JPH0264294A - 給液装置 - Google Patents

給液装置

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JPH0264294A
JPH0264294A JP10000189A JP10000189A JPH0264294A JP H0264294 A JPH0264294 A JP H0264294A JP 10000189 A JP10000189 A JP 10000189A JP 10000189 A JP10000189 A JP 10000189A JP H0264294 A JPH0264294 A JP H0264294A
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JP
Japan
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speed
pressure
pump
variable
operating
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JP10000189A
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English (en)
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Koichi Sato
幸一 佐藤
Tadayuki Houshiyou
宝勝 忠幸
Takashi Oba
大場 隆司
Yukio Tagawa
田川 幸男
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は可変速モードルで駆動するポンプ装置に係り、
特に、マイクロコンピュータを使用することにより、デ
ィジタル制御を行ない、ポンプの増白、載台時の圧力変
動を極めて小さく抑えるのに好適な運転制御装置に関す
る。
〔発明の背景〕
従来から可変速モードルで駆動するポンプ装置の給水管
路に、圧力センサーを設け、吐出し圧力を測定し、吐出
し圧力が吐出し目標圧力に保たれるよう常時面圧力を比
較することにより、偏差に応じた大きさの制御信号を取
り出し、これを基に、ポンプを連続的に可変運転し、使
用水量の増加に伴って、複数台の可変速ポンプ又は定速
ポンプを増大してゆき、使用水量の減少に伴って、前記
増白したポンプを載台してゆく方法がある。
この方法を第1図〜第4図を使用して以下に説明する。
第1図はポンプ装置の構成図で1は受水槽、2122は
それぞれ吸込管、31.32゜82.81は仕切弁、4
1.42はそれぞれ1号ポンプ及び2号ポンプ、61.
62はそれぞれ1号ポンプ41を駆動する1号モードル
及び2号ポンプ42を駆動する2号モードル、71.7
2はそれぞれ逆止め弁、9は給水管、10は給水管9に
配設された圧力センサーである。この圧力センサー10
は給水管路を流れる流体の圧力を検出し。
これに応じた直流の電気信号(電流又電圧)を発するも
のである。第2図はポンプ装置のポンプ41.42を変
速運転又は定速運転した場合の運転特性図であり、横軸
に水量Q、縦軸に圧力I(を取って示す0曲線eはポン
プ41.42いずれかが最高速度(100%)Nmax
で運転している場合のQ−H性能を示し、同様に曲ah
はポンプ41または42が最低速度Nm1nで運転して
いる場合のQ−H性能を示す、また、曲線aは変速ポン
プ(41または42)が最高速度N m a xで運転
し定速ポンプ(42又は41)と並列運転している場合
の合成したQ−H性能を示し、同様に曲線dは変速ポン
プが最低速度Nm1nで運転し、定速ポンプと並列運転
している場合の合成したQ−H性能を示す、変速ポンプ
の運転速度は連続的な無段変速であるが1便宜上、途中
段階の任意の運転速度N1. N、でのポンプのQ−H
性能を示すと曲線す、c、f、gとなる。第3図は制御
装置の信号の流れを示したブロック図であり、比例積分
器PIDは誤差増幅器OP、目標圧力設定ボリュームV
r、比例回路P、積分回路I、加算回路Aより成る。I
NVは可変速モードルの可変速制御装置で、本例の場合
には可変周波インバータ装置を使用しているが他の一次
電圧制御などの方式でも同様である。又、CH8は運転
順序切換及び増白、載台指令を行う切換制御装置で、C
TLは比例積分器PIDによって目標圧力設定ボリュー
ムVrと圧力センサー1がらの信号による偏差Es(E
、−E□)を比例積分して、変速指令制御信号を取り出
し、この信号を可変速制御装置INVに送り、これに応
じた速度で可変速モードル(61又62)を運転させる
とともに、切換制御装置CHSに運転順序切換、ポンプ
の増減指令制御を行なう制御装置である。
第1図〜第3図に於いて、今、便宜上、可変速ポンプを
41とし、使用水量がQHのとき、速度Nm1nでQ−
H曲、&!hで運転しているものとする。この状態で使
用水量がQHからQeに増加すると、これに伴って、吐
出し圧力H0を一定に保ちながら、運転速度はNm1n
からNL、 Nt、 Nmaxへ増速し、ポンプQ−H
曲線はhからg、f、eに変、化し、運転点はH点から
G、l−、E点へと移動する。
さらに使用水量がQeからQdに増加すると。
休止中のポンプが始動し、並列運転となり、運転速度は
NmaxからNm1nとなり、ポンプQ−H曲線はeか
らdに変化し、運転点はEからDに移動し、以下使用水
量に応じて、吐出し圧力を一定に保ちながら、可変速運
転及びポンプの増白。
載台運転を続ける。
しかし2以上の従来技術に於いては、可変速ポンプが最
高速度に達し、定速ポンプ又は可変速ポンプが増白され
るとき、あるいは可変速ポンプが最低速度で定速ポンプ
又は可変速ポンプと並列運転している状態よりポンプが
載台するときに極めて大きな圧力変動が生じ、使用器具
に悪影響を及ぼすという問題が生じていた。この圧力変
動にっいて第4図により詳しく説明する。第4図は発明
者らが前述の圧力変動が生じる時間の前後の運転速度の
変化及び給水管内の圧力変化の状態を測定して求めたも
ので、横軸に時間t、縦軸に運転速度及び給水管内の圧
力をとって示してある。
同図から次のことが判る。即ち、使用水量QeからQd
に増加すると可変速ポンプの運転速度は最高速度Nma
xに達している状態から減速してくるとともに、さらに
定速ポンプが始動するため使用水量Qdに対して1時間
t1ではポンプのQ−H性能曲線はaであるため、供給
