JPH0261248B2 - - Google Patents

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JPH0261248B2
JPH0261248B2 JP59183081A JP18308184A JPH0261248B2 JP H0261248 B2 JPH0261248 B2 JP H0261248B2 JP 59183081 A JP59183081 A JP 59183081A JP 18308184 A JP18308184 A JP 18308184A JP H0261248 B2 JPH0261248 B2 JP H0261248B2
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Tatsuo Nagasaki
Hiroyoshi Fujimori
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は撮像した映像をテレビ表示装置に適切
に表示するための固体撮像素子使用の内視鏡にお
ける表示走査線補間方法に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
近年、電荷結合素子(CCD)等の固体撮像素
子を撮像手段に用いた内視鏡が種々提案されてい
る。
上記固体撮像素子は、内視鏡における細長の挿
入部の先端側に収納しなければならないため、撮
像面に配列される受光素子数は一般のテレビ(ジ
ヨン)カメラのものよりかなり少くなり、解像度
が低下する。このため実開昭53−36885号公報に
開示されているように回転フイルタを用いて色面
順次の照明を行つて、白色照明のもとでモザイク
フイルタを備えた固体撮像素子によるカラー撮像
の場合よりも解像度を向上させた従来例がある。
しかしながら、的確な診断を下すためにはさら
に解像度の高い画像を表示することが望ましく、
走査線の補間を行うことが望まれる。
又、挿入部内に無駄なく収納するため、内視鏡
用の固体撮像素子は、一般のテレビカメラ用のも
のと異り、撮像面が正方形のものを用いることが
一般的であり、この正方形で撮像した画像を一般
(正規)のテレビジヨン受像機で表示するには、
正規の走査線に一致させる等の信号処理すること
が必要とされる。
ところで、従来の走査線の補間方法としては、
第9図に示すように水平同期信号Hsyncでカウン
タ1を動作させ、その出力をアドレスとして予め
書き込まれた補間用データをROM2A,2Bか
ら読み出し、D/A変換器3A,3Bでアナログ
量にして乗算器4A,4Bの各一方の入力端に印
加する。しかして、乗算器4A,4Bの他方の入
力端には、フレームメモリ5から読み出した2ラ
イン分のデータを順次印加して補間すべき走査線
に至る距離の逆比で重みづけ乗算し、加算器6で
平均し、D/A変換器7でアナログ量の映像信号
として走査線の補間を行うものである。
しかしながらこの方法は、回路的にもかなり複
雑になるし、以下に述べるような理由で映像信号
の高周波成分側で振幅が低下し、解像度が劣化す
る。
第10図において、点線を被写体信号とし、実
線を固体撮像素子で撮像したデータf(x)とし、
さらにこの撮像データf(x)を用いて補間した
データによる包絡線をg(x)とする。この場合、
第10図又は第11図aに示す撮像データf(x)
は、画素ピツチτとなる受光素子の配列ピツチで
ステツプ波形のデータ信号となるため、このフー
リエ変換成分F{f(x)}=F(k)は第11図b
に示すようになり、ナイキスト限界周波数1/
(2τ)を越える高域側にも振幅の小さいサイドバ
ンド(高調波)が現われる。
ところで、補間データは上記撮像データf(x)
を画素ピツチτの距離を用いたものでさらに重畳
積分をしたものとなるが、画素ピツチτのレクタ
ングル関数を第11図cに示すようにre(x)で
表わすと、そのフーリエ変換成分子F{re(x)}=
Re(k)は同図(d)に示すように高周波側の振
幅が次第に低下して、ナイキスト限界周波数1/
