JPH0267137A - 印刷胴の自動ゴミ取り装置 - Google Patents

印刷胴の自動ゴミ取り装置

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Publication number
JPH0267137A
JPH0267137A JP21859888A JP21859888A JPH0267137A JP H0267137 A JPH0267137 A JP H0267137A JP 21859888 A JP21859888 A JP 21859888A JP 21859888 A JP21859888 A JP 21859888A JP H0267137 A JPH0267137 A JP H0267137A
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JP
Japan
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picker
cleaning web
printing unit
dust removal
dust
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Pending
Application number
JP21859888A
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English (en)
Inventor
Isao Funabashi
勇雄 船橋
Fumio Osawa
大沢 文雄
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Komori Corp
Original Assignee
Komori Corp
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Publication date
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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、版胴やゴム胴などの印刷胴の周面に装着され
た版やブランケットの面に紙粉やインキかすなどのゴミ
が付着したときに、このゴミを除去する印刷胴の自動ゴ
ミ取り装置に関するものである。
〔従来の技術〕
各種の輪転印刷機においては、紙の断裁時に発生する紙
粉や固化したインキのかす等のゴミが、版胴の周面に装
着された版の表面や、ゴム胴の周面に装着されたブラン
ケットの表面などに付着して、印刷物の品質を低下させ
ることがある。このため、従来より、その付着したゴミ
を印刷作業の合間に除去するべく、各印刷ユニット毎に
ゴミ取り装置が備えつけられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のゴミ取り装置によると、印刷ユニ
ット毎にそのゴミ取り処理を独立して行うようにしてい
るため、オペレータにとって過酷な労働が強いられるも
のとなる。すなわち、印刷中のオペレータは、通常、デ
リバリ部において、その印刷物の品質管理と機械運転を
行う。即ち、オペレータは、デリバリ部でゴミによる印
刷障害を発見した場合、その印刷障害を起こした印刷ユ
ニットまで出向き、その印刷ユニットに備えつけられた
ゴミ取り装置を操作して、版面に付着したゴミの除去処
理にあたる。特に、厚紙(ポール紙)等を印刷する場合
にそのゴミの付着頻度は高く、ゴミの付着頻度が高くな
れば、印刷障害を起こした印刷ユニットへ出向きその版
面の付着ゴミを除去するという作業が頻繁に行われるも
のとなり、オペレータにとって掻めて過酷な労働となる
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこのような課題を解決するためになされたもの
で、外部からの供与選択指令に基づき被ゴミ取り印刷ユ
ニットを指定する印刷ユニット指定手段と、この印刷ユ
ニット指定手段の指定する被ゴミ取り印刷ユニットにお
いてその印刷胴に対するゴミ取り位置を外部からの供与
位置指令に基づき指定するゴミ取り位置指定手段と、こ
のゴミ取り位置指定手段の指定するゴミ取り位置にピッ
カブレードおよびこのピッカブレードの先端で折り返さ
れてその両端をドラムに巻回してなるクリーニングウェ
