JPH026486B2 - - Google Patents
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- JPH026486B2 JPH026486B2 JP59112890A JP11289084A JPH026486B2 JP H026486 B2 JPH026486 B2 JP H026486B2 JP 59112890 A JP59112890 A JP 59112890A JP 11289084 A JP11289084 A JP 11289084A JP H026486 B2 JPH026486 B2 JP H026486B2
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01F—PROCESSING OF HARVESTED PRODUCE; HAY OR STRAW PRESSES; DEVICES FOR STORING AGRICULTURAL OR HORTICULTURAL PRODUCE
- A01F15/00—Baling presses for straw, hay or the like
- A01F15/08—Details
- A01F15/14—Tying devices specially adapted for baling presses
- A01F15/141—Tying devices specially adapted for baling presses for round balers
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
- Storage Of Harvested Produce (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
- Soil Working Implements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、少なくとも1つの紐ローラと、紐
を巻き付けるべきベールの表面に沿つて紐を案内
する少なくとも1つの紐案内手段と、索車と伝動
装置とを備えた少なくとも1つの紐案内手段用制
御装置とを備えて成る農業収穫物のロールベール
の紐掛け装置に関する。
を巻き付けるべきベールの表面に沿つて紐を案内
する少なくとも1つの紐案内手段と、索車と伝動
装置とを備えた少なくとも1つの紐案内手段用制
御装置とを備えて成る農業収穫物のロールベール
の紐掛け装置に関する。
最大数立方メートルに及ぶロールベールを巻き
くるむ大ベールプレスの農業関係の利用が高まり
つつある。この機械は一般に、同じ方向に駆動さ
れる複数のローラを周囲に備えたロールチヤンバ
を装備しており、このローラによつて牧草、干し
草、藁などの収穫物を円筒上のベールに成形し、
その後適当な結縛紐、糸、針金などで巻きくる
み、ロールベール梱包機の後方に向かつて開く後
部から放出する。
くるむ大ベールプレスの農業関係の利用が高まり
つつある。この機械は一般に、同じ方向に駆動さ
れる複数のローラを周囲に備えたロールチヤンバ
を装備しており、このローラによつて牧草、干し
草、藁などの収穫物を円筒上のベールに成形し、
その後適当な結縛紐、糸、針金などで巻きくる
み、ロールベール梱包機の後方に向かつて開く後
部から放出する。
(従来技術)
このロールベールを紐で巻きくるむ装置はすで
に西独特許明細書(DE−PS)30 42 254に開示
されているが、この装置には、プレスチヤンバの
幅全体にわたされた取り込みスロツトに沿つて紐
をバネの作用で案内する案内手段が備えられてお
り、このバネは、案内手段の運動によつて休止位
置から対向側の起動位置へ引張られ、案内手段を
休止位置へ引き、紐が送られている間、後退運動
が制御手段によつて制御される。制御手段は、ラ
チエツト式切替え装置であり、案内手段をバネの
力に逆らつて保持し、バネの作用で段階的に後退
させる。
に西独特許明細書(DE−PS)30 42 254に開示
されているが、この装置には、プレスチヤンバの
幅全体にわたされた取り込みスロツトに沿つて紐
をバネの作用で案内する案内手段が備えられてお
り、このバネは、案内手段の運動によつて休止位
置から対向側の起動位置へ引張られ、案内手段を
休止位置へ引き、紐が送られている間、後退運動
が制御手段によつて制御される。制御手段は、ラ
チエツト式切替え装置であり、案内手段をバネの
力に逆らつて保持し、バネの作用で段階的に後退
させる。
この既知の装置においては、張り支柱の中央部
において紐案内腕が揺動軸に回転自在に支持され
ており、この紐案内腕は、湾曲軌跡を描きながら
引張りバネの力に逆らつて取込みスロツトに沿つ
て動く。ロールによるベールの成形が完了する直
前に紐案内腕を中央位置に旋回し、暫時その位置
で保持する。この位置で紐の端がロールベールで
掴まれて送られる。起動手段においてさらに手で
引くと、紐案内腕が、ロールベールの端である起
動位置に旋回し、それと同時に索車によつて暫時
保持され、前側において、ロールベールに平行な
最初の紐巻きを行うことができる。最初の紐巻き
の数ならびに位置は手で設定する。
において紐案内腕が揺動軸に回転自在に支持され
ており、この紐案内腕は、湾曲軌跡を描きながら
引張りバネの力に逆らつて取込みスロツトに沿つ
て動く。ロールによるベールの成形が完了する直
前に紐案内腕を中央位置に旋回し、暫時その位置
で保持する。この位置で紐の端がロールベールで
掴まれて送られる。起動手段においてさらに手で
引くと、紐案内腕が、ロールベールの端である起
動位置に旋回し、それと同時に索車によつて暫時
保持され、前側において、ロールベールに平行な
最初の紐巻きを行うことができる。最初の紐巻き
の数ならびに位置は手で設定する。
紐が釈放されるとロールベールの螺旋状紐巻き
