JPH0261897B2 - - Google Patents
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- JPH0261897B2 JPH0261897B2 JP60114955A JP11495585A JPH0261897B2 JP H0261897 B2 JPH0261897 B2 JP H0261897B2 JP 60114955 A JP60114955 A JP 60114955A JP 11495585 A JP11495585 A JP 11495585A JP H0261897 B2 JPH0261897 B2 JP H0261897B2
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- extruder
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/36—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
- B29C48/50—Details of extruders
- B29C48/505—Screws
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/03—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Molding Of Porous Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、発泡体成形用押出機に関するもので
ある。
ある。
（従来の技術）
従来の押出機を第１３図及び第１４図に基づい
て説明する。１はバレルであつて、一端の上部に
原料供給口２を有し、他端に吐出口３を有する。
４はホツパー、５はバレル１内に片持式で回転可
能に挿入されたスクリユであつて、スクリユ５の
吐出口３に向かつている先端面５Ａを平滑な円錐
面としてある。６はバレル１の吐出口３に設けた
口金、７はその口金６とバレル１との間に配設さ
れたブレーカプレートである。
て説明する。１はバレルであつて、一端の上部に
原料供給口２を有し、他端に吐出口３を有する。
４はホツパー、５はバレル１内に片持式で回転可
能に挿入されたスクリユであつて、スクリユ５の
吐出口３に向かつている先端面５Ａを平滑な円錐
面としてある。６はバレル１の吐出口３に設けた
口金、７はその口金６とバレル１との間に配設さ
れたブレーカプレートである。
上記構成において、バレル１及び口金６を適度
に加熱し、スクリユ５を一方向へ回転させ、原料
供給口２からバレル１内に原料８を供給する。す
るとそのバレル１内に入つた原料８は加熱される
とともに加圧され、流動化して矢印Ａ方向へ移動
させられ、吐出口３からブレーカプレート７内を
通り、さらに口金６内を通つて外部へ押出され、
所定形状に成形されるものである。
に加熱し、スクリユ５を一方向へ回転させ、原料
供給口２からバレル１内に原料８を供給する。す
るとそのバレル１内に入つた原料８は加熱される
とともに加圧され、流動化して矢印Ａ方向へ移動
させられ、吐出口３からブレーカプレート７内を
通り、さらに口金６内を通つて外部へ押出され、
所定形状に成形されるものである。
実開昭47−28947号公報は、プラスチツク押出
機において、吐出口に向かうスクリユの先端面を
中高の円錐状にして、先端面上に小さな円錐状形
又は円形の突起を網目状又は「はす」の果状に設
けることを教えている。
機において、吐出口に向かうスクリユの先端面を
中高の円錐状にして、先端面上に小さな円錐状形
又は円形の突起を網目状又は「はす」の果状に設
けることを教えている。
（発明が解決しようとする問題点）
上記従来構成によれば、スクリユ５のねじ山５
Ｂによつて原料８が矢印Ａ方向へ移動させられ、
またそれと同時に第１４図に示すごとく、加圧さ
れた原料８がねじ山５Ｂとバレル１との間の極め
て狭い隙間９を通つて押出されていくものであ
る。そして上記の隙間９を通つた原料８は加熱さ
