JPS59146854A

JPS59146854A - 印刷機のインキリモ−トコントロ−ルシステム

Info

Publication number: JPS59146854A
Application number: JP58020853A
Authority: JP
Inventors: Makoto Hayashi; 誠林
Original assignee: Toshiba Machine Co Ltd
Current assignee: Shibaura Machine Co Ltd
Priority date: 1983-02-10
Filing date: 1983-02-10
Publication date: 1984-08-22
Anticipated expiration: 2009-11-09
Also published as: JPH0688410B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、印刷機、主としてオフセット輪転印刷機のイ
ンキリモートコントロールシステムに関するものである
。

はじめに、オフセット輪転印刷機の概要を説明する。同
印刷機は、第１図に示す如く、給紙装置１に装着された
印刷用紙Ｐを、インフィード装置２によって複数台、の
印刷ユニット３１〜３４へ送υ出し、この印刷ユニット
３１〜３４を通って印刷された印刷紙Ｐを乾燥装置４で
乾燥させ、−統いて冷却装置５で冷却した後、折畳装置
６で折畳む構成である。前記各印刷ユニット３１〜３４
には、それぞれ印刷部７１〜７４が設けられている。

前記各印刷部７１〜７４は、第２図に示す如く、例えば
直流モータ等によって回転駆動されるインキ出しローラ
１３の周面にインキつぽ１４が構成され、そのインキつ
は１４に溜められたインキがインキ出しローラ１３の周
面に付着された状態で導き出されるようになっている。

インキ出しローラ１３によって導き出されたインキは、
揺動アーム１５の先端に設けられたインキ移しローラ１
６を介して練りローラ１７へ間欠的に移された後、着は
ローラ１８、印刷版を装着する版胴１９およびゴム胴２
０を介して印刷用紙Ｐに転移される。

また、前記各印刷部７１〜７４のインキつは１４は、第
３図および第４図に示す如く、前記インキ出しローラ１
３の長手方向に沿って、傾斜状をなした複数のインキキ
ー２１１〜２１．が並設されている。

各インキキー２１１〜２１ｎは、上端側を支点として下
端がインキ出しローラ１３の周面に対して接離可能に構
成され、かつその間の間隙２２の開度がインキキー調整
装＃２３１〜２３ｎによって調整できるようになってい
る。各インキキー調整装置２３１〜２３ｎは、モータ２
４１〜２４ｎと、このモータ２４１〜２４、によって回
転される回動筒２５１〜２５ｎ　ト・この回動筒２５□
〜２５ｎの回転に伴って進退され前記インキキー２１１
〜２１ｎをインキ出しローラ１３の周面に対して接離さ
せる進退杆２６１〜２６ｎとから構成されている。

従来、このような印刷機にあっては、第５図に示す如く
、印刷機１台に対して１台のインキリモートコントロー
ル装置３０を設置し、このインキリモートコントロール
装置３０からの指令によシ各印刷部７１〜７４のインキ
キー調整装置２３１〜２３ｎを作動させ、各印刷部７１
〜７４におけるインキ量を調整するようにしている。

ところが、近年、印刷版の絵柄面積率を測定する絵柄面
積率測定装置が登場し、その絵柄面積率データに基づき
インキキーの初期設定が行なわれるようになってきたこ
とから、インキキーの調整回数が次第に少なくなってき
ている。そのため、印刷機１台に対して１台のインキリ
モートコントロール装置を設置することは、不紅済であ
る。

本発明の目的は、このような現状の問題を解消し、好演
的でかつ複数台の印刷機のインキ量を集中管理可能な印
刷機のインキリモートコントロールシステムを提供する
ことにある。

そのため、本発明では、１台の中央制御装置に対して、
複数台の印刷機を接続し、中央制御装置から各印刷機へ
対してデータ伝送を行うことによシ、上記目的を達成し
ようとするものである。具体的には、印刷機選択手段お
よびデータ入力手段を有する中央制御装置と、この中央
制御装置に伝送ラインを介してデータ伝送可能に接続さ
れた複数台の印刷機とからなシ、前記中央制御装置は、前記印刷機選択手段によっていず
れかの印刷機が指定された後、データ入力手段によって
データが入力された後、その入力データを指定された印
刷機へ送信する手段を含み、前記各印刷機は、前記中央
制御装置から送信されてくるデータを受信し、その受信
したデータに従ってインキ量を設定する手段を含む構成
を特徴とするものである。

