JPH026431Y2 - - Google Patents

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JPH026431Y2
JPH026431Y2 JP1882880U JP1882880U JPH026431Y2 JP H026431 Y2 JPH026431 Y2 JP H026431Y2 JP 1882880 U JP1882880 U JP 1882880U JP 1882880 U JP1882880 U JP 1882880U JP H026431 Y2 JPH026431 Y2 JP H026431Y2
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trigger
strobe device
pin
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flash
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JP1882880U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はストロボ装置に関し、特に増灯用スト
ロボを使用するあるいは増灯用ストロボとして使
用するための外部端子を有したストロボ装置に関
するものである。
従来よりストロボ装置は、写真撮影の際の人工
光源として有用されており、最近ではカメラ内の
電気回路との間で電気信号の授受を行ないカメラ
内の電気回路により制御されるあるいは電気回路
を制御するいわゆる専用ストロボ装置と呼ばれる
ものや、ある任意のストロボ装置の光量のみでは
露出不足になつてしまう場合を想定して増灯用ス
トロボ装置を併せて使用できる即ち上記任意のス
トロボ装置と完全に同期して増灯用ストロボ装置
を発光させたり、あるいは上記任意のストロボ装
置を逆に別のストロボ装置の増灯用として使用す
る場合に上記任意のストロボ装置を同期発光させ
たりするためのいわゆる増灯用外部端子を有した
ものが実用化されている。
第1図は、上記した如くのカメラからの信号を
受けかつ増灯用外部端子を有するストロボ装置の
略電気回路図を示し、図中、1は周知の電源部、
2は主コンデンサ、3はトリガーコンデンサ5の
充電抵抗、4はトリガー用サイリスタ、6は一次
巻線61、二次巻線62からなるトリガートラン
ス、7は閃光放電管、8はトリガー用サイリスタ
4の駆動用回路、9は増灯用外部端子、10はX
接点ピン11、図示していないカメラ内の電気回
路との間で電気信号の授受を行なう信号用ピン1
2、アースピン13からなるストロボ側のホツト
シユーを夫々示している。
以下、上記如くの構成のストロボ装置の動作に
ついて簡単に説明する。
今、周知の電源部1により主コンデンサ2、ト
リガーコンデンサ5の充電が完了し、閃光放電管
7の発光準備がなされているとする。係る状態に
おいて、図示していないカメラのシヤツターレリ
ーズ動作がなされると、ホツトシユー10のX接
点ピン11とアースピン13が短絡されることに
なり、トリガー用サイリスタ4の駆動用回路8が
動作し、トリガー用サイリスタ4が導通状態にな
される。
トリガー用サイリスタ4が導通状態になされる
と、トリガーコンデンサ5に充電されていた充電
電荷がトリガー用サイリスタ4、トリガートラン
ス6の一次巻線61を介して放出されるため、ト
リガートランス6の二次巻線62に高圧のトリガ
ーパルスが発生し、このトリガーパルスにより閃
光放電管7は励起され、主コンデンサ2の充電電
荷を消費して発光する。
以上の動作が、第1図に図示したストロボ装置
の基本的な発光動作であり、次に、図中、図番9
で示した増灯用外部端子について考えてみる。
この増灯用外部端子9は、先にも述べたように
図示したストロボ装置を主のストロボ装置とし
て、あるいは増灯用のストロボ装置として使用す
るためのものであるが、以下の如くの問題点を有
している。
今、図示したストロボ装置を主のストロボ装置
とし、別の図示しない増灯用ストロボ装置を使用
する場合同期発光させるため増灯用ストロボ装置
のシンクロコードを増灯用外部端子9と接続す
る。このとき増灯用ストロボ装置としてはあらゆ
る形式のストロボ装置が利用されることになるた
め、増灯用ストロボ装置のシンクロコードの端子
には別の増灯用ストロボ装置内のトリガーコンデ
ンサの充電電圧が直接現われている場合がある、
すなわち、ある種の別のストロボ装置を増灯用の
ストロボ装置として使用する場合、第1図の主ス
トロボ装置増灯用外部端子91,92間に上記増灯
用ストロボ装置のトリガーコンデンサの高電圧
(たとえば330V程度)が印加されることになる。
このことはホツトシユー10のX接点ピン11と
アースピン13との間に前述の高電圧が現われる
ことを意味する。
即ち、上記したホツトシユー10のX接点ピン
11等の各ピンは通常外部に突出せしめられてお
り、従つて、上述の高電圧が現われているX接点
ピン11とアースピン13とに触れると感電して
しまう問題点がある。あるいはピンが外部に突出
せしめられているため何らかの理由で他の導体に
各ピンが接触した場合、X接点ピン11と信号用
ピン12の短絡により信号用ピン12に接続され
ている図示していないストロボ装置内の低電圧回
路部を、前述した高電圧により破壊してしまう恐
れのある問題点を有している。
本考案は、上記如くの問題点を考慮してなした
ものであり、以下図面と共に説明する。
第2図は本考案によるストロボ装置の一実施例
を示す略電気回路図を示し、図中、第1図と同図
番のものは同一のものを示し、14および15は
ダイオードを夫々示している。
第2図に示したストロボ装置における発光動作
は、第1図に示したストロボ装置と同一であり発
光動作説明は行なわない。
次いで、先に述べた従来の第1図に図示したス
トロボ装置に問題のあつたシンクロコードの端子
9にトリガーコンデンサの高電圧が現われている
別のストロボ装置(図示せず)を増灯用ストロボ
装置として使用する場合について述べる。
この場合、前述したごとく増灯用外部端子9の
接点91,92間に増灯用ストロボ装置のトリガー