(2τ)で約−4dB低下するシンク関数となるので、
第11図eに示す上記補間データg(x)の空間
周波数成分G(k)はたたみ込みの定理により G(k)=F{g(x)} =F{f(x)*re(x) =F{f(x)×F{fe(x)} となり、同図(f)に示すものとなる。(ここで
*はたたみ込み積分を表わす)つまり、この空間
周波数成分G(k)は周波数が上がるにつれて減
衰が大きくなるカーブで減衰し、ナイキスト限界
においては空間周波数成分が約−4dBだけ低下し
てしまうものとなつてしまう。
〔発明の目的〕
本発明は上述した点にかんがみてなされたもの
で、簡単で且つ従来例のような高域側成分の低下
を防止し得ると共に、固体撮像素子の画素数に依
らず、任意の表示走査線を有する表示器に表示可
能とする固体撮像素子使用の内視鏡における表示
走査線補間方法を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は多数の受光素子を縦横に規則的に配列
して形成した固体撮像素子を撮像手段に用いた内
視鏡において、撮像データを一方向に沿つて読み
出してローパスフイルタで不要高調波をカツトオ
フするスムージングを行つた後、表示器の表示走
査線に整合する変換クロツク数でA/D変換する
信号処理を行うことによつて、高域側での利得の
低下を招くことがなく、且つ簡単に表示器に表示
可能となる走査線の補間を行えるようにしてあ
る。
〔発明の実施例〕
以下、図面を参照して本発明を具体的に説明す
る。
第1図ないし第3図は本発明の1実施例に係
り、第1図は本発明の1実施例の原理を示し、第
2図は撮像データの空間周波数成分を示し、第3
図は本発明の1実施例を備えた第1実施例の内視
鏡を示す。先ず、本発明の原理を第1図にて説明
する。今話を簡単にするため固体撮像素子11の
受光素子数、つまり画素数を4×4(=16)画素
とし、一方、表示する走査線数を6本とする。固
体撮像素子11で撮像された映像信号は画素の番
号で表わすと1,2,3,4,5,6,7……1
6の順でシフトレジスタ12から縦方向に時系列
信号となつて読み出される。これを低雑音指数の
プリアンプ13で増幅してローパスフイルタ
(LPF)14を通す。
上記読み出された撮像データの空間周波数成分
は第2図(又は前述の第11図b)に示すもので
あるので、画素ピツチτのナイキスト限界の周波
数1/(2τ)で急峻なカツトオフ特性を有するロ
ーパスフイルタ(第2図で破線で示すものが理想
的である。)14で解像度を低下させる不要な高
調波成分を除去して、ステツプ状撮像データを理
想的に近い波形にするスムージングを行う。この
スムージングされた撮像データを表示走査線数に
対応したクロツク数(この例の場合は縦方向に6
クロツク)でA/D変換器15でA/D変換して
フレームメモリ16に第1図の番号の様に縦方向
に記憶することにより走査線補間を行う。このフ
レームメモリ16に記憶されたデータを読み出す
時はTV表示モードにマツチしたクロツク周波数
にてフレームメモリ16から横方向に読み出す。
フレームメモリ16の画素番号で記すと、1,
7,13,19,2,8,14,…,24の順と
なる。そしてD/A変換器17でD/A変換後に
やはりLPF18にてナイキストの限界周波数
(この場合も1/(2τ))にてカツトしてやること
により横方向に対しても理想的なスムージングを
行つた後、TV表示器に表示する。
上記原理を具体的に適用した第1実施例の内視
鏡を以下に説明する。
第3図に示すように1実施例が適用された内視
鏡21は細長の挿入部22の先端側に結像用の対
物レンズ23を収納し、この対物レンズ23の焦
点面には、その撮像面が臨むようにして固体撮像
素子24が配設されている。この固体撮像素子2
4は、光電変換機能を有する多数の受光素子が縦
横に規則正しく配列され、ドライブ回路25から
印加されるクロツク信号によつて、転送されて、
第1図に示すようなシフトレジスタから画素信号
(撮像データ)が1,2,3,4,5,6,…,
16の順で縦方向に時系列信号となつて読み出さ
れ、プリアンプ26を経て挿入部22の手元側の
