JPH0268625A - プログラム修正回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プログラム修正回路に関し、特に装置が市販
された後に検出された本体内の書換え不可能な記憶回路
に記憶されている制御用プログラムの不具合（バグ）を
修正するためのプログラム修正回路に関する。

〔従来の技術〕

パソコンなどの小型コンピュータでは、ユーザーが簡単
にプログラムを作成できるようにするため、ＢＩＯ３と
呼ばれる本体内部を制御するためのプログラム集が本体
内のＲＯＭに用意されている。このプログラムに不具合
（バグ）があったとき、内容を書き換えることができな
いため、修正するためにはＲＯＭを交換する必要があっ
た。

〔発明が解決しようとする課題〕

このＲＯＭは、通常本体内のパッケージに実装されてい
るため、交換するためには本体を分解する必要があり、
一般のユーザーでは作業ができなかった。そのなめ、修
正するためには、装置を交換するか、修理のために工場
に製品を戻す必要があった。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のプログラム修正回路は、本体を構成する各部の
動作を制御するためのプログラムを記憶するための書換
え不可能な第１の記憶回路を持った情報処理装置におい
て、本体の種類を示す製品コードおよび同じ製品内の区
分を示すロットコードの２種を記憶する第２の記憶回路
と、修正情報を記憶するための第３の記憶回路と、識別
フラグを記憶するための第４の記憶回路と、識別フラグ
が真（“１″）のときに第１の記憶回路のデータの代わ
りに第３の記憶回路の修正情報を選択するマルチプレク
サと、識別フラグの書き込み制御をする制御回路とを有
している。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は、本発明の一実施例であるプログラム修正回路
を持った情報処理装置を示す。第１図において、本発明
の一実施例は本体を構成する各部の動作を制御するプロ
グラム（ＢＩＯ８）を記憶するための書換え不可能な記
憶回路１、本体の製品コードと製品内の区分を示すロッ
トコードを記憶する記憶回路２、プログラムやデータを
記憶するための記憶回路３、修正情報を記憶する記憶回
路４、識別フラグを記憶するための記憶回路５、記憶回
路１と記憶回路４を選択するマルチプレクサ６、識別フ
ラグの制御をする制御回路７、および本情報処理装置を
制御するＣＰＵ１０を含み、かつ各機能間を接続するデ
ータ信号バス８および各記憶回路の番地を決めるアドレ
スバス９を有している。

この装置に於ては、記憶回路１に記憶されているプログ
ラムの修正すべきデータ記憶回路４に、識別フラグが記
憶回路５に書き込まれており、アクセスされた番地の識
別フラグが真（゛１′”）のとき記憶回路４の修正デー
タを選択し、偽（”　Ｏ”）のとき本体内臓の記憶回路
１のデータを選択する。

本実施例のプログラム修正回路において実際に記憶回路
（ＲＯＭａ）１内に記憶されているプログラムをパッチ
する手順について次に第２図を用いて説明する。プログ
ラムのパッチは、先ずユーザーがパッチプログラムを入
手することから始まる。パッチプログラムの入手は、次
の手段を利用する。（１）メーカーからのプログラム媒
体の配布、（２）ユーザーからの申告によるプログラム
媒体の入手、（３）パソコン通信などを使ったオンライ
ンの入手。

パッチ内容は、装置の機種やロットにより異なるため、
パッチプログラムは、起動されたとき情報処理装置の記
憶回路（ＲＯＭｂ）２に記録されている製品コードとロ
ットコードを読み取り、成文の中に持っている機種とパ
ッチ情報の対応表に従い、該当する修正データを記憶回
路（ＲＡＭｂ）４に書き込み、制御回路７は記憶回路（
ＲＡＭｂ）４の番地に対応する記憶回路（ＲＡＭＣ）５
の識別フラグを真（”１”）にする。

修正情報が書き込まれた後、システムが再起動された時
、記憶回路（ＲＯＭａ）１のプログラムを使用するアプ
リケーションプログラムは、記憶回路（ＲＯＭａ）１内
に誤ったプログラムでなく、記憶回路（ＲＡＭｂ）３内
の正しいプログラムを使うことが出来る。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明のプログラム修正回路は、
本体内に製品の種類と製品内での区分を識別するための
コードを書き込んである記憶回路と、修正情報を記憶す
る記憶回路とを持ち、パッチプログラムがこの識別コー
ドを読み込んで複数の修正項目に中から該当する項目を
選択して修正情報を本体に記憶させ、次にシステムが起
動されたときは、本体内のＲＯＭに記憶させていたプロ
グラムの代わりに修正されたプログラムが実行されるよ
うにすることにより、本体内なＲＯＭに不具合がありと
ときでも装置を交換する必要をなくすことによって、装
置を修理するなめに必要な時間を短縮することが出来る
。またこの方式は、本体の機能を向上させない時に、新
機能をユーザーに届ける方法としても利用できる。

置（ＣＰＵ）、１１・・・識別フラグの格納状況、１２
・・・書換え不可能なＲＯＭのプログラムの格納状況、
１３・・・修正されたプログラムの格納状況、１４・・
・プログラム修正後のメモリマツプ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 本体を構成する各部の動作を制御するためのプログラム
   を記憶するための書換え不可能な第１の記憶回路を持っ
   た情報処理装置において、本体の種類を示す製品コード
   および同じ製品内の区分を示すロットコードの２種を記
   憶する第２の記憶回路と、修正情報を記憶するための第
   ３の記憶回路と、識別フラグを記憶するための第４の記
   憶回路と、識別フラグが真（“１”）のときに第１の記
   憶回路のデータの代わりに第３の記憶回路の修正情報を
   選択するマルチプレクサと、識別フラグの書き込み制御
   をする制御回路とを有し、前記第１の記憶回路の内容に
   不具合があったとき、修正を行うプログラム（パッチプ
   ログラム）は、前記製品コードとロットコードを読んで
   、自信が記憶している複数の修正情報の中から該当する
   情報を選び出して前記第３の記憶回路に書き込みを行い
   、制御回路７はその番地に対応する第４の記憶回路の認
   識フラグを真（“１”）にし、次に本体が起動されたと
   きは、識別フラグが真（“１”）となっている番地がア
   クセスされた時は第１の記憶回路の替わりに第３の記憶
   回路の内容が出力されることによりプログラムの内容の
   修正を行うことを特徴とするプログラム修正回路。