用の高電圧が現われることになる。しかしなが
ら、第2図からも明らかであるが、増灯用外部端
子9の高圧側接点91とホツトシユー10のX接
点ピン11との間にダイオード14が図示極性に
接続されているため、前述の高電圧がホツトシユ
ー10のX接点ピン11とアースピン13間に現
われることはない。従つて、X接点ピン11とア
ースピン13との間で感電することはなく、また
誤つてX接点ピン11と信号用ピン12を短絡さ
せても低電圧回路部が破壊されることもない。
一方、ダイオード15は、上記した如くにダイ
オード14を設けるために必要となるものであ
る。カメラのシヤツターレリーズ動作によりX接
点ピン11とアースピン13とを短絡する如くの
信号が供給された場合に、主ストロボ装置となる
図示したストロボ装置はトリガー用サイリスタ4
の駆動用回路8およびトリガー用サイリスタ4の
動作により発光するが、ダイオード15がないと
増灯用ストロボ装置はこの内部のトリガーコンデ
ンサのX接点ピン11とアースピン13の短絡に
より形成されるべき放電路がダイオード14によ
つて電気的に遮断されることになり発光動作が行
なえなくなる。
即ち、上記如くの欠点を解消するため、本考案
によるストロボ装置においては、増灯用ストロボ
のトリガーコンデンサの放電路を主ストロボ装置
のトリガー用サイリスタ4を介して形成する如く
に構成しており、この構成により増灯用ストロボ
のトリガー、発光が可能となる。この場合、直接
増灯用外部端子9の接点91とトリガー用サイリ
スタ4のアノードとを接続すれば増灯用ストロボ
のトリガー、発光は可能となるが、今度は主スト
ロボ装置のトリガーコンデンサ5の充電電圧(高
電圧)が増灯用外部端子9に現われることにな
り、感電あるいは低電圧回路部の破壊といつた問
題を再び生じることになる。したがつて、第2図
のごとき向きにダイオード15を接続すればこの
問題を解決することができる。
なお、増灯用ストロボのトリガーコンデンサの
1,92間に現われた高電圧の放電路は主ストロ
ボのトリガーと同期して形成されればよく、ダイ
オード15はサイリスタ4に限らず閃光放電管7
あるいは他のスイツチ等、いわゆる上記閃光放電
管7のトリガー動作に同期してオンとなるスイツ
チ部材を介して高圧側と低圧側との間に挿入され
ればよい。すなわちスイツチ部材を主ストロボの
トリガーと同期して導通させれば、主と増灯のス
トロボを同期発光させることができ、かつそれ以
外ではピン11,13間に高電圧が生じる不都合
は常に防止できる。
尚、本考案による第2図に図示したストロボ装
置を、増灯用として使用する場合、増灯用外部端
子9の接点91,92が例えばサイリスタ等により
直接短絡されるわけであるが、この場合における
増灯用外部端子9の短絡は、第2図からも明らか
であるがホツトシユー10のX接点ピン11とア
ースピン13の短絡動作と何ら変わりはなく、ト
リガー用サイリスタ4の駆動用回路8は動作を開
始しトリガー用サイリスタ4を導通状態になし、
閃光放電管7を発光させる。即ち、第2図に示し
たストロボ装置を増灯用として使用する場合にお
いての問題は何ら存在しない。
以上述べた如く、本考案は、カメラ内の電気回
路との信号授受を行なう信号用端子をホツトシユ
ーに有し、かつ自らを主ストロボ装置としてある
いは増灯用ストロボ装置として使用するための増
灯用外部端子を有したストロボ装置において、上
記増灯用外部端子に供給される恐れのある高電圧
がホツトシユーに現われないように高耐圧ダイオ
ードを、上記増灯用外部端子と接続し、感電ある
いは回路の破壊といつた問題点を解決した非常に
実用的価値の高いストロボ装置を提供するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の増灯用外部端子および信号用ピ
ンをホツトシユーに有したストロボ装置の略電気
回路図、第2図は本考案の一実施例のストロボ装
置の略電気回路図である。 1……電源部、2……主コンデンサ、4……ト
リガー用サイリスタ、5……トリガー用コンデン
サ、6……トリガートランス、7……閃光放電
管、8……駆動用回路、9……増灯用外部端子、
10……ホツトシユー、11……X接点ピン、1
2……信号用ピン、13……アースピン、14,
15……ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源により充電される主コンデンサの充電電荷
    を消費して発光する閃光放電管と、該閃光放電管
    をトリガーするトリガーコンデンサ、トリガー用
    サイリスタ、トリガートランスからなるトリガー
    回路と、カメラ内の電気回路との間で電気信号の
    授受を行なうためにX接点ピン、アースピンとと
    もにホツトシユーに設けられる信号ピンと、前記
    X接点ピンとアースピンとの間に接続され前記ト
    リガー用サイリスタの動作制御を行なう駆動用回
    路と、前記X接点ピンとアースピンとの間に接続
    され別ストロボ装置のシンクロコードやワイヤレ
    ス増灯器が接続される増灯用外部端子を有したス
    トロボ装置において、前記増灯用外部端子の高圧
    側接点と、前記駆動用回路のX接点ピンとの接続
    点との間に逆方向に接続される第1のダイオード
    と、前記増灯用外部端子の高圧側接点と低圧側接
    点間に前記閃光放電管のトリガー動作に同期して
    オンとなるスイツチ部材を介して順方向に接続さ
    れる第2のダイオードとを備え、前記増灯用外部
    端子に高電圧が印加されても前記ホツトシユーに
    おける感電および信号用端子を介しての低電圧回
    路部の破壊を防止することを特徴とするストロボ
    装置。
JP1882880U 1980-02-15 1980-02-15 Expired JPH026431Y2 (ja)

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JPS56120532U JPS56120532U (ja) 1981-09-14
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