JPH0262774B2 - - Google Patents

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JPH0262774B2
JPH0262774B2 JP23252887A JP23252887A JPH0262774B2 JP H0262774 B2 JPH0262774 B2 JP H0262774B2 JP 23252887 A JP23252887 A JP 23252887A JP 23252887 A JP23252887 A JP 23252887A JP H0262774 B2 JPH0262774 B2 JP H0262774B2
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JP
Japan
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truck
coffin
cart
crematorium
furnace
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JP23252887A
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JPS6475807A (en
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Teruo Ara
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NAGOYA HAKUAI SHISETSU KK
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NAGOYA HAKUAI SHISETSU KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、火葬炉の前部に前室を有し、この
前室のさらに前部に炉前ホールを有し、この火葬
炉、前室および炉前ホールが仕切り扉を有した開
口で連通している火葬炉設備に設置される火葬炉
用台車に関する。
(従来の技術) 一般に、火葬炉は炉本体の背壁にバーナが設け
られ、前壁に搬入口が設けられている。この搬入
口には断熱扉が開閉可能に設けられ、棺を棺載置
台車とともに炉本体の内部に搬入するようになつ
ている。したがつて、炉本体の底部には前記棺載
置台車を案内するレールが設けられ、フロアを走
行可能な台車移動車を前記炉本体の搬入口まで移
動させ、その上部に載せた前記棺載置台車を搬入
口から炉本体の内部に移動することによつて棺を
棺載置台車とともに炉本体の内部にセツトでき
る。
前述のように、火葬に際しては火葬炉の搬入口
に設けた断熱扉を開放し、棺を棺載置台車ととも
に炉本体の内部に納め、断熱扉を閉じてから着火
することにより、火葬し、火葬が終了したら前記
断熱扉を開放して遺骨の載つた棺載置台車を前記
搬入口から引き出すようになつている。したがつ
て、棺載置台車の炉本体に対する出入れ時には搬
入口の断熱扉は開放したままとなつており、しか
も火葬炉の前部は炉前ホールとなつているため、
炉前ホールから炉本体の内部を見通せる状態にあ
る。また、炉本体の内部は遺体を火葬する関係
で、どうしても炉本体の内壁が汚染され、これを
避けることが難しいが、炉前ホールから遺族が炉
本体の内部を見た場合に不快に感じることがあ
る。
このような事情に鑑みて火葬炉の前部に前室を
設け、この前室の前部に炉前ホールを設け、これ
らの間を仕切り壁、すなわち火葬炉と前室との間
を断熱扉で、前室と炉前ホールとの間を化粧扉で
仕切り、化粧扉を閉じた状態で断熱扉を開閉する
ようにした前室付きの火葬炉設備が知られてい
る。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、前述のように前室付き火葬炉設備
は、火葬炉と炉前ホールとの距離が長くなり、し
かも炉前ホールで移動車から棺載置台車への棺の
移載および遺骨の載つた棺載置台車の移動車への
移載を行なうため、棺載置台車の移載が困難であ
つた。
この発明は、前記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、前室付き火葬炉設
備で、火葬炉と炉前ホールとの距離が長くなつて
も台車移動車から棺載置台車への棺の移載および
遺骨の載つた棺載置台車の台車移動車への移載を
容易に行なうことができる火葬炉用台車を提供す
ることにある。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段及び作用) この発明は、火葬炉の前部に前室を有し、この
前室のさらに前部に炉前ホールを有し、この火葬
炉、前室および炉前ホールが仕切り扉を有した開
口で連通している火葬炉設備に設置されるもの
で、前室のフロアに前後方向に沿つて設けた下部
フレームと、この下部フレームの上部に前後方向
に移動自在に設けた中間台車と、この中間台車の
上部に前後方向に移動自在に設けた上部台車と、
この上部台車の上部に前後方向に移動自在に設け
た棺載置台車とから構成し、前記中間台車におよ
び上部台車にその前後方向に離間して設けた回転
体、この回転体間に掛渡した索条およびこの索条
の中途部と前記下部フレームおよび上部台車とを
連結し、走行する索条によつて前記中間台車およ
び上部台車を前後方向に駆動する連結部材を設
け、前記上部台車に掛渡した索条と前記棺載置台
車とを連結し、走行する前記索条によつて前記棺
