JPH0258123B2 - - Google Patents
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- JPH0258123B2 JPH0258123B2 JP10025684A JP10025684A JPH0258123B2 JP H0258123 B2 JPH0258123 B2 JP H0258123B2 JP 10025684 A JP10025684 A JP 10025684A JP 10025684 A JP10025684 A JP 10025684A JP H0258123 B2 JPH0258123 B2 JP H0258123B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- passage
- auxiliary heating
- engine
- heating device
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Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 31
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 14
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 7
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 22
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 12
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 8
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 4
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 3
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/22—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived otherwise than from the propulsion plant
- B60H1/2203—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived otherwise than from the propulsion plant the heat being derived from burners
- B60H1/2212—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived otherwise than from the propulsion plant the heat being derived from burners arrangements of burners for heating air
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/22—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived otherwise than from the propulsion plant
- B60H2001/2268—Constructional features
- B60H2001/2293—Integration into other parts of a vehicle
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、エンジンの冷間始動時にすばやく
温風を車室内に供給することができるようにした
自動車用空調装置の補助加熱装置に関するもので
ある。
温風を車室内に供給することができるようにした
自動車用空調装置の補助加熱装置に関するもので
ある。
(従来例)
自動車用空調装置において、空気を加熱する装
置として、エンジンの冷却水を空調ケース内に設
けられるヒータコア内に導びいて、該冷却水にて
ヒータコアを介して熱交換させ温風を得ていた。
置として、エンジンの冷却水を空調ケース内に設
けられるヒータコア内に導びいて、該冷却水にて
ヒータコアを介して熱交換させ温風を得ていた。
しかし、エンジンの冷間時にあつては、冷却水
温も低く、当然ながらヒータとしての機能を得る
ことはできず、エンジンが暖まつてくるまで待た
なければならなかつた。これは冬期において、車
両を動かす場合にあつては、寒くて苦痛であり、
即効性の効果を得るヒータが要求されていた。
温も低く、当然ながらヒータとしての機能を得る
ことはできず、エンジンが暖まつてくるまで待た
