JPH0256884A - 避雷碍子装置における動作表示装置 - Google Patents
避雷碍子装置における動作表示装置Info
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- JPH0256884A JPH0256884A JP20756988A JP20756988A JPH0256884A JP H0256884 A JPH0256884 A JP H0256884A JP 20756988 A JP20756988 A JP 20756988A JP 20756988 A JP20756988 A JP 20756988A JP H0256884 A JPH0256884 A JP H0256884A
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Landscapes
- Insulators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、落雷に起因する高電圧が送電線に加わった
とき、それを速やかに放電させるとともに、その後に生
じる続流アークを遮断して、地絡事故を防止する″f!
1雷碍子装置に係り、特に、避雷碍子に流れる雷サージ
電流あるいは避雷碍子の故障時に生じる故障電流を検出
して、それを表示するための動作表示装置に関するもの
である。
とき、それを速やかに放電させるとともに、その後に生
じる続流アークを遮断して、地絡事故を防止する″f!
1雷碍子装置に係り、特に、避雷碍子に流れる雷サージ
電流あるいは避雷碍子の故障時に生じる故障電流を検出
して、それを表示するための動作表示装置に関するもの
である。
[従来の技術]
従来のこの種の避雷碍子装置における動作表示装置とし
ては、例えば、特開昭62−209373号公報に示さ
れるような構成のものが知ちれている。この従来装置に
おいては、避雷碍子に雷サージ電流が流れたとき、ある
いは避雷碍子が続流遮断不能に陥って故障電流が生じた
とき、センサから検出信号が出力されて、その検出信号
により表示部内の火薬が発火され、その火薬の爆発力で
表示部内から表示片が突出されるとともに、表示帯が飛
出し垂下されて、地上から動作表示を確認できるように
なっている。
ては、例えば、特開昭62−209373号公報に示さ
れるような構成のものが知ちれている。この従来装置に
おいては、避雷碍子に雷サージ電流が流れたとき、ある
いは避雷碍子が続流遮断不能に陥って故障電流が生じた
とき、センサから検出信号が出力されて、その検出信号
により表示部内の火薬が発火され、その火薬の爆発力で
表示部内から表示片が突出されるとともに、表示帯が飛
出し垂下されて、地上から動作表示を確認できるように
なっている。
[発明が解決しようとする課題]
ところが、この従来装置においては、表示部内から30
〜50am程度の長い表示帯が飛出し垂下されて、動作
の表示が行われるようになっているため、その表示帯が
避雷碍子装置の課電部等に巻付いて絶縁不良を招くおそ
れがあり、従って、避雷碍子装置の課電部付近では実施
することができない、又、センサ部と表示部を長尺のケ
ーブルで接続するため感度が低下すると共に、施工性が
低下し、さらに取替に手間を要するという問題点があっ
た。
〜50am程度の長い表示帯が飛出し垂下されて、動作
の表示が行われるようになっているため、その表示帯が
避雷碍子装置の課電部等に巻付いて絶縁不良を招くおそ
れがあり、従って、避雷碍子装置の課電部付近では実施
することができない、又、センサ部と表示部を長尺のケ
ーブルで接続するため感度が低下すると共に、施工性が
低下し、さらに取替に手間を要するという問題点があっ
た。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に
