JPH0257720B2 - - Google Patents

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JPH0257720B2
JPH0257720B2 JP59095088A JP9508884A JPH0257720B2 JP H0257720 B2 JPH0257720 B2 JP H0257720B2 JP 59095088 A JP59095088 A JP 59095088A JP 9508884 A JP9508884 A JP 9508884A JP H0257720 B2 JPH0257720 B2 JP H0257720B2
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printed board
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boards
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Masatoshi Takagi
Tetsuhiro Kitahashi
Kazuaki Sakamoto
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PFU Ltd
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 近年、電子計算機などの電子機器装置の進歩は
目覚ましく、様々な分野に多く利用される様にな
つてきた。これら電子機器装置には、絶縁基板に
配線を印刷したプリント基板に電子部品を半田付
し電子回路を形成するプリント板が必需品であ
り、その使用数は激増する一方である。これに対
し、プリント板の電子部品半田付実装は、手作業
では間に合わず、自動的に半田付作業をする半田
付装置が用いられる様になり、大量生産が可能と
なつてきた。さらに、半田付後のプリント板を自
動的に洗滌する実動洗滌装置や、本願出願人が出
願した(特開昭58−237030)様な、自動半田付装
置へのプリント板の自動供給装置を用いることに
より、プリント板供給、半田付および洗滌が自動
化され、作業能率が向上してきた。
本発明は、この様に半田付および洗滌されてく
るプリント板を、次の組立工程へ渡すまでの間の
保管や移送のために、複数枚づつ斜立保持するパ
レツトへの収納に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この様に洗滌されてきたプリント板を、
作業者が1枚づつ手で取り出し、パレツトへ手挿
入するか、又は、特開昭55−98051号公報に記載
されている様に、第1のコンベアで送られてくる
プリント板を、傾斜したスライド板を介して、下
方に設けた第2のコンベア上に配したパレツト
(ラツク)の溝に向けて滑動させ、順次プリント
板を直立させて溝に立てて排出させることが提案
されていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このため、前者ではパレツトへのプリント板収
納作業を行うのに、作業者が付きつきりとなるだ
けでなく、プリント板の残熱で手が熱くなつた
り、付着している洗滌液が手についたりして、作
業がしづらく煩雑なうえに工数がかかり、作業能
率の向上にも限界があり、後者では、プリント板
の半田面に突出したリード等が傾斜スライド板の
途中に引つ掛かり易く、プリント板がパレツトに
不揃いに挿入されたり、挿入ミスを生じ易く安定
性に欠ける等の問題があつた。
本発明は、この様な従来の欠点に鑑みてなされ
たもので、洗滌後のプリント板を自動的に確実に
パレツトに収納できる装置を提供し、プリント板
収納作業の負担を軽減し且つ半田付作業から収納
までの全自動化による作業能率の向上を画ること
を目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的は、本発明によれば、複数のプリント
板を多数の受溝に斜立して収納できるパレツトを
1枚づつ供給するパレツト供給部と、プリント板
を受け取れる位置に該パレツトを位置決めするパ
レツト位置決め部と、プリント板を保持して該パ
レツトの受溝に該プリント板の端部を挿入する収
納部と、該収納部にプリント板を1枚づつ送る搬
送部と、所定枚数のプリント板を収納したパレツ
トを送り出す排出部と、これらパレツト供給部と
パレツト位置決め部と収納部と搬送部および排出
部を制御する制御部とを有することを特徴とする
プリント板の自動収納装置を提供することで達成
される。
〔作用〕
本発明はこの様な手段を有しており、制御部か
らの命令により、パレツト供給部からパレツトを
パレツト位置決め部に供給して、パレツトに設け
た受溝がプリント板を受け取れる位置に該パレツ
トを固定保持させるものである。また、制御部か
らの命令により、洗滌装置から排出されたプリン
ト板を1枚だけ搬送部に受け取つて収納部へ送
り、該収納部において該プリント板を保持して前
記パレツトの受溝に該プリント板を挿入する。さ
らに、この搬送部と収納部のプリント板の受取
り、搬送、保持および挿入を繰り返し所定枚数の
プリント板がパレツトに収納されると、制御部の
命令により、該パレツトを排出部を介して自動収
納装置の外部にまで送り出すものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図乃至第12図に
基づいて詳述する。
第1図は本発明の一実施例の要部を模式的に示
した断面図である。1は自動収納装置、2は自動
収納装置1のフレーム板、3は自動収納装置1の
下方部に設けたテーブル、10は電子部品を実装
半田付処理をしたプリント板、11はプリント板
10を複数斜立収納できるパレツト、12はパレ
ツト11に多数設けたプリント板10の基板肉厚
より少し広い巾の受溝である。20はパレツト供
給部で、21は積層されたパレツト11を下方か
ら1枚づつ切り離すために設けた2対の切離機構
である。30はパレツト位置決め部で、31はパ
レツト供給部20からパレツト位置決め部30お
よび次の排出部までパレツト11を搬送するため
の駆動機構、32はパレツト11に挿入されたプ
リント板が確実に前方に倒れて傾斜する様にプリ
ント板10の背面を押すプツシヤーである。40
は搬送部で、41と42はプリント板10を搬送
するための駆動機構、43はプリント板を搬送す
るため駆動機構41により回転されるローラコン
ベア、44は両端部をローラコンベア43の間隙
から駆動機構42のベルトに固設されてプリント
板10を次の収納部へ送るため駆動機構42によ
り移動される押出しバー、45aと45bは押出
しバー44の前進端および後進端を検出するスイ
ツチである。50は収納部で、51と52はプリ
ント板10の位置決めと移動収納をするための駆
動機構、53はプリント板10を搭載できる天
板、54は天板53とローラコンベア43の間を
受け渡しするための開閉可能なフラツプ、55は
プリント板10の後端を把持するためのテールプ
ツシヤ、56は駆動機構52の駆動下端を検出す
るスイツチ、57はプリント板10の前端を保持
するための開閉可能な一対の爪である。60は排
出部で、61はパレツト11を移送するための駆
動機構、62はパレツト11が排出部60に到達
したことを検出するスイツチである。70は制御
部で、71は操作手段、72は表示手段、73は
制御本体である。
第2図は第1図の要部平面図である。2aはフ
レーム板2に対向してパレツト供給部20やパレ
ツト位置決め部30および収納部50を挟んで設
けたフレーム板、4a乃至4dはパレツト11を
案内するためにテーブル3に配設したレールで、
レール4aはパレツト供給部20から排出部60
の入口までに後述するパレツト11の外側部内面
を案内する様に平行して2本配設され、レール4
b乃至4dは排出部60に配設されており、レー
ル4bはレール4aの一方の端部近辺から排出部
60の端部(図中左端)までに後述するパレツト
11の外側部外面の一方を案内する様配設され、
レール4cは排出部60の前端部(図中下端)に
レール4bに対向して配設され、レール4dはレ
ール4c右端からレール4aに平行に配設されて
いる。33はレール4aの中央部分をレール4a
に沿つて配設され駆動機構31により駆動される
ピツチ送りチエーン、34はパレツト11の受溝
12がパレツト位置決め部30のプリント板10
の受け取り位置直前に到達したことを検出する反
射型の光センサ、35はパレツト11が確実にプ
リント板10を受け取れる位置に送られたことを
確認するために受溝12を検出する発光、受光一
対の透過型の光センサ、36はプリント板10が
収納されたことを検出できる位置で且つレール4
aの途中に設けた一対のスチツチである。46は
搬送部40の入口に設けた発光、受光一対の透過
型の光センサ、47はプリント板10の通過を一
時的に防げるために搬送部40の入口に設けた開
閉自在のストツパ、47aはストツパ47を開閉
するための空気圧で伸縮する複動シリンダであ
る。54aはフラツプ54の開閉を行う複動シリ
ンダ、55aはテーブルプツシヤー55に強、
弱、無の3段階の摩擦負荷を与えるための負荷機
構、58,58aは駆動機構51により移動され
る左右の巾決め機構、59は天板53の両側部に
固設されてテーブルプツシヤー55を案内する一
対のガイド軸である。63は駆動機構61により
駆動されパレツト位置決め部30から送られてき
たパレツト11を直角方向へ移送するためにレー
ル4b部分からレール4c近くまで設けられた一
対のサイド送りチエーン、64は図示されない駆
動機構に駆動されレール4cに沿うだけでなくレ
ール4dの間まで配設した排出チエーン、65a
はサイド送りチエーン63で送られたパレツト1
1がレール4cに当接したことを検出するために
レール4cに配設したスイツチ、65bはパレツ
ト11が排出チエーン64で送られて排出された
ことを検出するためにレール4d右端に配設した
スイツチである。これら、ピツチ送りチエーン3
3、サイド送りチエーン63および排出チエーン
64は、テーブル3に設けた長穴から露出はして
いるが、テーブル3の上面より少し下に設けら
れ、無端に連なるチエーンでできており、少なく
とも1カ所にパレツト11の後端を押すためのフ
ツクが固設されている。
第3図は、パレツト11の斜視図であり、11
1は前後に突出した取手、112は取手111の
付け根から上方に突出した突起、113は突起1
12に対応してパレツト11の下面の前後端部分
に設けた嵌合穴、114は略M形横断面であるパ
レツト11の二山部分の上面部、115は上面部
114に連なる両外側部、116は同じく両内側
部、117は底部、118は両内側部116と底
部117に囲まれた凹部である。突起112に他
のパレツト11の嵌合穴113を嵌合すれば、位
置ずれなくパレツト11を積層できるものであ
る。
第4図は、パレツト位置決め部30の詳細平面
図である。4Aは両レール4aの一部を金属など
の強固な材料で作つた位置決めユニツト、32a
はプツシヤー32の駆動源である複動シリンダ、
321はプリント板10を押す押圧部、322は
押圧部321を一端に取付けたバー、323はバ
ー322の固転支点である支軸、324はバー3
22の他端に接続され複動シリンダ32aにより
伸縮されるレバー、33aはピツチ送りチエーン
33に固設されてパレツト11を押す様にテーブ
ル3上に突出するフツク、37は図示されない復
帰ばね内蔵の単動シリンダにより上下して位置決
めユニツト4A上の受溝に嵌合するまで突出した
り位置決めユニツト4A内に沈み込んだりするノ
ツクピン、38はパレツト11の両外側部115
を押圧できる一対のブレーキ、38aはブレーキ
38を伸縮する複動シリンダである。
第5図は、収納部50の部分正面図であり、5
Aと5Bはフレーム板2に固設したカムガイド、
52aはフレーム板2に固設され天板53の後端
部を押圧する伸縮自在な複動シリンダ、52bは
伸縮自在な複動シリンダ、521は複動シリンダ
52bに接続したアーム、522は天板53の略
中央下部に設けられアーム521の一端と枢支さ
れた枢支軸、523はフレーム板2に固設されて
アーム521の他端を枢支してアーム521の回
転中心となる支軸、524は側板5に固設されて
シリンダ52bを枢支する支軸、53aは天板5
3の後端部下面に設けられカムガイド5Aに嵌合
案内されるベアリング、53bは天板53前部下
面に設けられカムガイド5Bに嵌合案内されるベ
アリングであり、これは収納部50におけるプリ
ント板10の移動機構を成している。収納部50
におけるプリント板10の保持機構として、テー
ルプツシヤー55と爪57が設けられ、57aは
爪57を開閉する複動シリンダであり、上記各部
品はフレーム板2aの方にも対称的に設けられて
いる。複動シリンダ52aを伸ばし、複動シリン
ダ52bを縮めると、ベアリング53a,53b
はカムガイド5A,5Bの各々に案内されて移動
するため、天板53の前部(図中では左)が下方
に、後部(図中では右)が上方になる様に天板5
3は回転してパレツト11に近づくことになる。
従つて、天板53上のテールプツシヤー55と爪
57に保持されたプリント板も、水平から垂直に
なる様回転移動し、パレツト11に近づくことと
なる。
第6図は、搬送部40から収納部50へのプリ
ント板搬送保持状態を示す断面図で、101はプ
リント板10に搭載した電子部品、102はプリ
ント板10の下面に突出した電子部品101のリ
ード端子である。押出しバー44とテールプツシ
ヤー55の先端部は肉厚中央部が凹み上下面に向
かつて傾斜しており、少なくとも下方への傾斜面
は下面と鋭角を成しているため、プリント板10
をすくい上げて両傾斜面で把持し、プリント板を
持ち上げて保持することになる。従つてプリント
板10下面に与えるローラコンベア43や天板5
3との摩擦負荷がほとんどなく、円滑にプリント
板移動ができ、しかも、プリント板10下面のリ
ード端子や半田などを破損することもないもので
ある。
第7図はプリント板10の巾決め駆動機構部分
を示す平面図である。51aは駆動源である正逆
転可能なモータ、511は左半分は左雄ねじで右
半分は右雄ねじが同ピツチで設けられて天板53
に回転自在に支持されてモータ51aの回転力を
プーリやベルトにより中央部に伝達されて正逆回
転する駆動軸、512は天板53に支持されたガ
イド軸である。左右の巾決め機構58,58aに
設けた雌ねじに駆動軸の各雄ねじを螺着し、同じ
く巾決め機構58,58aに設けた穴にガイド軸
512を通しているため、巾決め機構58,58
aが左右移動はするが回転しない様にしたもので
ある。従つて、モータ51aが正転すると、右左
の巾決め機構58,58aは同時に且つ同速度で
中央に移動して、モータ51aが逆転すると、逆
に、各々天板53の両端に移動し離れて行くこと
になる。
第8図は左の巾決め機構58aの詳細平面図で
ある。581はプリント板10の側面を押圧する
押圧部、582は駆動軸511の左雄ねじに螺着
する左雌ねじとガイド軸512を貫通する穴を設
けたベース、583はベース582に植設した支
軸、584は押圧部581に連なり支軸583と
嵌着摺動するアーム、585はベース582に固
設されアーム584を右方に付勢する圧縮ばね、
586はベース582に固設された反射型の光セ
ンサである。押圧部581に所定以上の外力が加
わると、圧縮ばね585の力に抗してアーム58
4が左方に摺動し、光センサ586上をアーム5
84が被うこととなつて光センサが働く(ON)
ことになる。右の巾決め機構58も上記と対称的
な構造をしており、同様な動きをするものであ
る。
第9図はテールプツシヤー55の負荷機構を示
す断面図であり、551はゴムなどの弾性力を有
し若干軟質の材料からなる押圧体、552は押圧
体をガイド軸59に圧接離隔させるシリンダ、5
53はシリンダ552への空気圧を強、弱、無の
三段階に切換えるための電磁弁、554はテール
プツシヤー55が摺動する様に設けた軸受であ
る。
第10図は制御部70と各機構部分との接続関
係を示すブロツク図である。71はデータの入力
を行うための操作手段、72はデータや処理状況
等を出力表示する表示手段、73は制御本体、7
4は制御本体の一部を成す記憶手段である。82
1はパレツト11の切離機構21の駆動手段、8
31はピツチ送りチエーン33の駆動機構31の
駆動手段、837はノツクピン37の駆動手段、
841はローラコンベア43の駆動機構41の駆
動手段、842は押出しバー44の駆動機構42
の駆動手段、852は天板53を回転下降および
上昇させるための複動シリンダ52a,52bか
らなる駆動手段、863はサイド送りチエーン6
3の駆動機構61の駆動手段、864は排出チエ
ーン64の駆動機構の駆動手段である。駆動手段
821は電磁ソレノイドと複帰ばねの組合せであ
り、駆動手段831,841,842,863,
864はモータである。
この様に構成された自動収納装置1の動作を第
11図のフローチヤートを用いて説明する。
先ず、ステツプ901では、操作手段71より
パレツト11の1個に収納するプリント板の枚数
nおよび収納する受溝12のピツチ数mを入力
し、制御本体73の記憶手段74に記憶させる。
ピツチ数mは受溝12の使用しない数、例えば
0,1,2,3のいずれかを指定するもので、プ
リント板10に搭載した電子部品101などの高
さに応じて、隣接するプリント板10と接触しな
い様に設定する。すなわち、m=0ならば飛び越
し無し、m=3ならば3つ飛び越しで受溝4つ毎
にプリント板を1枚収納することになる。また枚
数nはパレツト11の全受溝数Mとピツチ数mを
考慮して、枚数オーバーにならない様に、M/
(m+1)を越えない自然数を設定する。例えば、
M=25,m=0ならばnは25までで最大25枚だ
が、M=25,m=3ならばnは6までで最大6枚
までのプリント板10を1つのパレツト11に収
納できるものである。この後、次のステツプへ進
むと共に、別のフローへもジヤンプする。
次のステツプ902では、駆動機構41を駆動
手段841で駆動してローラコンベア43を駆動
する。
次のステツプ903で、搬送部40入口の光セ
ンサ46がプリント板10の侵入通過を検出し、
通過を確認すると次のステツプに進める。
ステツプ904では、フラツプ54を複動シリ
ンダ54aで閉じる。
ステツプ905では、搬送部40入口のストツ
パ47を複動シリンダ47aで上昇させて、次の
プリント板10が搬送部40に侵入しない様にす
る。
ステツプ906では、ステツプ903でプリン
ト板10の通過を確認した後所定時間駆動手段8
41を駆動して停止し、プリント板10を搬送部
40の入口から所定距離入つた位置に停止する。
この後、図示されないスイツチで天板53が上昇
復帰していることを確認されると次のステツプに
進む。
ステツプ907では、負荷機構55aを駆動し
テールプツシヤー55の摩擦負荷を強にする。
ステツプ908では、駆動手段842を正転駆
動し、駆動機構42で押出しバー44を前進さ
せ、スイツチ45aが押出しバー44を検出した
所で停止させる。このとき、押し出しバー44の
先端がプリント板10の前端をすくい上げて保持
しつつ押して、フラツプ54上をプリント板10
を渡して行く。次に、テールプツシヤー55の先
端もプリント板10の後端をすくい上げて保持
し、負荷機構55aの摩擦負荷による反力でプリ
ント板10を押出しバー44とテールプツシヤー
55で把持しつつ、天板53上にプリント板10
を運ぶこととなる。
ステツプ909では、複動シリンダ54aによ
りフラツプ54を開いて、プリント板10や天板
53が下降できる様にする。
ステツプ910では、負荷機構55aを駆動し
テールプツシヤー55の摩擦負荷を弱くする。
ステツプ911では、モータ51aを正転し、
駆動機構51により巾決め機構58,58aを中
央の方へ移動させ、押圧部581がプリント板1
0の両側部に当接することで摺動してくるアーム
584を両光センサ586が検出したときに停止
する。これにより、プリント板10の位置が天板
53の中央に位置決めされる。
ステツプ912では、複動シリンダ57aによ
り爪57を閉じて、プリント板の前端を保持す
る。
ステツプ913では、モータ51aを逆転し、
駆動機構51により巾決め機構58,58aを両
端部まで退避させる。
ステツプ914では、駆動手段842を逆転駆
動し、スイツチ45bが押出しバー44を検出す
るまで、駆動機構42で押出しバー44を後退さ
せて停止する。これでプリント板10はテールプ
ツシヤー55と爪57とで保持されることとな
る。
ステツプ915では、搬送部入口のストツパ4
7を複動シリンダ47aで下降させて、次のプリ
ント板10が侵入できる様にする。また、この後
次ステツプへ進むと共にステツプ902へもジヤ
ンプする。
ステツプ916では、位置合わせの光センサ3
5がパレツト11の受溝12検出の有無を確認す
る。受溝12が所定位置に停止していて、光セン
サ35検出(ON)のときは次ステツプへ進み、
非検出(OFF)のときは別フローへジヤンプ
すると共に検出(ON)になるまで待つている。
ステツプ917では、駆動手段852により駆
動機構52を駆動して、下端スイツチ56がアー
ム521検出(ON)まで天板53と共にプリン
ト板10を回転下降させる。このとき、プリント
板10は、パレツト11上で垂直になり、カムガ
イド5A,5Bの最下端の垂直部分に沿つて、垂
直のまま受溝12に挿入されることとなる。
ステツプ918では、複動シリンダ57aによ
り爪57を開いて、プリント板の前端を開放す
る。
ステツプ919では、位置決めユニツト4Aの
スイツチ36でプリント板10が受溝12に入つ
たことを検出する。検出(ON)したときは次ス
テツプに進むが、非検出(OFFのまま)のとき
は別フローへジヤンプする。
ステツプ920では、負荷機構55aを駆動し
テールプツシヤー55の摩擦負荷を無くする。
ステツプ921では、駆動手段852により駆
動機構52を逆駆動し、図示されないスイツチで
天板53が元の位置に復帰したことを検出するま
で、天板53を上昇回転させる。このとき、無負
荷となつているテールプツシヤー55は慣性力で
ガイド軸59を摺動して、天板、53の先端へ復
帰する。
ステツプ922では複動シリンダ32aを駆動
しプツシヤー32でプリント板10の背面を押
す。これにより、プリント板10の挿入の妨げに
ならなくなる。
ステツプ923では、複動シリンダ38aによ
りブレーキ38をパレツト11から離し、パレツ
ト11が移動できる様にする。
ステツプ924では、パレツト11に収納した
プリント板枚数Nと記憶手段74に記憶している
所定枚数nを比較する。枚数Nとnが一致した場
合は次のステツプへ進み、不一致(Nくn)の場
合は902へもどるものである。
ステツプ925では、駆動手段831を駆動
し、駆動機構31によりピツチ送りチエーン33
を駆動して、プリント板10を収納したパレツト
11をスイツチ62が検出(ON)するまで移動
させて停止する。この後、次ステツプへ進むと共
に、ステツプ901の直後へもジヤンプすること
で次パレツト11への収納も開始される。
ステツプ926では、駆動手段863を駆動
し、駆動機構61によりサイド送りチエーン63
を駆動して、前記パレツト11をスイツチ65a
が検出するまで移動させて停止する。
ステツプ927では、駆動手段864で排出チ
エーン64を駆動して、前記パレツト11をスイ
ツチ65bが検出(ON)するまで移動させて停
止する。この後、表示手段でパレツト11が排出
されたことを表示する。この表示は作業者が別作
業をしていても認知できる方法、例えば大型ラン
プの点灯、などで表示すれば、直ちに次工程へプ
リント板10収納パレツト11を運ぶことができ
る。また、排出チエーン64の終端以降のレール
4dを長く設ければ、複数のパレツト11を順次
送り出したまま留めておくことも可能である。
ステツプ930は、パレツト供給部20で積層
されたパレツト11から最下層のパレツト11を
切り離す。これにより、該パレツト11は一対の
レール4aの各々を各外側部115と内側部11
6間に収める様に落下することになる。
ステツプ931では、複動シリンダ38aによ
りブレーキ38を解除して、パレツト11がパレ
ツト位置決め部30に侵入および前進できる様に
する。
ステツプ932では、駆動手段831を駆動
し、駆動機構31によりピツチ送りチエーン33
を駆動して、受溝12を光センサ34が検出して
所定距離過送りすることで、所定位置に達するま
でパレツト11を移動させる。
ステツプ933では、駆動手段837によりノ
ツクピン37を上昇させて受溝12に嵌合させ
る。
ステツプ934では、複動シリンダ38aによ
り、ブレーキ38を駆動し、パレツト11を固定
保持する。
ステツプ935では、駆動手段837によりノ
ツクピン37を下降させる。この、ノツクピン3
7の上昇下降により、受溝12の位置決めが確実
となる。
パレツト936では、位置合わせの光センサ3
5が受溝12検出の有無を確認する。検出
(ON)したときは終了し、そのまま次の指令を
待つが、パレツト11の外側部115に遮られて
非検出(OFF)となつたときはステツプ931
にジヤンプする。
ステツプ941では、複動シリンダ57aによ
り爪57を閉じて、プリント板10の前端を再び
保持する。
ステツプ942では、ステツプ921と同様に
駆動手段852によりプリント板10と供に天板
53を上昇回転し、元の水平位置まで復帰させ
る。
ステツプ943では、複動シリンダ57aによ
り爪57を開いて、プリント板10の前端を解放
する。
ステツプ945では、プリント板10の挿入が
不可能であることを表示手段で警告する。このと
きの表示手段としては、大型ランプで点滅する様
にすれば作業者が直ちに認知できるため、対策処
理を速くなることになる。
以上の説明において、各駆動手段は電磁ソレノ
イドとばねの組合せを用いたり、モータや油圧シ
ンリンダによる駆動などを適宜選択代用すること
は可能である。
さらに、第12図に示す受溝とノツクピン嵌合
の他の実施例の様に、パレツト11の上面部11
4の受溝12aの中央部を溝12b巾より大きな
丸穴12bとし、ノツクピン37aを該丸穴12
bに嵌合する円筒で且つ上端のV溝37bを受溝
12aに沿つてV形に切り込んだ形状にしてお
き、ノツクピン37aを丸穴12bに嵌合突出さ
せた状態でプリント板10を該V溝37bに挿入
し、駆動手段837,52によりそのまま溝12
bにプリント板10を収納することもできる。こ
れより、V溝37bの開口部は溝12bの巾より
も広いので、プリント板10をより確実に受溝に
収納できるものとなる。
またプリント板10を受溝12に収納して、次
の受溝12が所定位置に達するまでの間に、直前
に収納したプリント板12の傾斜方向を確認して
おけば、より安全である。つまり、光センサ35
直上に確認用透過型の光センサを少なくとも1対
設けておいて、パレツト11の移動時にプリント
板10の検出有無を確認させる。検出(ON)す
ればプリント板10は後方に傾斜したままであ
り、次のプリント板10の収納は危険であるた
め、収納を停止し、表示手段で警告する。非検出
(OFF)のままであれば、プリント板10は前方
に傾斜しており、問題がないので、収納を続けれ
ばよい。この確認用光センサを2対にすれば、よ
り確実に検出できるものである。
〔発明の効果〕
本発明は、以上詳述した様に、パレツト供給部
から送られたパレツトを確実に位置決めし、プリ
ント板を1枚づつ確実に収納部へ送り、送られた
プリント板を確実に所定巾位置に保持して該パレ
ツトの受溝に挿入するので、プリント板の収納を
確実に行えるものである。また、所定枚数のプリ
ント板を収納したパレツトを収納装置外へ排出す
るので、連続的にプリント板収納を行えるもので
