JPH0269130A - 加熱加工済食品素地 - Google Patents

加熱加工済食品素地

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JPH0269130A
JPH0269130A JP63219127A JP21912788A JPH0269130A JP H0269130 A JPH0269130 A JP H0269130A JP 63219127 A JP63219127 A JP 63219127A JP 21912788 A JP21912788 A JP 21912788A JP H0269130 A JPH0269130 A JP H0269130A
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JP
Japan
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edible
water
heating
heat
processed food
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JP63219127A
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Sadami Ito
禎美 伊藤
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Individual
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野1 この発明は加熱加工済食品素地に係り、更に詳述すれば
ソフトクリームやアイスクリーム等の冷菓子や各秤食晶
等を入れるコーン状の可食容器すなわら、見掛は比重が
小さく多孔質′C−軽質にして口当りがいわゆるサクサ
クした歯ざわりが喜こぼれるワツフルコーンと呼ばれる
可食容器などの素材に用いて有用な加熱加工済食品木地
に関する。
[従来の技術] 一般にソフトクリームやアイスクリーム等の冷菓子を店
頭で盛付けて販売する可食容器は、専業のコーン製造業
者が小麦粉等の原料に水の配合料を多くしてi台、次女
等の加熱分解膨張剤等を混練した所謂水神と称するもの
を高温の加熱板で加熱焼成した直後−コーン状に成形し
たものを包装してアイスクリーム販売現場に配送してい
るが、ワツフルコーンは極めてその質が會ナクいことが
身上′C″dうるため少しの挿j撃に(つ「14λ梵く
破[口しやすいため焼成中は勿論焼成後、アイスクリー
ム販売現場に至るよT:取扱に難点が多いものである。
これら各問題点を除去するために本出願人が開発した特
願昭59−269826号に示されるもの、すなわち小
麦粉等の原料にこれが硬種ど45る程度の水を加えてn
練したあと、一定のj9さに延展し、この延展された硬
種板より型扱きにより必要形状の生地を分離し、この生
地を焼成直後コーン状に巻回成形固化することにより可
食容器を得るようにした可食容器の製造方法が捉案され
ている。
[発明がW?決しようとする課題1 ところが上記従来の技術のうち面習では焼成直接固化し
たコーン状可食容器を出荷するbのであるlこめ焼成固
化した]−ン状の1M食容器が運搬中に破旧しくゝ〕す
く、例えばワツフルコーンでは20〜30 %程度のも
のが使いものに41らなくなるとい−)太さをf問題点
がある。
この問題j1°、【を除ノ、するため前記製造57人を
二し−ザーfull、すなわちソノ1〜クリーム等の販
売業省の店舗に採用づ−れば良いことになるが、これは
焼成:Rや原料調製装置等の設備投口が大きくなるだけ
でなく少量でも人聞でも要求される焼成操作の技術\b
取扱いの難易さに大差なく店頭では設置スペースがない
こともあり、また消費電力のアンペア契約等はらとより
焼成技術やアイスクリーム販売現場での従業員は主とし
てアルバイト、バー1−等の一時雇用各で、これ等の人
々に焼成機器の技術習得を実施さけることは゛実際上困
難が多く簡単には採用できないというような多くの問題