着目してなされたものであって、その目的とするところ
は、避雷碍子装置の課電部付近においても、その課電部
に干渉するおそれがなく表示動作されて、安全に実施す
ることができ、しかも、避雷碍子装置に対して容易に着
脱することができる避雷碍子装置における動作表示装置
を提供することにある。
着目してなされたものであって、その目的とするところ
は、避雷碍子装置の課電部付近においても、その課電部
に干渉するおそれがなく表示動作されて、安全に実施す
ることができ、しかも、避雷碍子装置に対して容易に着
脱することができる避雷碍子装置における動作表示装置
を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、この発明の避雷碍子装置
における動作表示装置においては、塔体の支持アームに
支持碍子を介して送電線を支持するとともに、取付アダ
プタ等を介して避雷碍子を装着し、前記支持碍子側に取
着した放′rjh電極と避雷碍子側に取着した放電電極
とを所定の気中放電間隙をもって対向させてなる避雷碍
子装置において、前記避雷的子に流れる雷サージ電流等
を検出するセンサと、そのセンサからの検出信号に基づ
いて発火される火薬を内蔵した表示ボックスと、その表
示ボックスの開口部に開閉可能に装着され、前記火薬の
爆発力によって表示位置に開放される表示用蓋体とを設
けたものである。
における動作表示装置においては、塔体の支持アームに
支持碍子を介して送電線を支持するとともに、取付アダ
プタ等を介して避雷碍子を装着し、前記支持碍子側に取
着した放′rjh電極と避雷碍子側に取着した放電電極
とを所定の気中放電間隙をもって対向させてなる避雷碍
子装置において、前記避雷的子に流れる雷サージ電流等
を検出するセンサと、そのセンサからの検出信号に基づ
いて発火される火薬を内蔵した表示ボックスと、その表
示ボックスの開口部に開閉可能に装着され、前記火薬の
爆発力によって表示位置に開放される表示用蓋体とを設
けたものである。
ス、前記動作表示装置のセンサ及び表示ボックスを一体
的に組付は構成し、かつ、避雷碍子に接続された接地導
体等に動作表示装置を着脱可能に装着するための連結部
材を設けるとよい。
的に組付は構成し、かつ、避雷碍子に接続された接地導
体等に動作表示装置を着脱可能に装着するための連結部
材を設けるとよい。
[作 用]
上記のように構成された避雷碍子装置の動作表示装置に
おいて、避雷鉗子に雷サージ電流が流れたとき、あるい
は避雷碍子が続流遮断不能に陥って故障電流が生じたと
き、センサから検出信号が出力されて、その検出信号に
より表示ボックス内の火薬が発火され、その火薬の爆発
力で表示用益体が表示位置に開放される。
おいて、避雷鉗子に雷サージ電流が流れたとき、あるい
は避雷碍子が続流遮断不能に陥って故障電流が生じたと
き、センサから検出信号が出力されて、その検出信号に
より表示ボックス内の火薬が発火され、その火薬の爆発
力で表示用益体が表示位置に開放される。
又、動作表示装置に連結部材を設けると、その連結部材
により避雷碍子から延びる接地導体等に対して、動作表
示装置を容易に着脱することができる。
により避雷碍子から延びる接地導体等に対して、動作表
示装置を容易に着脱することができる。
[実施例]
以下、この発明を具体化した第1実施例を第1図〜第3
図に基づいて詳細に説明する。
図に基づいて詳細に説明する。
まず、避雷碍子装置について述べると、第1図に示すよ
うに、塔体の支持アーム1は先端部に吊下金臭2を取り
付けてなり、この吊下金具2にはUクレビスリング3を
介してホーン取付金具4が連結されている。支持碍子5
はホーン取付金具4に線路方向及びそれと直交する方向
へ揺動可能に吊下支持され、複数の懸垂碍子6を直列に
連結して構成されている。
うに、塔体の支持アーム1は先端部に吊下金臭2を取り
