JPH0269419A - 易吸収性カルシウム組成物製剤 - Google Patents

易吸収性カルシウム組成物製剤

Info

Publication number
JPH0269419A
JPH0269419A JP21992988A JP21992988A JPH0269419A JP H0269419 A JPH0269419 A JP H0269419A JP 21992988 A JP21992988 A JP 21992988A JP 21992988 A JP21992988 A JP 21992988A JP H0269419 A JPH0269419 A JP H0269419A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
calcium
citric acid
oligosaccharide
preparation
milk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21992988A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiichi Sawai
喜一 澤井
Masatsune Kurono
昌庸 黒野
Naohisa Ninomiya
二宮 直久
Takao Sugiyama
杉山 孝雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Kagaku Kenkyusho Co Ltd
Original Assignee
Sanwa Kagaku Kenkyusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanwa Kagaku Kenkyusho Co Ltd filed Critical Sanwa Kagaku Kenkyusho Co Ltd
Priority to JP21992988A priority Critical patent/JPH0269419A/ja
Publication of JPH0269419A publication Critical patent/JPH0269419A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はカルシウム、乳蛋白質、クエン酸またはその塩
類、オリゴ糖またはその誘導体からなる易吸収性カルシ
ウム製剤に係る。
(従来の技術) カルシウムは生体代謝に重要な役割を果たす物質であり
、通常は骨がカルシウムの巨大な貯蔵庫として存在して
いる。腸管からのカルシウムの吸収は、ビタミンD等に
より強く促進される。従って、ビタミンDの過剰摂取、
電解質代謝異常等により食欲不振、腎結石、石灰化等カ
ルシウム過剰症が発生する。また逆にカルシウムの吸収
が減少すると骨fIIu症等が発生する。
カルシウム既存製剤は、ビタミン製剤との配合等、単に
カルシウムの吸収促進を目的としており、近年の健康食
品ブームを反映して、カルシウム過剰症が社会問題化し
つつある。
(発明が解決しようとする課題) 本発明者は既存カルシウム製剤の欠陥を解決すべく、母
乳に近い形でのカルシウムの吸収を目的として、添加剤
成分の検討を行ったところ、カルシウム、乳蛋白質、ク
エン酸またはその塩類、オリゴ糖またはその誘導体から
なる組成成分か生体に最適な必要量のカルシウムの吸収
を促進し、しかも、カルシウム過剰による組織石灰化を
阻止することを見出し、本発明を完成するに至ったもの
である。
(発明を解決するための手段) この発明は上記知見に基づいて、カルシウム、乳蛋白質
、クエン酸またはその塩類、オリゴ糖またはその誘導体
を含有することを特徴とする易吸収性カルシウム組成物
製剤を提供するものである。
本発明において用いるカルシウムは、製剤の目的及び安
定性の面から骨粉性カルシウムが好ましく、乳蛋白質と
してはカゼインまたはその分解物か、クエン酸またはそ
の塩類としてはクエン酸鉄、オリゴ糖またはその誘導体
としては還元麦芽糖がカルシウム易吸収性と副作用防止
の面で好ましい。
各種製剤調製にあたっては、乳蛋白質の含有量がカルシ
ウムの5〜50%、クエン酸またはその塩類の含有板が
カルシウムの1〜10%、オリゴ糖またはその誘導体の
含有量がカルシウムの10〜100%の範囲にあるのが
好ましい。
なお、その他の添加剤成分は、一般の増量剤以外に、本
発明のカルシウム製剤と生物学的あるいは化学的に相互
作用を起こさない安定な成分であれば、適当に配合する
ことができる。
この発明に係るカルシウム製剤はヒト及び動物を対象と
することができる。
(発明の効果) 本発明による易吸収性カルシウム組成物製剤は、これを
経口的に投与することにより、母乳に近い形でのカルシ
ウムの吸収と高カルシウム血症、組織の石灰化等の副作
用防止効果が得られ、簡便に既存のカルシウム製剤の欠
陥を完全に解決した、安全性の高い製剤を得ることかで
きる。
(実施例等) 1)薬効薬理試験 抗虫歯作用 腎組織石灰化観察試験 (1)ラットの虫歯抑制作用及び腎組織石灰化観察試験 カルシウム投与ラットにおける虫歯抑制作用体重25〜
30gのウィスターラット(1群3匹)に、牛骨粉また
は製剤例1に記載の本発明製剤を白米、魚粉、野菜室か
らなる飼料に、牛骨粉として10%混入したものと、乳
酸菌入り飲料水を敵時与えた。(無処置群は、白米、魚
粉、野菜室からなる飼料と、乳酸菌入り飲料水を適時与
えた) 4ケ月にわたり飼育した後、グルコン酸カルシウム25
%注射液2m1lを連日14日間腹腔内投与した後、撲
殺して上下6本の臼歯をルーペでIl!察し、虫歯の進
行状況を分類するとともに、腎の組織検査を行った。
結果は表1に示すごとく、本発明製剤にあっては、牛骨
粉投与群に比較し、カルシウム吸収促進に伴う著しい虫
歯抑制効果が認められた。
また、腎の組織検査では、牛骨粉投与群の2例にカルシ
ウムの組織沈着が認められたが、本発明製剤投与群にあ
っては、異常は認められながった。
表1 2)製剤例 (製剤例1) 牛骨粉50g、カゼインホスホペプチドLog、クエン
酸第−鉄ナトリウム2g、還元麦芽糖36g、クエン酸
1g及び香料1gをとり、均一になるまで混合して粉末
状のカルシウム組成物製剤を得た。
(製剤例2) 牛骨粉50g、カゼインホスホペプチド1og、クエン
酸第−鉄ナトリウム2g、ビタミンA、D3末0.2g
、還元麦芽1! 30 g 、醗酵花木30g、無水結
晶ブドウ糖43.6g、クエン酸09g、乳糖細粒15
.Og、コーンスターチ9゜6g、香料1.5g、シュ
ガーエステル7.2gをとり、混合した後、適当な大き
さに圧縮成型し、粒状のカルシウム組成物製剤を得た。
特許出願人 株式会社三和化学研究所

