JPH0268510A - 多点測距カメラ - Google Patents
多点測距カメラInfo
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- JPH0268510A JPH0268510A JP22156788A JP22156788A JPH0268510A JP H0268510 A JPH0268510 A JP H0268510A JP 22156788 A JP22156788 A JP 22156788A JP 22156788 A JP22156788 A JP 22156788A JP H0268510 A JPH0268510 A JP H0268510A
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- distance measurement
- distance measuring
- measurement area
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims abstract description 87
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000004397 blinking Effects 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000011514 reflex Effects 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Focusing (AREA)
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
本発明は、複数の測距エリアを有する多点測距カメラに
係り、より詳しくは既存の操作部材の操作によって、測
距エリアをも選択するできるようにした多点測距カメラ
に関する。
係り、より詳しくは既存の操作部材の操作によって、測
距エリアをも選択するできるようにした多点測距カメラ
に関する。
【従来技術及び発明が解決しようとする課題J最近では
、より高度な写真撮影を可能とするため、ファインダ内
の複数位置での測距を行なえるようにした技術が開発さ
れ、この技術を応用したカメラも生産されるに至ってい
る。このような機能を有するカメラでは、通常では複数
の測距エリアにおいて被写体までの距離または被写体に
対するレンズのデフォーカス量の測定を行ない、そのカ
メラの有する独自のアルゴリズムによって主被写体を判
別し、その際の合焦、合焦不能の表示をファインダ内に
おいて行なう。
、より高度な写真撮影を可能とするため、ファインダ内
の複数位置での測距を行なえるようにした技術が開発さ
れ、この技術を応用したカメラも生産されるに至ってい
る。このような機能を有するカメラでは、通常では複数
の測距エリアにおいて被写体までの距離または被写体に
対するレンズのデフォーカス量の測定を行ない、そのカ
メラの有する独自のアルゴリズムによって主被写体を判
別し、その際の合焦、合焦不能の表示をファインダ内に
おいて行なう。
ところが、このような従来のカメラにあっては、測距エ
リアが複数あるにももかかわらず、上記した合焦、ある
いは合焦不能の表示は1箇所で行なわれている。このた
めユーザは、アルゴリズムによって選択された主被写体
がどれであるかがわからず、意に反する写真を損ってし
まうおそれがある。また、主被写体は、カメラが自動的
に選択するようになっているので、故意に特殊な写真を
楢ろうとした場合に、ユーザの思い通りの写真が撮れな
いというおそれもある。
リアが複数あるにももかかわらず、上記した合焦、ある
いは合焦不能の表示は1箇所で行なわれている。このた
めユーザは、アルゴリズムによって選択された主被写体
がどれであるかがわからず、意に反する写真を損ってし
まうおそれがある。また、主被写体は、カメラが自動的
に選択するようになっているので、故意に特殊な写真を
楢ろうとした場合に、ユーザの思い通りの写真が撮れな
いというおそれもある。
[発明の目的]
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、複数の測距
エリアを持つカメラにおいて、その測距エリアの選択が
行なえるようにすること、およびその測距エリアの選択
を、特別な操作部材を新たに付加することなく、既存の
選択部材により行なえるようにすることを目的とする。
エリアを持つカメラにおいて、その測距エリアの選択が
行なえるようにすること、およびその測距エリアの選択
を、特別な操作部材を新たに付加することなく、既存の
選択部材により行なえるようにすることを目的とする。
[発明の概要]
本発明は、最近のカメラ、特に−眼レフカメラは、撮影
モードが多数あり、その選択のために2つの操作部材の
組み合わせ操作を行なうことが一般化しているという事
実、この2つの操作部材のうちの一方は、特定の撮影モ
ードを選択した後は、遊んでいる、つまり操作しても何
らの機能を果たさないという事実に着目し、基本的には
この遊んでいる操作部材を多点測距カメラの測距エリア
の選択に用いるという着想に基づいて完成されたもので
ある。
モードが多数あり、その選択のために2つの操作部材の
組み合わせ操作を行なうことが一般化しているという事
実、この2つの操作部材のうちの一方は、特定の撮影モ
ードを選択した後は、遊んでいる、つまり操作しても何
らの機能を果たさないという事実に着目し、基本的には
この遊んでいる操作部材を多点測距カメラの測距エリア
の選択に用いるという着想に基づいて完成されたもので
ある。
すなわち本発明は、プログラム、シャッタ優先オート、
絞優先オート、マニュアル等のカメラの各種の撮影モー
ドの設定をモード選択部材と切換部材の2部材の組み合
わせ操作によって行ない。
絞優先オート、マニュアル等のカメラの各種の撮影モー
ドの設定をモード選択部材と切換部材の2部材の組み合
わせ操作によって行ない。
これらの撮影モードのうちの特定の撮影モードにおいて
は、切換部材の単独操作によってさらにシャッタ速度等
の撮影データのマニュアル設定を行なうカメラであって
、かつ、複数の測距エリアと、この複数の測距エリアの
うちの選択された測距エリアの被写体に対する合焦手段
とを有する多点測距カメラにおいて、上の特定の撮影モ
ード以外のモードが選択されているときには、上記切換
部材の単独操作により、上記複数の測距エリアの内の任
意の測距エリアを選択可能とする制御手段を設け、上記
切換部材の操作によって、測距エリア選択を行なうよう
にしたことを特徴としている。
は、切換部材の単独操作によってさらにシャッタ速度等
の撮影データのマニュアル設定を行なうカメラであって
、かつ、複数の測距エリアと、この複数の測距エリアの