なければならなかつた。これは冬期において、車
両を動かす場合にあつては、寒くて苦痛であり、
即効性の効果を得るヒータが要求されていた。
今までの対策として、実開昭57−127116号公報
に示されたように、冷却水を燃焼式ヒータにて暖
める装置が提案されたが、冷却水を暖めるまでに
時間がかかり、そのために、温風が吹出されるま
でに時間を要する欠点を有していた。
に示されたように、冷却水を燃焼式ヒータにて暖
める装置が提案されたが、冷却水を暖めるまでに
時間がかかり、そのために、温風が吹出されるま
でに時間を要する欠点を有していた。
このため、出願人はエンジンの冷間時にあつて
も、ただちに温風を吹出させることができるよう
に、エンジンの冷却水にて暖められるヒータコア
とは別に補助加熱装置を付加することを提案し
た。この補助加熱装置は、インテークマニホール
ドの上流から吸気を得、該インテークマニホール
ドの下流に燃焼ガスを戻すように吸気通路及び排
気通路が、該インテークマニホールドにあたかも
バイパスするように形成されているために、エン
ジンの回転数により、補助加熱装置へ吸気される
空気量が変動する結果、燃料の燃焼が不安定とな
らざるを得なく、最悪の場合、燃焼炎が吹き消さ
れる欠点があつた。
も、ただちに温風を吹出させることができるよう
に、エンジンの冷却水にて暖められるヒータコア
とは別に補助加熱装置を付加することを提案し
た。この補助加熱装置は、インテークマニホール
ドの上流から吸気を得、該インテークマニホール
ドの下流に燃焼ガスを戻すように吸気通路及び排
気通路が、該インテークマニホールドにあたかも
バイパスするように形成されているために、エン
ジンの回転数により、補助加熱装置へ吸気される
空気量が変動する結果、燃料の燃焼が不安定とな
らざるを得なく、最悪の場合、燃焼炎が吹き消さ
れる欠点があつた。
(発明の目的)
このため、この発明は、エンジンの冷間時にた
だちに温風を吹出させることができる補助加熱装
置にあつて、燃料の燃焼を安定化することを目的
とするものである。
だちに温風を吹出させることができる補助加熱装
置にあつて、燃料の燃焼を安定化することを目的
とするものである。
(目的を達成するための手段)
しかして、この発明の要旨は、燃料をポンプに
て供給を受け、且つ空気をインテークマニホール
ドの上流から吸気通路を介して取入れると共に、
排気ガスをインテークマニホールドの下流へ排気
通路を介して戻すようにした自動車用空調装置の
補助加熱装置において、前記吸気通路又は排気通
路のどちらかに、該通路の開口面積を絞る弁を設
け、この弁の開度をエンジンの回転数に比例させ
るようにしたことにある。
て供給を受け、且つ空気をインテークマニホール
ドの上流から吸気通路を介して取入れると共に、
排気ガスをインテークマニホールドの下流へ排気
通路を介して戻すようにした自動車用空調装置の
補助加熱装置において、前記吸気通路又は排気通
路のどちらかに、該通路の開口面積を絞る弁を設
け、この弁の開度をエンジンの回転数に比例させ
るようにしたことにある。
(目的の達成)
したがつて、吸気通路又は排気通路に設けられ
た弁がエンジンの回転数に比して変化し、該通路
の面積が適宜に制御されて、常に導入される空気
量を一定に保つことができ、燃焼が安定するもの
である。
た弁がエンジンの回転数に比して変化し、該通路
の面積が適宜に制御されて、常に導入される空気
量を一定に保つことができ、燃焼が安定するもの
である。
(実施例)
以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。
る。
第1図において、まず自動車用空調装置を説明
すると、空調ケース1の最上流側に外気入口2と
内気入口3とが2股に分かれる形で形成され、そ
の分岐点に内外気切換ドア4が設けられ、該内外
気切換ドアにより空調ケース1内に導入すべき空
気を内気と外気とに選択するようになつている。
すると、空調ケース1の最上流側に外気入口2と
内気入口3とが2股に分かれる形で形成され、そ
の分岐点に内外気切換ドア4が設けられ、該内外
気切換ドアにより空調ケース1内に導入すべき空
気を内気と外気とに選択するようになつている。
送風機5は、空調ケース1内に空気を吸い込ん
で後流側に送風するためのもので、この送風機5
の後流側に熱交換装置8のエバポレータ6とヒー
タコア7が設けられている。
で後流側に送風するためのもので、この送風機5
の後流側に熱交換装置8のエバポレータ6とヒー
タコア7が設けられている。
エバポレータ6は、導入された空気を冷却する
もので、図示しないコンプレツサ、コンデンサ、
リキツドタンク、エクスパンシヨンバルブと共に
冷房サイクルを構成し、一方ヒータコア7は、導
入された空気を加熱するもので、エンジン20の
冷却水が循環する温水サイクルに挿入されてい
る。
もので、図示しないコンプレツサ、コンデンサ、
リキツドタンク、エクスパンシヨンバルブと共に
