JPH025887A - 融合タンパク質またはポリペプチドの生産 - Google Patents

融合タンパク質またはポリペプチドの生産

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JPH025887A
JPH025887A JP1024142A JP2414289A JPH025887A JP H025887 A JPH025887 A JP H025887A JP 1024142 A JP1024142 A JP 1024142A JP 2414289 A JP2414289 A JP 2414289A JP H025887 A JPH025887 A JP H025887A
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    • C07K2319/034Fusion polypeptide containing a localisation/targetting motif containing a motif for targeting to the periplasmic space of Gram negative bacteria as a soluble protein, i.e. signal sequence should be cleaved
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    • C07K2319/70Fusion polypeptide containing domain for protein-protein interaction
    • C07K2319/705Fusion polypeptide containing domain for protein-protein interaction containing a protein-A fusion

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は組み換えDNA技術による高純度のタンパク質
およびポリペプチド生成物の製法、そしてより詳しくは
所望のタンパク質またはポリペプチドを包含しかつ容易
に精製され得るものである新規な遺伝子産物の製造への
かかる技術の利用、および場合により所望のタンパク質
またはポリペプチドへのかかる遺伝子産物の変換法にも
関する。本発明はまたかかる新規な遺伝子産物にも関す
る。より詳細には、本発明は血清アルブミンに選択的に
結合しつる融合タンパク質またはポリペプチドの製法、
微生物中で復製しうる組み換えベクター、かかる組み換
えベクターを宿す宿主細菌、および本発明方法により生
産された融合タンパク質またはポリペプチドに関する。
遺伝子融合なる操作は、2個またはそれ以上の遺伝子の
コード配列を一緒にスプライスして結合遺伝子を形成さ
せて、この結合された遺伝子が適当な宿主細菌中で発現
された場合にそれぞれの遺伝子によりコーディングされ
た別々のタンパク質またはポリペプチドが1つの分子に
融合された融合生成物を産生ずるものとなす操作である
本発明は組み換えDNA技術に基づく方法により、所望
のタンパク質およびポリにプチドを極度に純粋に取得で
きるタンパク質の固定および精製を促進する手段を提供
するものである。本発明によりこの目的はストレプトコ
ッカス(8trepto−oooaus )株G148
からのタンパク質Gの特異的なアルブミン結合性質を下
記に説明する遺伝子融合技術と組み合わせて利用するこ
とにより達成された。
本発明によれば、遺伝子融合を用いて、アルプミン結合
性部分をコードする第1のDNA配列を所望のタンパク
質またはポリペプチドをコードする第2のDNA配列と
結合させて前記所望のアルブミン結合性部分を有する融
合生成物を発現しうる機能的な遺伝子となす。そのアル
ブミン結合能力ゆえに生成されたタンノクク質またはポ
リペプチドは適当な担体に固定されたヒト血清アルブミ
ン(H8A)型の血清アルブミンを用いる慣用のアフイ
ニテイクロマトグラフイーにより高い効率で容易に単離
されうる。担体に結合された融合生成物は例えば所望の
タンパク質が酵素である場合はそのまま使用でき、また
はこのものはアルブミン結合性部分を含めた全体として
もしくは適当な試薬で開裂させることによりその所望の
タンパク質またはポリペプチド部分のみを担体から遊離
させることができる。
従って本発明は基本的には所望のタンパク質またはポリ
ペプチドをコードするDNA配列がアルジミン結合性部
分をコードするDNA配列に操作的に連結されていて、
従ってこれらDNA配列が一緒になって前記所望のタン
パク質またはポリペプチドおよび前記アルブミン結合性
部分からなるアルブミン結合性融合生成物をコードする
ものとなっているDNA配列を含有する組み換えDNA
クローニングベクターを提供するものである。宿主細菌
を形質転換して前記融合生成物を産生させうるためには
(ベクターがバクテリオファージである場合も含めて)
、そのベクターは結合された融合生成物をコーディング
するDNA配列に対するレプリコンおよびプロモーター
をも慣用の様式で含有する。以下にさらに説明される目
的のためKは、前記結合されたDNA配列がそれぞれ所
望のタンパク質およびアルブミン結合性部分をコードす
るDNA配列の間に適当な開裂部位をコードする配列を
包含していて従って融合分子のアルブミン結合性部分が
前記したように開裂されうるようにすることができるO 前記結合されたDNA配列を発現させるのに適合しうる
宿主細菌を前記ベクターで形質転換しそしてこの宿主を
栄養培地中で培養することにより、相当するアルブミン
結合性融合タンパク質またはポIJ Aプチドが生産さ
れよう。例えばエンシエリヒア(Esaheriahi
a)、パチル(Baoi−Llus )およびタフイロ
コツカス(8taphyloao−ooua )の菌株
のようなll1l菌宿主が本発明による目的にとって好
ましいが、酵母および他のカビ、培養植物細胞その他の
ような他の宿主の使用ももちろん本発明の範囲に包含さ
れる。宿主の形質転換はよく知られた方法により行うこ
とができる。
宿主Iamの培Inより産生された融合分子のタンl−
eり質0部分がアルブミン請合能力を有するゆえに、そ
の融合分子は適当な担体に固定されたH8A ICより
細胞培養物から非常に効率的に単離されうる0もし融合