が開始される。そして紐案内腕がロールベールの
一端の起動位置からロールベールの他端の開始位
置までロールベールを覆つて、交錯させることな
くロールベールに紐を螺旋状に巻く。
が開始される。そして紐案内腕がロールベールの
一端の起動位置からロールベールの他端の開始位
置までロールベールを覆つて、交錯させることな
くロールベールに紐を螺旋状に巻く。
(発明が解決しようとする問題点)
既知の装置に関しては、紐を巻くべき農業収穫
物と紐の間の摩擦が小さいために、装置によつて
与えられる圧力が不十分であり、螺旋状に紐を巻
く時にロールベールに紐がしつかりと巻かれない
という欠点が確認されている。またさらに、この
紐案内腕がロールベールの表面全体に紐を巻き終
るまでに相当な時間を要し、紐巻きの開始から終
了まで50〜60秒を要する。この時間は、ロールベ
ールの本来の紐巻き工程に比べてもはるかに長
い。
物と紐の間の摩擦が小さいために、装置によつて
与えられる圧力が不十分であり、螺旋状に紐を巻
く時にロールベールに紐がしつかりと巻かれない
という欠点が確認されている。またさらに、この
紐案内腕がロールベールの表面全体に紐を巻き終
るまでに相当な時間を要し、紐巻きの開始から終
了まで50〜60秒を要する。この時間は、ロールベ
ールの本来の紐巻き工程に比べてもはるかに長
い。
この発明は、従来よりもはるかに強固にしかも
はるかに速くロールベールの紐巻きを行い、した
がつて収穫作業の時間を著しく短縮できる、農業
収穫物のロールベールの紐巻き装置を提供するこ
とを目的とする。
はるかに速くロールベールの紐巻きを行い、した
がつて収穫作業の時間を著しく短縮できる、農業
収穫物のロールベールの紐巻き装置を提供するこ
とを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明の目的は、下記の諸特徴を備えた冒頭記
載の種類の装置によつて構成される:即ち、少な
くとも1つの紐ロールと、紐を案内する紐案内腕
を有する紐案内手段と、索車と歯車装置とを備
え、これらを介して紐により紐案内手段を駆動す
る紐案内手段用制御装置を備えてなる農業収穫物
のロールベール紐掛け装置において、前記紐案内
手段は張り支柱上に一定の間隔を置いて揺動軸を
有する2つの紐案内腕を有し、この両紐案内腕は
互いに隣接する2平面において互いに逆方向に旋
回可能であり、両紐案内腕は、前記歯車装置と共
に回転する回転腕の末端に枢着されている連接棒
を介して駆動可能であり、以て、両紐案内腕が交
錯してベールの中央部分の巻付けが行なわれる開
始位置から、ベールの両端の同時巻付けが行なわ
れる最高位置を介して、ほぼ開始位置に一致する
終了位置まで互いに逆方向に旋回することを特徴
とする農業収穫物のロールベール紐掛け装置であ
る。
載の種類の装置によつて構成される:即ち、少な
くとも1つの紐ロールと、紐を案内する紐案内腕
を有する紐案内手段と、索車と歯車装置とを備
え、これらを介して紐により紐案内手段を駆動す
る紐案内手段用制御装置を備えてなる農業収穫物
のロールベール紐掛け装置において、前記紐案内
手段は張り支柱上に一定の間隔を置いて揺動軸を
有する2つの紐案内腕を有し、この両紐案内腕は
互いに隣接する2平面において互いに逆方向に旋
回可能であり、両紐案内腕は、前記歯車装置と共
に回転する回転腕の末端に枢着されている連接棒
を介して駆動可能であり、以て、両紐案内腕が交
錯してベールの中央部分の巻付けが行なわれる開
始位置から、ベールの両端の同時巻付けが行なわ
れる最高位置を介して、ほぼ開始位置に一致する
終了位置まで互いに逆方向に旋回することを特徴
とする農業収穫物のロールベール紐掛け装置であ
る。
歯車装置は、減速比が1:50〜1:60のラチエ
ツト式歯車装置または遊星歯車式歯車装置とする
ことができる。
ツト式歯車装置または遊星歯車式歯車装置とする
ことができる。
本発明の紐掛け装置には、好ましくは、連接棒
を介してロールボール梱包機の後部に接続されて
おり、後部を開くと結束装置を起動する起動手段
を備える。
を介してロールボール梱包機の後部に接続されて
おり、後部を開くと結束装置を起動する起動手段
を備える。
好ましくは、起動手段に、ラツチに噛合うノツ
チ付きステーを備え、ラツチを、引張りバネを介
して紐案内腕に接続する。
チ付きステーを備え、ラツチを、引張りバネを介
して紐案内腕に接続する。
特に好ましくは、起動手段を付勢する連接棒
を、側部がプレスチヤンバの前部に枢着され、プ
レスチヤンバの後方旋回部分を持上げると付勢さ
れる二腕揺動てこに接続する。
を、側部がプレスチヤンバの前部に枢着され、プ
レスチヤンバの後方旋回部分を持上げると付勢さ
れる二腕揺動てこに接続する。
好ましくは、紐案内腕の外側自由端にエクステ
ンシヨンが揺動自在に取付け、該エクステンシヨ
ンの下端に、自由に垂れている紐を取込みスロツ
トの近くまで案内する紐制動器25,26を備え
る。
ンシヨンが揺動自在に取付け、該エクステンシヨ
ンの下端に、自由に垂れている紐を取込みスロツ
トの近くまで案内する紐制動器25,26を備え
る。
本発明の紐掛け装置にはさらに、紐案内腕の働
きで休止位置と動作位置との間を往復する切断手
段を備える。
きで休止位置と動作位置との間を往復する切断手
段を備える。
本発明の特に好ましい実施態様においては、切
断手段が切替えリンクを介して紐案内腕に接続さ
れており、紐案内腕には、切替えリンクの凹部に
噛合うカムが備えられており、その突出部に紐案
内腕がその動作中に支持される。
断手段が切替えリンクを介して紐案内腕に接続さ
れており、紐案内腕には、切替えリンクの凹部に
噛合うカムが備えられており、その突出部に紐案
内腕がその動作中に支持される。
切替えリンクは、凹部がカムに当接するようバ
ネに接続することができ、紐案内腕の後側には、
切替えリンクの突出部と係合するカムを備えるこ
とができる。