うちの選択された測距エリアの被写体に対する合焦手段
とを有する多点測距カメラにおいて、上の特定の撮影モ
ード以外のモードが選択されているときには、上記切換
部材の単独操作により、上記複数の測距エリアの内の任
意の測距エリアを選択可能とする制御手段を設け、上記
切換部材の操作によって、測距エリア選択を行なうよう
にしたことを特徴としている。
さらに本発明は、上記特定の撮影モードにおいても同一
の切換部材を用いて測距エリアの選択を行なうため、さ
らに制御手段に、上記特定のモードが選択されている状
態でモード選択部材が単独操作されたときには、上記切
換部材によって設定されていた撮影データを記憶し、そ
の後の上記切換部材の単独操作によって測距エリア選択
を可能とする機能を付与している。
の切換部材を用いて測距エリアの選択を行なうため、さ
らに制御手段に、上記特定のモードが選択されている状
態でモード選択部材が単独操作されたときには、上記切
換部材によって設定されていた撮影データを記憶し、そ
の後の上記切換部材の単独操作によって測距エリア選択
を可能とする機能を付与している。
制御手段はさらに、測距エリアの選択の後の上記モード
選択部材の操作により、上記切換部材による測距エリア
選択を不能とするとともに、撮影データの設定を可能と
する。
選択部材の操作により、上記切換部材による測距エリア
選択を不能とするとともに、撮影データの設定を可能と
する。
ファインダ内には、複数の測距エリアのうち選択された
測距エリアを表示する表示手段を、測距エリアの配列方
向に並べて設けることが望ましい。また切換部材の操作
方向は、測距エリアの配列方向と同一の方向とするのが
操作性の面で望ましい。
測距エリアを表示する表示手段を、測距エリアの配列方
向に並べて設けることが望ましい。また切換部材の操作
方向は、測距エリアの配列方向と同一の方向とするのが
操作性の面で望ましい。
なお本発明による測距エリアの選択は、別に設けた測距
モードスイッチによって測距エリア選択モードを選択し
たときのみ可能とすることが望ましい。この測距エリア
選択モードを選択しない時は、カメラの持つ独自のアル
ゴリズムによって測距エリアを選択し、その測距エリア
内の被写体に合焦させる。この場合においても、ファイ
ンダ内に設けた表示素子によって、との測距エリアが選
択されているかの情報を撮影者に与えることができる。
モードスイッチによって測距エリア選択モードを選択し
たときのみ可能とすることが望ましい。この測距エリア
選択モードを選択しない時は、カメラの持つ独自のアル
ゴリズムによって測距エリアを選択し、その測距エリア
内の被写体に合焦させる。この場合においても、ファイ
ンダ内に設けた表示素子によって、との測距エリアが選
択されているかの情報を撮影者に与えることができる。
[発明の実施例]
次に、本発明の多点測距カメラに係る実施例を、図面に
基づいて詳細に説明する。
基づいて詳細に説明する。
第6A図、第6B図、第7図及び第8図は、本発明に係
る種々のタイプの多点測距カメラの外観図を示す6 第6A図及び第6B図に示すタイプの多点測距カメラに
あっては、モード選択部材としてのモードスイッチlO
と、切換部材としての切換スイッチ12とが図示位置に
配置されている。モードスイッチ10は図示P、Q方向
にスライド操作可能であり、切換スイッチ12は、図示
R,S方向にスライド操作可能である。そして切換スイ
ッチ12の手前側に配設されたシャツタボクン14は、
2動作のスイッチであり、半押しの状態で測距動作が開
始され、完全に押された状態でシャッタのレリーズ動作
が開始される。
る種々のタイプの多点測距カメラの外観図を示す6 第6A図及び第6B図に示すタイプの多点測距カメラに
あっては、モード選択部材としてのモードスイッチlO
と、切換部材としての切換スイッチ12とが図示位置に
配置されている。モードスイッチ10は図示P、Q方向
にスライド操作可能であり、切換スイッチ12は、図示
R,S方向にスライド操作可能である。そして切換スイ
ッチ12の手前側に配設されたシャツタボクン14は、
2動作のスイッチであり、半押しの状態で測距動作が開
始され、完全に押された状態でシャッタのレリーズ動作
が開始される。
このようなタイプのカメラにおいて、樽形モードの切換
を行なうときには、モードスイッチ10をP側(モード
選択側)にスライドして保持したまま切換スイッチ12
をP側あるいはS側にスライドさせる。tfi影モード
は、レンズ側の絞がオートモードにある時には、この切
換スイッチ12のスライド操作に応じ、プログラムモー
ド(複数)、およびシャッタ優先(オート)モードに順
次変化する。またレンズ側の絞がマニュアル位置にある
特番こは、絞優先(オート)モード、およびマニュアル
モード(複数)に順次変化する。
を行なうときには、モードスイッチ10をP側(モード
選択側)にスライドして保持したまま切換スイッチ12
をP側あるいはS側にスライドさせる。tfi影モード
は、レンズ側の絞がオートモードにある時には、この切
換スイッチ12のスライド操作に応じ、プログラムモー
ド(複数)、およびシャッタ優先(オート)モードに順
次変化する。またレンズ側の絞がマニュアル位置にある
特番こは、絞優先(オート)モード、およびマニュアル
モード(複数)に順次変化する。
そして、マニュアルモードあるいはシャッタ優先モード
に設定されている場合には、切換スイッチ12の単独操
作によってシャッタ速度の設定を行なうことができる。
に設定されている場合には、切換スイッチ12の単独操
作によってシャッタ速度の設定を行なうことができる。
本発明は、この切換スイッチ12によって測距エリアの
選択を行なおうとするものである。詳細は後述するが、
その操作面だけを説明すると、擾影モードがプログラム
モードおよび絞優先モードに設定されている場合には、
切換スイッチ12の単独操作によって測距エリアの選択
を行ない、またマニュアルモードあるいはシャッタ優先
モードに設定されている場合にはモードスイッチ10を
P側に一部スライド操作した後、切換スイッチ12の単
独操作によって測距エリアの選択を行なうものである。
選択を行なおうとするものである。詳細は後述するが、
その操作面だけを説明すると、擾影モードがプログラム
モードおよび絞優先モードに設定されている場合には、
切換スイッチ12の単独操作によって測距エリアの選択
を行ない、またマニュアルモードあるいはシャッタ優先
モードに設定されている場合にはモードスイッチ10を
P側に一部スライド操作した後、切換スイッチ12の単
独操作によって測距エリアの選択を行なうものである。
第7図に示したタイプのカメラは、切換スイッチ12が
ダイヤル式のものであり、第8図に示したタイプのカメ
ラは、切換スイッチ12が押ボタン式のものである。こ
の第7図及び第8図に示したタイプのカメラは、切換ス
イッチ12のタイプが異なるのみで、その他のスイッチ
