JPH0629816Y2 - テープレコーダのカセット装着装置 - Google Patents
テープレコーダのカセット装着装置Info
- Publication number
- JPH0629816Y2 JPH0629816Y2 JP12817288U JP12817288U JPH0629816Y2 JP H0629816 Y2 JPH0629816 Y2 JP H0629816Y2 JP 12817288 U JP12817288 U JP 12817288U JP 12817288 U JP12817288 U JP 12817288U JP H0629816 Y2 JPH0629816 Y2 JP H0629816Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cassette
- tray
- tape recorder
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Description
【考案の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この考案は、テープレコーダのカセット装着装置に関す
る。
る。
（ロ）従来の技術 従来、テープレコーダのカセット装着装置においては、
テープレコーダ本体の収納部に収納される引出し状のト
レイと、トレイ内に昇降可能に設けられたカセットホル
ダーとを備え、カセットホルダーにカセットを載置して
トレイを収納部に収納した後カセットホルダーを下降さ
せてカセットを装着するものがあった（例えば特開昭６
２−２９５２５４号公報参照）。
テープレコーダ本体の収納部に収納される引出し状のト
レイと、トレイ内に昇降可能に設けられたカセットホル
ダーとを備え、カセットホルダーにカセットを載置して
トレイを収納部に収納した後カセットホルダーを下降さ
せてカセットを装着するものがあった（例えば特開昭６
２−２９５２５４号公報参照）。
（ハ）考案が解決しようとする課題 しかしながら、従来のこのようなテープレコーダのカセ
ット装着装置においてはカセットを前後あるいは表裏を
逆にしてカセットホルダーに載置した場合、そのままテ
ープレコーダ本体の収納部に収納されると、カセット装
着装置やカセットを損傷したり、場合によってはカセッ
トの取出しが不能になるという問題点があった。
ット装着装置においてはカセットを前後あるいは表裏を
逆にしてカセットホルダーに載置した場合、そのままテ
ープレコーダ本体の収納部に収納されると、カセット装
着装置やカセットを損傷したり、場合によってはカセッ
トの取出しが不能になるという問題点があった。
この考案はこのような事情を考慮してなされたもので、
カセットが誤った姿勢でトレイに載置されたとき、トレ
イのテープレコーダ本体への収納動作を停止させること
によりカセットの誤装着を防止するようにしたテープレ
コーダのカセット装着装置を提供するものである。
カセットが誤った姿勢でトレイに載置されたとき、トレ
イのテープレコーダ本体への収納動作を停止させること
によりカセットの誤装着を防止するようにしたテープレ
コーダのカセット装着装置を提供するものである。
（ニ）課題を解決するための手段 この考案は、テープレコーダ本体の収納部に収納される
引出し状のトレイと、トレイ内に昇降可能に設けられた
カセットホルダーとを備え、カセットホルダーにカセッ
トを載置してトレイを収納部に収納しカセットホルダー
を下降させてカセットを装着するように構成したテープ
レコーダのカセット装着装置において、 上記本体の収納部の内側上部にカセット押え板を昇降可
能に設け、上記カセットホルダーにカセットを載置して
上記トレイを上記収納部に収納するとき、トレイ収納完
了前には上記カセット押え板の下降を阻止して上記カセ
ット押え板を上記カセットの先端上側角に設けられた面
取り部から上記カセットの上面へ摺動して乗り上げる位
置に支持する支持部材を上記トレイに備え、且つ、トレ
イ収納完了時に上記カセット押え板は上記支持部材から
離脱し、上記カセット押え板が上記カセットを押圧して
所定位置まで下降させるものである。
引出し状のトレイと、トレイ内に昇降可能に設けられた
カセットホルダーとを備え、カセットホルダーにカセッ
トを載置してトレイを収納部に収納しカセットホルダー
を下降させてカセットを装着するように構成したテープ
レコーダのカセット装着装置において、 上記本体の収納部の内側上部にカセット押え板を昇降可
能に設け、上記カセットホルダーにカセットを載置して
上記トレイを上記収納部に収納するとき、トレイ収納完
了前には上記カセット押え板の下降を阻止して上記カセ
