JPH026528Y2 - - Google Patents

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JPH026528Y2
JPH026528Y2 JP5338885U JP5338885U JPH026528Y2 JP H026528 Y2 JPH026528 Y2 JP H026528Y2 JP 5338885 U JP5338885 U JP 5338885U JP 5338885 U JP5338885 U JP 5338885U JP H026528 Y2 JPH026528 Y2 JP H026528Y2
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cartridge
recess
clamp
opening
lever
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、一般にフロツピーデイスクと呼ばれ
ている可撓性磁気デイスクカートリツジを使用し
て情報の変換を行う磁気デイスク装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
前面板にクランプ操作レバーが配置され、この
レバーがデイスク着脱用開孔を交差するように回
動されるように構成されたフロツピーデイスク装
置は、例えば、特開昭58−77800号公報に開示さ
れている。上述の如き装置においては、カートリ
ツジの着脱を容易に行うために、前面板の中央に
凹部が設けられ、カートリツジの装填状態におい
てカートリツジが数mm突出する様に構成されてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述の如き装置を垂直配置即ちカートリツジ着
脱用の細長い開孔が鉛直方向に延びるように配置
して使用する場合において、カートリツジを挿入
した後に、カートリツジから全部の指を離し、し
かる後、クランプ用操作レバーを回動させれば、
問題が生じない。しかし、レバーの操作を迅速且
つ容易に行うために、カートリツジ挿入に連続さ
せてレバーを操作し、カートリツジの一方の面か
ら親指を離し、この親指でレバーを操作し、カー
トリツジの他方の面にはカートリツジ挿入時に引
き続き人差し指を当てたままにすることがある。
この様に操作すれば、カートリツジが人差し指で
押圧され、デイスクがジヤケツト内で自由に動く
ことが出来なくなる。デイスクがジヤケツトの中
で自由に動くことの出来ない状態でクランプ操作
すると、回転装置に対するデイスクの中心合せが
不可能になる。そこで、本考案の目的はデイスク
の誤まつたクランプを防止することが出来る磁気
デイスク装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の目的を達成するための本考案は、実施例
を示す図面の符号を参照して説明すると、可撓性
磁気デイスク23をジヤケツト22に収容して成
るカートリツジ2を着脱するための細長い開孔3
を備えた前面板1を有する容器と、前記容器の内
に配置されたデイスク回転台8と、この回転台8
を回転するモータ9と、前記回転台8に前記デイ
スク23を固定するためのクランプ部材10と、
前記クランプ部材10にクランプ位置と非クラン
プ位置とを与えるためのクランプ操作機構と、前
記クランプ操作機構に連結されていると共に前記
前面板1上において前記開孔3の一方の側に配置
されたクランプ操作レバー4とを備えた磁気デイ
スク装置において、前記開孔3の前記クランプ操
作レバー4が設けられている一方の側の縁の中央
部から前記カートリツジ2の一方の面がクランプ
状態であつても指先を当てることが出来る程度に
露出するように第1の凹部5を設け、前記開孔3
の他方の縁の中央部に隣接させて指先を挿入する
ことが出来る第2の凹部6を設け、前記開孔3と
前記第2の凹部6との境界部に前記カートリツジ
2の他方の面の露出量を低減させる突起7を設け
たことを特徴とする磁気デイスク装置に係わるも
のである。
〔作用〕
上記考案においては、クランプ操作レバー4を
操作する時に、レバー4を操作しない方の指が突
起7に引掛けられ、カートリツジ2を押圧しなく
なる。このため、ジヤケツト22内でデイスク2
3が自由に動くことが出来、誤まつたクランプ状
態が発生しない。
〔実施例〕
次に、第1図〜第6図を参照して本考案の実施
例に係わるフロツピーデイスクを使用してデータ