冷房サイクルを構成し、一方ヒータコア7は、導
入された空気を加熱するもので、エンジン20の
冷却水が循環する温水サイクルに挿入されてい
る。
ヒータコア7の前方には、エアミツクスドア9
が設けられており、このエアミツクスドア9は、
ヒータコア7を通過する空気と通過しない空気と
の割合をその開度により定めるもので、図示しな
いアクチユエータ等を介して操作される。
が設けられており、このエアミツクスドア9は、
ヒータコア7を通過する空気と通過しない空気と
の割合をその開度により定めるもので、図示しな
いアクチユエータ等を介して操作される。
さらに、前記空調ケース1の後流側は、上吹出
口10、下吹出口11及びデフロスト吹出口12
が接続され、それぞれ車室内に開口している。上
吹出口10と下吹出口11の分岐点には、モード
ドア13が配され、上吹出口10と下吹出口11
とを選択動作し、また、下吹出口11にはデフロ
スト吹出口12へ吹出させるべきモードドア14
が配されている。なお、前記送風機5の回転制
御、コンプレツサの駆動制御及びエアミツクスド
ア9の開度制御は、図示しないコントロールユニ
ツトからの出力によりそれぞれ適宜制御されるよ
うになつている。
口10、下吹出口11及びデフロスト吹出口12
が接続され、それぞれ車室内に開口している。上
吹出口10と下吹出口11の分岐点には、モード
ドア13が配され、上吹出口10と下吹出口11
とを選択動作し、また、下吹出口11にはデフロ
スト吹出口12へ吹出させるべきモードドア14
が配されている。なお、前記送風機5の回転制
御、コンプレツサの駆動制御及びエアミツクスド
ア9の開度制御は、図示しないコントロールユニ
ツトからの出力によりそれぞれ適宜制御されるよ
うになつている。
補助加熱通路15は、その一端15aが前記送
風機5の後流の空調ケース1に開口し、その接続
部に開閉用のドア16が設けられている。また、
前記補助加熱通路15の他端15bが前記熱交換
装置8の後流であつて、デフロスト吹出口12が
接続される位置より上流側の下吹出口11に接続
されている。なお、補助加熱通路15の他端15
bの接続は、上吹出口10と下吹出口11を切換
えるためのモードドア13より上流側に接続する
ようにしても良いものである。また、前記ドア1
6は、下記する補助加熱装置17が作動時に実線
のように動かされて、補助加熱通路15が開けら
れる。補助加熱通路15の中程には、下記する補
助加熱装置17が配されている。
風機5の後流の空調ケース1に開口し、その接続
部に開閉用のドア16が設けられている。また、
前記補助加熱通路15の他端15bが前記熱交換
装置8の後流であつて、デフロスト吹出口12が
接続される位置より上流側の下吹出口11に接続
されている。なお、補助加熱通路15の他端15
bの接続は、上吹出口10と下吹出口11を切換
えるためのモードドア13より上流側に接続する
ようにしても良いものである。また、前記ドア1
6は、下記する補助加熱装置17が作動時に実線
のように動かされて、補助加熱通路15が開けら
れる。補助加熱通路15の中程には、下記する補
助加熱装置17が配されている。
エンジン20には、走行のためのデイーゼルエ
ンジンで、インテークマニホールド21とエキゾ
ーストマニホールド22が設けられ、インテーク
マニホールド21の先端に設けられたエアクリー
ナ24を介して各シリンダ内に空気が吸い込まれ
ると共に、該各シリンダ内に噴射弁25を介して
燃料が噴射され、圧縮行程時に発生する熱にて燃
料が爆発し、ピストン、クランクシヤフトを介し
て機械的エネルギーとなつて出力される。この際
に、発生する熱エネルギーは、エンジン20の冷
却水にて冷却され、ラジエータ26にて車外へ排
出されると共に、その一部がヒータコア7に送ら
れる。
ンジンで、インテークマニホールド21とエキゾ
ーストマニホールド22が設けられ、インテーク
マニホールド21の先端に設けられたエアクリー
ナ24を介して各シリンダ内に空気が吸い込まれ
ると共に、該各シリンダ内に噴射弁25を介して
燃料が噴射され、圧縮行程時に発生する熱にて燃
料が爆発し、ピストン、クランクシヤフトを介し
て機械的エネルギーとなつて出力される。この際
に、発生する熱エネルギーは、エンジン20の冷
却水にて冷却され、ラジエータ26にて車外へ排
出されると共に、その一部がヒータコア7に送ら
れる。
補助加熱装置17は例えば第2図に示すような
構成で、燃焼装置27と補助熱交換器28とを備
え、燃焼装置27のノズル、燈心などのバーナー
35は、燃焼室29内に配されて、燃料がタンク
30からポンプ31にて加圧供給されるように構
成され、その供給時に点火プラグ、グロープラグ
等の点火装置32にて着火され、燃焼室29内で
燃焼される。燃料を供給するポンプ31の作動、
即ち燃焼装置27の燃焼は、冷間始動時をエンジ
ンの冷却水温、外気温等から感知し、所定の条件
下(例えば冷却水温55℃以下、外気温10℃以下)
の時にで始められ、その燃焼期間即ち補助加熱装
