JPH027047B2 - - Google Patents
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- JPH027047B2 JPH027047B2 JP56079921A JP7992181A JPH027047B2 JP H027047 B2 JPH027047 B2 JP H027047B2 JP 56079921 A JP56079921 A JP 56079921A JP 7992181 A JP7992181 A JP 7992181A JP H027047 B2 JPH027047 B2 JP H027047B2
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/00064—Constructional details of the endoscope body
- A61B1/00071—Insertion part of the endoscope body
- A61B1/0008—Insertion part of the endoscope body characterised by distal tip features
- A61B1/00096—Optical elements
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/06—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with illuminating arrangements
- A61B1/07—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with illuminating arrangements using light-conductive means, e.g. optical fibres
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- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、特に高倍率の内視鏡に適する照明光
学系に関するものである。
学系に関するものである。
体内の組織をよく観察するためには倍率の高い
内視鏡が用いられる。このために従来は第1図に
示すように観察光学系の傍に照明光学系を付設し
た形式の内視鏡を被観察物体にごく接近させた状
態で使用するのが普通であつた。即ち、第1図に
おいて、A1はライトガイドフアイバー1から照
明光学系2を通して射出される照明光の被観察物
体表面3上での照明範囲を、又A2はカバーガラ
ス4と対物レンズ5をイメージガイド6とを含む
観察光学系の被観察物体表面3上での観察範囲を
それぞれ示しているが、かゝる構成では、被観察
物体表面3と内視鏡先端部7とを接近させた場
合、照明範囲A1と観察範囲A2とが一致せず、パ
ララツクスにより照明むらを生ずるという欠点が
あつた。また観察光学系の倍率が高い場合には焦
点深度が浅いため、被観察物体表面3と内視鏡先
端面との間の距離が変わるとピントがボケやす
く、又内視鏡先端部7がブレると写真撮影をした
場合像が流れやすいと云う欠点があつた。
内視鏡が用いられる。このために従来は第1図に
示すように観察光学系の傍に照明光学系を付設し
た形式の内視鏡を被観察物体にごく接近させた状
態で使用するのが普通であつた。即ち、第1図に
おいて、A1はライトガイドフアイバー1から照
明光学系2を通して射出される照明光の被観察物
体表面3上での照明範囲を、又A2はカバーガラ
ス4と対物レンズ5をイメージガイド6とを含む
観察光学系の被観察物体表面3上での観察範囲を
それぞれ示しているが、かゝる構成では、被観察
物体表面3と内視鏡先端部7とを接近させた場
合、照明範囲A1と観察範囲A2とが一致せず、パ
ララツクスにより照明むらを生ずるという欠点が
あつた。また観察光学系の倍率が高い場合には焦
点深度が浅いため、被観察物体表面3と内視鏡先
端面との間の距離が変わるとピントがボケやす
く、又内視鏡先端部7がブレると写真撮影をした
場合像が流れやすいと云う欠点があつた。
かゝる欠点を除去するために、従来より第2図
および第3図に示すような改良がなされている。
先づ第2図に示すものは、照明範囲A1と観察範
囲A2との不一致による照明むらをなくするため
に、照明光学系と観察光学系を同軸的に配置した
構造のもので、対物レンズ5内にハーフプリズム
8が挿入されていて、ライトガイドフアイバー1
より射出された光束はハーフプリズム8の側面よ
り入射せしめられた後反射し、観察光学系のカバ
ーガラス4より被観察物体表面3に向けて射出さ