lOおよび14の機能は上述したと全く同様である。
ダイヤル式のものであり、第8図に示したタイプのカメ
ラは、切換スイッチ12が押ボタン式のものである。こ
の第7図及び第8図に示したタイプのカメラは、切換ス
イッチ12のタイプが異なるのみで、その他のスイッチ
lOおよび14の機能は上述したと全く同様である。
第9図及び第1O図は、本発明に係る多点測距カメラの
光学系の概略構成図である。
光学系の概略構成図である。
第9図に示すように、図示しないレンズを介して入射し
た光は、第1ミラー1によって一部が反射されるととも
に透過され、この反射した光は、第1O図にも示されて
いるように、ピント板2及びペンタプリズム3を介し、
接眼レンズ4を通って目に至る。一方、第1ミラーlを
透過した光は、サブミラー6によって反射され、ミラー
ボックス底部に設けられている測距モジュール7に至る
。この測距モジュール7は、被写体までの距離を画面内
の複数位置、例えば3箇所において測定する機能を有す
るものである。第9図および第5図に示す符合A、B、
Cは、ファインダ視野20、つまり画面内での測距エリ
アの位置の例を示している。測距は、広く用いられてい
る位相差検出方式の場合、各測距エリアA、B、C内の
像を二分割して、それぞれをCCDに入射させ、この二
分割像の位相差を検出して、被写体像のデフォーカス量
(ベクトル量)を検出することによって行なわれる。尚
、ファインダ視野20から目視される表示素子8は、第
1O図に示されるように、ピント板2とペンタプリズム
3との間に配設されている0表示素子8は、測距エリア
A、B、Cに対応してこれと同一方向に並ぶ発光素子a
、b、cを有している。
た光は、第1ミラー1によって一部が反射されるととも
に透過され、この反射した光は、第1O図にも示されて
いるように、ピント板2及びペンタプリズム3を介し、
接眼レンズ4を通って目に至る。一方、第1ミラーlを
透過した光は、サブミラー6によって反射され、ミラー
ボックス底部に設けられている測距モジュール7に至る
。この測距モジュール7は、被写体までの距離を画面内
の複数位置、例えば3箇所において測定する機能を有す
るものである。第9図および第5図に示す符合A、B、
Cは、ファインダ視野20、つまり画面内での測距エリ
アの位置の例を示している。測距は、広く用いられてい
る位相差検出方式の場合、各測距エリアA、B、C内の
像を二分割して、それぞれをCCDに入射させ、この二
分割像の位相差を検出して、被写体像のデフォーカス量
(ベクトル量)を検出することによって行なわれる。尚
、ファインダ視野20から目視される表示素子8は、第
1O図に示されるように、ピント板2とペンタプリズム
3との間に配設されている0表示素子8は、測距エリア
A、B、Cに対応してこれと同一方向に並ぶ発光素子a
、b、cを有している。
第1図は、本発明に係る多点測距カメラの制御を行なう
制御装置のブロック図である。尚、このブロック図にお
いては、本発明に直接関係のある部分のみを示しである
。
制御装置のブロック図である。尚、このブロック図にお
いては、本発明に直接関係のある部分のみを示しである
。
モード選択部材としてのモードスイッチ10、切換部材
としての切換スイッチ12及びシャッタボタン14は、
制御手段としてのCPU15に接続され、これらの各ス
イッチ1O112,14からの信号がCPU15に出力
される。そして、CPU15には、上記した表示素子8
と、後述する外部デイスプレィ16とを駆動するドライ
バ17が接続されている。
としての切換スイッチ12及びシャッタボタン14は、
制御手段としてのCPU15に接続され、これらの各ス
イッチ1O112,14からの信号がCPU15に出力
される。そして、CPU15には、上記した表示素子8
と、後述する外部デイスプレィ16とを駆動するドライ
バ17が接続されている。
上記したように、モードスイッチlOと切換スイッチ1
2とが共に操作されると、CPU l 5は、カメラの
モードを循環させる。また、モードが、マニュアルモー
ドあるいはシャック優先モードにある場合には、CPU
15は、切換スイッチ12のみの操作によってシャッタ
速度の設定を行なう、さらに、モードが、プログラムモ
ードあるいは絞優先モードにある場合には、CPU15
は、切換スイッチ12のみの操作によって測距エリアの
選択を行なう、そして、モードが、マニュアルモードあ
るいはシャッタ優先モードにある場合であっても、モー
ドスイッチ10が単独操作されると、CPU15は現在
設定されていたシャッタ速度をロックし、その後の切換
スイッチ12のみの操作によって、測距エリアの選択を
行なう。
2とが共に操作されると、CPU l 5は、カメラの
モードを循環させる。また、モードが、マニュアルモー
ドあるいはシャック優先モードにある場合には、CPU
15は、切換スイッチ12のみの操作によってシャッタ
速度の設定を行なう、さらに、モードが、プログラムモ
ードあるいは絞優先モードにある場合には、CPU15
は、切換スイッチ12のみの操作によって測距エリアの
選択を行なう、そして、モードが、マニュアルモードあ
るいはシャッタ優先モードにある場合であっても、モー
ドスイッチ10が単独操作されると、CPU15は現在
設定されていたシャッタ速度をロックし、その後の切換
スイッチ12のみの操作によって、測距エリアの選択を
行なう。
尚、これらの設定状態は、外部デイスプレィ16に表示
される。
される。
そして、シャッタボタン14が半押しされると、CPU
15は、切換スイッチ12によって選択された測距エリ
ア内において、被写体にピントを合わせる測距動作を開
始し、ファインダ視野20内に配設されている、選択さ
れた測距エリアに対応した表示素子8を点灯、あるいは
点滅させる。つまり選択された測距エリアA、Bまたは
Cに対応する発光素子a、bまたはCを点灯または点滅
させる。
15は、切換スイッチ12によって選択された測距エリ
ア内において、被写体にピントを合わせる測距動作を開
始し、ファインダ視野20内に配設されている、選択さ
れた測距エリアに対応した表示素子8を点灯、あるいは
点滅させる。つまり選択された測距エリアA、Bまたは
Cに対応する発光素子a、bまたはCを点灯または点滅
させる。
以上のように構成された多点測距カメラは、第2A図、
第2B図及び第3図に示す動作フローチャートのように
動作する。尚、この動作フローチャートの説明に際して
は、第1図、第4A図〜第4E図、第5A図〜第5D図
、及び第6A図を参照しながら説明する。
第2B図及び第3図に示す動作フローチャートのように
動作する。尚、この動作フローチャートの説明に際して
は、第1図、第4A図〜第4E図、第5A図〜第5D図
、及び第6A図を参照しながら説明する。
まず、CPU15は、モードスイッチlO及び切換スイ
ッチ12によって設定されたモードを入力し、現在設定
