JPH0259070A - 接着剤塗布方法 - Google Patents

接着剤塗布方法

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JPH0259070A
JPH0259070A JP20973288A JP20973288A JPH0259070A JP H0259070 A JPH0259070 A JP H0259070A JP 20973288 A JP20973288 A JP 20973288A JP 20973288 A JP20973288 A JP 20973288A JP H0259070 A JPH0259070 A JP H0259070A
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adhesive
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roll
adhered
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Mitsukazu Hibino
日比野 充一
Takeshi Shimizu
剛 清水
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は円筒状または円柱状の被接着物の表面に接着剤
を塗布7る方法に関し、詳しくはロールを用いて1する
方法に関する。
し従来、の技術] 例えば自動車のエンジンマウントなどに用いられる防振
ゴムには、円筒状の芯金具が加硫接着されている。この
防振ゴムを製造するには、まず芯金具に接着剤が塗布さ
れ、乾燥後末加M(ゴムが被覆成形され、加硫と同時に
芯金具と成彩体とが接着される。
ところで性能上接着剤の膜厚の均一性が要求され、その
ため芯金具に接着剤を塗布する方法としては、従来エア
スプレーにより塗布する方法が採用されている。ロール
コート法など他の塗布方法では、均一な膜厚が確保でき
ないとされていたからである。しかしながら、エアスプ
レー法では周囲に飛散する接着剤が多く、接着剤の歩留
りが悪いという不具合がある。
[発明が解決しようとする課題] 本発明はロールコート法を利用して、均一な膜Vで塗イ
I]′1jることを技術的課題とするものである。
[課題を解決するための手段および作用J本発明者らは
塗布ロールの種類、材質などを種々検討した結果、特殊
な表面形状のロールで塗布した場合にのみ均一な膜厚で
塗布できることを発見して本発明を完成し1cものであ
る。すなわち本発明の接着剤塗布方法は、円筒状または
円柱状の被接着物の外周表面に溶液状の接着剤を塗布す
る方法であって、外周表面に螺旋状の突条部をもつ硬質
の塗布ロールを用い塗布ロールの外周表面と被接着物の
外周表面とを接触させ摩擦力により被接着物を塗r60
−ルの回転に応動させて回転さぜつつ塗布ロールの外周
表面に付着している接着剤を被接着物の外周表面に転写
して塗布する塗布工程と、接着剤が塗布された被接着物
を略水平な軸を中心に回転さ才ながら接着剤に含有され
る溶剤の一部を揮散させるセッティングエ稈と、を行な
う口とを特徴とする。
被接着物としては円筒状または円柱状のものが選ばれる
。塗布ロールの回転に15ffillL、て回転するこ
とにより塗布するので、他の形状では塗布づることが困
難である。この被接着物の材質としては金属、セラミッ
クス、樹脂など特に制限されないが、硬質のものが好ま
しい。軟質のものでは塗布ロールと当接した時に変形し
て膜厚が均一とならない場合がある。
また用いる接着剤は溶液状のものであれば特にア11限
されず、例えば加硫接着に用いるのであればフェノール
系、塩化ゴム系などの従来と同様の接着剤を利用するこ
とができる。
本発明の特色をなす塗布工程では、螺旋状の溝をもつ塗
布ロールに接着剤が付着してJ5す、塗布ロールに接η
る被接着物に子の接着剤が転写されることにより塗布さ
れる。この塗布工程の一つの特徴は、塗布[1−ルの外
周表面に螺旋状の突条部が形成されているところにある
。このように構成された塗布ロールでは、塗布ロールが
被接着物に接触して回転すると、螺旋状の突条部の接着
剤が多量に被接着物に塗布される。しかし塗イ1io−
ルおよび被接着物は回転しているため、被接着物の接着
剤が塗布された表面はいずれは螺旋状の突条部と接触し
、付着した余分な接着剤はその突条部でかき落とされ螺