れるようになつている。従つて、この場合は内視
鏡先端部7が被観察物体表面3に接近しても照明
範囲A1は観察範囲A2を十分にカバーすることが
できる。然しながら、この方式のものはカバーガ
ラス4の表面等のフレアー光により鮮明な像を得
ることができないと云う欠点がある。次に第3図
に示すものは、被観察物体表面3と内視鏡先端面
との間の距離を一定に保つために内視鏡先端部7
に少なくとも相対向する一対の突起9,9を設け
て、観察時この突起9を被観察物体表面3に密着
せしめるようにしたものであるが、この方法でも
対物レンズ5の倍率が2倍を越える場合には焦点
深度が非常に浅くなり、被観察物体表面までの距
離が変わるとピントがボケやすく不便であつた。
および第3図に示すような改良がなされている。
先づ第2図に示すものは、照明範囲A1と観察範
囲A2との不一致による照明むらをなくするため
に、照明光学系と観察光学系を同軸的に配置した
構造のもので、対物レンズ5内にハーフプリズム
8が挿入されていて、ライトガイドフアイバー1
より射出された光束はハーフプリズム8の側面よ
り入射せしめられた後反射し、観察光学系のカバ
ーガラス4より被観察物体表面3に向けて射出さ
れるようになつている。従つて、この場合は内視
鏡先端部7が被観察物体表面3に接近しても照明
範囲A1は観察範囲A2を十分にカバーすることが
できる。然しながら、この方式のものはカバーガ
ラス4の表面等のフレアー光により鮮明な像を得
ることができないと云う欠点がある。次に第3図
に示すものは、被観察物体表面3と内視鏡先端面
との間の距離を一定に保つために内視鏡先端部7
に少なくとも相対向する一対の突起9,9を設け
て、観察時この突起9を被観察物体表面3に密着
せしめるようにしたものであるが、この方法でも
対物レンズ5の倍率が2倍を越える場合には焦点
深度が非常に浅くなり、被観察物体表面までの距
離が変わるとピントがボケやすく不便であつた。
本発明は、かゝる事情に鑑み、高倍率にも拘ら
ず照明むらが生ぜず像のピントのボケない而もフ
レアー光のない立体的な像の得られる、この種照
明光学系を提供せんとするものであるが、以下図
示した各種実施例に基づき、第1図乃至第3図に
示したのと実質上同一の部品および部分には同一
符号を付してこれを説明すれば、先づ第4図乃至
第10図において、10は内視鏡先端部7内で対
物レンズ5の前方に設置されていて反射面10a
と、対物レンズ5の光軸と直交し且つ対物レンズ
5と対面する平面(以下対物レンズ側平面と称す
る)10bと、対物レンズ側平面10bと平行で
内視鏡先端部7の前面に露出する平面(以下物体
側平面と称する)10cとを有する透明体として
役立つプリズム、11は黒塗り11aの施された
研摩されていない外周面と、ライトガイドフアイ
バー1に密着または接着された一端面と、プリズ
ム10の対物レンズ側平面10bに密着または接
着された他端面とを有していてライトガイドフア
イバー1からの光をプリズム10内へ導びくため
対物レンズ5の周りに配置された複数の筒状の透
明部材、12は透明部材11との接合面と観察光
学系の有効径部分とを除いて対物レンズ側平面1
0b上に施された黒塗りである。
ず照明むらが生ぜず像のピントのボケない而もフ
レアー光のない立体的な像の得られる、この種照
明光学系を提供せんとするものであるが、以下図
示した各種実施例に基づき、第1図乃至第3図に
示したのと実質上同一の部品および部分には同一
符号を付してこれを説明すれば、先づ第4図乃至
第10図において、10は内視鏡先端部7内で対
物レンズ5の前方に設置されていて反射面10a
と、対物レンズ5の光軸と直交し且つ対物レンズ
5と対面する平面(以下対物レンズ側平面と称す
る)10bと、対物レンズ側平面10bと平行で
内視鏡先端部7の前面に露出する平面(以下物体
側平面と称する)10cとを有する透明体として
役立つプリズム、11は黒塗り11aの施された
研摩されていない外周面と、ライトガイドフアイ
バー1に密着または接着された一端面と、プリズ
ム10の対物レンズ側平面10bに密着または接
着された他端面とを有していてライトガイドフア
イバー1からの光をプリズム10内へ導びくため
対物レンズ5の周りに配置された複数の筒状の透
明部材、12は透明部材11との接合面と観察光
学系の有効径部分とを除いて対物レンズ側平面1
0b上に施された黒塗りである。
次に上記実施例の作用を説明すれば、図示しな
い光源装置からライトガイドフアイバー1によつ
て伝送されて来た光は透明部材11を透過してプ
リズム10内へ導びかれるが、この場合、第6図
に明示するように透明部材11の周面に当つた光
は黒塗り11aに吸収されて透過できないため透
明部材11の内部を乱反射または直進して出る光