量の方が大きく上回り、給水管内の圧力が変動し、前述
した比例積分器PIDは可変速ポンプの運転速度を最高
速度Nmaxより最低速度Nm1nに更新させようと働
くが、前記PIDの積分時間とゲインの関係から、実際
にはΔt工だけの制御遅れが生じ、目標圧力よりは極め
て大きな圧力変動HmaxOn、あるいはHmin、o
nを生じる。又、使用水量がQdからQeに減じると、
変速ポンプの運転速度は最低速度Nm1nに達している
状態がら増速しでくるとともにさらに定速ポンプは停止
するため、使用水量Qeに対して1時間t2ではポンプ
の性能曲線はhであるため、使用水量より供給量の方が
小さく、給水管内の圧力が変動し。
比例積分器PIDは可変速ポンプの運転速度を最低速度
Nm1nより最高速度Nmaxに更新させようと働くが
、実際にはΔt2だけの制御遅れが生じ、目標圧力より
は極めて大きな圧力変動Hmin  off、Hmax
  offを生じるのである。
〔発明の目的〕
本発明の目的は複数台の可変速ポンプ又は定速ポンプに
よって、可変速運転あるいは増白、載台運転を行い。ポ
ンプの吐出し圧力を連続的に一定に保つポンプ装置の複
数台ポンプの並列運転導入時、あるいは並列運転解除時
の圧力変動を小さく押さえることの可能な前記ポンプ装
置を提供することにある。
〔発明の概要〕
従来のこの種のポンプ装置では、従来技術で説明したよ
うに、比例積分器PIDの制御遅れによって、極めて大
きな圧力変動が生じていた。これは。
使用水量に対して、ポンプ装置の流速変化が生じるため
である。そこで、並列運転導入時及び並列運転解除時に
、使用水量に対する供給水量に急激な過不足の生じない
ようにすることを考え、これにはマイクロコンピュータ
を使用することによって、並列運転導入時に他のポンプ
を増白するとともに、可変速ポンプの運転速度を最高速
度から最低速度に減じ、並列運転解除時に増白した他の
ポンプを停止させるとともに可変速ポンプの運転速度を
最低速度から最高速度に増速するように制御すれば圧力
変動の生じないことを見いだした。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を第1、第5、第6.第7、第8
図により説明する。第5図は本発明の実施例の制御装置
の制御回路を示し、MCBは主回路用の遮断器、MC,
〜MC4は電磁接触器のコイル、MC,a ”MC,a
はその接点、INVは可変速モードルの運転速度を変え
るための可変周波インバータ装置(本実施例ではインバ
ータ装置を使用しているが、モードルの速度制御の手段
としては一次電圧制御、うず電流継手他の変速制御装置
でも良い。) TH□、TH2はモードルMユ1M2の
過負荷防止用のサーマルリレー、μaonは中央演算処
理装置cpu (以下CPUと略す。)、メモリM、電
源端子E、入力ポートINA、出力ポート0UTA、0
UTB、より構成されるマイクロコンピュータ、F□は
圧力センサー10から発信されるアナログ信号をディジ
タル信号に変換し。
前記マイクロコンピュータμconに読み込むためのA
/D変換器、F2はマイクロコンピュータμcanから
発信される速度指令信号(ディジタル信号)をディジタ
ル信号からアナログ信号に変換して、可変周波インバー
タ装置INVへ送るD/A変換器、Gは前記マイクロコ
ンピュータμCOnの出力ポート0UTAと接続するイ
ンターフェースを示し、トランジスターTr、〜Trい
リレーX、〜Xい抵抗R6〜R1゜より成り、たとえば
前記出力ポート0UTAより信号01(is)を出力す
ると、トランジスターTr4が導通し、リレーX4が付
勢して、電磁接触器MC4が付勢するものである。又、
XはトランスT、電源ユニットZ、始動、停止スイッチ
SS、前記した電磁接触器MC0〜MC4のコイル部な
どから成る操作回路部である。尚、電磁接触器MC□、
MC4が投入されると、モードルM1.M、は直接電源
R,S、Tと接続されて、定速運転を行ない、電磁接触
器MC。
又はMC,が投入されると、可変周波インバータ装[I
NVを介して、モードルM1又はM2は可変速運転を行
なうものである。同図に於いて、スイッチSSを入れる
と、トランスT、電源ユニットZを介して安定な電力が
マイクロコンピュータμConの電源端子Eに送られ、
運転準備が完了する。
第6図は本発明の実施例の運転特性図で、横軸に水量Q
、縦軸に圧力Hを取って示したもので、第2図と同一符
号を示すものは同様である。同図に於いてHlはポンプ
の増白指令圧力、F2はポンプの載台指令圧力で曲線に
は可変速ポンプ1台で運転している時の低速度N1の時
のQ−H性能で。
曲線eは可変速ポンプが運転速度N1で、定速ボンプと
並列運転している場合の合成性能である。
又1曲、iffは可変速ポンプが最低速度Nm1nで。
定速ポンプと並列運転している場合のQ−H合成性能で
1台数、増、減時の圧力変動を低く押さえるため、この
曲線と、可変速ポンプが最高速度Nmaxで運転してい
る時のQ −H性能面if上の目標圧力H0を満足する
点Fとが交わるように設定してある。即ち、可変速ポン
プが最高速度に達し、使用水量の増加に伴って、給水管
路9内の圧力が前記した増白圧力H工に達すると定速ポ
ンプを始動させて、前記可変速ポンプの運転速度をNm
axからNm1nへ変更し、この状態より、使用水量の
減少に伴って、給水管路9内の圧力が前記した載台圧力
H2に達すると、定速ポンプを停止させ、前記可変速ポ
ンプを最低速度Nm1nより最高速度Nmaxに変更す
るものである。
第7、第8図は制御装置第5図の制御の手順を示すフロ
ーチャートである。これらの図面により、更に詳しく説
明すると、マイクロコンピュータμQOnには第7、第
8図のフローチャートに従って、ポンプ装置の運転が進
められるように、プログラムを入れておき、まず、2ス
テツプの初期設定を次のように行なう。
メモリM1へ初期速度Ninのデーターを。
メモリM2へN1運転速度のデーターを。
メモリM、へ最低速度Nm1nのデーターを、メモリM
4へ最高速度Nmaxのデーターを、メモリM、へ変速
制御幅ΔNのデーターを、メモリM6へ増白圧力H1の
データーを。
メモリM7へ目標圧力H0のデーターを、メモリM、へ
載台圧力H2のデーターを、メモリM、へ電磁接触器M
C,、MC。
ONのデーターを。
メモリM、。へ電磁接触器MC,、MC,。
MC,ONのデーターを。
メモリM1□へ電磁接触器MCo、MC。
ONのデーターを、 メモリM12へ電磁接触器MC,、MC,、MC1ON
のデーターを。
それぞれ、各メモリに格納しておく。
