JPH0257076B2 - - Google Patents

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JPH0257076B2
JPH0257076B2 JP61301825A JP30182586A JPH0257076B2 JP H0257076 B2 JPH0257076 B2 JP H0257076B2 JP 61301825 A JP61301825 A JP 61301825A JP 30182586 A JP30182586 A JP 30182586A JP H0257076 B2 JPH0257076 B2 JP H0257076B2
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JP
Japan
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cyclooctadiene
reaction
methyl
silane
following formula
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JP61301825A
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JPS62230794A (ja
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Marian Kuwaaku Jenifuaa
Kanaa Baanaado
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Union Carbide Corp
Original Assignee
Union Carbide Corp
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/18Compounds having one or more C—Si linkages as well as one or more C—O—Si linkages
    • C07F7/1804Compounds having Si-O-C linkages
    • C07F7/1872Preparation; Treatments not provided for in C07F7/20
    • C07F7/1876Preparation; Treatments not provided for in C07F7/20 by reactions involving the formation of Si-C linkages

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の利用分野 本発明はハロプロピルトリアルコキシシラン及
びハロプロピルアルキルアルコキシシランの新規
製造方法に関するものである。より詳細には本発
明はイリジウム含有触媒の存在において、ハロゲ
ン化アリルをトリアルコキシシラン及びアルキル
アルコキシシランによりハイドロシレーシヨン
(hydrosilation)する方法に関する。
従来の技術 塩化アリル及び関連化合物のハイドロシレーシ
ヨンは、従来は白金又はロジウム含有化合物を触
媒として行なわれてきた。例えば白金含有ハイド
ロシレーシヨン触媒の使用は、米国特許第
2823218号、第3814730号、第3715334号、第
3516946号、第3474123号、第3419593号、第
3220972号、第3188299号、第3178464号、第
3159601号、ドイツ特許第1165028号及び英国公開
特許出願第2019426A号に記載されている。塩化
ロジウム化合物によるハイドロシレーシヨンは、
米国特許第3296291号及び第3564266号に記載され
ている。しかしこれらの触媒の使用を通して得ら
れる収量はかなり低く、即ち40ないし70%であ
る。このように収量の低いことは、競合する還元
反応の存在によるものと信じられていた。例えば
白金触媒を用いて塩化アリルにトリクロロシラン
を添加すると、結果的に下記の二つの反応経路を
たどることとなる: ジユルナール・オプシチエイ・キーミー
(Zhurnal Obshchei Khimie),44巻、11号、
2439−2442頁に、上記の還元反応の速度はシラン
のハロゲン原子が有機原子団で置換されるにつれ
て、恐らく立体因子によりかなり増大すると報告
されている。例えばクロロ白金酸触媒上でのトリ
メトキシシランと塩化アリルとの反応では、3−