されているモードがマニュアルモードである(M)かシ
ャッタ優先モード(EE)であるかの判断をするCステ
ップ1.2)。
ッチ12によって設定されたモードを入力し、現在設定
されているモードがマニュアルモードである(M)かシ
ャッタ優先モード(EE)であるかの判断をするCステ
ップ1.2)。
現在設定されているモードがマニュアルモードまたはシ
ャッタ優先モードであれば、つぎに、CPU15は、切
換スイッチ12が単独操作されたか否かの判断をする。
ャッタ優先モードであれば、つぎに、CPU15は、切
換スイッチ12が単独操作されたか否かの判断をする。
即ち、第6A図に示した切換スイッチ12がRまたはS
側にスライド操作されたか否かの判断をする(ステップ
3)、このスライド操作が行なわれたら、シャッタ速度
(Tv)の設定を行なう処理を実行する(ステップ4)
。
側にスライド操作されたか否かの判断をする(ステップ
3)、このスライド操作が行なわれたら、シャッタ速度
(Tv)の設定を行なう処理を実行する(ステップ4)
。
そして、CPU15は、モードスイッチIOがオンされ
たか否かの判断をする。即ち、第6A図に示したモード
スイッチ10がP側にスライド操作されたか否かの判断
をすることになる(ステップ5)、このステップ1から
ステップ5においては、カメラのモードの判断と、切換
スイッチ12及びモードスイッチlOの操作の有無の監
視を行なっていることになる。
たか否かの判断をする。即ち、第6A図に示したモード
スイッチ10がP側にスライド操作されたか否かの判断
をすることになる(ステップ5)、このステップ1から
ステップ5においては、カメラのモードの判断と、切換
スイッチ12及びモードスイッチlOの操作の有無の監
視を行なっていることになる。
そして、ステップ5において、モードスイッチlOの操
作が行なわれたとの判断がされると、CPU15は、現
在設定されているシャッタ速度をロックし、CPU15
は、ドライバ17を介して外部デイスプレィ16に、第
4C図に示すように、ロック完了の表示”L”を表示さ
せる(ステップ6.7)。そして、再びCPU15は、
切換スイッチ12が単独操作されたか否かの判断をする
。即ち、第6A図に示した切換スイッチ12がRまたは
S側にスライド操作されたか否かの判断をすることにな
る。尚、この判断は、ステップ2において、モードがプ
ログラムモードまたはシャッタ優先モードでないとき、
つまり、マニュアルモードあるいは絞優先モードである
ときにも行なわれる(ステップ8)、ステップ8におい
て、切換スイッチlOが操作されると、測距エリアの選
択処理と、その選択された測距エリアの表示が行なわれ
る。この表示は、ドライバ17を介して表示素子8によ
って行なわれる。この処理は、後述するサブルーチンプ
ログラムの説明の際に詳述する(ステップ9、lO)。
作が行なわれたとの判断がされると、CPU15は、現
在設定されているシャッタ速度をロックし、CPU15
は、ドライバ17を介して外部デイスプレィ16に、第
4C図に示すように、ロック完了の表示”L”を表示さ
せる(ステップ6.7)。そして、再びCPU15は、
切換スイッチ12が単独操作されたか否かの判断をする
。即ち、第6A図に示した切換スイッチ12がRまたは
S側にスライド操作されたか否かの判断をすることにな
る。尚、この判断は、ステップ2において、モードがプ
ログラムモードまたはシャッタ優先モードでないとき、
つまり、マニュアルモードあるいは絞優先モードである
ときにも行なわれる(ステップ8)、ステップ8におい
て、切換スイッチlOが操作されると、測距エリアの選
択処理と、その選択された測距エリアの表示が行なわれ
る。この表示は、ドライバ17を介して表示素子8によ
って行なわれる。この処理は、後述するサブルーチンプ
ログラムの説明の際に詳述する(ステップ9、lO)。
次に、CPU15は、シャッタボタン14が押されたか
否かの判断をし、シャッタボタン14が押されたら、選
択された測距エリア内に合焦された被写体を、設定され
たシャッタ速度及び露出をもって撮影し、撮影完了後、
フィルムを自動的に巻き上げて、巻き上げ完了後、再度
、モードスイッチlOが操作されたか否かの判断をする
(ステップ11〜15)、そして、モードスイッチlO
が操作されたら、ステップ7において表示したロック完
了の表示”L”を消去し、切換スイッチ12によるシャ
ッタ速度の選択を可能とする(ステップ16)。
否かの判断をし、シャッタボタン14が押されたら、選
択された測距エリア内に合焦された被写体を、設定され
たシャッタ速度及び露出をもって撮影し、撮影完了後、
フィルムを自動的に巻き上げて、巻き上げ完了後、再度
、モードスイッチlOが操作されたか否かの判断をする
(ステップ11〜15)、そして、モードスイッチlO
が操作されたら、ステップ7において表示したロック完
了の表示”L”を消去し、切換スイッチ12によるシャ
ッタ速度の選択を可能とする(ステップ16)。
次に、上記したステップ9及びlOのサブルーチンフロ
ーチャートを、第3図に基づいて説明する。このフロー
チャートの動作を理解するためには、表示素子8の配設
状態を知る必要があるので、フローチャートの動作説明
に先立って、表示素子8の配設状態を説明する。
ーチャートを、第3図に基づいて説明する。このフロー
チャートの動作を理解するためには、表示素子8の配設
状態を知る必要があるので、フローチャートの動作説明
に先立って、表示素子8の配設状態を説明する。
この表示素子8は、上記した位置、即ち、第9図に示し
たように、ピント板2とペンタプリズム3との間に配設
されているが、ファインダを覗くと、第5図に示されて
いるように、3点設けられている測距領域A、B、Cに
対応してそれぞれ発光素子a、b、Cが配設されている
8ここで1発光素子a、b、cには、LEDやLCDを
用いるのが好ましく、本実施例にあっては、LEDを用
いている。
たように、ピント板2とペンタプリズム3との間に配設
されているが、ファインダを覗くと、第5図に示されて
いるように、3点設けられている測距領域A、B、Cに
対応してそれぞれ発光素子a、b、Cが配設されている
8ここで1発光素子a、b、cには、LEDやLCDを
用いるのが好ましく、本実施例にあっては、LEDを用
いている。
表示素子8は、以上のように配設され、次に説明するサ
ブルーチンフローチャートに基づいて点灯あるいは点滅
することになる。
ブルーチンフローチャートに基づいて点灯あるいは点滅
することになる。
切換スイッチ12が操作されて、第5A図に示されてい
るように、3箇所ある測距エリアA、B、Cの内のいず
れかのエリアの選択が行なわれ、この選択が完了すると
、ドライバ17はCPU15から出力された信号に基づ
いて、その選択された測距エリアに対応した位置の発光
素子を所定の周期で点滅させる(ステップ21.22.