マイクロコンピュータμcanは次の3〜6ステツプで
、電磁接触器(本例ではポンプ41用の接触器MC,、
MC,)を投入する指令を出力ポート0UTAより、イ
ンターフェイスGへ送るとともに、変速ポンプ41の運
転速度として初期速度Ninの指令を出力ポート0UT
BよりD/A変換器F2を介して、可変周波インバータ
装置INVへ送る。これにより、可変速ポンプ41は初
期速度Ninで運転を始める。尚1本実施例では初期速
度Ninとして速度N工のデータを入れである0次に、
ステップEl 9− 10で、予じめ記憶してある目標
圧力H0と圧力センサー8より発信された信号を比較し
、この結果、使用水量が減少して、目標圧力H0より圧
力センサーの発する信号の方が大きい場合には11ステ
ツプへ進んで。
減速処理を実行して、その速度を新しい初期速度Nin
としてメモリM1へ格納し、 (イ)へもどり、目標圧
力と圧力センサーの検出した圧力が一致するまでこれを
繰り返し、両者が等しい場合には変速しないで(イ)へ
もどる、目標圧力H0より圧力センサーの検出した圧力
が低い場合には。
12〜14ステツプへ進み、ここで、今運転している速
度と最高速度Nmaxとを比較し、最高速度Nmaxに
達していなければ、15ステツプで増速処理をして、そ
の速度を新しい初期速度Ninとしてメモリ間工へ格納
しくイ)にもどり、目標圧力と圧力センサーの検出した
圧力が一致するまで、これを繰り返す、最高速度Nma
xに達したならば1次の16〜18ステツプへ進み、増
白指令圧力H工と圧力センサーの検出した圧力とを比較
し、圧力センサーの検出した圧力がHlに達していなけ
れば14ステツプへもどるが、使用水量がQF以上に増
加して増白指令圧力H1以下に達した場合には19〜2
2ステツプで電磁接触器MC,、MC2、MC4ONの
データーを出力ポート0UTAより出力して、定速ポン
プとして42を始動させるとともに、変速ポンプ41の
運転速度を最高速度Nmaxより最低速度Nm1nに減
じる信号を出力ポート0UTBより出力する。
この結果使用水量に変化がなくQFであるとすれば、従
来技術で述べた供給水量に過不足の生じることがなく、
ポンプの運転点はF点上にある0次に、23ステツプで
、変速するのに必要な待ち時間を設けた後、24〜26
ステツプで、目標圧力H0と圧力センサーの検出した圧
力とを比較し、両者が等しい場合には、変速せず(ロ)
にもどり。
目標圧力H0より、圧力センサーの検出した圧力が低い
場合には28〜29ステツプで、全運転している速度が
最高速度Nmaxに達しているか否かを判定し、最高速
度Nmaxに達している場合には変速しないで(ロ)に
もどり、最高速度Nmaxに達していないければ30ス
テツプで増速゛処理を実行してその速度を新しい初期速
度NinとしてメモリM1へ格納して(ロ)にもどり、
目標圧力H0と圧力センサーの検出した圧力とが等しく
なるまでこれを繰り返す0判定した結果、目標圧力H0
より圧力センサーの検出した圧力が高い場合には31〜
33ステツプで全運転している速度が最低速度Nm1n
に達しているか否かを判定し、達していなければ34ス
テツプで、減速処理を実行して、その速度を新しい初期
速度NinとしてメモリM1へ格納し、(ロ)にもどり
目標圧力H0と圧力センサーの検出した圧力とが等しく
なるまでこれを繰り返す、又最低速度Nm1nに達して
いる場合には35〜37ステツプで、載台指令圧力H2
と圧力センサーの検出した圧力とを比較し、圧力センサ
ーの検出した圧力が載台指令圧力H2より低い場合には
33ステツプへもどり。
使用水量がQe以上に減少して、圧力センサーの検出し
た圧力がH2以上に達した場合には39〜41ステツプ
で電磁接触器MC,、MC2のみONのデーターを出力
ボート0UTAより出力して。
定速ポンプ42を停止させるとともに変速ポンプ41の
運転速度を最低速度Nm1nより最高速度Nmaxに増
速する信号を出力ボート○UTBより出力する。この結
果、従来技術で述べた供給水量に過不足の生ずることが
なく、使用水量に変化がなくQeであれば運転点はEで
ある。
このように本実施例によれば、複数台のポンプを増白、
載台する際に、供給水量と使用水量との間に極端なアン
バランスの生ずることがないので圧力変動を抑制する効
果がある。
以上の実施例は使用水量の増大に伴って、初めに運転し
た可変速ポンプが最高速度に達し、目標圧力よりも若干
低い複数台のポンプの増白指令圧力以下に達するごとに
運転していない他のポンプを遂次、始動させてゆくとと
もに、初めに運転した可変速ポンプの運転速度を前記増
白指令圧力点と可変速ポンプと定速ポンプの並列合成性
能曲線とが交わるような最低速度に変更し、可変速ポン
プと複数台のポンプの運転状態より、使用水量の減少に
伴って、前記変速ポンプが前記最低速度に達し、目標圧
力より、若干高い複数台ポンプの載台指令圧力以上に達
するごとに、運転しているポンプを遂次、停止してゆき
、可変速ポンプの運転速度を最低速度より最高速度に変
更してゆくものであり1台数増減時の大きな圧力変動を
抑制できるため、使用器具や配管などに悪影響を及ぼす
ことがなく安定した給水の出来る効果がある。
次に本発明の他の実施例を説明する。すなわち、この実
施例は、使用水量に応じて、ポンプの運転速度を変えて
給水を行なってゆくものに於いて。
前記ポンプを駆動するモードルの速度制御を行なう可変
速制御装置と給水管路に設けた圧力センサーと該圧力セ
ンサーの発する信号を入力し、演算処理して前記可変速
制御装置に変速制御信号を指令するマイクロコンピュー
タと、該マイクロコンピュータの入力ポートの割り込み
端子へ接続した前記可変速制御装置がトリップした時に
信号を発するインターフェースとで構成し、前記可変速
制御装置がトリップした時、この可変速制御装置から可
変速モードルを引きはずし、直接商用電源に接続して、
ポンプの間欠運転を行なうようにしたことを特徴とした
可変速ポンプを使用した給水装置である。
また、使用水量に応じて、ポンプの運転速度を変えて給
水を行なってゆくものに於いて、ポンプ装置のケーシン
グ、ベース、配管などの固有振動数と一致する可変速ポ
ンプの運転速度は出力しないようにした可変速ポンプを
使用した給水装置である。
さらに、可変速制御装置と可変速ポンプモードルを該可
変速制御装置に接続する電磁接触器とポンプモードルを
直接商用電源に接続する電磁接触器と前記可変速制御装
置に変速制御信号を指令するマイクロコンピュータと給
水管路に設けた圧力センサーと該圧力センサーの発する
