JPH0262386A - エレベータの行先釦登録装置 - Google Patents

エレベータの行先釦登録装置

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JPH0262386A
JPH0262386A JP63211316A JP21131688A JPH0262386A JP H0262386 A JPH0262386 A JP H0262386A JP 63211316 A JP63211316 A JP 63211316A JP 21131688 A JP21131688 A JP 21131688A JP H0262386 A JPH0262386 A JP H0262386A
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Junichi Yano
谷野 純一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、エレベータのかご内の行先釦の配置をエレ
ベータの停止数や建物の施主の希望に応じて変更できる
エレベータの行先釦登録装置に関するものである。
【従来の技術】
従来、エレベータかご内のかご操作盤に配列される行先
釦の配列形態は、停止数に応じて第4図(al〜(1)
に示すようになっている。 同図において、1ばかご操作盤、2a〜2mは1階から
13階に対応する行先釦である。 同図(a)〜(d)は、それぞれ5停止数用のかご操作
!111を2停止、3停止、4停止、5停止用に利用し
た時の釦配列例であり、同図(11)〜(i)は、それ
ぞれ10停正数用のかご操作盤1を6停止。 7停止、8停止、9停止及び10停止用に利用した場合
の釦配列であり、また、同図N)及び(k)は、12停
正数用のかご操作盤1を11停止、12停土用にした時
の釦配列例であり、さらに同図(1)は、14停正数用
のかご操作盤1を13停止用にした時の釦配列例である
。 なお、第4図において、破線で示す部分は、行先釦が配
置されず、盲蓋などにより閉塞された状態を表している
。 このように変化する停止数に対応して配列された各行先
釦と、操作釦の箱内にある端子台あるいはコネクタ間は
、それぞれの行先釦の階床名に対応して配線されている
。 第5図(al、(b)は、それぞれ従来における7停止
及び9停止用の操作盤1と端子台3との配線例を示すも
ので、図からも明らかなように停止数によ1行先釦の配
列が変化すると、端子台3の階床名(1,2,3、、)
に対応する行先釦への配線先が変わり、配線4の長さも
変化しているのが理解されよう。 例えば、第5図(,1に示す7停止用の5階の行先釦■
の端子台3への配線4は短いが、第5図(b)に示す9
停止用の0階の行先釦■の配線4は7停止用に比べ長く
なる。このことは、同一種類のかご操作盤であっても停
止数が変わると行先釦から端子台3に至る配線長が変化
する。 また、施主の希望により、第6図に示すような釦配列と
することもある。その仕様は多種多岐にわたり、その都
度かご操作盤の各行先釦と端子台の配線が個別に行われ
ているのが現状である。
【発明が解決しようとする課題】
上述のような従来のエレベータの行先釦登録装置におけ
るかご操作盤の行先釦の配列が変わると、これに対応す
る端子台又はコネクタへの先行釦の配線も変化するため
、かご操作盤上の行先釦の配列やビルの仕様に応じて1
つ1つ配線の作成、結線を変えなければならず、その作
業も繁雑になると共に、誤配線の要因ともなり、しかも
工場出荷後、据付現場において、配線の確認や手直しを
行わなくてはならず、釦配列の変更が面倒でコスト高に
なるという問題があった。 また、近年のエレクトロニクス技術の進歩により、かご
操作盤とエレベータ制御盤間の信号の授受を直列送方式
を利用する場合であっても、かご操作盤内の配球は釦に
対して1対1で接続しているのが現状であった。 この発明は、このような問題を解消するためになされた
もので、釦配列の変更を容易にし、行先釦に対する配線
を固定化できるエレベータの行先釦登録装置を得ること
を目的としている。
【課題を解決するための手段】
この発明に係るエレベータの行先釦登録装置は、エレベ
ータのかごの階床を表示するインジケータと、多数の釦
位置に対する配線パターンが固定されこの任意の釦位置
に停止数に応じた行先釦を配置してなるかご操作盤と、
このかご操作型と接続され各行先釦の階床名を配列順に
登録変更する手段と、この登録変更手段を行先釦配列指
定モードに設定する設定手段とを備丸、前記登録変更手
段は、前記設定手段による行先釦の配列指定モード時前
記インジケータにかご位置とは無関係に階床名を順次表
示させる制御手段と、この制御手段により前記インジケ
ータに表示された階床名に対応する前記行先釦を操作す
ることにより該行先釦の配列位置データを取り込み、当
該位置データがインジケータに表示された階床名のアド
レスとして記憶する手段とから構成したものである。
【作  用】
この発明においては、インジケータに表示された階床数
値を見て、これに対応するかご操作笈上の行先釦を押せ
ばこの行先釦に対応する配列位置データがインジケータ
に表示された階床のアドレスデータとして記憶手段に登
録されることになる。 従って、この発明にあっては、行先階相配列がいかよう
に変わっても、釦の配列位置を、これに対応した階床に
容易に変更することができろ。
【実施例】