付けてなり、この吊下金具2にはUクレビスリング3を
介してホーン取付金具4が連結されている。支持碍子5
はホーン取付金具4に線路方向及びそれと直交する方向
へ揺動可能に吊下支持され、複数の懸垂碍子6を直列に
連結して構成されている。
ホーン取付金具7は前記支持碍子5の下端部に連結され
、このホーン取付金具7には連結リング。
、このホーン取付金具7には連結リング。
8を介して送電線9を支持するための電線クランプ10
が取り付けられている。アーキングホーン11.12は
ホーン取付金具4.7に取着され、このアーキングホー
ン11,12によって、異常雷撃時における支持碍子5
の沿面閃絡の損傷が軽減される。
が取り付けられている。アーキングホーン11.12は
ホーン取付金具4.7に取着され、このアーキングホー
ン11,12によって、異常雷撃時における支持碍子5
の沿面閃絡の損傷が軽減される。
取付アダプタ13は線路方向と同方向へ延びるように、
前記支持アーム1の先端部に片持ち式で固定されている
。避雷碍子14は取付アダプタ13の先端下面に垂下固
定され、その内部には酸化亜鉛(ZnO)を主材とする
非直線抵抗素子15が設けられるとともに、上下両端部
には接地側及び課電側の電極金具16.17が設けられ
ている。アーキングリング18.19は避雷碍子14の
画電極金具16.17に設けられ、このアーキングリン
グ18.19によって、避雷碍子14の沿面閃絡時の損
傷が軽減される。
前記支持アーム1の先端部に片持ち式で固定されている
。避雷碍子14は取付アダプタ13の先端下面に垂下固
定され、その内部には酸化亜鉛(ZnO)を主材とする
非直線抵抗素子15が設けられるとともに、上下両端部
には接地側及び課電側の電極金具16.17が設けられ
ている。アーキングリング18.19は避雷碍子14の
画電極金具16.17に設けられ、このアーキングリン
グ18.19によって、避雷碍子14の沿面閃絡時の損
傷が軽減される。
ホーン状の放電電極20.21は互いに対向するように
、前記避雷碍子14の下端の課電側電極金具17と、支
持碍子5の下端の課電側ホーン取付金具7とにそれぞれ
取着されている。そして、両放電電極20.21間には
所定の気中放電間隙Gが設けられている。
、前記避雷碍子14の下端の課電側電極金具17と、支
持碍子5の下端の課電側ホーン取付金具7とにそれぞれ
取着されている。そして、両放電電極20.21間には
所定の気中放電間隙Gが設けられている。
丸棒状の接地導体22は前記避′FE鉛子14上の端子
金具23と取付アダプタ13との間に架設され、この接
地導体22上には避雷碍子14に雷サージ電流が流れた
ときに作動する動作表示装置24が着脱可能に装着され
ている。
金具23と取付アダプタ13との間に架設され、この接
地導体22上には避雷碍子14に雷サージ電流が流れた
ときに作動する動作表示装置24が着脱可能に装着され
ている。
そこで、この動作表示装置24の構成について詳述する
と、第2図及び第3図に示すように、避雷碍子14に流
れる雷サージ電流を検出するためのセンサ25は、合成
樹脂製の巻枠26と、その巻枠26に巻回された検出コ
イル27とより構成されている。前面を開口した箱形の
表示ボックス28はセンサ25の巻枠26の側部に一体
に形成され、その内部には収容部29が設けられている
。
と、第2図及び第3図に示すように、避雷碍子14に流
れる雷サージ電流を検出するためのセンサ25は、合成
樹脂製の巻枠26と、その巻枠26に巻回された検出コ
イル27とより構成されている。前面を開口した箱形の
表示ボックス28はセンサ25の巻枠26の側部に一体
に形成され、その内部には収容部29が設けられている
。
火薬30は発火線31とともに表示ボックス28の収容
部29内に封入収容され、センサ25からの検出信号に
より発火線31が発火されたとき、火薬30が爆発され