束の広がり角φは比較的小さく押えられ得る。従
つて、かゝる透明部材11を用いれば、第7図に
示す如く電球やストロボ等の光源13を透明部材
11の前に直接配置し得る。又この説明から明ら
かな如く、透明部材11の代わりに内側が拡散面
になつている中空の金属パイプ、例えば内周面に
ねじを切つた中空パイプを用いてもよい。かくし
て、透明部材11を透過した光束はプリズム10
の対物レンズ側平面10bより入射して反射面1
0aにより反射される。こゝで、反射面10aの
対物レンズ側平面10bに対する傾き角θ(第8
照参照)は、反射面10aより反射された光が対
物レンズ側平面に入射する際には全反射するよう
に選定されているので、反射面10aにより反射
された光は、第8図に示された如く、対物レンズ
側平面10bで全反射したのち物体側平面10c
で全反射し、次に再び対物レンズ側平面10bで
全反射する。この場合、対物レンズ側平面10b
と物体側平面10cに対する光の入射角は一定に
保たれる。かくして入射した側とは反対側にある
反射面10aに達した光は、プリズム10に入射
した角度と同じ角度で対物レンズ側平面10bよ
り射出されるが、この光線は対物レンズ5の視野
内に射出することはなく、対物レンズ側平面10
bの黒塗り12の部分から射出する結果となり、
実際にはこゝで吸収される。ところで、この状態
では対物レンズ5にフレアー光が入ることはない
が、物体を照明することもできない。然しなが
ら、一般に高倍率の内視鏡では観察時ピントズレ
が起きないように物体に先端部を押し付けて用い
ることが多いが、かゝる使用法はプリズム10内
を上述の如く全反射して進む光を物体側へ射出せ
しめることを可能にする。即ち内視鏡の先端を第
9図に示す如く被観察物体の表面3に押し付ける
と、プリズム10の物体側表面10cと物体との
間に体内の水分が閉じ込められるが、水は空気よ
りも屈折率が高いため、この状態ではプリズム1
0内を進む光は物体側表面10cで全反射せずに
物体側へ射出され、これが物体表面を照らす照明
光となる。この場合、物体側平面10cにおいて
生ずるフレネル反射光は対物レンズ側平面10b
では全反射するので、対物レンズ側平面10bよ
り光が射出することはなく、従つて対物レンズ5
にフレアー光が入るようなことはない。このよう
にして物体側表面10cから射出する光は、物体
側が空気の場合には全反射する性格のものである
から、物体側に大きな出射角を以て射出される。
これは物体表面を斜めから照らすことになること
を意味し、従つて被観察物体の影は誇張されて立
体的な像を得ることができる結果となる。これ
は、通常の内視鏡の照明方式のように物体面を
ほゞ垂直に近い方向から照明する場合には得られ
ない独特の効果である。上記説明では物体側の媒
質が水で対物レンズ側が空気である場合について
述べたが、プリズム10の対物レンズ側平面10
bでフレアー光が全反射するためには、プリズム
を構成する材質の屈折率(n2)>対物レンズ側の
媒質の屈折率(n3)なる関係が、又照明光がプリ
ズム10の物体側表面10cから射出されるため
には、物体側の媒質の屈折率(n1)>n3なる関係
がそれぞれ満たされる必要がある。これを第10
図を参照しながら更に詳しく説明すると、いま光
線aの対物レンズ側平面10bへの入射角をα、
光線bの同平面への入射角をβ、光線cの同平面
への入射角をγ、対物レンズ側平面10bでの臨
界角をθ1とした場合、α<θ1=sin-1(n3/n2)と
なり、従つて光線aは対物レンズ側平面10bで
は屈折し、対物レンズ5の側へ抜けてしまう。次
に物体側平面10cでの臨界角をθ2=sin-1(n1/
n2)とした時、入射角βはθ2>β>θ1なる関係を
満しているものとすれば、光線bは対物レンズ側
平面10bでは全反射し、物体側平面10cは屈
折して一部は被観察物体の表面3とプリズム10
の物体側平面10cの間に閉じ込められた水中へ
光線b1となつて進み、他の一部は物体側平面10
cでフレネル反射し、光線b2となつて再度対物レ
ンズ側平面10bへ入射する。更に、入射角γは
γ>θ2なる関係を満しているものとすれば、光線
cは対物レンズ側平面10bと物体側表面10c
の何れにおいても全反射しながら進み、既に説明
した如く、最後に反射側の反対面10aにより反
射されて対物レンズ5の側へ抜ける。そこで、光
線a,b,cの役割を考えると、先づ光線aは対
物レンズ側平面10bで対物レンズ5の側へ抜け
てフレアー光となるので好ましくない。従つて光
線aがないようにプリズム10の傾き角θと透明
部材11からの射出光の開きとを選定する必要が
ある。透明部材11からの射出光の開き角は透明
部材11の長さと巾(太さ)を変えることにより
