JPH0262566A - コロナ放電器のワイヤ清掃装置 - Google Patents

コロナ放電器のワイヤ清掃装置

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JPH0262566A
JPH0262566A JP21447588A JP21447588A JPH0262566A JP H0262566 A JPH0262566 A JP H0262566A JP 21447588 A JP21447588 A JP 21447588A JP 21447588 A JP21447588 A JP 21447588A JP H0262566 A JPH0262566 A JP H0262566A
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JP
Japan
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wire
pulley
motor
cleaning
rope
Prior art date
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Application number
JP21447588A
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English (en)
Inventor
Tadafumi Shimizu
忠文 志水
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/399,621 priority patent/US5012093A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真などのために用いられるコロナ放電
器のワイヤ清掃装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より、電子写真プロセスを有する複写機やプリンタ
装置などにおいては、感光体の表面を帯電するための帯
電チャージャとして、また感光体の表面に形成されたト
ナー像を転写紙に転写するための転写チャージャなどと
して、箱形のシールドケース内の長手方向に放電用のワ
イヤが張られて構成されたコロナ放電器が用いられてい
る。
コロナ放電器は、ワイヤに通常千数百ボルト乃至数千ボ
ルト程度の高電圧が印加されてコロナ放電を行い、これ
によって感光体の表面や転写紙に均−な電荷を与える。
ところが、コロナ放電器を長時間使用すると、シリカや
トナーの粉塵がワイヤに付着して放電特性が変化し、そ
のため、感光体や転写紙への帯電効率が低下し、且つ帯
電状態が不均一となる。
特に、帯電チャージャとして用いられた場合には、感光
体への帯電特性の変動によって画像の濃度が変化し、ま
た、帯電ムラによって画像にムラや斑点などが生じる。
従来においては、このような悪影響を防止するために、
サービスマンが定期的に清掃を行ってワイヤの付着物を
取り除いていた。そのため、コロナ放電器のメンテナン
スに多くの労力とコストを要していた。
また、ワイヤを自動的に清掃する装置として、コロナ放
電器内に清掃部材(クリーナパッド)を設け、この清掃
部材をプーリの回転による駆動ロープの走行により往復
移動させるようにしたものがある(特開昭53−106
054号)。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上述した従来のワイヤ清掃装置によると、プー
リから駆動ロープへの駆動力の伝達は摩擦力によるもの
であるから、プーリと駆動ロープの表面接触状態、駆動
ロープの張り具合、及び負荷である清掃部材の状態など
によっては、これらの間にスリップが発生し、プーリが
回転しても駆動ロープがこれに追従して回転しないとい
う不安定要素があった。そのため、清掃部材が待機位置
(ホームポジション)から走行を開始しなかったり、又
は走行の途中で停止してしまうというトラブルの発生す
る可能性があった。
そのようなトラブルが発生した場合は、コロナ放電器を
本来の目的のために使用することもできず、サービスマ
ンによる修理が必要となり、コロナ放電器を取り付けた
複写機やプリンタ装置などの稼働率が低下することとな
る。
本発明は、上述の問題に鑑み、ワイヤを自動的に清掃す
ることが可能であるとともに、プーリと駆動ロープなど
との間にスリップが発生した場合であってもこれを自動
的に解消して駆動力を復帰させ、トラブルの発生を防止
