JPH0257242B2 - - Google Patents

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JPH0257242B2
JPH0257242B2 JP58116214A JP11621483A JPH0257242B2 JP H0257242 B2 JPH0257242 B2 JP H0257242B2 JP 58116214 A JP58116214 A JP 58116214A JP 11621483 A JP11621483 A JP 11621483A JP H0257242 B2 JPH0257242 B2 JP H0257242B2
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JP
Japan
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resonator
sensing element
support
strain sensor
thermal expansion
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JP58116214A
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JPS5913901A (ja
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Deingaa Ruudorufu
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Asulab AG
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Asulab AG
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Publication of JPH0257242B2 publication Critical patent/JPH0257242B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L9/00Measuring steady of quasi-steady pressure of fluid or fluent solid material by electric or magnetic pressure-sensitive elements; Transmitting or indicating the displacement of mechanical pressure-sensitive elements, used to measure the steady or quasi-steady pressure of a fluid or fluent solid material, by electric or magnetic means
    • G01L9/0001Transmitting or indicating the displacement of elastically deformable gauges by electric, electro-mechanical, magnetic or electro-magnetic means
    • G01L9/0008Transmitting or indicating the displacement of elastically deformable gauges by electric, electro-mechanical, magnetic or electro-magnetic means using vibrations
    • G01L9/0022Transmitting or indicating the displacement of elastically deformable gauges by electric, electro-mechanical, magnetic or electro-magnetic means using vibrations of a piezoelectric element
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B7/00Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
    • G01B7/16Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring the deformation in a solid, e.g. by resistance strain gauge