容易に制御することができる。次に光線bは物体
側平面10cで二つに分れてb1、b2となるが、b1
は被観察物体表面3を斜めから照らして立体観を
呼び起すのに有効な光であり、b2はフレアー光に
はならないので問題ない。更に光線cは物体側へ
は出ないので照明光としては使えないがフレアー
光にもならない。この説明で明らかなように本発
明は光線bを利用せんとするものであるから、光
源(ライトガイドフアイバー1の射出端面、電球
13、ストロボ等を含む)から供給される光線の
対物レンズ側平面10bへの入射角δが、θ1<δ
<θ2となるように、プリズム(透明体)10の形
状、透明部材11の長さおよび巾(太さ)、プリ
ズム10に対する透明部材11の取付け角εが選
定される。この意味で、プリズム10の対物レン
ズ側の面は、必ずしも以上説明して来た如く平面
である必要はなく、球面の一部をなしていても良
いことは云うまでもない。
い光源装置からライトガイドフアイバー1によつ
て伝送されて来た光は透明部材11を透過してプ
リズム10内へ導びかれるが、この場合、第6図
に明示するように透明部材11の周面に当つた光
は黒塗り11aに吸収されて透過できないため透
明部材11の内部を乱反射または直進して出る光
束の広がり角φは比較的小さく押えられ得る。従
つて、かゝる透明部材11を用いれば、第7図に
示す如く電球やストロボ等の光源13を透明部材
11の前に直接配置し得る。又この説明から明ら
かな如く、透明部材11の代わりに内側が拡散面
になつている中空の金属パイプ、例えば内周面に
ねじを切つた中空パイプを用いてもよい。かくし
て、透明部材11を透過した光束はプリズム10
の対物レンズ側平面10bより入射して反射面1
0aにより反射される。こゝで、反射面10aの
対物レンズ側平面10bに対する傾き角θ(第8
照参照)は、反射面10aより反射された光が対
物レンズ側平面に入射する際には全反射するよう
に選定されているので、反射面10aにより反射
された光は、第8図に示された如く、対物レンズ
側平面10bで全反射したのち物体側平面10c
で全反射し、次に再び対物レンズ側平面10bで
全反射する。この場合、対物レンズ側平面10b
と物体側平面10cに対する光の入射角は一定に
保たれる。かくして入射した側とは反対側にある
反射面10aに達した光は、プリズム10に入射
した角度と同じ角度で対物レンズ側平面10bよ
り射出されるが、この光線は対物レンズ5の視野
内に射出することはなく、対物レンズ側平面10
bの黒塗り12の部分から射出する結果となり、
実際にはこゝで吸収される。ところで、この状態
では対物レンズ5にフレアー光が入ることはない
が、物体を照明することもできない。然しなが
ら、一般に高倍率の内視鏡では観察時ピントズレ
が起きないように物体に先端部を押し付けて用い
ることが多いが、かゝる使用法はプリズム10内
を上述の如く全反射して進む光を物体側へ射出せ
しめることを可能にする。即ち内視鏡の先端を第
9図に示す如く被観察物体の表面3に押し付ける
と、プリズム10の物体側表面10cと物体との
間に体内の水分が閉じ込められるが、水は空気よ
りも屈折率が高いため、この状態ではプリズム1
0内を進む光は物体側表面10cで全反射せずに
物体側へ射出され、これが物体表面を照らす照明
光となる。この場合、物体側平面10cにおいて
生ずるフレネル反射光は対物レンズ側平面10b
では全反射するので、対物レンズ側平面10bよ
り光が射出することはなく、従つて対物レンズ5
にフレアー光が入るようなことはない。このよう
にして物体側表面10cから射出する光は、物体
側が空気の場合には全反射する性格のものである
から、物体側に大きな出射角を以て射出される。
これは物体表面を斜めから照らすことになること
を意味し、従つて被観察物体の影は誇張されて立
体的な像を得ることができる結果となる。これ
は、通常の内視鏡の照明方式のように物体面を
ほゞ垂直に近い方向から照明する場合には得られ
ない独特の効果である。上記説明では物体側の媒
質が水で対物レンズ側が空気である場合について
述べたが、プリズム10の対物レンズ側平面10
bでフレアー光が全反射するためには、プリズム
を構成する材質の屈折率(n2)>対物レンズ側の
媒質の屈折率(n3)なる関係が、又照明光がプリ
ズム10の物体側表面10cから射出されるため
には、物体側の媒質の屈折率(n1)>n3なる関係
がそれぞれ満たされる必要がある。これを第10
図を参照しながら更に詳しく説明すると、いま光
線aの対物レンズ側平面10bへの入射角をα、
光線bの同平面への入射角をβ、光線cの同平面
への入射角をγ、対物レンズ側平面10bでの臨
界角をθ1とした場合、α<θ1=sin-1(n3/n2)と