れ、ねじ山５Ｂ間を通つて出て来た原料８に比べ
て高温状態となつている。従つて口金６から押出
される成形体には比較的温度の高い部分と低い部
分とが生じている。その成形体を発泡させない場
合（例えば塩ビ管）には、大きな問題は生じない
が、発泡させる場合には、比較的温度の高い部分
がその低い部分に比べてよく発泡し、発泡成形体
全体を見た場合、発泡率の高い部分と低い部分と
が生じる。実開昭47−28947号公報の教示によつ
ても、この問題点は完全に解消できなかつた。
Ｂによつて原料８が矢印Ａ方向へ移動させられ、
またそれと同時に第１４図に示すごとく、加圧さ
れた原料８がねじ山５Ｂとバレル１との間の極め
て狭い隙間９を通つて押出されていくものであ
る。そして上記の隙間９を通つた原料８は加熱さ
れ、ねじ山５Ｂ間を通つて出て来た原料８に比べ
て高温状態となつている。従つて口金６から押出
される成形体には比較的温度の高い部分と低い部
分とが生じている。その成形体を発泡させない場
合（例えば塩ビ管）には、大きな問題は生じない
が、発泡させる場合には、比較的温度の高い部分
がその低い部分に比べてよく発泡し、発泡成形体
全体を見た場合、発泡率の高い部分と低い部分と
が生じる。実開昭47−28947号公報の教示によつ
ても、この問題点は完全に解消できなかつた。
本発明は、上記問題点を解消した発泡体成形用
押出機を提供することを目的とする。
押出機を提供することを目的とする。
（問題を解決するための手段）
上記問題を解決するため、本発明の発泡体成形
用押出機は、バレル内にスクリユを片持式で回転
可能に挿入し、バレルのスクリユ支持部側の適所
に原料供給口を設け、バレルを加熱可能とし、バ
レルの先端に吐出口を形成した押出機において、
吐出口に向かうスクリユの先端面を中高の円錐状
または球面状とし、先端面上に中心から周囲へ向
かつて延びる突起を設け、突起を吐出口に向かつ
て起立させるとともに、突起の側面をスクリユの
回転方向に向かつて起立させたことを特徴とする
ものである。
用押出機は、バレル内にスクリユを片持式で回転
可能に挿入し、バレルのスクリユ支持部側の適所
に原料供給口を設け、バレルを加熱可能とし、バ
レルの先端に吐出口を形成した押出機において、
吐出口に向かうスクリユの先端面を中高の円錐状
または球面状とし、先端面上に中心から周囲へ向
かつて延びる突起を設け、突起を吐出口に向かつ
て起立させるとともに、突起の側面をスクリユの
回転方向に向かつて起立させたことを特徴とする
ものである。
（作用）
上記構成において、原料供給口からバレル内に
入つた原料は一方向へ回転するスクリユによつて
吐出口に向けて移動させられ、またその時に加熱
され、加圧される。そしてバレルとスクリユのね
じ山との間の狭い隙間を通つて来た比較的高温状
態の原料の部分、及びねじ山間を通つて来た比較
的低温状態の原料の部分とが、スクリユ先端の突
起によりまんべんなく撹拌され、吐出口から均一
温度の成形体が押出されるものである。
入つた原料は一方向へ回転するスクリユによつて
吐出口に向けて移動させられ、またその時に加熱
され、加圧される。そしてバレルとスクリユのね
じ山との間の狭い隙間を通つて来た比較的高温状
態の原料の部分、及びねじ山間を通つて来た比較
的低温状態の原料の部分とが、スクリユ先端の突
起によりまんべんなく撹拌され、吐出口から均一
温度の成形体が押出されるものである。
（実施例）
以下、本発明の第１の実施例を第１図〜第４図
に基づいて説明する。なお、第１３図に示すもの
と同一部品については同一番号を付して説明を省
略する。すなわち、スクリユ５の吐出口３に向か
つている先端面５Ａを中心Ｏが高くなつた円錐面
状とし、その先端面５Ａにその中心Ｏ近傍から半
径方向に延びる複数（この実施例では12）のＶ形
溝１１を形成し、これによつてその各Ｖ形溝１１
間に、半径方向に延びる断面三角形の突起１２を
形成したものである。上記先端面５Ａの形成角度
α1は145度、Ｖ形溝１１の幅Ｔに対してその深さ
Ｄを1/2としてある。
に基づいて説明する。なお、第１３図に示すもの
と同一部品については同一番号を付して説明を省
略する。すなわち、スクリユ５の吐出口３に向か