ネに接続することができ、紐案内腕の後側には、
切替えリンクの突出部と係合するカムを備えるこ
とができる。
切断手段には、好ましくは、紐掛け工程の終了
と同時に両方の紐を切るための2つのカツターを
備える。
と同時に両方の紐を切るための2つのカツターを
備える。
好ましくは、索車を偏心器と揺動体
(Schwinge)を介して歯車装置に接続し、両連接
棒が180度間隔で並置されている紐案内手段用ク
ランクを駆動する1つのローラに歯車装置を接続
する。
(Schwinge)を介して歯車装置に接続し、両連接
棒が180度間隔で並置されている紐案内手段用ク
ランクを駆動する1つのローラに歯車装置を接続
する。
(発明の効果)
本発明の装置は色々な利点を備えている。巻き
くるみ工程の開始位置ならびに終了位置はベール
の中央にあるから、2本の紐は巻きくるみ工程の
開始時ならびに終了前に交錯し、そのため紐が高
い圧力でベールにしつかりと巻きつけられる。既
知の装置ではこのような紐の交錯がなく、最初の
交錯が行われて始めてしつかりとした紐巻きが行
われるため、紐が巻かれたベールは少し円錐形に
なる。
くるみ工程の開始位置ならびに終了位置はベール
の中央にあるから、2本の紐は巻きくるみ工程の
開始時ならびに終了前に交錯し、そのため紐が高
い圧力でベールにしつかりと巻きつけられる。既
知の装置ではこのような紐の交錯がなく、最初の
交錯が行われて始めてしつかりとした紐巻きが行
われるため、紐が巻かれたベールは少し円錐形に
なる。
本発明によれば、巻きくるみ工程の開始同時に
紐が交錯するために、最初からしつかりと紐がベ
ールに巻きつけられ、ベールはこれによつてより
しつかりと保持される。
紐が交錯するために、最初からしつかりと紐がベ
ールに巻きつけられ、ベールはこれによつてより
しつかりと保持される。
両紐案内腕は各々ベールの半分より少し多く紐
を巻くだけであるから、紐巻き時間が著しく短縮
される。1つのベールの巻きくるみ時間は8〜10
秒である。
を巻くだけであるから、紐巻き時間が著しく短縮
される。1つのベールの巻きくるみ時間は8〜10
秒である。
ベールの紐巻きが完了すれば、自動的に開く後
部によつて装置が釈放されるため、オペレータは
手を使う必要はない。紐巻きが完了すると、2本
の紐は自動的に切られ、ベールが放出されて、装
置が自動的に停止する。ベール中央部では紐が交
錯して何回も巻かれ、ベールの両端にも紐が密に
何回も巻かれ、中間部分は両方の紐案内腕の駆動
力によつて速く通過するため、ベールは円錐形に
ならない。
部によつて装置が釈放されるため、オペレータは
手を使う必要はない。紐巻きが完了すると、2本
の紐は自動的に切られ、ベールが放出されて、装
置が自動的に停止する。ベール中央部では紐が交
錯して何回も巻かれ、ベールの両端にも紐が密に
何回も巻かれ、中間部分は両方の紐案内腕の駆動
力によつて速く通過するため、ベールは円錐形に
ならない。
(実施例)
以下添附図面を参照しながら本発明の1つの好
ましい実施例について詳述する。
ましい実施例について詳述する。
第1図は、本発明の1つの実施態様の丸巻型収
穫物梱包機の側面図である。
穫物梱包機の側面図である。
第2a図は、本発明の装置の拡大図である。
第2b図は、起動手段の拡大図である。
第3a,3b図は、本発明の装置の2つの状態
の側面図である。
の側面図である。
第4a〜4c図は、ベールの紐巻きの略図であ
る。
る。
第1図に示す丸巻型収穫物梱包機は、農業収穫
物を取上げて、円筒形のベールに成形するための
プレスチヤンバ内へ導入するピツクアツプ装置を
備えており、固定された前部2と、水平軸4を軸
にして順時計方向に旋回する後部3の2つの部分
から成つている。
物を取上げて、円筒形のベールに成形するための
プレスチヤンバ内へ導入するピツクアツプ装置を
備えており、固定された前部2と、水平軸4を軸
にして順時計方向に旋回する後部3の2つの部分
から成つている。
通常の運転状態では2つの部分2,3は結合さ
れており、結合手段として揺動自在のてこ5が備
えられており、その自由端に引張りバネ6が係合
している。てこ5ならびに引張りバネ6は共にプ
レスチヤンバの後部3に枢着されている。
れており、結合手段として揺動自在のてこ5が備
えられており、その自由端に引張りバネ6が係合
している。てこ5ならびに引張りバネ6は共にプ
レスチヤンバの後部3に枢着されている。
てこ5のほぼ真中あたりでロツクフツク8が揺
動自在に水平軸7に取付けられており、ロツクフ
ツク8は、プレスチヤンバの前部の固定ピン9を
掴んでいる。てこ5、引張りバネ6、ロツクフツ
ク8ならびにピン9によつて、プレスチヤンバの
後部3と固定前部2は、後部に切離し
(Auslenken)方向に力が作用しない限り、一体
ユニツトとして保持される。さらにプレスチヤン
バの周囲には複数のプレスローラが取付けられて
おり、第3b図にその中の1つを番号46で示
す。
動自在に水平軸7に取付けられており、ロツクフ
ツク8は、プレスチヤンバの前部の固定ピン9を
掴んでいる。てこ5、引張りバネ6、ロツクフツ
ク8ならびにピン9によつて、プレスチヤンバの
後部3と固定前部2は、後部に切離し
(Auslenken)方向に力が作用しない限り、一体
ユニツトとして保持される。さらにプレスチヤン
バの周囲には複数のプレスローラが取付けられて
おり、第3b図にその中の1つを番号46で示
す。
プレスチヤンバの後部3を上方に旋回させるた
めの手段として、単動油圧シリンダ10が備えら
れている。油圧シリンダ10のピストン棒11の
自由端にはフオークヘツド(Gabelkopf)12が
備えられている。フオークヘツド12には長孔1
3があり、固定ピン14を掴んでいる。フオーク
ヘツド12はさらに、ステー15を介してロツク
フツク8に接続されている。油圧シリンダ10の
ピストン棒11が出る時は、ロツクフツク8がス
テー15によつて上方に引かれ、結合が解除され