るようになっている。
部29内に封入収容され、センサ25からの検出信号に
より発火線31が発火されたとき、火薬30が爆発され
るようになっている。
表示用蓋板32は下端において支軸33により前記表示
ボックス28の前1面間口部に開閉回動可能に装着され
、その裏面には収容部29の前面に対応する突部34が
設けられている。そして、前記センサ25からの検出信
号に基づき収容部29内の火薬が発火されたとき、その
火薬の爆発力によって、表示用蓋体32が第2図及び第
3図に鎖線で示す表示位置に開放される。又、この実施
例においては、表示用蓋体32の裏面に赤色等の着色材
35が塗布されており、この着色材35によって蓋体3
2の開放表示状態を、地上から一層容易に確認できるよ
うになっている。
ボックス28の前1面間口部に開閉回動可能に装着され
、その裏面には収容部29の前面に対応する突部34が
設けられている。そして、前記センサ25からの検出信
号に基づき収容部29内の火薬が発火されたとき、その
火薬の爆発力によって、表示用蓋体32が第2図及び第
3図に鎖線で示す表示位置に開放される。又、この実施
例においては、表示用蓋体32の裏面に赤色等の着色材
35が塗布されており、この着色材35によって蓋体3
2の開放表示状態を、地上から一層容易に確認できるよ
うになっている。
弾性を有する連結部材としての一対の取付フィンガ36
は、前記巻枠26及び表示ボックス28の下面に設けら
れ、この取付フィンガ36を避雷碍子14上の接地導体
22に弾性係合させることにより、動作表示装置24を
接地導体22に対して着脱可能に装着することができる
。筒状体37は巻枠26及び表示ボックス28の上面に
固定され、操作棒38の先端に設けられた嵌挿部39を
この筒状体37に嵌挿した状態で操作棒38を操作する
ことにより、動作表示装置24を接地導体22に対して
着脱できるようになっている。
は、前記巻枠26及び表示ボックス28の下面に設けら
れ、この取付フィンガ36を避雷碍子14上の接地導体
22に弾性係合させることにより、動作表示装置24を
接地導体22に対して着脱可能に装着することができる
。筒状体37は巻枠26及び表示ボックス28の上面に
固定され、操作棒38の先端に設けられた嵌挿部39を
この筒状体37に嵌挿した状態で操作棒38を操作する
ことにより、動作表示装置24を接地導体22に対して
着脱できるようになっている。
ここで、センサ25の巻枠26は独立して設けず、表示
ボックス28の裏面に設けてもよく、又、前記巻枠26
の素材゛にプラスチックを用いる場合、一体的に内部に
埋込む構成として小型化を計ってもよい。
ボックス28の裏面に設けてもよく、又、前記巻枠26
の素材゛にプラスチックを用いる場合、一体的に内部に
埋込む構成として小型化を計ってもよい。
次に、前記のように構成された避雷碍子装置及びその動
作表示装置の作用を説明する。
作表示装置の作用を説明する。
さて、この避雷碍子装置において、落雷に起因するサー
ジ電流が送電線9に印加されると、その電流は電線クラ
ンプ10から課電側のホーン取付金具7に流れて、両放
電電極21.20間の気中放電間隙Gで放電され、さら
に、避雷碍子14の課電側電極金具17、非直線抵抗素
子15、接地側電極金具16、接地導体22及び取付ア
ダプタ13を経て塔体の支持アーム1に流れて、塔体か
ら大地に放電される。又、その後に生じる続流は、前記
放電電極21.20間の気中放電間隙G及び′in雷碍
子14内の非直線抵抗素子15によって遮断される。
ジ電流が送電線9に印加されると、その電流は電線クラ
ンプ10から課電側のホーン取付金具7に流れて、両放
電電極21.20間の気中放電間隙Gで放電され、さら
に、避雷碍子14の課電側電極金具17、非直線抵抗素
子15、接地側電極金具16、接地導体22及び取付ア
ダプタ13を経て塔体の支持アーム1に流れて、塔体か