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 1 発明の分野 この発明は、ひずみセンサで使用するための検
知素子およびこのような検知素子を使用する圧力
センサに関する。ひずみセンサとは、これが受け
る力を測定できる装置或は機械的なひずみや圧力
を測定できる装置を意味する。
2 先行技術 アルテイメータ(altimeter)のような携帯用
装置で雰囲気圧力および圧力変化を測定するため
に、幾つかの現象を使用できる。一般に、伸縮性
に富んだ仕切板から成る平行壁がある排気したカ
プセルは検出素子または検知素子として使用され
る。普通のアルテイメータでは、カプセルの底が
外気圧から受ける変形もしくはベンデイングは増
幅されかつ歯車列を介して針の回転運動へ機械的
に変換される。
更に、圧電抵抗センサは現在市場で売り出され
ており、抵抗が拡散によつて形成されるシリコン
結晶仕切板から成る。仕切板の2つの面間に圧力
差が存在する時に、得られた変形は抵抗を変えさ
せる。一般に、4個の抵抗はブリツジの形態で温
度補償測定回路を構成するように同時に作られ
る。なお、全ての抵抗は同一の温度係数を持つ。
これらの検出器は全て、非常に注意した個別調
節が必要なので、比較的高価である。また、被測
定物理量は、これに類似する他の量例えば角運動
または抵抗変化に変換される。最近の刊行物であ
る「IEEE Transactions on Industrial
Electronics and Control Instreementation」、
第IECI25巻、第1号(1978年2月号)の第29〜
38ページには、共振子を有する圧力測定カプセル
を設計する提案がなされた。抵抗仕切板は振動膜
を形成しかつ電子的発振器へ結合されたカプセル
の共振周波数が使用される。なお、この周波数は
カプセルへ加えられた外圧で変化する。しかしな
がら、そのような共振カプセルの構成は、非常に
複雑でありかつ大量生産には適さない。
石英共振子から力センサを作ることは、ヨーロ
ツパ公開明細書第50307号からも周知である。そ
のようなセンサは主に圧力も測定できる。しか
し、そのようなセンサは温度変化が引き起す問題
も解決できない。
発明の要約 この発明の第1の目的は、事実上デジタルで情
報を得ると共に温度の影響を除くことができると
同時に良好な感度を呈するひずみセンサ用検知素
子を提供することである。
この発明によつて提供された検知素子は、熱膨
張係数αを持つ支持体と、電極が設けられた細長
い圧電共振子と、この共振子を前記支持体へ緊着
し、前記支持体へ加えられたひずみを前記共振子
へその長さ方向沿いに伝えるための手段と、を備
え、前記共振子は、その長さ方向沿いの熱膨張係
数が事実上前記αに等しいように切断される。
圧力を測定しようとする時には、そのような圧
力を受ける板が支持体である。得られたひずみは
共振子へ伝えられる。このひずみの作用下で共振
子の共振周波数は、共振子が受けるひずみに依存
して大部分変る。また、共振子の切断を適切に選
ぶことにより共振周波数に及ぼす温度の影響はか
なり低減でき、これにより温度を補償するための
特殊な構成を提供することが避けられる。
共振子は屈曲モードで作動するいわゆる“ダブ
ル・チユーニングフオーク”構造を持つことが望
ましい。この概念は後で説明する。
検知素子の望ましい形態の実施例によれば、共
振子は石英で作られ、金属製の板は7.5〜13.7×
10-6/℃の熱膨張係数を持つ。
この発明の第2の目的は、検知素子を使用する
と共に高い分解能でかつ認め得る程度の悪い温度
影響無しに圧力を測定できる圧力センサを提供す
ることである。
この圧力センサは、ケースと、このケースを第
1室と第2室に分けるように前記ケースへ防水態
様で緊着される薄い板が支持体である上述したよ
うな検知素子と、前記検知素子の電極へ電圧を印
加しかつ測定しようとする圧力に依存する周波数
の電気信号を受けるための手段と、前記圧力を前
記第2室に加えるための手段とを備える。
以下、この発明を添付図面に示した実施例につ
いて詳しく説明する。
発明の実施例 第1図に示す検知素子2は、こゝでは薄い板4
から成る支持体を備える。板4には“ダブル・チ
ユーニングフオーク(double tuningfork)”型の
電圧共振子6が緊着されている。“ダブル・チユ
ーニングフオーク”型の共振子とは、事実上矩形
の外形を有しかつ2つの細長い外側スロツト8お
よび8′並びにこれらよりも短い中央スロツト1
0が形成された共振子のことである。外側スロツ
ト8および8′、破線12および12′と一緒にな
つて、矩形の周辺フレーム14に対し中央領域を