ブを備えたヒツキービッカを移動せしめるヒツキービッ
カ移動手段と、このヒツキービッカ移動手段により前記
ゴミ取り位置に移動せしめられたヒツキービッカのピッ
カブレードを駆動し、その先端のクリーニングウェブを
前記印刷胴に対し押して進退せしめるピッカブレード駆
動手段と、前記印刷胴に対して退却せしめられたクリー
ニングウェブを前記ドラムを回動することにより所定量
巻き取るクリーニングウェブ巻き取り手段と、このクリ
ーニングウェブ巻き取り手段により巻き取られたクリー
ニングウェブの弛みおよび終端を検出するクリーニング
ウェブ巻取状態検出手段とを備えたものである。
〔作用〕
したがってこの発明によれば、デリバリ部において、被
ゴミ取り印刷ユニットおよびその印刷ユニットにおける
ゴミ取り位置を指定して、印刷ユニット毎の付着ゴミの
除去処理を自動的に図ることが可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明に係る印刷胴の自動ゴミ取り装置を詳細に
説明する。
第7図ないし第11図はこの自動ゴミ取り装置に用いる
ヒフキービッカの一実施例を示し、第7図はこれを配置
した各印刷ユニットにおける版胴近傍の側面図、第8図
は同じく正面図、第9図はヒツキービッカの側面図、第
10図は同じく平面図、第11図は同じく正面図である
図において、左右のフレーム1間には、周面に版2が装
着された版胴3が軸支されており、この版胴3の上方に
は、インキ装置の振りローラ4がフレーム1に軸支され
て設けられている。振りローラ4の両側軸端部に一対ず
つ回動自在に支持されたローラアーム5.6の遊端部に
は、着ローラ7.8が周面を版2の表面に対接させて軸
支されている。版胴3の側方には給水装置の調量ローラ
9がフレーム1に軸支されて配設されており、その軸端
部に支持されたアーム10と一体のローラアーム11に
はレバー12が枢着され、レバー12に版2の表面に対
接する水着ローラ13とこれに対接するライダーローラ
14とが軸支されている。
そして、着ローラ7.8と水着ローラ13との近傍に、
その全体を符号300で示すヒツキービッカ駆動機構が
設けられている。すなわち、左右のフレームlに固定さ
れたブラケット301に軸部材としてのねじ軸302が
回転自在に軸支されており、このねじ軸302の軸端部
に軸着されたギア303がフレーム1にモータ台304
を介し支持さたモータ305のギア306と噛み合って
いて、ねじ軸302がモータ305により回転駆動され
るものとなっている。ねじ軸302には、全体を符号4
00で示すヒツキーピッカのケース401の円柱部40
1aに設けたねし孔が回動自在に螺合されており、ケー
ス401はこの円柱部401aと、後板401bで連結
された両側の側板401cとで一体形成されている。ケ
ース401の後板401bには、エアシリンダ402が
固定されており、そのピストンロッド402aの作用端
には、短冊状に形成されたピッカーブレード403が、
後端垂直部材403aをつまみ404の螺入によって着
脱自在に固定されている。ピッカーブレード403は、
後板401bに設けた角孔と円柱部401aの上面に固
定されたガイド405とで摺動自在に支持されており、
エアシリンダ402のピストンロッド402aを進退さ
せることにより、版胴3に対して進退するように構成さ
れている。
ケース401の一方の側板401cには、ロール巻取ロ
ータリソレノイド406がピッカーブレード403の上
方に位置して装着されており、その回転短軸には、フラ
ンジ付の巻き取りドラム407が、内孔の一端を固定状
に嵌合されている。
巻き取りドラム407の内孔の他端部には、他方の側板
401Cに軸受け408を介して摺動自在に軸支された
つまみ409が回動自在に嵌合されており、つまみ40
9は軸受408内に介装された圧縮コイルばねにより、
巻き取りドラム407の内孔との係合側に付勢されてい
る。こうすることにより、つまみ409を圧縮コイルば
ねのばね力に抗して引っ張ると、巻き取りドラム407
をケース401から取り外すことができる。410は巻
き取りドラム407の逆転を規制するラチェット機構で
ある。さらに、ピッカーブレード403の下方に位置し
て側板401cに挿入固定された短軸411には、フラ
ンジ付の巻き出しドラム412がシューブレーキ413
で軽く制動されて回転自在に支持されており、この巻き
出しドラム412の内孔の他端部には、他方の側板40
1cに軸受414を介して摺動自在に軸支されたつまみ