ら大地に放電される。又、その後に生じる続流は、前記
放電電極21.20間の気中放電間隙G及び′in雷碍
子14内の非直線抵抗素子15によって遮断される。
前記のように雷サージ電流が避雷碍子14上の接地導体
22に流れると、センサ25によりその電流が検出され
て、センサ25から発火線31に検出信号が出力される
。それにより、表示ボックス28の収容部29内の発火
線31が発火されて火薬30が爆発され、その火薬30
の爆発力で表示用蓋体32が第2図及び第3図に示す表
示位置に開放垂下されて、その蓋体32の裏面の着色材
35が露出される。従って、この実施例の動作表示装置
によれば、30〜50aa程度の長い表示帯が飛出し垂
下して、動作の表示が行われる従来の表示装置とは異な
り、動作表示装置!24を避雷碍子装置の課電部付近に
装着配置しても、表示用蓋体32が課電部に干渉するこ
となく安全に表示動作されるとともに、その表示位置の
表示用蓋体32によって、地上から動作状態を容易に確
認することができる。
22に流れると、センサ25によりその電流が検出され
て、センサ25から発火線31に検出信号が出力される
。それにより、表示ボックス28の収容部29内の発火
線31が発火されて火薬30が爆発され、その火薬30
の爆発力で表示用蓋体32が第2図及び第3図に示す表
示位置に開放垂下されて、その蓋体32の裏面の着色材
35が露出される。従って、この実施例の動作表示装置
によれば、30〜50aa程度の長い表示帯が飛出し垂
下して、動作の表示が行われる従来の表示装置とは異な
り、動作表示装置!24を避雷碍子装置の課電部付近に
装着配置しても、表示用蓋体32が課電部に干渉するこ
となく安全に表示動作されるとともに、その表示位置の
表示用蓋体32によって、地上から動作状態を容易に確
認することができる。
又、動作表示波[24をi!雷碍子14上の接地導体2
2に対して着脱する場合には、第2図から明らかなよう
に、操作棒38の嵌挿部39を表示ボックス28上の筒
状体37に嵌挿した状態で、その操作棒38を操作する
ことにより、取付フィン36が接地導体22に係合、又
は離脱して、動作表示装置24を容易に取り付け、又は
取り外しすることができる。
2に対して着脱する場合には、第2図から明らかなよう
に、操作棒38の嵌挿部39を表示ボックス28上の筒
状体37に嵌挿した状態で、その操作棒38を操作する
ことにより、取付フィン36が接地導体22に係合、又
は離脱して、動作表示装置24を容易に取り付け、又は
取り外しすることができる。
[別の実施例〕
次に、この発明の別の実施例を第4図〜第7図に基づい
て説明する。
て説明する。
まず、第4図に示す第2実施例について述べると、この
実施例では、塔体の支持アーム1上に支持碍子5が立設
配置され、この支持碍子5の上端に電線クランプ10等
を介して送電線9が支持されている。又、前記支持アー
ムlの側部には取付アダプタ13が斜下向きに支持され
、その先端上面に避雷碍子14が装着されている。さら
に、支持碍子5及び避雷碍子14の上端には、放電電極
21.20が取着され、この両放電電極21゜20間に
所定の気中放電間隙Gが設けられている。
実施例では、塔体の支持アーム1上に支持碍子5が立設
配置され、この支持碍子5の上端に電線クランプ10等
を介して送電線9が支持されている。又、前記支持アー
ムlの側部には取付アダプタ13が斜下向きに支持され
、その先端上面に避雷碍子14が装着されている。さら
に、支持碍子5及び避雷碍子14の上端には、放電電極
21.20が取着され、この両放電電極21゜20間に
所定の気中放電間隙Gが設けられている。
そして、この実施例においては、前記第1実施例と同様
に、センサ25、表示ボックス28、表示用蓋体32等
を備えた動作表示装置24が、その上面に設けられた一
対の取付フィンガ36によって、前記取付アダプタ13
