JPH0256910B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、模型用の組立ブロツクに関し、特に
頑具用組立ブロツクに関する。

例えばスイス国特許第362354号に記載されてい
る様に、この種の組立ブロツクは、一側に少くと
も１列の結合ピンを備え、他側に隣接する組立ブ
ロツクの結合ピンと接続される対向結手段を備え
る壁部を有することが知られている。さらにスイ
ス国特許第455606号に記載されている様に少くと
も何個かの結合ピンが導電面を有すること、又は
対向結合手段を備える壁部の他側に２個の組立ブ
ロツクを機械的に連結する際に相手ブロツクの導
電面と電気的に接触する導電接触手段が設けられ
ていることが知られている。このブロツクを他の
導電接触手段を有するブロツクと組み合せて組立
ブロツクを形成した時、その一部に設けられたラ
ンプに他の部分に設けられた電源から電気を供給
してランプを点灯させるためである。

電気回路を構成するこれら従来の組立ブロツク
は、製造コストが高く、同系の組立ブロツクと自
由に組合せて使用できず、使用者は少くとも回路
図に関する電気工学上の初歩的知識を必要とされ
る。

独細特許出願第2552587号に記載されている様
に電気的に接続可能なクランプ式組立ブロツクが
知られている。この場合は、接触場の接触点を結
合することにより、組立ブロツクの凹部と凸部間
の接触場で電気的接続を形成するが、その際シヨ
ートしない様に特別の注意を払う必要がある。し
かし上記特願には接触点の装着方法が記載されて
いない。

このように、組立ブロツクに設けられたランプ
を電源から電気を供給して点灯する場合、電力の
供給に電線（ワイヤ）を用いた場合には、特にラ
ンプが複数設けられている場合には、各ランプと
電源との結線を正しく行なうことは子供にとつて
は非常に困難なことであり、シヨートが起こる等
の不具合があつた。また、多数本のワイヤを配線
するとその一部がブロツクの外部に露出して外観
が損なわれることとなる。

本発明の目的は何れの組立ブロツク系の結合ピ
ン及び対向結合手段とも適合できる電気接触手段
を備えると共に、接触手段なしに、同系の組立ブ
ロツクと任意に組合せることができ、かつ同様の
組立ブロツク接触位置を限定することにより、双
極回路間をシヨートなしに接続できる様にした、
上記の型の組立ブロツクを提供することにある。

本発明組立ブロツクは特許請求の範囲第１項に
記載されている特徴を有している。

本発明組立ブロツクにより、２個の同様のブロ
ツクを互いに直角を成す位置で連結する際に、特
別の対策即ち電気工学上の知識を要さずに各列結
合ピンに関連する回路間のシヨートを阻止でき
る。

一側に結合ピンを備える壁部を有する、本発明
組立ブロツクの好適実施例では各列１個おきの結
合ピンの少くとも一部に導電面を持たせることに
より、一列の導電結合ピンを他列の結合ピンに対
して列の長手方向に変位させると共に、前記壁部
の他側に各列結合ピンに対して接触バーが配設さ
れている。この接触バーは列方向に延びて、結合
ピン導電面と接続されると共に、連結された相手
ブロツクの一列の結合ピン導電面と電気的に接触
する様に形成された導電領域を有している。

また、各列の連続する全結合ピンが少くともそ
の一部に導電面を有して相互接続されると共に、
連結された隣接の組立ブロツクの結合ピン導電面
と電気的に接触する様に形成された導電領域を有
する接触素子を１つおきの結合ピンの場所で各列
の結合ピンに対して壁部の他側に配設し、一列の
結合ピンと接続された接触素子を他列の結合ピン
と接続された接触素子に対して列方向に変位させ
る様にして一側に結合ピンを有する組立ブロツク
を形成きる。こうして組み立てられた複数のブロ
ツクの導電面と接触条片との接触により、単にブ
ロツクを組み合わせるのみで特別な結線の知識を
必要とすることなく、電源からランプに電力が供
給されることとなる。

第１実施例の導電領域を備える接触バーについ
ては中空本体の両側壁又は前記両側壁から等距離
にある中央線の両側に沿つて配設させることがで
きる。上記何れかの要領で構成することにより、
何れの型の対向結合手段を有する組立ブロツクに
も、接触バーを設けることができる。