ット押え板を上記カセットの先端上側角に設けられた面
取り部から上記カセットの上面へ摺動して乗り上げる位
置に支持する支持部材を上記トレイに備え、且つ、トレ
イ収納完了時に上記カセット押え板は上記支持部材から
離脱し、上記カセット押え板が上記カセットを押圧して
所定位置まで下降させるものである。
（ホ）作用 カセットホルダーにカセットを載置してトレイの収納部
に収納するとき、カセット押え板がカセットの先端上側
角の面取り部からカセットの上面へ摺動して乗り上げる
位置に支持部材によって支持されているので、万一誤っ
てカセットがホルダーに前後あるいは表裏を逆にして載
置されている場合にはカセット押え板がカセットの先端
上側角に当接してカセットの上面へ乗り上げることがで
きない。従って、トレイの収納動作が停止されるので、
カセットの誤装着が容易に判別される。
に収納するとき、カセット押え板がカセットの先端上側
角の面取り部からカセットの上面へ摺動して乗り上げる
位置に支持部材によって支持されているので、万一誤っ
てカセットがホルダーに前後あるいは表裏を逆にして載
置されている場合にはカセット押え板がカセットの先端
上側角に当接してカセットの上面へ乗り上げることがで
きない。従って、トレイの収納動作が停止されるので、
カセットの誤装着が容易に判別される。
（ヘ）実施例 以下、図面に示す実施例の基づいて、この考案を詳述す
る。これによって、この考案が限定されるものではな
い。
る。これによって、この考案が限定されるものではな
い。
第１図はこの考案の一実施例の要部を示す分解斜視図、
第２図はこの考案の一実施例の構成を示す構成説明図で
ある。これらの図において、１はテープレコーダ本体２
の収納部に収納される引出し状のトレイ、３はトレイ１
に昇降可能に設けられたカセットホルダー（図示しな
い）に載置されるカセット、４はカセット押え板、５，
６はシフトアーム、７はシフトアーム５，６をそれぞれ
カセット押え板４に枢着する連結ピン、８はシフトアー
ム５，６をそれぞれテープレコーダ本体２の内部に枢着
する支点ピン、９はシフトアーム６の一部を切欠いて立
設した折り曲げ片、１０はトレイ１に両端が固定された
支持軸である。
第２図はこの考案の一実施例の構成を示す構成説明図で
ある。これらの図において、１はテープレコーダ本体２
の収納部に収納される引出し状のトレイ、３はトレイ１
に昇降可能に設けられたカセットホルダー（図示しな
い）に載置されるカセット、４はカセット押え板、５，
６はシフトアーム、７はシフトアーム５，６をそれぞれ
カセット押え板４に枢着する連結ピン、８はシフトアー
ム５，６をそれぞれテープレコーダ本体２の内部に枢着
する支点ピン、９はシフトアーム６の一部を切欠いて立
設した折り曲げ片、１０はトレイ１に両端が固定された
支持軸である。
第５図はテープレコーダに装着されるカセットの外形を
示す斜視図であり、第５図（ａ）は上面を示し、第５図
（ｂ）は下面を示している。これらの図のように、カセ
ット上面３ａの先端の角のみに面取り部３ｂを備えてい
る。
示す斜視図であり、第５図（ａ）は上面を示し、第５図
（ｂ）は下面を示している。これらの図のように、カセ
ット上面３ａの先端の角のみに面取り部３ｂを備えてい
る。
このような構成において、第２図に示すように、テープ
レコーダ本体２からトレイ１が引き出された状態で、カ
セット３がトレイ１に載置され、トレイ１の収納が開始
されると、支持軸１０によって支持されているカセット
押え板４の先端がカセット上面３ａの先端上側角の面取
り部３ｂからカセット上面３ａへ摺動して、第３図に示
すように乗り上げる。そして第４図に示すようにトレイ
１の収納完了時には、カセット押え板４は支持軸１０か
ら離脱し、折り曲げ片９が矢印Ａ方向に引かれると、シ
フトアーム５，６がシフトしてカセット押え板４を下降
させるので、カセット３は押圧されて下降し、所定位置
に装着される。
レコーダ本体２からトレイ１が引き出された状態で、カ
セット３がトレイ１に載置され、トレイ１の収納が開始
されると、支持軸１０によって支持されているカセット
押え板４の先端がカセット上面３ａの先端上側角の面取
り部３ｂからカセット上面３ａへ摺動して、第３図に示
すように乗り上げる。そして第４図に示すようにトレイ
１の収納完了時には、カセット押え板４は支持軸１０か
ら離脱し、折り曲げ片９が矢印Ａ方向に引かれると、シ
フトアーム５，６がシフトしてカセット押え板４を下降
させるので、カセット３は押圧されて下降し、所定位置
に装着される。
ところで、第２図における状態において、トレイ１にカ
セット３が前後あるいは表裏を逆にして載置された場合
には、トレイ１収納時にカセット押え板４の先端がカセ