部分又は外部に設けた信号処理部27に入力され
るようになつている。
ところで、上記挿入部22内には、照明光伝送
手段として、可撓性のフアイババンドルで形成さ
れたライトガイド28が挿通され、このライトガ
イド28の後端は光源装置31に着脱自在で装着
できるようになつている。しかして、光源装置3
1内の光源ランプ32の照明光が反射鏡33で平
行光束にされ、この平行光束途上に配設された回
転カラーフイルタ34によつて、その回転カラー
フイルタ34を構成する赤、緑、青の各色透過フ
イルタにて赤、緑、青の透過光にされ、集光レン
ズ35で集光されてライトガイド28の入射端
(後端)に照射されるようになつている。この入
射端に照射された照明光は、ライトガイド28の
先端から配光レンズ36を経て被写体側を色面順
次で照明するようになつている。
尚、回転カラーフイルタ34は、ステツピング
モータ37で回転駆動される。
一方、上記信号処理部27に入力された信号
は、ローパスフイルタ(LPF)41によつて不
要な高調波成分がカツトオフされて、ステツプ波
形がなめらかな波形の信号となるように理想的な
スムージングが行われるようになつている。つま
りこのローパスフイルタ41は、前述したように
画素ピツチτで規定されるナイキスト限界の周波
数1/(2τ)以上の高調波成分を急峻にカツトオ
フしてスムージングを行うものである。
上記ローパスフイルタ41を通したなめらかな
波形にされた信号は、TV表示器42の表示走査
線数に整合したクロツク数で作動されるA/D変
換器43でA/D変換されて縦方向の画素数が走
査線数に等しいデータ数にされる走査線補間がな
された信号データは上記色面順次の照明に同期し
て切換えられるマルチプレクサ44を介して各色
信号処理回路45R,45G,45Bの各フレー
ムメモリ46R,46G,46Bに例えば縦方向
(読み出しする際の方向と直交する方向)で書き
込まれるようになつている。
尚、上記走査線数に等しいデータをつくる際の
A/D変換は、変換時間中に撮像データの値が変
化して変換誤差が大きくなる場合等には必要に応
じてサンプルホールド回路で変換時に信号データ
の値が変化しないようにして誤差を小さくするよ
うになつている。
上記各フレームメモリ46R,46G,46B
に書き込まれた信号データを読み出す場合には、
上記書き込まれた縦方向と垂直な横方向の信号デ
ータが前述したように順次読み出される。このこ
の読み出しのクロツクは、水平期間内に横方向の
信号データ数を丁度読み出し(表示)可能とする
周波数で行われる。尚縦方向は上記走査線補間に
より、TV表示器42の走査線に一致させてある
ので、上記クロツクで読み出された信号データは
TV表示器42の表示モードに一致したものとな
る。
尚、各フレームメモリ46R,46G,46B
は同時に読み出され、それぞれD/A変換器47
R,47G,47Bでアナログ量に変換され、さ
らにローパスフイルタ48R,48G,48Bで
横方向のナイキスト限界の周波数1/(2τ)で不
要な高調波成分をカツトオフしてなめらかな色信
号R,G,Bにスムージングされ、TV表示器4
2のRGB端子に印加され、カラー画像として表
示されるようになつている。
上記第1実施例によれば、固体撮像素子24の
少くとも一方(例えば縦方向)の画素数がTV表
示器42の走査線数に一致しない場合、あるいは
整数比等にならない任意の場合においても、A/
D変換器43で変換する際の変換クロツク数を走
査線数に整合させることにより表示可能とする補
間を簡単な回路構成で実現できる。又、上記補間
する場合、重畳積分を用いてないので、解像度の
劣化が生じることを防止できる。
ところで、上記1実施例の補間方法を実時間で
機能させるには、フレームメモリ46R,46
G,46Bへのデータの書き込みと、これらから
のデータの読み出しとを異る周期でそれぞれ行う
ことのできるメモリであることが必要とされる。
読み書きを独立に行うことのできない通常のメ
モリを用いて実時間で補間する方法を備えた第2
実施例の内視鏡における信号処理部を以下に述べ
る。
第4図に示すように各色信号処理回路51R,