るため、プレスチヤンバの後部3が上方に旋回し
て、完成したベールが放出される。ピストン棒1
1が入る時は前部2と後部3が自動的に結合され
る。
めの手段として、単動油圧シリンダ10が備えら
れている。油圧シリンダ10のピストン棒11の
自由端にはフオークヘツド(Gabelkopf)12が
備えられている。フオークヘツド12には長孔1
3があり、固定ピン14を掴んでいる。フオーク
ヘツド12はさらに、ステー15を介してロツク
フツク8に接続されている。油圧シリンダ10の
ピストン棒11が出る時は、ロツクフツク8がス
テー15によつて上方に引かれ、結合が解除され
るため、プレスチヤンバの後部3が上方に旋回し
て、完成したベールが放出される。ピストン棒1
1が入る時は前部2と後部3が自動的に結合され
る。
プレスチヤンバの前部2の側部には、ピン16
に二腕てこ17が揺動自在に取付けられている。
二腕てこ17の右端は連接棒18を介して紐掛け
装置20の起動手段19(第2b図)に接続され
ている。
に二腕てこ17が揺動自在に取付けられている。
二腕てこ17の右端は連接棒18を介して紐掛け
装置20の起動手段19(第2b図)に接続され
ている。
ベールがほぼ所定の大きさになつて、プレスチ
ヤンバの後部3が引張りバネの力に逆らつて切離
されると同時に、てこ5が軸7を軸にして順時計
方向に旋回する。そしててこ5に取付けられた当
接鼻端21がてこ17の左端を押圧し、これによ
つて連接棒18が上方に押される。これで紐掛け
装置20の拘束が解かれ、駆動の準備が整う。
ヤンバの後部3が引張りバネの力に逆らつて切離
されると同時に、てこ5が軸7を軸にして順時計
方向に旋回する。そしててこ5に取付けられた当
接鼻端21がてこ17の左端を押圧し、これによ
つて連接棒18が上方に押される。これで紐掛け
装置20の拘束が解かれ、駆動の準備が整う。
連接棒18の長孔50に貫入しているピン51
を介して一端が枢着されているステー52を連接
棒18が持上げると起動手段19(第2b図)の
拘束が解かれる。ノツチ53のあるステー52が
持上げられると、下端がハウジングに枢着され
て、このノツチに噛合つているラツチ54が釈放
される。ラツチ54は、十分な長さと強さを備え
た引張りバネ42を介して紐案内腕23の1つに
接続されており、この案内腕23は、起動手段1
9が切離されると、重力によつて第2a図の点線
で示す位置23′まで落下する。2つの紐案内腕
の結合によつて、初発位置において第1紐案内腕
と交錯する第2腕も同じ距離だけ下方に移動し、
これによつて自由に垂れている紐端がロールベー
ルとプレスローラとの間の取込みスロツトに達し
て取込まれる。
を介して一端が枢着されているステー52を連接
棒18が持上げると起動手段19(第2b図)の
拘束が解かれる。ノツチ53のあるステー52が
持上げられると、下端がハウジングに枢着され
て、このノツチに噛合つているラツチ54が釈放
される。ラツチ54は、十分な長さと強さを備え
た引張りバネ42を介して紐案内腕23の1つに
接続されており、この案内腕23は、起動手段1
9が切離されると、重力によつて第2a図の点線
で示す位置23′まで落下する。2つの紐案内腕
の結合によつて、初発位置において第1紐案内腕
と交錯する第2腕も同じ距離だけ下方に移動し、
これによつて自由に垂れている紐端がロールベー
ルとプレスローラとの間の取込みスロツトに達し
て取込まれる。
第2a図に紐案内腕、その駆動機構ならびに切
断手段を示す。紐案内腕23,24の下端は、プ
レスローラに平行で、丸巻型収穫物梱包機のハウ
ジングに固着されている張り支柱22に揺動自在
に枢着されている。各紐案内腕23,24は、連
結棒40,41を介して、遊星歯車式またはラチ
エツト式の歯車装置に接続されている。歯車装置
は、減速比が1:50〜1:60で、外周に複数の溝
がついている索車39に接続されている。連結棒
40,41はクランクに枢着されており、クラン
クは、1つのローラに接続され、また揺動体と偏
心器を介して索車に接続されており、索車39
は、そこから繰り出される紐28によつて駆動さ
れる。紐28は、送出しロール29から送出さ
れ、索車39を少なくとも1回巻き、紐案内手段
23に沿つてその自由上端まで達する。この上端
に長尺材44が揺動自在に取付けられており、こ
の長尺材の下端に紐制動器26が備えられてい
る。同様にしてもう一方の紐27も紐送出しロー
ル29′から送出されてもう一方の紐案内腕24
に沿つて案内される。紐案内腕24にも長尺材4
3が揺動自在に取付けられており、長尺材43に
はやはり紐制動器25が備えられている。
断手段を示す。紐案内腕23,24の下端は、プ
レスローラに平行で、丸巻型収穫物梱包機のハウ
ジングに固着されている張り支柱22に揺動自在
に枢着されている。各紐案内腕23,24は、連
結棒40,41を介して、遊星歯車式またはラチ
エツト式の歯車装置に接続されている。歯車装置
は、減速比が1:50〜1:60で、外周に複数の溝
がついている索車39に接続されている。連結棒
40,41はクランクに枢着されており、クラン
クは、1つのローラに接続され、また揺動体と偏
心器を介して索車に接続されており、索車39
は、そこから繰り出される紐28によつて駆動さ
れる。紐28は、送出しロール29から送出さ
れ、索車39を少なくとも1回巻き、紐案内手段
23に沿つてその自由上端まで達する。この上端
に長尺材44が揺動自在に取付けられており、こ
の長尺材の下端に紐制動器26が備えられてい
る。同様にしてもう一方の紐27も紐送出しロー
ル29′から送出されてもう一方の紐案内腕24
に沿つて案内される。紐案内腕24にも長尺材4
3が揺動自在に取付けられており、長尺材43に
はやはり紐制動器25が備えられている。
紐案内腕23,24は互いに逆方向に旋回し、
張り支柱22の枢着部は、その縦軸との関係にお