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カルシウム、乳蛋白質、クエン酸またはその塩類
    、オリゴ糖またはその誘導体を含有することを特徴とす
    る易吸収性カルシウム組成物製剤。
  2. (2)カルシウムが骨粉性カルシウムであり、乳蛋白質
    がカゼインまたはその分解物であり、クエン酸またはそ
    の塩類がクエン酸鉄塩、オリゴ糖またはその誘導体が還
    元麦芽糖である特許請求の範囲第1項に記載の易吸収性
    カルシウム組成物製剤。
JP21992988A 1988-09-02 1988-09-02 易吸収性カルシウム組成物製剤 Pending JPH0269419A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21992988A JPH0269419A (ja) 1988-09-02 1988-09-02 易吸収性カルシウム組成物製剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21992988A JPH0269419A (ja) 1988-09-02 1988-09-02 易吸収性カルシウム組成物製剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0269419A true JPH0269419A (ja) 1990-03-08

Family

ID=16743231

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21992988A Pending JPH0269419A (ja) 1988-09-02 1988-09-02 易吸収性カルシウム組成物製剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0269419A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3933164A1 (de) * 1988-10-04 1990-04-12 Otsuka Pharma Co Ltd Mittel fuer eine eisen- und eine vitaminzufuhr sowie verfahren zum stabilisieren eines schaummittels

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3933164A1 (de) * 1988-10-04 1990-04-12 Otsuka Pharma Co Ltd Mittel fuer eine eisen- und eine vitaminzufuhr sowie verfahren zum stabilisieren eines schaummittels
DE3933164B4 (de) * 1988-10-04 2005-08-18 Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. Mittel für eine Eisenzufuhr

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5284088B2 (ja) グアニジノ酢酸成分をベースとする液体配合物
JP4592127B2 (ja) 骨吸収抑制剤
JPH082268B2 (ja) メチルスルホニルメタンを含む食餌製品およびその使用
MXPA02005486A (es) Composicion nutricional.
TW200848064A (en) Process for producing osteocalcin-containing extract
RU2622013C2 (ru) Композиции на основе глины и обножки, способ их получения и их применение в питании и терапевтическом лечении
CN1292756C (zh) 一种补充人体营养元素的泡腾片制剂及其制备方法
CN108740305B (zh) 围产期奶牛专用钙片及其制备方法
JP3459932B2 (ja) 抗骨粗鬆症組成物
JP2004520341A (ja) 血圧低下効果を有する機能製品中のベタインの使用
JP5156330B2 (ja) 脂肪組織重量減少剤
JPH0269419A (ja) 易吸収性カルシウム組成物製剤
JP2660906B2 (ja) ウニ由来カルシウムの製造方法ならびにこの製造方法によって得られる易吸収性カルシウムを含有する組成物
BRPI0708061A2 (pt) agente acelerador da absorção de cálcio
CN104888192B (zh) 一种增加骨密度的海参氨糖制剂及其生产方法
JPH0651628B2 (ja) 栄養剤組成物
JPH07118162A (ja) 家畜用経口投与組成物
JPH02242655A (ja) 食卓塩の副作用を減ずる物質
JP3769267B2 (ja) 亜鉛増強食品及びその製造方法
RU2414918C2 (ru) Способ получения вермипрепаратов, обогащенных микроэлементами
CN100364969C (zh) 水溶性维生素d2的制备方法
JPS6258966A (ja) ス−プ等の添加料
JPH0352691A (ja) 酸含有水
RU2265376C1 (ru) Биологически активная пищевая добавка для профилактики йодной недостаточности и способ ее получения
RU2299072C2 (ru) Способ откорма телят на территориях радиоактивного загрязнения