下面に設けた接地導体22に垂下状態で着脱可能に装着
されている。
に、センサ25、表示ボックス28、表示用蓋体32等
を備えた動作表示装置24が、その上面に設けられた一
対の取付フィンガ36によって、前記取付アダプタ13
下面に設けた接地導体22に垂下状態で着脱可能に装着
されている。
従って、この実施例においても、前記第1実施例と同様
に、避N碍子14に雷サージ電流が流れたとき、センサ
25から検出信号が出力されて、その検出信号により表
示ボックス28内の火薬30が発火され、その火薬30
の爆発力で表示用蓋体32が表示位置に開放される。
に、避N碍子14に雷サージ電流が流れたとき、センサ
25から検出信号が出力されて、その検出信号により表
示ボックス28内の火薬30が発火され、その火薬30
の爆発力で表示用蓋体32が表示位置に開放される。
次に、第5図〜第7図に示す第3実施例について述べる
と、この実施例の動作表示装置24は避雷碍子14が続
流遮断不能に陥って故障電流が生じたときに表示動作す
るものであって、接地導体22、センサ25、表示ボッ
クス28等が一体的に組み付は構成されている。すなわ
ち、接続導体22はほぼL形に折り曲げ形成され、その
両端部には避雷碍子14上の端子金具23及び取付アダ
プタ13に支持した支持導体40に係合可能な取付フィ
ンガ36が設けられている。そして、この取付フィンガ
36により、動作表示装置24を接地導体22とともに
端子金具23及び支持導体40間に着脱可能に装着でき
るようになっている。
と、この実施例の動作表示装置24は避雷碍子14が続
流遮断不能に陥って故障電流が生じたときに表示動作す
るものであって、接地導体22、センサ25、表示ボッ
クス28等が一体的に組み付は構成されている。すなわ
ち、接続導体22はほぼL形に折り曲げ形成され、その
両端部には避雷碍子14上の端子金具23及び取付アダ
プタ13に支持した支持導体40に係合可能な取付フィ
ンガ36が設けられている。そして、この取付フィンガ
36により、動作表示装置24を接地導体22とともに
端子金具23及び支持導体40間に着脱可能に装着でき
るようになっている。
又、センサ25は、接地導体22に嵌合された一対のゴ
ムブツシュ41と、そのゴムブッシュ4L間に合成樹脂
等の絶縁被覆42を°介して支持されたコア43と、そ
のコア43に巻回された検出コイル27とから構成され
ている4表示ボックス28はコア43の絶縁被覆42の
下部に一体に設けられ、前記第1実施例と同機に、その
内部には火薬30や発火線31が収容されるとともに、
前面開口部には表示用蓋体32が開閉可能に取着されて
いる。
ムブツシュ41と、そのゴムブッシュ4L間に合成樹脂
等の絶縁被覆42を°介して支持されたコア43と、そ
のコア43に巻回された検出コイル27とから構成され
ている4表示ボックス28はコア43の絶縁被覆42の
下部に一体に設けられ、前記第1実施例と同機に、その
内部には火薬30や発火線31が収容されるとともに、
前面開口部には表示用蓋体32が開閉可能に取着されて
いる。
さらに、第7図に示すように、前記センサ25の検出コ
イル27と発火線31との間には、サージ侵入防止用の
インダクタンス44及びバイパス用のコンデンサ45.
46が接続されている。そして、接地導体22に雷サー
ジ電流が流れて、検出コイル27にサージ電流の検出信
号が出力されたときには、その検出信号が前記インダク
タンス44及びコンデンサ45.46でバイパスされて
、発火線31が発火されず、避雷碍子14が劣化等によ
り続流遮断不能に陥り、接地導体22に故障電流が流れ
て、検出コイル27に故障電流の検出信号が出力された
ときには、発火線31が発火されるようになっている。
イル27と発火線31との間には、サージ侵入防止用の
インダクタンス44及びバイパス用のコンデンサ45.