載置台車を前後方向に駆動する連結部材を設け、
中間台車に設けた索条によつて中間台車および上
部台車を移動させ、上部台車に設けた索条によつ
て棺載置台車を移動させ、火葬炉、前室および炉
前ホールの間を移動できるようにしたことにあ
る。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図〜第3図において、1は火葬炉で、この
前部には前室2が設けられている。前室2の前部
には炉前ホール3が設けられている。火葬炉1と
前室2との間には仕切り扉としての断熱扉4が開
閉可能に設けられ、前室2と炉前ホール3との間
には仕切り扉としての化粧扉5が開閉可能に設け
られている。
前室2のフロア6の中央部には前後方向に沿つ
て下部フレーム7が設けられている。そして、こ
の下部フレーム7の上部には中間台車8が設けら
れ、この中間台車8の上部には上部台車9が設け
られている。さらに、この上部台車9の上部には
棺載置台車10が設けられている。
前記中間台車8について説明すると、台車本体
11の両側には複数個の車輪支持体12…が突設
され、これら車輪支持体12…には前記フロア6
上を転動する車輪13が設けられている。また、
台車本体11の下部にはローラ支持体14…が突
設されていて、これらローラ支持体14…には前
記下部フレーム7を挟持するように両側面を転動
するガイドローラ15が設けられている。したが
つて、中間台車8は前室2の前後方向に移動自在
に構成されている。さらに、前記台車本体11の
前端部および後端部には回転体としてのスプロケ
ツト16,16が回転自在に軸支されていて、こ
の後部側のスプロケツト16は下部モータ17と
直結されている。前記スプロケツト16,16間
にはエンドレスの索条としてのチエーン18が掛
渡されており、チエーン18は台車本体11の前
後方向に亘つて周回している。さらに、第4図に
示すように前記下部フレーム7の前端部における
上面には取付片19が突設され、また、これと対
向する前記チエーン18の中途部にはチエーン1
8を形成するローラリンクプレート20と一体に
突設された取付片21が設けられている。そし
て、前記取付片19と21とは連結部材22によ
つて連結され、前記中間台車8を前後方向に移動
させるようになつている。
すなわち、前記下部モータ17の駆動力によつ
て一方のスプロケツト16が回転すると、チエー
ン18を介して他方のスプロケツト16が回転す
る。したがつて、チエーン18は自ら走行しよう
とするが、チエーン18は連結部材22を介して
下部フレーム7に連結されているために、中間台
車8に駆動力が伝達されて中間台車8が前室2の
前後方向に移動するようになつている。
つぎに、前記上部台車9について説明するが、
基本的には前述した中間台車8と同一であつて、
台車本体24の両側には複数個の車輪支持体25
…が突設され、これら車輪支持体25…には前記
フロア6上を転動する車輪26が設けられてい
る。また、台車本体24の下部にはローラ支持体
27…が突設されていて、これらローラ支持体2
7…には前記中間台車8の台車本体11を挟持す
るように両側面を転動するガイドローラ28が設
けられている。したがつて、上部台車9は前室2
の前後方向に移動自在に構成されている。さら
に、前記台車本体24の前端部および後端部には
スプロケツト29,29が回転自在に軸支されて
いて、この前部側のスプロケツト29は上部モー
タ30と直結されている。前記スプロケツト2
9,29間にはエンドレスのチエーン31が掛渡
されており、チエーン31は台車本体24の前後
方向に亘つて周回している。さらに、前記台車本
体24と前記中間台車8のチエーン18とは第4
図に示した連結部材22と基本的に同一の連結部
材32によつて連結され、前記上部台車9が中間
台車8のチエーン18によつて前後方向に移動す
るようになつている。
さらに、前記上部台車9の台車本体24におけ
る上部両側には手摺34,34が突設されている
とともに、2条のレール35,35が前後方向に
敷設されている。そして、このレール35,35
は公知の棺載置台車10に設けられた車輪37,
37の間隔と対応するようになつており、棺載置
台車10を前後方向に移動自在に載置している。
さらに、第5図に示すように棺載置台車10の前
端部には下方に突出する連結片38が設けられ、
これに対応する前記上部台車9のチエーン31に
は上方に突出する連結片39が設けられている。
そして、この連結片38と39とは連結部材40
によつて着脱可能に連結され、上部台車9のチエ
ーン31によつて棺載置台車10が前後方向に移
動するようになつている。
つぎに、前述のように構成された火葬炉用台車
の作用を第6図1〜5について説明する。
1は前室2に火葬炉用台車がセツトされている
状態であり、断熱扉4は開、化粧扉5は閉の状態
にある。この状態から火葬の準備に入る場合に
は、まず断熱扉4を閉、化粧扉5を開とする。2
に示すように、下部モータ17を正方向に回転さ
せると、チエーン18を介して中間台車8に前部
方向への駆動力が付与され、中間台車8はガイド
ローラ15…に案内されながら前方へ移動する。
このとき、中間台車8のチエーン18には連結部
材32を介して上部台車9が連結されているた
め、上部台車9も前方へ移動する。したがつて、
中間台車8、上部台車9およびこの上部に載置さ
れた棺載置台車10は炉前ホール3に移動する。
そこで、棺載置台車10の上部に棺41を載置す
る。
炉前ホール3で棺41を棺載置台車10に載せ
ると、遺族は最後の別れとなるが、この間は火葬