つている先端面５Ａを中心Ｏが高くなつた円錐面
状とし、その先端面５Ａにその中心Ｏ近傍から半
径方向に延びる複数（この実施例では12）のＶ形
溝１１を形成し、これによつてその各Ｖ形溝１１
間に、半径方向に延びる断面三角形の突起１２を
形成したものである。上記先端面５Ａの形成角度
α1は145度、Ｖ形溝１１の幅Ｔに対してその深さ
Ｄを1/2としてある。
以下、上記構成における作用について説明す
る。原料供給口２からバレル１内に入つた原料８
は加熱されるとともにスクリユ５の回転によつて
加圧され、流動化して矢印Ａ方向へ移動させら
れ、ブレーカプレート７の手前にもたらされる。
ここで一旦溜つた原料８は、回転する各突起１２
の側面によつて混練され、その原料８の比較的温
度の高い部分と低い部分とが互いに混ざりあつて
温度が均一化するものである。
る。原料供給口２からバレル１内に入つた原料８
は加熱されるとともにスクリユ５の回転によつて
加圧され、流動化して矢印Ａ方向へ移動させら
れ、ブレーカプレート７の手前にもたらされる。
ここで一旦溜つた原料８は、回転する各突起１２
の側面によつて混練され、その原料８の比較的温
度の高い部分と低い部分とが互いに混ざりあつて
温度が均一化するものである。
このようにして温度が均一化させられた原料８
は、ブレーカプレート７及び口金６を通つて外部
へ押出され、発泡して成形体が成形されるもので
ある。
は、ブレーカプレート７及び口金６を通つて外部
へ押出され、発泡して成形体が成形されるもので
ある。
本発明の第２の実施例を第５図〜第７図に基づ
いて説明する。この実施例では、先端面５Ａに周
方向適当間隔ごとに横断面が三角形の溝１４を形
成し、これによつてその各溝１４間に中心Ｏから
半径に沿つて複数（この実施例では８本）の突起
１５を形成したものである。上記溝１４は横断面
がＶ字形に形成され、しかもその溝１４の底１４
Ａを中心Ｏ近傍からスクリユ５の外周に向かつ
て、溝１４が深くなるように傾斜させてある。な
お、先端面５Ａの中心Ｏの近傍を円弧面１６と
し、その先端面５Ａの形成角度α2は170度、溝１
４の底１４Ａの形成角度βは60度としてある。
いて説明する。この実施例では、先端面５Ａに周
方向適当間隔ごとに横断面が三角形の溝１４を形
成し、これによつてその各溝１４間に中心Ｏから
半径に沿つて複数（この実施例では８本）の突起
１５を形成したものである。上記溝１４は横断面
がＶ字形に形成され、しかもその溝１４の底１４
Ａを中心Ｏ近傍からスクリユ５の外周に向かつ
て、溝１４が深くなるように傾斜させてある。な
お、先端面５Ａの中心Ｏの近傍を円弧面１６と
し、その先端面５Ａの形成角度α2は170度、溝１
４の底１４Ａの形成角度βは60度としてある。
上記構成の作用は、第１の実施例とほぼ同じで
あるので説明を省略する。
あるので説明を省略する。
本発明の第３の実施例を第８図及び第９図に基
づいて説明する。この実施例では先端面５Ａの中
心Ｏをスクリユ５の中心軸から位置ずれさせてあ
り、その先端面５Ａには第１の実施例と同じよう
なＶ形溝１１と突起１２とを形成してある。な
お、先端面５Ａの形成角度α3は120度、中心Ｏか
らスクリユ５の外周面までの最短距離ｌと最長距
離Ｌとの比は１：２としてある。
づいて説明する。この実施例では先端面５Ａの中
心Ｏをスクリユ５の中心軸から位置ずれさせてあ
り、その先端面５Ａには第１の実施例と同じよう
なＶ形溝１１と突起１２とを形成してある。な
お、先端面５Ａの形成角度α3は120度、中心Ｏか
らスクリユ５の外周面までの最短距離ｌと最長距
離Ｌとの比は１：２としてある。
上記構成の作用は第１の実施例とほぼ同じであ
るので説明を省略する。
るので説明を省略する。
本発明の第４の実施例を説明する。この実施例
は、第１０図に示す押出機２０と第２図〜第４図
に示すスクリユ５の先端の形状とを組合せたもの
である。上記押出機２０について説明すると、２
１はバレルであつて、その一端に原料供給口２２
を有するとともにその他端に吐出口２３を有し、
かつほぼ中央部に流体発泡剤（例えばブタン）の
注入口２４を形成してある。またバレル２１内