点がある。
また従来技術のうち後考では口当りがサクサクしたもの
が4’Jられないし、硬種使用のため製造工程の、t−
1〜メ化が困難である等多くの問題点がある。
さらに現在活及しているつ■ハス・ゴーフル・ワツフル
と呼ばれる小麦粉を主原料とする薄質板状(l!んべい
状)の焼き菓子は多孔軽質でいわゆるリフリークした食
感が身上とされているが、これ等の原料である小麦粉を
主とげろ水種は、小麦粉、砂糖、水の主成分に化学膨剤
といわれる11隻(・a炭酸ナトリウム)、炭安く炭酸
アンモニア)が混じっているが、この水種を加熱板状に
薄層に流下延展して焼成する際、加熱により化学膨剤が
熱分解して発生ずる炭酸ガス、アンしニアガス等による
気泡が作る空孔によっているため、空孔は形状大きざが
不均等であるだけでなく、その分布存在も不均等でかつ
薄状板(I!んべい状板)の表面は脱出ガスによる噴出
口のため大小不均等粗面となっている。
しかもこれ等の原料は鶏卵を加えても、これらは主とし
て味付けのためで、さらにこれに弄面活性物質を混ぜる
ことがないため焼成した薄状板成品を再度加熱すると板
状菓子内部の空孔は始どつ7S;れ、冷却しICらのは
重質の硬いせんべいとなるものが多い。
またこれ等のDii I+に油脂を混ざる場合多くはこ
れ等の原料を焼成1ノでなる焼成・4子をその加熱板か
ら剥(4づる際の破jtlを防ぐための剥ffi材的な
用途を明持するか風味をよくするためとされている。
ざσに木発明者が出願した持願fill 62−730
337に示される先願はその焼成用原料水神の主成分と
して小麦粉、砂糖、油脂、水に更に鶏卵又は鶏卵の如さ
可食界面活性を有する物質の添加を以てしている。
鶏卵は卵白、卵邑から成っているが、鶏卵を製菓材料と
して使用する場合、その独特の風味をつけるばか鶏卵の
もつ卵白の気泡性、卵負の乳化性、寸なわら界面活性機
構を実質どして利用している。
前記のように製菓の主たる成分である小麦粉、砂糖等の
固相原料と油脂、水等の液相原料を混合して」重質の菓
子に焼成又は原成ザるにはこれらの固相、液相物質を均
質に混合せしめてこれ等の組成内容を充分に相互作用せ
しめる必東があり、このため、上記の固相、液1(1の
各原わ1のII!2にSfAθ1うもその一種であるb
1介界面活性物′Cの存在を必要とり−る。
1)に洋菓子代表となるケーキは、小麦粉、砂轄、水、
油脂及び鶏卵を主原石として焼き上げたスポンジケーキ
をベースとした洋菓子を総称してd3す、このスポンジ
ケーキ焼成のための上記1原料の混和には一般に砂糖、
鶏卵を水で溶いて混合したちのに油脂をよく混和して液
種と41シ、これに小麦粉を徐々に加えながらiI2稈
して焼成原料とする。
液種すなわら砂糖を溶解した水に油脂を充分均質に混和
させるには鶏卵は欠くべからざるらので、このとき鶏卵
は水、油脂を泡立らのよいfL化化合合物エマルジョン
)となし、この液種に小麦粉を混捏するとき、小麦粉は
このエマルジョン内に均質に分散するたりてなく、この
仝混捏様の内に均質、均等な気泡が分散する。
この気泡は前記ウニハス等の化学膨剤の熱分解による気
泡の如く、小麦粉の主成分であるデンプン、Φ白?1(
グルテン)と無関係に存在するものでなく、それ等デン
プン、蛋白質と界面活性科学的に結合しているため小気
泡が集って合一して組人イr気泡になったり、加熱等に
よりこの仝混捏様から容易に噴出してしまうこともない
ため、焼成によりケーキ内に均等な微小空孔が均一に分
散して焼成ケーキを均質なスポンジ状にする。
本発明者の前記先願に於て、特に−度加熱焼成した薄板
状菓子を再度焼成して軟化し円錐形、又は皿形に成形す
る場合、再加熱以I)aに生成した空孔が均等微小形で
再加熱軟化した薄板内に均一に分散して残留しているも
のでなければ再1α焼成侵の成品は歯当りの硬い、所h
1°1瓦せんべいのものとなりリークつとした歯ざわり
のよいものにはならない。
このため前記先願に於る薄板に焼成するための水神は他
の従来のウニハス、ワツフル等の薄板状焼菓子の原料種
と異り、むしろスポンジケーキの焼成原料に類する原料