置の使用時間は、エンジンの冷却水温が充分に上
昇し温風による暖房ができるまで行なわれる。
構成で、燃焼装置27と補助熱交換器28とを備
え、燃焼装置27のノズル、燈心などのバーナー
35は、燃焼室29内に配されて、燃料がタンク
30からポンプ31にて加圧供給されるように構
成され、その供給時に点火プラグ、グロープラグ
等の点火装置32にて着火され、燃焼室29内で
燃焼される。燃料を供給するポンプ31の作動、
即ち燃焼装置27の燃焼は、冷間始動時をエンジ
ンの冷却水温、外気温等から感知し、所定の条件
下(例えば冷却水温55℃以下、外気温10℃以下)
の時にで始められ、その燃焼期間即ち補助加熱装
置の使用時間は、エンジンの冷却水温が充分に上
昇し温風による暖房ができるまで行なわれる。
ポンプ31は、能力一定型で、ダイヤフラム
型、プランジヤ型、回転型などがあるが、デイー
ゼルエンジンでは、燃料噴射ポンプを利用しても
よいものである。
型、プランジヤ型、回転型などがあるが、デイー
ゼルエンジンでは、燃料噴射ポンプを利用しても
よいものである。
前記燃焼室29には、空気を吸入する吸気通路
33を介して前記インテークマニホールド21上
流に接続され、また排気ガスを排出する排気通路
34がインテークマニホールド21の下流に接続
されている。従つて、この両通路33,34にて
燃焼室29は、インテークマニホールド21に対
して並列に設けられ、エンジン負圧が作用される
ために、該両通路33,34(インテークマニホ
ールド21に対してバイパス通路となつている。)
を介して該燃焼室29内に空気が導かれるもので
ある。
33を介して前記インテークマニホールド21上
流に接続され、また排気ガスを排出する排気通路
34がインテークマニホールド21の下流に接続
されている。従つて、この両通路33,34にて
燃焼室29は、インテークマニホールド21に対
して並列に設けられ、エンジン負圧が作用される
ために、該両通路33,34(インテークマニホ
ールド21に対してバイパス通路となつている。)
を介して該燃焼室29内に空気が導かれるもので
ある。
前記吸気通路33内には、該通路の開口面積を
制御する弁36が設けられ、該弁36はエンジン
の回転数に比例して変化されるものである。即
ち、具体的構成は、エンジンの回転数を検出する
エンジン検出器37と、この回転信号を処理して
適宜な駆動信号を出力する制御回路38とより成
つている。従つてエンジンの回転数の上昇即ちア
イドル回転数より上昇すると徐々に弁36が全開
状態から閉方向に回動され、補助加熱装置17へ
導入される空気量が常に一定に維持されるもので
ある。
制御する弁36が設けられ、該弁36はエンジン
の回転数に比例して変化されるものである。即
ち、具体的構成は、エンジンの回転数を検出する
エンジン検出器37と、この回転信号を処理して
適宜な駆動信号を出力する制御回路38とより成
つている。従つてエンジンの回転数の上昇即ちア
イドル回転数より上昇すると徐々に弁36が全開
状態から閉方向に回動され、補助加熱装置17へ
導入される空気量が常に一定に維持されるもので
ある。
また、前記補助熱交換器28は、前記燃焼室2
9を包むように構成され、補助加熱通路15より
流れてきた空気が、この補助熱交換器28にて加
熱され、補助加熱通路15を介して流出する。
9を包むように構成され、補助加熱通路15より
流れてきた空気が、この補助熱交換器28にて加
熱され、補助加熱通路15を介して流出する。
上述の構成において、冬期でヒータモードに設
定され、ヒータを使用のために送風機5が回転さ
れると、エンジンの冷却水温が低い時には、補助
加熱装置17が作動される。即ち、ポンプ31が
駆動され燃料が供給され、点火装置32が加熱さ
れ、該燃料は燃焼する。その際、燃焼のための空
気は吸気通路33を介してインテークマニホール
ド21から取り入れられ、且つ燃焼時に発生する
排気ガスは排気通路34からインテークマニホー
ルド21に再び戻されるものである。
定され、ヒータを使用のために送風機5が回転さ
れると、エンジンの冷却水温が低い時には、補助
加熱装置17が作動される。即ち、ポンプ31が
駆動され燃料が供給され、点火装置32が加熱さ
れ、該燃料は燃焼する。その際、燃焼のための空
気は吸気通路33を介してインテークマニホール
ド21から取り入れられ、且つ燃焼時に発生する
排気ガスは排気通路34からインテークマニホー
ルド21に再び戻されるものである。
そして、ドア16が切換わつて、送風機5の回
転による導入空気は、補助加熱通路15内に流さ
れ、補助加熱装置17の補助熱交換器28に流入
し、そこで加熱され温風となり、補助加熱通路1
5から空調ケース1に至り、下吹出口11から車
室内に吹出されるものである。
転による導入空気は、補助加熱通路15内に流さ
れ、補助加熱装置17の補助熱交換器28に流入
し、そこで加熱され温風となり、補助加熱通路1
5から空調ケース1に至り、下吹出口11から車
室内に吹出されるものである。