なり、従つて光線aは対物レンズ側平面10bで
は屈折し、対物レンズ5の側へ抜けてしまう。次
に物体側平面10cでの臨界角をθ2=sin-1(n1/
n2)とした時、入射角βはθ2>β>θ1なる関係を
満しているものとすれば、光線bは対物レンズ側
平面10bでは全反射し、物体側平面10cは屈
折して一部は被観察物体の表面3とプリズム10
の物体側平面10cの間に閉じ込められた水中へ
光線b1となつて進み、他の一部は物体側平面10
cでフレネル反射し、光線b2となつて再度対物レ
ンズ側平面10bへ入射する。更に、入射角γは
γ>θ2なる関係を満しているものとすれば、光線
cは対物レンズ側平面10bと物体側表面10c
の何れにおいても全反射しながら進み、既に説明
した如く、最後に反射側の反対面10aにより反
射されて対物レンズ5の側へ抜ける。そこで、光
線a,b,cの役割を考えると、先づ光線aは対
物レンズ側平面10bで対物レンズ5の側へ抜け
てフレアー光となるので好ましくない。従つて光
線aがないようにプリズム10の傾き角θと透明
部材11からの射出光の開きとを選定する必要が
ある。透明部材11からの射出光の開き角は透明
部材11の長さと巾(太さ)を変えることにより
容易に制御することができる。次に光線bは物体
側平面10cで二つに分れてb1、b2となるが、b1
は被観察物体表面3を斜めから照らして立体観を
呼び起すのに有効な光であり、b2はフレアー光に
はならないので問題ない。更に光線cは物体側へ
は出ないので照明光としては使えないがフレアー
光にもならない。この説明で明らかなように本発
明は光線bを利用せんとするものであるから、光
源(ライトガイドフアイバー1の射出端面、電球
13、ストロボ等を含む)から供給される光線の
対物レンズ側平面10bへの入射角δが、θ1<δ
<θ2となるように、プリズム(透明体)10の形
状、透明部材11の長さおよび巾(太さ)、プリ
ズム10に対する透明部材11の取付け角εが選
定される。この意味で、プリズム10の対物レン
ズ側の面は、必ずしも以上説明して来た如く平面
である必要はなく、球面の一部をなしていても良
いことは云うまでもない。
次に第10図および第11図を参照して本照明
光学系の構成要素の具体的寸法を例示する。
光学系の構成要素の具体的寸法を例示する。
n1=1.33 θ1=33.7゜
n2=1.80 θ2=47.6゜
n3=1.00
透明部材11の寸法
a1=0.3mm a2=2.1mm 屈折率:1.52
プリズム10に対する透明部材11の取付け角
ε=0゜
透明部材11から出る光束の空気中での広がり
角 φ=24.8゜ 透明部材11から出る光束のプリズム10内で
の広がり角 δ1=13.6゜ プリズム10の反射面10aで反射されて対物
レンズ側平面10bに入射するときの角度 δ2:37.2゜(最小値)〜50.8゜(最大値) プリズム10の物体側平面10cで水中に射出
されるときの角度 δ3:43.7゜(最小値)〜90.0゜(最大値) プリズム10の寸法 l1=3.0mm l2=0.6mm l3=0.8mm θ=22゜ プリズム10に対する透明部材11の取付け位
置 l4=1.2mm(但し、この寸法は物体側平面10c
で反射する位置が対物レンズ5の光軸の近傍に来
るように選ぶのがよい。) 以上、代表的一実施例に基づき本発明を詳述し
たが、以下他の各種実施例について説明する。先
づ第12図には、対物レンズ5の前方に直方体の
透明体(プリズム)14を配置し、ライトガイド
フアイバー1の先端に透明部材11を接着して、
これをプリズム14の側面に密着せしめた実施例
が示されている。この場合、プリズム14の側面
は、第13図および14図に示す如く、透明部材
11の取付け部分を除いて反射面15となつてい
て、物体側平面14aに水が付いたとき物体側に
光が射出されるようになつている。物体側平面1
4aで生ずるフレネル反射光はプリズム14の反
射面15で反射し、対物レンズ側平面14bで全
反射して、再び物体側平面14aより射出される
が、この過程が光線の強度を減衰せしめながら無
限回繰り返される。かゝる意味でこの実施例は照
明光の利用効率が高い方式のものと云える。
角 φ=24.8゜ 透明部材11から出る光束のプリズム10内で
の広がり角 δ1=13.6゜ プリズム10の反射面10aで反射されて対物
レンズ側平面10bに入射するときの角度 δ2:37.2゜(最小値)〜50.8゜(最大値) プリズム10の物体側平面10cで水中に射出
されるときの角度 δ3:43.7゜(最小値)〜90.0゜(最大値) プリズム10の寸法 l1=3.0mm l2=0.6mm l3=0.8mm θ=22゜ プリズム10に対する透明部材11の取付け位
置 l4=1.2mm(但し、この寸法は物体側平面10c