いて、紐案内腕23,24が逆方向に旋回する際
に接触しないように移動する。
張り支柱22の枢着部は、その縦軸との関係にお
いて、紐案内腕23,24が逆方向に旋回する際
に接触しないように移動する。
丸巻型収穫物梱包機のプレスチヤンバの中でロ
ールベールが完成すれば、プレスチヤンバの揺動
自在後部3に接続されている起動手段19(第2
b図)が本発明の装置を起動する。かくして釈放
された紐案内腕23は、重力によつて第2a図の
点線で示す位置23′まで落下する。紐案内腕2
3は、その連結棒40を介して歯車装置と索車3
9に接続されているため、初発位置において紐案
内腕23に交錯する第2紐案内腕24もまた下方
に移動し、エクステンシヨン43,44から自由
に垂れている紐27,28の端が取込みスロツト
(第3a図)に達し、回転しているプレスローラ
46と回転しているロールベール47によつて取
込まれる。そしてこれに応じた速度で索車39が
回転し始め、伝動装置を付勢する。そして伝動に
よつて減速されて両紐案内腕23,24が2本の
紐27,28の送出し速度に比べてかなり遅い速
度で、互いに逆方向に、最初の交錯位置から、ロ
ールベール47の外端が結縛最高位置へ、そして
さらに紐掛けのほぼ初発位置に当る最終位置まで
旋回する。
ールベールが完成すれば、プレスチヤンバの揺動
自在後部3に接続されている起動手段19(第2
b図)が本発明の装置を起動する。かくして釈放
された紐案内腕23は、重力によつて第2a図の
点線で示す位置23′まで落下する。紐案内腕2
3は、その連結棒40を介して歯車装置と索車3
9に接続されているため、初発位置において紐案
内腕23に交錯する第2紐案内腕24もまた下方
に移動し、エクステンシヨン43,44から自由
に垂れている紐27,28の端が取込みスロツト
(第3a図)に達し、回転しているプレスローラ
46と回転しているロールベール47によつて取
込まれる。そしてこれに応じた速度で索車39が
回転し始め、伝動装置を付勢する。そして伝動に
よつて減速されて両紐案内腕23,24が2本の
紐27,28の送出し速度に比べてかなり遅い速
度で、互いに逆方向に、最初の交錯位置から、ロ
ールベール47の外端が結縛最高位置へ、そして
さらに紐掛けのほぼ初発位置に当る最終位置まで
旋回する。
紐巻きの略図を第4a〜4c図に示す。第4a
図は、両紐案内腕23,24が交錯する初発位置
を示し、第4a図は、両紐案内腕がロールベール
47の両端に紐を巻く最高位置を示し、第4c図
は、ほぼ初発位置に当る最終位置を示す。これら
の図から、紐掛け工程が開始すると同時に2本の
紐27,28が2つの位置48,49で交錯する
ため、在来の装置の場合に比べて、はるかに大き
な圧力がベールにかかり、よりしつかりと紐がベ
ールに巻かれる。また第4c図は、ロールベール
47の両端部では、紐案内腕23,24が最高位
置と最終位置との間の部分に比べて遅い速度で運
動するため、密接する複数の紐掛けが行われるこ
とを示している。
図は、両紐案内腕23,24が交錯する初発位置
を示し、第4a図は、両紐案内腕がロールベール
47の両端に紐を巻く最高位置を示し、第4c図
は、ほぼ初発位置に当る最終位置を示す。これら
の図から、紐掛け工程が開始すると同時に2本の
紐27,28が2つの位置48,49で交錯する
ため、在来の装置の場合に比べて、はるかに大き
な圧力がベールにかかり、よりしつかりと紐がベ
ールに巻かれる。また第4c図は、ロールベール
47の両端部では、紐案内腕23,24が最高位
置と最終位置との間の部分に比べて遅い速度で運
動するため、密接する複数の紐掛けが行われるこ
とを示している。
したがつてロールベールの紐巻きはその中央部
で開始され、各紐案内腕23,24は両方向にほ
ぼ4分円を描くために、在来の装置の場合に比べ
てはるかに速く終了し、ベール47に紐が均一に
かつしつかりと巻かれ、紐巻き工程の終了直前に
また紐が中央部で交錯する。したがつて本発明の
装置の最大の利点の1つとして、紐掛け工程の開
始時にも、紐掛け工程の終了直前にも紐が交錯
し、円筒形状が同時に保持されて、紐が極めてし
つかりとベールに巻かれるということを挙げるこ
とができる。
で開始され、各紐案内腕23,24は両方向にほ
ぼ4分円を描くために、在来の装置の場合に比べ
てはるかに速く終了し、ベール47に紐が均一に
かつしつかりと巻かれ、紐巻き工程の終了直前に
また紐が中央部で交錯する。したがつて本発明の
装置の最大の利点の1つとして、紐掛け工程の開
始時にも、紐掛け工程の終了直前にも紐が交錯
し、円筒形状が同時に保持されて、紐が極めてし
つかりとベールに巻かれるということを挙げるこ
とができる。
本発明の装置の動作を全自動化するためには、
2本の紐27,28を紐掛け工程終了時に自動的
に切らなければならない。そのための手段とし
て、切断手段を張り支柱22に可動に取付け、2
つの紐案内腕のなかの一方によつて休止位置か
ら、2本の紐が切られる切断位置まで移動させ
る。
2本の紐27,28を紐掛け工程終了時に自動的
に切らなければならない。そのための手段とし
て、切断手段を張り支柱22に可動に取付け、2
つの紐案内腕のなかの一方によつて休止位置か
ら、2本の紐が切られる切断位置まで移動させ
る。
第2a図と第3a図は、切断位置にある切断手
段45を示す。順時計方向に旋回する左側紐案内
腕23と、逆時計方向に旋回する右側紐案内腕2
4が2本の紐27,28を、2つのカツター(図
示しない)が備えられている間隙に案内する。こ
こで左側紐案内腕23の紐28が右側カツターに
沿つて送られ、右側紐案内腕24の紐27が左側
カツターに沿つて送られ、両方の紐が切られる。
段45を示す。順時計方向に旋回する左側紐案内
腕23と、逆時計方向に旋回する右側紐案内腕2
4が2本の紐27,28を、2つのカツター(図
示しない)が備えられている間隙に案内する。こ
こで左側紐案内腕23の紐28が右側カツターに