信号をA/D変換して前記マイクロコンピュータの入力
ポートへ送るA/D変換器と前記マイクロコンピュータ
の出力信号によって、前記電磁接触器が開閉するように
なしたインターフェースと、同じく出力ポートより出力
される変速指令信号をA/D変換し、前記可変速制御装
置の入力端子に送るA/D変換器とで構成した可変速ポ
ンプを使用した給水装置である。
以下、このような実施例を第1図・第9〜第15図によ
り詳しく説明する。第1図は実施例のポンプ装置の構成
図を示し、すでに説明したものに圧力タンク11を付加
したものである。第9図は本発明の速度制御装置の制御
回路を示し、すでに第5図で説明した制御回路とほぼ同
様であり、同実施例では新たに1次のものを追加してい
る。には可変周波インバータ装置が不具合などによって
トリップする接点INVTaとプルアップ抵抗R1□、
ノットゲートNOTより成る第1のインターフェースで
あり、これよりの信号線を前記マイクロコンピュータμ
conの入力ポートINBの割込入力端子に接続する。
第10図は可変速運転をしたポンプの運転速度が変わっ
た場合のQ−H性能の変化を示したもので、1台のポン
プの例で示す、第11図は可変周波インバータ装置IN
Vがトリップした場合に、これを介さないで直接電源に
モードルを接続し、2台のポンプを運転した場合のポン
プのQ−H特性曲線を示したもので横軸に水量Q、縦軸
に圧力Hを示す0曲線aはポンプ1台のQ−H性能曲線
5曲線すは同一特性ポンプ2台の並列運転による合成し
たQ−H性能曲線で、圧力HLは先行ポンプ始動圧力、
H2は停止圧力。
同様に圧力H3は追従ポンプの始動圧力、H4は停止圧
力である。尚H3はH,以上に設定する。またはQ工〜
Q4はこれらの圧力に対応するポンプの吐出量である。
第12図はマイクロコンピュータμconが割り込み処
理を行なう時のメモリマツプを示す、即ち、可変周波イ
ンバータ装[INVがトリップした時、この信号が前記
マイクロコンピュータμconの入力ポートINBの割
り込み端子に送られると、この信号が優先的に処理され
1割り込みベクトルF F F Ft□* > 、 F
 F F E c、−+にストアされているメモリML
、MHヘジャンプし。
これ以降の処理を行なう、第13図・第14図はこの処
理を示すプログラムのフローチャート、第15図はポン
プの基本周波数とポンプベース、配管などの固有振動と
が一致しないようにするためのプログラムを示すフロー
チャートである。尚これらのプログラムは予じめメモリ
に記憶させである。第9図・第10図に於いて、今、ポ
ンプ41(モードル61)が水量Q0で、ポンプの特性
曲gC点の0点で運転しているものとする。この時使用
水量がQ4に変化したものとすると給水管9内の圧力は
上昇しH4となる。この時、圧力センサー10はこの圧
力を検出して電気信号を発する。
マイクロコンピュータμconはこの測定した圧力Hと
マイクロコンピュータμcan内に記憶している目標圧
力とを比較し、測定した圧力が高いのでΔNだけ、減す
る信号を、目標圧力H0と測定する圧力が一致するまで
繰り返し出力する。即ち、ポンプの運転速度はΔNずつ
減じ、運転点はO工→0□→Oj→04と移動し、圧力
はH3→H2→H3→H0と目標圧力に達する。同様に
使用水量が増加した場合には逆の掻作により目標圧力を
一定に保つ、又、第10図では図示していないが、使用
水量が増加し、1台のポンプでまかないきれない場合に
はもう一台のポンプを増合し、使用水量が減少して、需
要量より給水能力の方が上回ると。
1台のポンプを載台する。このように使用水量に応じて
、ポンプを増減して、給水圧力を一定に保ちながら給水
を行なってゆくものである。しかし、可変周波インバー
タ装置の不具合などでトリップするとポンプは停止し、
断水して日常の生活に支障をきたしてしまう、そこでこ
れを対策し改良した、本発明の実施例を具体的に説明す
る。第9・第12〜14図に於いて、前記した通り、可
変周波インバータ族!11NVがトリップすると優先的
に割込みベクトルが選択され、F F F F <1i
 >とFF F E <xi >番地にストアされてい
るメモリ番地ML、MH以降の命令を実行する0便宜上
ここでは。
第13図に示す1ステツプの先頭番地をML、MHとす
る。即ち、1ステツプで初期設定を行なう。
その内容は次の通りである。
メモリMAに先行ポンプの始動圧力H0に対応するデー
タを、メモリMBに先行ポンプの追従圧力H2に対応す
るデータを、メモリMCに追従ポンプの始動圧力H1に
対応するデニタを、メモリMDには追従ポンプの停止圧
力H4に対応するデータを、メモリMEに電磁接触器M
C0,MC1ONのデータを、メモリMFに電磁接触器
MC,。
MC,ONのデータを、メモリMGに電磁接触器MC,
、MCよ、MC4ONのデータを格納する6ただし、追
従ポンプの始動圧力H1は目標圧力H0以上に設定して
おく。
次に2ステツプで圧力センサー8の検出した圧力信号を
A/D変換器F1にてディジタル信号に変換した信号を
マイクロコンピュータμCO’nの入力ポートINAよ
り入力し、Aレジスターにロードする。3ステツプでB
レジスターにメモリMA(先行ポンプの始動圧力H8の
データ)のデータを転送し、4ステツプでインデックス
レジスターIX’、Oクリアして5ステツプでAレジス
ターとBレジスターの内容を比較する。その結果、Aレ
ジスターの方が大きく先行ポンプの始動圧力に達してい
なければ始動圧力に達するまで再度このステップの処理
を繰り返し、Aレジスターの方が小さく先行ポンプの始
動圧力H1以下に達しておれば、6ステツプへ進み、こ
こでインデックスレジスターIXのLSD (boビッ
ト)が0がどうか判定する。0であればAレジスターに
1号ポンプON即ちMC,、MC□、ONのデータの入
っているメモリMEの内容をロードし、0でなければ8
ステツプでAレジスターに2号ポンプONのデータMC
,、MC,の入っているメモリMFの内容をロードする
。説明のため今1便宜上、Aレジスター内にメモリME
のデーターがロードされているものとする。そして次に
、9ステツプでAレジスター内のデータを出力ポート0
UTAより出力すると、トランジスターTr、、Tr、
が導通し。
リレーX、、X□が付勢し、電磁接触器MC,、MC□
が付勢する。このため、これらの接点MC0a。
MC1aが閉じ、モードル間工は可変周波インバータ装
置INVを介することなく、直接電源R,S。
Tに接続されて、運転を始める。10ステツプではイン