で反射する位置が対物レンズ5の光軸の近傍に来
るように選ぶのがよい。) 以上、代表的一実施例に基づき本発明を詳述し
たが、以下他の各種実施例について説明する。先
づ第12図には、対物レンズ5の前方に直方体の
透明体(プリズム)14を配置し、ライトガイド
フアイバー1の先端に透明部材11を接着して、
これをプリズム14の側面に密着せしめた実施例
が示されている。この場合、プリズム14の側面
は、第13図および14図に示す如く、透明部材
11の取付け部分を除いて反射面15となつてい
て、物体側平面14aに水が付いたとき物体側に
光が射出されるようになつている。物体側平面1
4aで生ずるフレネル反射光はプリズム14の反
射面15で反射し、対物レンズ側平面14bで全
反射して、再び物体側平面14aより射出される
が、この過程が光線の強度を減衰せしめながら無
限回繰り返される。かゝる意味でこの実施例は照
明光の利用効率が高い方式のものと云える。
第15図には、ライドガイトフアイバー1より
射出された光束が透明部材11によりその広がり
角を絞られ、透明体(プリズム)16により偏角
されてプリズム14に入射せしめられるようにし
た実施例が示されている。即ち、この実施例は、
透明部材11からの光束をプリズム14の側面よ
り直接導入するようにした第12図の実施例に較
らべて、プリズム14への光束の導入を容易に実
現し得るようにしたものである。
射出された光束が透明部材11によりその広がり
角を絞られ、透明体(プリズム)16により偏角
されてプリズム14に入射せしめられるようにし
た実施例が示されている。即ち、この実施例は、
透明部材11からの光束をプリズム14の側面よ
り直接導入するようにした第12図の実施例に較
らべて、プリズム14への光束の導入を容易に実
現し得るようにしたものである。
第16図には、透明部材11より透明体(プリ
ズム)17内へ導入された光束が、物体側が空気
の場合は物体側平面で全反射して黒塗り12によ
り吸収されるように、プリズム17の形状と透明
部材11の長さ、巾およびプリズム17への取付
け角を選定した実施例が示されている。この実施
例では、物体側の水の場合、透明部材11よりプ
リズム17内へ導入された光は物体側平面で物体
側に射出される。この際生じるフレネル反射光は
黒塗り12に吸収されるので、フレアー光はな
い。即ち、この実施例は、第4図乃至第11図で
説明した代表的実施例においては、照明光を反射
面10aで反射させ、対物レンズ側平面10bで
一回反射させたのち物体側平面10cから射出さ
せているのに対して、物体側平面より直接射出さ
せるようにした方式のものである。
ズム)17内へ導入された光束が、物体側が空気
の場合は物体側平面で全反射して黒塗り12によ
り吸収されるように、プリズム17の形状と透明
部材11の長さ、巾およびプリズム17への取付
け角を選定した実施例が示されている。この実施
例では、物体側の水の場合、透明部材11よりプ
リズム17内へ導入された光は物体側平面で物体
側に射出される。この際生じるフレネル反射光は
黒塗り12に吸収されるので、フレアー光はな
い。即ち、この実施例は、第4図乃至第11図で
説明した代表的実施例においては、照明光を反射
面10aで反射させ、対物レンズ側平面10bで
一回反射させたのち物体側平面10cから射出さ
せているのに対して、物体側平面より直接射出さ
せるようにした方式のものである。
第17図には、透明体(プリズム)18の物体
側平面18aと対物レンズ側平面18bとが平行
でない場合の実施例が示されている。この実施例
においては、ライトガイドフアイバー1よりの光
束は透明部材11により絞られてプリズム18内
に射出され、物体側平面18aで全反射またはフ
レネル反射された光が、対物レンズ側平面18b
では必ず全反射するように、透明部材11から射
出される光束の広ろがり角、透明部材11の物体
側平面18aとのなす角度および物体側平面18
aと対物レンズ側平面18bとのなす角度Aが選
定されている。プリズム18には光の吸収面19
が形成されていて、この吸収面19により対物レ
ンズ側平面18bで全反射した光は吸収される。
この実施例では、物体側平面18aに水が付いて
いない状態でも物体側平面18aより光が射出し
得る。即ち、透明部材11からプリズム18内に
射出される光線の物体側平面18aへの入射角B
が、空気中での臨界角θ3から該臨界角θ3よりも角
度Aだけ小さい角度までの範囲内にある場合の光
線は空気中でも照明光として利用することがで
き、而もそのフレネル反射光は対物レンズ側平面
18bでは全反射するのでフレアー光にはならな
いと云う利点がある。換言すれば、B>θ3のとき
空気中では物体側平面18aより光は射出され