51G,51Bはマルチプレクサ44で順次導通
されるようになつている。上記各色信号処理回路
51R,51G,51Bは同一構成であるので、
赤用のものについてのみその構成が示してある。
即ち、赤用フレームメモリ46Rはスイツチ5
2SRを経たライト用アドレス発生回路53Rの
縦方向のアドレス信号で、第5図aに示すように
A/D変換データがA/D変換のクロツクに同期
して例えばそのローレベル期間ごとにライトモー
ドにされて書き込まれると共に、そのクロツクの
例えばローレベル期間ごとにスイツチ52SRが
切換えられて、リード用アドレス発生回路54R
の水平方向(横方向)のアドレス信号で書き込ま
れたデータが読み出され、スイツチ55SRを経
て一方のバツフアメモリ56Rに書き込まれる。
(上記スイツチ55SR及び他方のスイツチ57
SRは第5図bに示すように1水平期間1Hごとに
連動して切換えられる。
上記一方のバツフアメモリ56Rへの書き込み
が第5図cに示すように水平方向の画素数だけ1
水平期間1Hより短い期間内で行われる。この1
水平期間1H以内に一方のバツフアメモリ56R
への書き込みがされている該1水平期間1H、他
方のスイツチ57SRは、上記スイツチ55SRと
連動して他方のバツフアメモリ58R側に切換え
られて第5図dに示すように読み出しモードにな
つており、このバツフアメモリ58Rに書き込ま
れたデータが、1水平期間に1H水平方向データ
が丁度読み出されるクロツクで水平方向に読み出
される。
上記読み出しが1水平期間1Hなされると、上
記連動するスイツチ55SR,57SRは切換えら
れて、一方のバツフアメモリ56Rのデータが読
み出され、他方のバツフアメモリ58Rにはフレ
ームメモリ46Rのデータが書き込まれる。この
ようにして両バツフアメモリ56R,58Rは交
互にライト/リードが切換えられる。
上記両バツフアメモリ56R,58Rがそれぞ
れ書き込みモードになつた場合、リード/ライト
タイミング発生回路59Rからの書き込み信号が
R/端子にスイツチ60SRを経て第5図eに
示すように印加される(フレームメモリ46Rが
ライトモードでない期間に印加される。)。
上記バツフアメモリ56R,58Rへの書き込
みアドレスは、ライト用アドレス発生回路61R
で発生され、読み出しアドレスは、リード用アド
レス発生回路62Rで発生される。しかして連動
して切換えられる両スイツチ63SR,64SRに
よつて1水平期間1Hごとに書き込み及び読み出
しの切換えが行われる。
このようにして、両バツフアメモリ56R,5
8Rからスイツチ57SRを経て出力されるデー
タはTV表示器の表示モードに合つたものとな
り、前述のようにD/A変換器47RでD/A変
換され、さらにローパスフイルタ48Rで不要な
高調波成分がカツトオフされてTV表示器に入力
され、カラー画像として表示される。
尚、マルチプレクサ44で選択されてない(オ
フ状態の)他のフレームメモリ(上記46Rが選
択されている場合には46G,46B)は、スイ
ツチ52SRに相当するスイツチ(図示してない
が、符号で表わすと52SG,52SB)はリード
用アドレス発生回路側に導通させた状態に保持さ
れ、表示用の読み出しは各色信号処理回路51
R,51G,51Bとも同時に行われるようにな
つている。
尚、ライト用あるいはリード用アドレス発生回
路53R,54Rは各信号処理回路51R,51
G,51Bごとに設けないで、共用させることも
できる。
又、バツフアメモリ56R,58Rに対するラ
イト用及びリード用アドレス発生回路61R,6
2Rについても共用させることができる。
上記第2実施例によれば、通常のメモリを用い
て実時間で走査線補間を行つて表示することがで
きる。
第6図は本発明の1実施例の補間方法を用いた
第3実施例の内視鏡を示す。
この内視鏡61は第3図に示す内視鏡21にお
いて、信号処理部27のローパスフイルタ41の
例えば後に帯域補正回路62を設けるとともに、
各色信号処理回路45R,45G,45Bにおけ
るローパスフイルタ48R,48G,48Bの後
にも帯域補正回路63R,63G,63Bが設け