次に添付図面を参照して、本発明の実施例の詳
細を説明する。

例えば、スイス国特許第362354号に記載されて
いると同様に第１図乃至第３図に示す玩具用組立
ブロツクは、端壁２、側壁３及び端壁と側壁とに
対して直角を成す底壁４で構成される絶縁プラス
チツク材製の箱形中空本体１を有しいる。底壁４
の外側には、円筒形の結合ピン５又は６が配列さ
れており、本体１の内側には、締結効果を有する
と共に底壁４から突出する管７で構成される、対
向結合手段が形成されている。

図示の例では、ブロツクは対と成つて隣接配列
された６個ずつ２列８，９の結合ピン５又は６、
及び５個の対向結合管７を有しいる。例えば第１
図乃至第３図に示す様な２個のブロツク、又は長
さの異なる同様の組立ブロツクを連結すると、第
１ブロツクの結合ピン５及び６はブロツクの重複
部分の２個の対向結合管７と側壁３との間、又は
対向結合管７、側壁３及び端壁２の間に押し込ま
れる。この種の結合要領については周知であるた
め説明を省略しておく。

図示の例では、各列８，９の１個おきの結合ピ
ン６（第１図及び第２図に線形で示す）は金属製
であるため導電側面を有している。間にはさまれ
た結合ピン５は、本体１と同様に絶縁プラスチツ
ク材で形成されている。列８の結合ピン６は他列
９の結合ピン５に対して本体長手方向にピン１個
分だけ変位している。

第２図及び第３図から判る様に、各列８，９の
各ピン６は底壁４を貫通し、Ｌ字形金属ストラツ
プ１１の脚部１０に当接しいる。該ピン６ははん
だ等で、脚部１０と機械的及び電気的に結合され
ているため同列のピン６は全て相互接続される。
本体１の全長に亘つて延びるストラツプ１１の脚
部１２は本体１の何れかの側壁３に当接して当該
側壁に沿つた長手導電領域と共に接触条片を形成
している。

第１図乃至第３図に示す様な２個の同様のブロ
ツクの頂部を合わせて長手方向に完全又は部分的
に重複する様に連結すると、第１ブロツクの列８
の導電結合ピン６の側面が第２ブロツクの一方の
接触条片１２と電気的に接触し、また列９のピン
６の側面も同様に他方の接触条片１２と接触する
ため、２列８，９の結合ピン６に関連する回路が
相互に分離保持される。しかしブロツクを長手方
向に連結せずに直角に配置する場合でも、上記回
路は第４図及び第５図を参照して以下に説明する
様に分離保持される。こうして、両ブロツク間に
おいて結合ピン６と接触条片１２との間に電気的
連結が完成し、最終的に電源とランプとがこれを
通じて導通されることになる。

第４図及び第５図では結合ピン列８′，９′を備
える第２ブロツクは結合ピン列８，９を備える第
１ブロツクに対して直角に置かれている。図中第
１ブロツクの絶縁結合ピン５は白円で示され、一
方導電結合ピン６は線影円で示されている。さら
に電気的接触に関与しない第２ブロツクの結合ピ
ンも白円で示されている。ま接触条片について
は、第１ブロツクの接触条片は関係ないため、第
２ブロツクの２個の条片１２′しか図示されてい
ない。

第４図の構成では、第１ブロツクの列８の結合
ピン６は、第２ブロツクの列８′の接触条片１
２′と電気的に接触する。また列９及び９′につい
ても同様に接触する。従つて、第１ブロツクの列
８の結合ピン６は全て第２ブロツクの列８′の全
結合ピン６′と接続され、第１ブロツクの列９の
結合ピン６も同様に第２ブロツクの列９′の結合
ピン６′と接続される。この場合は交差接続、即
ち列８又は８′と列９又は９′との間でシヨートが
起らない。この接続状態は、列８′，９′を備える
第２ブロツクを列８，９を備える第１ブロツク上
で、長手方向に変位させても変化しない。