は、一端から他端に向けて順番に供給部分２５、
圧縮部分２６、第１計量化部分２７、混合部分２
８、滞留部分２９、第２計量化部分３０としてあ
る。上記混合部分２８の上流部に対応するスクリ
ユ５のねじ山５Ｂを部分的に欠除し、その欠除部
分のスクリユ５の外周面に第１１図に示すごとく
多数の円柱状突起物３１を２列２組植設してあ
る。また混合部分２８の下流部に対応するスクリ
ユ５のねじ山５Ｂを約２ピツチ分欠除し、その欠
除部分のスクリユ５の外周面に第１２図に示すご
とく多数の円柱状突起物３２を多数列植設してあ
る。さらに滞留部分２９に対応するスクリユ５の
外周面に90度ごとに多数の円柱状突起物３３を多
数列植設してある。
は、第１０図に示す押出機２０と第２図〜第４図
に示すスクリユ５の先端の形状とを組合せたもの
である。上記押出機２０について説明すると、２
１はバレルであつて、その一端に原料供給口２２
を有するとともにその他端に吐出口２３を有し、
かつほぼ中央部に流体発泡剤（例えばブタン）の
注入口２４を形成してある。またバレル２１内
は、一端から他端に向けて順番に供給部分２５、
圧縮部分２６、第１計量化部分２７、混合部分２
８、滞留部分２９、第２計量化部分３０としてあ
る。上記混合部分２８の上流部に対応するスクリ
ユ５のねじ山５Ｂを部分的に欠除し、その欠除部
分のスクリユ５の外周面に第１１図に示すごとく
多数の円柱状突起物３１を２列２組植設してあ
る。また混合部分２８の下流部に対応するスクリ
ユ５のねじ山５Ｂを約２ピツチ分欠除し、その欠
除部分のスクリユ５の外周面に第１２図に示すご
とく多数の円柱状突起物３２を多数列植設してあ
る。さらに滞留部分２９に対応するスクリユ５の
外周面に90度ごとに多数の円柱状突起物３３を多
数列植設してある。
上記構成において、バレル２１の内径Ｄ（例え
ば90mm）に対してスクリユ５の全長は36Dであ
り、またねじ山５Ｂのピツチは0.9D、供給部分
２５の長さは7D、圧縮部分２６の長さは5D、第
１計量化部分２７の長さは8D、混合部分２８の
長さは2.5D、滞留部分２９の長さは5D、第２計
量化部分３０の長さは8.5Dである。
ば90mm）に対してスクリユ５の全長は36Dであ
り、またねじ山５Ｂのピツチは0.9D、供給部分
２５の長さは7D、圧縮部分２６の長さは5D、第
１計量化部分２７の長さは8D、混合部分２８の
長さは2.5D、滞留部分２９の長さは5D、第２計
量化部分３０の長さは8.5Dである。
上記構成において、およそ平均重合度2500のポ
リスチレン樹脂にタルクを１重量部配合した原料
８を原料供給口２２からバレル２１内に供給し、
バレル２１の温度を150〜230℃とし、口金６の温
度を130〜160℃に保つて運転し、注入口２４から
流体発泡剤（ブタン）を４重量部の割合で注入
し、幅1041mm、厚み2.1mm、比重0.08ｇ／c.c.の発
泡ポリスチレンシートを製造した。
リスチレン樹脂にタルクを１重量部配合した原料
８を原料供給口２２からバレル２１内に供給し、
バレル２１の温度を150〜230℃とし、口金６の温
度を130〜160℃に保つて運転し、注入口２４から
流体発泡剤（ブタン）を４重量部の割合で注入
し、幅1041mm、厚み2.1mm、比重0.08ｇ／c.c.の発
泡ポリスチレンシートを製造した。
その結果、押出量83Kg／Ｈまで気泡は均一で、
外観良好な品質上満足すべきシートが得られた。
外観良好な品質上満足すべきシートが得られた。
これに対し、スクリユ５の先端面５Ａが平滑な
円錐面状で、第２図〜第４図に示す突起１２に相
当するようなものを設けていない押出機２０で幅
1040mm、厚み2.0mm、比重0.08ｇ／c.c.の発泡ポリ
スチレンシートを製造したところ、押出量70Kg／
Ｈを越えたところで気泡が不均一になつたり、不
均一溶融、混合・混練不十分、あるいは脆性等の
不良現象が見られ、良好なシートが得られなかつ
た（比較例１）。
円錐面状で、第２図〜第４図に示す突起１２に相
当するようなものを設けていない押出機２０で幅
1040mm、厚み2.0mm、比重0.08ｇ／c.c.の発泡ポリ
スチレンシートを製造したところ、押出量70Kg／