てある。
上記各帯域補正回路62及び63R,63G,
63Bは、固体撮像素子24の各受光素子が有限
の開口(受光)面積を有することに起因する高域
側で利得(振幅)が低下することとか、ローパス
フイルタ41又は48R,48G,48Bが理想
的なカツトオフ特性を示さないことに起因する特
性の低下等を補正するものである。
第7図は本発明の1実施例の補間方法を適用し
た第4実施例の内視鏡の挿入部先端側を示す。
この内視鏡71は、第6図に示す内視鏡61に
おける挿入部22の先端面に第8図に示すように
ビス72等の固定手段で着脱自在となる撮像光学
アダプタ73を装着できるようにしたものであ
る。
このアダプタ73は、シリンドリカルレンズ系
74が取付けてあり、このシリンドリカルレンズ
系74及び対物レンズ23とによつて固体撮像素
子24に、走査線補間する方向成分側、例えば縦
方向をあらかじめ縮小して結像させるものであ
る。
即ち、この縦方向を縮小しておくことによつ
て、走査線補間することによつて、表示画面にお
ける縦方向に画素が伸びることを補正し、TV表
示器42に表示されるカラー画像が縦横とも被写
体を正しい縮小(あるいは拡大)倍率で表示でき
るようにしたものである。
このように構成された第4実施例の内視鏡71
によれば、縦横とも等しい受光素子数及び受光素
子ピツチの固体撮像素子24を用いて撮像した場
合のものを、縦横の寸法の異る表示画面で表示す
る場合、画面全体を撮像表示に利用した場合にも
被写体を縦方向あるいは横方向の比率が他方に対
して歪むことなく忠実に表示できる。(上記アダ
プタ73を一体的に取付けたものも本発明に属す
る。) 尚、本発明は表示器としてブラウン管に限定さ
れるものでなく、液晶表示器等を用いた場合にも
適用できるし、その場合、通常のテレビ表示器用
のモードと異る表示モード用の任意の表示画素数
に対しても、有効に対処できる。縦横とも、表示
セルに区画され、テレビ表示用でない上記液晶表
示器を用いた場合次のように走査線補間を行つて
も良い。液晶表示器におけるその横方向の表示画
素数(表示走査線)が固体撮像素子24の横方向
の画素数と整数倍又は整数分の1にならない場合
等、両者で対応づけさせることが難しい場合にお
いては、縦方向の走査線の補間を行つたのと同様
に、横方向に読み出した場合、それぞれローパス
フイルタ(例えば第3図における表示器42に液
晶表示器を使用する場合)48R,48G,48
Bを通してスムージングを行つた後、液晶表示器
の横方向の画素数に対応したクロツク数(水平周
波数×横方向の画素数のクロツク数)でサンプル
ホールドして、さらにローパスフイルタを通し
て、不要高周波を除去して、表示させるようにし
ても良い。(勿論縦方向について、撮像画素数と
表示画素数(表示走査線数)とが一致しない場合
には、前述のように行う。) 又、本発明の補間方法は、表示画面上の走査線
の数が縦方向又は横方向における受光素子数より
も多い場合に適用することが限定されるものでな
く、例えばTV表示器の表画面内に別のTV画面
を表示する場合(TV in TV)のように補間と
いうよりは間引くように(補間して)表示する場
合にも対処できるものである。又、一部を縮小し
たり、撮像した2画面を1画面の表示器に分けて
表示したりする任意の信号処理して表示する場合
にも適用できる。又、表示画面が一方に長く、他
方に短いTV表示専用でない液晶表示器等におい
ては、間をうめるように補間することと、間引く
ようにして補間することとが併用させることもあ
り得る。
尚、表示器としてデイジタルデータを入力信号
とする場合においては、例えば第3図における
D/A変換器47R,47G,47B以降を設け
ることを必要としない場合もある。
又、間引くようにして補間する場合には、例え
ば第3図におけるローパスフイルタ47R,47
G,47Bをあまり必要としない場合もある。
尚、本発明の補間方法は、固体撮像素子におけ
る縦横の受光素子数が等しくない場合にも、一旦
フレームメモリに書き込みを行うことにより、任