旋状の溝部に吸収される。またはその突条部で均一にな
らされる。これにより膜厚を均一とすることができる。
また塗布工程のもう一つの特徴は、被接着物は塗布ロー
ルとの摩擦力により塗布ロールの回転に応動して回転す
るところにある。すなわら被接着物は自由に回転できる
状態とされ、例えば自重のみの圧力で塗fliロールと
当接している。このように構成づることににす、被接着
物と塗布ロールとの周j*度が一致し、螺旋状の突条部
および満の作用効果が良好に出現するものと推察される
。またこのように構成することにより、被接着物の外径
が変動しても塗布精度を一定に雑持することができ自由
度が大きい。被接着物を強制的に塗布ロールに押圧して
塗布すると、接着剤の塗布膜厚が所望の値とならない場
合がある。また被接着物も独自に回転するようにしたり
、塗布ロールと被接着物の回転の周速度が異なるように
構成したりすると、膜厚の制御が難しく装置も大掛かり
となる。
なお、塗布ロールに接着剤を供給する手段は、$布ロー
ルの一部を容器に入れられた接着剤に浸漬した状態で回
転させる方法、塗布ロールと反対/j向I\回転するド
クターロールを塗布ロールと接触さ142木のロールの
間に接着剤を供給する方法など、従来のロール1−ト法
と同様に行なうことが(゛きる。この接着剤は常に粘度
が一定となるようにルリ御されていることが望ましい。
セツケ、rング丁稈でtよ、接θ剤中の溶剤の一部がl
v敗し、接着剤層の粘度が上界する。本発明のざらなる
特徴は、このセッティングエ稈を被接着物を回転さvな
がら行なうところにある。塗布された直後の接着剤は粘
度が低いため、垂直方向に流動して周方向の膜厚が不均
一となる場合がある。
被接着物を略水平な軸を中心に常に回転させてお【プば
、このような不具合が防止でき、また軸方向には接6剤
が流動して平坦化するため、−層均な膜厚とづ°ること
ができる。そしである程度溶剤が揮散して粘度が高くな
り、流動しにくくなれば次の工程に移ることができる。
〔発明の効果1 本発明の接着剤塗布方法によれば、エアスプレーを用い
る従来の方法に比べて接着剤の歩留りが茗しく向上し、
かつ均一な膜1ワに塗布することができる。これにより
生産コストの低減を図ることができる。
[実施例] 以下、実施例により具体的に説明する。本実施例は防振
ゴムの芯金具に接着剤を塗布する場合に本発明を適用し
たものである。
第1図に用いた塗布装置の概略構成図を示す。
この4布装置は、塗布ロール1と、接着剤を塗布ロール
1に供給する供給装置2と、ワーク(芯金具)4を脱脂
工程から冷却ゾーンを通って塗布ロール1の位置へ、さ
らにセラディングゾーンから乾燥工程へと搬送する搬送
装置3と、から構成される。
塗布ロール1は、第2図に示すように外周表面に螺旋状
の突条部10をもち、突条部10の間に螺旋状の溝11
が形成されている。この塗布0−ル1は鉄製であり、外
径70mm、突条部10の幅2mm高ざQ、5mm1溝
11の幅8mmの形状である。
供給装置2は、フェノール系接着剤が貯蔵された接着剤
タンク20と、塗布ロール1の一部が浸漬されるトレイ
21と、接着剤タンク20からトレイ21に接着剤を運
ぶポンプ22と、トレイ21に運ばれる接着剤の粘度を
検出づる粘度センサ23と、接着剤を溶解する溶剤が貯
蔵された溶剤タンク24と、粘度センサ23の信号を受
けて溶剤タンク24から接着剤タンク20に溶剤を供給
するソレノイドバルブ25と、から構成されている。モ
してトレイ21に供給される接着剤の粘度が所定値以上
になった時に溶剤が供給され、トレイ21内の溶剤の粘
度が50〜100cpsになるように自e ttIIJ
 IIIされている。なお、1−レイ21内の余分の接
着剤は接着剤タンク20に戻るように構成され、接着剤
の流れは循環回路を構成している。
搬送装置3は、水平に伸びるビン30によりワーク4を
回転自在に保持するチェーン31と、チェーン31を間
欠的に搬送するスプロケット32と、ビン30を回転駆
動することによりワーク4を自転させる図示しないワー
ク自転装置とより構成される。
なお、塗布ロール1と接触する前のワーク4には、ノズ
ル5より空気が吹付けられて冷却されるように構成され
ている。
またワーク4は外径的20mm、良さ約80mmの円筒
状をなし、鉄製である。
(冷却工程) ワーク4は前処理で脱脂される。この脱脂はトリクレン
の蒸気洗浄により行なわれるため、脱脂後のワーク4は
約70℃程度の温度となっている。
このように高温のワーク4に接着剤を塗布すると、溶剤
の揮散が速すぎて膜厚が不均一となる。そこで本実施例
では、ワーク4が脱脂工程から塗布ロル1に搬送される
までの間のラインに冷却ゾーンを設け、ノズル5より空
気をワーク4に吹付けることによりワーク4を30〜4
0℃まで冷却する。この時ワーク4はワーク自転装置に
より自転しでいるため、効率良く冷却される。
(塗布工程) 冷却されたワーク4はスプロケット32により搬送され
て塗布ロール1の位置で6秒間停止する。
この時ワーク4は塗布ロール1と当接し、上方に持上げ
られてビン30から外れた状態となる。従ってワーク4
は自由に回転できる状態となり、塗布ロール1の回転に
応動して回転する。ここで塗イ1[1−ル1は、回転に
よりトレイ21内の接着剤を汲上げてワーク4の外周表
面に転写する。この転写は主として螺旋状の突条部10
に付着した接着剤により行なわれ、ワーク4表面には螺
旋状に接着剤が塗布される。しかしながらワーク4が回
転すると、接着剤が螺旋状に塗布された部分には塗布ロ
ール1の螺旋状の突条部10が当接し、余分な接着剤が
掻き落されるか、または均一にならされる。そして塗布
ロールが6秒間に2回転する間にワーク4は7回転し、
接着剤が均一に塗布される。
(廿ツテイング工程) 次にスプロケット32が回転してワーク4が塗布ロール
1から離れると、ワーク4は再びビン30に保持された
状態とな−リ、ワーク自転装置によりワーク4は自転す
る。そして搬送装置3が間欠的に停止している間もワー
ク自転装置は駆動され、ワーク4はセツティングゾーン
を進む間自転している。従ってワーク4の自転により接
着剤の周方向の流動が抑制され、かつ軸方向には流動し
て平坦化するため、膜厚が一層均一となる。そして溶剤
が一部揮散して塗布された接着剤が流動しない粘度とな
った後、乾燥工程で乾燥される。
その後、上記と同一の装置で、上記により形成された接
着剤層表面に塩化ゴム系接着剤が同様に塗布され乾燥さ
れる。そして、さらに未加硫ゴムが被覆成形され、加硫
接着されて防振ゴムが製造される。
【図面の簡単な説明】
第1因は本発明の実施例で用いた接着剤塗布装置の構成
を示す説明図、第2図は実施例で用いた塗布ロールの正
面図である。 1・・・塗布ロール   2・・・供給装置3・・・搬
送装置    4・・・ワーク5・・・ノズル    
 10・・・螺旋状突条部11・・・螺旋状溝   2
0・・・接着剤タンク21・・・トレイ    22・
・・ポンプ23・・・粘度レンサ  24・・・溶剤タ
ンク25・・・ソレノイドバルブ 30・・・ピン     31・・・チェーン32・・
・スプロケット 特許出願人  豊田合成株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円筒状または円柱状の被接着物の外周表面に溶液
    状の接着剤を塗布する方法であつて、外周表面に螺旋状
    の突条部をもつ硬質の塗布ロールを用い該塗布ロールの
    外周表面と該被接着物の外周表面とを接触させ摩擦力に
    より該被接着物を該塗布ロールの回転に応動させて回転
    させつつ該塗布ロールの外周表面に付着している該接着
    剤を該被接着物の外周表面に転写して塗布する塗布工程
    と、 該接着剤が塗布された該被接着物を略水平な軸を中心に
    回転させながら該接着剤に含有される溶剤の一部を揮散
    させるセッティング工程と、を行なうことを特徴とする
    接着剤塗布方法。
JP20973288A 1988-08-24 1988-08-24 接着剤塗布方法 Expired - Fee Related JPH06228B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006346646A (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Yamashita Rubber Co Ltd 接着剤塗布方法及びその装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006346646A (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Yamashita Rubber Co Ltd 接着剤塗布方法及びその装置

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