ある。さらに、洗滌装置からのプリント板受取り
から、搬送、収納、排出およびパレツト供給まで
を自動的に制御および実施するので、この間の作
業者は不要となり、作業能率が向上するものであ
る。また、排出されるプリント板収納済パレツト
を運搬するだけで良いため、洗滌液や残熱への配
慮が不要となり、衛生的なうえ作業者への心身両
面での負担軽減にもなるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第12図は本発明の実施例であり、
第1図は要部を模式的に示した自動収納装置の断
面図、第2図は第1図の要部平面図、第3図はパ
レツトの斜視図、第4図はパレツト位置決め部3
0の詳細平面図、第5図は収納部の部分正面図、
第6図は押出しバーとテールプツシヤーによるプ
リント板保持状態を示す断面図、第7図は巾決め
駆動機構部分の平面図、第8図は左巾決め機構の
詳細平面図、第9図はテールプツシヤー負荷機構
の断面図、第10図は制御関係を示すブロツク
図、第11図は本発明の動作を説明するためのフ
ローチヤート図、第12図はパレツトとノツクピ
ンの他の実施例を示す斜視図である。 1……自動収納装置、10……プリント板、1
1……パレツト、12,12a……受溝、20…
…パレツト供給部、30……パレツト位置決め
部、40……搬送部、50……収納部、60……
搬出部、70……制御部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数のプリント板10を多数の受溝に斜立し
    て収納できるパレツト11を供給するパレツト供
    給部20と、プリント板10を受け取れる位置に
    該パレツト11を位置決めする機構を有するパレ
    ツト位置決め部30と、該パレツト11の受溝1
    2に該プリント板10の端部を挿入する収納部5
    0と、該収納部50にプリント板10を送る搬送
    部40と、所定枚数のプリント板10を収納した
    パレツト11を送り出す排出部60とを有するプ
    リント板の自動収納装置において、パレツト11
    の位置決め機構は、パレツト停止位置直前に受溝
    12を検出する検出センサ34と、受溝に嵌合す
    るノツクピン37,37aと、所定位置であるこ
    とを確認するための検出センサ35を有し、収納
    部50は、プリント板10を搬送部40から受取
    つてからパレツト11に収納するまでの移動機構
    とプリント板10の保持機構と、プリント板10
    をパレツト11中心に整える巾決め機構を有する
    ことを特徴とするプリント板の自動収納装置。 2 プリント板の保持機構は、少くとも摩擦負荷
    有無に切り換え可能な負荷機構を有するテールプ
    ツシヤー55と、開閉自在の爪57を有する特許
    請求の範囲第1項記載のプリント板の自動収納装
    置。 3 テールプツシヤー55の先端部は肉厚中央部
    が凹み上下面に向かつて傾斜しており、少なくと
    も下方への傾斜面は下面と鋭角を成していること
    を特徴とする特許請求の範囲第2項記載のプリン
    ト板の自動収納装置。
JP9508884A 1984-05-12 1984-05-12 プリント板の自動収納装置 Granted JPS60239095A (ja)

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JPS60239095A JPS60239095A (ja) 1985-11-27
JPH0257720B2 true JPH0257720B2 (ja) 1990-12-05

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5598051A (en) * 1979-01-17 1980-07-25 Toshiba Corp Receiver for printed circuit plate

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5598051A (en) * 1979-01-17 1980-07-25 Toshiba Corp Receiver for printed circuit plate

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JPS60239095A (ja) 1985-11-27

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