変換を行う磁気デイスク装置について説明する。
磁気デイスク装置の前面板1には、第1図及び第
2図に示す如く、カートリツジ2を着脱するため
の細長い開孔3が設けられている。4はクランプ
操作レバーであり、前面板1の上を第1図の非ク
ランプ位置から第2図のクランプ位置まで回動
し、カートリツジ2内のデイスク23を回転台8
に固定する時に操作するものである。このレバー
4は開孔3の左側上部に配置され、非クランプ位
置では開孔3に沿つて延び、クランプ位置では開
孔3に交差する。なお、このレバー4にはカート
リツジの未挿入部分を押し込むための傾斜突出部
4aが設けられている。
前面板1には、第1図、第2図、第4図、及び
第5図から明らかな如く、カートリツジ2の着脱
を容易に達成するために第1及び第2の凹部5,
6が開孔3の縁の中央部の両側に設けられてい
る。この凹部5,6はカートリツジ2を摘む指先
の挿入を許すように形成されている。第1の凹部
5は約11mmの深さを有し、平坦な底面を有する。
一方、第2の凹部6は開孔3の近傍に約11mmの最
も深いところを有し、そこから徐々に深さが小に
なる傾斜底面に形成されている。カートリツジ2
の最終挿入状態において、凹部5,6の底に対し
てカートリツジ2が約7mm突出する。このため、
カートリツジ2の完全な挿入状態で、第1の凹部
5に基づきカートリツジ2の左側面が約7mm露出
する。
7は本考案に従つて設けられた突起であり、開
孔3の中央部における右側の縁に沿つて設けられ
ている。即ち、レバー4が配置されている側の開
孔3の一方の縁とは反対側の他方の縁と凹部6と
の境界部に設けられている。第5図に示すこの突
起7の高さHは約5mmである。この突起7はカー
トリツジ2を指先で押圧することを防止する働き
を有する。
前面板1を有する容器の中には、第3図及び第
4図に示す如く、デイスク回転台8、これに結合
されたモータ9、デイスクを回転台8に固定する
クランプ部材10、クランプ部材10を回転自在
に支持し、これをクランプ位置に導くためのアー
ム11、このアーム11を回動自在に支持する板
バネヒンジ12、アーム11をクランプ位置に押
圧するための機構13、磁気ヘツド14、ヘツド
14をデイスク半径方向に移動するためのキヤリ
ツジ15、キヤリツジ15を移動するためのステ
ツピングモータ16等が設けられている。
アーム11を押圧する機構13は、操作レバー
4の軸17、この軸17に結合されたクランク部
材18、及びクランク部材18により回動され、
アーム11を押圧するためのレバー19から成
る。
次に、カートリツジ2の装填動作を説明する。
磁気デイスク装置が第1図に示す如く縦に配置
され、且つ操作レバー4が上方に位置している場
合において、カートリツジ2を装填する時には、
一般に、カートリツジ2の一方の面に右手の親指
を当て、他方の面に残りの4本の指の内の少なく
とも人差し指を当て、カートリツジ2を摘んで開
孔3の中に押し込む。この時、カートリツジ2か
ら全部の指を離し、レバー4をクランプ操作すれ
ば、本考案に基づく突起7を設けなくても問題が
生じない。しかし、第6図において、突起7が無
い状態で、カートリツジ2を指先で摘んで開孔3
に挿入し、人差し指21をカートリツジ2に当て
たまま親指20でレバー4をクランプ操作する
と、親指20の時計回り方向の移動に追従して人
差し指21も時計回り方向に移動しようとし、人
差し指21によつてカートリツジ2が第6図で左
方向に押圧され、カートリツジ2の左側面が開孔
3の左側の縁に押し付けられ、第4図に示す可撓
性デイスク23が可撓性ジヤケツト22内に容易
に移動出来なくなる。この様にデイスク23の移
動が阻止されている状態で、クランプ部材10の
先細部分10aが回転台8の凹部8aにデイスク
中央孔23aを介して挿入されると、先細部分1
0aの傾斜面による中心合せ効果が得られず、デ
イスク23の正確なクランプが出来ないばかりで
なく、デイスク中央孔23aの周縁が凹部8aの
中に噛み込まれ、損傷する。
これに対し、本考案に従う突起7を有する場合
においては、カートリツジ2の開孔3からの突出
量が突起7によつて制限され、人差し指21はカ
ートリツジ2を押圧することが実質的に不可能に
なり、カートリツジ2に沿つて位置する突起7を
押圧することになる。このため、親指20でレバ
ー4をクランプ操作しても、人差し指21が突起
7に固定されているので、人差し指21によるカ
ートリツジ2の押圧が生じない。この結果、デイ
スク23はジヤケツト22の中で移動自在であ