吸気通路33内に配される弁36の開口面積が
エンジンの回転数に比して変化されるために、補
助加熱装置17へ導入される空気量が常に一定と
なり、空燃比を常に一定に保つことができ、排気
ガスの不完全燃焼や吹き消えを防ぐことができ
る。
エンジンの回転数に比して変化されるために、補
助加熱装置17へ導入される空気量が常に一定と
なり、空燃比を常に一定に保つことができ、排気
ガスの不完全燃焼や吹き消えを防ぐことができ
る。
なお、この実施例では、弁36を吸気通路33
内に配したが、排気通路34内に配しても、補助
加熱装置17へ導入される空気量を制御できるも
のである。
内に配したが、排気通路34内に配しても、補助
加熱装置17へ導入される空気量を制御できるも
のである。
更に、吸気通路33及び排気通路34内にそれ
ぞれ弁を配しても良く、その場合には空気の遮断
が確実で早くバーナーの消火ができるものであ
る。
ぞれ弁を配しても良く、その場合には空気の遮断
が確実で早くバーナーの消火ができるものであ
る。
(発明の効果)
以上のように、この発明によれば、吸気通路又
は排気通路に設けられた弁がエンジンの回転数に
比して変化し、該通路の開口面積が適宜に制御さ
れて、常に導入される空気量を一定に保つことが
でき、空燃比を一定にでき、不完全燃焼や吹き消
えを防ぐことができる。
は排気通路に設けられた弁がエンジンの回転数に
比して変化し、該通路の開口面積が適宜に制御さ
れて、常に導入される空気量を一定に保つことが
でき、空燃比を一定にでき、不完全燃焼や吹き消
えを防ぐことができる。
第1図はこの発明の実施例を示す構成図、第2
図は補助加熱装置の詳細図である。 1……空調ケース、5……送風機、8……熱交
換装置、10……上吹出口、11……下吹出口、
12……デフロスト吹出口、15……補助加熱通
路、17……補助加熱装置、21……インテーク
マニホールド、31……ポンプ、33……吸気通
路、34……排気通路、36……弁。
図は補助加熱装置の詳細図である。 1……空調ケース、5……送風機、8……熱交
換装置、10……上吹出口、11……下吹出口、
12……デフロスト吹出口、15……補助加熱通
路、17……補助加熱装置、21……インテーク
マニホールド、31……ポンプ、33……吸気通
路、34……排気通路、36……弁。
Claims (1)
- 1 燃料をポンプにて供給を受け、且つ空気をイ
ンテークマニホールドの上流から吸気通路を介し
て取入れると共に、排気ガスをインテークマニホ
ールドの下流へ排気通路を介して戻すようにした
自動車用空調装置の補助加熱装置において、前記
吸気通路又は排気通路のどちらかに、該通路の開
口面積を絞る弁を設け、この弁の開度をエンジン
の回転数に比例させるようにしたことを特徴とす
る自動車用空調装置の補助加熱装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10025684A JPS60244616A (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 自動車用空調装置の補助加熱装置 |
US06/735,178 US4625911A (en) | 1984-05-18 | 1985-05-17 | Air conditioner system for automobiles |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10025684A JPS60244616A (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 自動車用空調装置の補助加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60244616A JPS60244616A (ja) | 1985-12-04 |
JPH0258123B2 true JPH0258123B2 (ja) | 1990-12-06 |
Family
ID=14269135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10025684A Granted JPS60244616A (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 自動車用空調装置の補助加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60244616A (ja) |
-
1984
- 1984-05-18 JP JP10025684A patent/JPS60244616A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60244616A (ja) | 1985-12-04 |
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