デックスレジスターIXをインクリメントし、11ステ
ツプでは始動時の圧力脈動で圧力センサーが取り込まな
いように必要な時間の待ち時間tを実行し、12ステツ
プで、圧力センサー8の検出した信号を入力ポートエN
Aより入力し、Aレジスターにロードし、13ステツプ
で、先行ポンプの停止圧力H2のデータの入っているメ
モリMBの内容をBレジスターにロードする。そして、
14ステツプで圧力センサー8にて検出した圧力が、停
止圧力H2以上に達しているかどうかの判定を実行する
。この結果、圧力センサー8の検出した圧力が停止圧力
H2以上に達している場合には17ステツプにジャンプ
し、始動頻度を抑制するのに十分な一定時間tの待ち時
間を実行した後、16.15ステツプを実行して運転し
ている1号ポンプ41を停止させ、5ステツプヘジヤン
プし、再度これ以降の処理を実行する。ただし、10ス
テツプを実行するたびにインデックスレジスターをイン
クリメントしているため6ステツプでのインデックスレ
ジスターIXのLSD(b。
ビット)は交互に0,1となり、1号ポンプと2号ポン
プが交互運転を行なうことになる。14ステツプで判定
した結果、圧力センサー10の検出した圧力が停止圧力
H2より低い場合には、同様にして18,19.20ス
テツプで今度は給水管路9内の圧力が追従ポンプの始動
圧力H1以下に達しているかどうかの判定を実行し、こ
の結果。
達してなければ12ステツプヘジヤンプして、これ以降
の処理を再度実行し、始動圧力H1以下に達している場
合には21.22ステツプでメモリ)MG (並列運転
MC,、MC,、MC,ON)のデータを出力ボート0
UTAより出力する。この結果、トランジスターTr、
、TrいTr、が導通し、リレーX、、 X、、x4が
付勢し、電磁接触器MC,、MC,、MC,が付勢して
、これの接点MC,a、MC,a、MC,aを閉じる。
このためモードルMいM2はインバータINVを介する
ことなく直接電源R,S、Tに接続され、2号ポンプ(
2号ポンプが先行した場合には1号ポンプが追従)が追
従し、並列運転となる。この後、23ステツプで前述と
同様の理由で一定時間の待ち時間を実行した後、24ス
テツプ以降を実写する。
24.25.26ステツプでは給水管路9内の圧力が追
従ポンプの停止圧力H4以上に達しているかどうかの判
定を実行し、達していない場合には27ステツプを実行
した後、再度24ステツプへ戻り、これ以降の命令を実
行し、達している場合には29ステツプでインデックス
レジスターIXのboビットがOか否かを判定し、0の
場合には30.32ステツプで1号ポンプを残し、2号
ポンプを停止させ、1の場合には31.32ステツプで
2号ポンプを残し、1号ポンプを停止させる。
これらの命令を実行したら9ステツプへ戻り、割り込み
が解除されるまで(インバータ装[INVのトリップが
解除されるまで)以上の動作を繰り返し実行する。
さて、それでは次に別の実施例について説明する。ポン
プの圧力脈動の基本周波数とポンプケーシング、ベース
、配管などの固有振動数とが一致すると共振して振動騒
音を生じる。すなわち、ポンプは羽根車の羽根の後縁が
ポリュートケーシングの巻き始め部を通過するたびに圧
力脈動を生じ、羽根車とケーシングのかん渉により騒音
が生じる。
この圧力脈動の基本周波数は f=Z゛n       ・・・・・・・・・・・・(
1)となる。
ここで  2:羽根車の羽根枚数 n:回転速度(rpm)である。
また、一般的に振動の固有振動数fは次の2式で求める
ことができる。
ここで  k:バネ定数 W:重量 g:重力の加速度である。
従って、ポンプ装置が振動騒音を生ずることなく安定し
た運転を行なうためには、この基本周波数とポンプケー
シング、ベース、配管などの固有振動数とが一致しない
ようにすれば良い、第9図、第15図に於いて、1ステ
ツプで次のように初期設定を行なう。
メモリM1に目標圧力H0のデータを メモリM2に初期速度NinのデータをメモリM、に最
低速度Nm1nのデータをメモリM4に最高速度Nma
xのデータをメモリM、に変速制御幅ΔNのデータをメ
モリM6に電磁接触器MC,、MC,、ONのデータを メモリM7にポンプケーシングの固有振動数f1データ
を メモリM、にポンプベースの固有振動数f2のデータを メモリM、に配管の固有振動数f3のデータをそれぞれ
格納しておく、尚、これらの固有振動数は前述の(2)
式により求めるが、形状が複雑なケースなどで計算が困
難な場合などは打撃法などにより測定して求めることも
できる0次のステップで、Aレジスターに0揺圧力H6
の入っているメモリM1のデータをロードし、3ステツ
プで入力ポートINAより給水管路9内の圧力を圧力セ
ンサー10で検出して入力し、5ステツプで目標圧力H
aと圧力センサー10の検出した圧力とを比較し、この
結果、圧力センサー10の検出した圧力が目標圧力H0
より高い場合には4ステツプにジャンプしてt秒間の待
ち時間を実行した後。
再び3ステツプへもどって、これ以降の処理を続ける。
圧力センサー10の検出した圧力が目標圧力H0以下に
低下している場合には6.7ステツプで初期速度Nin
のデータを出力ボートOUTBより出力して、可変速ポ
ンプを初期速度で始動できる状態にする1次の8,9ス
テツプでポンプ41、モードル61用の電磁接触器投入
用のデーター(本例では説明の便宜上ポンプ41、モー
ドル61としたがポンプ42.モードル62でも良いの
はもちろんである。)を出力ボート0UTAより出力す
るこのため可変速ポンプは初期速度で運転を始める。1
0ステツプで、始動後圧力が安定するのに必要な時間の
待ち時間(タイムデイレ−)を実行し、11ステツプで
再度、給水管路9内の圧力を圧力センサー10にて検出
し、入カポ−)−INAより入力してAレジスターにロ
ードし、12ステツプで目標圧力H0と圧力センサー1
0の検出した圧力とを比較する0判定した結果、目標圧
力H0より圧力センサー10の検出した圧力の方が高い
場合には13ステツプヘジヤンプして。
初期速度のデータをAレジスターにロードし、14ステ
ツプで初期速度Ninと最低速度Nm1nとを比較し1
等しい場合には変速せず、初期速度のデータの方が大き
い場合には15.16ステツプで初期速度Ninのデー
タより変速制御幅ΔNのデータを減、じ、17ステツプ
で各固有振動数データの入っているメモリM1、Ml、
M、のデータをビット反転させ、18ステツプでビット
反転したメモリM7、M、、 M、のデータ(反転して
いるのでここではM、、 M、、M、という表現をする