ず、θ3>B>θ3−Aのとき空気中、水中ともに光
は射出されるが、何れの場合もフレアー光はな
い。
側平面18aと対物レンズ側平面18bとが平行
でない場合の実施例が示されている。この実施例
においては、ライトガイドフアイバー1よりの光
束は透明部材11により絞られてプリズム18内
に射出され、物体側平面18aで全反射またはフ
レネル反射された光が、対物レンズ側平面18b
では必ず全反射するように、透明部材11から射
出される光束の広ろがり角、透明部材11の物体
側平面18aとのなす角度および物体側平面18
aと対物レンズ側平面18bとのなす角度Aが選
定されている。プリズム18には光の吸収面19
が形成されていて、この吸収面19により対物レ
ンズ側平面18bで全反射した光は吸収される。
この実施例では、物体側平面18aに水が付いて
いない状態でも物体側平面18aより光が射出し
得る。即ち、透明部材11からプリズム18内に
射出される光線の物体側平面18aへの入射角B
が、空気中での臨界角θ3から該臨界角θ3よりも角
度Aだけ小さい角度までの範囲内にある場合の光
線は空気中でも照明光として利用することがで
き、而もそのフレネル反射光は対物レンズ側平面
18bでは全反射するのでフレアー光にはならな
いと云う利点がある。換言すれば、B>θ3のとき
空気中では物体側平面18aより光は射出され
ず、θ3>B>θ3−Aのとき空気中、水中ともに光
は射出されるが、何れの場合もフレアー光はな
い。
上述の如く本発明によれば、内視鏡先端を視観
察物体に密着して用いることができ、高倍率であ
つてもピンボケを生じるようなことはなく、又照
明光が被観察物体の表面に斜めから当るため物体
像を立体的に観察できるばかりか、照明光は対物
レンズ側にフレアー光として入ることがなく而も
視野外を照らす光量が少ないため常に明るく且つ
鮮明な像が得られ、写真撮影に際しても極めて見
易い写真を得ることができる。更に、照明系と観
察系とが同一のカバーガラスを用い得るため、視
野全体をむらなく照明することができるばかり
か、内視鏡先端部を小型且つコンパクトに構成す
ることができる。
察物体に密着して用いることができ、高倍率であ
つてもピンボケを生じるようなことはなく、又照
明光が被観察物体の表面に斜めから当るため物体
像を立体的に観察できるばかりか、照明光は対物
レンズ側にフレアー光として入ることがなく而も
視野外を照らす光量が少ないため常に明るく且つ
鮮明な像が得られ、写真撮影に際しても極めて見
易い写真を得ることができる。更に、照明系と観
察系とが同一のカバーガラスを用い得るため、視
野全体をむらなく照明することができるばかり
か、内視鏡先端部を小型且つコンパクトに構成す
ることができる。
なお、第18図には、本発明による照明原理を
用いた照明光学系を観察光学系とは別の場所に配
置した場合の実施例が示されているが、かゝる構
成によれば、被観察物体を斜めから照らすことが
できるため、立体的な像を得ることができると云
う利点がある。
用いた照明光学系を観察光学系とは別の場所に配
置した場合の実施例が示されているが、かゝる構
成によれば、被観察物体を斜めから照らすことが
できるため、立体的な像を得ることができると云
う利点がある。
第1図は従来の高倍率内視鏡の先端部の構成を
示す説明図、第2図は照明むらをなくするように
工夫された従来の高倍率内視鏡の先端部の構成を
示す説明図、第3図は従来の高倍率内視鏡先端部
にフードを取付けた場合の説明図、第4図は本発
明に係る照明光学系の一実施例を内蔵した高倍率
内視鏡先端部の構成を示す説明図、第5図乃至第
11図は第4図に示す実施例の作用を説明するた
めの説明図、第12図乃至第14図は本発明に係
る照明光学系の他の実施例を内蔵した高倍率内視
鏡先端部の構成と作用を説明するための説明図、
第15図乃至第18図はそれぞれ本発明に係る照
明光学系の更に他の各種実施例を内蔵した高倍率
内視鏡先端部の構成を示す説明図である。 1……ライトガイドフアイバー、3……被観察
物体表面、5……対物レンズ、7……内視鏡先端
部、11……透明部材、13……ランプ、10,
14,17,19,20……透明体(プリズム)、
16……プリズム。
示す説明図、第2図は照明むらをなくするように
工夫された従来の高倍率内視鏡の先端部の構成を
示す説明図、第3図は従来の高倍率内視鏡先端部
にフードを取付けた場合の説明図、第4図は本発
明に係る照明光学系の一実施例を内蔵した高倍率
内視鏡先端部の構成を示す説明図、第5図乃至第
11図は第4図に示す実施例の作用を説明するた
めの説明図、第12図乃至第14図は本発明に係
る照明光学系の他の実施例を内蔵した高倍率内視
鏡先端部の構成と作用を説明するための説明図、