画する。この中央領域は、共振子を適切に構成
し、2つのチユーニングフオークAおよびB(そ
れらのアームの自由端は対になつている)と等価
である。中央領域において、中央スロツト10、
破線12および12′、並びに破線16および1
6′が2つのチユーニングフオークの外形を事実
上定めることは容易に分る。例えば、チユーニン
グフオークAは、フレーム14と一体であるベー
スA1並びにアームA2およびA3を有する。同様
に、チユーニングフオークBもベースB1並びに
アームB2およびB3を有する。アームA2およびB3
の自由端は、アームA3およびB2の自由端と同じ
く、一緒に接合されている。粘着性物質またはろ
う材の層18は共振子6を板4へフレーム14を
介して緊着する。従つて、板4が受けるひずみや
変形は共振子6へ充分に伝わる。ダブル・チユー
ニングフオークから成る共振子は付勢されると、
矢印fで示したように基本屈曲モードで振動す
る。
共振子6は、例えばその厚さが125μm、全長
5mmそして全幅1.3mmで良い。チユーニングフオ
ークの全幅すなわち外側スロツト8と8′の間の
距離は約430μmであり、各アームの幅は約155μ
mであり、そしてダブル・チユーニングフオーク
のアームの全長Lすなわち中央スロツト10の長
さは3.4mmである。
第2図は、ダブル・チユーニングフオークを屈
曲モードで励振するために配設された複数個の電
極を示す。これらの電極の説明を手助けするため
に、チユーニングフオークのアームA3およびB2
によつて形成されたバーに符号C1を付け、チユ
ーニングフオークのアームA2およびB3によつて
形成されたバーに符号C2を付ける。更に、x−
x′は破線16および16′と同一平面上の線であ
るので2つのチユーニングフオーク間の分割線と
なる。6aは共振子の頂面を示すが、底面は第2
図に示さない。第2図の平面従つて共振子の頂面
6aと垂直であるバーC1およびC2の側面をフラ
ンク(flank)と名付け、バーC1の外側・内側の
フランクにそれぞれ符号d1,d2を付けそしてバー
C2の外側・内側のフランクにそれぞれ符号d3,d4
を付ける。バーC1,C2の頂面には、線x−x′を
対称的にまたぐそれぞれ中央電極20a,20′
aがあり、またベースA1,B1にそれぞれ重なる
22aおよび22′a,24aおよび24′aがあ
る。バーC1およびC2の底面にも頂面におけるの
と同一の電極が全く同じに配設されている。バー
C1およびC2のフランクd1およびd2,d3およびd4
はそれぞれ対をなす中央横方向電極20b,2
0′b並びにそれぞれ対をなす端部横方向電極2
2bおよび24b,22′bおよび24′bが設け
られ、これらは全てその頂面および底面における
電極と位置が一致する。従つて、バーC1および
C2の中央部には各々2対の対向電極が設けられ
かつ他の2対の対向電極は各バーの各端部に設け
られる。典型的な例では、端部電極の影響を受け
るバーの長さlはバーの全長Lの1/4よりも少し
短く、これら2つの長さの比は0.23であることが
望ましい。
共振子を励振させるために、第2図に示さない
電源から電極間に電位差を印加するのであるが、
その際+を表示した電極は電源の一端へ接続され
かつ−を表示した電極は電源の他端へ接続され、
対をなす対向電極は同一電位にもたらされる。特
に、第2図に示さない電極すなわちバーの底面に
ある電極の電位は、底面とは反対側の頂面にある
電極の電位と同一である。更に、もし或る一対の
電極の両方が或る電位にもたらされるならば、事
実上同一位置にある他の一対の電極の逆の電位に
もたらされる。最後に、もし頂面および底面の中
央電極が或る電位にもたらされるならば、頂面お
よび底面の端部電極は逆の電位にもたらされる。
各種の電極を所要の電位に有効にもたらすため
に必要な相互接続は第2図に示さなかつた。多数
の電極を使用するので、圧電物質上に直接被着さ
れる金属によつて特定の電位にもたらされなけれ
ばならない各種電極を相互接続することは難し
い。従つて、第2図に示した共振子の電極のうち
で幾つかだけを付勢できれば好都合である。例え
ば、中央電極だけ或は端部電極だけを付勢するこ
とができる。しかしながら、この場合、共振子の
動的容量(ダイナミツク・キヤパシタンス)は全
体として半分になる。また、中央電極および一部
の端部電極を付勢しても良い。
第1図および第2図に示した検知素子の特に重
要な特色によれば、ひずみが加えられる方向すな
わちバーC1およびC2の長さ方向において共振子
6を作る電圧物質の熱膨張係数が薄い板4を形成
する物質の熱膨張係数と同一であるか或はほんの
少しだけ違うように共振子6は線沿いに切断され
る。第3図は石英のX軸、Y軸およびZ軸に関し
て共振子6を簡単化して表わしたものであり、共