クロロ−プロピルトリメトキシシランが生成する
収率は40%よりも少ない。還元反応を通して発生
した主な副産物はトリメトキシクロロシランとプ
ロピレンである。競合する還元反応の速度の増大
が、所望のハイドロシレーシヨン生成物の収率の
低下に対応するものと考えられる。
従つてアルコキシシラン及びアルキルアルコキ
シシランの夫々から従来技術の方法を用いて得ら
れるよりも高い収率でハロプロピルアルコキシシ
ラン及びハロプロピルアルキルアルコキシシラン
を効果的に生成させるハイドロシレーシヨン方法
を開発することは大いに要望されている。本出願
者は75%よりも高い収率で製造することのできる
本方法を開発することにより、この目標を達成し
た。本方法を通じて実現化されるこれらの生成物
の収率の改善は、イリジウム含有触媒が1−オレ
フイン類のハイドロシリエーシヨン
(hydrosilyation)において効果が無いと述べる
文献(例えばハイドロシリエーシヨン触媒として
のイリジウム錯体[Iridium Complexes as
Hydrosilyati on Catalysis] ジヤーナル・オ
ブ・モレキユラー・カタリシス[Jounal of
Molecular Catalysis],29巻(1985年)60頁参
照)の見地からすれば全く予想出来ないことであ
る。
本発明の要約 本発明は下記式 但し R及びR1は各別個で1ないし10個の炭
素原子を有するアルキル基であり、 R2は水素又は1ないし6個の炭素原
子を有するアルキル基であり、 Xは塩素、臭素又は沃素であり、そし
てnは0,1又は2の数値を有する、 を有するハロプロピルトリアルコキシシラン及び
ハロプロピルアルキルアルコキシシランの新規製
造方法を含むもので、該方法は下記式 但し R,R1、及びnは上記で定義した通り
である、 のシランを、下記式 但し R2及びnは上に定義された通りである、 の化合物と、触媒量の下記式 [Ir(Q)L]2 但し Qは1,3−ブタジエン、1,3−ヘキ
サジエン、1,3−シクロヘキサジエ
ン、1.3−シクロオクタジエン、1,5
−シクロオクタジエン及びノルボルナジ
エンからなる群から選ばれ、そして Lは塩素、臭素又は沃素である、 を有するイリジウム含有二量体錯体の存在におい
て反応させることからなるものである。
本方法において有用なシラン類は、下記式 但し R及びR1は各々1ないし10個の炭素原
子を有するアルキル基で、 nは0,1又は2である、 のシラン類である。本発明の方法において有用で
ある好適なシラン物質は、nが0でR及びR1
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル又はブ
チル基であるシランを含む。本発明の方法で用い
られるシランの例は、トリエトキシシラン、トリ
メトキシシラン、トリプロポキシシラン、トリー
イソプロポキシシラン、トリブトキシシラン、メ
チルジメトキシシラン、エチルジメトキシシラ
ン、メチルジエトキシシラン、ジメチルメトキシ
シラン、トリオクチロキシシラン、メチルジオク
チロキシシラン及びジメチルオクチロキシシラン
である。
本発明の方法において有用なハロゲン化アリル
及びその誘導体は、下記式 但し R2は水素又は1ないし約6個の炭素原
子を有するアルキル基であり、 Xは塩素、臭素又は沃素である、 を有するものである。塩化アリル及び塩化メタリ
ルが好適である。経済的な配慮からすれば塩化ア
リルが最も好適である。
本発明の方法において使用されるシラン出発原
料対ハロゲン化アリルの重量比は、5:1ないし
1:5の範囲であることができ、好適には1.5:
1ないし1:1.5の範囲である。最も好適にはシ
ラン対ハロゲン化アリルの比は約1:1である。
本発明の方法において有用なイリジウム触媒は
下記式 [Ir(Q)L]2 但し Qは1,3−ブタジエン、1,3−ヘキ
サジエン、1,3−シクロヘキサジエ
ン、1.3−シクロオクタジエン、1,5
−シクロオクタジエン及びノルボルナジ
エンからなる群から選ばれ、そして Lは塩素、臭素又は沃素である、 のイリジウムのハロゲン化ジエン錯体の二量体か
らなる。好適な触媒組成は、Lが上記のもので、
Qが1,5−シクロオクタジエンである。Lが塩
素で、Qが1,5−シクロオクタジエンである触
媒組成が最も好適である。
本発明の方法において利用される触媒の製造に
関しては文献中で充分に報告されている。例え
ば、[Ir(シクロオクジエン)Cl]2はツアイトシユ
リフト・フユア・ナツールフオルシユング(Z.
Naturforsch.)、B分冊(Teil B)、20巻(1965
年)602頁、及びヘミツシエ・ベリヒテ(Chem.