沿つて送られ、右側紐案内腕24の紐27が左側
カツターに沿つて送られ、両方の紐が切られる。
切断手段45は、連結棒と切替えリンク30を
介して右側紐案内腕24に接続されている。紐案
内腕24には、切替えリンク30の凹部32に噛
合つているカム31が備えられている。切替えリ
ンクの下側には、ピン34に揺動自在に取付けら
れている二腕てこ33がある。切替えリンク30
にはバネ36の力が作用するため、凹部32は常
にカムに当接している。
介して右側紐案内腕24に接続されている。紐案
内腕24には、切替えリンク30の凹部32に噛
合つているカム31が備えられている。切替えリ
ンクの下側には、ピン34に揺動自在に取付けら
れている二腕てこ33がある。切替えリンク30
にはバネ36の力が作用するため、凹部32は常
にカムに当接している。
右側紐案内腕24は、旋回終了時に鼻端35に
達する。てこ33は時計方向に旋回し、その左端
が切替えリンク30を上方に押す。これでカム3
1と凹部32の噛合いがはずれて、引張りバネ3
6が連結棒を介して切断手段を切断位置から右く
引く。そして切替えリンク30が、その下縁をカ
ム31に接しながら摺動する。
達する。てこ33は時計方向に旋回し、その左端
が切替えリンク30を上方に押す。これでカム3
1と凹部32の噛合いがはずれて、引張りバネ3
6が連結棒を介して切断手段を切断位置から右く
引く。そして切替えリンク30が、その下縁をカ
ム31に接しながら摺動する。
これで次のロールベールを作る準備が完了し、
このロールベールが完成し紐掛けが終ると、切断
手段45が再び休止位置から切断位置へ移動す
る。これを可能にするために、右側紐案内腕24
の後側にもう1つのカム37(点線)が備えられ
ており、このカムは、切替えリンクの突出鼻端3
8と係合する。
このロールベールが完成し紐掛けが終ると、切断
手段45が再び休止位置から切断位置へ移動す
る。これを可能にするために、右側紐案内腕24
の後側にもう1つのカム37(点線)が備えられ
ており、このカムは、切替えリンクの突出鼻端3
8と係合する。
切断手段45、連結棒ならびに切替えリンク3
0は、紐巻き工程が完了すれば、引張りバネ36
の作用で到達した右端の位置(図示しない)から
再び図示の切断位置へ戻さなければならない。
0は、紐巻き工程が完了すれば、引張りバネ36
の作用で到達した右端の位置(図示しない)から
再び図示の切断位置へ戻さなければならない。
右側紐案内腕24が点線で示す最外終端位置に
達すると同時に、切替えカム37が当接鼻端38
に達し、その縁37′が鼻端38を後方から掴む。
この段階で右側紐案内腕24は逆時計方向に旋回
し、カム37は鼻端38との当接を維持しなが
ら、切替えリンクを切断手段と共に左側へ移動さ
せ、カム31と切替えリンク30の凹部32との
間に再び結合が形成される。これで切断手段を所
定の切断位置へ移動させることができる。
達すると同時に、切替えカム37が当接鼻端38
に達し、その縁37′が鼻端38を後方から掴む。
この段階で右側紐案内腕24は逆時計方向に旋回
し、カム37は鼻端38との当接を維持しなが
ら、切替えリンクを切断手段と共に左側へ移動さ
せ、カム31と切替えリンク30の凹部32との
間に再び結合が形成される。これで切断手段を所
定の切断位置へ移動させることができる。
第3a,3b図は紐案内腕の側面図である。第
3a図は、切断手段45が動作する位置を示し、
第3b図は紐案内腕が下端位置にある状態を示
し、この位置で、紐27,28の垂れている短い
端がプレスローラ46とロールベール47によつ
て掴まれて引込まれる。
3a図は、切断手段45が動作する位置を示し、
第3b図は紐案内腕が下端位置にある状態を示
し、この位置で、紐27,28の垂れている短い
端がプレスローラ46とロールベール47によつ
て掴まれて引込まれる。
ロールベールの紐掛け時間は8〜10秒と短いた
めに、在来の紐掛け方式に比べて効率
(Flachenleistung)が著しく高い。紐掛け工程の
起動も、ロールベール完成後の機械の停止もすべ
て全自動で行われるためオペレータの負担が軽く
なる。
めに、在来の紐掛け方式に比べて効率
(Flachenleistung)が著しく高い。紐掛け工程の
起動も、ロールベール完成後の機械の停止もすべ
て全自動で行われるためオペレータの負担が軽く
なる。
本発明の装置のもう1つの重要な利点として、
紐案内腕が、紐掛けすべきロールベールの中央部
分は速く通過し、両端部分はゆつくりと通過する
ため、円筒形ロールベールの両端では、隣接して
複数の紐掛けが行われるということを挙げること
ができる。
紐案内腕が、紐掛けすべきロールベールの中央部
分は速く通過し、両端部分はゆつくりと通過する
ため、円筒形ロールベールの両端では、隣接して
複数の紐掛けが行われるということを挙げること
ができる。
第1図は、本発明の1つの実施態様の丸巻型収
穫物梱包機の側面図である。第2a図は、本発明
の装置の拡大図である。第2b図は、起動手段の
拡大図である。第3a,3b図は、本発明の装置
の2つの状態の側面図である。第4a〜4c図
は、ベールの紐巻きの略図である。 2……前部、3……後部、18,17,21…
…連接棒、19……起動手段、22……張り支
柱、23,24……紐案内腕、25,26……紐
制動器、28……紐、39……索車、45……切
断手段。
穫物梱包機の側面図である。第2a図は、本発明
の装置の拡大図である。第2b図は、起動手段の
拡大図である。第3a,3b図は、本発明の装置
の2つの状態の側面図である。第4a〜4c図
は、ベールの紐巻きの略図である。 2……前部、3……後部、18,17,21…
…連接棒、19……起動手段、22……張り支
柱、23,24……紐案内腕、25,26……紐
制動器、28……紐、39……索車、45……切