以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第６図は本実施例の全体のシステムを示している。同シ
ステムは、１台の中央制御装置３１と、この中央制御装
置３１に伝送ライン３２を介して伝送可能に接続された
複数台、本実施例では７台の印刷機３３１〜３３７とか
ら構成されている。ここで、前記各印刷機３３１〜３３
７は、前記第１図〜第４図と同様に構成されているとと
もに、各印刷部７１〜７４におけるインキ量が制御部３
４１〜３４７によって制御されるようになっている。つ
まり、各印刷部７１〜７４毎のインキキー調整装置２３
１〜２３ｎが制御部３４１〜３４７からの指令によって
作動されるようになっている。

前記中央制御装＃３１は、第７図に示す如く、ＣＰＵ４
１にデータバス４２を介して、システム処理用プログラ
ムが格納されたメモリ４３、入力インターフェイス４４
および前記各印刷機３３１〜３３７の制御部３４１〜３
４７と伝送ライン３２を介して接続された伝送用インタ
ーフェイス４５１〜４５７がそれぞれ接続されている。

前記入力インターフェイス４４には、キー昶−ド４６お
よび絵柄面積率測定装置４７が接続されている・前記キ
ー、Ｎ　−ド４６には、第８図に示す如く、前記各印刷
機３３１〜３３７にそれぞれ対応する印刷機選択釦５１
、前記各印刷部７１〜７４に対応する４個の印刷部選択
釦５２、前記各インキキー調整装置２３１〜２３ｎにそ
れぞれ対応するインキキー個別調整釦５３１〜５３ｎの
ほかに、各インキキー個別調整釦５３１〜５３ｎに対応
して各インキキー２１１〜２１ｎの開度を棒グラフ状に
表示する開度表示器５４１〜５４ｎがそれぞれ設けられ
ている。前記各インキキー個別調整釦５３１〜５３．に
は、インキキー調整装置２３１〜２３ｎに対してインキ
キー２１１〜２１．の開度を増加させる方向へ指令する
増加指令釦ｒＵＪおよび減少させる方向へ指令する減少
指令釦ｒＤＪが含まれている。

一方、前記各印刷機３３１〜３３７の制御部３４１〜３
４７は、第９図に示す如く、ＣＰＵ６１にデータバス６
２を介して伝送用インターフェイス６３、メモリ６４、
出力インターフェイス６５がそれぞれ接続されている。

前記伝送用インターフェイス６３には、前記中央制御装
置３１からの伝送ライン３２が接続されている。また、
前記メモリ６４には、前記中央制御装置３１から送信さ
れてくるデータが格納されるようになっている。更に、
出力インターフェイス６５には、前記ＣＰＵ６１がらの
指令データを一時記憶し、それを各印刷部７１〜７４へ
与える出力バッファ６６が接続されている。

次に、本実施例の作用を説明する。まず、中央制御装置
３１において、リモートコントロールヲ行う印刷機３３
１〜３３７を印刷機選択釦５１にょシ選択する。例えば
、印刷機３３１をリモートコントロールするには、印刷
機選択釦５１の「■」を押す。すると、ＣＰＵ４１は、
その操作信号（印刷機選択情報）によシ印刷機３３１と
接続されている伝送用インターフェイス４５１をイネー
ブルとし、他の伝送用インターフェイス４５２〜４５７
をディセージとする。

続いて、いずれかの印刷部選択釦５２、例えばｒＩＪを
押すと、その操作に対応する信号（印刷部選択情報）が
、伝送用インターフェイス４５１および伝送ライン３２
を通じて印刷機３３１へ送信される。すると、印刷機３
３１におけるＣＰＵ６１は、その印刷部選択情報を受信
し、メモリ６４へ記憶する。

この後、中央制御装置３１において、いずれかのインキ
キー個別調整釦５３１〜５３ｎ、例えば個別調整釦５３
１を押すと、操作された個別調整釦５３１＝母陰に対応
する信号（インキキー選択情報）が、伝送用インターフ
ェイス４５１および伝送ライン３２を通じて印刷機３３
１へ送信される。すると、印刷機３３１に□おけるＣＰ
Ｕ６１は、そのインキキー選択情報を受信した後、前記
メモリ６４に記憶されている印刷部選択情報と対応する
印刷部７１の中からインキキー選択情報と対応するイン
キキー調整装置２３１を指定し、それを駆動させる。こ
の場合、インキキー調整装置２３１は、操作された個別
調整釦５３１が増加指令釦ｒＵＪであれば、インキキー
２１１の開度を開く方向へ、また操作された個別調整釦
５３１が減少指令釦ｒＤＪであれば、インキキー２１１
の開度を閉じる方向へそれぞれ作動される。同時に、イ
ンキキー２１１の開度が開度表示器５４１に表示される
。このようにして、他の個別調整釦５３２〜５３ｎを順
次操作していくと、印刷部７１のインキキー２１２〜２
１ｎの開度が個々に調整される。