り、クランプ部材10による中心合せ効果を伴な
つて回転台8に固定され、クランプミスが発生し
ない。
第1図〜第6図ではレバー4が前面板1の上部
に位置するが、上下逆に配置し、レバー4が右下
部に位置する場合においては、クランプ操作時に
親指が突起7に当てられ、人差し指がレバー4に
当てられる。従つて、第1図〜第6図と同様な効
果が得られる。
カートリツジ2を開孔3から引き出す時には、
挿入時と同様に親指20をカートリツジ2の一方
の面に当て人差し指21を突起7に当て、親指2
0でカートリツジ2をスライドさせながら引き出
し、人差し指21をカートリツジ2に当ることが
出来る程度の引き出しがなされたら、親指20と
人差し指21でカートリツジ2を摘み出す。この
時、凹部5において、開孔3の左側の縁からカー
トリツジ2が7mm程度露出しているので、親指2
0の先をカートリツジ2に当ててカートリツジ2
を引き出すことが容易に達成される。なお、突起
7の厚さは約2mmであるので、親指20と人差し
指21との間にカートリツジ2と突起7とを無理
なく挾むことが出来る。
〔考案の効果〕
上述から明らかな如く、突起を設けることによ
り、カートリツジを直接に押圧することが阻止さ
れ、クランプミスの発生が防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係わる磁気デイスク
装置の正面図、第2図は第1図の磁気デイスク装
置をクランプ操作した状態を示す正面図、第3図
は第1図の装置の左側面図、第4図は第1図の
−線に相当する部分の一部を示す断面図、第5
図は開孔部分の一部を示す斜視図、第6図はクラ
ンプ操作レバーとカートリツジと突起とを示す正
面図である。 1……前面板、2……カートリツジ、3……開
孔、4……クランプ操作レバー、5,6……凹
部、7……突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 可撓性磁気デイスク23をジヤケツト22に収
    容して成るカートリツジ2を着脱するための細長
    い開孔3を備えた前面板1を有する容器と、 前記容器の内に配置されたデイスク回転台8
    と、 この回転台8を回転するモータ9と、 前記回転台8に前記デイスク23を固定するた
    めのクランプ部材10と、 前記クランプ部材10にクランプ位置と非クラ
    ンプ位置とを与えるためのクランプ操作機構と、 前記クランプ操作機構に連結されていると共に
    前記前面板1上において前記開孔3の一方の側に
    配置されたクランプ操作レバー4と、 を備えた磁気デイスク装置において、 前記開孔3の前記クランプ操作レバー4が設け
    られている一方の側の縁の中央部から前記カート
    リツジ2の一方の面がクランプ状態であつても指
    先を当てることが出来る程度に露出するように第
    1の凹部5を設け、 前記開孔3の他方の側の縁の中央部に隣接させ
    て指先を挿入することが出来る第2の凹部6を設
    け、 前記開孔3と前記第2の凹部6との境界部に前
    記カートリツジ2の他方の面の露出量を低減させ
    る突起7を設けたことを特徴とする磁気デイスク
    装置。
JP5338885U 1985-04-10 1985-04-10 Expired JPH026528Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5338885U JPH026528Y2 (ja) 1985-04-10 1985-04-10

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JP5338885U JPH026528Y2 (ja) 1985-04-10 1985-04-10

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Publication Number Publication Date
JPS61170152U JPS61170152U (ja) 1986-10-22
JPH026528Y2 true JPH026528Y2 (ja) 1990-02-16

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ID=30574204

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