生成物が周囲の培地中に分泌される場合は担体への結合
は培地がら直接行うことができる。他方融合生成物が細
胞内に留まる場合はかかる結合を行うに先立ち細胞を破
壊しなければならない。細胞壁の破壊は慣用の方法、例
えば高圧、超音波処理、ホモジナイゼーション、ガラス
ピーズとの振盪等により行われうる0生成物がダラム陰
性細菌におけるように2つの細胞膜の間の細胞同辺腔内
にはまり込んでいる場合は、生成物を浮遊培地中に放出
させるのに浸透ショック法が用いられつる。
H8Aを用いる融合生成物の単離に先立ち培養剛肥また
は増殖培地を任意の他の処理Kかけることももちろん本
発明の範囲内に包含される。
慣用の方法においては固定化は適当な培地中でスラリー
化したH8A結合担体を用いてパッチ式で、または活性
化された担体のカラムを用いて行われつる。本発明の目
的にとって充分にISAを結合できる任意の慣用の担体
物質が使用されうる。ISAをかかる担体物質に結合ま
たは固定させる方法はよく知られており、そしてここで
詳細に記載する必要はないと考える。マイクロタイター
ウェルの表面に被覆の手段としてISAを吸着させるこ
ともできる。
ISA−担体に結合された融合タンパク質またはポリハ
プチドの放出または脱着は慣用の方法、例えば酢酸緩衝
液(pH2,7)によるようなpHの低下、高濃度の塩
またはカオトロピックイオンでの処理、または融合タン
パク質またはポリペプチドをH8A担体吸着剤からはず
すために過剰の可溶性HBkを用いる競合的溶離により
行われつる。もちろん脱着法は、個々の所望のタンパク
質またはポリハプチドに関しその所望の活性がその方法
により失われるかまたはかなり低下することのないよう
に選択されるべきである。得られる溶出液から、融合タ
ン・署り質またはポリペプチドは容易に単離でき、そし
て所望の場合はさらにゲル濾過、イオン交換等のような
精製工程Kかけることができる。
得られる精製されたタンパク質またはポリペプチドは以
下に記載されるようにそれ自体で価値ある生成物であり
、それゆえ本発明はさらに、適合しうる宿主を前記ベク
ターで形質転換し、該宿主を栄養培地中で培養し、融合
タンパク質またはポリペプチドをH8A支持支持へのそ
の選択的結合により該宿主培養物から単離し、そして場
合により融合タン/−?り質またはポリペプチドを担体
から放出させる工程からなる、高度に精製された融合タ
ンパク質またはポリペプチド生成物の製法、ならびにそ
れkより得られかかる単離された融合生成物をも提供す
るものである。
かかる融合生成物の価値ある使用の一つはアルブミン結
合性部分に融合されたタンパク質が酵素である場合に得
られる。かかる場合融合生成物のI(SA結合活性がI
SAを結合され、ている担体物質への酵素の固定に利用
される。かかる酵素リアクター系によりいくつかの利点
が得られる。酵素はH8A結合を介して担体に結合され
るので、すべての酵素分子が正確に同じ方法で担体に結
合され、従ってその最大活性が得られよう。酵素活性が
許容できない低レベルまで減少した場合は、かかる系は
pH変化例えばpHを低下させることにより担体から酵
素を慣用的に脱着させそして次に活性酵素を含有する融
合生成物をこれに結合させることにより容易に再生され
うる。問題の融合酵素をHBk結合担体に結合または吸
着させることは適当に予め処理された細胞または細胞培
地から直接に行うことができるし、または他のISA結
合吸着剤に吸着および脱着させたのち精製された状態で
行うこともできる。
かかる融合タンパク質のもう一つの価値−ある用途は1
IsAのような診断テストに使用される抗原の固定化、
特に該抗原に対する特異的な抗体の存在および/または
量を測定するためのアッセイに用いられる。本発明を用
いることにより、アルブミン結合性部分に融合されたは
プチドまたはタンパク質からなる抗原がISA・で被覆
された表面に固定される。次にその抗原部分に対する特
異的な抗体の量が標識されたタン、Jり質Aまたは抗−
抗体が関与する知られた方法により分析されうる。ぼプ
チドまたはタンパク質抗原をかかる融合タンパク質を利
用して固定化することによりいくつかの利点が得られる
。すべての分子が同じ方法で結合され、そして固定化操
作に先立ち何ら融合タンパク質を精製する必要がないこ
とで、何故ならアルブミン結合性部分を有しないタンパ
ク質は洗去されうるからである。さらに、この固定化は
何ら化学的結合を必要とけずそして抗原−固形支持体系
は単にpHを低下させて結合された融合タンパク質を表
面1 d H8Aから脱着させるのみで再生されうる。
かかる融合タン7ぐり質のさらにもう一つの価値ある用
途は、アルブミン結合性部分に融合されたペプチドまた
はタンパク質リガンドを固定させる本発明を用いてH8
Aマトリックスをより特異的なアフイニテイマトリック
スに変換することである。かかる方法においそは、H8
AjJシムはヒトまたは動物血清からの抗原に対する特
異的な抗体を精製するのに使用されうる。このことは特
異的な抗原に対するモノクローナル抗体またはポリクロ
ーナル抗体を濃縮または排除する必要がある場合に有利
である。後者は生物学的1c!要なタンパク質に対する
自己抗体を有する患者の体外療法kii要でありうる。
融合されたタンパク質またはポリペプチドのアルブミン
結合性タンノク質部分はある条件下で開裂させることが
でき、それたより純粋な所望のタンパク質またはポリペ
プチドが得られる。
それゆえ本発明のもう一つの目的は、適合しうる宿主を
前記ベクターで形質転換し、該宿主を栄養培地中で培養
し、該融合タンパク質またはポリペプチドをH8A支持
支持へのその選択的結合により細胞培養物から単離し、
そして担体に結合された融合生成物から直接釦かまたは
これを担体から脱着させたのち該融合タンパク質または
ポリペプチドのアルブミン結合性部分から所望のタンパ
ク質またはポリにプチドを開裂させる工程からなる、高
純度の所望のタンノック質またはポリペプチドの製法を
提供することである。
融合タンパク質またはポリペプチドを開裂させうるに必
要な条件は、もちろん、適当な手段により認識され開裂
されつる独特の開裂部位をそのものが有していることで
ある。かかる開裂部位は化学的または酵素的手段により
認識されうるものでかつ生産される融合生成物のそれぞ
れ所望のタンパク質またはポリペプチドとアルブミン結
合性部分との間に位置するものである独特のアミノ酸配
列であることができる。かかる特異的なアミノ酸配列は
所望のタンパク質またはポリにプチド内に存在してはな
らず、そして好ましくは融合生成物の結合性部分中に存
在してはならない。酵素性試薬の例には、プロテアーゼ
例えば第Xa因子(これはある場合にはアミノ酸配列N
Hz−Ite−Gtu−Gty−Arg−COOHを認
識する);キモシン(レンニン)(これはMet−Ph
、e結合を開裂させる);カリクレインB(これはX−
Phe−Arg−Y中のArgのカルボキシル側を開裂
させる);エンテロキナーゼ(これは配列X−(Asp
)n−Lys−Y (式中n = 2〜4である)を認
識しそしてLyeのカルボキシル側でこれを開裂させる
);トロンビン(これは特定のアルギニル結合で開裂さ
せる)があげられる。化学的試薬の例には、臭化シアン
(CNBr ’) (これはMetのあとを開裂させる
):ヒドロキシルアミン(これはAsn−GAy結合を
開裂させる);蟻酸(これは高濃度(〜70チ)でAs
p−Proを特異的に開裂させる)があげられる。
前記のことから判るとおり、本発明の決定的に重要な部
分とは、本発明の融合タンパク質またはポリペプチドを
コードする結合された遺伝子を含有しておりそして宿主
細胞を形質転換させてそれを発現させ融合生成物を産生
させうるちのである組み換えDNA構造物またははフタ
−を提供することである。本発明はいかにしてそれが得
られたかに関係なく例えば画業上よく知られた種々の制
限酵素による切断、連結、形質転換および選別技術を用
いて得られたすべてのかかるベクターならびに任意の適
当なベクター物質および宿主細菌を包含するものである
。従って所望のタンパク質またはポリにプチドをコード
するDNA配列が適当なベクター中に挿入されそして次
にアルブミン結合性部分をコーディングするDNA配列
が挿入されるかまたはその逆であることもできる。ある
いは2種のDNA配列がベクターに同時に導入されても
よい。それぞれのDNA配列の一部分をはフタ−中に挿
入することもできる。さらに2431のDNA配列はア
ルブミン結合性をコードする配列または所望のタン/4
り質もしくはポリペプチドをコードする配列のいずれか
を、結合された遺伝子の5′−末端すなわち開始部分に
配置することができる。適当な制限部位の具備を含め正
確な読み枠を保持してかかる挿入および組み合せを達成
するための特殊な技術それ自体は画業上よく知られてい
る。
本発明はまた前記組み換えDNA配列を包含し、そして
その6′−末端で生*i伝子がDNAレベルで融合され
た組み換えDNA分子にも関する。この配fllKより
かかる分子は融合タンパク質を適当な宿主中で発現する
能力を得る。かかる生産遺伝子はソマトメジンのそれで
あることができる。例をあげれば、生長ホルモンまたは
因子例えばhGIE! (ヒト生長ホルモン)、工GF
 −I 、IGF−■、NGF (神経生長因子)、E
GF (表皮生長因子)およびPDGF (血小板由来
性因子)である。生産遺伝子はまたインターフェロン、
インターロイキン−2、インシュリン、二二一ロぼプチ
ト、胃腸はプチド、組織プラスミノーゲン活性化因子(
tPA)およびそれらの活性誘導体等をコードするもの
であることもできる。生産遺伝子はまた酵素またはその
一部分の構造遺伝子をコードするものであることもでき
る。
本発明はさらに1前記定義された組み換えDNA分子に
より生物学的系中において発現された融合タンパク質を
開裂させる方法をも提供することである。
終りに1本発明は前記組み換えDNA分子を含有するプ
ラスミドベクターにも関する。本発明はまた前記定義さ
れた組み換えDNA分子を宿している細菌細胞にも関す
る。この分子は細菌細胞の染色体中に挿入されうるが、
プラスミドベクター中に包含されることもできる。
宿主細胞は例えばダラム陰性細菌でありそして特に大腸
菌(L ooli )があげられる。
本発明を添付図面を参照して後記非限定的実施例により
さらに説明する。
第1図はストレプトコッカスタンパク質Gil伝子(G
)およびこの遺伝子の7ラグメントを含有する構成物の
概略図である。
第2図はプラスミドpEG (第1図B)を含有する大
腸菌細胞の増殖培地をゲル電気泳動により分析した結果
を示す写真である。レーン1は清澄化した増殖培地から
の総タンパク質、レーン2はIgG−アフイニテイによ
り精製したタンパク質そしてレーン6はH8A−アフイ
ニテイにより精製したタンノξり質を示す。
第3図は2種のサブクローンされたフラグメントから発
現されたフラグメントのIgG−結合およびH8A−結
合をゲル電気泳動により分析した結果を示す写真である
異なる構成分を含有する大腸菌細胞からの増殖培地をH
8A−またはIgG−セファロース上で精製した。溶離
されたタンパク質を凍結乾燥しそして5D8−PAGE
で分析した。
A:pBIB2(第1図D)を含有する細胞。レーン1
はIgG−アフイニテイにより精製したタンパク質(注
:工gG17)L−沼およびH−鎖)、レーン2はH8
A−アフイニテイにより精製したタンパク質を示す。
B: I)C2C!+(第1図A)を含有する細胞。レ
ーン1はIgG−アフイニテイにより精製したタンパク
質を、そしてレーン2はH8A−アフイニテイにより精
製したタンパク質を示す。
第4図はプラスミドpZZBIB2 (第1図E)を含
有する細胞の増殖培地からH8A−アフイニテイにより
精製された物質をゲル電気泳動により分析した結果を示
す写真である。
第5図は大腸菌株pA8P (レーン1)およびpNP
−1(レーン2)の浸透ショックにより得られ、それぞ
れイオン交換クロマトグラフィーおよびH8A−アフイ
ニテイクロマトグラフイーにより精製された物質をケ゛
ル電気泳動により分析した結果を示す写真である。
第6図は還元条件下での13チポリアクリルアミドゲル
上における融合タンパク質の8D8/PAGE分析を示
す写真である。レーン1はpBIB2M1を宿す大腸菌
細胞の総ペリプラズム内容物、レーン2はH8A−セフ
ァロースで7フイニテイ精製されたBB−M 1タンツ
ク質、レーン3はpgZZMlを宿す大腸菌細胞のm−
:vゾラズム内容物、レーン4は工gG−セファ四−ス
でアフイテイ精製されたZZ −M 1タンノ(り質を
示す。数字はおよその分子量(kDa )を示す。
第7図はH8Aで液域されたマイクロタイターウェルに
結合された融合タンパク質BB−M1のELISAにお
ける力価を示す(旧印)。マイクロタイタープレートを
CFA中の融合タンパク質ZZ−M1で免疫したウサギ
からの抗血清を1:2000に希釈したものとインキュ
イージョンした。値はBB−Mlのタンツク質G由来部
分を含有する血清の反応性(OD1α022〜α088
)を差し引くことにより減少された。
第8図はCFA中(■印)またはアジュバントなしく・
印)の融合タン/ぐり質ZZ−M1で免疫したウサギか
らの抗血清の融合タンパク質BB−M1との反応性をE
LISAにおいて示す。値はBB−Mlのタンパク質G
由来部分を含有する血清の反応性(OD、 0.011
〜0.158)を差し引くことKより低下された。吸光
度> 0.1 =m性。
第9図はCFA中のZZ−Mlで免疫したウサギからの
抗血清のBB−Mlでのアフイニテイ精製結果を示す。
適用されたIgGフラクション(IIh印)、フロース
ルーフラクション(ム印)モしてα2Mグリシン緩衝液
で溶離したフラクション(wI印)のBB−Mlとの反
応性をEI、 I SAにより示す。フラクションは精
製工程により惹起される希釈に関し、はぼ等しい容量に
調聾された。
第10図は二発現系の基本的概念を示すダイヤグラムで
ある。zzは8pAに由来するIgG結合性領域、BB
はストレプトコッカスタンパク質Gからの血清アルブミ
ン結合性ドメイン、Pは免疫原性ペプチド、モしてH8
Aはヒト血清アルブミンを示す。
本発明の詳しい態様を以下に述べる。
出発物質 E、 ooli RRI del Ml5 (Lang
ey他、Proo、 Natl、 Aoad、 8ci
、、 USA 、 72.1254〜1257(197
5))が実施例で用いられた。用いられたクローニング
ベクターはpUC8(VieraおよびMessig、
 Gono、 19.259〜26B (1982) 
)、pEZZ 8(Lowenadler他、Gone
58.87〜97(1987))、pEMBL8− (
Dents他、Nuol、 Ac1ds Res、 1
1.1645〜53、(1985))、pAsP [A
brahmsen他、EMBOJ、 4.3901〜3
906(1985))、pCH39(Hoffmanお
よびfright、 Proc、 Natl、 Aca
d、 Soi、 。
USA、82.5107〜5111(1985))およ
びMl 5mp 18 (Pharmaoia社から市
販、Uppsala sスウェーデン)である。すべて
の菌株およびベクターはスウェーデン国、ストックホル
ムのRoyal In5titute of Tech
n、ology 、生化学部門で入手できる。プラスミ
ドベクターpNP −1は西ドイツ微生物収集機関(D
SM)に寄託番号D8M−4386の下1988年2月
3日に寄託されている。
緩衝液および培地 PBST : 8.09 NaCzSO,29KT12
POa、2.99 Na2HFOaX 10H2O% 
0.2りKCLs 0.2d Tween■20および
α2りNaN sに蒸留水を加えて1tとなした(pH
7,4)。
TSB:3[1のトリプシン大豆プロスを1tとなしそ
してオートクレーブした。
TST:TRIS(25mM)およびこれにHC’tを
加えてpH7,4となし、200mM NaCt、 0
.05%Tween■20を加えたもの。
ルーチン法 分子生物学にルーチンに用いられる方法は記載されない
(例えば市販の制限酵素、DNA連結、Bat31 エ
キソヌクレアーゼ、SIヌクレアーゼおよびフレノウポ
リメラーゼ、大腸菌の形質転換およびプラスミドDNA
の単離)。
No5salおよびHeppelのJ、 of Bio
l、 Chew、。
244巻(/113)% 3055〜3062頁(19
66)K記載される浸透ショック法とは、細胞を0.1
mMEDTAを含有する20%スクロースに露出させ、
次に冷5・10  M MgCl2中に分散させるとば
りプラズム内容吻が放出されるものである。
PHA8’I’システム(Pharmaoia社、Up
psala 。
スウェーデン)を用いる8D8−PAGEによりタンパ
ク質フラクションを分析するために、試料を負荷緩[r
/&[:2.5チSDS、 5 %ジチオトレイトール
(DTT)オヨヒα01%ブロムフェノールブルー〕中
に溶解させた。5%SDS含有グラジェント(8〜25
チ)ポリアクリルアミドゲルを10mAで30分間操作
しそして次にクマシープルーで染色した。
実施例 1 ストレプトコッカスタンパク質Gのアルブミン結合性フ
ラグメントのクローニングおよび発現01sson他(
Ettr、 J、 of Biochem、 168 
: 319−324(1987))  Kよシ記載され
るストレプトコッカス株0148からのタンパク質Gを
コードする遺伝子の概略を第1図Cに示す。遺伝子の一
部分ずつをコードする異なる遺伝子7ラグメントが第1
図A、BおよびDK概略が示される3種の構成物を組み
立てるのに用いられた。これら構成物の作製を以下に記
載する。
タンパク質Gからの3種の1gG結合性領域のコーディ
ング配列は遺伝子のThaI−BstNI 7ラグメン
ト内のヌクレオチド1.021と1.852の間に含有
される(O1sson他、(1987) Eur、 J
、 Biochem。
168:119−324)oこのThaI部位を合成オ
リゴヌクレオチドBamHI−リンカ−(5’−CGG
ATCCG−3′)を連結することによF> BamH
1部位に変換しそしてBs tNI切断面は付着末端を
充填するためにクレノウボリメラーゼを用いてプラント
末端となした。次にこの7ラグメントをpTZl 8R
(Pharmacia、Sweden)  のマルチリ
ンカ−中にクローンした。このベクターをはじめKXb
aI  で開裂させ次にクレノウボリメラーゼ処理して
付着末端を充填し続いてBamHIで消化した。生成す
るプラスミドはpUG26と呼ばれる。β−ガラクトシ
ダー七遺伝子中への読み進みを阻止するために翻訳停止
を付与する合成オリゴヌクレオチドをPstI部位中に
クローンした。タンパク質G遺伝子は2個のPst工部
位を含有するので、下記概要で操作が行われた。プラス
ミドpTZ18RをPstIで開裂させ、T4ポリメラ
ーゼで処理してプラント末端を生成させそして普遍翻訳
リンカ−UTL(Pharmacia、 スウェーデン
)に連結させた。この構成物をEc o RIおよびS
al工で消化し、そしてpUG2(Sから*#された8
60塩基対Ec o RI−8alIフラグメントに連
結させてプラスミドpUG27を生成させた。pUG2
7からのBamHI−H1nd■7ラグメントをpEZ
Z8に挿入してタンパク質Aに基づく2個の合成IgG
結合性ドメインへの読み枠内融合を有するプラスミドp
lZGを生成させた。この2個のZZ7ラグメントをA
ccI  での開裂および再連結によシ除去した。得ら
れたプラスミドを分析すると01およびc2領域の間で
相同組み換えが起ったことが判った。これによりタンパ
ク質G遺伝子の工gG結合性ドメインC1およびC6に
読み枠内で融合されたタン、Jり質Aシグナルペプチド
を有するプラスミドpE()が得られた。この先端が欠
けたレセプターを第1図Bに略示する。
プラスミドpUG27をHindIIIおよび部分的に
C1a工で消化して領域C2およびC3をコードする遺
伝子7ラグメントをアガロースゲルで精製した。この7
−)グメントをプラスミドpUC8中Acc IとHi
ndllJとの間にサブクローンした。
pUC8のmp8マルチリンカ−中のAccI部位に近
接したEcoRI部位、およびH1ndm部位を用いる
ことによシ、同じフラグメントな切シ出した。
これをpEGの予めEcoRIおよびHindmで消化
し精製したベクター72グメント中に挿入して第1図A
に示されるベクターpc2c3を生成させた。
AB領領域サブクローンするには、プラスミドpsPG
2 (Guss他、198(S)をEc o RIで消
化し、次にクレノウポリメラー七で処理して付着末端を
充填した。合成且江ニーリンカ−(GGTC()ACC
Pharmacia、 Sweden)を連結によシ付
加した。
8alIおよびPstIで消化すると640bpフラグ
メントが放出され、これをアガロースゲルから単離しそ
して正の選択ベクターpKMBL8−中の同じ部位間に
挿入した。このプラスミドから両方の挿入部位に近接し
た。Ec o RI部位およびHindm部位を用いて
タン/ξり質()J伝子7ラグメントを切シ出し、そし
て前記のようにしてpEGのベクター7ラグメント中に
挿入した。得られるベクターpBIB2 (第1図D)
はSPAの制御配列が先にあシ、領域Eの最後の6残基
から領域C1の初めの24残基までのタンパク質Gの一
部分をコードする。
アフイニテイクロマトグラフイーには、■gG−セファ
ロースはPharmacia(Uppsala* Sw
eden)から得られそしてl5A−セファロースは精
製H8A(Kabi−’Vitrum、 Stockh
o1m* Sweden)をAxen他の(1967)
 Nature 214,1302−1304  に記
載されるようにしてCNBrによシ活性化されたセファ
ロース(Pharmacia、Uppsala*Swe
den)  K結合させることによ、bal!1mされ
た。H8A−およびIgG−セファロースはゲル約4−
ずつでカラムに押し込まれた。この方ラムをPBST−
m 衝液で平衡化した。
プラスミドpEG 、 pC2C3およびpBI B2
をそれぞれ含有する大腸菌株をT8B200d+アンピ
シリン(7019/It)中67℃で一夜二通シすつ培
養した。
細胞を6000X、9で10分間遠心分離することによ
り oレッドとなしそして2通シの上清をそれぞれIg
G−およびH8A−カラムに直接負荷した。
次にカラムをカラム客層の10倍のPBST緩衝液およ
び1容緻の5mM NH4AC(PH5,5)で洗った
この後者は緩衝液容はを低下させて効率的な溶離を行え
るようにするためである。0.5M HAc(pi42
.8)を用いて溶離し、1−ずつの7ラクシヨンを集め
た。280 nmでのODを測定し、そして関連する7
ラクシヨン(6および4)を集め、プールしそして凍結
乾燥した。
凍結乾燥後、種々の7ラクシヨンを負荷緩衝液(2,5
%SDS、  5%ジテオトレイトール〔DTT、1お
よび0.01%ブロムフェノールブルー)中に溶解させ
そして提供者によシ記載されるようにして5%ドデシル
硫酸ナトリウムを含有するグラジェント(8〜25%)
ポリアクリルアミドゲル(SDS−PAGE)での7ア
スト(phast)電気泳動(Pharmacia*U
ppsala、スウェーデン)により分析した。
pEGを含有する大腸菌株に関しては、タンパク質を精
製する前後にSDS −PAGEによシ分析した。
第2図に示されるように、組み候えSPGは細胞外タン
パク質の50%以上を構成する(レーン1)o 工gG
−セファロース(レーン2)またはH8A−セファロー
ス(レーン3)でのアフイニテイクロマトグラフイーに
よシ分解が10%未満の純粋な組み換えタンパク質が高
収量で得られた。先端が欠けた8PGは異常な移動率を
示して見かけの寸法的53 kDaを生ずることに留意
すべきであシ、これは塩基配列から予測される2 2 
kDaよシかなシ大きい。これは早期の観察によるもの
である(Guss他、1986)。
pC2C5およびpBI B2を含有する大M菌株に関
しては、アフイニテイにより精製された物質の電気泳動
の結果を第3図に示す。@6図AはpB1B2によシコ
ードされる5 0.5 kDaタンパク質がIgG−セ
ファロース(レーン1)には結合しないが、H8A(レ
ーン2)には効果的に結合されることを示している。こ
れと対照的に、pC2C3によシコードされる17.2
kDaタンパク質はIgG−セ7アロースには結合する
がH8A−セファロースには結合しない(第6図B1 
レーン1および2)。
これらの結果はタンパク質Gの2つのレセプター活性が
異なる一次構造部分と関連しておシそして機能的に独立
していることを例証している。アルブミン結合活性を受
は持つ部分は2回反復する相同領域Bの両側に領域Aが
配置されたもの、すなわちA−B−A−B−A (第1
図C)から成っている。この部分の最後の64アミノ酸
は構成物の一つpEGによりコードされるアルブミン結
合性タンパク質に包含される、すなわち最後のB領域の
大部分および最後のA領域の全部である。それゆえ、天
然のタンパク質Gの比較的小さな7ラグメントでH8A
−結合に充分である。
実施例 2 アルブミン結合活性を用いる融合タンパク質の精製 発現ベクターpH1XzZT308はベクターpEZZ
8  のHlndIIIおよびC1a工の間にtrpT
に基づく合成的な翻訳および転写停止リンカ−(5’ 
−AAGCTTAAGTAAGTAAGCCGCCAG
TTCCGCTGGCGGCATTTTTTTTC)A
TATCATCGAT−3’ l KabiGen A
Bt Stockholm、Sweden)を挿入する
ことによシ作製された。pZZBI B2を得るには、
pBIB2からのEc ORI −Hi nd m 7
ラグメントを同じ酵素で予め消化されたこのベクター中
に挿入した。このプラスミドは第1図EICal15示
されるようにSPAプロモーターおよびシグナルo、p
チドが上流にあるスタフィロコッカスタンパク質A (
Nilsson他、1987 ProteinEngi
neering、107−115 )に由来する22と
SPGのAB領領域の融合タンパク質をコードする。
pZZBI B2を含有する大腸菌株なT8B200m
+アンピシリン(701R9//)中37°Cで一夜培
養し、培養物を収穫しそして細胞を6000gで10分
間遠心分離することによシ清澄化した。
この清澄化された培地を前記のようにしてH8A−セフ
ァロースによシアフイニテイ精製しそして溶離された物
質をPHA8T電気泳動によシ分析した。第4図に示さ
れるように、38.7kDaの融合タンパク質はどちら
のカラムからも結合および溶離することかできた。
これらの結果は、異種構造タンパク質(22)はタンパ
ク質Gのアルブミン結合性部分BI B2に融合された
場合にアルブミンに結合しそしてH8A−7フイニテイ
クロマトグラフイーによシ精製されうることを証明して
いる。
実施例 6 アルブミン結合活性を用いる融合タンパク質の固定およ
び精製 プラスミドpBI B2を制限酵X EC0RIおよび
5alIで消化し、フレノウポリメラーゼで処理しそし
て再連結してpBIB2 FVSを生成させた。予めP
stIおよびHlnd mで開裂させた1)BIB2 
R/S中に合成オリゴヌクレオチド(TGCAAGAT
CTTTCAATTTCCCTATCCTCGAGAA
TTCTAAGCTTおよびその相補性配列)を挿入し
てPstI抵抗性プラスミドpBI B2HIVを生成
させた。Ml 3mp18に由来する多目的クローニン
グリンカ−をEcoRIおよびHind[1制限部位間
にクローン化すると、すぐ下流に位置するLacZ’7
伝子が発現された。生成するプラスミドはpBI B2
HIVmp18と呼ばれた。
アルカリホスファターゼをツートスる遺伝子をアルブミ
ン結合性タンパク質をコードする配列に融合させるには
、プラスミドpCH39を遺伝子源として用いた。Ps
tlで開裂させると、予めPstrで消化されたp B
I B2HIVmp18 ヘの読み枠内融合に適合する
、アルカリホスファターゼをコードする遺伝子を含有す
る3 kbp 79グメントが放出された。連結期間中
にpcH39の残余もトリプル連結で組み込まれて所望
の融合の他に、アンピシリンに対するのみならずテトラ
サイクリンに対する抵抗性をもコードするプラスミドが
得られた。pNP−1で示されるこの構成物を含有する
大腸菌細胞のサンプルはDSMに寄託番号DSM−43
86の下に寄託されている。
分泌されるアルカリホスファターゼをコードするプラス
ミドpAsPを含有する大腸菌が対照として用いられた
。それぞれpNP−1およびpAsPを含有する大腸菌
株を、染色体アルカリホスファターゼ遺伝子を抑制する
ためにアンピシリン(70#/J)および0.9%KH
2PO4を補添シタTSB 200蛇中で別々に培養し
た。細胞周辺腔に局在するタンパク質を知られた技法に
よる浸透ショック法を用いて放出させた。
この操作によシ放出されたアルカリホスファターゼ活性
を提供イにより記載されるようにしてp−二トロフェニ
ルホスフエート(S 1 gma104−0)とインキ
ュベートすることによシ2種のサンプルについて測定し
た。酵素活性によシ基質が加水分解されてp−ニトロフ
ェノールが放出されそれが410nmでの吸光度変化と
して測定されつる。活性の単位は一夜培養物1−に相当
するサンプル世に関する1分当シの410nmでの吸光
度変化%として定義された。
融合タンパク質がH8A含有マトリックスに選択的に固
定されうるか否かを判定するために以下のテストが行わ
れた。2棟の菌株の浸透ショック法によシ得られた物質
34ずつをTST 0.5−およびH8A−七7アロー
ス50μノと室温で30分間別々に混合した。io、o
oogで1分間遠心分離したのち、上清中のホスヘート
活性を測定した。ゲルをTST 1 mjで2回洗いそ
してゲルに結合された活性を前記のようにして測定した
その結果を下記第1表に示す。
pAsP     2.74   100     <
0.1pNP−11,14643に の表において「合計」とは浸透ショック法により放出さ
れた活性を示す。この結果は、pASP (対照)を含
有する細胞からのアルカリホス7アターセはH8A−セ
ファロースに結合しないことを示している。反対に、p
NP−1によυコードされるアルカリホスファターセ融
合タンパク質の大きな部分がH8A−マトリックスに結
合する。このことはアルブミン結合性ドメインが完全無
欠な酵素活性を保有したまま異イ、!l!構造のタンパ
ク質を固定するのに使用されうることを示している。
2種の大腸菌株から浸透ショック法によシ得られた物質
を実施例1に記載されるようにしてH8A−セファロー
スクロマトグラフィーによシ別々にアフイニテイ精製し
た。pAsF (対照)を含有する大腸菌株からの前記
01Jプラズム7ラクシヨンを用い、溶離された物質を
280 nmでの吸光度によシ測定しても何らのタンパ
ク物質もカラムに結合されなかった。これと反対にpN
P−1株から生成されたタンパク質は結合され、このも
のは低−で溶離できた。この物質の玉■電気泳動による
分析を第5図レーン2に示す。
それKよれば、予想される寸法(71kDa )を有す
る主要な結合が、標準操作に記載されるようにしてイオ
ン交換およびゲルー過によシ精製された天然のアルカリ
ホス7アターセ(レーン1)よシわずかに大きいことが
示された。
これらの結果により、タンパク質GからのBI B2ア
ル゛プミン結合性7ラグメントに融合された活性酵素か
らなるタンパク質がH3A−セファロースによシ固定お
よび精製されうろことが証明される。
実施例 4 プラスモジウム・ファルシパルム(Plasmodiu
mfalciparum)抗原Pf155/ RESA
lの反復配列に対する抗体の生成、分析およびlR裂に
関する二発現系 プラスモジウム・7アルシパルムメロゾイト抗原Pf1
55/ RESAのC−末端オクタはプチド反僕EEN
VEHDAの四慮体をコードする合成遺伝子フラグメン
トを発現ベクターpATH11(AslundL、t 
 8j51ander A、、Wahlgren M、
、Wahlin B、IRuangjirachupo
rn W、、 Berzins K、+ Wigzel
lH,p Perlmann P、 and Pett
ers son U、 1987 )中に構成物から誘
導した。合成遺伝子構成物はプラスモジウム・ファルシ
パルム抗原Pf155の反復した高度に免疫原性を有す
るエピトープを発現する(Proc、 Natl、 A
cad、 8ci、 USA 84:1399)。
この遺伝子7ラグメントを制限酵素XmaIおよびHi
ndllIで切シ出し、そして同じ酵素で予め消化した
プラスミドpEZZT30s (実施例2記載)中に連
結した。この発現ベクターpEZZT308はSpAオ
ペロンの転写、翻訳および分泌シグナルのあとに位置す
る、SpA由来の二価合成rg()結合性ドメインtコ
ードする。生成するベクターpgZZMIは二価IgG
結合性ドメインおよびオクタペプチド反復からなる融合
タンパク質をコードする。この融合タンパク寅はZZ−
Mlと呼ばれた。
EENVBHDA反復をコードする遺伝子フラグメント
な制限酵素Ec o R1およびHlndIIIを用い
てプラスミドpgZZMIから切シ出した。同じ酵素を
用いてプラスミドpBI B2HIVmp18 (実施
例3記載)を切断し、この中に前記フラグメントを連結
した。
生成するベクターpBI B2M1はストレプトコッカ
スタンパク質Gからのアルブミン結合性領域およびオク
タペプチド反復からなる、BB−Mlで示される融合タ
ンパク質をコードする。
異なる構成物を宿す大腸菌細胞をアンピシリン(70F
#9/l)を補添したトリプシン大豆プロス(3[1/
A’)500ゴ中37°Cで一夜増殖させた。
細胞を6000Ji’ではレットとなしそしてはリプラ
ズムタンパク質を浸透ショックによシ放出させた。2種
の培養物からの調製物をIgG−セファロース(Pha
rmac i a 、スウェーデン)またはH8A −
−1=フアロース(実施例1参照)5ゴのカラムにば接
加えた。
全ペリプラズム含磁を5DS−PA()Eにより分析す
ると組み換え生成物が2種の発現系において産生された
主要タンパク質であることが示された(第6図、レーン
1および6)。
ニュージ−2ンド白ウサギをCFA中のまたはアジュバ
ントなしの融合タンパク質ZZ−M1100μIを用い
筋肉免疫した。41N1および30週後に行われるブー
スター注射にはCFAの代fi K IFAが用いられ
た。ウサギから第1回の注射3週間後および各ブースタ
ーの1週間後に採血した。第31Mでの採血から得られ
た抗血清が用いられり。工gGヲタンパク質A−セファ
ロースカラム(Pharma、cia)で単離した。
BB−Mlが特異的な抗体を結合する容量をIILI弦
で測定した。ポリスチレンマイクロタイタープレート(
Dynatech 、 Alexandria 、 T
h、米国)をH3A (10μm17at)で被覆しそ
してBB−MlをH8Aに37°Cで6時間結合せしめ
た。対照プレートはBB−Mlのタンパク質G由来部分
で被覆した。
PBS中ノ0.5%B8Aを用い37°Cで3時間遮断
したのち、この被覆されたプレートを、免疫されたウサ
ギから得られたウサギ抗血清の櫨々の希釈物と37℃で
1時間インキュベートした。
アルカリホスファターゼと接合された羊抗−クサキIg
Gと67“Cで1時間、そしてp−二)ロフェニルホス
ヘートと室温で50分間インキュベートしたのち、生ず
る発色を405 nmで記録した。
BB−Mlの濃度は抗原の抗体結合能力を低下させるこ
となく200ng/−まで減少でき、そして反応性の抗
体を検出するにはBB−Ml  8 nl/meで充分
であった(第7図参照)。
ウサギ抗血清とEENVEHDA反復との反応性は被覆
抗原としてtooony−濃度の融合タンパク質BB−
M1を用い、ELI8Aで分析した。第8図に示される
ように、CFA中またはアジュバントなしのZZ−Ml
で免疫したウサギはこのアッセイにおいてEENVEH
DA 尺復と反応する抗体を産生じた。
固定されたH8Aへの融合タンパク質BB−M1の結合
によυハプチド特異的抗体をアフイニテイ精製するため
の効果的なシステムが得られよう。固定されたH8Aは
スは−サーとして機能でき、セしてBB−Mlのタンパ
ク質G由来する部分に仲介された融合タンパク質の結合
はmA反復の抗体結合能力を冒すべきでない。この前提
を試験するために、精製されたBB−Mlを、CNBr
によシ活性化されたセファロース(Phar−maci
a)に結合したH3Aには合させBB−Ml  3.に
/15■アルブミンそしてグルタルアルデヒドによりH
8Aに架橋させた(最終濃度0.5%)。この反応を1
%グリシンの添加によシ停止させた。
ゲルをPBS 、 0.2M酢酸(pH3,3) 、お
よび0.2Mグリシン緩衝液(pH2,8)を用い逐次
的に充分に洗った。この操作を用いて、共有結合された
BB−Mlが高収率で得られた。低−1でよく洗っても
マトリックスからは適用された田−M1015%未満し
か溶離され得なかった。アフイニテイクロマトグラフイ
ーするには、ウサギ血清から単離されたIgG 7ラク
シヨン2ダをカラムに適用されたパックされたビーズ1
−とインキュベートした。PBSで充分に洗ったのち、
結合された抗体を0.2Mグリシン緩(ti W続いて
3M KSC’Nで溶離した。溶出液の緩衝液を製造者
の教示に従い、PD10カラム(Pharmacia)
上で0.2%BSA含有PBSに交換した。
ウサギ抗血清からの合計IgG、フロースルー7ラクシ
ヨンおよび0.2Mグリシン緩衝液で溶離したフラクシ
ョンをBB−Mlとの反応性に関してELISAで試験
した。第9図には、CFA中のZZ−Mlで免疫したウ
サギからの血清をアフイニテイ精裂に使用した実験結果
を示す。フロースルー7ラクシヨンには何らBB−Ml
との抗体反応性は検出されなかった。適用されたIgG
の0.1%未満しか0.2Mグリシン緩衝液で溶離され
なかった(データは示さず)。第6図に示されるように
、BB−M1反応性に関する高い収率はグリシンフラク
ション中に回収された。
これらの結果は、SPGのアルブミン結合性ドメインか
組み換えペプチドを包含する融合タンパク質なH8Aを
含有する固形支持体く特異的に固定するのに用いられう
ることを示している。
この固定されたペプチドはさらにそのペプチドに対する
抗体の分・析および精製にも使用されうる。この実施例
の概念をダイヤグラムで示したものが第10図である。
【図面の簡単な説明】
第1図はストレプトフッカスタンバク質G遺伝子(C)
)およびこの遺伝子の7ラグメントを含有する構成物の
概略図である。 第2図はプラスミドpEG (第1図B)を含有する大
腸菌細胞の増殖培地のゲル電気泳動分析の結果を示す写
真である。レーン1は清澄化した増殖培地からの総タン
パク質、レーン2はIgG−アフイニテイにより精製し
たタンパク質そしてレーン3はH8A−アフイニテイに
よシ精製したタンパク質を示す。 第3図は2棟のサブクローンされたフラグメントから発
現された7ラグメントのIgG−結合およびH8A−結
合のゲル電気泳動による分析を示す写真である。 第4図はシラスミドpZZBIB2 (第1図E)を含
有する′a胞の増殖培地からの、H8A−アフイニテイ
によυ精製された物質のゲル電気泳動分析の結果を示す
写真である。 第5図は大腸菌株1)ASP (レーン1)およびpN
P−1(レーン2)の浸透ショックによシ得られ、それ
ぞれイオン交換クロマトグラフィーおよびISA−アフ
イニテイクロマトグラフイーによシ精製された物質のゲ
ル電気泳動分析の結果を示す写真である。 第6図は還元条件下での13%ポリアクリルアミドゲル
上における融合タンパク質のSDS /PAGE分析の
結果を示す写真である。レーン1はpBI B2M1を
宿す大腸菌細胞の総はリプラズム含量、レーン2はl5
A−セファロース上でアフイニテイ精製されたBB−M
1タンパク質、レーン3はpEZ ZMlを宿す大腸菌
細胞の総ペリプラズム含鼠、レーン4はIgG−セファ
ロースでアフイニテイ精製されたZZ−M1タンパク質
を示す。数字はおよその分子量(kDa )を示す。 第7図はISAで被僅されたマイクロタイターウェルに
結合された融合タンパク質BB−M1のELISAにお
ける力価を示す(口部)。 第8図はCA中(■印)またはアジュバントなしく閣印
)の融合タンパク質ZZ−M1で免疫したウサギからの
抗血清の融合タンパク質BB−M1との反応性をEi、
ISAにおいて示す。 第9図はCFA中のZZ−Mlで免疫されたウサギから
の抗血清のBB−Mlでの7フイニテイ精裂結来を示す
。適用されたIgG 7ラクシヨン(噛印)、フロース
ルー7ラクシヨン(ム印)そして0.2Mグリシン緩衝
液で溶離したフラクション(間部)のELISAにおけ
るBB−Mlとの反応性を示す。 第10図は二発現系の基本的概念を示すダイヤグラムで
ある。zzはSpAに由来するIgG結合領域、BBは
ストレプトフッカスタンバク質Gからの血清アルブミン
結合性ドメイン、Pは免疫原性ペプチド、ISAはヒト
血清アルブミンを示す。 4−閤−・ 一自転 FI(,2 IG−4 3Qh IG−3 FI(,5 2M34 IG−6 FI(,8 FI(,7 1:1 1:5 1:25 1:125 希釈度 FI(,9

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)血清アルブミンに選択的に結合しうる融合タンパク
    質またはポリペプチドを生産させるにあたり、下記工程
    : a)所望のタンパク質またはポリペプチドをコードする
    第2のDNA配列に操作的に連結されておりかつ血清ア
    ルブミン結合性ポリペプチドフラグメントをコードする
    第1のDNA配列を含有する組み換えベクターを作製し
    、 b)前記融合タンパク質またはポリペプチドをコードす
    る合一されたDNA配列が宿主により発現されうるよう
    な様式で適合しうる宿主を前記組み換えベクターを用い
    て形質転換しそしてこの形質転換された宿主を適当な増
    殖培地中に培養して前記融合タンパク質またはポリペプ
    チドを産生させ、そして c)前記融合タンパク質またはポリペプチドを単離する
    、 ことを特徴とする方法。 2)工程c)における単離が血清アルブミン結合能力を
    利用することにより行われることを特徴とする請求項1
    記載の方法。 3)前記タンパク質またはポリペプチドの単離が血清ア
    ルブミンを含有する担体物質への吸着および場合により
    該担体物質からのこのタンパク質またはポリペプチドの
    脱着により行われることを特徴とする請求項2記載の方
    法。 4)前記第1のDNA配列がタンパク質Gをコードする
    遺伝子に起源するDNA配列により構成されることを特
    徴とする請求項1、2または3記載の方法。 5)前記第1のDNA配列が第1図に示されるセグメン
    トAl、B1、A2、B2およびA3の少なくとも1つ
    を含有することを特徴とする請求項4記載の方法。 6)前記第1のDNA配列が第1図に示されるセグメン
    トB2およびA3を含有することを特徴とする請求項5
    記載の方法。 7)担体物質からの融合タンパク質またはポリペプチド
    の脱着がpHを例えば約3以下に低下させることにより
    行われることを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記
    載の方法。8)所望のタンパク質またはポリペプチドを
    コードする第2のDNA配列に操作的に連結されており
    かつ血清アルブミン結合性ポリペプチドフラグメントを
    コードする第1のDNA配列を含有する組み換えベクタ
    ーからなることを特徴とする、微生物中において複製可
    能な組み換えベクター。 9)前記DNA配列の一方が前記融合タンパク質または
    ポリペプチドをコードする結合されたDNA配列の5′
    −末端から伸びており、前記融合タンパク質をコーディ
    ングする結合配列が好ましくは構造タンパク質Aをコー
    ドする遺伝子のプロモーターおよびシグナル配列を含有
    することを特徴とする請求項8記載の組み換えベクター
    。 10)請求項8または9記載の組み換えベクターにより
    形質転換された宿主細菌。 11)細菌宿主例えばエシエリヒア、バチルスまたはス
    タフイロコツカスの菌株である請求項10記載の宿主細
    菌。 12)請求項1〜7のいずれかにより生産された融合タ
    ンパク質またはポリペプチド。
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