以下、この発明の一実施例を第1図〜第3図について説
明する。 第1図は、この発明によるエレベータの行先釦登録装置
の基本構成を示すブロック図である。 図において、エレベータの行先釦登録用制御装置10は
、全体を制御し与えられた仕事を実行する中央処理装置
(以下CPUと略称する)11と、各行先釦の階床名を
配列順に登録変更する処理プログラム、かご呼び登録処
理プログラム、表示制御プログラム及びデータ伝送用の
処理プログラム。 相配列の設定データ等を格納するrtOM 12と、C
PUIIでの演算結果及び行先釦の登録に必要なデータ
等を格納するRAM13と、行先階登録釦、その他のデ
ータを図示しない機械室内のエレベータ制御I盤とCP
U11間で信号の送受信を行うための通信制御装置14
と、インジケータ用のインターフェース15及びかご操
作盤用のインターフェース16とを備え、これらはバス
17を介してCPUIIに接続されている。 インターフェース15には、かごの現在階床を表示する
デジタル式のインジケータ18が接続され、また、イン
ターフェース16には、かご操作盤19の各行先釦19
.,192 が図示しないコネクタを通して接続されて
いると共に、ドア開鎖20a及びドア閉鎮20bが図示
しないコネクタを通して接続され、さらに行先釦配列設
定スイッチ21が接続されている。 かご操作f1119は、12停止用に構成されたもので
、12停止用の回路基板(図示せず)を備え、この回路
基板には、6個の行先釦19.〜196が配設され、6
停止用のかご操作盤を構成している。即ち、12停止用
かご操作盤において予め決められている1〜3階の釦位
置に6停止の1〜3階の行先釦19.〜193を配置し
、かっ12停止用かご操作盤の予め決められている11
〜12階の釦位置に6停止の4〜6階の行先釦194〜
196を配置することで6停止用のかご操作盤19を構
成する。そしてハツチングを施した部分の釦位置を盲蓋
などにより閉鎖する。従って、12停止用のかご操作盤
を6停止用(又はそれ以外)のかご操作盤に兼用し得る
。この場合、かご操作盤19における1〜12停止用の
各釦位置に対するインターフェース16との配線は行先
釦の有無に拘らず固定されハーネス化構造になっている
。 次に、上述のように構成された本実施例の動作を第3図
に示すフローチャートを参照しな・がら説明する。 12停止用のかご操作盤19を第1図に示す相配列の6
停止用かご操作盤に設定する場合は、まず、配列設定ス
イッチ21をONにし、制御装置】Oを相配列の変更登
録モードにする。これに伴い相配列変更登録用のプログ
ラムがスタートシ(ステップS1)、次のステップ82
において、設定スイッチ21のスイッチ信号をインター
フェース16を通してCPUIIに取り込むことにより
、設定スイッチ21がONされているかを判定する。 ここで、1NO」と判定された時は、ステップS3に移
行して他の処理、即ち通常のかご呼び登録などの処理を
実行する。 また、設定スイッチ21がONであると判定された時は
ステップS4に進み、N=1の処理を実行する。即ち、
行先釦の配列変更登録に際しては、まず、初期値Nを1
1″にして、これに対応する階床を指定する。この時の
初期値は、通常最下階を示す1″である。従って、次の
ステップS5では、設定された初期値N=1の階床1階
をインジケータ18に表示する。但し、この時の階床表
示ばかご位置と無関係のものである。 次に、登録操作者は、インジケータ18の表示“1″を
見て、この表示と対応する階床名の行先釦がかご操作盤
19上にあるかを確認し、対応する行先釦がある時は、
■の釦を押して、■の釦に対応する信号をインターフェ
ース16を通してCPUIIに入力する。 ここで、12停正数用の操作盤19上に6停止の行先釦
191〜196が第2図(−)のように配列されている
ものとし、そして12停止数のかご操作盤における各相
配列のアドレスコード(このアドレスコードは12停止
用配列に対応して構成した7トリツクス回路から発生す
る。)が第2図(b)のように設定され、さらに釦設定
を記憶するROM12のエリアを第2図(e)のように
確保されているものとすると、登録操作者は、インジケ
ータ18の表示“1″を見て、1階の行先釦197.即
ち■を押す。これによりCPUIIは表示に対応する釦
■のアドレス″00″を認識して、該釦アドレスを、第
2図(c)に示すように1階に対応するメモリアドレス
のデータエリアに設定データとして書き込む(ステップ
S7)。そして、次のステップS8において、1階のR
OMエリアを参照して、該釦アドレスと同じ出力番地へ
点灯指令を出し、1階の行先釦19.内にある応答灯(
図示せず)を点灯し、■の行先釦のアドレスが正常にR
OM12に記憶されたことを表示する。 ステップS9では、次の階の行先釦を設定するために戸
開釦20a又は戸開釦20bを押して、そのON信号を
入力する。 これに伴いステップSIOでは、戸開gl 20 aが
押されたか、又は戸開釦20bが押されたかを判定し、
戸開釦20bが押されたと判断した時は、ステップ31
1に移行して設定値をN−N+1にし、これに対応した
階床名を指定する。そしてステップS5において、N+
1の階床コードに基づきインジケータ18の表示をN+
12例えば2階の数値“2”を表示する。また、ステッ
プ310において、戸開釦20aが押されたと判断され
た場合は、ステップ312に進み、設定値をN←N=1
にし、これを上記と同様にしてインジケータ18に表示