することのできるコロナ放電器のワイヤ清掃装置を提供
することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上述の課題を解決するため、請求項1の発明は、本体ケ
ースと、コロナ放電を行うため前記本体ケースの長手方
向に張られたワイヤと、を有してなるコロナ放電器にお
いて、前記ワイヤを清掃するため前記ワイヤに接触する
ように設けられた清掃部材と、前記ワイヤと前記清掃部
材とを互いに相対移動するため、前記清掃部材を移動さ
せる駆動ロープ又は前記ワイヤのいずれかを走行させる
プーリと、前記プーリを回転駆動する駆動手段と、前記
駆動手段を断続的に作動させることが可能な制御手段と
、を有して構成される。
また、請求項2の発明は、前記駆動ロープ又は前記ワイ
ヤの走行不良を検出する走行不良検出手段を有し、前記
走行不良検出手段が走行不良を検出したときに、前記制
御手段が前記駆動手段を断続的に作動させるよう構成さ
れる。
〔作 用〕
駆動手段はプーリを回転駆動し、プーリの回転によって
駆動ロープ又はワイヤが張られた状態で走行移動し、こ
れによって清掃部材によるワイヤの清掃が行われる。
制御手段は、走行不良検出手段が走行不良を検出したと
きに、又はその他の適当なタイミングで、駆動手段を断
続的に作動させる。
駆動手段の断続的作動によって、プーリと駆動ロープ又
はワイヤとの間にスリップが発生していた場合であって
も、プーリが一旦停止することによって静摩擦力に変わ
り、又は、駆動ロープ又はワイヤのプーリからの浮き上
がりなどが解消され、駆動ロープ又はワイヤへの駆動力
の伝達が復帰する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は、コロナ放電器1の正面図である。
コロナ放電器1は、金属板からなり第1図の上方が解放
された長い箱状のシールドケース2(但し、第1図では
シールドケース2の大部分を省略しである)、シールド
ケース2の両端に取り付けられた本体ホルダー3,4、
本体ホルダー3.4にそれぞれ取り付けられた固定ピン
5.6の間に張られたコロナ放電用のワイヤ7、本体ホ
ルダー3に回転可能に取り付けられた駆動ブー’J 8
、本体ホルダー4に対して軸が第1図の左右方向に移動
可能に取り付けられた従動プーリ9、駆動ブーIJ 8
及び従動プーリ9の間に張られた駆動ロープ101駆動
プーリ8の軸11aと同軸に設けられて一体回転するギ
ヤ11、ギヤ11と噛み合ったウオーム12を回転駆動
する正逆回転可能な直流式のモーター13、駆動ロープ
10に張力を与える方向に従動プーリ9を引っ張る引張
りバネ14、及び、シールドケース2に設けられたレー
ル2aに沿って第1図の左右方向に移動可能な走行部材
15からなっている。
一方の固定ビン6は電極端子となっており、図示しない
高圧トランスによってコロナ放電に必要な電圧が印加さ
れている。また、本体ホルダー3には、後述する支持部
材1Bの押当部18cが乗り上げるためのランド部材3
aが設けられている。
第4図は、駆動プーリ8の近辺を拡大して示す正面図で
ある。
駆動プーリ8は、発泡ウレタンなど摩擦係数の大きいゴ
ム材料からなり、溝8aは中央部が最小径となったU字
形であって、この溝8aに上述の駆動ロープ10が3回
巻き付けられている。
溝8aがU字形であるため、駆動プーリ8の回転によっ
て溝8aに巻き付けられた駆動ロープ10が重なり合っ
てしまうということが防止され、そのため、モーター1
3の負荷変動や過大負荷の発生、駆動力の伝達不良、騒
音の発生などが防止される。
第2図及び第3図は、走行部材15を拡大して示す正面
図であり、第2図が走行部材15の走行中を示すに対し
、第3図は走行部材15がホームポジシラン(第1図の
左端位置)に在る状態を示す。
第2図において、走行部材15は、ベース部材16、ベ
ース部材16に設けられた支持軸17を中心に回動可能
に取り付けられた支持部材18、支持部材18の先端の
受は部18b部に取り付けられ支持部材18が回動する
ことによってワイヤ7に圧接する第1清掃部材19、及
び、第1清掃部材19の対向位置においてベース部材1
6の支持ボール21に取り付けられた第2清掃部材20
からなっている。
ベース部材16には、規制部16a−dが設けられてお
り、ループ状に掛は渡された駆動ロープ10の一方の側
の駆動ロープlOaが、規制部16a、b、dの下方及
び規制部16cの上方を通過する。
規制部16a、bの間において、規制部材22が駆動ロ
ープIOに固定されており、これによって駆動ロー11