調整法をとっている。
しかしながら、一般に油脂は消泡性を持ら鶏卵の気泡性
を1」1うことが多い。このためスポンジケーキでは多
量の鶏卵を用いるが、水沫の如き峰質薄板状のサクつと
した歯ざわりのよさを身上とする焼菓子では多量な鶏卵
の蛋白質は反ってこの焼菓子を硬いものにしてしまう。
本発明の目的は上述した各種問題点を除去するために食
用油脂と水との乳化・混合・起泡を人出の鶏卵に依存せ
ず、主として食用油脂に適度な可食界面活性物質を混じ
、予め゛?L化油脂となしたものを使用し、これを水と
混和してこの水和液で小麦粉を混捏することにより、水
種を作り、この水神を成品中に若干の水分が残留するよ
うな湿度と加熱時間で加熱加工することで、柔軟性を有
する可食加熱加工済食品素地を得ることにある。
そして上記食品素地をさらに2次(仕、ヒげ)焼成後成
形することでサクサクした歯ざわりのコーン状可度容器
や皿形可食容器が得られる。
[課題を解決するための手段] この発明の上述した目的は、可食界面活性物質と水とを
食用油脂に添加混合して乳化させた乳化製食用油脂に水
を混和させて得た水和液で小麦粉と砂糖とを混練して水
種を作り、この水種を加熱板上に流下延展して前記水種
中の澱粉がアルファ化づると共に蛋白質が熱凝固し、か
つ加熱加工後の食品素地に若干遣の水分が残留する湿度
と加熱時間で前記水種を板状に加熱加工することで達成
される。
[作 用] 上記水種を残留水分が3%〜20%程度になるように第
1次焼成工程で加熱加工することで可食の柔軟性根状食
品素地が得られる。
また残留水分を3%以下となした場合には柔軟性は若干
旧なわれるが、ヒビ割れは生じない。
この食品素地はこのままでも食し得るが、仙所に運搬す
る場合、残留水分を3%〜20%にす゛れば柔軟性が有
るのでヒビワレや形崩れUず、美しく保形されたまま運
搬h■能て゛あり、さらに第2次焼成工程で残留水分が
0.5%以下になるように加熱乾燥することでザクサク
した食感の食品素地が得られる。
また上記第2次焼成直後に食品素地をコーン状に巻装す
ることでサクザクした食感の可食コン状容器が(すられ
る。
し実施例] この発明は、小麦粉に砂糖を含有させて適度の甘味を付
加したものをグリセリン七ノ脂肪酸ニスデル(モノグリ
)等の起泡、乳化ならびに気泡の安定性保持をもつ可食
界面活性物質と9川の水とを混合した乳化潰食用油脂と
水との水和液に混合して水種2を作るのであるが、この
場合、必要に応じて小麦粉と砂糖との混合物に食塩、乳
、内科色素等を加えた混合物を上記乳化潰食用油脂と水
との水和液が入っているミキサー内に徐々に散布し混練
して水種2を得る。
この水種2を第1図および第2図に示づように一対の加
熱板10の下板10aに一定量ずつ叶出し円板状の混練
素材2Aとなし、残留水分がる千吊となるような湿度と
加熱時間で加熱加工をして加熱加工済食品素地11を1
1する(第2図)にの加熱加工済食品素地11は必要に
応じ冷却保存し、この保存された食品素地6は14度加
熱(2次焼成等の仕上げ焼成)してコーン等の可食容器
として成形したり、そのまま食してもよい。
上記保存後、例えば密閉包装して出前したものをユーザ
ー側である例えばアイスクリーム店頭販売業者が開封取
出して第3図〜第6図に示すようなトースタ形の加熱器
20の電熱ヒータ17.17間に加熱された鉄板18.
18を介在して加熱加工済食品素地11をクリップ部材
19.19で仲人して170℃以上の湿度に昇湿し素地
表面が若干の褐色すなわちキツネ色になる程度に仕上げ
焼成すれば仕上げ焼成品と呼ぶこれまでの水種から最終
仕上げ焼成する一員焼成法による焼成品と同一の仕−F
焼成された仕上げ焼成済食品素地11Aを得ることがで
きる。
そしてこの仕上げ焼成済食品素1j111Aを直ちに第
7図に示すような周知のコーン状容器成形様12に送り
込んでコーン状に成形後冷却固化すれば第8図に示すよ
うなコーン状の可食容器14が得られる。
なお、加熱焼成に於て加熱板10に第1図に示寸ように
格子縞4の彫刻を施しておけば加熱加工済食品素地11