415が回動自在に嵌合されており、つまみ415は軸
受414内に介装された圧縮コイルばねにより、巻き出
しドラム412の内孔との係合側に付勢されている。こ
うすることにより、つまみ415を圧縮コイルばねのば
ね力に抗して引っ張ると、巻き出しドラム412をケー
ス401から取り外すことができる。
416は帯状に形成されその一端を巻き出しドラム41
2に固定されてこれに巻かれたクリーニングウェブであ
って、巻き出しドラム412を出たクリーニングウェブ
416は、両側板401cを連結する軸上に嵌合された
ガイドローラ417を経てピッカーブレード403の先
端に導かれており、ここで折り返したクリーニングウェ
ブ416は、両側板401cを連結する軸上に嵌合され
たガイドローラ418を経て巻き取りドラム407に巻
き取られている。こうすることにより、ロール巻取ロー
タリソレノイド406で巻き取りドラム407を回転さ
せると、巻き出しドラム412から巻き出されたクリー
ニングウェブ416が巻き取りドラム407に巻き取ら
れる。
左右のフレーム1にはブラケット419が内側へ向かっ
て突設されており、これらのブラケット419間にはガ
イドレール420が支架されている。そして、このガイ
ドレール420にケース401に枢着されたガイドころ
421.422が係合され、このガイドころ421.4
22によってヒフキービッカ400が、その回動を規制
され・っつガイドレール420上を案内されるものとな
っている。この状態でピッカーブレード403は両方の
着ローラ8,13間に挿入されて先端を版2の表面に近
接されており、エアシリンダ402の作動により版2の
表面に対し接触したり離間したりするように構成されて
いる。
すなわち、版2の表面に紙粉やインキがすなどのごみが
付着した場合は、モータ305を回転させると、ギア3
06,303の噛合によりねじ軸302が回転し、その
ねじ作用によりヒツキーピッカ400がガイドころ42
1.422をガイドレール420に沿って転勤しながら
胴軸方向へ移動する。このようにしてヒツキーピッカ4
00を版2に対するゴミ取り位置(版胴3に対するゴミ
取り位置)まで移動し、版胴3を低速で回転させながら
エアシリンダ402のピストンロンド402aを所定時
間のあいだ後退させると、ピッカーブレード403の先
端が版2に所定時間のあいだ圧接されるので、版2の表
面のゴミがクリーニングウェブ416に付着する。この
後、ロール巻取ロータリソレノイド406を駆動すると
、これに固定された巻き取りドラム407が回転し、ク
リニングウエブ416が巻き出しドラム412から巻き
戻されて巻き取りドラム407に巻き取られる。したが
って、クリーニングウェブ416のゴミ付着個所が巻き
取られ、ピンカーブレード403の先端にはクリーニン
グウェブ416の新たな個所が対応するので、次のゴミ
取り処理に備えることができる。
第2図は、デリバリ部に配置したコントロール装置20
0(第3図)上において、被ゴミ取り印刷ユニットを指
定すると共にその印刷ユニットのヒツキーピッカ駆動機
構300に対し指令を与え、版2に対するゴミ取り位置
を指定してヒツキーピッカ400によるゴミ取り処理を
自動的に可能とする制御ブロック構成図である。
コントロール装置200のパネル面にはシステム操作パ
ネル201と位置指定パネル202が設けられており、
システム操作パネル201には、第4図に示すように、
用意スイッチ201a、印刷ユニットセレクトスイッチ
201b、201c、スタートスイッチ201 d、メ
モリクリアスイッチ201 e、ストップスイッチ20
1fが設けられている。また、位置指定パネル202に
は、各印刷ユニットにおいてそのインキ供給用ブレード
(図示せず)の各配設位置に対応して、ヒツキー位置を
指定するヒツキー位置指定スイッチ202−1〜202
、が設けられている。ここで、ヒツキー位置とは、版2
の表面に付着したゴミ(ヒツキー)の付着位置をいう。
そして、システム操作パネル201および位置指定パネ
ル202を介して供与されるオペレータからの指令が制
御装置203へ与えられ、この制御装置203からの制
御指令がアクチュエータ主回路210を介し、ヒツキー
ピッカ駆動機構300へ与えられるものとなっている。
ここで、ヒツキーピッカ駆動機構300は、第7図〜第
11図を用いて示した構成の他、ヒツキーピッカ400
の移動初期位置としての原点位置を検出する原点検出近
接スイッチ307、モータ305の回転角度位置に基づ