Ｈを越えたところで気泡が不均一になつたり、不
均一溶融、混合・混練不十分、あるいは脆性等の
不良現象が見られ、良好なシートが得られなかつ
た（比較例１）。
本発明の第５の実施例を説明する。この実施例
はバレルの内径が65mmと90mmの２台の押出機を接
続した押出機と第２図〜第４図に示すスクリユ５
の先端の形状とを組合せたものである。
はバレルの内径が65mmと90mmの２台の押出機を接
続した押出機と第２図〜第４図に示すスクリユ５
の先端の形状とを組合せたものである。
前側の90mm押出機には４条ねじのスクリユを装
着し、そのスクリユの先端から5D（Ｄはバレルの
内径）の計量化部分は連続したねじ山を形成し、
それに続く4Dの部分はねじ山の一部を欠除し、
さらにそれに続く残りの16Dの部分は連結したね
じ山を形成し、その内、6Dは圧縮部分としてあ
る。また、90mm押出機の先端に直径200mmの円形
スリツト口金を取付けてある。なお、スクリユの
計量化部分のねじ山の高さは６mmで、スクリユ先
端角度は105度である。
着し、そのスクリユの先端から5D（Ｄはバレルの
内径）の計量化部分は連続したねじ山を形成し、
それに続く4Dの部分はねじ山の一部を欠除し、
さらにそれに続く残りの16Dの部分は連結したね
じ山を形成し、その内、6Dは圧縮部分としてあ
る。また、90mm押出機の先端に直径200mmの円形
スリツト口金を取付けてある。なお、スクリユの
計量化部分のねじ山の高さは６mmで、スクリユ先
端角度は105度である。
上記構成において、およそ平均重合度1500のポ
リスチレン樹脂にタルクを1.5重量部配合した原
料を供給し、バレルの温度を130〜230℃とし、口
金の温度を130〜150℃に保つて運転し、注入口か
ら流体発泡剤（ブタン）を４重量部の割合で注入
し、幅1044mm、厚み2.1mm、比重0.08ｇ／c.c.の発
泡ポリスチレンシートを製造した。
リスチレン樹脂にタルクを1.5重量部配合した原
料を供給し、バレルの温度を130〜230℃とし、口
金の温度を130〜150℃に保つて運転し、注入口か
ら流体発泡剤（ブタン）を４重量部の割合で注入
し、幅1044mm、厚み2.1mm、比重0.08ｇ／c.c.の発
泡ポリスチレンシートを製造した。
その結果、押出量91Kg／Ｈまで気泡は均一で、
外観良好な品質上満足すべきシートが得られた。
外観良好な品質上満足すべきシートが得られた。
これに対し第５の実施例のスクリユの先端が平
滑な円錐面で第２図〜第４図に示す突起１２に相
当するようなものを設けていない押出機で幅1045
mm、厚み22mm、比重0.08ｇ／c.c.の発泡ポリスチレ
ンシートを製造したところ、押出量80Kg／Ｈを越
えたところで比較例１と同じ結果になつた（比較
例２）。
滑な円錐面で第２図〜第４図に示す突起１２に相
当するようなものを設けていない押出機で幅1045
mm、厚み22mm、比重0.08ｇ／c.c.の発泡ポリスチレ
ンシートを製造したところ、押出量80Kg／Ｈを越
えたところで比較例１と同じ結果になつた（比較
例２）。
本発明の第６の実施例を説明する。第５の実施
例の押出機に第５図〜第７図に示すスクリユ５の
先端の形状とを組合せ、穴径４mmのブレーカプレ
ートを用いたものである。
例の押出機に第５図〜第７図に示すスクリユ５の
先端の形状とを組合せ、穴径４mmのブレーカプレ
ートを用いたものである。
上記構成において、幅1043mm、厚み2.3mm、比
重0.08ｇ／c.c.の発泡ポリスチレンシートを製造し
たところ、押出量96Kg／Ｈまで気泡は均一で、外
観良好な品質上満足すべきシートが得られた。
重0.08ｇ／c.c.の発泡ポリスチレンシートを製造し
たところ、押出量96Kg／Ｈまで気泡は均一で、外
観良好な品質上満足すべきシートが得られた。
本発明の第７の実施例を説明する。この実施例
は第５の実施例の押出機を用い、それに第５図〜
第７図に示すスクリユ５の先端の形状とを組合せ
たものである。ただし、90mm押出機には４条ねじ
のスクリユを装着し、そのスクリユの計量化部分
のねじ山の高さを５mmとし、スクリユ先端角度を