に格子縞模様をつけることができ、第8図に示すような
格子縞つき可食容器14を19ることができる。
この可食容器14はコーン成形機12により成形と同時
に若干冷11されて成形後は硬化された状態になり、コ
ーン状可食容器14の形崩れは生じないから、この可食
容器にアイスクリーム等を盛り付けて店頭販売すること
ができる。
加熱加工済食品素地11は予しめ加熱加工されているた
め澱粉はアルファ化され、タンパク質もある程度硬化骨
格化しているが、その間に浸滲している乳化油脂膜や適
度な砂糖を含む残留水分のため柔軟さを保ち曲げても折
れず衝撃にも余り欠損しないため輸送時にも破損ザるこ
ともほとんどなく配送上の問題が解決する。
また加熱加工時のデンプンがアルファ化し、蛋白質が熱
凝固する程度の湿度では焼成時間を短縮し得るだけでな
く熱気すあまり放散しないため1次焼成現場の周囲の環
境変化も軽減され、また仕上げ焼成も加熱焼成表面の褐
色変化が起る程度の加熱で充分のためアイスクリーム販
売店頭等でも焼成時間を短縮し得るだtノでなく熱気放
散の問題を殆んど解決できる。
次に具体的な実施例について述べる。
◎実施例1 乳化潰食用油脂の組成表 上記組成物を混合することで7L化流食用曲脂が111
られる。
なお可食界面活性物質としてはグリはリンLノ脂ll/
i/l!2エステルやプロピレングリコール、脂肪酸エ
ステル、ソルビタン脂肪酸エステルまた【、1少吊の鶏
卵等を用い、また食用油脂としてはパーム油やヤシ油を
使用する。
上表による乳化済度用油脂10〜15(グラム)を水8
0〜120(グラム)に混和さけた水和液90〜135
(グラム)に小麦料80〜120(グラム)と砂糖30
〜60(グラム)を徐々に加えて混練し水種200〜3
15(グラム)を?rJる。
なお上記乳化済度用油脂としては特開昭6248336
号公報に示されているような周知の乳化性油脂組成物を
用いてもよい。
すなわちこのような乳化済度用油脂は食用油脂に予め混
合溶解した可食界面活性物質の界面活性効果により食用
油脂は水に充分分散し、また撹拌中に混合した空気も微
細の気泡となっ一℃均質に分散し゛FL化済食用油脂と
なり、水とさらに混和してこの水相液を撹)マしなから
pめ篩を通した小麦粉を徐々に散イb ’di、合ψれ
ば小麦粉もまたh++脂中に加えられた界面活性物質の
界面活性効果によりダマ(吸水して層をなした小麦粉に
より包まれた未吸水粉末状の小麦粉玉)ができることも
41<水和液中に均質に分散し砂糖を加えて水種2を(
する。
次にこの発明の具体的な実施例1についてさらに詳しく
説明する。
上記水種2を第1図に示すように縦横10ミリ間隔の格
子[」4を彫刻した加熱板10を予めイの表面が120
℃〜150℃程度(こなるよう+JI+熱した十に流下
延展し加熱板10bをヒンジ10cを介して加熱110
aの上面に押し当て双方の加熱板10a、 10b間に
第2図に示すように挟まれた水種2の湿度が110℃〜
140℃程度に一定時間保持されるように加熱して水種
2を焼成したのら加熱板10a、 10b双方をItn
けて焼成素地(円板状)を取り出しこれを加熱加工済食
品Aj地11にする。
水種の流下と加熱加工の条f[としては1、 水種11
01の流下量 約 25〜30gr2、 加熱板(上下
1組)の湿度 120〜150℃ 3、 加熱板相互の間隔は流下水腫の厚さを決め、また
これが焼成品焼成素地のI+7さ程麿とする。
加熱加工の条件 1、 1311熱板間隔 これは焼成素地(円板状焼成
品)の厚さとなる。
2、 焼成湿度120℃で(焼成板面)が150℃1時
間30〜90秒 3、 焼成素地(円板状焼成品)の状況4、 加熱焼成
素地の残留水分(ゲット社水分計使用) 1、 加熱板間隔はすべて2.5m/mとする。
2、 焼成湿度は120℃、140℃、150℃時間は
120℃で60秒、 75秒、90秒140℃で60秒
、75秒 150℃で45秒、60秒 3、 焼成素地(焼成円板の焼上り)の状況と残留水分 ■ 1次焼成           残留水分NU) 
(110℃、45秒)白、柔軟  196%(112)