断手段。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少なくとも1つの紐ロールと、 紐を案内する紐案内腕を有する紐案内手段と、 索車と歯車装置とを備え、これらを介して紐に
より紐案内手段を駆動する紐案内手段用制御装置
を備えてなる農業収穫物のロールベール紐掛け装
置において、 前記紐案内手段は張り支柱22上に一定の間隔
を置いて揺動軸を有する2つの紐案内腕23,2
4を有し、 この両紐案内腕は互いに隣接する2平面におい
て互いに逆方向に旋回可能であり、 両紐案内腕は、前記歯車装置と共に回転する回
転腕の末端に枢着されている連接棒40,41を
介して駆動可能であり、 以て、両紐案内腕が交錯してベールの中央部分
の巻付けが行なわれる開始位置から、ベールの両
端の同時巻付けが行なわれる最高位置を介して、
ほぼ開始位置に一致する終了位置まで互いに逆方
向に旋回することを特徴とする農業収穫物のロー
ルベール紐掛け装置。 2 歯車装置が、減速比が1:50〜1:60のラチ
エツト式歯車装置であることを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の紐掛け装置。 3 歯車装置が、索車に取付けられた、減速比が
1:50〜1:60の遊星歯車装置であることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の紐掛け装置。 4 連接棒18,17,21を介してロールベー
ル梱包機の後部3に接続されており、後部を開く
と紐掛け装置を起動する起動手段19を備えてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし
第3項のいずれかに記載の紐掛け装置。 5 起動手段19に、ラツチ54に噛合うノツチ
53付きステー52が備えられていることと、ラ
ツチ54が引張りバネを介して紐案内腕23に接
続されていることを特徴とする特許請求の範囲第
1項ないし第4項のいずれかに記載の紐掛け装
置。 6 起動手段19を付勢する連接棒18が、側部
がプレスチヤンバの前部2に枢着され、プレスチ
ヤンバの後方旋回部分3を持上げると付勢される
二腕揺動てこ17に接続されていることを特徴と
する特許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれ
かに記載の紐掛け装置。 7 紐案内腕23,24の外側自由端にエクステ
ンシヨン43,44が揺動自在に取付けられてお
り、該エクステンシヨンの下端に紐制動器25,
26が備えられていることを特徴とする特許請求
の範囲第1項に記載の紐掛け装置。 8 紐案内腕24の働きで休止位置と動作位置と
の間を往復する切断手段45が備えられているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第7
項のいずれかに記載の紐掛け装置。 9 切断手段45が切替えリンク30を介して紐
案内腕24に接続されており、紐案内腕24に、
切替えリンク30の凹部32に噛合うカム31が
備えられており、ピン34に揺動自在に支持され
た二腕てこ33が備えられており、その突出部3
5に紐案内腕24がその動作中に支持されること
を特徴とする特許請求の範囲第8項に記載の紐掛
け装置。 10 凹部32がカム31に当接するように切替
えリンク30がバネ36に接続されていることを
特徴とする特許請求の範囲第9項に記載の紐掛け
装置。 11 紐案内腕の後側に、切替えリンクの突出部
38と係合するカム37が備えられていることを
特徴とする特許請求の範囲第10項に記載の紐掛
け装置。 12 切断手段45に2つのカツターが備えられ
ていることを特徴とする特許請求の範囲第11項
に記載の紐掛け装置。 13 索車39が偏心器と揺動体を介して歯車装
置に接続されていることと、両連接棒40,41
が180度間隔で並置されている紐案内手段23,
24用クランクを駆動する1つのローラに歯車装
置が接続されていることを特徴とする特許請求の
範囲第1項ないし第12項のいずれかに記載の紐
掛け装置。 14 連接棒21が、バネ6の力で付勢される、
プレスチヤンバの揺動自在部分3に回転自在に支
持されたてこに固定された当接鼻端であること
と、プレスチヤンバの前側の固定部分2のピン9
を掴むロツクフツク8がてこ5に備えられている
ことを特徴とする特許請求の範囲第4項に記載の
紐掛け装置。 15 プレスチヤンバの固定部分2に単動油圧シ
リンダ10が備えられており、そのピストン棒1
1の自由端に、ロツクフツク8に接続されたステ
ー15が枢着されていることを特徴とする特許請
求の範囲第1項ないし第14項のいずれかに記載
の紐掛け装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3414080A DE3414080A1 (de) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | Vorrichtung zum binden von rollballen aus landwirtschaftlichem erntegut |
DE3414080.8 | 1984-04-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60217825A JPS60217825A (ja) | 1985-10-31 |
JPH026486B2 true JPH026486B2 (ja) | 1990-02-09 |
Family
ID=6233554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59112890A Granted JPS60217825A (ja) | 1984-04-13 | 1984-05-31 | 農業収穫物のロールベール紐掛け装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4557189A (ja) |