145度としてある。
は第５の実施例の押出機を用い、それに第５図〜
第７図に示すスクリユ５の先端の形状とを組合せ
たものである。ただし、90mm押出機には４条ねじ
のスクリユを装着し、そのスクリユの計量化部分
のねじ山の高さを５mmとし、スクリユ先端角度を
145度としてある。
上記構成において、第５の実施例で使用した原
料を供給し、バレルの温度を130〜230℃とし、口
金の温度を130〜150℃に保つて運転し、注入口か
ら流体発泡剤（ブタン）を3.5重量部の割合で注
入し、幅1044mm、厚み2.1mm、比重0.09ｇ／c.c.の
発泡ポリスチレンシートを製造した。
料を供給し、バレルの温度を130〜230℃とし、口
金の温度を130〜150℃に保つて運転し、注入口か
ら流体発泡剤（ブタン）を3.5重量部の割合で注
入し、幅1044mm、厚み2.1mm、比重0.09ｇ／c.c.の
発泡ポリスチレンシートを製造した。
その結果、押出量88Kg／Ｈまで気泡は均一で、
外観良好な品質上満足すべきシートが得られた。
外観良好な品質上満足すべきシートが得られた。
これに対し第７の実施例のスクリユの先端が平
滑な円錐面で、第５図〜第７図に示す突起１５に
相当するようなものを設けていない押出機で幅
1045mm、厚み2.1mm、比重0.09ｇ／c.c.の発泡ポリ
スチレンシートを製造したところ、押出量75Kg／
Ｈを越えたところで比較例１と同じ結果になつた
（比較例３）。
滑な円錐面で、第５図〜第７図に示す突起１５に
相当するようなものを設けていない押出機で幅
1045mm、厚み2.1mm、比重0.09ｇ／c.c.の発泡ポリ
スチレンシートを製造したところ、押出量75Kg／
Ｈを越えたところで比較例１と同じ結果になつた
（比較例３）。
本発明の第８の実施例を説明する。この実施例
は、第７の実施例の押出機を用い、第８図及び第
９図に示すスクリユ５の先端の形状とを組合せた
ものである。
は、第７の実施例の押出機を用い、第８図及び第
９図に示すスクリユ５の先端の形状とを組合せた
ものである。
上記構成において、第７の実施例と同じ条件で
幅1044mm、厚み2.1mm、比重0.09ｇ／c.c.の発泡ポ
リスチレンシートを製造した。
幅1044mm、厚み2.1mm、比重0.09ｇ／c.c.の発泡ポ
リスチレンシートを製造した。
その結果、押出量84Kg／Ｈまで気泡は均一で、
外観良好な品質上満足すべきシートが得られた。
外観良好な品質上満足すべきシートが得られた。
（発明の効果）
本発明によれば、バレル内にスクリユを片持式
で回転可能に挿入し、バレルのスクリユ支持部側
適所に原料供給口を形成し、バレルを加熱可能と
し、バレルの先端に吐出口を形成したので、原料
供給口からバレル内に入れられた原料は、一方向
へ回転するスクリユによつて吐出口へ向かつて移
動せしめられ、その間に加圧されるとともに、加
熱されて溶融せしめられる。こうして、バレルと
スクリユのねじ山との間の狭い隙間を通つて来た
比較的高温にある樹脂と、ねじ山間を通つて来た
比較的低温にある樹脂とがスクリユ先端部に集め
られる。この発明では、吐出口に向かつているス
クリユの先端面を中高の円錐状又は球面状とし、
先端面上に突起を設けて突起を吐出口に向かつて
起立させたので、スクリユ先端部に集められた樹
脂は、突起により撹拌されて均一なものとなる。
とくに、この発明では突起を先端面の中心から周
囲へ向かつて延びるようにし、さらに突起の側面
をスクリユの回転方向に向かつて起立させたの
で、突起が円柱状をなしてまばらに分散して設け
られている場合に比べて、樹脂を一層よく撹拌し
て均一な温度として吐出口へ送ることができる。
従つて、樹脂全体の発泡倍率が均一化し、断熱効
果及び強度に優れた成形体を製造することができ
る。また、スクリユ先端部では、スクリユの周囲
面に設けられたねじ山を欠除することなく、従つ
て従来のスクリユの先端面を円錐状又は球面状と
して、そこに突起を設けただけの構造となるの
で、吐出効率を低下させることなく、充分な撹拌
を行うことができる。さらに、先端面に突起を設
けただけであるから、スクリユの製造が容易であ