そこで、印刷機３３１の印刷部７１におけるプリセット
が完了した後、印刷部選択釦５２にょシ他の印刷部７２
〜７４を順次選択し、個別調整釦５３１〜５３ｎを操作
すれば、印刷機３３１の全印刷部７１〜７４におけるイ
ンキキー２１１〜２１．の開度を設定することができる
。また、他の印刷機３３２〜３３７についても、同様な
操作によシインキ量のプリセットを行うことができる。

一方、絵柄面積率測定装置４７を利用する場合には、上
述したマニアル操作は不要である。通常、絵柄面積率測
定装置４７で測定、記憶されているデータの中には、印
刷機識別コードが含まれているため、その印刷機識別コ
ードに基づいてデータの伝送が実行される。つまｐ、絵
柄面積率測定装置から絵柄面積率データが入力されると
、中央制御装置３１のＣＰＵ４１は、印刷機識別コード
を判別し、その印刷機と接続されているいずれかの伝送
用インターフェイス４５１〜４５７をイネーブルとした
後、その印刷機に絵柄面積率データを一括して送信する
。すると、その印刷機におけるＣＰＵ６１は、中央制御
装置３１からの絵柄面積率データをメモリ６４へ記憶さ
せ、データ受信が終了した時点でメモリ６４に記憶され
ている絵柄面積率データに基づいて、各印刷部７１〜７
４におけるインキキー調整装ａ２３１〜２３ｎを作動さ
せる。そのため、全印刷機３３１〜３３ｎで用いられる
全ての印刷版に関する絵柄面積率データを絵柄面積率測
定装置４７に記憶させておけば、全てのプリセット作業
を自動的に行うことができる。

従って、本実施例によれば、中央制御装置３１と複数台
の印刷機３３１〜３３７とを伝送ライン３２を介して接
続し、中央制御装置３１において、印刷機選択釦５１に
より印刷機３３１〜３３７を、印刷部選択釦５２によシ
印刷部７１〜７４をそれぞれ選択した後、インキキー個
別調整釦５３１〜５３ｎを操作すると、選択された印刷
機の印刷部の中から操作された個別調整釦と対応するイ
ンキキーの開度が調整されるため、１台の中央制御装置
３１により複数台の印刷機３３１〜３３７のインキ量を
リモートコントロールできる。そのため、従来のように
印刷機１台毎にリモートコントロール装置を１台づつ設
置しなくてもよいため、経済的にかつ安価に提供するこ
とができる。

また、中央制御装置３１に印刷機選択釦５１および印刷
部選択釦５２を設けたので、印刷機毎または印刷部毎に
インキキー個別調整釦５３１〜５３ｎを設けなくてすみ
、その結果コンパクトに構成することができる。

更に、絵柄面積率測定装置４７からのデータをも入力で
きるようにしたので、マニアル操作のほか、自動プリセ
ットもできる。

以上の通シ、本発明によれば、経済的でかつ複数台の印
刷機のインキ量を集中管理可能な印刷機のインキリモー
トコントロールシステムを提供スることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は一般的オフセット輪転印刷機を示す説明図、第
２図はその印刷部を示す図、第３図および第４図はその
インキつぼを示す図、第５図は従来のインキリモートコ
ントロールシステムヲ示スブロック図、第６図は本発明
の一実施例の全体を示すブロック図、第７図はその中央
制御装置を示すブロック図、第８図は中央制御装置のキ
ーセードを示す正面図、第９図は印刷機の制御部を示す
ブロック図である。３１・・・中央制御装置、３２・・・伝送ライン、３３
１〜３３７・・・印刷機、４６・・・キーセード、４７
・・・絵柄面積率測定装置、５１・・・印刷機選択釦、
５３１〜５３ｎ・・・個別調整釦。代理人　弁理士　木下實三（ほか１名）第１図第２図第７図即第８図６

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　　印刷機選択手段およびデータ入力手段を有す
る中央制御装置と、この中央制御装置に伝送ラインを介
してデータ伝送可能に接続された複数台の印刷機とから
なり、前記中央制御装置性、前記印刷機選択手段によっていず
れかの印刷機が指定された後、データ入力手段によって
データが入力された際、その入力データを指定された印
刷機へ送信する手段を含み、前記各印刷機は、前記中央
制御装置から送信されてくるデータを受信し、その受信
したデータに従ってインキ量を設定する手段を含むこと
を特徴とする印刷機のインキリモートコントロールシス
テム。
（２）　　特許請求の範囲第１項において、前記データ
入力手段を、印刷版の絵柄面積率を測定し、その損１１
定した絵柄面積率データを印刷版毎に集計記憶する絵柄
面積率測定装置としたことを特徴とする印刷機のインキ
リモートコントロールシステム。