JPH026020A - プレスブレーキ用金型 - Google Patents
プレスブレーキ用金型Info
- Publication number
- JPH026020A JPH026020A JP15881688A JP15881688A JPH026020A JP H026020 A JPH026020 A JP H026020A JP 15881688 A JP15881688 A JP 15881688A JP 15881688 A JP15881688 A JP 15881688A JP H026020 A JPH026020 A JP H026020A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bending
- angle
- groove
- die
- sheet
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims abstract description 46
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 27
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明はポンチとダイとからなり、長尺の板材を所定角
度に祈り曲げるために使用されるプレスブレーキ用金型
に関するものである。
度に祈り曲げるために使用されるプレスブレーキ用金型
に関するものである。
このプレスブレーキ用金型に−よる板の折り曲げには、
コイニング曲げと自由曲げとの二種がある。 前者は、第3図に示すように、ダイ2に形成しである溝
20の開き角度φ。を、板材1の折り曲げ角度と同じと
しておき、ポンチ3で板材3を溝20内に押し込んで板
材1を折り曲げるにあたり、板材1を溝20の内壁面に
所要の圧力で押し付けるものであり、後者は第4図に示
すように、溝20の開き角度φ2を板材1のスプリング
バックを見込んだ角度だけ、板材1の折り曲げ角度より
小さいものとして、ポンチ3で板材1を溝20内に押し
込む時、溝20の両側の開口縁とポンチ3の中央の31
党で板材1を押し込Aで板材1を本来の折り曲げ角度よ
りも鋭角となる角度まで曲げておき、解圧後の板材1の
スプリングバックで角度が大きくなった時に、本来の折
り曲げ角度となるようにしたものである。
コイニング曲げと自由曲げとの二種がある。 前者は、第3図に示すように、ダイ2に形成しである溝
20の開き角度φ。を、板材1の折り曲げ角度と同じと
しておき、ポンチ3で板材3を溝20内に押し込んで板
材1を折り曲げるにあたり、板材1を溝20の内壁面に
所要の圧力で押し付けるものであり、後者は第4図に示
すように、溝20の開き角度φ2を板材1のスプリング
バックを見込んだ角度だけ、板材1の折り曲げ角度より
小さいものとして、ポンチ3で板材1を溝20内に押し
込む時、溝20の両側の開口縁とポンチ3の中央の31
党で板材1を押し込Aで板材1を本来の折り曲げ角度よ
りも鋭角となる角度まで曲げておき、解圧後の板材1の
スプリングバックで角度が大きくなった時に、本来の折
り曲げ角度となるようにしたものである。
ここにおいて、上記両者のうち、自由曲げによって所要
の角度に板材を曲げようとする時は、板材のスプリング
バック量にばらつきがあれば、当然このばらつきの影響
を受ける。そしてスプリングバック量は板材の引張強さ
や曲げ半径及び曲げ角度に比例するとともに、板材のヤ
ング率と板厚とに反比例するものとなっていることから
、たとえば板厚が変われば、スプリングバック量の違い
が生じて、曲げ角度に影響がでる。 この時、単にスプリングバック量に応じた角度が、最終
的に誤差となって現われるのであれば問題は小さいので
あるが、プレスストロークの精度の影響もあって、曲げ
角度の精度が非常に悪くなってしまう。 すなわち、たとえば90゛の曲げを与えるためのダイ2
の溝20の開き角度φ2を、板材1の2°のスプリング
バック量を見込んで88°に設定している時、3°のス
プリングバック量がある板材1を曲げようとすれば、8
7° まで曲げることができずに、88°の角度になっ
た時点で、溝20の内壁面に板材1が当たり、以後、第
5図(a)に示す自由曲げの状態から第5図(b)に示
すコイニング曲げの状態に移行してしまう、そして、こ
のコイニング曲げに移行した時には、第6図(a)に示
すように加圧中の板材1の曲げ角度θ1がプレスストロ
ークの変化にも殆ど変化しなくなると同時に、第6図(
b)に示すようにスプリングバック量の変化が急激に大
きくなるものであり、このために、第6図(a)に示す
解圧後の板材1の曲げ角度θ2の変化も大きくなる。従
って、プレスストロークの精度Xが曲げ角度θ2に及ぼ