り、廉価に供給できる。この発明は、このような
利益をもたらすものである。
で回転可能に挿入し、バレルのスクリユ支持部側
適所に原料供給口を形成し、バレルを加熱可能と
し、バレルの先端に吐出口を形成したので、原料
供給口からバレル内に入れられた原料は、一方向
へ回転するスクリユによつて吐出口へ向かつて移
動せしめられ、その間に加圧されるとともに、加
熱されて溶融せしめられる。こうして、バレルと
スクリユのねじ山との間の狭い隙間を通つて来た
比較的高温にある樹脂と、ねじ山間を通つて来た
比較的低温にある樹脂とがスクリユ先端部に集め
られる。この発明では、吐出口に向かつているス
クリユの先端面を中高の円錐状又は球面状とし、
先端面上に突起を設けて突起を吐出口に向かつて
起立させたので、スクリユ先端部に集められた樹
脂は、突起により撹拌されて均一なものとなる。
とくに、この発明では突起を先端面の中心から周
囲へ向かつて延びるようにし、さらに突起の側面
をスクリユの回転方向に向かつて起立させたの
で、突起が円柱状をなしてまばらに分散して設け
られている場合に比べて、樹脂を一層よく撹拌し
て均一な温度として吐出口へ送ることができる。
従つて、樹脂全体の発泡倍率が均一化し、断熱効
果及び強度に優れた成形体を製造することができ
る。また、スクリユ先端部では、スクリユの周囲
面に設けられたねじ山を欠除することなく、従つ
て従来のスクリユの先端面を円錐状又は球面状と
して、そこに突起を設けただけの構造となるの
で、吐出効率を低下させることなく、充分な撹拌
を行うことができる。さらに、先端面に突起を設
けただけであるから、スクリユの製造が容易であ
り、廉価に供給できる。この発明は、このような
利益をもたらすものである。
第１図〜第４図は、本発明の第１の実施例を示
し、第１図は概略縦断面図、第２図はスクリユ先
端の斜視図、第３図は同正面図、第４図は同縦断
面図である。第５図〜第７図は本発明の第２の実
施例を示し、第５図は斜視図、第６図は正面図、
第７図は縦断面図である。第８図及び第９図は本
発明の第３の実施例を示し、第８図は正面図、第
９図は縦断面図である。第１０図〜第１２図は本
発明の第４の実施例を示し、第１０図は縦断面
図、第１１図は第１０図中の部分の拡大図、
第１２図は第１０図の部分の拡大図である。
第１３図及び第１４図は従来例を示し、第１３図
は従断面図、第１４図は要部の縦断面図である。 図において、１はバレル、２は原料供給口、３
は吐出口、５はスクリユ、５Ａは先端面、１２は
突起、１５は突起、１８は突起、２１はバレル。
し、第１図は概略縦断面図、第２図はスクリユ先
端の斜視図、第３図は同正面図、第４図は同縦断
面図である。第５図〜第７図は本発明の第２の実
施例を示し、第５図は斜視図、第６図は正面図、
第７図は縦断面図である。第８図及び第９図は本
発明の第３の実施例を示し、第８図は正面図、第
９図は縦断面図である。第１０図〜第１２図は本
発明の第４の実施例を示し、第１０図は縦断面
図、第１１図は第１０図中の部分の拡大図、
第１２図は第１０図の部分の拡大図である。
第１３図及び第１４図は従来例を示し、第１３図
は従断面図、第１４図は要部の縦断面図である。 図において、１はバレル、２は原料供給口、３
は吐出口、５はスクリユ、５Ａは先端面、１２は
突起、１５は突起、１８は突起、２１はバレル。
Claims (1)
- １ バレル内にスクリユを片持式で回転可能に挿
入し、バレルのスクリユ支持部側の適所に原料供
給口を設け、バレルを加熱可能とし、バレルの先
端に吐出口を形成した押出機において、吐出口に
向かうスクリユの先端面を中高の円錐状または球
面状とし、先端面上に中心から周囲へ向かつて延
びる突起を設け、突起を吐出口に向かつて起立さ
せるとともに、突起の側面をスクリユの回転方向
に向かつて起立させたことを特徴とする、発泡体