0とベース部材16とが走行方向に連結されている。ま
た、規制部16c、d間において、支持部材18に設け
られた保合部18aが上方から駆動ロープ10aに当接
し、駆動ロープ10の張力によって保合部18aを矢印
B1方向へ押し上げ、第1清掃部材19が下方からワイ
ヤ7及び第2清掃部材20に圧接するようになっている
また、支持部材18には、第1清掃部材19のワイヤ7
への圧接を解除するため、走行部材15のホームポジシ
ョン(第1図の左端位置)において支持部材18を右方
向に回転させる押当部18Cが設けられている。
第3図において、押当部18cはランド部材3aの傾斜
部26を通過した後に頂部25の上に乗り上げており、
支持部材18は、駆動ロープ10の張力に抗して支持軸
17を中心に図の右方向へ回動し、第1清掃部材19が
ワイヤ7及び第2清掃部材20から離れた状態となる。
これによって、ワイヤ7は、第1清掃部材19及び第2
清掃部材20との接触から解放されて自由状態となり、
ワイヤ7が張られていた本来の位置に復帰する。
なお、上述した構成部材の内、駆動ロープIO1及び走
行部材15など、ワイヤ7によるコロナ放電に影響を与
える部分は、合成樹脂や合成ゴムなどの絶縁材料が用い
られている。それ以外の部分では、合成樹脂や金属材料
などが適宜用いられている。
上述のように構成されたコロナ放電器lは、走行部材1
5がホームポジションにある状態で放電が行われ、適当
なタイミングで走行部材15による清掃が自動的に行わ
れる。
清掃時には、第3図に示す初期状態から、モーター13
が正回転して走行部材15が右方向へ移動を開始すると
ともに、押当部18cがランド部材3aから離れ、支持
部材18は駆動ロープ10の張力によって保合部18a
が押し上げられて左方向に回動し、第1清掃部材19が
上方へ移動してワイヤ7及び第2清掃部材20に圧接す
る。つまり、第1清掃部材I9及び第2清掃部材20に
よってワイヤ7を挟んだ状態で、走行部材15がワイヤ
7に沿って移動する。
走行部材15が右端に達すると、ヘース部材16が本体
ホルダー4に当接して停止し、これによるモーター13
の負荷電流の増加を検出してモーター13を逆転させ、
走行部材15をホームポジションまで戻す。
したがって、上述のコロナ放電器1によると、ワイヤ7
を自動的に清掃して付着物を取り除くことができ、コロ
ナ放電器lのメンテナンスが容易である。第1清掃部材
19と第2清掃部材20とによってワイヤ7を挟んだ状
態でワイヤ7に沿って移動するので、ワイヤ7の付着物
を効果的に確実に取り除くことができる。コロナ放電器
1の放電時には、走行部材15がホームポジションに在
るため、また第1清掃部材19及び第2清掃部材20が
ワイヤ7から離れてワイヤ7の位置精度が確保されるた
め、ワイヤ7によるコロナ放電に何らの支障はない。
また、従動ブー’J 9を引張りバネ14により引っ張
り、これによる駆動ロープIOの張力を利用して第1清
掃部材19をワイヤ7に押し付けているため、引張りバ
ネ14を長くして第1清掃部材19の移動ストロークを
長(とることができ、第1清掃部材19のワイヤ7への
圧接力が大きく且つ安定する。さらに、第1清掃部材1
9を圧接するためのバネなどを走行部材15に設ける必
要がなく、走行部材15の構成が小型化且つ簡素化され
るとともに、バネのような金属物をワイヤ7の近辺に配
置する必要がないので放電特性への悪影響が防止でき、
放電特性が安定する。
次に、上述のコロナ放電器1の清掃動作を制御する制御
部について説明する。
第5図は、コロナ放電器lを帯電チャージャとして用い
た複写機の制御部200の概略の構成を示すブロック図
である。
なお、複写機の機構的な構成及び複写動作を行うための
制御部の構成などは、既に公知のものであるから説明を
省略し又は簡略化する。
201はCPU (中央処理装置)であり、この内部に
格納されたプログラムによって、モーター13の断続的
な回転動作及び複写機全体の動作を制御する。
切換え部203は、直fi24ボルトの電源ライン20
5と接地線206とを、正転信号S1又は逆転信号S2
に応じて端子A、Bに選択的に切換えて接続するもので
あり、正転時には端子Aに+24ボルトが印加され、逆
転時には端子Bに+24ボルトが印加される。
端子A、Bには、抵抗器R1,R2,R3とモーターI
3の内部抵抗値Rmとによるブリッジ回路が接続されて
おり、他の端子C,Dは、電圧比較を行うためのコンパ
レータ204に人力すれている。コンパレータ204の
出力信号S3は、CPU201に人力され、モーター1
3の負荷の状態を判断する。
つまり、抵抗器R3の抵抗値は、モーター13の定常運
転時の抵抗値Rmnと同一に設定されており、通常時は
切換え部203から出力される電圧(24ボルト)の半
分の電圧(12ボルト)がモーター13に印加され、端
子りの電位Vdは12ボルトである。走行部材15が本
体ホルダー3゜4に当接したり、又は押当部18cがラ
ンド部材3aに乗り上げることなどによってモーター1
3の負荷が増大すると、モーター13の抵抗値Rmtは
定常運転時の抵抗値Rmnよりも低下するので、端子り
の電位Vdは12ボルトよりも低下する。
端子Cの電位Vcは、正転時におけるモーター13の定
常時の電位Vdよりも低く、モーター13の負荷が一定
以上増大したとき(ロック時)の電位Vdよりも高くな
るように、抵抗器RI  R2により設定されており、
これらの電位Vc、Vdがコンパレータ204で比較さ
れる。
したがって、コンパレータ204の出力信号S3は、 定常運転時 正転時   L” 逆転時   “H” ロック時  正転時   “°H°” 逆転時   “L” となる。
CPU201は、正転時においては出力信号S3が”H
”のとき、逆転時においては“L″のときに、モーター
13がロック状態であると判断する。ロック状態か否か
によって、走行中の走行不良、及び走行部材15の走行
端への到達の有無が検出される。
また、抵抗器R3にはリレー207の接点SW1が並列
に接続されており、CPU201からの出力増大信号S
4によって接点SW1が閉じられ、これにより抵抗器R
3が短絡されてモーター13には24ポルトが印加され
、モーター13の出力が増大される。
また、CPU2014よ、複写機の動作に必要な他の入
力機器210及び出力機器211が接続されている。
次に、モーター13の回転動作を中心に複写機の動作を
フローチャートによって説明する。
第6図は、複写機の概略の動作を示すメインフローチャ
ートである。
複写機の電源が投入されてプログラムがスタートすると
、後述するステートを「O」に初期設定する他、CPU
201の内部状態や複写機の各部の初期設定が行われる
(ステップ#1)。
次に、メインフローチャートの1ルーチンの長さを規定
するための内部タイマーがスタートする(ステップ#2
)。
次に、コロナ放電器lを清掃するためのワイヤ清掃ルー
チンが実行される(ステップ#3)。
その後、コピー動作、及びその他の処理動作が行われ(
ステップ#4,5)、内部タイマーの終了を待ってステ
ップ#2に戻る(ステップ#6)。
第7図a −Cは、上述のワイヤ清掃ルーチンのフロー
チャートである。
このルーチンでは、コロナ放電器1の清掃時において、
モーター13を駆動した後に一定時間(タイマAの設定
時間)が経過してもロック状態が解消しない場合に、出
力増大信号S4のオンによりモーター13に24ボルト
を印加して駆動力を増大させる。これによって、ホーム
ポジションにおいて押当部18cがランド部材3aに乗
り上げているためなどにより発生する走行不良を防止す
る。
したがってタイマAには、通常時に走行部材15がラン
ド部材3aから離れるに充分な時間が設定される。
また、モーター13を駆動して所定時間(タイマBの設
定時間)が経過してもロック状態とならない場合に、モ
ーター13をオンオフして断続駆動を行う。これによっ
て、駆動プーリ8と駆動ロー110との間でスリップが
発生した場合に、駆動ブーI78の回転を一旦停止させ
ることにより、摩擦力を静摩擦力に変えて駆動力の伝達
を増大させ、スリップ状態から自動的に脱出する。
したがってタイマBには、走行部材15が本体ホルダー
3.4の間を走行するに充分な時間が設定されている。
また、以下に出てくるタイマCはモーター13の駆動力
増大時間を規定し、タイマDはモーター13の一旦停止
時間を規定する。
さて、このルーチンでは、ステートの値によって各ブラ
ンチへ分岐する。
ステートが「0」のときは、電源のオンエッジによって
ステートを「1」に設定する(ステップ#101,10
2)。したがって、複写機の電源が投入されたときに、
1回だけ以下の処理が実行される。
ステートが「1」のときは、12ボルトで運転するため
に接点SWIをオフとしくステップ#111)、正転信
号S1によってモーター13を正転回転する(ステップ
#112)。
初期過剰ロックを検出するために、タイマA及びタイマ
Bをスタートし、ステートをr2.とする(ステップ#
113〜115)。
ステートが「2」のときは、タイマAが終了したときに
ロック状態であれば、過剰ロックであるのでステートを
「8ノとし、そうでなければ正常であるのでステートを
「3」とする(ステップ#121〜124)。
ステートが「3」のときは、走行部材15がシールドケ
ース2の端部に到達することによってロック状態となれ
ば、正常であるのでステートを「4」とする(ステップ
#134)。もし、ロック状態とならずにタイマBが終
了したときは、駆動プーリ8などにおいてスリップが発
生しているのでステートを「9」とする(ステップ#1
33)。
ステートが「4」〜「6」のときは、モーター13の逆
転時について、上述のステート[l」〜r3.と同様の
処理動作を行う、走行部材15が正常に1往復した場合
はステートを「7」としくステップ#164)、ステー
ト「7」でモーター13を停止しくステップ#l71)
、ステートを「0」に戻す(ステップ#172)。
ステートが「8」のときは、過剰ロック時の処理を行う
ため、接点SWIをオンしてモーター13に24ボルト
を印加して駆動しくステップ#182)、同時に駆動力
増大時間を規定するためのタイマCをスタートする(ス
テップ#183)。
タイマCの終了によって接点SWIをオフしくステップ
#186)、正転か逆転かによってステートを「3」又
は「6」とする(ステップ#1B8゜189)。
ステートが「9」のときは、スリップ発生時の処理を行
うため、モーター13を一旦停止させ(ステップ#19
2)、同時に停止時間を規定するためのタイマDをスタ
ートする(ステップ#193)。タイマDが終了すると
モーター13を再び正転しくステップ#195Lタイマ
A及びタイマBを再スタートするとともに、ステートを
「2」とする(ステップ#196〜198)。
ステートが「10」のときは、モーター13の逆転時に
ついて、ステート「9」と同様の処理動作を行う。
上述のフローチャートによる清掃動作を行うと、ワイヤ
7に付着した汚れを自動的に清掃することができ、サー
ビスマンによる定期的な清掃管理が不要となる。コロナ
放電器1の種々の利点によって、複写機の感光体への帯
電特性が安定し、ムラのない高画質の画像を得ることが
できる。
また、走行部材15の走行開始時や走行途中において走
行不良が発生した場合でも、不良状態から正常状態に自
動的に復帰するので、種々のトラブルの発生が防止され
メンテナンスが不要となり、複写機やプリンタなどの稼
働率の低下を防止できる。
特に、駆動プーリ8と駆動ロープ10との間にスリップ
が発生した場合には、走行部材15が本体ホルダー3.
4まで到達しないので、これをタイマBとロック状態の
有無とにより検出し、モーター13を断続的に作動させ
るようにしたので、駆動プーリ8が一旦停止することに
よって静摩擦力に変わり、又は駆動ロープ10の駆動プ
ーリ8からの浮き上がりなどが解消され、駆動ロープl
Oへの駆動力の伝達が復帰し、トラブルの発生が防止さ
れる。
次に、ワイヤ清掃ルーチンの他の実施例を説明する。
第8図a、bは、他の実施例によるワイヤ清掃ルーチン
のフローチャートである。
このルーチンでは、モーター13の始動時に、一定時間
(タイマAの設定時間)だけ24ボルトを印加して駆動
力を増大させる。その後、モータ−13をn0回断続的
にオンオフさせる。
これによって、駆動プーリ8と駆動ロープ10との間で
スリップが発生じやすい走行開始時のトラブルの発生が
防止される。
タイマB及びタイマCは、断続駆動時におけるオン時間
又はオフ時間をそれぞれ規定し、カウンタは断続回数を
カウントする。
さて、このルーチンでは、ステートが「0」のときは、
tiiのオンエツジによってステートを「1」に設定し
くステップ#301,302)、以下の処理を実行する
ステートが「1」@ときは、24ボルトで運転するため
に接点SWIをオンとしくステップ#311)、モータ
ー13を正転回転し、タイマA及びタイマBをスタート
し、ステートを「2」とする(ステップ#312〜31
5)。
ステートが「2」のときは、タイマAの終了で接点SW
Iをオフして12ポルトでの運転に復帰しくステップ#
322)、ステートを「3]とする。
ステートが「3」のときは、タイマBが終了するとカウ
ンタをインクリメントしくステップ#332)、カウン
ト値がn0回になっていなければ、モーター13を停止
しタイマCをスタートしてステートを「4」とする(ス
テップ#336〜33B)。カウント(1がn0回にな
れば、カウンタをリセットしてステートを「5」とする
(ステップ#334.335)。
ステートが「4」のときは、タイマCの終了でモーター
13を正転しタイマBを再スタートしてステートを再び
「3」とする(ステップ#342〜344)。
ステートが「5」のときは、ロック状態となることによ
って走行部材15が端部に到達したことを検出し、モー
ター13を24ボルトで逆転させる(ステップ#352
.353)。
ステート「5」の以降の処理、及びステート「6」〜「
8」の処理は、正転時の処理であるステート「1」〜「
4」と同様である。
ステートが「9」で、ロンク状態を検出してモーター1
3を停止させ、ステートを「0」とする(ステップ#3
92,393)。
上述のフローチャートでは、複写機の電源が投入された
ときに1回のみワイヤ7の清掃を行うように制御したが
、一定の時間間隔で、又は一定の枚数のコピーが行われ
たときに、1回の清掃が行われるように制御してもよい
上述の実施例においては、第1清掃部材19を下方から
押し上げるように構成したが、上方又は側方から押し当
てるように構成することもできる。
第2清掃部材20はベース部材16に固定としたが、第
1清掃部材19と同様にワイヤ7に積極的に圧接するよ
うに構成することも可能である。駆動ロープ10が係合
部18aに直接的に接しているが、駆動ロープlOによ
って中間部材を付勢し、中間部材によって間接的に保合
部18aを押すようにしてもよい。引張りバネ14に代
えて、圧縮バネ、板バネ、その他の弾性部材を用いても
よい。
ワイヤ7は2本又はそれ以上設けられていてもよい。
上述の実施例においては、第1清掃部材19及び第2清
掃部材20が移動してワイヤ7を清掃するように構成さ
れたコロナ放電器lについて説明したが、その逆に、清
掃部材が固定されワイヤが移動するように構成したコロ
ナ放電器50について、第9図乃至第12図に基づいて
説明する。
第9図はコロナ放電器50の平面図である。
第9図において、ワイヤ51は、ワイヤ51に適当な張
力を与えるためのコイルバネ52を介してその両端を結
合されループ状に形成されており、シールドケース58
の両端に嵌合され固定された奥側ホルダー57及び前側
ホルダー59にそれぞれ設けられた従動プーリ63及び
駆動プーリ67の間に掛は渡されている。奥側ホルダー
57、前側ホルダー59、及び駆動ブー1J67は、合
成樹脂又は合成ゴムなどの絶縁材料からなっている。
第1O図は、奥側ホルダー57の正面断面図、第11図
は、奥側ホルダー57に設けられている従動プーリ63
の正面断面図、第12図は前側ホルダー59の正面断面
図である。
モーター55の回転駆動力は、ウオーム54からギヤ6
9を介して駆動プーリ67に減速伝達され、駆動ブーI
J67の回転によってワイヤ51が走行移動する。駆動
プーリ67は、クンジョン66によって第12図の上方
向に付勢されており、ネジ68によってその高さが規制
されている。
また、奥側ホルダー57に設けられている従動プーリ6
3は金属などの導電材料からなり、図示しない複写機本
体に設けられた高圧トランスから、接点56、導電体5
3、及び従動プーリ63を介してワイヤ51に高電圧が
印加される。
導電体53は奥側ホルダー57にカシメ固定され、従動
ブーIJ63は導電体53によって第10図の上方向に
付勢されており、ネジ65によってその高さが訓節可能
である。従動プーリ63及び駆動プーリ67は、ワイヤ
51の高さの位置精度を確保するために、その溝の形状
が■字形である■形プーリが使用されている。
奥側ホルダー57及び前側ホルダー59には、ポリエス
テルフィルム製の清掃部材64a、64bがワイヤ51
の周囲に接するように取り付けられており、ワイヤ51
が走行移動することによって、清掃部材64a、64b
によるワイヤ51の清掃が行なわれる。
接点56及びコネクタ60は、コロナ放電器50が複写
機などの本体にセットされたときに、図示しない本体の
接点にそれぞれ接続され、制御部200に接続される。
上述のコロナ放電器50では、モーター55が正回転す
ることによって駆動ブーIJ67が第9図の左方向に回
転し、ワイヤ51が矢印B2方向に走行移動する。従動
プーリ63はワイヤ51に従動して回転する。
このとき、ワイヤ51は、奥側ホルダー57の前面壁部
73に設けられた切欠き溝73aを通過しており、ワイ
ヤ51の矢印B2方向への移動によって、コイルバネ5
2が前面壁部73に当接する。
モーター55が逆回転することによって、ワイヤ51及
びコイルバネ52が矢印B2と逆方向に走行移動する。
このとき、ワイヤ51は、前側ホルダー59の前面壁部
75に設けられた切欠き75a、及びその内方に設けら
れた当接部74の切欠き溝74aを通過しており、ワイ
ヤ51の逆方向への走行によって、コイルバネ52が切