23)0例えば、第5B図に示すように、ユーザが測距
エリアCを選択すると、そのエリアに対応した発光素子
Cが所定の周期、例えば2.3Hz程度で点滅すること
になる。
るように、3箇所ある測距エリアA、B、Cの内のいず
れかのエリアの選択が行なわれ、この選択が完了すると
、ドライバ17はCPU15から出力された信号に基づ
いて、その選択された測距エリアに対応した位置の発光
素子を所定の周期で点滅させる(ステップ21.22.
23)0例えば、第5B図に示すように、ユーザが測距
エリアCを選択すると、そのエリアに対応した発光素子
Cが所定の周期、例えば2.3Hz程度で点滅すること
になる。
次に、シャッター14が半押しされると、その信号がC
PU15に出力され、この信号を受けたCPU15は、
切換スイッチ12によって選択されたエリア内の被写体
にピントを合せるべく、図示しないレンズを駆動させ、
そのエリアにおける合焦に関する信号を入力する(ステ
ップ24.25)。
PU15に出力され、この信号を受けたCPU15は、
切換スイッチ12によって選択されたエリア内の被写体
にピントを合せるべく、図示しないレンズを駆動させ、
そのエリアにおける合焦に関する信号を入力する(ステ
ップ24.25)。
そして、CPU15は、この合焦に関する信号に基づき
1合焦不能であれば、選択されている測距エリアに対応
した位置の発光素子を、合焦エリア選択周波数とは異な
る周波数、例えばこれより速い周期で点滅させる。例え
ば、第5C図に示したように1選択されている測距領域
Cに対応した発光素子Cを10Hz程度で点滅させて合
焦不能を表示することになる(ステップ26.27)。
1合焦不能であれば、選択されている測距エリアに対応
した位置の発光素子を、合焦エリア選択周波数とは異な
る周波数、例えばこれより速い周期で点滅させる。例え
ば、第5C図に示したように1選択されている測距領域
Cに対応した発光素子Cを10Hz程度で点滅させて合
焦不能を表示することになる(ステップ26.27)。
一方、合焦されたら、選択されている測距エリアに対応
した位置の発光素子を、上記合焦エリア選択表示、およ
び合焦不能表示とは異なる態様、例えば連続点灯させる
6例えば、第5D図に示したように、合焦していれば、
選択されている測距領域Cに対応した発光素子Cが連続
的に点灯することになる(ステップ26.28)。
した位置の発光素子を、上記合焦エリア選択表示、およ
び合焦不能表示とは異なる態様、例えば連続点灯させる
6例えば、第5D図に示したように、合焦していれば、
選択されている測距領域Cに対応した発光素子Cが連続
的に点灯することになる(ステップ26.28)。
本発明の多点測距カメラは、以上のように動作するが、
その動作をまとめると次のようになる。
その動作をまとめると次のようになる。
まず、ユーザが第6A図及び第6B図に示すタイプの多
点測距カメラにおいて、レンズ側の絞がオートモードに
あるとき、モードスイッチlOをP側にスライドして保
持したまま切換スイッチ12をP側あるいはS側にスラ
イドさせると、モードは、この切換スイッチ12のスラ
イド操作に応じ、プログラムモード(複数)とシャック
優先モードとに順次変化する。第4A図においては、プ
ログラムモード(P)が選択されたときの表示の一例が
示されているが、このモードが選択されたときにはIJ
Iの文字が表示される。そして、図では、シャッタ速度
が17125秒、露出がF2.8、多点測距、速写モー
ド、フィルムが12枚目となっている場合の外部デイス
プレィ16の表示が一例として示しである。このプログ
ラムモードが選択されている状態で、切換スイッチ12
を同図中RまたはS方向にスライドさせると、そのスラ
イド操作に応じて、測距エリアの選択がなされる。即ち
、切換スイッチ12を同図中R方向にスライドさせると
、第5A図に示すように、測距エリアは、A、C,B、
A、 ・・・の順に選択されることになる。この選択
と同時に、同図中の選択された測距エリアを示す表示素
子も、a、C1b、a、・・・の順に点滅位置が移動す
ることになる。この逆に、切換スイッチ12を同図中S
方向にスライドさせると、選択される測距エリアの順序
及び表示素子の点滅位置の移動順序が逆になる。
点測距カメラにおいて、レンズ側の絞がオートモードに
あるとき、モードスイッチlOをP側にスライドして保
持したまま切換スイッチ12をP側あるいはS側にスラ
イドさせると、モードは、この切換スイッチ12のスラ
イド操作に応じ、プログラムモード(複数)とシャック
優先モードとに順次変化する。第4A図においては、プ
ログラムモード(P)が選択されたときの表示の一例が
示されているが、このモードが選択されたときにはIJ
Iの文字が表示される。そして、図では、シャッタ速度
が17125秒、露出がF2.8、多点測距、速写モー
ド、フィルムが12枚目となっている場合の外部デイス
プレィ16の表示が一例として示しである。このプログ
ラムモードが選択されている状態で、切換スイッチ12
を同図中RまたはS方向にスライドさせると、そのスラ
イド操作に応じて、測距エリアの選択がなされる。即ち
、切換スイッチ12を同図中R方向にスライドさせると
、第5A図に示すように、測距エリアは、A、C,B、
A、 ・・・の順に選択されることになる。この選択
と同時に、同図中の選択された測距エリアを示す表示素
子も、a、C1b、a、・・・の順に点滅位置が移動す
ることになる。この逆に、切換スイッチ12を同図中S
方向にスライドさせると、選択される測距エリアの順序
及び表示素子の点滅位置の移動順序が逆になる。
一方シャッタ優先モードが選択された場合の外部デイス
プレィ16の表示は、第4B図及び第4C図に示されて
いるように、O’AJlの表示がされる。第4B図では
、シャッタ速度が1/250秒、絞がF2.0、多点測
距、速写モード、フィルムが13枚目となっている場合
の表示が一例として示しである。このシャッタ優先モー
ドが選択されている状態では、切換スイッチ12の単独
操作によってシャック速度の設定変更が可能である。そ
して、このシャック優先モードが選択されている状態で
、モードスイッチ10が第6A図中P方向にシフトされ
ると、今設定されていたシャッタ速度がロックされ、こ
のときには、外部デイスプレィ16には、第4C図に示
すように、シャッタ速度がロックされたことを示すFL
JIの文字が表示される。そしてこの後、切換スイッチ
12を操作すると、測距エリアの選択が可能となる。尚
、第4C図は、シャッタ速度が17125秒に設定され
た後、モードスイッチlOをスライド操作したときの表
示を示している。
プレィ16の表示は、第4B図及び第4C図に示されて
いるように、O’AJlの表示がされる。第4B図では
、シャッタ速度が1/250秒、絞がF2.0、多点測
距、速写モード、フィルムが13枚目となっている場合
の表示が一例として示しである。このシャッタ優先モー
ドが選択されている状態では、切換スイッチ12の単独
操作によってシャック速度の設定変更が可能である。そ
して、このシャック優先モードが選択されている状態で
、モードスイッチ10が第6A図中P方向にシフトされ
ると、今設定されていたシャッタ速度がロックされ、こ
のときには、外部デイスプレィ16には、第4C図に示
すように、シャッタ速度がロックされたことを示すFL
JIの文字が表示される。そしてこの後、切換スイッチ
12を操作すると、測距エリアの選択が可能となる。尚
、第4C図は、シャッタ速度が17125秒に設定され
た後、モードスイッチlOをスライド操作したときの表
示を示している。
さらに、レンズ側の絞をマニュアル位置にした状態にお
いて、モードスイッチlOを操作すると、絞優先モード
およびマニュアルモードに順次変化する。マニュアルモ
ードが選択されると、外部デイスプレィ16に、第4D
図及び第4E図に示されているように、[i’MJの表
示がされる。第4D図では、シャッタ速度が17500
秒、絞がFl、 4、多点測距、単写モード、フィルム
が14枚目となっている場合の表示が一例として示しで
ある。このマニュアルモードが選択されている状態でも
、シャッタ優先モードが選択されているときと同様に、
切換スイッチ12の単独操作によってシャッタ速度の設
定変更が可能であり、モードスイッチlOが第6A図中
P方向にシフトされると、今設定されていたシャッタ速
度がロックされ、シャッタ速度がロックされたことを示
す[rLJが表示される。そして、その後の切換スイッ
チ12の操作で、測距エリアの選択が可能となる。尚、
第4E図は、シャッタ速度がl/125秒に設定された
後、モードスイッチ10をスライドどきの表示を示して
いる。
いて、モードスイッチlOを操作すると、絞優先モード
およびマニュアルモードに順次変化する。マニュアルモ
ードが選択されると、外部デイスプレィ16に、第4D
図及び第4E図に示されているように、[i’MJの表
示がされる。第4D図では、シャッタ速度が17500
秒、絞がFl、 4、多点測距、単写モード、フィルム
が14枚目となっている場合の表示が一例として示しで
ある。このマニュアルモードが選択されている状態でも
、シャッタ優先モードが選択されているときと同様に、
切換スイッチ12の単独操作によってシャッタ速度の設
定変更が可能であり、モードスイッチlOが第6A図中
P方向にシフトされると、今設定されていたシャッタ速
度がロックされ、シャッタ速度がロックされたことを示
す[rLJが表示される。そして、その後の切換スイッ
チ12の操作で、測距エリアの選択が可能となる。尚、
第4E図は、シャッタ速度がl/125秒に設定された
後、モードスイッチ10をスライドどきの表示を示して
いる。
そして、このようにして選択された測距エリアは、第5
A図に示したように、3点設けられている測距領域A、
B、Cに対応して設けた発光素子a、b、cの比較的遅
い点滅によって表示される6例えば、Aの測距エリアが
選択されると、aの表示素子が2.3Hz程度の周期で
点滅し、Cの測距エリアが選択されると、Cの表示素子
が同様の周期で点滅することになる。
A図に示したように、3点設けられている測距領域A、
B、Cに対応して設けた発光素子a、b、cの比較的遅
い点滅によって表示される6例えば、Aの測距エリアが
選択されると、aの表示素子が2.3Hz程度の周期で
点滅し、Cの測距エリアが選択されると、Cの表示素子
が同様の周期で点滅することになる。
そして、シャッタボタン14が半押しされると1選択さ
れた測距エリアにおけるフォーカス制御が行なわれ、こ
の測距エリアにおいて合焦不能である場合には、選択さ
れた測距エリアに対応した発光素子を10Hz程度で比
較的速く点滅させ、合焦された場合には、上記発光素子
を連続点灯させる1例えば、Aの測距エリアが選択され
、フォーカス制御が行なわれた結果、この測距エリアに
おいて合焦不能である場合には、aの発光素子を10H
z程度で比較的速(点滅させ、合焦された場合には、a
の発光素子を連続点灯させることになる6また、上記し
たシャッタ優先モード及びマニュアルモードにおいて、
シャッタ速度をロックした後変更したい場合には、モー
ドスイッチ10を第6A図中P方向に再度シフトすると
、設定されていたシャッタ速度のロックが解除され、シ
ャッタ速度がロックされたことを示す表示[IJが消え
る。そして、その後の切換スイッチ12の操作で、シャ
ッタ速度の選択が可能となる。
れた測距エリアにおけるフォーカス制御が行なわれ、こ
の測距エリアにおいて合焦不能である場合には、選択さ
れた測距エリアに対応した発光素子を10Hz程度で比
較的速く点滅させ、合焦された場合には、上記発光素子
を連続点灯させる1例えば、Aの測距エリアが選択され
、フォーカス制御が行なわれた結果、この測距エリアに
おいて合焦不能である場合には、aの発光素子を10H
z程度で比較的速(点滅させ、合焦された場合には、a
の発光素子を連続点灯させることになる6また、上記し
たシャッタ優先モード及びマニュアルモードにおいて、
シャッタ速度をロックした後変更したい場合には、モー
ドスイッチ10を第6A図中P方向に再度シフトすると
、設定されていたシャッタ速度のロックが解除され、シ
ャッタ速度がロックされたことを示す表示[IJが消え
る。そして、その後の切換スイッチ12の操作で、シャ
ッタ速度の選択が可能となる。
本発明の多点測距カメラの動作は、以上の通りである。
従って、ユーザは、既存の2つの操作部材の操作によっ
て、モードの設定、シャッタ速度等の撮影データの設定
及び測距エリアの選択を行なうことができ、自分が選択
した測距領域をファインダを覗きながら確認し、また、
その領域における合焦、合焦不能をも容易に認識するこ
とができる。
て、モードの設定、シャッタ速度等の撮影データの設定
及び測距エリアの選択を行なうことができ、自分が選択
した測距領域をファインダを覗きながら確認し、また、
その領域における合焦、合焦不能をも容易に認識するこ
とができる。
尚、この実施例においては、この測距エリアにおいて合
焦不能の場合には、発光素子を比較的速く点滅させる形
態のものを例示したが、この他、発光素子を消灯させる
ようにしても良い。このような形態にすれば、プログラ
ムの簡略化を図ることができることになる。
焦不能の場合には、発光素子を比較的速く点滅させる形
態のものを例示したが、この他、発光素子を消灯させる
ようにしても良い。このような形態にすれば、プログラ
ムの簡略化を図ることができることになる。
さらに、上記実施例においては、ユーザの選択した測距
エリアの表示、その測距エリアにおける合焦、合焦不能
を発光素子によって表示する形態について述べたが、こ
れに限らず、例えば、音を発する音響的な素子を用いて
、その音の周波数や音の発生周期を変化させることによ
って、これらの表示を行なっても良いし、発光素子と音
響的な素子を適当に組み合わせてこれらの表示を行なう
ようにしても良いのは勿論である。
エリアの表示、その測距エリアにおける合焦、合焦不能
を発光素子によって表示する形態について述べたが、こ
れに限らず、例えば、音を発する音響的な素子を用いて
、その音の周波数や音の発生周期を変化させることによ
って、これらの表示を行なっても良いし、発光素子と音
響的な素子を適当に組み合わせてこれらの表示を行なう
ようにしても良いのは勿論である。
[発明の効果]
以上の説明より明らかなように、本発明は、撮影モード
の選択をモード選択部材と切換部材との2部材の組み合
わせ操作によって行なうカメラであって、さらに複数の
測距エリアと、選択された測距エリアの被写体に対する
合焦機能とを有するカメラにおいて、その切換部材を用
いて測距エリアのエリアの選択を行なえるようにしたの
で、測距エリア選択用の部材を特に設ける必要がなく、
小型化の要請を図りつつカメラの機能を向上させること
ができ、さらに、コストアップをも抑えることができる
。また使い勝手の面でも、従来の水準を維持することが
できる。
の選択をモード選択部材と切換部材との2部材の組み合
わせ操作によって行なうカメラであって、さらに複数の
測距エリアと、選択された測距エリアの被写体に対する
合焦機能とを有するカメラにおいて、その切換部材を用
いて測距エリアのエリアの選択を行なえるようにしたの
で、測距エリア選択用の部材を特に設ける必要がなく、
小型化の要請を図りつつカメラの機能を向上させること
ができ、さらに、コストアップをも抑えることができる
。また使い勝手の面でも、従来の水準を維持することが
できる。
さらにファインダ内に、複数の測距エリアのうち選択さ
れた測距エリアを表示する、測距エリアの配列方向に並
ぶ表示手段を設けるとともに、切換部材の操作方向を測
距エリアの配列方向と同一の方向とすることにより、よ
り使い勝手のよい多点測距カメラが得られる。
れた測距エリアを表示する、測距エリアの配列方向に並
ぶ表示手段を設けるとともに、切換部材の操作方向を測
距エリアの配列方向と同一の方向とすることにより、よ
り使い勝手のよい多点測距カメラが得られる。
第1図は、本発明に係る多点測距カメラの制御部分のブ
ロック図、 第2A図及び第2B図は、第1図に示したcPUの動作
フローチャート、 第3図は、第2A図及び第2B図に示した動作フローチ
ャートのうちの、測距エリアの表示に関するサブルーチ
ンフローチャート、 第4A図は、本発明に係る多点測距カメラにおいて、プ
ログラムモードが選択された場合の外部デイスプレィの
表示の一例を示す図、 −第4B図及び第4C図は、本発明に係る多点測距カメ
ラにおいて、シャッタ優先モードが選択された場合の外
部デイスプレィの表示の一例を示す図、 第4D図及び第4E図は、本発明に係る多点測距カメラ
において、マニュアルモードが選択された場合の外部デ
イスプレィの表示の一例を示す図、 第5A図は、本発明に係る多点測距カメラにおいて、測
距エリアの位置と、当該測距エリアに対応して設けられ
た表示素子の配設状態の一例を示す図、 第5B図〜第5D図は、表示素子の動作状態の説明に供
する図である。 第6A図及び第6B図は、本発明に係る多点測距カメラ
の外観を示す平面図と正面図、第7図及び第8図は、そ
れぞれ本発明に係る他のタイプの多点測距カメラの外観
を示す平面図、第9図及び第1O図は1本発明に係る多
点測距カメラの光学系の概略構成図である。 8 : 10 : 12二 14 : 15 ; l 6 : 17 : 表示素子、 モードスイッチ(モード選択部材)、 切換スイッチ(切換部材)、 シャック、 CPU (制御手段)、 外部デイスプレィ、 ドライバ、 1゜ 第1図 20:ファインダ視野、 A、B、C・・・測距エリア、 a、b、c・・・表示素子。
ロック図、 第2A図及び第2B図は、第1図に示したcPUの動作
フローチャート、 第3図は、第2A図及び第2B図に示した動作フローチ
ャートのうちの、測距エリアの表示に関するサブルーチ
ンフローチャート、 第4A図は、本発明に係る多点測距カメラにおいて、プ
ログラムモードが選択された場合の外部デイスプレィの
表示の一例を示す図、 −第4B図及び第4C図は、本発明に係る多点測距カメ
ラにおいて、シャッタ優先モードが選択された場合の外
部デイスプレィの表示の一例を示す図、 第4D図及び第4E図は、本発明に係る多点測距カメラ
において、マニュアルモードが選択された場合の外部デ
イスプレィの表示の一例を示す図、 第5A図は、本発明に係る多点測距カメラにおいて、測
距エリアの位置と、当該測距エリアに対応して設けられ
た表示素子の配設状態の一例を示す図、 第5B図〜第5D図は、表示素子の動作状態の説明に供
する図である。 第6A図及び第6B図は、本発明に係る多点測距カメラ
の外観を示す平面図と正面図、第7図及び第8図は、そ
れぞれ本発明に係る他のタイプの多点測距カメラの外観
を示す平面図、第9図及び第1O図は1本発明に係る多
点測距カメラの光学系の概略構成図である。 8 : 10 : 12二 14 : 15 ; l 6 : 17 : 表示素子、 モードスイッチ(モード選択部材)、 切換スイッチ(切換部材)、 シャック、 CPU (制御手段)、 外部デイスプレィ、 ドライバ、 1゜ 第1図 20:ファインダ視野、 A、B、C・・・測距エリア、 a、b、c・・・表示素子。
Claims (6)
- (1)プログラム、シャッタ優先オート、絞優先オート
、マニュアル等のカメラの各種の撮影モードの設定をモ
ード選択部材と切換部材の2部材の組み合わせ操作によ
って行ない、上記撮影モードのうちの特定の撮影モード
においては、切換部材の単独操作によってさらにシャッ
タ速度等の撮影データのマニュアル設定を行なうカメラ
であって、かつ、複数の測距エリアと、この複数の測距
エリアのうちの選択された測距エリアの被写体に対する
合焦手段とを有する多点測距カメラにおいて、 上記特定の撮影モード以外のモードが選択されていると
きには、上記切換部材の単独操作により、上記複数の測
距エリアの内の任意の測距エリアを選択可能とする制御
手段を有し、上記切換部材の操作によって、測距エリア
選択を行なうようにしたことを特徴とする多点測距カメ
ラ。 - (2)上記制御手段は、さらに上記特定のモードが選択
されている状態でモード選択部材が単独操作されたとき
には、上記切換部材によって設定されていた撮影データ
を記憶し、その後の上記切換部材の単独操作によって測
距エリア選択を可能とすることを特徴とする請求項1記
載の多点測距カメラ。 - (3)上記制御手段は、測距エリアの選択の後の上記モ
ード選択部材の操作により、上記切換部材による測距エ
リア選択を不能とするとともに、撮影データの設定を可
能とすることを特徴とする請求項2記載の多点測距カメ
ラ。 - (4)ファインダ内には、複数の測距エリアのうち選択
された測距エリアを表示する、測距エリアの配列方向に
並ぶ表示手段が設けられている請求項1ないし3のいず
れか1項に記載の多点測距カメラ。 - (5)上記切換部材の操作方向は、上記測距エリアの配
列方向と同一の方向であることを特徴とする請求項4記
載の多点測距カメラ。 - (6)特定の撮影モードは、シャッタ優先オートモード
およびマニュアルモードである請求項1ないし5のいず
れか1項に記載の多点測距カメラ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22156788A JP2933314B2 (ja) | 1988-09-05 | 1988-09-05 | 多点測距カメラ |
US07/397,670 US4994843A (en) | 1988-08-25 | 1989-08-23 | Focus indicating apparatus of automatic focusing camera |
GB8919144A GB2222337B (en) | 1988-08-25 | 1989-08-23 | Automatic focusing camera |
FR898911268A FR2635881B1 (ja) | 1988-08-25 | 1989-08-25 | |
DE3928208A DE3928208C2 (de) | 1988-08-25 | 1989-08-25 | Anzeigevorrichtung für eine automatische Fokussiereinrichtung einer Kamera |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22156788A JP2933314B2 (ja) | 1988-09-05 | 1988-09-05 | 多点測距カメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0268510A true JPH0268510A (ja) | 1990-03-08 |
JP2933314B2 JP2933314B2 (ja) | 1999-08-09 |
Family
ID=16768756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22156788A Expired - Fee Related JP2933314B2 (ja) | 1988-08-25 | 1988-09-05 | 多点測距カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2933314B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0529015U (ja) * | 1991-09-27 | 1993-04-16 | 株式会社ニコン | 自動焦点調節カメラ |
-
1988
- 1988-09-05 JP JP22156788A patent/JP2933314B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0529015U (ja) * | 1991-09-27 | 1993-04-16 | 株式会社ニコン | 自動焦点調節カメラ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2933314B2 (ja) | 1999-08-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |