JPH0257808B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0257808B2
JPH0257808B2 JP60152860A JP15286085A JPH0257808B2 JP H0257808 B2 JPH0257808 B2 JP H0257808B2 JP 60152860 A JP60152860 A JP 60152860A JP 15286085 A JP15286085 A JP 15286085A JP H0257808 B2 JPH0257808 B2 JP H0257808B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyol
foam
value
manufactured
silicone
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60152860A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6213427A (ja
Inventor
Takashi Nishi
Chiaki Yoshida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority to JP60152860A priority Critical patent/JPS6213427A/ja
Publication of JPS6213427A publication Critical patent/JPS6213427A/ja
Publication of JPH0257808B2 publication Critical patent/JPH0257808B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は粗大気泡を有する軟質ウレタンフオー
ムの製造法に関する。 (従来の技術) 軟質ウレタンフオームの海綿状製品を作る場
合、通常の軟質フオーム用3官能性ポリオール、
ポリイソシアネート、触媒、発泡剤、その他添加
剤の他に軟質用破泡性シリコンを使用している。
フオームの粗泡度を大きくするには該破泡性シリ
コンを多量に使用すればよい。しかし実験室的に
はこれは可能であるが、実際の量産化の場合はフ
オームが崩壊して製品化不可能な場合が多く、例
えば直径5mm以上の粗泡を制御されたランダム状
に作ることは困難であつた。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は例えば5〜10mmφの粗泡をコン
トロールされたランダム状に有する粗泡性軟質ウ
レタンフオームの製造法を提供することにある。 (問題点を解決するための手段) 本発明は少なくとも2官能性の水酸基を有する
ポリオール成分と、少なくとも2官能性のポリイ
ソシアネート成分を反応させる軟質ポリウレタン
フオームの製造法において、ポリオール成分とし
て軟質フオーム用3官能性ポリオールと親水性ポ
リオールからなる混合ポリオールを用い、且つ硬
質用の破泡性シリコンを使用することを特徴とす
る粗泡性軟質ウレタンフオームの製造法に係る。 本発明で使用される軟質フオーム用3官能性ポ
リオールとしては、公知の水酸基価(以下OH価
という)34〜65の範囲のポリエステルポリオー
ル、ポリエーテルポリオールはすべて使用可能で
あるが、特に平均OH価56以下のポリオキシプロ
ピレンエーテルポリオール又はポリオキシエチレ
ンプロピレンエーテルポリオールが好ましい。
尚、粗泡度が大きくなるにつれて、伸び、引張
り、引裂強度が小さくなるので、上記3官能性ポ
リオールの約60〜80%は分子量(MW)3700〜
5000のポリオールを使用するのが好ましい。 本発明で使用される混合ポリオールの他の成分
である親水性ポリオールは粗泡性を左右するもの
であり、分子中にエチレンオキサイドを65%以上
有し親水性であり、OH価は34〜56のものが好ま
しい。市販品としては例えばEP−505S(三井日曹
製、OH価52)を代表例として挙げることができ
る。 本発明において上記軟質フオーム用3官能性ポ
リオールと親水性ポリオールの使用割合は前者の
96〜99部(重量部、以下同様)に対して後者の1
〜4部とするのが好ましい。 本発明において上記親水性ポリオールと共に硬
質用の破泡性シリコンを併用することを特徴とす
る。この硬質用シリコンは一般には気泡を粗くす
るために本発明のような軟質ウレタンフオームの
製造には使用されないものである。本発明の上記
硬質用シリコンとしては例えばジメチロールシロ
キサンをアルキレンオキサイドで変性したポリオ
キシアルキレン変性ポリシロキサンが好ましく、
市販品では例えばL−5340、L−5421(日本ユニ
カー製)、B−8404(西ドイツ、ゴールドシユミツ
ト製)、SH−193、SRX−295(東レシリコーン
製)、F−341、F−345(信越シリコーン製)など
を挙げることができる。この硬質用シリコンは上
記混合ポリオール成分100部に対して1〜2部の
範囲で用いるのが好ましい。しかし粗泡性を大き
くするときにはシリコンは0.5〜1部程度に減ら
す方が望ましい。 尚これらの混合ポリオールから作られたフオー
ムの伸び、引張り、引裂強度において若干の低下
が見られる場合には、上記混合ポリオールに
MW1000〜2000のジオールを併用するのが好適で
ある。ジオールとしては例えばMW1000のポリオ
キシプロピレングリコールのようなものから、
MW2000のポリオキシプロピレングリコールに至
る迄、公知のジオールであればエーテル、エステ
ルに関係なくすべて使用可能である。この場合は
3官能性ポリオール86〜98部、親水性ポリオール
1〜4部、ジオール1〜10部の割合で使用するの
が好適である。 本発明で使用されるポリイソシアネート成分と
しては、公知の少くとも2官能性のポリイソシア
ネートはすべて用いることができるが、特に芳香
族ポリイソシアネートが好適で、例えば2,4−
及び2,6−トリレンジイソシアネート(TDI)、
オルトトルイジンジイソシアネート(TODI)、
ナフチレンジイソシアネート(NDI)、キシリレ
ンジイソシアネート(XDI)、4,4′−ジフエニ
ルメタンジイソシアネート(MDI)及びカーボ
ジイミド変性MDI(例えば日本ポリウレタン社
MTL)、ポリメチレンポリフエニルイソシアネー
ト(PAPI)、ポリメリツクポリイソシアネート
(例えば住友バイエルウレタン44V)等を単独又
は併用して使用することができる。 本発明において、ポリオール類とイソシアネー
ト類等とを反応させてウレタンフオームを作る場
合、イソシアネートインデツクスは103〜130が望
ましいが、所望の物理特性にもとづいて適宜増減
することができる。 又本発明は軟質スラブフオームのみならずモー
ルドフオームにも適用が可能である。 更に、本発明においては軟質ポリウレタンフオ
ームを製造するために触媒、発泡剤、整泡剤が、
又必要に応じ難燃剤、顔料、充填剤等が用いられ
るが、これらには特に制約がなく公知のものはす
べて使用可能である。 (実施例) 以下実施例に基づき具体的に説明する。 実施例 1〜9 第1表に示した配合表の各3倍量を用いて以下
の手順で軟質フオームを発泡させた。 先ず、PPG3000、PPG EX−3034をビーカー
にとり、ウオーターバスで27℃に加温し、EP−
505Sを加えて60秒間撹拌混合した。次にジオー
ル、T−9、シリコン、NMM、ダブコ及び水を
加えて60秒間撹拌後、TDIを加えて6秒間撹拌し
30×30×30cmの金属製容器内で自由発泡させた。 得られたフオームを100℃で10分間加熱した後
24時間室温に放置してASTM D1564−64Tの方
法で見掛け密度を、JIS K6301の方法により引張
り強さ、伸び、引裂強度を、JIS K6401の方法に
より25%硬さを測定した結果及び最大粗泡セルの
直径を第2表に示した。 尚、第1表において *1 三井日曹製ポリプロピレンポリオール(3
官能、MW3000、OH価56) *2 旭ガラス製ポリオキシポリオール(3官
能、MW3700、OH価46) *3 武田薬品製アクトコール35−34(MW5000、
OH価34) *4 三井日曹製EP505S *5 旭電化製ジオール2000(MW2000、OH価
56) *6a 日本ユニカー製硬質用シリコン *6b 日本ユニカー製硬質用シリコン *6c 西ドイツ、ゴールドシユミツト製硬質用シ
リコン *6d 東レシリコーン製硬質用シリコン *6e 信越シリコーン製硬質用シリコン *7 吉富製薬製錫触媒 *8 三井日曹製TDI−80 *9 N−メチルモルホリン *10 フードリー社製アミン触媒
【表】
【表】
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも2官能性の水酸基を有するポリオ
    ール成分と、少なくとも2官能性のポリイソシア
    ネート成分を反応させる軟質ポリウレタンフオー
    ムの製造法において、ポリオール成分としてOH
    価34〜65のポリエステルポリオール又はポリエー
    テルポリオールからなる軟質フオーム用3官能性
    ポリオールとOH価34〜56の分子中にエチレンオ
    キサイドを65%以上含む親水性ポリオールからな
    る混合ポリオールを用い、且つポリオキシアルキ
    レン変性ポリシロキサンからなる硬質用の破泡性
    シリコンを使用することを特徴とする粗泡性軟質
    ウレタンフオームの製造法。 2 ポリオール成分として、更に分子量1000〜
    2000のジオールを併用する特許請求の範囲第1項
    記載の製造法。
JP60152860A 1985-07-10 1985-07-10 粗泡性軟質ウレタンフオ−ムの製造法 Granted JPS6213427A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60152860A JPS6213427A (ja) 1985-07-10 1985-07-10 粗泡性軟質ウレタンフオ−ムの製造法

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JP60152860A JPS6213427A (ja) 1985-07-10 1985-07-10 粗泡性軟質ウレタンフオ−ムの製造法

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Publication Number Publication Date
JPS6213427A JPS6213427A (ja) 1987-01-22
JPH0257808B2 true JPH0257808B2 (ja) 1990-12-06

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ID=15549702

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JP60152860A Granted JPS6213427A (ja) 1985-07-10 1985-07-10 粗泡性軟質ウレタンフオ−ムの製造法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5155931A (en) * 1988-10-20 1992-10-20 Shell Internationale Research Maatschappij B.V. Method of growing plants and growth substrate for use in the method
US4950694A (en) * 1989-06-29 1990-08-21 Union Carbide Chemicals And Plastics Company Inc. Preparation of polyurethane foams without using inert blowing agents
CN107353430A (zh) * 2017-07-04 2017-11-17 喜临门家具股份有限公司 一种透气海绵组合物及其用于制备透气海绵的方法

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JPS6213427A (ja) 1987-01-22

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