欠き75aを通過した後、当接部74に当接して停止し
て前側ホルダー59の内方に収納される。
このコロナ放電器50についても、モーター55を制御
部200によって上述と同様に断続的に駆動制御するこ
とができ、これによって、駆動プーリ67とワイヤ51
との間にスリップが発生した場合であっても、自動的に
スリップ状態が解消され、トラブルの発生が防止される
上述の実施例において、制御部200の回路、モーター
13.55の種類、及びモーター13゜55の駆動制御
方法は種々変更が可能である。また、駆動プーリ8,6
7、ベース部材16、支持部材18、第1清掃部材19
、第2清掃部材20、ランド部材3a、清掃部材64a
、b、その他の部材の材質、形状、構造、寸法などは、
種々変更することが可能である。
〔発明の効果〕
請求項1の発明によると、放電用のワイヤを自動的に清
掃することが可能であるとともに、プーリと駆動ロープ
などとの間にスリップが発生した場合であってもこれを
自動的に解消して駆動力を復帰させ、トラブルの発生を
防止することができる。
請求項2の発明によると、スリップなどの走行不良が発
生したときのみ駆動手段を断続的に作動させるので、モ
ーターなどの駆動手段が不必要に消耗することが防止さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るコロナ放電器の正面図、第2図及
び第3図は本発明に係るコロナ放電器の走行部材を拡大
して示す正面図、第4図は駆動プーリの近辺を拡大して
示す正面図、第5図は複写機の制御部の概略の構成を示
すブロック図、第6図は本発明に係るコロナ放電器を用
いた複写機の概略の動作を示すメインフローチャート、
第7図a −Cは第6図におけるワイヤ清掃ルーチンの
フローチャート、第8図a、bは他の実施例によるワイ
ヤ清掃ルーチンのフローチャート、第9図は本発明の他
の実施例によるコロナ放電器の平面図、第10図乃至第
12図はそれぞれ第9図のコロナ放電器を部分的に拡大
して示す正面断面図である。 1.50・・・コロナ放電器、2.58・・・シールド
ケース(本体ケース)、7.51・・・ワイヤ、867
・・・駆動プーリ(プーリ)、IO・・・駆動ロープ、
13・・・モーター(駆動手段)、19・・・第1清掃
部材(清掃部材)、20・・・第2清掃部材(清掃部材
)2.64a、64b−清掃部材、200−・・制御部
(制御手段、走行不良検出手段)。 出願人  ミノルタカメラ株式会社 代理人  弁理士  久 保 幸 雄 第 図 第 図 第 図 しり

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)本体ケースと、コロナ放電を行うため前記本体ケ
    ースの長手方向に張られたワイヤと、を有してなるコロ
    ナ放電器において、 前記ワイヤを清掃するため前記ワイヤに接触するように
    設けられた清掃部材と、 前記ワイヤと前記清掃部材とを互いに相対移動するため
    、前記清掃部材を移動させる駆動ロープ又は前記ワイヤ
    のいずれかを走行させるプーリと、 前記プーリを回転駆動する駆動手段と、 前記駆動手段を断続的に作動させることが可能な制御手
    段と、 を有してなることを特徴とするコロナ放電器のワイヤ清
    掃装置。
  2. (2)前記駆動ロープ又は前記ワイヤの走行不良を検出
    する走行不良検出手段を有し、 前記走行不良検出手段が走行不良を検出したときに、前
    記制御手段が前記駆動手段を断続的に作動させるように
    したことを特徴とする請求項1記載のコロナ放電器のワ
    イヤ清掃装置。
JP21447588A 1988-08-29 1988-08-29 コロナ放電器のワイヤ清掃装置 Pending JPH0262566A (ja)

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US07/399,621 US5012093A (en) 1988-08-29 1989-08-28 Cleaning device for wire electrode of corona discharger
DE3928546A DE3928546A1 (de) 1988-08-29 1989-08-29 Reinigungsvorrichtung fuer drahtelektroden von koronaentladern

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