振子はもちろんこの物質から切り出される。X′、
Y′およびZ′は切断後の共振子の軸である。第3図
の切断方法から分るように、軸X′、Y′および
Z′は軸X、YおよびZから軸xを中心に角Θだけ
回転させることによる。石英との熱膨張係数
α′は、膨張が石英の軸XまたはY沿いか或は軸Z
沿いかを考えることにより違う。熱膨張係数は、
最初の例では大体13.7ppm/℃になるが、2番目
の例では大体7.5ppm/℃になる。ひずみが加わ
る方向に依存する共振子の熱膨張係数α′は切断角
Θの関数として下記の関係で表わされる。
α′=7.5×(13.7−7.5)cos2Θ〔ppm/℃〕 従つて、切断角を適切に選ぶことにより、熱膨
張係数α′は7.5〜13.7ppm/℃のうちの任意の値が
与えられ得る。この範囲内の熱膨張係数を持つ多
くの金属例えば、 “普通の鋼”AISI1020グレイ鋳造鉄ASTM
α=12.1ppm/℃ A48−48 α=12.1ppm/℃ ハステロイC α=11.3ppm/℃ インコネル α=13.3ppm/℃ ニツケル α=11.9ppm/℃ がある。
しかしながら、切断角Θは2つの主な理由から
比較的小さくすべきである。第1に、切断角をZ
に極めて近づけることにより石英を切断するのに
使用される化学薬品のエツチング作用を容易にす
ることであり、第2に、熱の見地から有益なこと
である。周知のように石英製共振子の特徴はその
周波数が温度と共に変ることである。屈曲モード
または伸長モードで動作しかつZ型切断を持つ共
振子の場合には、そのような変化は事実上放物線
状であり得る。放物線の頂点は、普通、反転点と
呼ばれ、いわゆる反転温度(Ti)に相当する。第
4図は切断角Θの関数としてのこの反転温度の変
化を示す。0゜と14゜の間の切断角Θに対し、反対
温度0℃と42℃の間にあることが分る。温度の影
響をできるだけ少なくするために、反転温度は共
振子の正常使用温度範囲内にすべきである。0℃
と42℃の間の温度はこの要求を満足する。一例と
して、切断角Θが11゜であれば、反転温度は25℃
でありかつ熱膨張係数αは13.47ppm/℃である。
その上、切断角Θが小さいと、共振子より良い励
振が達成され得る。従つて、これらの理由の全て
のために、熱膨張係数α′は13.7ppm/℃の最大値
に接する範囲内にあることが一番である。
軸Xを中心に回転させる代りに、軸Yを中心と
して回転させることもできる。たゞし、熱膨張係
数α′と切断角Θの関係は同じにしておく。Xを中
心とした回転に続いて軸Y′を中心とした回転を
行わせ、その間切断角Θを軸ZとZ′の間の間に留
めておくことも可能である。この場合もα′とΘの
関係は変らない。
チユーニングフオークは、比較的高い真空室中
にある時に、もつと安定な仕方で作動することが
知られている。従つて、もし第1図に示した検知
素子が排気した部分を持つ圧力センサ中に装架さ
れかつもし共振子がこの部分中にあるならば、第
1図に示した検知素子の構成を変更する必要はな
い。他方、もし雰囲気圧力またはもつと一般的に
測定されなければならない圧力を受ける領域中に
共振子があるならば、検知素子は第5図に示すよ
うに変更されるべきである。この変形例によれ
ば、共振子6は防水性ケースで囲まれる。このケ
ースは、板4、この板4ヘ粘着性物質またはろう
材の層18によつて緊着された共振子フレーム1
4、およびこのフレーム14へその周辺沿いに粘
着性物質またはろう材で緊着されたカバー30か
ら成る。このカバー30は、異なる熱膨張係数で
生じられる諸問題を避けるために、板4と同じ材
質で作られる。
厚さ300μm、長さ100mmおよび幅5.0mmのインコ
ネルの細長い板から成る支持体上に粘着物質によ
つて緊着された上述した型式の共振子から成る検
知素子に、力がどのような影響を及ぼすかを示し
たのが第8図である。第8図のグラフは、金属板
へ加えた力の関数としての周波数fの変化を示
す。このグラフから認められるように、0と4Kg
(力)の間で良好な直線性が得られる。これは
1200Hz/Kgの感度を呈する。金属板4および共振
子の寸法に注意すれば、これは相対長さの変化と
周波数の変化との比に対して2.5×10-8/Hzの感
度になる。非常に良好な感度がこのように得られ
ることが分る。支持体を形成するこの仕方は、力
を測定するための検知素子に良く適する。板の一
端は固定されそして測定すべき力は板の他端へ加
えられる。
第9図のグラフは、同じ材料に対し、温度
(℃)の関数としての周波数(Hz)を示し、共振
子およびインコネルで作つた金属板に対して異な
る熱膨張係数によつて生じられた非常に悪い結果
を例示する。両者の熱膨張係数(13.3と
13.7ppm/℃)間には比較的少しゝか差がない
が、温度に対する感度は状態が最も有利である領