す影響が非常に大きくなり、曲げ精度±ψが悪化する。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところは板材に対する曲げ精度を高(保つこ
とができるプレスブレーキ用金型を提供す、るにある。 [、fi題を解決するための手段] しかして本発明は、溝を備えたダイと、ダイの溝に板材
を押し込んで板材に曲げを与えるポンチとからなるプレ
スブレーキ用金型において、ダイの溝の開き角度を、板
材に与える曲げ角度から、板材に見込まれるスプリング
バック量の最大角を引いた値よりも小さくしていること
に特徴を有している。 [作用] 本発明によれば、板材のスプリングバック量がどのよう
な値であれ、常に自由曲げの状態で曲げ加工を行なうこ
とができる。 [実施例] 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、■字
形の溝20を備えたダイ2と、このダイ2の溝20内に
板材1を押し込んで板材1に曲げを与えるポンチ3とか
らなる金型において、板材を02の曲げ角度で曲げるに
あたり、ダイ2の溝20の開き角度φ1を、曲げ角度θ
2から板材1に見込まれるスプリングバック量へθを引
いた値よりも更に小さな角度としている。たとえば、θ
2が90°、スプリングバック11へθの最大値が3°
である場合、溝20の開き角度φ1は87°よりも小さ
な値である84° としである。 ポンチ3で板材1を溝20内に押し込んで板材1を曲げ
る時、板材1の曲げ角度θ、がスプリングバックff1
lbθを見込んだ87°になるまで押し込んでも、溝2
0の内壁に板材1が押し付けられることがな(、従って
、コイニング曲げの状態に移行してしまうことがないも
のである。 第2図にスプリングバックNへθが3°である場合の加
圧時の角度θ1と解圧時の角度θ2とプレスストローク
の精度にとの相関を示す。従来のものに比して、プレス
ストロークの精度×による曲げ加工の精度±ψは、かな
り高いものとなる。 τ発明の効果] 以上のように本発明においては、板材のスプリングバッ
ク量がどのようなものであれ、常に自由曲げの状態で曲
げ加工を行なえるものであり、コイニング曲げの状態に
移行することがないために、曲げ精度を高く保つことが
でさるものである。
の角度に板材を曲げようとする時は、板材のスプリング
バック量にばらつきがあれば、当然このばらつきの影響
を受ける。そしてスプリングバック量は板材の引張強さ
や曲げ半径及び曲げ角度に比例するとともに、板材のヤ
ング率と板厚とに反比例するものとなっていることから
、たとえば板厚が変われば、スプリングバック量の違い
が生じて、曲げ角度に影響がでる。 この時、単にスプリングバック量に応じた角度が、最終
的に誤差となって現われるのであれば問題は小さいので
あるが、プレスストロークの精度の影響もあって、曲げ
角度の精度が非常に悪くなってしまう。 すなわち、たとえば90゛の曲げを与えるためのダイ2
の溝20の開き角度φ2を、板材1の2°のスプリング
バック量を見込んで88°に設定している時、3°のス
プリングバック量がある板材1を曲げようとすれば、8
7° まで曲げることができずに、88°の角度になっ
た時点で、溝20の内壁面に板材1が当たり、以後、第
5図(a)に示す自由曲げの状態から第5図(b)に示
すコイニング曲げの状態に移行してしまう、そして、こ
のコイニング曲げに移行した時には、第6図(a)に示
すように加圧中の板材1の曲げ角度θ1がプレスストロ
ークの変化にも殆ど変化しなくなると同時に、第6図(
b)に示すようにスプリングバック量の変化が急激に大
きくなるものであり、このために、第6図(a)に示す
解圧後の板材1の曲げ角度θ2の変化も大きくなる。従
って、プレスストロークの精度Xが曲げ角度θ2に及ぼ
す影響が非常に大きくなり、曲げ精度±ψが悪化する。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところは板材に対する曲げ精度を高(保つこ
とができるプレスブレーキ用金型を提供す、るにある。 [、fi題を解決するための手段] しかして本発明は、溝を備えたダイと、ダイの溝に板材
を押し込んで板材に曲げを与えるポンチとからなるプレ
スブレーキ用金型において、ダイの溝の開き角度を、板
材に与える曲げ角度から、板材に見込まれるスプリング
バック量の最大角を引いた値よりも小さくしていること
に特徴を有している。 [作用] 本発明によれば、板材のスプリングバック量がどのよう
な値であれ、常に自由曲げの状態で曲げ加工を行なうこ
とができる。 [実施例] 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、■字
形の溝20を備えたダイ2と、このダイ2の溝20内に
板材1を押し込んで板材1に曲げを与えるポンチ3とか
らなる金型において、板材を02の曲げ角度で曲げるに
あたり、ダイ2の溝20の開き角度φ1を、曲げ角度θ
2から板材1に見込まれるスプリングバック量へθを引
いた値よりも更に小さな角度としている。たとえば、θ
2が90°、スプリングバック11へθの最大値が3°
である場合、溝20の開き角度φ1は87°よりも小さ
な値である84° としである。 ポンチ3で板材1を溝20内に押し込んで板材1を曲げ
る時、板材1の曲げ角度θ、がスプリングバックff1
lbθを見込んだ87°になるまで押し込んでも、溝2
0の内壁に板材1が押し付けられることがな(、従って
、コイニング曲げの状態に移行してしまうことがないも
のである。 第2図にスプリングバックNへθが3°である場合の加
圧時の角度θ1と解圧時の角度θ2とプレスストローク
の精度にとの相関を示す。従来のものに比して、プレス
ストロークの精度×による曲げ加工の精度±ψは、かな
り高いものとなる。 τ発明の効果] 以上のように本発明においては、板材のスプリングバッ
ク量がどのようなものであれ、常に自由曲げの状態で曲
げ加工を行なえるものであり、コイニング曲げの状態に
移行することがないために、曲げ精度を高く保つことが
でさるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(bHc)は本発明一実施例の端面図、第
2図は同上の説明図、pIS3図はコイニング曲げを示
す端面図、第4図は自由曲げを示す端面図、第5図(、
)(1+1は従来例の端面図、第6図(a)(+))は
同上の説明図であって、1は板材、2はダイ、3はポン
チ、20は溝を示す。 代理人 弁理士 石 1)長 七 第1図 (G) (b) (C) 1板材 2 ダイ 第2図 第3図 第4図 5図 (Q) (b) 第6図 (b) アシ叉 又μ口−7
2図は同上の説明図、pIS3図はコイニング曲げを示
す端面図、第4図は自由曲げを示す端面図、第5図(、
)(1+1は従来例の端面図、第6図(a)(+))は
同上の説明図であって、1は板材、2はダイ、3はポン
チ、20は溝を示す。 代理人 弁理士 石 1)長 七 第1図 (G) (b) (C) 1板材 2 ダイ 第2図 第3図 第4図 5図 (Q) (b) 第6図 (b) アシ叉 又μ口−7
Claims (1)
- (1)溝を備えたダイと、ダイの溝に板材を押し込んで
板材に曲げを与えるポンチとからなるプレスブレーキ用
金型において、ダイの溝の開き角度を、板材に与える曲
げ角度から、板材に見込まれるスプリングバック量の最
大角を引いた値よりも小さくしているプレスブレーキ用
金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15881688A JPH026020A (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | プレスブレーキ用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15881688A JPH026020A (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | プレスブレーキ用金型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH026020A true JPH026020A (ja) | 1990-01-10 |
Family
ID=15679991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15881688A Pending JPH026020A (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | プレスブレーキ用金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH026020A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5704238A (en) * | 1994-03-29 | 1998-01-06 | Komatsu Ltd. | Automatic die driving amount correction method |
-
1988
- 1988-06-27 JP JP15881688A patent/JPH026020A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5704238A (en) * | 1994-03-29 | 1998-01-06 | Komatsu Ltd. | Automatic die driving amount correction method |
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