 (110℃、60秒)やや黄味を帯びた白。
柔軟    182% (1211(110℃、75秒)黄味を帯びた白、軟1
76% (122) (120℃、40秒)白に近い品、軟16
.8% 特に残留水分17〜20%(多水性)は軟質、直径16
0mのものを10枚重ねの最上部に3 ’J / ci
の荷重をかけると豆に接着する。
しかしこれら容易に引き剥し得、剥しても壊れることは
ない。1F桁状の格子目tJ壊れない。
残留水分17〜15%は同様に残水も多い方で軟質では
あるが、10枚重ねのらのに5!7/cjiの荷重でも
余り互に接着することはない。
残留水分15〜19%はいずれも18o°角近く折曲げ
ても割れない。
いずれb両表面に高さ1.5ミリ程度の10ミリ格子の
出来た加熱加工済食品素地が1!′Iられる。
これらのものは、このままでも小麦デンプンがアルファ
化しているので食し1!Iるが、これを更に加熱して褐
色程度になるよう仕−ヒげ焼成づ−れば口当りのよいサ
ク4Fりした可食容器素地が得られる。
前記の各条件による加熱加工済食品木地(1次焼成品)
 [1)、(N2)、(121+、(122)をずべて
(220℃、60秒)の条(1で後述ザるように仕上げ
焼成(2次焼成)した結果はいずれもやや茶色がかった
黄色の円板状焼成品を得た残留水分は0.3〜0.4q
程度で、サクナクして口当りは良好であった。
1次焼成品(索It!! )は180℃角程度に折り曲
げてもヒビし入らないので移送によく、壊れの心装置よ
ない。
ただし圧接着の可能性があるが、ロー引き、ポリフィル
ム等の葉片を素地の間に挟めばこれら防ぎ1qるので、
これを所定数(10枚程度1包)をプラスチック等の袋
に入れ必要に応じて段ボール等に袋を重ねて格納する場
合は、2袋程度の間に周知の段繰り紙を介在させれば圧
縮せずに移送し得る。
■ 2次焼成(仕上げ焼成) 前記加熱加工済食品素地を24時間、10’C冷暗所に
放置後仕上げ焼成に移した仕上げ焼成は前記第3図〜第
6図に示すトースター型の加熱器を使用した。
すなわち両側にニクロム線よりなるヒーター17を設け
、このヒーターの表面に厚さ約2 m/+の鉄板18を
おいて、この鉄板を加熱して湿度分布のほぼ均一な熱平
面板となし、この2枚の平熱板の間に加熱加工で得た同
一条件の焼成品11の2枚以上を1回1枚ずつ、一定湿
度一定時間つるし、焼成素地表面を加熱して製品とした
熱平面板の表面湿度は180°〜190℃両平面板の間
隔は約15m/m、従って加熱加工品表面と平面板表面
の間隔は約5++m程度、結果は次の如くで、これによ
り得た仕上げ焼成円板のうち1枚はその湿度が低下°し
て砂糖成分が硬化しない内に器具を以って円錐形にまき
つけ冷却したところ、いずれも円錐形に成形された製品
コーンを得た。
成形せず冷NI L、だ円板焼成品の焼上り状況は下記
の如し。
仕上げ焼成品(円板焼成品)の焼上り、及び食感(口当
り)状況と残留水分加熱加工済食品素地 という結末を19た。
いずれも口当りはサクl)りした歯ざわりで美味である
がそれぞれの焼成条件の違いのある状況がいく分か食感
として感じられる。
残留水分は0.3−・0.4%程瓜で、加熱加工+1.
’iの条件が仕上げ焼成に影響を与える傾向はやや見受
けられる。
◎実施例2 加熱加工の条件 1、 加熱板間隔 これは焼成素地(円板状焼成品)の
厚さとなる。
2、 焼成湿度130℃で(焼成板面)がIGO℃2時
間30〜90秒 3、 焼成木地(円板状焼成品)の状況4、 加熱焼成
木地の残留水分(ケラ1〜社水分巴1使用) 1、 加熱板間隔はすべて2.5m#nとする。
2、 焼成湿度および時間 120℃で60秒、75秒、90秒 140℃で60秒、75秒 150℃で45秒、60秒 3. 焼成木地(焼成円板の焼上り)の状況と残留水分 1次焼成           残留水分(111) 
(130℃、15秒)白に近い酢 15.2%m2) 
(130℃、90秒)黄白色   14.8%(121
)  (440℃、60秒)醍白色    11.4%
(122) (140℃、90秒)黄白色    9.