域中で100ppm/℃よりも大きい。共振子と板の
両方の熱膨張係数が同じであるように共振子を構
成することにより、この温度による影響は除くこ
とができる。従つて、これは圧力センサで普通出
会う主な故障を除く。共振子の周波数はもちろん
温度に依存してそのように変化する。しかしなが
ら、この温度効果は35.10-9/℃程度にすぎない。
この有害な温度効果は、従つてもしひずみを受け
た共振素子の感度と関係付けられるならば、無視
できる。
第6図は、圧力センサ中の、第1図に示した検
知素子のアセンブリを縦断面図で示す。薄い板
は、こゝでは例えば20mmの直径を持つ円板であ
る。
圧力測定用センサは、底部32および頂部34
から成るケースを備える。検知素子2の薄い板4
の周辺はケースの底部32と頂部34の間で防水
性態様で緊着される。ガスケツト例えばOリング
36および38は所要の防水性を呈し得る。薄い
板4はケース内側を第1室40(この中に高真空
が維持される)と第2室42(これはダクト44
を介して、囲んだ空間と連なり、この空間内の圧
力を測定しようとするものである)に分ける。底
部32に通路46が形成され、この通路46に絶
縁性かつ防水性のパツキン48が挿入され、この
パツキン48を通して、共振子6を励振するため
の電極へ接続された1組の導体50が延び出る。
ケースの外側で導体50は処理・給電回路52へ
接続され、この処理・給電回路52は圧力の値を
表示するための表示手段54を制御する。そのよ
うな圧力センサでは、板4は、その自由端が測定
されなければならない圧力をうけ、その他面(共
振子6が取り付けられた)が第1室40に対面す
る。第2室42中の圧力は板4を変形させ、これ
によりひずみを共振子6に加えさせる。前述した
ように、圧力によつて生じられた共振子の共振子
周波数の変化を測定することにより第2室42中
で優勢な絶対圧力を直線的に得ることが可能であ
る。
相対圧力を測定するためには、第1室40を雰
囲気圧力に曝すだけで充分である。検知素子の構
成は第5図に示した通りでなければならない。
第7図は処理・給電回路52のために可能な設
計例を示す。ケースすなわちその底部32および
頂部34からの導体50は慣用のドライブ回路6
0の入力端子へ接続されている。このドライブ回
路60は、ケースの頂部34中で優勢な圧力に応
答して共振子が振動する周波数に相当する周波数
fMの信号を出力端子に供給する。ドライブ回路6
0の出力端子はANDゲート62の一方の入力端
子へ接続され、ANDゲート62の出力端子はカ
ウンタ64のクロツク入力端子CKへ接続されて
いる。処理・給電回路52は信号発生器66も備
え、この信号発生器66は例えば100ミリ秒の持
続時間および1秒の周期を持つ信号を発生する。
信号発生器66の出力端子66aはANDゲート
62の他方の入力端子および検出回路68の入力
端子へ接続されている。検出回路68は、信号発
生器66から受ける信号中の立下りを検出する毎
にパルスを出力端子68aに供給する。カウンタ
64の出力信号(カウンタの状態を表わす)は、
エネーブル入力端子Eoを持つラツチ70の入力
端子へ印加される。検出回路68の出力端子68
aは一対のインバータ72および74(これらは
例えば10マイクロ秒程度の遅延を導入するのに役
立つ)を介して点Dへ接続される。この点Dは、
一対のインバータ76および78(矢張り遅延を
導入するのに役立つ)を介してカウンタ64のゼ
ロ・リセツト入力端子CLへ接続されかつラツチ
70のエネーブル入力端子Eoへ接続される。ラ
ツチ70の出力信号は、パラメータを導入するた
めの手段82が設けられた計算回路80の入力端
子へ印加される。計算回路80の出力信号は復号
回路84へ供給され、次にこの復号回路84は表
示手段54を制御する。
処理・給電回路52の動作は以上の説明から明
らかである。ドライブ回路60からの周波数fM
信号のパルスは、信号発生器66による周期性信
号の供給中カウンタ64をインクリメントする。
信号発生器66によつて供給された各信号の終り
に、検出回路68は、ラツチ70のエネーブル入
力端子Eoへ印加されるパルスを供給する。カウ
ンタ64の内容は従つてラツチ70へ転送され、
その時にカウンタ64はそのゼロリセツト入力端
子CLを介してゼロまでリセツトされる。ラツチ
70は、従つて、信号発生器66からの信号の供
給中すなわち例えば100ミリ秒の間周波数fMの信
号のパルスの数を表わす数を2進数で含む。この
数は計算回路80によつて処理されて圧力を直接
表わす数となる。周波数fMと圧力の関係が装置の
動作範囲内で直線性であるので、計算回路は簡単
である。計算回路は、装置の較正に相当する所定
の数を減算しかつ得られた数を、圧力を表示すべ
き精度に依存する一定の係数で割るためだけに役
立つ。この種の動作は、絶対圧力が測定されてい
る場合に相当する。圧力の値は常に正である。相
対圧力が測定されている時には、被測定圧力が正
と負のどちらでも良い。すなわち値df/fは正でも 良いし負でも良い。その時には、計算回路80
に、必要な符号判別を行える手段を含ませる必要
がある。この手段が復号回路84に符号に関する
情報を供給することも必要である。
この発明に係る検知素子を使用する圧力センサ
は、特に温度の影響を除く必要が無いので、その
構造が非常に簡単なことは明らかである。
検知素子は、負荷された部分のベンデイングま
たは変形に相当する機械的なひずみを測定するに
も役立ち得る。これに関連して検知素子は、スト
レス・ゲージとして一般に知られているものに置
き換わる。これは、支持体すなわち薄い板が粘着
性物質によつてテスト片の一面へ緊着されること
を意味する。異なる熱膨張係数によつて生じられ
る問題を避けるために、支持体はテスト片と同一
の熱膨張係数を持たなければならない。最も簡単
な解決策はテスト片と同じ材質で支持体すなわち
薄い板を作ることである。既に例示した材料は、
普通の物質(鋼、鋳造鉄など)が適当であること
を示す。
その上、支持体の厚さは、測定しようとする物
理的な大きさおよびその値にもちろん左右され
る。支持体を形成する板の厚さは100〜2000ミク
ロンが好都合である。
第1図に示した共振子以外の共振子も、検知素
子を作る際に使用できる。例えば第10図は検知
素子に適する別な共振子を示す。この共振子は例
えば石英で作つたバー100から成り、このバー
100はその両端でフレーム102に固着されて
いる。バー100およびフレーム102は、こゝ
では普通の石英板をエツチングすることで作られ
る。バー100の半分100aが圧縮しかつ同時
に他の半分100bが伸長するようにバー100
は励振される。このためにバー100のフランク
103および104に電極が設けられる。すなわ
ちバー100の半分100aに電極106および
106′が設けられ、そして他の半分100bに
電極108および108′が設けられる。電極1
06と108′はバー100の底面に被着した金
属部110によつて互に接続されかつ端子112
に接続されている。電極106′と108はバー
の頂面に被着した金属部114によつて互に接続
されかつ端子116に接続されている。共振子は
板4へ緊着されかつ上述したようにその熱膨張係
数が板4の熱膨張係数と同一であるように切断さ
れる。第10図に示した検知素子は、第1図に示
し検知素子に第5図のようなカバーを付けたのと
同様に、カバーを付けることができる。このため
にカバーは粘着性物質によつてフレーム102の
頂面へ防水緊着され、フレーム102の底面は矢
張り粘着性物質によつて板4へ緊着される。
圧力を測定しようとする媒体に接する板4は、
もちろん、この媒体と両立し得る材料で作られな
ければならない。特に、必要な時に、腐食に耐え
れるべきである。薄い板4用として共振子と同じ
仕方で切断された石英板を使用することによつて
この状態を満足することが常に可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る検知素子の一実施例を
示す簡単化した斜視図、第2図は第1図に示した
検知素子に使用される共振子の平面図、第3図は
第1図および第2図の共振子のための切断角Θを
示す斜視図、第4図は第3図に示した切断角Θの
関数としての石英の反転温度の変化を示すグラフ
図、第5図は第1図に示した検知素子の変形例の
縦断面図、第6図は絶対圧力を測定するためにこ
の発明に係る検知素子を使用する圧力センサの一
部断面図、第7図は圧力を表示するために第6図
に示した共振子の出力信号を処理するのに使用さ
れる電子回路のブロツク図、第8図は第1図に示
したような検知素子に加えた力従つてひずみの関
数としての周波数の変化を示すグラフ図、第9図
は慣用の検知素子において周波数の変化に温度が
どのように影響するかを示すグラフ図、第10図
はこの発明に係る検知素子に使用するための変形
例の共振子を示す平面図である。 2……検知素子、4……支持体としての薄い
板、6……共振子、20aと20′aと20bと
20′bと22aと22′aと22bと22′bと
24aと24′aと24bと24′bと106と1
06′と108と108′……電極、A1とB1……
ベース、10……中央スロツト、C1とC2と10
0……バー、14と102……フレーム、30…
…カバー、32……ケースの底部、34……ケー
スの頂部、40……第1室、42……第2室、5
2……処理・給電回路、44……ダクト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電極が設けられた細長い圧電物質製共振子