。)とAレジスターのデータ(初期速度Ninより変速
制御幅ΔNを減じたデータが入っている。)とを各々A
ND演算してAレジスターにロードするとともに前述の
固有振動数と一致する運転速度はマスクする。19ステ
ツプでは、こうして求めた運転速度(Aレジスターにロ
ートされている。)を新しい初期速度のデータとしてメ
モリM2にストアし、20ステツプでこの新しい運転速
度のデータを出力ボート0UTBより出力し減速する。
そして29ステツプで、変速後に圧力が安定するのに必
要な時間だけの待ち時間を実行し、11ステツプへ戻り
、ここより処理を続は圧力センサー10の検出した圧力
が目標圧力H0以下になるまで前述したAのループを繰
り返し実行する。12ステツプでの判定が等しくなった
ら、変速せず29ステツプに進み、12ステツプで判定
した結果。
圧力センサー10の検出した圧力が目標圧力H0より低
くなったら、21ステツプへジャンプする。
前述したループAと同様の処理を実行するがこのループ
Bでは初期速度Ninに変速制御幅ΔNを加え、目標圧
力と圧力センサーの検出した圧力が一致するまで繰り返
し増減処理を行なう。
以上のように、本実施例によれば1本来、可変速モード
ルの速度制御、運転順序制御他の目的に使用したマイク
ロコンピュータの割り込み機能を利用して、可変周波イ
ンバータ装置がトリップした時に、これを介さないで直
接、電源に切替え接続し、ポンプの運転を続けるので、
断水しないのはもちろん、マイクロコンピュータのコス
トパフォーマンスを向上させることができる。又、ポン
プケーシング、ベース、配管などの固有振動数と一致す
るような運転速度はマスクして、出力しないようにして
あるので共振することがなく、異常な振動、騒音の生じ
ることがない。
なお、すでに説明した実施例ではポンプおよび配管系の
振動条件をあらかじめ記憶装置に記憶した後、ポンプの
運転制御を行なうように構成したが、これは、ポンプあ
るいは配管系に振動センサあるいは音響センサを取り付
け、初回あるいは一定期間毎にポンプの運転を行なうこ
とによって、振動の生じ易い速度範囲を検出して記憶し
、この速度範囲を記憶した後は、この速度範囲を飛び越
してポンプの増速・減速を行なうように構成することも
できる。
さらに、第16図から第22図に示す他の実施例を説明
する。まず第16〜第19図により説明する。第16図
は給液装置の構成図で1は受水槽2は吸入管、31,3
は仕切弁、4はポンプ、6はポンプ4を駆動するモード
ル、8は逆止め弁。
11はポンプ停止時に液体を保有するための圧力タンク
、10は給水管9に設けられ、間管の圧力を検出し、こ
れに応じた電気信号を発する圧力センサー、12は流量
センサーである。第17図は実施例の制御装置の制御回
路を示し、MCBは主回路用のしゃ断器、MCは電磁接
触器のコイル、MCaはその接点、INVは可変速モー
ドルの回転速度を変えるための可変周波インバータ装置
(本実施例では可変周波インバータ装置を使用している
が、モードルの運転速度を変える手段としては一次電圧
制御、うず電流継手他の変速制御装置でも良く、これら
に制限されるものではない、)THは過負荷防止用のサ
ーマルリレー、μcanは、中央演算処理装置(以下、
CPUと略す、)メモリM、電源端子E、入力ポートI
NA、INB、出力ポート○UTA、0UTBより構成
されるマイクロコンピュータ、Fは圧力センサー8の発
するアナログ信号をディジタル信号に変換し。
その信号を前記入力ポートINAへ送るA/D変換器、
又、F2は前記マイクロコンピュータμConより出力
する速度指令信号(ディジタル信号)をアナログ信号に
変換して、前記可変周波インバータ装置INVの入力端
子へ送るA/D変換器である。さらにXはトランスT、
電源ユニットZ、始動、停止スイッチSS、S磁接触器
のコイルMc、  トランジスターTr、リレーXi、
・抵抗R1から成る操作回路部である。尚、本実施例で
は前記トランジスターTrのペースに前記出力ポート0
UTAのbOビットと接続してあるので、同ポート0U
TAよりO工(1,、のデーターを出力すると、同トラ
ンジスターTrが導通し、リレーx1及び電磁接触器M
Cが付勢するのである。さらに。
入力ポートINBは流量センサー9の接点FSを抵抗R
2でプールアップして接続してあり、この接点FSが閉
じた時2前記入力ボートINBの接続部ビットが0とな
り、この信号をμconへ読み込む。あるいは流量セン
サーは接点出力形ではなく、電気信号(電流又は電圧)
出力形を使用し。
A/D変換器を設けて、この信号を入力ポートエNBよ
り読み込むようにしても良く、これらには制限されない
、又、しゃ断器MCBを投入し、スイッチSSを閉じる
とトランスTを介して、電源ユニットZから安定した電
力がマイクロコンピュータμconへ送られ運転準備が
完了するものである。第18図は本実施例のポンプ装置
の運転特性図で横軸に水量Q、縦軸に圧力Hを取って示
す。
同図に於いて、Hoは目標圧力、H□はポンプ4停止時
の最高上昇圧力でタンク11の保有圧力、F2はポンプ
4再始動時の圧力1曲線aはポンプの運転速度が最高速
度Nmaxの時のポンプのQ−H性能を示し、同様にそ
れぞれ曲線は運転速度N1、曲1icは運転速度N2、
曲線dは最低速度Nm1n1曲線eは停止速度N3、曲
線fは再始動時の速度N4の時のポンプのQ−H性能を
示し、水量Qminはポンプ停止指令水量であり、前記
流量センサー12はこの値が設定されている。尚、最低
速度Nm1nはポンプ4停止指令流量Qminと曲線d
とがイ点で交わることを満足する速度に定め、同様に停
止時速度N、はポンプ停止指令流量Qminと曲線eが
イ′点で交わることを満足する速度に、再始動時の速度
N4はポンプ停止指令流量Qminと曲線fがイ”点で
交わることを満足する速度に設定し、圧力H1、F2、
HOはたとえば次の関係条件を満足するように定める。
ここで、t工:使用水量がQminの時、再始動圧力H
2より目標圧力H0へ 低下するまでの時間 ■o:目標圧力H0の時のタンク内 空気容積 F2:再始動圧力H2の時のタンク内 空気容積 H:タンクの初期圧力(絶対圧力で 示す) ■ =初期圧力Hの時のタンク内空気 容積 Qmin:ポンプ停止時の水量(ポンプが加熱すること
なく、落水するこ とのない水量で約10〜501 7m1n程度) H2:再始動圧力(絶対圧力で示す、)H工:保有圧力
 (絶対圧力で示す、)vl:保有圧力H1の時のタン
ク内空気容量 t2:使用水量がQminの時、保有圧力H1より、再