ット３の角部に当接したとき、角の面取りが施されてい
ないためカセット３の上面へ乗り上げることができな
い。従って、トレイ１の収納動作はこの時点で停止さ
れ、カセットの誤装着が直ちに判別される。
セット３が前後あるいは表裏を逆にして載置された場合
には、トレイ１収納時にカセット押え板４の先端がカセ
ット３の角部に当接したとき、角の面取りが施されてい
ないためカセット３の上面へ乗り上げることができな
い。従って、トレイ１の収納動作はこの時点で停止さ
れ、カセットの誤装着が直ちに判別される。
（ト）考案の効果 この考案によれば、極めて簡単な構成でカセットの誤装
着を容易に判別することが可能なテープレコーダのカセ
ット装着装置を提供することができる。
着を容易に判別することが可能なテープレコーダのカセ
ット装着装置を提供することができる。
第１図はこの考案の一実施例の要部を示す分解斜視図、
第２図はこの考案の一実施例の構成を示す構成説明図、
第３図及び第４図は第２図に示す実施例の動作を説明す
る説明図、第５図はこの考案の実施例に適用されるカセ
ットの外形を示す斜視図である。 １……トレイ、２……テープレコーダ本体 ３……カセット、４……カセット押え板 ５，６……シフトアーム、１０……支持軸
第２図はこの考案の一実施例の構成を示す構成説明図、
第３図及び第４図は第２図に示す実施例の動作を説明す
る説明図、第５図はこの考案の実施例に適用されるカセ
ットの外形を示す斜視図である。 １……トレイ、２……テープレコーダ本体 ３……カセット、４……カセット押え板 ５，６……シフトアーム、１０……支持軸
Claims (1)
- 【請求項１】テープレコーダ本体の収納部に収納される
引出し状のトレイと、トレイ内に昇降可能に設けられた
カセットホルダーとを備え、カセットホルダーにカセッ
トを載置してトレイを収納部に収納しカセットホルダー
を下降させてカセットを装着するように構成したテープ
レコーダのカセット装着装置において、 上記本体の収納部の内側上部にカセット押え板を昇降可
能に設け、 上記カセットホルダーにカセットを載置して上記トレイ
を上記収納部に収納するとき、トレイ収納完了前には上
記カセット押え板の下降を阻止して上記カセット押え板
を上記カセットの先端上側角に設けられた面取り部から
上記カセットの上面へ摺動して乗り上げる位置に支持す
る支持部材を上記トレイに備え、 且つ、トレイ収納完了時に上記カセット押え板は上記支
持部材から離脱し、上記カセット押え板が上記カセット
を押圧して所定位置まで下降させることを特徴とするテ
ープレコーダのカセット装着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12817288U JPH0629816Y2 (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | テープレコーダのカセット装着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12817288U JPH0629816Y2 (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | テープレコーダのカセット装着装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0250848U JPH0250848U (ja) | 1990-04-10 |
| JPH0629816Y2 true JPH0629816Y2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=31381257
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12817288U Expired - Fee Related JPH0629816Y2 (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | テープレコーダのカセット装着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0629816Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-09-29 JP JP12817288U patent/JPH0629816Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0250848U (ja) | 1990-04-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |