て直ちにその搬送が停止される。
(実施例)
以下、本発明の実施例を第1図乃至第3図に基づいて説
明する。
明する。
第3図において、TGRは右側手摺ベルト6の搬送速度
を検出するため回転軸7aに取付けられているベルト速
度検出手段としての直流回転発電機(タコジェネレータ
)である。そして、図示は省略するが、左側手摺ベルト
6の搬送速度を検出するため、第3図と同様に直流回転
発電機TGLが設けられている。
を検出するため回転軸7aに取付けられているベルト速
度検出手段としての直流回転発電機(タコジェネレータ
)である。そして、図示は省略するが、左側手摺ベルト
6の搬送速度を検出するため、第3図と同様に直流回転
発電機TGLが設けられている。
これら直流回転発電機TGR,TGLには、第1図に示
すように、それぞれ直流継電器TR。
すように、それぞれ直流継電器TR。
TLのコイルが接続されており、直流回転発電機TG
TGLの出力によって励磁されるようにR’ なりいる。そして、直流継電器TR,TLの充分な励磁
によって、駆動モータ制御回路14内に設けられている
それぞれの接点TR1,TLiがオンすることになる。
TGLの出力によって励磁されるようにR’ なりいる。そして、直流継電器TR,TLの充分な励磁
によって、駆動モータ制御回路14内に設けられている
それぞれの接点TR1,TLiがオンすることになる。
第2図は、駆動モータ15の主回路図であり、駆動モー
タ15と遮断器16との間に設けられている上昇用主接
点U。、下降用主接点り。が交互にオン・オフすること
により駆動モータ15が正転、逆転する。そして、三相
電源のR相とS相に制御母線R1,S、が接続され、2
の制御母線R1,S、間に第1図で示した駆動モータ制
御回路14が設けられている。
タ15と遮断器16との間に設けられている上昇用主接
点U。、下降用主接点り。が交互にオン・オフすること
により駆動モータ15が正転、逆転する。そして、三相
電源のR相とS相に制御母線R1,S、が接続され、2
の制御母線R1,S、間に第1図で示した駆動モータ制
御回路14が設けられている。
次に、以上のように構成される本実施例の動作について
説明する。まず、第1図において、駆動モータ制御回路
14内の起動用キースイッチSTを端子a側に倒すと、
非常用停止スイッチsw。
説明する。まず、第1図において、駆動モータ制御回路
14内の起動用キースイッチSTを端子a側に倒すと、
非常用停止スイッチsw。
時限継電器TMBの接点TMB1.起動用キースイッチ
ST、下降用電磁接触器りの接点D2 (b接点)の経
路を辿って、上昇用電磁接触器Uが励磁される。したが
って、その接点Ull U3(a接点)がオン、接点U
2 (b接点)がオフとなり、さらに、主接点Uoもオ
ン゛となって駆動モータ15が正転し始める。これによ
って、第4図に示した踏段4及び手摺ベルト6は上昇方
向(矢印方向)に搬送を開始する。
ST、下降用電磁接触器りの接点D2 (b接点)の経
路を辿って、上昇用電磁接触器Uが励磁される。したが
って、その接点Ull U3(a接点)がオン、接点U
2 (b接点)がオフとなり、さらに、主接点Uoもオ
ン゛となって駆動モータ15が正転し始める。これによ
って、第4図に示した踏段4及び手摺ベルト6は上昇方
向(矢印方向)に搬送を開始する。
第1図に戻り説明を続けると、起動用キースイッチST
から手を離したとしても、上昇用電磁接触器Uはその接
点U1により自己保持され、また、時限継電器TMBは
接点D3のオンによって時限動作を開始する。ここで、
時限継電器TMBを設けたのは、チェーンなどの駆動力
伝達部材が介在しているため、手摺ベルト6の搬送開始
が踏段4よりも若干遅れることを考慮したことによる。
から手を離したとしても、上昇用電磁接触器Uはその接
点U1により自己保持され、また、時限継電器TMBは
接点D3のオンによって時限動作を開始する。ここで、
時限継電器TMBを設けたのは、チェーンなどの駆動力
伝達部材が介在しているため、手摺ベルト6の搬送開始
が踏段4よりも若干遅れることを考慮したことによる。
そして、時限継電器TMBの時限が終了し、接点TMB
lがオフする迄には、手摺ベルト6は通常の搬送速度に
達し、直流回転発電機TGR9T G t、の出力は充
分大きなものとなる。したがって、直流継電器TR,T
Lが励磁されて、その接点TR,TLlがオンとなり、
これによって、■ 継電器Xが励磁されてその接点X1がオンとなる。
lがオフする迄には、手摺ベルト6は通常の搬送速度に
達し、直流回転発電機TGR9T G t、の出力は充
分大きなものとなる。したがって、直流継電器TR,T
Lが励磁されて、その接点TR,TLlがオンとなり、
これによって、■ 継電器Xが励磁されてその接点X1がオンとなる。
つまり、正常な状態では、接点TMB1がオフされる迄
に接点X1がオンとなるため、手摺ベルト6の搬送開始
が踏段4よりも若干遅れても、支障なくこれらの搬送動
作を継続させることができる。
に接点X1がオンとなるため、手摺ベルト6の搬送開始
が踏段4よりも若干遅れても、支障なくこれらの搬送動
作を継続させることができる。
もちろん、搬送開始時、手摺ベルト6の伸びなどによっ
て、スリップ、空回りなどの異常が生じた場合は、接点
TMB1がオフされる迄に接点X1がオンにならないた
め、駆動モータ15は直ちに停止されることになる。
て、スリップ、空回りなどの異常が生じた場合は、接点
TMB1がオフされる迄に接点X1がオンにならないた
め、駆動モータ15は直ちに停止されることになる。
次に、手摺ベルト6が正常に搬送されている間に異常が
発生し、例えば、右側の手摺ベルト6の搬送速度が極端
に遅くなったとする。すると、直流回転発電機T G
Rの出力が小さくなって、直流継電器TRを充分に励磁
できなくなる。したがって、接点TR,がオフとなって
継電器Xの励磁も停止され、接点X1がオフとなる。す
なわち、異常発生によって、手摺ベルト6の搬送速度が
所定値以下になった場合には、自動的に手摺ベルト6及
び踏段4が停止されることになる。この場合の搬送速度
の所定値については、直流回転発電機TGR1TGLの
容量を適宜選択することによって可能であり、あるいは
直流回転発電機T G R。
発生し、例えば、右側の手摺ベルト6の搬送速度が極端
に遅くなったとする。すると、直流回転発電機T G
Rの出力が小さくなって、直流継電器TRを充分に励磁
できなくなる。したがって、接点TR,がオフとなって
継電器Xの励磁も停止され、接点X1がオフとなる。す
なわち、異常発生によって、手摺ベルト6の搬送速度が
所定値以下になった場合には、自動的に手摺ベルト6及
び踏段4が停止されることになる。この場合の搬送速度
の所定値については、直流回転発電機TGR1TGLの
容量を適宜選択することによって可能であり、あるいは
直流回転発電機T G R。
T G Lに適当な出力制御手段を接続することによっ
ても可能である。
ても可能である。
上記の説明では、手摺ベルト6及び踏段4を上昇させる
べく、起動用キースイッチSTを端子a側に倒した場合
の動作を説明したが、端子す側に倒した場合も略同様の
動作となるのでその説明を省略する。
べく、起動用キースイッチSTを端子a側に倒した場合
の動作を説明したが、端子す側に倒した場合も略同様の
動作となるのでその説明を省略する。
なお、本実施例では、ベルト速度検出手段として直流回
転発電機TGR1TGLを用い、直流継電器TR,TL
に接続した場合を示したが、その他、交流回転発電機を
用いて交流継電器に接続するようにしてもよい。あるい
は、交流発電機を用い、その出力を整流手段により整流
した直流継電器に接続する構成とすることも可能である
。
転発電機TGR1TGLを用い、直流継電器TR,TL
に接続した場合を示したが、その他、交流回転発電機を
用いて交流継電器に接続するようにしてもよい。あるい
は、交流発電機を用い、その出力を整流手段により整流
した直流継電器に接続する構成とすることも可能である
。
以上のように、本発明によれば、ベルト速度検出手段を
転動ローラの回転軸に取付けて手摺ベルトの搬送速度を
検出するようにし、このベルト速度検出手段からの出力
が所定値以下になったときに、駆動モータ′の回転を停
止させることができる駆動モータ制御回路を設けた構成
としたので、手摺ベルトと踏段との搬送速度の差が一定
以上に大きくなった場合は、直ちにこれを検出し、自動
的に手摺ベルト及び踏段を停止させることが可能となり
、もってエスカレータの安全性をより向上させることが
できるという効果がある。
転動ローラの回転軸に取付けて手摺ベルトの搬送速度を
検出するようにし、このベルト速度検出手段からの出力
が所定値以下になったときに、駆動モータ′の回転を停
止させることができる駆動モータ制御回路を設けた構成
としたので、手摺ベルトと踏段との搬送速度の差が一定
以上に大きくなった場合は、直ちにこれを検出し、自動
的に手摺ベルト及び踏段を停止させることが可能となり
、もってエスカレータの安全性をより向上させることが
できるという効果がある。
また、ベルト速度検出手段は転動ローラの回転軸に取付
けるようにしであることから、既存のエスカレータに対
しても簡単に採用することができ、さらに、種々の手摺
ベルト駆動方式に採用することができる。
けるようにしであることから、既存のエスカレータに対
しても簡単に採用することができ、さらに、種々の手摺
ベルト駆動方式に採用することができる。
第1図は本発明の実施例を示す回路構成図、第2図は本