第15図乃至第18図はそれぞれ本発明に係る照
明光学系の更に他の各種実施例を内蔵した高倍率
内視鏡先端部の構成を示す説明図である。 1……ライトガイドフアイバー、3……被観察
物体表面、5……対物レンズ、7……内視鏡先端
部、11……透明部材、13……ランプ、10,
14,17,19,20……透明体(プリズム)、
16……プリズム。
Claims (1)
- 1 照明光源と、該照明光源に並置された対物レ
ンズと、上記照明光源の前方に配置され上記対物
レンズの光軸を含む位置まで延在する透明体と、
を備えた内視鏡において、上記透明体の屈折率を
n2上記透明体の対物レンズ側にある媒質の屈折率
をn3とするとき、n2>n3なる条件を満足せしめる
と共に上記光源から上記透明体に入射する光線の
うち該透明体の上記対物レンズに対向する面へ入
射する光線の該面への入射角が臨界角θ1(θ1=
sin-1n3/n2)よりも大きくなるように上記透明
体の形状が選定されていることを特徴とする内視
鏡用照明光学系。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56079921A JPS5810033A (ja) | 1981-05-26 | 1981-05-26 | 内視鏡用照明光学系 |
DE3219511A DE3219511C2 (de) | 1981-05-26 | 1982-05-25 | Optisches Beleuchtungssystem für Endoskope |
US06/381,885 US4500181A (en) | 1981-05-26 | 1982-05-25 | Illuminating optical system for endoscopes |
US06/820,304 US4671630A (en) | 1981-05-26 | 1986-01-21 | Illuminating optical system for endoscopes |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56079921A JPS5810033A (ja) | 1981-05-26 | 1981-05-26 | 内視鏡用照明光学系 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5810033A JPS5810033A (ja) | 1983-01-20 |
JPH027047B2 true JPH027047B2 (ja) | 1990-02-15 |
Family
ID=13703756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56079921A Granted JPS5810033A (ja) | 1981-05-26 | 1981-05-26 | 内視鏡用照明光学系 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US4500181A (ja) |
JP (1) | JPS5810033A (ja) |
DE (1) | DE3219511C2 (ja) |
Families Citing this family (54)
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---|---|---|---|---|
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JPH0685023B2 (ja) * | 1984-03-29 | 1994-10-26 | オリンパス光学工業株式会社 | 高倍率内視鏡用照明光学系 |
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-
1981
- 1981-05-26 JP JP56079921A patent/JPS5810033A/ja active Granted
-
1982
- 1982-05-25 DE DE3219511A patent/DE3219511C2/de not_active Expired
- 1982-05-25 US US06/381,885 patent/US4500181A/en not_active Expired - Fee Related
-
1986
- 1986-01-21 US US06/820,304 patent/US4671630A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
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