Ber.)、99巻(1966年)3610頁に記載されている。
これらの製造法は両者とも水性エタノールの存在
で、Na2IrCl6のようなイリジウム()塩を1,
5−シクロオクタジエンで還元することを含んで
いる。
H2IrCl6・6H2O及び1,3−シクロオクタジエ
ンとの反応による[Ir(1,5−シクロオクタジ
エン)]2の製造は、更にヘミツシエ・ベリヒテ
(Chem.Ber.)、99巻(1966年)3610頁に記載され
ている。ジヤーナル・オブ・オルガノメタラージ
カル・ケミストリー(Journal of
Organometallurgical Chemistry)、92巻(1975
年)107頁においてはNa2IrCl6と1,4−シクロ
オクタジエンの反応によるこの物質の生成が記載
されてている。
ジヤーナル・オブ・オルガノメタラージカル・
ケミストリー(Journal of
Organometallurgical Chemistry)、135巻(1977
年)395頁においては、H2IrCl6と1,5−シクロ
オクタジエンとのイソプロパノール中の反応によ
る[HClIr(1,5−シクロオクタジエン)CL22
の生成が記載されている。次いでこの反応の生成
物は水性酢酸ナトリウムで脱ハロゲン化水素され
て[Ir(1,5−シクロオクタジエン)Cl]2とな
る。
ケミカル・アブストラクト(Chemical
Abstract)、85巻、96591X(1976年)に記載され
たような沃素錯体[Ir(1,5−シクロオクタジ
エン)I]2の生成は、水性エタノール中での
IrI3.3H2O及び1,5−シクロオクタジエンの反
応を含む。
1,5−シクロオクタジエンを含むもの以外の
触媒用錯体は、[Ir(2,5−シクロオクタジエ
ン)]2物質と、過剰の所望のジエンとの単純な置
換反応によつて製造することができる。こうして
製造された触媒は次いで固体として回収され得
る。
本発明の方法において使用されるイリジウム含
有触媒の濃度は反応温度及び時間によるが、一般
に使用されるシラン及びハロゲン化アリルの合計
の重量に対してイリジウムが約5ppmよりも大き
くなければならない。触媒濃度の上限は重要な問
題ではないが、主として触媒の溶解度及び経費を
考慮して定められる。好適には触媒濃度はシラン
及びハロゲン化アリルの合計の重量に対してイリ
ジウムが約40ppmよりも大きい必要があり、最も
好適にはイリジウムが約50−900ppmの範囲内に
あるべきである。
本発明の方法に含まれるハイドロシレーシヨン
反応は約20℃ないし200℃の温度で、好適には約
50℃ないし約150℃の間で、最も好適には約60℃
ないし約125℃の間で行う事ができる。反応の圧
力は特に問題ではない。反応は常圧、減圧又は過
圧で行うことができる。本発明の方法は、およそ
大気圧で行う事が好ましい。
本発明の方法で用いられる反応時間は触媒の量
又は反応温度などの他の条件によつて変化する。
触媒濃度及び反応温度が高ければ高い程、反応時
間は短くなる。一般に触媒濃度が使用されるシラ
ン及びハロゲン化アリルの合計の重量に対してイ
リジウムとして50−900ppmの範囲にあり、反応
温度が約60℃ないし約125℃の間にあるとき、反
応の収率は反応時間を長くしても著しい影響を受
けないので、一般に反応時間は約2−3時間で充
分である。
本発明の方法に含まれるハイドロシレーシヨン
反応には一般に溶剤は不必要である。しかし溶剤
の使用により反応混合物中の触媒の溶解度が増大
するので望ましいといえる。溶剤を使用する場
合、本発明の方法において有用な溶剤とは、反応
剤、触媒又は反応生成物と逆反応しない溶剤であ
る。適当な溶剤はキシレン、トルエン及びトリー
イソプロピルベンゼンを含む。
本発明の方法により得られるハロプロピルトリ
アルコキシシラン及びハロプロピルアルキルアル
コキシシランは、例えば有機官能性シラン カツ
プリング剤の製造の中間体として有用である。本
発明の生成物を該カツプリング剤に転化させるこ
とは、例えばウオルター・ノール(Walter
Nole)著ケミストリー・アンド・テクノロジ
ー・オブ・シリコーンズ(Chemistry and
Technology of Silicones)(アカデミー・プレ
ス[Academy Press],1968年発行)の147,148
及び158頁に示されたように、この分野では周知
である。転化反応は基本的にはハロゲン成分を例
えば水酸基、アミノ又はメルカプト基で置換する
ことからなる。
下記に挙げる実施例は本発明のある態様を説明
するもので、より詳細に本発明の真価を評価する
手段を示している。しかし実施例は本発明を例示
するためにのみ述べられるもので、特許請求の範
囲に述べられている事項以外は本発明を限定する
ものと解釈すべきではない。総ての部及びパーセ
ントは特に断らない限り重量を基準としている。
実施例 1 “スエージロツク(Swagelock)”で蓋締めし
たステンレス鋼製の3c.c.のチユーブ中に、トリエ
トキシシラン(1.0g,0.006モル)、塩化アリル
(0.5g,0.006モル)、及びキシレン(0.5g)を入
れた。又その中に100ppm(0.19mg)の[Ir(1,
5−シクロオクタジエン)Cl]2を導入した。
次いで反応混合物を流動層砂浴中で80℃に加熱
した。この温度で4時間保持し、その後反応混合
物を室温に冷却した。
反応生成物の分析の結果、3−クロロプロピル
トリエトキシシランが75%より僅かに多い収率で
生成したことが確認された。
実施例 2 メチルジエトキシシラン(5.0g,0.047モル)、
塩化アリル(3.6g,0.047モル)、キシレン(0.4
g)及び0.95gの触媒(100ppm)からなる反応
混合物を45c.c.のパー(Parr)型ボンベに導入し
た以外は実施例1に記載された方法に従つた。
反応生成物の分析の結果、3−クロロプロピル
メチルジエトキシシランが約70%の収率で生成し
たことが確認された。
実施例 3 メチルジエトキシシラン(1.0g,0.007モル)、
塩化アリル(0.6g,0.007モル)、キシレン
(0.4g)及び0.21gの触媒(100ppm)からなる反
応混合物以外は実施例1に記載された方法に従つ
た。
反応生成物の分析の結果、3−クロロプロピル
メチルジエトキシシランが75%よりも僅かに多い
収率で生成したことが確認された。
実施例 4 トリメトキシシラン(1.0g,0.008モル)、塩
化アリル(0.6g,0.006モル)、キシレン(0.4g)
及び0.18mgの触媒(100ppm)からなる反応混合
物以外は実施例1に記載された方法に従つた。
反応生成物の分析の結果、3−クロロプロピル
トリメトキシシランの収率が75%を越えたことが
確認された。
実施例 5 トリイソプロポキシシラン(5.0g,0.024モ
ル)、塩化アリル(1.9g,0.024モル)、キシレン
(2.0g)及び1.91gの触媒(200ppm)からなる
反応混合物を45c.c.のパー型ボンベ中に導入した。
次いで反応混合物を流動層砂浴中で150℃に加
熱した。この温度で6時間保持し、その後反応混
合物を室温に冷却した。
反応生成物の分析の結果、クロロプロピルトリ
イソプロポキシシランが70%を超える収率で生成
したことが確認された。
実施例 6 反応温度を80℃から100℃に上げた他は実施例
1記載の方法に従つた。反応時間は4時間に保持
した。
反応生成物の分析の結果、3−クロロプロピル
トリエトキシシランが70%を超える収率で生成し
た。
実施例 7 反応温度を80℃から135℃に上げた他は実施例
1記載の方法に従つた。反応時間は4時間に保持
した。
反応生成物の分析の結果、3−クロロプロピル
トリエトキシシランが約75%の収率で生成したこ
とが確認された。
比較実施例 1 1)触媒としてH2PtCl6(100ppm)を用い、及
び2)反応温度を100℃に上げた以外は実施例1
記載の方法に従つた。
反応生成物の分析の結果、3−クロロプロピル
トリエトキシシランの収率は10%以下であり、一
方、生成混合物の主成分はクロロトリエトキシシ
ラン及びテトラエトキシシランから成つていた。
比較実施例 2 1)使用した触媒がPtCl2(PPh32であり、そ
して2)反応温度を150℃に上げた以外は実施例
1記載の方法に従つた。
生成混合物の分析の結果、3−クロロプロピル
トリエトキシシランは生成しないことが明らかに
された。しかしテトラエトキシシラン、クロロト
リエトキシシラン並びに未反応のトリエトキシシ
ラン及び塩化アリルが存在することが認められ
た。
比較実施例 3 1)使用した触媒が[Rh(1,5−シクロオク
タジエン)Cl]2であり、そして反応温度を135℃
に上げた以外は実施例1記載の方法に従つた。
生成混合物の分析の結果3−クロロプロピルト
リエトキシシランは生成しないことが明らかにさ
れた。反応混合物の主な生成物は、テトラエトキ
シシラン及びクロロトリエトキシシランであるこ
とが認められた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記式 但し 及びR1は各別個で1ないし6個の炭素
    原子を有するアルキル基であり、 R2は水素又は1ないし6個の炭素原
    子を有するアルキル基であり、 Xは塩素、臭素又は沃素であり、そし
    てnは0,1又は2の数値を有する、 の化合物を製造する方法において、下記式 但し R及びR1及びnは上記で定義された意
    味を有する、 を有するシランを、下記式 但し R2及びXは上記で定義された通りであ
    る、 を有する化合物と、触媒量の下記式 [Ir(Q)L]2 但し Qは1,3−ブタジエン、1,3−ヘキ
    サジエン、1,3−シクロヘキサジエ
    ン、1.3−シクロオクタジエン、1,5
    −シクロオクタジエン及びノルボルナジ
    エンからなる群から選ばれ、そして Lは塩素、臭素又は沃素である、 を有するイリジウム含有二量体錯体の存在におい
    て反応させることを特徴とする方法。 2 Rがメチル、エチル、プロピル、イソプロピ
    ル及びブチルからなる群から選ばれることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 R1がメチル、エチル、プロピル、イソプロ
    ピル及びブチルからなる群から選ばれることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 4 Rがエチルであり、nが0に等しく、XやCl
    であり、そしてR2がHであることを特徴とする
    特許請求の範囲1項記載の方法。 5 Rがメチルであり、R1がメチルであり、n
    が0に等しく、XがClであり、そしてR2がHで
    あることを特徴とする特許請求の範囲1項記載の
    方法。 6 Rがメチルであり、R1がエチルであり、n
    が1に等しく、XがClであり、そしてR2がHで
    あることを特徴とする特許請求の範囲1項記載の
    方法。 7 R1がメチルであり、nが0に等しく、Xが
    Clであり、そしてR2がHであることを特徴とす
    る特許請求の範囲1項記載の方法。 8 R1がイソープロピルであり、nが0に等し
    く、XがClであり、そしてR2がHであることを
    特徴とする特許請求の範囲1項記載の方法。 9 Qが1,5−シクロオクタジエンであり、そ
    してLがClであることを特徴とする特許請求の範
    囲1項記載の方法。 10 該反応が約20℃ないし約200℃の温度で行
    なわれることを特徴とする特許請求の範囲1項記
    載の方法。 11 温度が約50℃ないし約150℃であることを
    特徴とする特許請求の範囲10項記載の方法。 12 温度が約60℃ないし約125℃であることを
    特徴とする特許請求の範囲12項記載の方法。 13 シラン及びハロゲン化アリルの合計重量に
    対し少なくとも約40ppmのイリジウムが存在する
    ような量のイリジウム含有二量体錯体が存在する
    とを特徴とする特許請求の範囲1項記載の方法。 14 下記式 但し R及びR1は各別個でメチル、エチル又
    はイソープロピルであり、 nは0又は1である、 の化合物を製造する方法において、約20℃ないし
    約200℃の温度で: 下記式 但し R及びR1及びnは上記で定義された意
    味を有する、 を有するシランを、下記式 を有する化合物と、触媒量の [Ir(1,5−シクロオクタジエン)Cl]2 の存在において反応させることを特徴とする方
    法。 15 該触媒量の [Ir(1,5−シクロオクタジエン)Cl]2 が、シラン及びハロゲン化アリルの合計重量に対
    しイリジウムとして約40ppmないし約900ppm存
    在するような量であることを特徴とする特許請求
    の範囲第15項記載の方法。
JP61301825A 1986-03-31 1986-12-19 ハロプロピルトリアルコキシシラン及びハロプロピルアルキルアルコキシシランの新規製造方法 Granted JPS62230794A (ja)

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