8%残留水分12〜15%では軟質 10枚1包に5 SJ / cti (1)荷車では圧
縮されるが接着せず、直角近く曲げてし割れない。
残留水分9〜12%のものは8 ’:j / ci荷重
圧縮せず、60”角近くまで曲げてら割れない。
◎実施例3 水g!2の流下と加熱加工の条件として1、 水種1回
の流下中 約 25〜30gr2、 加熱板(上下1組
)の湿度 120℃〜150℃ 3、 加熱板相互の間隔は流下水神の厚さを決め、また
これが焼成品焼成木地の厚さ程度とづる。
加熱1ノ11二Fの条f1 1、 加熱板間隔 これは焼成素地(円板状焼成品)の
厚さとなる。
2、 焼成湿度140℃で焼成根面が 130′″Cン〜 150℃1時間40〜90秒3、 
焼成木地(円板状焼成品)の状況4、 加熱焼成素地の
残留水分(ケラト社水分計使用) 1、 加熱板間隔はすべて2.5m/mとする。
焼成湿度および時間 140℃で60秒、75秒、90秒 150℃で45秒、60秒 焼成素地(焼成円板の焼1す〉の状況と残留水分 1次焼成           残留水分(111) 
 (140℃、90秒)黄色    92%(112+
 (140℃、120秒)黄白   8.8%(121
)  fl’、+0°C190秒)か色    6.8
%(122) (1!io℃、120秒)ややピンク4
6%2゜ 3゜ 残留水分8〜10%ではやや硬 10枚1包に8 g/ ciの荷車、圧縮もしない、接
着らしない、30°角近く曲げても割れない。
残留水分4〜7%では硬 10枚1包に10 ’J / ciの荷重、圧縮せず、
接着ぜず、20℃角近く曲げ得るが、これ以上ではヒビ
入る。移送にはプラスチック容器を用いれば壊れること
はない。
いずれも両表面に高さ1.5ミリ程度の10ミリ格子の
出来た加熱加工済食品素地が得られる。
これらのものもこのままで小麦デンプンがアルファ化し
ているので食し得るが、これを更に加熱して褐色程度に
なるように仕上げ焼成すれば口当りのよいサクリークし
た可食容器素地が得られる。
(1111,(112)、(112)、 (121)、
 (122)をすべて< 200”C,60秒)で2次
焼成を行った結果、(1111(N2)はいずれらやや
黄色を残した茶色に焼上り残留水分は0.1%以下であ
った。
また(121)、 (122)はいずれら茶〔たで、特
に格子を淫さ上1うした模様をつけたものでは格子上面
が焦げ気味て゛あった0、残留水分は0.1%程瓜。
この焼成釜f1−を(180℃、60秒〉にしたところ
渋味がかった黄色に焼成し得1+残IB水分は0.2%
程度、。
加熱加工済食品素地の残留水分が8〜10%程度のもの
は30°角近く曲げてヒビし入らない。
残留水分4〜7%程度では10°角程度まで曲げ得るの
でいずれら10枚をポリ袋等に入れて1包となし必要に
応じ−にれを段ボール等に格納積載する場合は1回1段
の間に緩衝材どして段ボール函用材の段繰り又は発泡プ
ラスブック根を挾めば移送可能である。
なおこの実施例3にJ3いては2次焼成■・1間を実施
例1ど2よりら枯干短くづる程瓜でよく焼成効果は実施
例1の場合と同様であった。
「発明の効果1 以」−述べたようにこの発明は、可食界面活性物質と水
とを食用油脂に添加+Ij合して乳化きりだ乳化製食用
油脂に水を混和ざVて1qた水和液で小麦粉と砂糖とを
混練して水神を作り、この水神を加熱板上に流下延展し
て前記水種中の澱粉がアルファ化すると共に蛋白質が熱
凝固し、かつ加熱加■侵の食品素地に若干量の水分が残
留する湿度と加熱時間で前記水種を根状に加熱加工した
ので比較的低温(110℃・〜160℃程度)焼成でよ
いため焼成エネルギーも少なくて済む等の従来例に見ら
れる多くの問題点を全て一掃できる。
そして特にこの発明では可食界面活性物質と少φの水と
を予じめ食用油脂に添加混合することで、乳化製食用油
脂を作り、この乳化製食用油脂と水との水和液で小麦粉
を混練し、砂糖を加えて水種となしたので、食用油脂に
予め混合溶解した可食界面活性物質の界面活性効果によ
り食用油脂は水に充分分散し、また撹拌中に混合した空
気も微細の気泡となって均71に分散した乳化製食用油
脂となり、水とさらに混和してこの水和液を撹拌しなが
ら予め篩を通した小麦粉を徐々に散布混合すれば小麦粉