炉1は断熱扉4が閉状態にあり、炉前ホール3の
遺族には炉内が見えないようになつている。遺族
との別れが終わつたのち、下部モータ17を逆方
向に回転させると、チエーン18を介して中間台
車8に後部方向への駆動力が付与され、3に示す
ように、中間台車8はガイドローラ15…に案内
されながら後方へ移動する。このとき、中間台車
8のチエーン18には連結部材32を介して上部
台車9が連結されているため、上部台車9も後方
へ移動する。したがつて、中間台車8、上部台車
9およびこの上部に載置された棺載置台車10は
前室2内に入り、化粧扉5が閉となる。中間台車
8が前室2の所定位置まで移動すると、下部モー
タ17は停止し、断熱扉4が開となる。つぎに、
4に示すように、上部モータ30を正方向に回転
させると、スプロケツト29,29を介してチエ
ーン31が矢印方向に走行する。したがつて、こ
のチエーン31と連結部材40を介して連結して
いる棺載置台車10は後方へ押圧され、棺載置台
車10はレール35,35に案内されながら火葬
炉1の内部に移動する。このとき、火葬炉1の底
部には前記上部台車9に設けられたレール35,
35に対向してその延長方向にレール(図示しな
い)が設けられているため、棺載置台車10は棺
41を載置した状態で炉内の所定の位置にセツト
される。そこで、連結部材40によつてチエーン
31と棺載置台車10とを切離し、断熱扉4を閉
として火葬を行なう。火葬終了後、断熱扉4を開
として前記連結部材40によつてチエーン31と
棺載置台車10とを連結し、上部モータ30を逆
方向に回転させると、スプロケツト29,29を
介してチエーン31が矢印方向に走行する。した
がつて、5に示すように、このチエーン31と連
結部材40を介して連結している棺載置台車10
は前方へ引出され、棺載置台車10はレール3
5,35に案内されながら火葬炉1から前室へ移
動する。
火葬が終了すると、棺載置台車10の上面には
遺骨42が残り、前記2と同様に化粧扉5が開と
なつて遺骨42の載つた棺載置台車10は炉前ホ
ール3に移動する。そして、炉前ホール3で遺骨
42の載つた棺載置台車10は台車移動車(図示
しない)に移載されて収骨室に移されることにな
る。
このように、火葬炉1の前部に前室2があり、
この前室2の前部に炉前ホール3を備えた火葬炉
設備においても、棺41の火葬炉1への移動およ
び火葬炉1からの炉前ホール3への遺骨42の移
動が、火葬炉用台車によつて自動的に行なうこと
ができる。
なお、前記一実施例においては、中間台車およ
び上部台車にスプロケツトを設け、スプロケツト
にチエーンを掛渡るようにしたが、スプロケツト
に代つてプーリ、チエーンに代つてワイヤロープ
を掛渡した構成でもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、前室
付き火葬炉設備で、火葬炉と炉前ホールとの距離
が長くなつても台車移動車から棺載置台車への棺
の移載、棺の火葬炉へのセツトおよび遺骨の載つ
た棺載置台車の台車移動車への移載を容易に行な
うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1
図は火葬炉用台車を前室にセツトした状態の側面
図、第2図は火葬炉用台車を炉前ホール移動した
状態の側面図、第3図は火葬炉用台車の縦断正面
図、第4図および第5図は連結部材の側面図、第
6図1〜5は作用説明図である。 1……火葬炉、2……前室、3……炉前ホー
ル、7……下部フレーム、8……中間台車、9…
…上部台車、10……棺載置台車、16,29…
…スプロケツト(回転体)、18,31……チエ
ーン(索条)、22,32,40……連結部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 フロアに前後方向に沿つて設けた下部フレー
    ムと、この下部フレームの上部に前後方向に移動
    自在に設けた中間台車と、この中間台車の上部に
    前後方向に移動自在に設けた上部台車と、この上
    部台車の上部に前後方向に移動自在に設けた棺載
    置台車とから構成し、前記中間台車および上部台
    車にその前後方向に離間して設けた回転体、この
    回転体間に掛渡した索条およびこの索条の中途部
    と前記下部フレームおよび上部台車とを連結し、
    走行する索条によつて前記中間台車および上部台
    車を前後方向に駆動する連結部材を設け、前記上
    部台車に掛渡した索条と前記棺載置台車とを連結
    し、走行する前記索条によつて前記棺載置台車を
    前後方向に駆動する連結部材を設けたことを特徴
    とする火葬炉用台車。
JP23252887A 1987-09-18 1987-09-18 Truck for crematory Granted JPS6475807A (en)

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JPS6475807A JPS6475807A (en) 1989-03-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014132981A1 (ja) * 2013-02-28 2014-09-04 東京博善株式会社 火葬システム
WO2014148469A1 (ja) * 2013-03-21 2014-09-25 東京博善株式会社 火葬システム
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