46が接続されている。そして、接地導体22に雷サー
ジ電流が流れて、検出コイル27にサージ電流の検出信
号が出力されたときには、その検出信号が前記インダク
タンス44及びコンデンサ45.46でバイパスされて
、発火線31が発火されず、避雷碍子14が劣化等によ
り続流遮断不能に陥り、接地導体22に故障電流が流れ
て、検出コイル27に故障電流の検出信号が出力された
ときには、発火線31が発火されるようになっている。
従って、この実施例の動作表示装置24によれば、想定
を越える雷サージ電流が繰り返し印加されて、避雷碍子
14内の非直線抵抗素子15が劣化し、雷サージ電流後
の続流が遮断不能になっなとき、その故障電流がセンサ
25で検出されて、発火線31の加熱により火薬30が
爆発され、その爆発力により表示用蓋体32が第5図に
鎖線で示す表示位置に開放される。そのため、この表示
位置の蓋体32によって、地上から故障状態を容易に確
認することができる。
を越える雷サージ電流が繰り返し印加されて、避雷碍子
14内の非直線抵抗素子15が劣化し、雷サージ電流後
の続流が遮断不能になっなとき、その故障電流がセンサ
25で検出されて、発火線31の加熱により火薬30が
爆発され、その爆発力により表示用蓋体32が第5図に
鎖線で示す表示位置に開放される。そのため、この表示
位置の蓋体32によって、地上から故障状態を容易に確
認することができる。
なお、本発明では表示用益体32を開1」させるため、
発火線31と火−30を用いたが、雷サージ電流あるい
は故障電流の条件によっては、発火線を可溶線に置換し
たり、あるいは火薬を膨張材に置換してもよい。
発火線31と火−30を用いたが、雷サージ電流あるい
は故障電流の条件によっては、発火線を可溶線に置換し
たり、あるいは火薬を膨張材に置換してもよい。
又、表示用蓋体32は動作した後、容易に元の状態に戻
らないようバネあるいは素材の弾性を利用した取付がな
されることは言うまでもない。
らないようバネあるいは素材の弾性を利用した取付がな
されることは言うまでもない。
[発明の効果]
この発明は、以上説明したように構成されているため、
次のような優れた効果を奏する。
次のような優れた効果を奏する。
すなわち、この発明では、表示用蓋体の表示位置への開
放により動作表示が行われるようになっているため、動
作表示装置を避雷碍子装置の課電部付近に装着配置して
も、表示用蓋体が課電部に干渉することなく表示動作さ
れて、安全に実施することができる。
放により動作表示が行われるようになっているため、動
作表示装置を避雷碍子装置の課電部付近に装着配置して
も、表示用蓋体が課電部に干渉することなく表示動作さ
れて、安全に実施することができる。
又、動作表示装置に連結部材を設ければ、その連結部材
により避雷碍子から延びる接地導体等に対して、動作表
示装置を容易に着脱することができる。
により避雷碍子から延びる接地導体等に対して、動作表
示装置を容易に着脱することができる。
又、長尺のケーブルを使用しないことから、感度が向上
するとともに、取付あるいは取外しが容易となる。
するとともに、取付あるいは取外しが容易となる。
第1図はこの発明を具体化した避雷碍子装置における動
作表示装置の第1実施例を装着状態で示す正面図、第2
図はその動作表示装置を拡大して示す斜視図、第3図は
動作表示装置の断面図、第4図はこの発明の第2実施例
の動作表示装置を装着状態で示す正面図、第5図はこの
発明の第3実施例を示す動作表示装置の斜視図、第6図
はその動作表示装置の断面図、第7図は同じく回路図で
ある。 1・・・塔体の支持アーム、5・・・支持碍子、9・・
・送電線、13・・・取付アダプタ、14・・・避雷碍
子、20.21・・・放電電極、22・・・接地導体、
24・・・動作表示装置、25・・・センサ、28・・
・表示ボックス、30・・・火薬、32・・・表示用蓋
体、36・・・連結部材としての取付フィンガ、G・・
・放電間隙。
作表示装置の第1実施例を装着状態で示す正面図、第2
図はその動作表示装置を拡大して示す斜視図、第3図は
動作表示装置の断面図、第4図はこの発明の第2実施例
の動作表示装置を装着状態で示す正面図、第5図はこの
発明の第3実施例を示す動作表示装置の斜視図、第6図
はその動作表示装置の断面図、第7図は同じく回路図で
ある。 1・・・塔体の支持アーム、5・・・支持碍子、9・・
・送電線、13・・・取付アダプタ、14・・・避雷碍
子、20.21・・・放電電極、22・・・接地導体、
24・・・動作表示装置、25・・・センサ、28・・
・表示ボックス、30・・・火薬、32・・・表示用蓋
体、36・・・連結部材としての取付フィンガ、G・・
・放電間隙。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、塔体の支持アーム(1)に支持碍子(5)を介して
送電線(9)を支持するとともに、取付アダプタ(13
)等を介して避雷碍子(14)を装着し、前記支持碍子
(5)側に取着した放電電極(21)と、避雷碍子(1
4)側に取着した放電電極(20)とを所定の気中放電
間隙(G)をもって対向させてなる避雷碍子装置におい
て、前記避雷碍子(14)に流れる雷サージ電流等を検
出するセンサ(25)と、そのセンサ(25)からの検
出信号に基づいて発火される火薬(30)を内蔵した表
示ボックス(28)と、その表示ボックス(28)の開
口部に開閉可能に装着され、前記火薬の爆発力によつて
表示位置に開放される表示用蓋体(32)とを設けたこ
とを特徴とする避雷碍子装置における動作表示装置。 2、前記センサ(25)及び表示ボックス(28)は一
体的に組付け構成され、避雷碍子(14)に接続された