    と、 熱膨張係数αを有する、前記共振子に対する支
    持体と、 該共振子を該支持体に緊着するための緊着手段
    と、 を備えたひずみセンサ用検知素子において、 前記支持体はひずみを受けるように構成されて
    おり、 前記緊着手段は該ひずみを共振子にその長さ方
    向で伝達するように構成されており、 共振子はその長さ方向の熱膨張係数が実質的に
    前記支持体の熱膨張係数αと等しいように圧電物
    質から切断されていることを特徴とするひずみセ
    ンサ用検知素子。 2 共振子は、実質的に長方形をしており、かつ
    前記共振子の各端部にベースを定めるために前記
    長方形の長さよりも短い長さを持つ縦長の中央ス
    ロツトが形成され、両方のベースが前記中央スロ
    ツトによつて分けられた2つの平行バーによつて
    接続され、基本屈曲モードに応じて前記バーを振
    動させるように電極が配置される特許請求の範囲
    第1項記載のひずみセンサ用検知素子。 3 緊着手段は、共振子を囲むフレームを含み、
    かつ前記ベースに接続され、前記支持体に緊着さ
    れ、前記共振子および前記フレームは圧電物質で
    作つた共通の板から切り出されている特許請求の
    範囲第2項記載のひずみセンサ用検知素子。 4 共振子は長方形バーの形態をしており、緊着
    手段は前記バーを囲むフレームを含み、かつ該バ
    ーの端部に接続され、前記支持体に緊張され、前
    記電極は前記バーの一方の半部を長くすると同時
    に他方の半部を短かくするように構成されてお
    り、前記バーおよび前記フレームは圧電物質で作
    つた共通の板から切り出される特許請求の範囲第
    1項記載のひずみセンサ用検知素子。 5 圧電物質は石英であり、支持体の熱膨張係数
    αは7.5〜13.7ppm/℃の範囲にある特許請求の
    範囲第1項記載のひずみセンサ用検知素子。 6 共振子の主面は、石英のZ軸と角θをなす軸
    Z′と直角であり、前記角θは関係 cos2θ=α−7.5/13.7−7.5 によつて定められ、前記αがppm/℃で表わされ
    る特許請求の範囲第5項記載のひずみセンサ用検
    知素子。 7 αが13〜13.7ppm/℃の範囲内にある特許請
    求の範囲第6項記載のひずみセンサ用検知素子。 8 電極が設けられた細長い圧電物質製共振子
    と、 熱膨張係数αを有する、前記共振子に対する支
    持体と、 該共振子を該支持体に緊着するための緊着手段
    と、 を備えたひずみセンサ用検知素子であつて、 前記支持体はひずみを受けるように構成されて
    おり、 前記緊着手段は該ひずみを共振子にその長さ方
    向で伝達するように構成されており、 共振子はその長さ方向の熱膨張係数が実質的に
    前記支持体の熱膨張係数と等しいように圧電物質
    から切断されているひずみセンサ用検知素子にお
    いて、 前記共振子と実質的に同じ熱膨張係数を有する
    カバーを備え、該カバーはその端部により防水態
    様でフレームに緊着されており、該フレームは防
    水態様で前記支持体に緊張されており、前記カバ
    ー、前記フレームおよび前記支持体の一部により
    形成される空間はその中に前記共振子を収容して
    排気されていることを特徴とするひずみセンサ用
    検知素子。
JP58116214A 1982-07-01 1983-06-29 ひずみセンサ用検知素子 Granted JPS5913901A (ja)

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JPS5913901A JPS5913901A (ja) 1984-01-24
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ID=9275666

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EP (1) EP0098796B1 (ja)
JP (1) JPS5913901A (ja)
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EP0098796A1 (fr) 1984-01-18
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US4498344A (en) 1985-02-12
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