成形用押出機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60114955A JPS61272124A (ja) | 1985-05-28 | 1985-05-28 | 発泡体成形用押出機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60114955A JPS61272124A (ja) | 1985-05-28 | 1985-05-28 | 発泡体成形用押出機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61272124A JPS61272124A (ja) | 1986-12-02 |
| JPH0261897B2 true JPH0261897B2 (ja) | 1990-12-21 |
Family
ID=14650780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60114955A Granted JPS61272124A (ja) | 1985-05-28 | 1985-05-28 | 発泡体成形用押出機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61272124A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2660922B2 (ja) * | 1988-07-11 | 1997-10-08 | 東芝機械株式会社 | 成形機用スクリュおよび同スクリュを用いた成形機ならびに可塑化樹脂の移送方法 |
| JPH085790Y2 (ja) * | 1992-04-02 | 1996-02-21 | 株式会社日本製鋼所 | 押出スクリュ構造 |
| BA96133A (bs) * | 1996-08-16 | 1998-12-28 | Meeth Ernst Josef | Postupak za izradu profila narocito za proizvodnju prozora i vrata |
| US5837295A (en) * | 1997-10-16 | 1998-11-17 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Scraper blades for extruder |
| JP4929129B2 (ja) * | 2007-11-08 | 2012-05-09 | 日本碍子株式会社 | 土練機 |
| JP5023237B1 (ja) * | 2011-03-25 | 2012-09-12 | 積水化成品工業株式会社 | ポリスチレン系樹脂発泡シート、容器、及びポリスチレン系樹脂発泡シートの製造方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS424574Y1 (ja) * | 1964-10-15 | 1967-03-11 | ||
| JPS6078718A (ja) * | 1983-10-04 | 1985-05-04 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 発泡体の押出方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4728947U (ja) * | 1971-05-05 | 1972-12-02 |
-
1985
- 1985-05-28 JP JP60114955A patent/JPS61272124A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS424574Y1 (ja) * | 1964-10-15 | 1967-03-11 | ||
| JPS6078718A (ja) * | 1983-10-04 | 1985-05-04 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 発泡体の押出方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61272124A (ja) | 1986-12-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |