JPH0258616A - コンクリート床版の保護構造 - Google Patents

コンクリート床版の保護構造

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Publication number
JPH0258616A
JPH0258616A JP20804688A JP20804688A JPH0258616A JP H0258616 A JPH0258616 A JP H0258616A JP 20804688 A JP20804688 A JP 20804688A JP 20804688 A JP20804688 A JP 20804688A JP H0258616 A JPH0258616 A JP H0258616A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flexible elastic
floor system
base plate
panel member
concrete floor
Prior art date
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Pending
Application number
JP20804688A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Oba
弘 大庭
Yoshihiro Shimono
下野 喜弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
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Publication of JPH0258616A publication Critical patent/JPH0258616A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、コンクリート床版の保護構造に係わり、更
に詳しくはダム排水門部に打設されたコンクリート床版
を、排水時の砂石流出時による摩耗や損傷から有効に保
護するようにしたコンクリート床版の保護構造に関する
ものである。
〔従来技術〕
従来、ゲー)Gを備えたダム1の排水凹部2には、第7
図に示すようにコンクリート床版3が一般に打設された
構造になっている。
上記のコンクリートの床版3ば、ダム水量の調整排水の
際、砂石混入の流出により、コンクリート床版表面3a
に激しく激突して、その表面3aが摩耗したり損傷する
ため、コンクリートに埋設した補強用の埋設鉄筋が露出
することがしばしば起る。このような状態を放置した場
合には、埋設鉄筋が腐食して、ダム強度を維持すること
が出来なくなるため、従来がらコンクリートが摩耗した
り、損傷した場合には、その都度コンクリート床版3の
表面3aのメンテナンスや手直しが繰り返し行われてい
た。
[発明が解決しようとする課題] 然し乍ら、メンテナンスや手直しを定期的に繰り返し行
なうには、多くの手間と時間を要はまた多大な費用がか
かると言う問題があった。
また、これらダム構造物の排水凹部2の強度を維持する
ことに対して、エポキシモルタルやポリエステルコンク
リート等が用いられる場合もあったが、耐久性を欠き、
また応急的処置であって、根本的な解決策が全く無いの
が現状であった。〔発明の目的〕 この発明は、かかる従来の問題点に着目して案出された
もので、コンクリート床版を、排水時の砂石流出時によ
る摩耗や損傷から有効に保護する一方、摩耗や損傷部が
生じた場合にも、その部分のみの補修が簡tr−で、し
かも短時間に行なうことが出来、更に安価に手直しする
ことが出来るようにしたコンクリ−1−床版の保護構造
を従供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段] この発明は上記目的を達成するため、ダム排水門部に打
設されたコンクリート床版の表面に、耐摩耗性を有する
可撓弾性材から成るパネル部材を着脱自在に敷設したこ
とを要旨とするものである。
〔発明の作用〕
この発明は、上記のように構成され、耐摩耗性を有する
可撓弾性材から成るパネル部材により、ダム排水時の砂
石流出時の衝撃を吸収し、コンクリート床版の表面の摩
耗及び損傷を有効に防止する一方、特にパネル部材がも
し損傷を受けた場合にも、損傷部分のみを交換補修する
だけで良く、従ってメンテナンス費用や、手直し工事1
時間の短縮が可能であることを特徴としている。
〔発明の実施例〕
以下添付図面に基いて、この発明の詳細な説明する。
なお、以下の説明で、上記従来例と同一構成要素は同一
符号を付して説明する。
第1図は、この発明を実施したダム排水門の断面図を示
し、1はダム、2は排水凹部、3は排水口4に打設され
たコンクリ−1・床版であって、前記ダム1には、排水
凹部2を開閉するゲートGが設けられている。
前記、コンクリート床版3の表面3aには、第2図に示
すような耐摩耗性を有する可撓弾性材から成るパネル部
材5が敷設されている。
このパネル部材5は、第2図〜第4図に示すように、コ
ンクリート床版3の表面3aに複数本のアンカーボルト
6を介して固定する埋設規定枠鋼板7と、第5図及び第
6図に示すように前記埋設規定枠鋼板7上に積層させる
ベースプレート8及びこれと一体的に構成される可撓弾
性体9 (例えば、ネオプレン、ウレタンゴム)とで構
成され、埋設規定枠鋼板7とベースプレート8及び可撓
弾性体9とには、前記アンカーボルト6の取付は孔10
が複数個形成されている。
前記、埋設規定枠鋼板7は、アンカーボルト6の位置及
び後打ちコンクリートの打設高さを規定する目的で用い
るものであり、また前記アンカーボルト6には、レベル
出しワッシャー11と、固定用ナツト12とが対になっ
て設けられている。
また、13はアンカーボルト6の取付は孔10aに充填
する充填材を示している。
以」二のように構成されるパネル部材5は、所定の大き
さに形成され、コンクリート床版3の表面3aに複数枚
敷設して使用するものである。
次に、パネル部材5の施工方法について説明する。
排水凹部2のコンクリ−1・床版3のコンクリート打設
時に、埋設規定枠綱板7に取付けたアンカーボルト6の
先端6aを突出させた状態で埋設する。
そして、複数本のアンカーボルト6の先端6aが突出し
たコンクリート床版3の表面3aにベースプレート8及
びこれと一体的に構成される可撓弾性体9の取付は孔1
0.10aを合わせながら嵌合させて敷設し、そしてア
ンカーボルト6の先端6aに固定用ナツト12を締付は
固定する。このようにした後、可撓弾性体9の取付は孔
10aに、充填材13を充填して完成させる。
このような施工は、コンクリート床版3の全面に対して
行われ、そして、パネル部材5の可撓弾性体9が、ダム
水門より排水する砂石混入水により一部が摩耗したり、
損傷した場合には前記充填材13を取付は孔10aから
取外し、そして固定用ナツト12を緩めて、損傷したり
摩耗した部分のiiJ撓弾性体9のみを交換するきであ
る。
従って、交換も容易に行うことが出来ると共に、補修作
業が短時間に容易に行うことが出来る。
〔発明の効果〕
この発明は、上記のようにコンクリート床版表面に、耐
摩耗性を有する可撓弾性材から成るパネル部材を着脱自
在に敷設したので、ダム排水時の砂石流出時の衝撃を吸
収し、コンクリート床版の表面の摩耗及び損傷を有効に
防止することが出来、また特にパネル部材の可撓弾性体
がもし損傷したり、摩耗した場合にも、損傷部分のみを
交換補修するだけで良く、従ってメンテナンス費用を低
減することが出来る」二に、手直し二[jliの時間を
短縮して効率の良い補修作業を行うことが出来る効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明を実施したダム排水門部の断面図、
第2図は第1図のn−n矢視拡大断面図、第3図は埋設
規定枠鋼板の平面図、第4図は第3図のrV−TV矢視
側面図、第5図はベースプレートと可撓弾性体との平面
Rj、第6図は第5図のVl−VI矢視断面図、第7図
は従来のダム排水門部の断面図である。 1・・・ダム、2・・・排水開部、3・・・コンクリー
ト床版、3a・・・コンクリート床版の表面、5・・・
パネル部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ダム排水門部に打設されたコンクリート床版において、
    前記コンクリート床版表面に、耐摩耗性を有する可撓弾
    性材から成るパネル部材を着脱自在に敷設したことを特
    徴とするコンクリート床版の保護構造。
JP20804688A 1988-08-24 1988-08-24 コンクリート床版の保護構造 Pending JPH0258616A (ja)

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JP20804688A JPH0258616A (ja) 1988-08-24 1988-08-24 コンクリート床版の保護構造

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Cited By (5)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04108929A (ja) * 1990-08-29 1992-04-09 Seibu Polymer Kasei Kk 下水道施設のコンクリート用耐摩耗板構造
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CN106638510A (zh) * 2017-01-10 2017-05-10 成都佳美嘉科技有限公司 一种水利排水槽

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JPS61186604A (ja) * 1985-02-12 1986-08-20 Bridgestone Corp 河床保護体

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