いてヒツキーピッカ400の移動位置を検出する位置検
出近接スイッチ308、クリーニングウェブ416の巻
き取り状態(弛みおよび終端)を検出するロール巻取検
出センサ309、エアシリンダ402を駆動するピンカ
ーブレード動作用エアー電磁バルブ310、ブザー31
1、およびストップスイッチ312を備えている。なお
、アクチュエータ主回路210およびヒツキービッカ駆
動機構300は、■印刷ユニット分だけしか図示してい
ないが、印刷ユニットに対応してその印刷ユニット数分
だけ設けられるものとなる。
ロール巻取検出センサ309によるクリーニングウェブ
416の終端検出は、第5図に示す如く、クリーニング
ウェブ416の終端部分のロール巻取検出センサ309
と対向する部分に、ロール巻取ロータリソレノイド40
6を5回収上動作させられる範囲の切欠窓部416aを
設けてお(ことによって行う。すなわち、この切欠窓部
416aにロール巻取検出センサ309のセンサ部分が
対向することにより、ロール巻取検出センサ309のス
イッチングモードがオン状態からオフ状態へ反転し、こ
のスイッチングモードのオフ状態によってクリーニング
ウェブ416の終端検出がなされる。また、クリーニン
グウェブ416が弛んでいる場合にもロール巻取検出セ
ンサ309のスイッチングモードがオフ状態となるので
、このスイッチングモードのオフ状態によってクリーニ
ングウェブ416の弛みが検出される。
なお、アクチュエータ主回路210は、モータ305の
スピードをコントロールするモータスピードコントロー
ラ211と、このモータスピードコントローラ211を
介してモータ305のスビ−ドを2段変速(高速・低速
)する変速スイッチ212と、開閉器213とを備えて
いる。
次に、このように構成された自動ゴミ取り装置の動作を
第1図に示したフローチャートを参照しながら説明する
。すなわち、この自動ゴミ取り装置の作動に際して、シ
ステム操作パネル201の用意スイッチ201aをオン
とする(第1図(alに示すステップ101)。すると
、各印刷ユニットにおいて、その原点検出近接スイッチ
307がオン状態であるか否かが確認され(ステップ1
02)、オン状態でなければ、その原点検出近接スイッ
チ307がオンとなるまでモータ305を逆回転する(
ステップ103および104)。このモータ305の逆
回転により、各印刷ユニットにおいてそのヒツキービッ
カ400が原点位置へ戻る。
このようにして、各印刷ユニットにおけるヒツキービッ
カ400をその原点位置に部位させた状態で、システム
操作パネル201におけるユニットセレクトスイッチ2
01b、201cのいずれかを、これからゴミ取り処理
を行おうとする印刷ユニットに対応して選択しオンとす
る(ステップ105)。すなわち、本実施例においては
、印刷ユニットの数を2としており、ステップ105に
続くステップ106にてその選択されたユニット位置を
記憶すると共に、選択されたユニットセレクトスイッチ
に対するランプ(図示せず)を点灯する(ステップ10
7)。そして、ステップ108を経たステップ109に
おいて、これからゴミ取り処理を行おうとするヒフキー
位置に対応するヒツキー位置指定スイッチをオンとする
。即ち、ヒフキー位置指定スイッチ202−1〜2o2
、の中から所望のヒフキー位置に対応するヒツキー位置
指定スイッチを選択してオンとする。そして、ステップ
110を経たステップ111において、そのオンとされ
たヒツキー位置指定スイッチに対応するヒツキー位置を
記憶すると共に、そのオンとされたヒツキー位置指定ス
イッチに対するランプ(図示せず)を点灯する(ステッ
プ112)。ヒツキー位置が何個所もある場合には、こ
のステップ109〜112を繰り返すことにより、その
オンとされた各ヒフキー位置指定スイッチに対応するヒ
ツキー位置が記憶されると共に、そのオンとされた各ヒ
ツキー位置指定スイッチに対するランプが点灯するもの
となる。なお、ステップ109にてヒツキー位置指定ス
イッチをオンとした後、そのヒフキー位置指定スイッチ
に対応するヒツキー位1がすでに記憶されていた場合に
は、すなわちそのヒツキー位置指定スイッチを2度押し
た場合には、ステップ110を経たステップ113へ進
み、このステップ113にてそのヒツキー位置の記憶を
消去する共に、これに続くステップ114にてそのヒツ
キー位置指定スイッチに対するランプを消灯する。また
、ステップ107に続くステップ108において、それ
までのヒツキー位置の記憶を全てクリアしておくと共に
、各ヒツキー位置指定スイッチに対するランプも全て消
灯状態としておく。
而して、ヒツキー位置指定スイッチ202〜1〜202
□を選択操作することにより、所望とするヒツキー位置
をすべて記憶させた後、システム操作パネル201にお
いてそのスタートスイッチ201dをオンとする(ステ
ップ115)、すると、図示せぬスタートスイッチ用ラ
ンプが点灯しくステップ116)、ステップ111にて
記憶したヒツキー位置が原点位置に近い順に並べて記憶
される(ステップ117)。そして、これに続くステッ
プ118〜120にて5秒間ブザーを鳴動させた後、そ
の記憶したヒツキー位置の中から原点位置に一番近いヒ
フキー位置を読み出しくステップ121)、そのヒツキ
ー位置を位置検出近接スイッチ308の検出パルス数に
置き換えて、ヒツキービッカ400の停止位置(停止位
置パルス数S)とする(ステップ122)。また、その
ヒツキービッカ400の停止位置より減速位置を割り出
し、その減速位置を位置検出近接スイッチ308の検出
パルス数に置き換えて、ヒツキービッカ400の減速位
置パルス数S′とする(ステップ123)。そして、モ
ータ305を正転させ(ステップ124)、原点検出近
接スイッチ307がオフであることを確認しくステップ
125)、カウント値Cを零として(ステップ126)
、位置検出近接スイッチ308がオンとなる回数を上記
カウント値Cに加算しくステップ127〜129)、c
=s’ となった時点でモータ305を減速する(ステ
ップ130)。そして、C=Sとなった時点で(ステッ
プ133)、モータ305を停止する(ステップ134
)、これにより、ヒツキービッカ400が、原点位置に
一番近いヒフキー位置に達するものとなる。
そして、ステップ135にてカウント値りを1とした後
、ピッカーブレード動作用エアー電磁バルブ310を2
秒間オンとする(ステップ136〜138)。これによ
り、エアシリンダ402が作動し、ピンカーブレード4
03の先端が版2に押し当てられ退却せしめられること
により、版2の表面のゴミがクリーニングウェブ416
に付着するものとなる。そしてこの後、ロール巻き取り
ロータリーソレノイド406を1秒間オンとすることに
より(ステップ139〜141)、巻き取りドラム40
7が回転し、クリーニングウェブ416が巻き出しドラ
ム412から巻き戻されて巻き取りドラム407に巻き
取られ、ビンカ−ブレード403の先端にクリーニング
ウェブ416の新たな個所が対応し次のゴミ取り処理に
備えられるゆ そして、ステップ141に続くステップ142において
、ロール巻取検出センサ309がオン状態であることを
確認し、ゴミ取り処理を完了したヒツキー位置をその記
憶より消去すると共にこ(ステップ143)、その処理
したヒツキー位置に対応して点灯状態にあるヒツキー位
置指定スイッチに対するランプを消灯する(ステップ1
44)。
このヒツキー位置の記憶からの消去の後、なおもヒツキ
ー位置が記憶されていれば、ステップ145を経たステ
ップ146にて、原点位置に一番近い次のヒツキー位置
を読み出し、そのヒフキー位置を位置検出近接スイッチ
308の検出パルス数に置き換えてヒツキービッカ40
0の停止位置パルス数Sとしくステップ147)、その
ヒツキービッカ400の停止位置パルス数Sより減速位
置パルス数S″を割り出す(ステップ148)。そして
、その減速位置パルス数S° とそのときのカウント値
Cを比較しくステップ149)、S’がCよりも小さけ
れば、ヒッキーピッカ400が停止位置と減速位置との
間に部位しているものとして、モータ305を低速で正
転させ(ステップ150)、ステップ131へ戻る。S
′がCより、も大きければ、ヒツキービッカ400が減
速位置よりも手前(原点位置側)にあるものとして、モ
ータ305を高速で回転させ(ステップ151)、ステ
ップ127へ戻る。以上の動作の繰り返しにより、ヒツ
キー位置指定スイッチを介して指定されたヒツキー位置
に対するゴミ取り処理が一つずつ行われ、そのゴミ取り
処理が全て完了したことがステップ145にて確認され
れば、ステップ152にてスタートスイッチ用ランプを
消灯して、原点検出近接スイッチ307がオンとなるま
でモータ305を逆転しくステップ153〜155)、
点灯状態にあるユニットセレクトスイッチに対するラン
プを消灯する(ステップ156)。これによりヒツキー
ビッカ400が原点位置に戻され、ステップ101によ
る用意スイッチ201aのオン操作に備える。
一方、ステップ142にて、ロール巻取検出センサ30
9がオフとなれば、クリーニングウェブ416の弛みあ
るいは終端が検出された状態となる。例えば、今、クリ
ーニングウェブ416の切欠窓部416aがロール巻取
検出センサ309により検出されたとする。すなわち、
ロール巻取検出センサ309が切欠窓部416aを検出
してオフとなると、そのときのカウント値りに1をプラ
スして新たなるカウント値りとなしくステップ157)
、このカウント値りがステップ158においてD=6と
なるまで、ステップ139〜141によるクリーニング
ウェブ416の巻き取り動作を繰り返す、すなわち、ク
リーニングウェブ416の巻き取り動作を5回繰り返し
、D=6となったことを確認して、第1図(81に示す
ステップ159へ進み、ブザー311を鳴動させる。こ
のブザー311の鳴動は、ストップスイッチ312のオ
ン操作により中断することができ(ステップ160およ
び161) 、クリーニングウェブ416を新しいもの
と交換すれば、ステップ162においてロール巻取検出
センサ309がオンとり、ステップ101による用意ス
イッチ201aのオン操作に備える。
これに対して、クリーニングウェブ416の弛みがステ
ップ142において検出されると、即ちロール巻取検出
センサ309が切欠窓部416aを検出していないにも
拘わらずオフとなった場合には、ステップ157および
158を経てクリーニングウェブ416の巻き取り動作
が繰り返されるので、この巻き取り動作の繰り返しによ
りその弛みが解消されることになる。もし、この巻き取
り動作の繰り返しでもその弛みが解消されない場合には
、ステップ159にてブザー311が鳴動し、クリーニ
ングウェブ416の巻き取り異常を知らせる。
なお、第6図は、上述したゼネラルフローチャートに対
する割り込みフローチャートであり、ストップスイッチ
201f、  メモリクリアスイッチ201eのオン操
作により割り込まれる。すなわち、ストップスイッチ2
01rがオン操作されれば、ただちにモータ305を停
止する共に(ステップ603)、カウント値りを1とし
くステップ604)、ピッカブレード動作用エアー電磁
バルブ310をオフとする(ステップ605)。そして
、このときロール巻取検出センサ309がオフであれば
、すなわちクリーニングウェブ416の弛みあるいは終
端が検出されていれば、前記したステップ139〜14
2,157.158に対応するステップ607〜610
,611,612によるクリーニングウェブ416の巻
き取り動作を行ったうえ、ステップ613へ進む。メモ
リクリアスイッチ201eがオン操作されれば、ステ・
7ブ614にてスタートスイッチ用ランプの点灯状態を
確認したうえ、スタートスイッチ用ランプが点灯してい
れば、そのままステップ615および616を経て主ブ
グラムの割り込み前のアドレスへ復帰する。ステップ6
14にてスタートスイッチ用ランプの消灯が確認された
場合にはステ・ノブ617へ進み、このステップ617
にてユニットセレクトスイッチに対するランプの点灯を
確認し、このランプの点灯が確認された場合にあっては
、その確認されたユニットセレクトスイッチに対するラ
ンプを消灯すると共に(ステップ618)、そのユニッ
トセレクトスイッチに対応づけて選択記憶されているユ
ニット位置を消去し、ステップ101による用意スイッ
チ201aのオン操作に備える。
なお、本実施例では本発明を版胴に実施した例を示した
が、ゴム胴などにも同様に実施することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明による印刷胴の自動ゴミ取り
装置によると、外部からの供与選択指令に基づき被ゴミ
取り印刷ユニットを指定する印刷ユニット指定手段と、
この印刷ユニット指定手段の指定する被ゴミ取り印刷ユ
ニットにおいてその印刷胴に対するゴミ取り位置を外部
からの供与位置指令に基づき指定するゴミ取り位置指定
手段と、このゴミ取り位置指定手段の指定するゴミ取り
位置にピッカブレードおよびこのピッカブレードの先端
で折り返されてその両端をドラムに巻回してなるクリー
ニングウェブを備えたヒツキーピッカを移動せしめるヒ
ツキーピッカ移動手段と、このヒツキーピッカ移動手段
により前記ゴミ取り位置に移動せしめられたヒツキーピ
ッカのピッカブレードを駆動し、その先端のクリーニン
グウェブを前記印刷胴に対し押して進退せしめるピッカ
ブレード駆動手段と、前記印刷胴に対して退却せしめら
れたクリーニングウェブを前記ドラムを回動することに
より所定量巻き取るクリーニングウェブ巻き取り手段と
、このクリーニングウェブ巻き取り手段により巻き取ら
れたクリーニングウェブの弛みおよび終端を検出するク
リーニングウェブ巻取状態検出手段とを備えたので、デ
リバリ部において、被ゴミ取り印刷ユニットおよびその
印刷ユニットにおけるゴミ取り位置を指定して、印刷ユ
ニット毎の付着ゴミの除去処理を自動的に図ることが可
能となり、各印刷ユニット毎のゴミ取り処理に伴うオペ
レータの労働の大幅な軽減が図られ、しかもゴミ取り時
間の短縮が図られるという優れた効果を奏する。
また、クリーニングウェブの弛みおよび終端を検出する
ものとしているため、この検出されるクリーニングウェ
ブの巻き取り状態に基づき、クリニングウエブの交換等
を早期にしかも自動的に促すことが可能となり、損紙の
削減効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図に示した自動ゴミ取り装置の動作を説明
するフローチャート、第2図は本発明に係る印刷胴の自
動ゴミ取り装置の一実施例を示す制御ブロック構成図、
第3図はこのゴミ取り装置においてデリバリ部に配置す
るコントロール装置の外観斜視図、第4図はこのコント
ロール装置に配置するシステム操作パネルおよび位置指
定パネルを示す正面図、第5図はこのゴミ取り装置にお
いてそのヒツキービッカに設けるクリーニングウェブの
終端を示す平面図、第6図は第1図に示したフローチャ
ートへの割り込みフローチャート、第7図〜第11図は
このゴミ取り装置に用いるヒツキービッカを示す図であ
る。 201・・・システム操作パネル、201b。 201c・・・ユニットセレクトスイッチ、202・・
・位置指定パネル、202−、〜202、・・ヒツキー
位置指定スイッチ、305・・・モータ、309・・・
ロール巻取検出センサ、310・・・ピッカブレード動
作用エアー電磁バルブ、400・・・ヒツキービッカ、
403・・・ビッカーブレード、406・・・ロール巻
取ロータリソレノイド、407・・・巻き取りドラム、
412・・・巻き出しドラム、416・・・クリーニン
グウェブ、416a・・・切欠窓部。 特許出願人 小森印刷機械株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 外部からの供与選択指令に基づき被ゴミ取り印刷ユニッ
    トを指定する印刷ユニット指定手段と、この印刷ユニッ
    ト指定手段の指定する被ゴミ取り印刷ユニットにおいて
    その印刷胴に対するゴミ取り位置を外部からの供与位置
    指令に基づき指定するゴミ取り位置指定手段と、このゴ
    ミ取り位置指定手段の指定するゴミ取り位置にピッカブ
    レードおよびこのピッカブレードの先端で折り返されて
    その両端をドラムに巻回してなるクリーニングウェブを
    備えたヒッキーピッカを移動せしめるヒッキーピッカ移
    動手段と、このヒッキーピッカ移動手段により前記ゴミ
    取り位置に移動せしめられたヒッキーピッカのピッカブ
    レードを駆動し、その先端のクリーニングウェブを前記
    印刷胴に対し押して進退せしめるピッカブレード駆動手
    段と、前記印刷胴に対して退却せしめられたクリーニン
    グウェブを前記ドラムを回動することにより所定量巻き
    取るクリーニングウェブ巻き取り手段と、このクリーニ
    ングウェブ巻き取り手段により巻き取られたクリーニン
    グウェブの弛みおよび終端を検出するクリーニングウェ
    ブ巻取状態検出手段とを備えてなる印刷胴の自動ゴミ取
    り装置。
JP21859888A 1988-09-02 1988-09-02 印刷胴の自動ゴミ取り装置 Pending JPH0267137A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59146854A (ja) * 1983-02-10 1984-08-22 Toshiba Mach Co Ltd 印刷機のインキリモ−トコントロ−ルシステム
JPS633446B2 (ja) * 1978-12-27 1988-01-23 Hitachi Ltd

Patent Citations (2)

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