する。 以下同様にして、インジケータ18に表示された数値を
見て、これに対応する階床名の行先釦。 例えば2階の行先釦■を押せば、ステップ86〜S 8
 ニヨリ、ソノyFt、スIlo 2” 7!l(RO
MI 2の2階に対応するメモリエリアに書き込まれ、
該アドレスが正常に書き込まれたことを応答灯の点灯に
よって操作者に表示することになる。 以上の手順を繰り返すことにより、第2図(a)に示す
配列した各釦の階床名に対応するアドレスデータは、第
2図(e)に示すように釦と階床名とが互いに対応した
ものとなる。 配列釦に対する登録作業が終了したならば、設定スイッ
チ21をOFF操作して制御装置10を通常のエレベー
タサービスモードに戻し、エレベータを通常運行させろ
プログラムを実行させる。 また、通常時は、ROM12に記憶された釦設定データ
に基づいて、釦の配列に拘らず、所定の階床コードをエ
レベータ制御盤へ通信制御装置14全通して伝送し、行
先釦の操作に応じた階床名へのサービスを行う。 従って、上述のような本実施例にあっては、戸開釦20
a又は戸開釦20bをブツシュ操作することにより、メ
モリ内の階床コードに応じてインジケータ18に表示さ
れる階床数値を見て、該数値と対応する行先釦を押せば
、その釦アドレスがインジケータ18に表示された階床
としてメモリに記憶され、これが行先釦の階床と設定さ
れるから、第2図(a)に示すような行先階の相配列が
本来のアドレス指定番地から異なる位置に変オ〕っても
、釦の配列位置をこれに対応した階床に容易に変更する
ことができ、従来のように配線の変更及び配線作業が不
要となる。従って、かご操作盤上での相配列がいかよう
に変わっても、かご操作盤の行先釦とその基板あるいは
コネクタ等に対する配線が固定化され、基板又はコネク
タを均一化できると共に、両者のハーネス化が可能にな
る。これに伴い従来のような誤配線などのおそれがなく
なり、かご操作盤の低コスト化が可能になる。
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、行先釦の登録制御装
置を配列指定モードに設定し、この状態で戸開又は戸開
釦などの操作により、かごの位置とは無関係に階床表示
用インジケータに表示された階床名に対応する行先釦を
押せば、該行先釦の配列位置データがインジケータに表
示された階床のアドレスとして設定されメモリ登録され
るから、行先階の相配列がいかように変わっても、配線
を変えることなしに釦の配列位置をその階床名に対応し
て容易に変更することができ、かつ釦とその設置基板あ
るいはコネクタ等に対する配線が固定化でき、相配列が
変更しても、これに対する基板又はコネクタ等を均一化
できると云う効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明によるエレベータの行先釦登録装置の
一実施例を示す基本構成のブロック図、第2図(a)は
本実施例に適用された釦装置を示す説明図、第2図(b
)は釦の位置とアドレスとの関係を示す説明図、第2図
(Q)はメモリの記憶状態を示す説明図、第3図は本実
施例におけろ行先釦の登録動作を説明するためのフロー
チャー1・、第4図(a)〜(1)は釦の配置図、第5
図(a)、(b)は従来の行先釦の実体配線図、第6図
は相配列の他の例を示す説明図である。 10 制御装置、11− CPU、12  ・ROM。 13−RAM、l 4  通信制御装置、15,16イ
ンターフエース、18 インジケータ、19かご操作盤
、19.〜196 行先釦、20a戸開釦、20b  
戸閉用、21 設定スイッチ。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  エレベータのかごの階床を表示するインジケータと、
    多数の釦位置に対する配線パターンが固定されこの任意
    の釦位置に停止数に応じた行先釦を配置してなるかご操
    作盤と、このかご操作盤と接続され各行先釦の階床名を
    配列順に登録変更する手段と、この登録変更手段を行先
    釦配列指定モードに設定する設定手段とを備え、前記登
    録変更手段は、前記設定手段による行先釦の配列指定モ
    ード時前記インジケータにかご位置とは無関係に階床名
    を順次表示させる制御手段と、この制御手段により前記
    インジケータに表示された階床名に対応する前記行先釦
    を操作することにより該行先釦の配列位置データを取り
    込み、当該位置データがインジケータに表示された階床
    名のアドレスとして記憶する手段とから構成したことを
    特徴とするエレベータの行先釦登録装置。
JP63211316A 1988-08-25 1988-08-25 エレベータの行先釦登録装置 Expired - Lifetime JPH0747447B2 (ja)

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JPH0262386A true JPH0262386A (ja) 1990-03-02
JPH0747447B2 JPH0747447B2 (ja) 1995-05-24

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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