EP (1) | EP0157898B1 (ja) |
JP (1) | JPS60217825A (ja) |
AT (1) | ATE35079T1 (ja) |
DE (1) | DE3414080A1 (ja) |
Families Citing this family (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3445060A1 (de) * | 1984-12-11 | 1986-06-12 | Klöckner-Humboldt-Deutz AG Zweigniederlassung Fahr, 7702 Gottmadingen | Vorrichtung zum binden von rollballen aus landwirtschaftlichem halmgut |
JPH072060B2 (ja) * | 1985-01-18 | 1995-01-18 | ヤンマー農機株式会社 | ロ−ルベ−ラ |
JPH0333240Y2 (ja) * | 1986-01-31 | 1991-07-15 | ||
JPS62125446U (ja) * | 1986-01-31 | 1987-08-10 | ||
JPS62181716A (ja) * | 1986-02-07 | 1987-08-10 | スタ−農機株式会社 | ロ−ルベ−ラ |
JPS62148033U (ja) * | 1986-03-11 | 1987-09-18 | ||
JPS62190445U (ja) * | 1986-05-22 | 1987-12-03 | ||
JPS62275616A (ja) * | 1986-05-22 | 1987-11-30 | スタ−農機株式会社 | ロ−ルベ−ラの紐案内装置 |
US4796524A (en) * | 1986-09-24 | 1989-01-10 | Hay & Forage Industries | Method and apparatus for wrapping bales of crop material |
FR2604857B1 (fr) * | 1986-10-10 | 1989-01-06 | Rivierre Casalis | Procede et dispositif de commande de bras de guidage de ficelle de liage de balles cylindriques dans une presse ramasseuse |
US5072667A (en) * | 1987-04-29 | 1991-12-17 | Bridon Plc | Means and method for baling straw, hay and like material |
US4793249A (en) * | 1987-06-01 | 1988-12-27 | Deere & Company | Double twine arm for dispensing twine into a bale chamber |
DE3822553A1 (de) * | 1988-07-04 | 1990-01-11 | Welger Geb | Verfahren und vorrichtung zum umschnueren von rundballen aus landwirtschaftlichem erntegut |
US5014613A (en) * | 1990-07-30 | 1991-05-14 | Ford New Holland, Inc. | Twine wrapper trip mechanism |
DE4104995A1 (de) * | 1991-02-19 | 1992-08-20 | Deere & Co | Bindevorrichtung |
US5215006A (en) * | 1992-03-09 | 1993-06-01 | Ford New Holland, Inc. | Twine clamp for round baler twine wrapping apparatus |
US5184545A (en) * | 1992-03-09 | 1993-02-09 | Ford New Holland, Inc. | Round baler twine wrapping apparatus |
US5327820A (en) * | 1993-06-11 | 1994-07-12 | Ford New Holland, Inc. | Adjustable trip mechanism for round baler |
US5327821A (en) * | 1993-06-11 | 1994-07-12 | Ford New Holland, Inc. | Round baler twine wrapper control mechanism |
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US5855167A (en) * | 1997-07-21 | 1999-01-05 | Hay & Forage Industries | End of round bale twine guide |
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JPS58149614A (ja) * | 1981-12-21 | 1983-09-06 | ゲブリユ−ダ−・ベルガ−・ゲ−エムベ−ハ−・ウント・コンパニ−・コマンデイツトゲゼルシヤフト | 農業用ロ−ルベ−ラの自動紐掛け装置 |
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