らまた油脂中に加えられた界面活性物質の界面活性効果
によリダマ(吸水して層をなした小麦粉により包まれた
未吸水粉末状の小麦粉玉)ができることもなく水和液中
に均質に分散した水種を簡単に1qることができる。
また、請求項2によれば、180°角程1隻曲げてもヒ
ビ割れしない食品素地となし得るので、無造作に取扱っ
ても破損や変形なく運搬でき、仕上げ(2次)焼成も省
エネルギ的に焼成できるという効果がある。
さらにこの発明による請求項3.4によれば、加熱加工
済食品素地を配送する場合、加熱加工済の90°角〜3
0’角曲げてもヒビ割れしない食品素地を運搬できるた
め運搬途中の食品素地の変形や破損は生じることがなく
、仮台若干変形しても2次焼成(仕上げ焼成)時に矯正
されるため、この変形に関係なく美しいコーン状可良容
器や凹状の可食容器を得ることができ、可食容器を用い
るソフトクリーム等のアイスクリーム販売店頭には撞く
簡単な200〜300W411度のトースタ型等の小型
仕上焼成器と巻回成形n<コーン成形機)とを設置する
だけでよく、短時間で可食容器が得られるとともに、投
首スペースも狭小となり設備投資額も極めて低額なもの
となり、電力アンペア契約の変更を要しないし、店頭に
はコーン焼成の番りがただよって購売心理を促進し、ま
た仕上げ焼成操作が簡便なため焼成には店頭販売要員と
してバー1〜タイマーやアルバイト等の未経験者でも良
く、人事管理が簡単になる等多くの実益がある。
また請求項5によれば、運搬時食品素地を段ぐり紙など
で筒中にガードするだtブで、破損やヒビ割れなく運搬
できると共に、ソフトクリーム等の販売店頭に置く小型
仕上焼成器をざらに低電力化できるという効果を有する
【図面の簡単な説明】
図はいずれもこの発明の一実施例を示ずもので、第1図
は加熱加工用焼成機の斜視図、第2図は同じく焼成中の
断面図、第3図は仕上げ焼成機の斜?!図、第4図は第
3図と状態を異にした斜視図、第5図は第6図のA−A
断線における部分的断面図、第6図は第5図のB−B断
線における断面図、第7図は食品素地から可食容器を加
工する1例を示す構成略図、第8図はこの発明により得
た可食容器の1例を承伏斜視図である。 2・・・水種 10・・・加熱板 11・・・加熱加工済食品素地 20・・・加熱器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、可食界面活性物質と水とを食用油脂に添加混合して
    乳化させた乳化済食用油脂に水を混和させて得た水和液
    で小麦粉と砂糖とを混練して水種を作り、この水種を加
    熱板上に流下延展して前記水種中の澱粉がアルファ化す
    ると共に蛋白質が熱凝固し、かつ加熱加工後の食品素地
    に若干間の水分が残留する湿度と加熱時間で前記水種を
    板状に加熱加工してなる加熱加工済食品素地。 2、17±2%程度の水分を残留させた請求項1記載の
    加熱加工済食品素地。 3、12±3%程度の水分を残留させた請求項1記載の
    加熱加工済食品素地。 4、6±3%程度の水分を残留させた請求項1記載の加
    熱加工済食品素地。 5、残留水分を3%以下となした請求項1記載の加熱加
    工済食品素地。
JP63219127A 1988-09-01 1988-09-01 加熱加工済食品素地 Pending JPH0269130A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61152225A (ja) * 1984-12-27 1986-07-10 明治乳業株式会社 パン、菓子類の製造法
JPS63109731A (ja) * 1986-10-27 1988-05-14 伊藤 禎美 可食容器の製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61152225A (ja) * 1984-12-27 1986-07-10 明治乳業株式会社 パン、菓子類の製造法
JPS63109731A (ja) * 1986-10-27 1988-05-14 伊藤 禎美 可食容器の製造方法

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