第５図に示す様に、第２ブロツクを２個のピン
間の距離だけ、長手方向に対して直角に変位させ
て第１ブロツク上に設置する場合は、例８，９と
８′，９′とはシヨートなしに接続された状態を保
つが、列８が列９′と接続され列９が列８′と接続
されるため極性が逆転する。

第６図及び第７図に示す別の組立ブロツクの本
体１は、本体１内側の底壁４の内面と端壁２とに
列８，９で示される結合ピン５，６の対向結合手
段として２つの平行縦壁３′が形成されている点
で第１図及び第２図の本体とは異なつている。こ
の場合、各列８，９の結合ピン６と接続する脚部
１０、及び平行壁３′に沿つて延び、隣接ブロツ
クの結合ピン６の接触条片の役目をする脚部１２
を有するＬ字形ストラツプ１１を配設するのが有
益である。脚部１２即ち接触条片は本体１の側壁
から等距離にある中心線の両側に沿つて電気的に
分離配列される。その他の点では、第１図及び第
２図の組立ブロツクと同様の用途及び効果を有し
ている。

金属製の結合ピン６を設ける代りに絶縁ピンに
スリーブ形外被を設けることができるがこの場
合、Ｌ字形ストラツプ１１の代りにその脚部１２
に相当するストラツプ形接触条片が本体１内部に
配置され、関連する列のスリーブ形外被と接続さ
れる。深絞りによつて成される閉鎖スリーブの代
りに、縦スリツトを有するスリーブが設けられて
いる場合は、スタンピング及び曲げ形成によつて
薄板金条片からスリーブと、対応する接触条片
と、を一体形成できる。上記の導電結合ピンと接
触条片との形状については何れの組立ブロツク形
の特定構造の絶縁結合ピンと対向結合手段とにも
適合させることができる。

第８図は、第１図及び第２図のものとは逆の接
点配列を形成するブロツクの斜視図であり、２列
１３，１４の結合ピン１５を有しているが第１図
及び第２図の実施例とは異なり、全ピン１５に導
電側面１６が設けられている。さらに同列１３又
は１４のピン１５は全て、金属条片１７によつて
相互接続されている。

一方、第２図に示す様な接触バー１１の代りに
ブロツクの内側には破線で示す様な、別々の積層
接触素子１８が設けられている。各素子１８は接
続される夫々の金属接続条片１７から、当該側壁
３′に沿つてその下縁まで延びているが、各列１
３，１４の第２結合ピン１５の位置だけに設けら
れている。また列１３の接触素子１８は他列１４
の素子に対して結合ピン１個分だけ変位してい
る。

この種のブロツクを連結すると、第４図及び第
５図に関して説明した様に、シヨートを引起さず
に同一要領で接続できることは明らかである。

上記、特に第１図，第２図，第６図及び第７図
に示す結合ピン導電面及び接触装置の接触バーの
形状については、何れのブロツク系の特定構造の
対向結合手段にも容易に適合させることができ
る。この点に関し第９図乃至第１９図の概略図を
参照して説明する。この場合、互いに直角を成す
様に連結されたブロツクの接触装置は第４図と同
一要領で示されており、第１０図，１２図，１４
図，１６図及び第１８図の接触バーは、実質的に
ブロツクの側壁に沿つて配列されており、一方第
９図，１１図，１３図，１５図，１７図，及び１
９図の接触バーはブロツク中心線の両側に配列さ
れている。

第９図は、第６図及び第７図のブロツクの連結
時に形成される第１ブロツクの絶縁及び導電結合
ピン５，６列８，９と第２ブロツクの接触バー１
２′との接触状態を示している。この場合もシヨ
ートなしに接続できることが判る。

円筒の断面ではなく、方形断面の結合ピンを有
する玩具用組立ブロツクが知られている。第１０
図及び第１１図に示す様にこの種の接触装置も組
立ブロツクに配設することができる。

第１１図乃至第１９図に示す。その他構成の接
触装置はジグザグ状に曲げられた接触バーを利用
している。これは当該ブロツクの対向結合手段の
特定構成に関係なく行われる。第２図の対向結合
手段の代りに、例えば中央又はスリツト付のかな
り薄い多数のピンを用いることが知られている。

第２０図は、第１図に示す組立ブロツクの部分
斜視図である。絶縁結合ピン５と交互に配列され
ている金属製の結合ピン６はプラグピンを差込ん
でブロツクに給電する中央孔１９を有している。

またこの種の接触手段を、多数列の結合ピンを
有する板状ブロツクに設けて給電することもでき
る。第２１図は数列の絶縁結合ピンを隣接配列し
た上記ブロツクの一例である。隣接する２列２
０，２１のうち縁の２個のピン６又はその内側の
２個のピンは導電面２２を備えており、図示の組
立ブロツクでは各列２０，２１の結合ピン６の導
電面２２はブロツクの中空下側に配列された隣接
条片（図示せず）を介して相互接続されている。

またかなりの大面積を有する同様の平形ブロツ
クを特に縁部隣接位置に対状にオフセツト配列さ
れると共に双極接続で相互連結された導電結合ピ
ンを有する底板として配設することもできる。そ
の後、例えば第１図乃至第９図に示す様なブロツ
クを接続素子として用いることにより、電流源か
ら底板に対極電流を配電してランプ等の照明装置
を取付けることができる。

通常接触圧力はブロツク側壁が弾力的であるた
め、自動的に発生するが、第２２図に示す対向結
合管７を備えるブロツクでは導電接触条片１２に
弾力性を持たせる。このため、接触場のみに設け
られた接触条片は指部２３として側壁３の全高に
亘つて延びている。指部２３を介して連結された
隣接ブロツクの結合ピン導電面と弾性接触させ
る。

絶縁プラスチツク材製のブロツク系の組立ブロ
ツクと任意に組合せられる本発明の組立ブロツク
を用いることにより、支障なく訓練や知識を必要
とせずかつシヨートを引起さずに接続させること
ができる。

すなわち、単に複数のブロツクを組み合わせる
のみで、特別の経験や知識を要することなく、各
ブロツク間に電気的導通が図られる。しかし、電
気的導通はブロツク内に取り付け又は埋め込まれ
た結合部材又は接触条片を通じてなされるため、
従来のようにワイヤが外部に露出して外観を損ね
たり、結線を誤つてシヨートを引き起こす必配は
ない。

【図面の簡単な説明】

第１図は、何個かは導電側面を備える６個ずつ
２列の結合ピンを有する組立ブロツクの頂部平面
図、第２図は、接触バーを備える組立ブロツクの
底部平面図、第３図は、第１図の―線に沿つ
た断面図、第４図は、第１図乃至第３図の２個の
組立ブロツクを直角連結した状態を示す概略図、
第５図は、一方の組立ブロツクの位置を、第４図
の位置から移動させた状態を示す概略図、第６図
は、６個ずつ２列の結合ピンを有する別の実施例
による組立ブロツクの頂部平面図、第７図は、第
６図組立ブロツクの底部平面図、第８図は、全結
合ピンが導電面を備えて、相互接続されており、
またその反対側に別々の積層接触素子が配列され
ている、さらに別の実施例による組立ブロツクの
頂部斜視図、第９図乃至第１９図は、夫々２列の
結合ピンを備える２個の組立ブロツクの直角連結
状態を示す概略図、第２０図は、導電結合ピンを
接点ソケツトとして発達させた第１図組立ブロツ
クの部分斜視図、第２１図は、２列以上の結合ピ
ンを備える板状組立ブロツクの頂部斜視図、第２
２図は、接触バーを可とう性にした、第２図と同
様の組立ブロツクの底部斜視図である。 〔主要部分の符号の説明〕、１……本体、５，
６……結合ピン、７……対向結合管、１０……ス
トラツプの脚部、１１……ストラツプ、１２……
ストラツプ脚部（接触条片）、１２′……接触バ
ー、１５……結合ピン、１６……導電側面、１７
……結合条片、１８……接触素子、２２……導電
面。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 少なくとも２つの平行な結合ピンの列と、前
   記列の方向に延びて電気回路を形成する接触手段
   とを備える組立模型用、特に玩具用の組立ブロツ
   クであつて、 相互に離間され、かつ各列の結合ピンに割り当
   てられると共に他の列の第１接触手段に対して列
   の長手方向に変位された第１接触手段の列と、各
   列の結合ピンに割り当てられると共に少なくとも
   数個の第１接触手段のために、これら列の各々の
   第１接触手段に電気的に接続される第２接触手段
   とを備え、前記第１接触手段が連結され隣接する
   組立ブロツクの第２接触手段と電気的に接触する
   ように形成されていることを特徴とする組立ブロ
   ツク。 ２ 特許請求の範囲第１項に記載の組立ブロツク
   であつて、該ブロツクが一側に結合ピンを備える
   壁部を有すると共に、各列の１個おきの結合ピン
   の少なくとも一部に導電面を持たせ、１つの列の
   導電面を有する結合ピンが、他の列の導電面を有
   する結合ピンに対して列の長手方向に変位してお
   り、また列方向に延びて各列の結合ピンに対して
   前記壁部の他側に配設された接触バーが結合ピン
   導電面と接続され、かつ連結され隣接する組立ブ
   ロツクの結合ピン導電面と電気的に接触するよう
   に形成された導電領域を有する組立ブロツク。 ３ 特許請求の範囲第１項に記載の組立ブロツク
   であつて、該ブロツクが一側に結合ピンを備える
   壁部を有すると共に、各列の連続する結合ピンが
   少なくとも一部に導電面を備えて相互に接続さ
   れ、また各列の結合ピンに対して前記壁部他側の
   １個おきの結合ピン位置に配設された接触素子が
   前記列の結合ピン導電面と接続され、かつ連結さ
   れ隣接する組立ブロツクの結合ピン導電面と電気
   的に形成された導電領域を有し、１つの列の結合
   ピンと接続する接触素子は他の列の結合ピンと接
   続された接触素子に対して列方向に変位している
   組立ブロツク。 ４ 特許請求の範囲第１項乃至第３項の何れか１
   つに記載の組立ブロツクであつて、変位の大きさ
   が列の方向に隣接する２個の結合ピン間の距離に
   等しい組立ブロツク。 ５ 特許請求の範囲第２項に記載の組立ブロツク
   であつて、結合ピンの列方向に平行する２つの側
   壁を有し、また導電接触バーが各側壁に沿つて配
   設されている組立ブロツク。 ６ 特許請求の範囲第２項に記載の組立ブロツク
   であつて、結合ピンの列方向に平行する２つの側
   壁を有し、また導電接触バーが両側壁から等距離
   にある中心線の両側に沿つて配設されている組立
   ブロツク。 ７ 特許請求の範囲第３項に記載の組立ブロツク
   であつて、結合ピンの列方向に平行する２つの側
   壁を有し、また導電面を有する接触素子が、前記
   側壁の内側領域に配設されている組立ブロツク。 ８ 特許請求の範囲第３項に記載の組立ブロツク
   であつて、結合ピンの列の方向に平行する２つの
   側壁を有し、導電面を有する接触素子が前記２つ
   の各側壁から等距離にある中心線の両側に沿つて
   配設されている組立ブロツク。 ９ 特許請求の範囲第２項、第５項または第６項
   の何れか１つに記載の組立ブロツクであつて、導
   電面を有する結合ピンが前記壁部を貫通する金属
   ピンとして形成され、また同じ列の金属ピンの内
   側前面に当接してこれらと接続される脚部と、導
   電接触条片を形成する脚部とを有する２個のＬ字
   形ストラツプが配設されている組立ブロツク。 １０ 特許請求の範囲第２項、第５項または第６
   項の何れか１つに記載の組立ブロツクであつて、
   導電面を有する結合ピンが、少なくともほぼ閉じ
   たスリーブ等の金属外被で被覆された絶縁ピンで
   構成され、また同じ列の結合ピンの外被が対応す
   る導電接触条片と接続されている組立ブロツク。 １１ 特許請求の範囲第２項乃至第１０項の何れ
   か１つに記載の組立ブロツクであつて、導電面を
   備える前記結合ピンのうち少なくともあるものが
   結合ピンの導電面と接続されるプラグピン差込用
   の導電内面を備える中央孔を有している組立ブロ
   ツク。