意の走査線数の表示器に適用できる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、表示器に表
示するために読み出す方向と直交する方向に固体
撮像素子から撮像データを読み出し、ローパスフ
イルタで不要高調波をカツトオフしスムージング
を行つた後、表示器の表示走査線に整合した変換
数でA/D変換してメモリに書き込む信号処理を
行うようにしてあるので、簡単な構成で、高域側
で帯域劣化が生じることなく表示器に表示可能な
モードでの走査線の補間を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本発明の1実施例に係
り、第1図は本発明の1実施例の原理を示す説明
図、第2図は固体撮像素子で撮像されたデータの
空間周波数成分を示す分布図、第3図は1実施例
を用いた第1実施例の内視鏡を示す構成図、第4
図は第2実施例の内視鏡における信号処理部を示
すブロツク図、第5図は第4図の各部の動作説明
用のタイミングチヤート図、第6図は第3実施例
の内視鏡を示す構成図、第7図は第4実施例の内
視鏡の先端側を示す構成図、第8図は第7図にお
けるアダプタを拡大して示す側面断面図、第9図
は従来の補間方法に係る信号処理部の構成を示す
ブロツク図、第10図は第9図における動作説明
用の信号波形と補間処理後の信号波形を示す波形
図、第11図は第9図の動作説明図である。 11……固体撮像素子、12……シフトレジス
タ、13……プリアンプ、14……ローパスフイ
ルタ、15……A/D変換器、16……フレーム
メモリ、17……D/A変換器、18……ローパ
スフイルタ、21……内視鏡、22……挿入部、
24……固体撮像素子、27……信号処理部、3
1……光源装置、41……ローパスフイルタ、4
2……表示器、43……A/D変換器、45R,
45G,45B……信号処理回路、46R,46
G,46B……フレームメモリ、47R,47
G,47B……D/A変換器、48R,48G,
48B……ローパスフイルタ、51R,51G,
51B……信号処理回路、62,63R,63
G,63B……帯域補正回路、73……アダプ
タ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 光電変換機能を有する受光素子を縦横に規則
    的に配列して形成した固体撮像素子を撮像手段に
    用い、撮像した信号データを信号処理してメモリ
    に書き込み、該メモリから読み出された信号デー
    タを表示器の表示画面に表示可能とする内視鏡に
    おいて、 前記固体撮像素子から読み出された信号データ
    における不要高調波成分をローパスフイルタでカ
    ツトオフしてスムージングを行う信号処理工程
    と、該工程後に前記表示器における縦横両方向に
    おける少くとも一方の表示走査線数に整合した変
    換クロツク数でA/D変換する信号処理工程とを
    有することを特徴とする固体撮像素子使用の内視
    鏡における表示走査線補間方法。
JP59183081A 1984-08-31 1984-08-31 固体撮像素子使用の内視鏡における表示走査線補間方法 Granted JPS6161583A (ja)

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JP59183081A JPS6161583A (ja) 1984-08-31 1984-08-31 固体撮像素子使用の内視鏡における表示走査線補間方法

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WO1994003015A1 (en) * 1992-07-22 1994-02-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Imaging device with horizontal line interpolation function

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