始動圧力H2へ低 下するまでの時間である。
即ち、ポンプ4は停止して、再始動圧力H2により始動
するが速度N、に達するまでに数秒の加速時間を要する
。従って、この間に圧力が目標圧力H0以下に低下しな
いように(3)、(4)式を満足するH2を定めるので
ある。又、ポンプ4が始動・停止の繰り返しによりモー
ドル5が焼損しないように(5)、(6)式により十分
な停止時間t、を確保し、保有圧力H工を定めるのであ
る。
ただし、圧力タンクの容量が加速する数秒間に圧力タン
クの保有水量で、需要液量をまかなうことのできる十分
なタンク容量となっている場合には再始動圧力H2をH
oとじても支障ないところで、ポンプ4は使用水量の変
化に伴って、給水管9内の圧力をHoに一定に保ちなが
ら運転速度をNm1nより、Nmaxまで連続的に変え
ながら、末端の水栓13へ給水を行なって行くものであ
る。
イ、口、・・・・・・へ点はその時の運転点である。
第19図は本実施例の制御装置の制御の流れを示すフロ
ーチャートであり、特に制御の流れを本実施例のみに制
約するものではない、さらに、このフローチャートの流
れに従って実行されるようプログラムしマイクロコンピ
ュータに記憶してある。それではこれらの図面を使用し
て詳細に説明する。第19図では初期値の設定を略して
あるが、目標圧力H0,最低速度Nm1n、最高速度N
max、初期速度Nin、変速制御幅ΔN、ポンプ停止
時速度N3、再始動時速度4、再始動圧力H2、ポンプ
停止指令流量Qminなどのデータの設定は行なっであ
るものとする。5.6.7ステツプで、目標圧力H,と
圧力センサー10の検出した圧力とを比較し、圧力セン
サー10の検出した圧力が目標圧力H1より小さい場合
には20ステツプ以降の命令を実行するが、夜間時など
のように使用水量が少なく、前記判定した結果、圧力セ
ンサー10の検出した圧力の方が高い場合には、8.9
.10ステツプで、全運転している速度が最低速度Nm
1nに達しているか判定し、達していなければ16〜1
9ステツプを実行して、目標圧力と圧力センサーの検出
した圧力とが一致するまで全運転している速度より変速
制御幀ΔNだけ減じて4ステツプへもどつ、このループ
を繰り返し。
もし、最低速度Nm1nに達していたら、次の11ステ
ツプに進み、ここで、流量センサー12がポンプ4の停
止流量Qminを検出したかどうかを判定し、検出して
いなければ10ステツプへもどって、ここより再度実行
するが、停止流量Qminを検出したら次の12ステツ
プで、ポンプの始動・停止の頻度が十分となる時間だけ
のタイムデイレ−を実行し、この間、ポンプ4は最低速
度Nm1nで運転を続け、この後、13.14,15ス
テツプで停止時の運転速度N、を加速するのに必要な時
間だけ出力して、ポンプを停止させ、2ステツプへもど
る。この時、使用水量がQminで変化していなければ
、圧力タンク11及び給水管9内の圧力はHlへ昇圧す
る。従ってこの間はタンク保有液量で給液し、次に、2
ステツプで。
圧力タンク7及び給水管9内の圧力を圧力センサー10
によって検出し、これがポンプ4再始動圧力H2以下に
達しているか判定し、達していない場合は達するまで判
定を実行し、この結果、圧力タンク11からの流出によ
り圧力タンク内圧力が低下し再始動圧力H2以下に達し
た場合には、3ステツプで速度N4を出力して、ポンプ
を再始動する。以下、夜間時などのように使用水量が少
ない場合には前述の作動を繰り返す、又、使用水量が増
大すると、7ステツプでの判定結果は、圧力センサー1
0の検出した圧力が目標圧力H0より低くなり、この結
果、20ステツプ以降の命令を実行し、全運転している
速度が最高速度に達していなければ、前記目標圧力と圧
力センサーの検出した圧力が一致するまで、全運転して
いる速度よリ、遂次、変速制御幅ΔNだけ増速してゆく
ものである1以上のように本実施例によれば、ポンプ停
止時に、最高速度を出力してポンプを停止させないので
給水管内の圧力変動を低く押さえることができるばかり
でなく、圧力タンクを小形化することができるので給液
装置の設備費を安価にすることができる。又、夜間時な
ど使用水量が少なくなるとポンプは停止し、始動する時
には適正な速度始動するため始動電流を押さえることが
でき。
運転動力費を軽減することができる。
次に、第16図、第17図さらに第20図により他の実
施例を説明する。運転特性図20図は第18図の速度N
m1nとN、との間に途中の運転速度N6、N、及びこ
の時のQ−H性能g、iを追加したものである。尚、本
実施例では、途中の運転速度N、、 N、を2段階とし
たが、これにとられれるものではなく必要に応じて何段
階としても良い、これは、ポンプが停止する際に、−度
に停止速度N、を出力して、ポンプ4を止めるのではな
く、途中段階の運転速度N、、 N&を出力して、徐々
に、運転速度を増し、圧力タンク内の圧力を昇圧して止
めるようにしたもので、たとえば第19図の10〜15
ステツプ及び1〜2ステツプを第22図に示すフローチ
ャートのようにマイクロコンピュータのプログラムを変
更すれば実現できる。
即ち、同図に於いて、11ステツプで流量センサー12
がポンプ停止指令水量Qminを検出したら、12ステ
ツプでt2時間だけタイムデイレ−を実行して、最低速
度Nm1nで運転を続けた後、Cステップで、速度N、
を出力し、Dステップでポンプの加速時間以上の待ち時
間t、を実行し。
Eステップで再度、流量センサー12が停止指令水量Q
minを検出しているか判定し、検出している場合には
次のF、Cステップで加速時間以上の待ち時間t4の間
で速度N6を出力し、Jステップで再々度、流量センサ
ー12が停止水量Qminを検出しているか判定し、検
出している場合には13.14ステツプでt6時間だけ
(加速するのに必要な時間以上)、速度N、を出力し、
この後、ポンプ4を停止して2ステツプへもどる。この
2ステツプでの判定結果、給水管9内の圧力がH2以下
に低下している場合には前述同様に再始動時速度N4を
出力する前に、途中の速度N6をt□待時間加速するの
に必要な時間以上の時間)だけ出力する。尚、ポンプの
発停頻度を十分に低く押さえるためにこれを考慮して、
t2、t□、tいt、を適当に決めることもできる0以
上のように。
本実施例では、ポンプが停止する時、あるいは再始動す
る時に、途中段階の速度を徐々に出力して。
運転速度及び圧力の急激な立ち上がりを押さえているの
で、給水管内の圧力変動をさらに低く押さえることが可
能となり、始動流量を一層低く押さえることが可能とな
る。
さて次にさらに他の実施例を第21図により説明する。
同図は最低速度N m i nをこれのQ−H性能曲線
dの締切圧力Sが目標圧力HOと接するように定めたも
ので、マイクロコンピュータμConが最低速度Nm1
n出力したら、ポンプ4を停止させ、前2つの実施例と
同様の作動を行なうようにしたもので、詳細な説明は前
述と重複するので略す、これによれば流量センサー12
を省略することができるのでそれだけ給液装置のコスト
を下げることができる。このような実施例によれば、ポ
ンプ停止時の速度をポンプの発停頻度が十分満足する範
囲内で低く定め、ポンプ再始動時の速度を給水管内圧力
及びタンク内圧力が再始動時の加速時に目標圧力より低
下しないように定めたので圧力変動を小さく押さえるこ
とができ、使用器具に悪影響を及ぼさない効果がある。
又、始動電流を低く押さえることができるので運転動力
費を低減することができる効果がある。さらに、マイコ
ン制御により制御装置を単純化し、圧力タンクも小形化
できるので、安価な給液装置を得ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、ポンプとこのポンプの吐
出し側に配設した給水管路と、この給水管路に設けた圧
力センサーによって構成され、使用水量に応じて給水を
行なってゆくものに於いて、予じめ記憶してある目標圧
力と実際に測定した給木管路内の圧力とを比較し、Ws
定した圧力が目標圧力と一致するように可変速ポンプを
駆動する可変速モードルの速度制御を行なう可変速制御
装置と、前記圧力センサーの発する信号を入力し、予じ
め記憶してあるプログラムに従って演算処理し。
前記可変速制御装置に変速指令するマイクロコンピュー
タとを備える可変速ポンプを使用した給液装置を提供す
るものであり1本発明によれば、従来に比べ非常に安定
したポンプの運転を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的な実施例の構成を説明するため
のポンプ装置の構成図、第2図はポンプ装置のポンプを
定速運転、あるいは可変速運転した場合の運転特性図、
第3図は従来のポンプ装置の制御装置の構成を説明する
ためのブロック図、第4図は従来のポンプ装置の運転中
の圧力変化を説明するための線図、第5図は本発明の基
本的な実施例の制御装置の制御回路を示すブロック図。 第6図は第7図に示す実施例の運転特性図、第7図およ
び第8図は第5図に示す実施例の基本的な動作を説明す
るためのフローチャート、第9図は本発明の他の実施例
の制御回路を示すブロック図、第10図および第11図
は第9図に示す実施例の運転特性図、第12図は第9図
に示す実施例のメモリマツプの一部を示す略図、第13
図および第14図は第9図に示す実施例の動作を説明す
るためのフローチャート、第15図はさらに他の実施例
の動作を説明するためのフローチャート、第16図はさ
らに他の実施例の構成を説明するためのポンプ装置の構
成図、第17図は第16図に示す実施例の制御装置の制
御回路を説明するブロック図、第18図は第16図に示
す実施例の運転特性図、第19図は第16図に示す実施
例の動作を説明するためのフローチャート、第20図は
第16図に示す実施例の他の運転方式を説明するための
運転特性図、第21図は第16図に示す実施例のさらに
他の運転方式を説明するための運転特性図、第22図は
第20図に示す運転方式を実現するための制御装置の動
作を説明するためのフローチャートである。 9・・・給水管路、10・・・圧力センサー、41.4
2・・・ポンプ、INV・・・可変速制御装置、μco
n・・・マイクロコンピュータ、Ml、M2・・・電磁
接触器。 ○UTA、0UTB・・・T10ボート、F2・・・D
/A変換器、G・・・インターフェイス。 図面の浄書(内容に変更なし) 弗  1  図 第 図 αH ユe ユJ A −一一一−θ 図 く→−よ 第 図 第 凹 第 乏 第 図 a→ 第 凹 第 図 (Lm〜 第 図 α −− 第 凹 flsノ〜 θ→ QiiyttJ θ→ 第 q 凹 第 図 手続補正書 (方式) %式% 補正をする者 事件との関係 特許出頭人 名 称 (510)株式会社 日 立 製 作 所 代 理 人 居 所 〒 100 東京都千代田区丸の内−丁目5番1号 株式会社 日立製作所内 補正命令の日付 平成1年8月 29日 補正の対象 図 面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ポンプと、このポンプの吐出し側に配設した給水管
    路と、この給水管路の圧力を検出する圧力センサーと、
    予じめ記憶してある目標圧力と前記圧力センサーに依っ
    て測定した給水管路内の圧力とを比較し、測定した圧力
    が目標圧力と一致するように可変速ポンプの運転速度を
    制御するための変速指令を出力するマイクロコンピュー
    タと、前記変速指令を受けて前記ポンプの速度を制御す
    る可変速制御手段とを有しており、前記マイクロコンピ
    ュータは更に、特定の周波数をジャンプした周波数指令
    を前記可変速制御装置に出力するように構成してあるこ
    とを特徴とする給液装置。
JP10000189A 1989-04-21 1989-04-21 給液装置 Pending JPH0264294A (ja)

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JP10000189A Pending JPH0264294A (ja) 1989-04-21 1989-04-21 給液装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013256869A (ja) * 2012-06-11 2013-12-26 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 給水ポンプ装置

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JP2013256869A (ja) * 2012-06-11 2013-12-26 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 給水ポンプ装置

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