発明に係るエスカレータの主回路図、第3図は本発明の
ベルト速度検出手段の取付状態を示す説明図、第4図は
従来のエスカレータの概略構成図、第5図は第4図のv
−■矢視図である。 2・・・踏段駆動ローラ、4・−踏段、5・・・手摺ベ
ルト駆動ローラ、6・・・手摺ベルト、7・・・転動ロ
ーラ、7a・・・回転軸、14・・・駆動モータ制御回
路、15・・・駆動モータ、T G R、T G t、
・・・ベルト速度検出手段(直流回転発電機)。
発明に係るエスカレータの主回路図、第3図は本発明の
ベルト速度検出手段の取付状態を示す説明図、第4図は
従来のエスカレータの概略構成図、第5図は第4図のv
−■矢視図である。 2・・・踏段駆動ローラ、4・−踏段、5・・・手摺ベ
ルト駆動ローラ、6・・・手摺ベルト、7・・・転動ロ
ーラ、7a・・・回転軸、14・・・駆動モータ制御回
路、15・・・駆動モータ、T G R、T G t、
・・・ベルト速度検出手段(直流回転発電機)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 駆動モータにより回転駆動される踏段駆動ローラと、 前記踏段駆動ローラに駆動力伝達部材を介して連結され
、該踏段駆動ローラの回転により駆動力を得る手摺ベル
ト駆動ローラと、 前記手摺ベルト駆動ローラと当接するように配設され、
該手摺ベルト駆動ローラの回転駆動により搬送される手
摺ベルトと、 前記手摺ベルトを挟んで前記手摺ベルト駆動ローラと対
向する位置に取付けられ、該手摺ベルト及び該手摺ベル
ト駆動ローラ間に前記搬送のための充分な摩擦力が生じ
るように該手摺ベルトを該手摺ベルト駆動ローラに対し
て押圧する転動ローラと、 を備えたエスカレータにおいて、 前記転動ローラの回転軸に取付けられ、前記手摺ベルト
が搬送される速度を検出するベルト速度検出手段と、 前記ベルト速度検出手段からの出力が所定値以下になっ
たとき、前記駆動モータの回転を停止させる駆動モータ
制御回路と、 を有することを特徴とするエスカレータ手摺ベルトの異
常検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22020288A JPH0270691A (ja) | 1988-09-02 | 1988-09-02 | エスカレータ手摺ベルトの異常検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22020288A JPH0270691A (ja) | 1988-09-02 | 1988-09-02 | エスカレータ手摺ベルトの異常検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0270691A true JPH0270691A (ja) | 1990-03-09 |
Family
ID=16747486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22020288A Pending JPH0270691A (ja) | 1988-09-02 | 1988-09-02 | エスカレータ手摺ベルトの異常検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0270691A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010037040A (ja) * | 2008-08-04 | 2010-02-18 | Mitsubishi Electric Corp | 乗客コンベアの手摺監視装置 |
CN103241634A (zh) * | 2013-05-29 | 2013-08-14 | 江南嘉捷电梯股份有限公司 | 自动扶梯的扶手带测速装置 |
CN104276503A (zh) * | 2014-11-05 | 2015-01-14 | 康力电梯股份有限公司 | 一种扶手带测速部件 |
CN111268545A (zh) * | 2020-01-16 | 2020-06-12 | 日立电梯(广州)自动扶梯有限公司 | 扶手带速度监测设备及自动行走装置 |
-
1988
- 1988-09-02 JP JP22020288A patent/JPH0270691A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010037040A (ja) * | 2008-08-04 | 2010-02-18 | Mitsubishi Electric Corp | 乗客コンベアの手摺監視装置 |
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