接地導体(22)等に着脱可能に装着するための連結部
材(36)を備えている請求項1記載の避雷碍子装置に
おける動作表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20756988A JPH0256884A (ja) | 1988-08-22 | 1988-08-22 | 避雷碍子装置における動作表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20756988A JPH0256884A (ja) | 1988-08-22 | 1988-08-22 | 避雷碍子装置における動作表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0256884A true JPH0256884A (ja) | 1990-02-26 |
JPH0533507B2 JPH0533507B2 (ja) | 1993-05-19 |
Family
ID=16541921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20756988A Granted JPH0256884A (ja) | 1988-08-22 | 1988-08-22 | 避雷碍子装置における動作表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0256884A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0915544A1 (de) * | 1997-11-08 | 1999-05-12 | Asea Brown Boveri AG | Elektrischer Apparat, insbesondere Ueberspannungsableiter, mit einer Vorrichtung zur Anzeige eines Fehlerstroms |
JP2012119077A (ja) * | 2010-11-29 | 2012-06-21 | Otowa Denki Kogyo Kk | サージ記録カード |
JP2012154880A (ja) * | 2011-01-28 | 2012-08-16 | Mitsubishi Aircraft Corp | 雷電流検出センサ |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5631711A (en) * | 1979-08-25 | 1981-03-31 | Kokuyo Kk | Control apparatus for electromotive movable shelf |
JPS61198589A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-09-02 | 東京電力株式会社 | 避雷器の動作表示器 |
JPS62209373A (ja) * | 1986-03-10 | 1987-09-14 | Ngk Insulators Ltd | 耐雷ホ−ン碍子装置における避雷碍子の動作及び故障表示装置 |
-
1988
- 1988-08-22 JP JP20756988A patent/JPH0256884A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5631711A (en) * | 1979-08-25 | 1981-03-31 | Kokuyo Kk | Control apparatus for electromotive movable shelf |
JPS61198589A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-09-02 | 東京電力株式会社 | 避雷器の動作表示器 |
JPS62209373A (ja) * | 1986-03-10 | 1987-09-14 | Ngk Insulators Ltd | 耐雷ホ−ン碍子装置における避雷碍子の動作及び故障表示装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0915544A1 (de) * | 1997-11-08 | 1999-05-12 | Asea Brown Boveri AG | Elektrischer Apparat, insbesondere Ueberspannungsableiter, mit einer Vorrichtung zur Anzeige eines Fehlerstroms |
JP2012119077A (ja) * | 2010-11-29 | 2012-06-21 | Otowa Denki Kogyo Kk | サージ記録カード |
JP2012154880A (ja) * | 2011-01-28 | 2012-08-16 | Mitsubishi Aircraft Corp | 雷電流検出センサ |
US9013170B2 (en) | 2011-01-28 | 2015-04-21 | Mitsubishi Aircraft Corporation | Lightning current detection sensor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0533507B2 (ja) | 1993-05-19 |
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